JP2014146011A - パターン形成装置及びパターン形成方法 - Google Patents

パターン形成装置及びパターン形成方法

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Abstract

【課題】光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画する際、パターンの走査方向のずれを抑制して、パターンの描画を精度良く行う。
【解決手段】移動ステージの第2のステージ(7)にY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段(43)を取り付け、第1のレーザー干渉計(42)により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定する。移動ステージによりチャック(10)をY方向(又はX方向)へ移動して、基材(1)の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成して、光ビーム照射装置(20)の駆動回路(27)へ供給する。
【選択図】図6

Description

本発明は、特定の波長の光によって重合や硬化等の化学反応を起こす感光性樹脂が塗布された基材へ光ビームを照射し、光ビームにより基材を走査して、基材にパターンを描画するパターン形成装置及びパターン形成方法に関する。
なお、本発明において、基材は、その表面又は内部にパターンが形成されるものであって、板状のもの(通常「基板」と呼ばれるもの)やフィルム状のものを含む。また、感光性樹脂には、フォトレジスト等の紫外線硬化樹脂、スクリーン印刷等の製版材に使用される樹脂、ホログラフィーの記録媒体用の樹脂、ラピッドプロトタイピングに使用される樹脂等が含まれる。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基材やカラーフィルタ基材、プラズマディスプレイパネル用基材、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基材等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基材上にパターンを形成して行われる。露光装置としては、従来、レンズ又は鏡を用いてマスクのパターンを基材上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基材との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基材へ転写するプロキシミティ方式とがあった。
近年、フォトレジストが塗布された基材へ光ビームを照射し、光ビームにより基材を走査して、基材にパターンを描画する露光装置が開発されている。光ビームにより基材を走査して、基材にパターンを直接描画するため、高価なマスクが不要となる。また、描画データ及び走査のプログラムを変更することにより、様々な種類の基材に対応することができる。
露光装置において、パターンの焼き付けを精度良く行うためには、基材の位置決めを精度良く行わなければならない。基材の位置決めを行う移動ステージは、X方向へ移動するXステージと、Y方向へ移動するYステージとを備え、基材を支持するチャックを搭載して、XY方向へ移動する。特許文献1には、レーザー測長系を用いて基板を搭載したチャックの位置を検出し、基板の位置決めを高精度に行う技術が開示されている。
特開2010−176081号公報
基材にパターンを描画する際、光ビームによる基材の走査は、基材と光ビームとを相対的に移動して行われるが、精密な光学系を含む光ビーム照射装置を固定し、基材を支持するチャックを移動ステージにより移動して行うのが一般的である。一回の走査が終了すると、移動ステージによりチャックを走査方向と直交する方向へ移動して、基材の走査領域を変更し、次の走査を行う。そして、光ビームによる基材の走査と、基材の走査範囲の変更とを繰り返して、基材全体にパターンが描画される。この様に、光ビームによる基材の走査を複数回行う場合、移動ステージによりチャックを走査方向と直交する方向へ移動して、基材の走査領域を変更する際に、移動ステージに横揺れやヨーイングが発生して基材が走査方向に変位すると、走査開始位置及び走査終了位置が走査範囲毎に変動し、描画されるパターンの位置が走査方向にずれてしまうという問題が発生する。
従来、レーザー測長系による位置検出は、特許文献1に記載されている様に、チャックに反射手段としてバーミラーを取り付け、光源からのレーザー光をバーミラーへ照射し、光源からのレーザー光とバーミラーにより反射されたレーザー光との干渉をレーザー干渉計で測定して行われていた。レーザー測長系に用いるバーミラーは、平坦度が高精度に要求されるため、高強度に構成され、重量が大きい。そのため、バーミラーをチャックに取り付けると、バーミラーの重量でチャックが変形し、チャックの平坦度が悪くなるという問題があった。また、チャックの荷重に片寄りが発生して重心がずれ、移動時に横揺れやヨーイングが発生し易くなるという問題があった。特に、移動ステージによる位置決めを高精度に行うためには、チャック自体の軽量化が望まれるが、チャックを軽量化する程、バーミラーを取り付けたときの重心のずれが大きくなって、移動時の横揺れやヨーイングが激しくなる。
本発明の課題は、光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画する際、パターンの走査方向のずれを抑制して、パターンの描画を精度良く行うことである。また、本発明の課題は、チャックの平坦度の悪化を防止し、かつ、チャックを移動する際に発生する横揺れやヨーイングを抑制することである。
本発明のパターン形成装置は、感光性樹脂が塗布された基材を支持するチャックと、光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を有する光ビーム照射装置と、X方向(又はY方向)へ移動する第1のステージ、及び第1のステージに搭載されY方向(又はX方向)へ移動する第2のステージを有し、チャックを搭載してXY方向へ移動する移動ステージとを備え、移動ステージによりチャックをX方向(又はY方向)へ移動しながら、光ビーム照射装置からの光ビームにより基材を走査し、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更し、光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画するパターン形成装置であって、レーザー光を発生する光源、移動ステージの第2のステージに取り付けられたY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段、及び光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定する第1のレーザー干渉計を有するレーザー測長系と、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、レーザー測長系の第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出する変位検出手段と、変位検出手段が検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成して、光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画制御手段とを備えたものである。
また、本発明のパターン形成方法は、感光性樹脂が塗布された基材をチャックで支持し、X方向(又はY方向)へ移動する第1のステージ、及び第1のステージに搭載されY方向(又はX方向)へ移動する第2のステージを有し、XY方向へ移動する移動ステージにチャックを搭載し、移動ステージによりチャックをX方向(又はY方向)へ移動しながら、光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を有する光ビーム照射装置からの光ビームにより基材を走査し、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更し、光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画するパターン形成方法であって、移動ステージの第2のステージにY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段を取り付け、第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定し、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成して、光ビーム照射装置の駆動回路へ供給するものである。
移動ステージの第2のステージにY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段を取り付け、第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定する。第1の反射手段をチャックに取り付ける場合に比べ、チャックの平坦度が悪化することなく、かつ、チャックの荷重に片寄りが発生しないので、チャックを移動する際に発生する横揺れやヨーイングが抑制される。そして、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成するので、移動ステージに横揺れやヨーイングが発生して基材が走査方向に変位しても、パターンの走査方向のずれが抑制されて、パターンの描画が精度良く行われる。
さらに、本発明のパターン形成装置は、レーザー測長系の第1の反射手段が、移動ステージに搭載されたチャックの高さに取り付けられ、レーザー測長系の第1のレーザー干渉計が、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉をチャックの高さで測定するものである。
また、本発明のパターン形成方法は、第1の反射手段を、移動ステージに搭載されたチャックの高さに取り付け、第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉をチャックの高さで測定するものである。
第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉をチャックの高さで測定するので、測定結果から検出される移動ステージのX方向(又はY方向)の変位は、チャックに支持された基材のX方向(又はY方向)の変位とほぼ同じになる。従って、変更後の走査領域用のパターンの描画データの作成が、移動ステージのY方向(又はX方向)への移動に伴う基材のX方向(又はY方向)の変位に応じて、適切に行われる。
さらに、本発明のパターン形成装置は、レーザー測長系が、移動ステージの第2のステージに取り付けられたX方向(又はY方向)へ伸びる及び第2の反射手段、及び光源からのレーザー光と第2の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する第2のレーザー干渉計を有し、レーザー測長系の第1及び第2のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのXY方向の位置を検出する位置検出手段を備えたものである。
また、本発明のパターン形成方法は、移動ステージの第2のステージにX方向(又はY方向)へ伸びる第2の反射手段を取り付け、第2のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第2の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定し、第1及び第2のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのXY方向の位置を検出するものである。
XY方向の位置検出用の第1及び第2の反射手段を、いずれも移動ステージの第2のステージに取り付けるので、両反射手段をチャックに取り付ける場合に比べ、チャックの平坦度が悪化することなく、かつ、チャックを移動する際に発生する横揺れやヨーイングがさらに抑制される。
本発明によれば、移動ステージの第2のステージにY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段を取り付け、第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定することにより、反射手段をチャックに取り付ける場合に比べ、チャックの平坦度の悪化を防止し、かつ、チャックを移動する際に発生する横揺れやヨーイングを抑制することができる。そして、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成することにより、移動ステージに横揺れやヨーイングが発生して基材が走査方向に変位しても、パターンの走査方向のずれを抑制して、パターンの描画を精度良く行うことができる。
さらに、第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉をチャックの高さで測定することにより、変更後の走査領域用のパターンの描画データの作成を、移動ステージのY方向(又はX方向)への移動に伴う基材のX方向(又はY方向)の変位に応じて、適切に行うことができる。
さらに、XY方向の位置検出用の第1及び第2の反射手段を、いずれも移動ステージの第2のステージに取り付けることにより、両反射手段をチャックに取り付ける場合に比べ、チャックの平坦度の悪化を防止し、かつ、チャックを移動する際に発生する横揺れやヨーイングをさらに抑制することができる。
本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の側面図である。 本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の正面図である。 光ビーム照射装置の概略構成を示す図である。 移動ステージの側面図である。 移動ステージの正面図である。 DMDのミラー部の一例を示す図である。 レーザー測長系の動作を説明する図である。 描画制御部の概略構成を示す図である。 光ビームによる基材の走査を説明する図である。 光ビームによる基材の走査を説明する図である。
図1は、本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の概略構成を示す図である。また、図2は本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の側面図、図3は本発明の一実施の形態によるパターン形成装置の正面図である。パターン形成装置は、ベース3、Xガイド4、移動ステージ、チャック10、ゲート11、光ビーム照射装置20、リニアスケール31,33、エンコーダ32,34、エンコーダ信号分配器35、レーザー測長系、レーザー測長系制御装置40、変位検出回路46、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70を含んで構成されている。なお、図2及び図3では、エンコーダ信号分配器35、レーザー測長系のレーザー光源41、レーザー測長系制御装置40、変位検出回路46、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70が省略されている。パターン形成装置は、これらの他に、基材1をチャック10へ搬入し、また基材1をチャック10から搬出する基材搬送ロボット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1及び図2において、チャック10は、基材1の受け渡しを行う受け渡し位置にある。受け渡し位置において、図示しない基材搬送ロボットにより基材1がチャック10へ搬入され、また図示しない基材搬送ロボットにより基材1がチャック10から搬出される。チャック10は、基材1の裏面を真空吸着して支持する。基材1の表面には、フォトレジスト等の感光性樹脂が塗布されている。
基材1にパターンの描画を行う描画位置の上空に、ベース3をまたいでゲート11が設けられている。ゲート11には、複数の光ビーム照射装置20が搭載されている。なお、本実施の形態は、4つの光ビーム照射装置20を用いたパターン形成装置の例を示しているが、光ビーム照射装置の数はこれに限らず、本発明は1つ又は2つ以上の光ビーム照射装置を用いたパターン形成装置に適用される。
図4は、光ビーム照射装置の概略構成を示す図である。光ビーム照射装置20は、光ファイバー22、レンズ23、ミラー24、DMD(Digital Micromirror Device)25、投影レンズ26、及びDMD駆動回路27を含んで構成されている。光ファイバー22は、レーザー光源ユニット21から発生された特定の波長の光ビームを、光ビーム照射装置20内へ導入する。光ファイバー22から射出された光ビームは、レンズ23及びミラー24を介して、DMD25へ照射される。DMD25は、光ビームを反射する複数の微小なミラーを直交する二方向に配列して構成された空間的光変調器であり、各ミラーの角度を変更して光ビームを変調する。DMD25により変調された光ビームは、投影レンズ26を含むヘッド部20aから照射される。DMD駆動回路27は、主制御装置70から供給された描画データに基づいて、DMD25の各ミラーの角度を変更する。
なお、図4は、レーザー光源ユニットを用いた光ビーム照射装置の例を示しているが、光ビーム照射装置の光源として、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入したランプを使用してもよい。
図2及び図3において、チャック10は、移動ステージに搭載されている。図5は、移動ステージの側面図である。また、図6は、移動ステージの正面図である。移動ステージは、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、及びZ−チルト機構9を含んで構成されている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向へ移動する。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。Xステージ5、Yステージ7、及びθステージ8には、ボールねじ及びモータや、リニアモータ等の図示しない駆動機構が設けられており、各駆動機構は、図1のステージ駆動回路60により駆動される。Z−チルト機構9は、θステージ8に搭載され、チャック10の裏面を3点で支持して、チャック10をZ方向へ移動及びチルトする。
θステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基材1は、直交する二辺がX方向及びY方向へ向く様に回転される。Xステージ5のX方向への移動により、チャック10は、受け渡し位置と描画位置との間を移動される。描画位置において、Xステージ5のX方向への移動により、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームが、基材1をX方向へ走査する。また、Yステージ7のY方向への移動により、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームによる基材1の走査領域が、Y方向へ移動される。図1において、主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、θステージ8のθ方向へ回転、Xステージ5のX方向への移動、及びYステージ7のY方向への移動を行う。
図7は、DMDのミラー部の一例を示す図である。光ビーム照射装置20のDMD25は、光ビーム照射装置20からの光ビームによる基材1の走査方向(X方向)に対して、所定の角度θだけ傾いて配置されている。DMD25を、走査方向に対して傾けて配置すると、直交する二方向に配列された複数のミラー25aのいずれかが、隣接するミラー25a間の隙間に対応する箇所をカバーするので、パターンの描画を隙間無く行うことができる。
図1及び図2において、ベース3には、X方向へ伸びるリニアスケール31が設置されている。リニアスケール31には、Xステージ5のX方向への移動量を検出するための目盛が付けられている。また、Xステージ5には、Y方向へ伸びるリニアスケール33が設置されている。リニアスケール33には、Yステージ7のY方向への移動量を検出するための目盛が付けられている。
図1及び図3において、Xステージ5の一側面には、リニアスケール31に対向して、エンコーダ32が取り付けられている。エンコーダ32は、リニアスケール31の目盛を検出して、パルス信号をエンコーダ信号分配器35へ出力する。また、図1及び図2において、Yステージ7の一側面には、リニアスケール33に対向して、エンコーダ34が取り付けられている。エンコーダ34は、リニアスケール33の目盛を検出して、パルス信号をエンコーダ信号分配器35へ出力する。主制御装置70は、エンコーダ信号分配器35を介して、エンコーダ32,34のパルス信号を入力する。そして、主制御装置70は、エンコーダ32のパルス信号をカウントして、Xステージ5のX方向への移動量を検出し、エンコーダ34のパルス信号をカウントして、Yステージ7のY方向への移動量を検出する。
また、ステージ駆動回路60は、エンコーダ信号分配器35を介して、エンコーダ32,34のパルス信号を入力する。そして、ステージ駆動回路60は、エンコーダ32のパルス信号をカウントして、Xステージ5のX方向への移動量を検出し、エンコーダ34のパルス信号をカウントして、Yステージ7のY方向への移動量を検出し、Xステージ5及びYステージ7をフィードバック制御する。
図8は、レーザー測長系の動作を説明する図である。なお、図8においては、図1に示したゲート11、及び光ビーム照射装置20が省略されている。レーザー測長系は、レーザー干渉式の測長系であって、レーザー光源41、レーザー干渉計42,44、及びバーミラー43,45を含んで構成されている。Y方向へ伸びるバーミラー43は、図5及び図6に示す様に、アーム51によりYステージ7のY方向へ伸びる一側面に取り付けられている。また、X方向へ伸びるバーミラー45は、図5及び図6に示す様に、アーム52によりYステージ7のX方向へ伸びる一側面に取り付けられている。本実施の形態では、Y方向へ伸びるバーミラー43が、アーム51により、移動ステージに搭載されたチャック10の高さに取り付けられている。
図8において、レーザー干渉計42は、レーザー光源41からのレーザー光をバーミラー43へ照射し、バーミラー43により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉を測定する。本実施の形態では、Y方向へ伸びるバーミラー43が、アーム51により、移動ステージに搭載されたチャック10の高さに取り付けられているので、レーザー干渉計42は、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉をチャック10の高さで測定する。この測定は、Y方向の2箇所で行う。レーザー測長系制御装置40は、主制御装置70の制御により、レーザー干渉計42の測定結果から、移動ステージのX方向の位置を検出する。
一方、レーザー干渉計44は、レーザー光源41からのレーザー光をバーミラー45へ照射し、バーミラー45により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー45により反射されたレーザー光との干渉を測定する。レーザー測長系制御装置40は、主制御装置70の制御により、レーザー干渉計44の測定結果から、移動ステージのY方向の位置を検出する。
変位検出回路46は、移動ステージによりチャック10をY方向へ移動して、基材1の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計42の測定結果から、移動ステージのX方向の変位を検出する。レーザー測長系を用いて、移動ステージのX方向の変位を精度良く検出することができる。そして、レーザー測長系のバーミラー43を移動ステージのYステージ7に取り付けるので、バーミラー43をチャック10に取り付ける場合に比べ、チャック10の平坦度が悪化することなく、かつ、チャック10の荷重に片寄りが発生しないので、チャック10を移動する際に発生する横揺れやヨーイングが抑制される。
さらに、本実施の形態では、XY方向の位置検出用のバーミラー43,45を、いずれも移動ステージのYステージ7に取り付けるので、バーミラー43,45をチャック10に取り付ける場合に比べ、チャック10の平坦度が悪化することなく、かつ、チャック10を移動する際に発生する横揺れやヨーイングがさらに抑制される。
図4において、主制御装置70は、光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ描画データを供給する描画制御部を有する。図9は、描画制御部の概略構成を示す図である。描画制御部71は、メモリ72,76、バンド幅設定部73、中心点座標決定部74、座標決定部75、及び描画データ作成部77を含んで構成されている。なお、図9では、エンコーダ32,34と主制御装置70との間に設けられたエンコーダ信号分配器35が省略されている。
メモリ76には、設計値マップが格納されている。設計値マップには、描画データがXY座標で示されている。描画データ作成部77は、メモリ76に格納された設計値マップの描画データから、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データを作成する。メモリ72は、描画データ作成部77が作成した描画データを、そのXY座標をアドレスとして記憶する。
バンド幅設定部73は、メモリ72から読み出す描画データのY座標の範囲を決定することにより、光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射される光ビームのY方向のバンド幅を設定する。
レーザー測長系制御装置40は、描画位置におけるパターンの描画を開始する前の移動ステージのXY方向の位置を検出する。中心点座標決定部74は、レーザー測長系制御装置40が検出した移動ステージのXY方向の位置から、パターンの描画を開始する前のチャック10の中心点のXY座標を決定する。図1において、光ビーム照射装置20からの光ビームにより基材1の走査を行う際、主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、Xステージ5によりチャック10をX方向へ移動させる。基材1の走査領域を移動する際、主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、Yステージ7によりチャック10をY方向へ移動させる。このとき、図9において、変位検出回路46は、第1のレーザー干渉計42の測定結果から、移動ステージのX方向の変位を検出する。そして、描画データ作成部77は、変位検出回路46が検出した移動ステージのX方向の変位に応じて、メモリ76に格納された設計値マップの描画データのX座標を補正して、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データを作成する。
移動ステージによりチャック10をY方向へ移動して、基材1の走査領域を変更する際、レーザー干渉計42の測定結果から、移動ステージのX方向の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成するので、移動ステージに横揺れやヨーイングが発生して基材1が走査方向に変位しても、パターンの走査方向のずれが抑制されて、パターンの描画が精度良く行われる。
特に、本実施の形態では、レーザー干渉計42により、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉をチャック10の高さで測定するので、測定結果から検出される移動ステージのX方向の変位は、チャック10に支持された基材1のX方向の変位とほぼ同じとなる。従って、変更後の走査領域用のパターンの描画データの作成が、移動ステージのY方向への移動に伴う基材1のX方向の変位に応じて、適切に行われる。
中心点座標決定部74は、エンコーダ32,34からのパルス信号をカウントして、Xステージ5のX方向への移動量及びYステージ7のY方向への移動量を検出し、チャック10の中心点のXY座標を決定する。
座標決定部75は、中心点座標決定部74が決定したチャック10の中心点のXY座標に基づき、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データのXY座標を決定する。メモリ72は、座標決定部75が決定したXY座標をアドレスとして入力し、入力したXY座標のアドレスに記憶された描画データを、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ出力する。
図10及び図11は、光ビームによる基材の走査を説明する図である。図10及び図11は、4つの光ビーム照射装置20からの4本の光ビームにより、基材1のX方向の走査を4回行って、基材1全体を走査する例を示している。図10及び図11においては、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aが破線で示されている。各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームは、Y方向にバンド幅Wを有し、Xステージ5のX方向への移動によって、基材1を矢印で示す方向へ走査する。
図10(a)は、1回目の走査を示し、X方向への1回目の走査により、図10(a)に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。1回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基材1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図10(b)は、2回目の走査を示し、X方向への2回目の走査により、図10(b)に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。2回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基材1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図11(a)は、3回目の走査を示し、X方向への3回目の走査により、図11(a)に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。3回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基材1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図11(b)は、4回目の走査を示し、X方向への4回目の走査により、図11(b)に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われ、基材1全体の走査が終了する。
複数の光ビーム照射装置20からの複数の光ビームにより基材1の走査を並行して行うことにより、基材1全体の走査に掛かる時間を短くすることができ、タクトタイムを短縮することができる。
なお、図10及び図11では、基材1のX方向の走査を4回行って、基材1全体を走査する例を示したが、走査の回数はこれに限らず、基材1のX方向の走査を3回以下又は5回以上行って、基材1全体を走査してもよい。
以上説明した実施の形態によれば、移動ステージのYステージ7にY方向へ伸びるバーミラー43を取り付け、レーザー干渉計42により、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定することにより、バーミラー43をチャック10に取り付ける場合に比べ、チャック10の平坦度の悪化を防止し、かつ、チャック10を移動する際に発生する横揺れやヨーイングを抑制することができる。そして、移動ステージによりチャック10をY方向へ移動して、基材1の走査領域を変更する際、レーザー干渉計42の測定結果から、移動ステージのX方向の変位を検出し、検出した移動ステージのX方向の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成することにより、移動ステージに横揺れやヨーイングが発生して基材1が走査方向に変位しても、パターンの走査方向のずれを抑制して、パターンの描画を精度良く行うことができる。
さらに、レーザー干渉計42により、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉をチャック10の高さで測定することにより、変更後の走査領域用のパターンの描画データの作成を、移動ステージのY方向への移動に伴う基材1のX方向の変位に応じて、適切に行うことができる。
さらに、XY方向の位置検出用のバーミラー43,45を、いずれも移動ステージのYステージ7に取り付けることにより、バーミラー43,45をチャック10に取り付ける場合に比べ、チャック10の平坦度の悪化を防止し、かつ、チャック10を移動する際に発生する横揺れやヨーイングをさらに抑制することができる。
本発明は、印刷技術によりフレキシブル基板等に表示回路、電子回路、電子部品等を作成するプリンタブルエレクトロニクス分野において、基材(基板、フィルム等)に印刷用の版(マスク)をパターニングする際に適用することができる。また、本発明は、パッケージ基材を含むプリント配線基材分野又は半導体分野において、高精細な永久パターン(保護膜、層間絶縁膜、ソルダーレジストパターン等)を形成する際にも適用することができる。これらの技術分野の製品として、例えば、電子ペーパー、電子看板、プリンタブルTFT等がある。
本発明は、特定の波長の光によって重合や硬化等の化学反応を起こす感光性樹脂を用いた基材の表面改質にも適用することができる。また、本発明は、半導体のSi貫通電極(through−silicon via,TSV)のチップ間のリペア配線等のパターンの形成にも適用することができる。
さらに、本発明は、印刷の版を作成する装置、輪転機の版作成装置、リソグラフやプリポート等のステンシル印刷装置又は孔版印刷装置等にも適用できる。また、本発明は、スクリーン印刷等の製版装置、半導体装置のリペア装置、パッケージ基材を含むプリント配線基材製造装置、フラットパネルディスプレイやプリント基材等の微細な電極パターンや露光用マスクのパターン作成装置にも適用することができる。
基材には、ウエハ、プリント基材、フラットパネルディスプレイ、マスク、レチクル等や、雑誌、新聞、本等の複写に用いられる板型が含まれ、さらに、それらをフィルム状にしたものも含まれる。
1 基材
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 Z−チルト機構
10 チャック
11 ゲート
20 光ビーム照射装置
20a ヘッド部
21 レーザー光源ユニット
22 光ファイバー
23 レンズ
24 ミラー
25 DMD(Digital Micromirror Device)
26 投影レンズ
27 DMD駆動回路
31,33 リニアスケール
32,34 エンコーダ
35 エンコーダ信号分配器
40 レーザー測長系制御装置
41 レーザー光源
42,44 レーザー干渉計
43,45 バーミラー
46 変位検出回路
51,52 アーム
60 ステージ駆動回路
70 主制御装置
71 描画制御部
72,76 メモリ
73 バンド幅設定部
74 中心点座標決定部
75 座標決定部
77 描画データ作成部

Claims (6)

  1. 感光性樹脂が塗布された基材を支持するチャックと、
    光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を有する光ビーム照射装置と、
    X方向(又はY方向)へ移動する第1のステージ、及び第1のステージに搭載されY方向(又はX方向)へ移動する第2のステージを有し、前記チャックを搭載してXY方向へ移動する移動ステージとを備え、
    前記移動ステージにより前記チャックをX方向(又はY方向)へ移動しながら、前記光ビーム照射装置からの光ビームにより基材を走査し、前記移動ステージにより前記チャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更し、光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画するパターン形成装置であって、
    レーザー光を発生する光源、前記移動ステージの第2のステージに取り付けられたY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段、及び光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定する第1のレーザー干渉計を有するレーザー測長系と、
    前記移動ステージにより前記チャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、前記レーザー測長系の第1のレーザー干渉計の測定結果から、前記移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出する変位検出手段と、
    前記変位検出手段が検出した前記移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成して、前記光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画制御手段とを備えたことを特徴とするパターン形成装置。
  2. 前記レーザー測長系の第1の反射手段は、前記移動ステージに搭載された前記チャックの高さに取り付けられ、
    前記レーザー測長系の第1のレーザー干渉計は、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を前記チャックの高さで測定することを特徴とする請求項1に記載のパターン形成装置。
  3. 前記レーザー測長系は、前記移動ステージの第2のステージに取り付けられたX方向(又はY方向)へ伸びる及び第2の反射手段、及び光源からのレーザー光と第2の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する第2のレーザー干渉計を有し、
    前記レーザー測長系の第1及び第2のレーザー干渉計の測定結果から、前記移動ステージのXY方向の位置を検出する位置検出手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパターン形成装置。
  4. 感光性樹脂が塗布された基材をチャックで支持し、
    X方向(又はY方向)へ移動する第1のステージ、及び第1のステージに搭載されY方向(又はX方向)へ移動する第2のステージを有し、XY方向へ移動する移動ステージにチャックを搭載し、
    移動ステージによりチャックをX方向(又はY方向)へ移動しながら、光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を有する光ビーム照射装置からの光ビームにより基材を走査し、移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更し、光ビームによる基材の走査を複数回行って、基材にパターンを描画するパターン形成方法であって、
    移動ステージの第2のステージにY方向(又はX方向)へ伸びる第1の反射手段を取り付け、
    第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を複数箇所で測定し、
    移動ステージによりチャックをY方向(又はX方向)へ移動して、基材の走査領域を変更する際、第1のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのX方向(又はY方向)の変位を検出し、
    検出した移動ステージのX方向(又はY方向)の変位に応じて、変更後の走査領域用のパターンの描画データを作成して、光ビーム照射装置の駆動回路へ供給することを特徴とするパターン形成方法。
  5. 第1の反射手段を、移動ステージに搭載されたチャックの高さに取り付け、
    第1のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第1の反射手段により反射されたレーザー光との干渉をチャックの高さで測定することを特徴とする請求項4に記載のパターン形成方法。
  6. 移動ステージの第2のステージにX方向(又はY方向)へ伸びる第2の反射手段を取り付け、
    第2のレーザー干渉計により、光源からのレーザー光と第2の反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定し、
    第1及び第2のレーザー干渉計の測定結果から、移動ステージのXY方向の位置を検出することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のパターン形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114253085A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 株式会社斯库林集团 描画装置

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