JP2014145327A - エンジンの制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、アルコール濃度の誤学習を回避しつつ学習機会の減少を抑制する。
【解決手段】PCM50は、燃焼室に燃料を直接噴射するインジェクタ11から噴射される燃料のうち未燃のままオイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出し、前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路に還流される気化燃料量を算出し、前記未燃燃料量から前記気化燃料量を減算することによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出し、前記残留燃料量が閾値残留量以下であることが確認された後、排気ガス中の酸素濃度に基いてインジェクタ11から噴射される燃料のアルコール濃度を学習する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの制御方法及び制御装置に関し、詳しくは、アルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンの制御方法及び制御装置に関する。
従来、石油消費の削減等のため、再生可能資源であるエタノール等のアルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンを搭載したフレックス燃料自動車(FFV:Flexible Fuel Vehicle)が知られている。アルコールは分子中に酸素を含んでいるため、理論空燃比を実現するための空気量がガソリンに比べて少なくなる。そのため、アルコール含有燃料の理論空燃比はガソリンに比べてリッチ側にある。また、アルコール含有燃料の理論空燃比はアルコール濃度に応じて変動する。そのため、FFVでは、どのようなアルコール濃度のアルコール含有燃料でも理論空燃比でエンジンを運転できるように、アルコール含有燃料のアルコール濃度を学習するアルコール濃度学習制御が実行される。
例えば、エタノール(より詳しくは水を5%含む含水エタノール)を100%含有する燃料(E100と称する)を使用するときは、エタノールを22%及びガソリンを78%含有する混合燃料(E22と称する)を使用するときに比べて、理論空燃比がリッチ側に移動する(理論空燃比の値が小さくなる)。したがって、アルコール濃度学習制御で現在使用中の燃料の性状を把握し、その燃料性状に適した噴射タイミングや噴射量で燃料を噴射することにより、たとえ燃料タンク内の燃料のアルコール濃度が変動しても、常に理論空燃比でエンジンを運転し、排気ガスを三元触媒で良好に浄化することができる。
燃料のアルコール濃度は、燃焼室から排出される排気ガス中の酸素濃度から分かる。前述のように、アルコール濃度が高いほど理論空燃比がリッチ側に移動するから、排気ガス中に燃え残りの酸素があるときは燃料のアルコール濃度が予想よりも高かったと判断でき、排気ガス中の酸素濃度に基いて燃料のアルコール濃度を学習することができる。
ここで、特許文献1には、次のような問題が開示されている。例えばエンジンの始動直後で冷間時は、燃料の気化が十分でないため未燃燃料が生じ、生じた未燃燃料がシリンダとピストンとの隙間からクランクケースに漏れ出してエンジンオイルに混入する。混入した未燃燃料は、エンジンの温度上昇に伴い気化してエンジンオイルから蒸発し、クランクケースから吸気通路に通じる還流通路を通ってブローバイガスと共に吸気通路に還流され、燃焼室に導入される。そのため、このような状態で排気ガス中の酸素濃度に基いて燃料のアルコール濃度を学習すると、クランクケースから還流されてきた未燃燃料の分、実際のアルコール濃度からずれた値を誤って学習するという問題がある。
そして、この誤学習の問題に対し、特許文献1には、吸気通路に吸入される吸気量に対するブローバイガスの量の割合が判定値以下であるときは、アルコール濃度学習に及ぼすブローバイガスの影響が小さいと判断して、アルコール濃度学習制御を実行することが開示されている。
特開2010−025085号公報(段落0008、0038)
しかし、特許文献1に開示の技術では、吸気量に対するブローバイガスの量の割合が判定値を超えるときは、アルコール濃度学習制御が禁止されるので、たとえ未燃燃料がエンジンオイルに混入していないときでも、アルコール濃度の学習が行われず、学習の機会が減少するという問題がある。
そこで、本発明は、アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、アルコール濃度学習制御の誤学習を回避しつつ、学習機会の減少を抑制できるエンジンの制御方法及び制御装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するためのものとして、本発明は、アルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンの制御方法であって、燃焼室に燃料を直接噴射するインジェクタから噴射される燃料のうち未燃のままオイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する未燃燃料量算出ステップと、前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路に還流される気化燃料量を算出する気化燃料量算出ステップと、前記未燃燃料量から前記気化燃料量を減算することによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する残留燃料量算出ステップと、前記残留燃料量が所定の閾値残留量以下であることが確認された後、前記燃焼室から排出される排気ガス中の酸素濃度に基いて前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を学習するアルコール濃度学習ステップとを含むことを特徴とするエンジンの制御方法である(請求項1)。
この発明によれば、アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、オイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量が算出されると共に、前記未燃燃料のうち温度上昇に伴いエンジンオイルから気化して(つまりエンジンオイルから抜けて)吸気通路に還流される気化燃料量が算出され、そして、前記未燃燃料量から前記気化燃料量が減算されることによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が算出され、そして、前記残留燃料量が閾値残留量以下であることが確認された後、排気ガス中の酸素濃度に基いて燃料のアルコール濃度が学習される。
そのため、燃料のアルコール濃度が学習されるときは、オイルパン内のエンジンオイルに未燃燃料がほとんど残留していないから、オイルパン内のエンジンオイルから未燃燃料が気化してブローバイガスと共に吸気通路に還流されるという現象がほとんどなくなり、インジェクタから噴射される燃料だけの実際のアルコール濃度が正しく学習される。
しかも、エンジンオイルに混入する未燃燃料量とエンジンオイルから抜ける気化燃料量とからエンジンオイルに残留する残留燃料量が算出され、この残留燃料量が閾値残留量を超えない限りアルコール濃度の学習が許可されるので、未燃燃料がエンジンオイルに残留していないのにアルコール濃度の学習が行われないという問題が回避され、アルコール濃度の学習機会が確保される。
以上により、本発明によれば、アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、燃料のアルコール濃度学習制御の誤学習を回避しつつ、学習機会の減少を抑制できるエンジンの制御方法が提供される。
本発明において、好ましくは、未燃燃料量算出ステップでは、式1:燃料増量分×水温感度[燃料増量分とは、(増量後の燃料噴射量−増量前の燃料噴射量)で求められる値、水温感度とは、エンジン水温に応じて予め定められた係数]を用いて未燃燃料量を算出する(請求項2)。
この構成によれば、増量前後の燃料噴射量から求められる燃料増量分と、エンジン水温に応じて予め定められた水温感度とから、未燃のままオイルパン内のエンジンオイルに混入する未燃燃料量が精度よく算出される。そのため、オイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が精度よく算出され、ひいては、残留燃料量が閾値残留量以下か否かの判定が精度よく行われる。
本発明において、好ましくは、気化燃料量算出ステップでは、アルコールの蒸発速度が算出される式2:MkA(P−P)/RTを変形した式2’:k’(P−P)/T[Mはアルコールの分子量、kは物質移動係数、Aは蒸発面積、Pはアルコールの蒸気圧、Pはクランクケース内のアルコールの分圧、Rは気体定数、Tはエンジンオイルの温度、k’はアルコールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が算出されるように予め実験的に求められた較正値]を用いて気化燃料量を算出する(請求項3)。
この構成によれば、アルコールの蒸発速度が算出される式2を変形した式2’を用い、かつ、式2’における較正値k’がアルコールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が算出されるように予め実験的に求められたものなので、前記式2’からアルコールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が精度よく算出され、したがって、温度上昇に伴いオイルパン内のエンジンオイルから抜ける気化燃料量が精度よく算出される。そのため、オイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が精度よく算出され、ひいては、残留燃料量が閾値残留量以下か否かの判定が精度よく行われる。
また、本発明は、アルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンの制御装置であって、燃焼室に燃料を直接噴射するインジェクタと、前記インジェクタから噴射される燃料のうち未燃のままオイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する未燃燃料量算出手段と、前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路に還流される気化燃料量を算出する気化燃料量算出手段と、前記未燃燃料量算出手段で算出される未燃燃料量から前記気化燃料量算出手段で算出される気化燃料量を減算することによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する残留燃料量算出手段と、前記残留燃料量算出手段で算出される残留燃料量が所定の閾値残留量以下であることが確認された後、前記燃焼室から排出される排気ガス中の酸素濃度に基いて前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を学習するアルコール濃度学習手段とを備えることを特徴とするエンジンの制御装置である(請求項4)。
この発明によれば、請求項1に記載の発明と同様、アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、燃料のアルコール濃度学習制御の誤学習を回避しつつ、学習機会の減少を抑制できるエンジンの制御装置が提供される。
本発明は、アルコール含有燃料の使用が可能なエンジンにおいて、燃料のアルコール濃度学習制御の誤学習を回避しつつ、学習機会の減少を抑制できるから、E100やE22等のアルコール含有燃料の使用が可能なエンジンを搭載したFFVの技術の発展向上に寄与するものである。
本発明の実施形態に係るエンジンの全体構成図である。 前記エンジンの制御システム図である。 温度とエタノール蒸気圧との関係を示すグラフである。 前記エンジンのPCMが行う残留燃料量算出制御のフローチャートである。 前記残留燃料量算出制御で用いるエタノールの分圧Pのマップである。 前記残留燃料量算出制御で用いる較正値k’のマップである。 前記エンジンのPCMが行うエタノール濃度学習制御のフローチャートである。
以下、図面に基いて本発明の実施形態を説明する。
(1)全体構成
図1に示すように、本実施形態に係るエンジン1は、複数の気筒2(図1には1つのみ図示)を有する火花点火式4サイクルエンジンであり、クランクシャフト3を回転自在に支持するシリンダブロック4と、シリンダブロック4の上方に配置されたシリンダヘッド5と、シリンダブロック4の下方に配置されたオイルパン6と、シリンダヘッド5の上方に配置されたヘッドカバー7とで、エンジン本体の外形が略形成されている。
各気筒2にコンロッド8を介してクランクシャフト3に連結されたピストン9が摺動自在に収容され、ピストン9の上方に燃焼室10が形成されている。燃焼室10に燃料を直接噴射するインジェクタ(燃料噴射弁)11がシリンダヘッド5に設けられ、燃焼室10の天井壁部に点火プラグ12と、吸気ポート13を開閉するための吸気弁14と、排気ポート15を開閉するための排気弁16とが設けられている。吸気弁14及び排気弁16はそれぞれ図略のカムシャフト及びVVT(Variable Valve Timing)機構を有する動弁機構17,18によってクランクシャフト3に連動して開閉駆動される。
吸気ポート13に吸気通路20が接続され、排気ポート15に排気通路30が接続されている。吸気通路20に吸入空気量を調節するためのスロットル弁21が備えられ、排気通路30に排気ガスを浄化するための図略の三元触媒を収容する触媒装置31が備えられている。
シリンダブロック4の下部及びオイルパン6の上部に亘る空間であるクランクケースとスロットル弁21より吸気下流の吸気通路20との間に、燃焼室10からクランクケースに漏れ出した未燃の混合気(ブローバイガス)を吸気通路20に還流させるためのPCV(Positive Crankcase Ventilation)ホース23が設けられている。ヘッドカバー7とスロットル弁21より吸気上流の吸気通路20との間に、通気のためのベンチレーションホース24が設けられている。
本実施形態に係るエンジン1は、エタノールを含有する燃料を使用することが可能なエンジンである。すなわち、本実施形態に係る車両はFFV(フレックス燃料自動車)である。そのため、燃料タンク40には、例えばE100(水を5%含む含水エタノールを100%含有する燃料)やE22(エタノールを22%及びガソリンを78%含有する混合燃料)等のエタノール含有燃料が給油される。燃料タンク40内のエタノール含有燃料は燃料供給管41を介してインジェクタ11に供給され、インジェクタ11から燃焼室10に直接噴射される。
本実施形態に係るエンジン1では、燃料が燃焼室10に直接噴射されるので、インジェクタ11に供給される燃料の圧力が、例えば3MPa程度と比較的高圧に設定されている。そのため、インジェクタ11から噴射される燃料の微粒化が促進される。
本実施形態に係るエンジン1では、幾何学的圧縮比が、例えば12〜14程度と高圧縮比に設定されている。そのため、例えば燃料が圧縮行程で燃焼室10に直接噴射された場合、噴射された燃料は点火プラグ12の周りでリッチな混合気を生成し、燃料の微粒化と併せて混合気の着火が促進される。
(2)制御システム
図2に示すように、本実施形態に係るエンジン1はPCM(Powertrain Controle Module)50を備える。PCM50は、周知の通り、CPU、ROM、RAM等から構成されるマイクロプロセッサであり、本発明の未燃燃料量算出手段、気化燃料量算出手段、残留燃料量算出手段、及びアルコール濃度学習手段に相当する。
PCM50は、吸気通路20に備えられて吸入空気量を検出するためのエアフローセンサSW1、エンジン回転数を検出するためのエンジン回転数センサSW2、エンジン水温を検出するためのエンジン水温センサSW3、排気通路30に備えられて排気ガス中の酸素濃度を検出するためのリニア空燃比センサ(リニアOセンサ)SW4、及び運転者のアクセル操作(アクセルペダルの踏込み)の有無及びアクセル操作量(アクセルペダルの踏込量)を検出するためのアクセルポジションセンサSW5と相互に電気的に接続されている。
PCM50は、前記各種センサSW1〜SW5から入力される種々の情報に基き、エンジン1の始動制御や通常運転制御を行う他、触媒装置31の排気ガス浄化率の向上のため、エンジン1をどのようなエタノール濃度のエタノール含有燃料でも理論空燃比で運転できるように、エタノール含有燃料のエタノール濃度を学習するエタノール濃度学習制御を実行する。
PCM50は、エタノール濃度学習制御の実行のため、インジェクタ11、点火プラグ12、及びスロットル弁21を駆動するためのスロットル弁アクチュエータ22と相互に電気的に接続されており、これらの各種機器に制御信号を出力する。
(3)問題の所在
一般に、冷間時は、燃料の気化が不足するため、インジェクタ11から噴射される燃料のうち燃焼せずに未燃のまま残る量が多くなる。残った未燃燃料は気筒2の側壁とピストン9の周面との隙間からクランクケースに漏れ出してオイルパン6に落下し、オイルパン6内のエンジンオイルに混入する。すなわち、オイルパン6内のエンジンオイルが未燃燃料で希釈された状態となる。
エンジンオイルに混入した未燃燃料は、エンジン1の暖機に伴いエンジンオイルの温度が上昇すると、クランクケース内でエンジンオイルから蒸発する。つまり気化してエンジンオイルから抜ける。気化した燃料は、PCVホース23やベンチレーションホース24を通って、ブローバイガスと共に吸気通路20に還流され、吸気通路20を吸気上流側から流れてきた吸気(新気)と一緒に燃焼室10に導入される。
そのため、燃焼室10には、インジェクタ11から噴射される燃料の他に、クランクケースから還流されてきた燃料が混入する。このような状態で、リニア空燃比センサSW4で検出される排気ガス中の酸素濃度に基いて、燃料のエタノール濃度学習制御を行うと、実際に使用している燃料(インジェクタ11から噴射される燃料)と異なるエタノール濃度の燃料が使用されていると誤って認識され、実際に使用している燃料と異なるエタノール濃度の値が誤学習される。
その結果、エンジン1の燃焼安定性に影響が及ぶ他、エンジン1を理論空燃比で運転しようとしたときに、インジェクタ11からの燃料噴射量が実際に理論空燃比を実現する燃料噴射量からずれて、触媒装置31の排気ガス浄化率が低下する。
しかも、本実施形態では、燃料が燃焼室10に直接噴射される直噴方式なので、噴射された燃料の一部が気筒2の側壁に付着する可能性が大きい。そのため、燃料が吸気ポート13に噴射されるポート噴射方式に比べて、未燃燃料がオイルパン6に落ちてエンジンオイルに混入する量が多くなり、以上のような誤学習の問題が大きくなる。
また、図3のエタノール蒸気圧特性に示すように、エタノール(沸点78℃)は温度の上昇に伴い蒸気圧が急激に増大する。つまり気化が急激に進んで蒸発量が急激に増加する。そのため、本実施形態で、エタノールの蒸気圧が急激に増大する時期(例えばエンジンオイルの温度が50〜78℃に上昇した時期)に、燃料のエタノール濃度学習制御を行うと、多量の気化したエタノールが吸気通路20に還流され、燃焼室10に導入されるので、やはり以上のような誤学習の問題が大きくなる。なお、ガソリンはエタノールに比べると温度上昇に伴う蒸発量の急激な増加は見られない。
(4)制御動作
以上のような誤学習の問題に対処するため、PCM50は、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を常に監視し、残留燃料量が零であることが確認された後に限り、リニア空燃比センサSW4で検出される排気ガス中の酸素濃度に基くエタノール濃度学習制御を実行する。
まず、図4のフローチャートを参照して、PCM50が行う残留燃料量算出制御を説明する。
ステップS1で、PCM50は、冷間時にオイルパン6内のエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する(未燃燃料量算出ステップ)。より詳しくは、PCM50は、前回、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が零になった後、例えば冷間始動時の始動性確保等のために燃料噴射量の増量を開始した時点から、現時点までに、オイルパン6に落ちてエンジンオイルに混入した未燃燃料の総量を算出する。
具体的に、PCM50は、下記式1を用いて、エンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する。
式1:燃料増量分×水温感度
式1において、「燃料増量分」とは、(増量後の燃料噴射量−増量前の燃料噴射量)で求められる値である。ここで、燃料噴射量とは、1気筒あたり、吸気、圧縮、膨張、排気の1サイクルの間に噴射される燃料の総量である。燃料が複数回に分割して噴射される場合は、各分割噴射の噴射量の総和となる。「水温感度」とは、エンジン水温センサSW3で検出されるエンジン水温に応じて予め定められた係数であり、0以上1以下の値である。「燃料増量分」にこの「水温感度」を乗算することにより、エンジン水温に応じた値の未燃燃料量が精度よく算出される。つまり、例えば冷間始動時の始動性確保等のために増量した燃料増量分の何割かがオイルパン6に落ちてエンジンオイルに混入するものと考えられる。そのため、その何割であるかをエンジン水温に応じて「水温感度」で予め定めたものである。
PCM50は、噴射タイミング毎、すなわち、全気筒を通じて燃料が噴射される毎に、式1を用いて、エンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出し、得られた値を積算していく。
ステップS2で、PCM50は、暖機時にオイルパン6内のエンジンオイルから気化する(抜ける)気化燃料量を算出する(気化燃料量算出ステップ)。より詳しくは、PCM50は、前回、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が零になった後、エンジンオイルに混入する未燃燃料量が増え始めた時点から、現時点までに、温度上昇に伴いエンジンオイルから抜けた気化燃料の総量を算出する。
具体的に、PCM50は、下記式2を変形した下記式2’を用いて、エンジンオイルから気化する気化燃料量を算出する。
式2:MkA(P−P)/RT
式2’:k’(P−P)/T
式2及び式2’において、Mはアルコールの分子量、kは例えばオイルパン6内のエンジンオイルの油面上の風速等の物質移動係数(mass transfer efficient)、Aは蒸発面積(オイルパン6内のエンジンオイルと空気との接触面積)、Pはエタノールの蒸気圧、Pはクランクケース内のエタノールの分圧、Rは気体定数、Tはエンジンオイルの温度、k’は較正値である。
式2によりエタノールの蒸発速度(単位時間当たりの蒸発量)が算出される。つまり、式2により、エンジンオイルに混入した未燃燃料のうち、温度上昇に伴うエタノールの単位時間当たりの気化量が算出される。
式2’は、エタノールの蒸発速度だけでなく、ガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度を算出するために変形したものである。つまり、式2’により、エンジンオイルに混入した未燃燃料全体の温度上昇に伴う単位時間当たりの気化量が算出される。そのため、式2’で得られた値に時間(より詳しくは、エンジンオイルに混入する未燃燃料量が増え始めた時点から現時点までの経過時間)を乗算することにより気化燃料量が算出される。
式2’において、エンジンオイルの温度Tは、センサで検出してもよく、また、クランクケース内の温度と仮定し、エンジン回転と負荷とから算出することもできる。
式2’において、エタノールの蒸気圧Pは、図3に示したように、エンジンオイルの温度Tが分かれば決定される。
式2’において、クランクケース内のエタノールの分圧Pは、実機を用い、エンジン回転と負荷とをパラメータとして、多数の値が予め実験的に求められ、図5に示すように、マップ化してPCM50のメモリに格納されている。
式2’において、較正値k’は、式2におけるT、P、Pを除くM、k、A、Rを1つにまとめたもの(MkA/R)である。この較正値k’は、実機を用い、エンジン回転と負荷とをパラメータとして、エタノールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が精度よく算出されるように多数の値が予め実験的に求められ、図6に示すように、マップ化してPCM50のメモリに格納されている。
すなわち、較正値k’は、エンジンオイルの温度Tを検出又は算出し、エンジンオイルの温度Tからエタノールの蒸気圧Pを決定し、エンジン回転と負荷とを図5に示すマップに当てはめてクランクケース内のエタノールの分圧Pを求め、エンジン回転と負荷とを図6に示すマップに当てはめて較正値k’を求め、これらの数値を式2’に代入すれば、エタノール含有燃料全体の蒸発速度が精度よく算出されるように、式2’を較正(calibration)するためのものである。
したがって、エタノールの蒸発速度が算出される式2を燃料全体の蒸発速度が算出されるように変形した式2’を用い、かつ、図5及び図6に示したエタノールの分圧Pのマップ及び較正値k’のマップを用いることにより、前述したように、エンジンオイルに混入する未燃燃料量が増え始めた時点から現時点までにエンジンオイルから気化する気化燃料量が精度よく算出される。
例えば、図3のエタノール蒸気圧特性に示したように、エタノールの蒸気圧が急激に増大する時期は、式2’から、エンジンオイルから気化する気化燃料量が多量であると算出される。このような時期はエンジンオイルにまだ燃料が多量に残留していると判断できるから、エタノール濃度学習制御は行われない。
ステップS3で、PCM50は、現時点で、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する(残留燃料量算出ステップ)。
具体的に、PCM50は、下記式3により、エンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する。
式3:ステップS1で算出した未燃燃料量−ステップS2で算出した気化燃料量
すなわち、前記未燃燃料量から前記気化燃料量を減算することにより残留燃料量を算出する。
以上で残留燃料量算出制御が終了する。
次に、図7のフローチャートを参照して、PCM50が行うエタノール濃度学習制御を説明する。
ステップS11で、PCM50は、前記ステップS3で算出した残留燃料量を読み込み、ステップS12で、残留燃料量が零(零は閾値残留量)か否かを判定する。
ステップS12で残留燃料量が零(すなわち閾値残留量以下)と判定されたときは、その後、ステップS13で、PCM50は、エタノール含有燃料のエタノール濃度の学習を実行する(アルコール濃度学習ステップ)。具体的に、PCM50は、リニア空燃比センサSW4から入力される情報に基き、排気ガス中の酸素濃度が高いほど燃料のエタノール濃度を高い値に学習する。
以上でエタノール濃度学習制御が終了する。
一方、ステップS12で残留燃料量が零でないと判定されたときは、PCM50は、ステップS11に戻る。
(5)作用等
以上のように、本実施形態では、エタノールを含有する燃料の使用が可能なエンジン1の制御装置において、次のような特徴的構成を採用した。
すなわち、燃焼室10に燃料を直接噴射するインジェクタ11とPCM50とが備えられている。PCM50は、燃焼室10から排出される排気ガス中の酸素濃度を検出するためのリニア空燃比センサSW4から検出信号を入力し、インジェクタ11に制御信号を出力する。
PCM50は、インジェクタ11から噴射される燃料のうち未燃のままオイルパン6に落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出し(ステップS1)、前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路20に還流される気化燃料量を算出し(ステップS2)、前記未燃燃料量から前記気化燃料量を減算することによりオイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する(ステップS3)。そして、PCM50は、前記残留燃料量が零であることが確認された後(ステップS12でYESと判定された後)、リニア空燃比センサSW4からの検出信号に基いてインジェクタ11から噴射されるエタノール含有燃料のエタノール濃度を学習する(ステップS13)。
この構成によれば、エタノール含有燃料の使用が可能なエンジン1において、燃料のエタノール濃度が学習されるときは、オイルパン6内のエンジンオイルに未燃燃料が残留していないから、オイルパン6内のエンジンオイルから未燃燃料が気化してブローバイガスと共に吸気通路20に還流されるという現象がなくなり、インジェクタ11から噴射される燃料だけの実際のエタノール濃度が正しく学習される。
しかも、エンジンオイルに混入する未燃燃料量とエンジンオイルから抜ける気化燃料量とからエンジンオイルに残留する残留燃料量が算出され、この残留燃料量が零を超えない限りエタノール濃度の学習が許可されるので、未燃燃料がエンジンオイルに残留していないのに(つまり零なのに)エタノール濃度の学習が行われないという問題が回避され、エタノール濃度の学習機会が確保される。
以上により、本実施形態によれば、エタノール含有燃料の使用が可能なエンジン1において、燃料のエタノール濃度学習制御の誤学習を回避しつつ、学習機会の減少を抑制できるエンジン1の制御方法及びエンジン1の制御装置が提供される。
特に、本実施形態では、残留燃料量が零のときに限り、エタノール濃度の学習が許可されるので、学習精度のより一層の向上が図られる。
また、本実施形態では、PCM50は、ステップS1で、前記式1を用いて、増量前後の燃料噴射量から求められる燃料増量分と、エンジン水温に応じて予め定められた水温感度とから、未燃燃料量を算出するので、未燃のままオイルパン6内のエンジンオイルに混入する未燃燃料量が精度よく算出される。そのため、ステップS3で、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が精度よく算出され、ひいては、ステップS12で、残留燃料量が零か否かの判定が精度よく行われる。
また、本実施形態では、PCM50は、ステップS2で、エタノールの蒸発速度が算出される前記式2を変形した前記式2’を用いて、気化燃料量を算出する。その場合、式2’における較正値k’がエタノールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が算出されるように予め実験的に求められたものなので、前記式2’からエタノールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が精度よく算出され、したがって、温度上昇に伴いオイルパン6内のエンジンオイルから抜ける気化燃料量が精度よく算出される。そのため、ステップS3で、オイルパン6内のエンジンオイルに残留する残留燃料量が精度よく算出され、ひいては、ステップS12で、残留燃料量が零か否かの判定が精度よく行われる。
本実施形態では、燃料が燃焼室10に直接噴射される直噴方式なので、噴射された燃料の一部が気筒2の側壁に付着してエンジンオイルに混入する量が多くなり、エタノール濃度学習制御の誤学習の問題が大きくなる。そのため、エタノール濃度学習制御の誤学習が回避される効果は非常に大きいものである。
また、図3のエタノール蒸気圧特性に示したように、エタノールは温度の上昇に伴い蒸気圧が急激に増大するので、そのような時期にエタノール濃度学習制御を行うと誤学習の問題が大きくなる。そのため、エタノールの蒸気圧が急激に増大する時期にエタノール濃度学習制御が行われない効果は非常に大きなものである。
本実施形態の他の特徴的構成として、直噴方式と高圧縮比とを併用したことが挙げられる。すなわち、前述したように、本実施形態に係るエンジン1は、直噴方式なので燃圧が高燃圧に設定され、かつ、幾何学的圧縮比が高圧縮比に設定されている。これにより、燃料の微粒化が促進され、かつ、点火プラグ12の周りでリッチな混合気が生成されるので、混合気の着火が促進される。そのため、アルコール濃度の高い燃料を使用しても、冷間始動時の始動性が確保される。よって、冷間始動時の始動性確保のために、アルコール濃度の低い燃料専用のサブ燃料タンク及びサブインジェクタを備える必要がなくなる。すなわち、アルコール濃度の低い燃料はアルコール濃度の高い燃料に比べてエンジンの始動性がよいので、始動時用にアルコール濃度の低い燃料専用の燃料タンクやインジェクタを備えなくても済み、コストや車両重量等の観点で有利となる。また、冷間始動時の始動性確保のための燃料噴射量の増量が少なくて済むという利点もある。
なお、前記実施形態では、アルコール含有燃料として、エタノール含有燃料を使用したが、これに限らず、例えば、メタノール含有燃料、ブタノール含有燃料、プロパノール含有燃料等を使用してもよい。
また、ステップS12でのエタノール濃度学習実行の可否判定のときに、閾値残留量を零とせずに、いくらか幅を持たせてもよい。その結果、エタノール濃度の学習機会がより多くなる。
1 エンジン
6 オイルパン
10 燃焼室
11 インジェクタ
20 吸気通路
23 PCVホース
50 PCM(未燃燃料量算出手段、気化燃料量算出手段、残留燃料量算出手段、アルコール濃度学習手段)
S1 未燃燃料量算出ステップ
S2 気化燃料量算出ステップ
S3 残留燃料量算出ステップ
S13 アルコール濃度学習ステップ
SW4 リニア空燃比センサ(リニアOセンサ)

Claims (4)

  1. アルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンの制御方法であって、
    燃焼室に燃料を直接噴射するインジェクタから噴射される燃料のうち未燃のままオイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する未燃燃料量算出ステップと、
    前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路に還流される気化燃料量を算出する気化燃料量算出ステップと、
    前記未燃燃料量から前記気化燃料量を減算することによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する残留燃料量算出ステップと、
    前記残留燃料量が所定の閾値残留量以下であることが確認された後、前記燃焼室から排出される排気ガス中の酸素濃度に基いて前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を学習するアルコール濃度学習ステップとを含むことを特徴とするエンジンの制御方法。
  2. 請求項1に記載のエンジンの制御方法において、
    未燃燃料量算出ステップでは、
    式1:燃料増量分×水温感度
    [燃料増量分とは、(増量後の燃料噴射量−増量前の燃料噴射量)で求められる値、水温感度とは、エンジン水温に応じて予め定められた係数]
    を用いて未燃燃料量を算出することを特徴とするエンジンの制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジンの制御方法において、
    気化燃料量算出ステップでは、
    アルコールの蒸発速度が算出される式2:MkA(P−P)/RT
    を変形した式2’:k’(P−P)/T
    [Mはアルコールの分子量、kは物質移動係数、Aは蒸発面積、Pはアルコールの蒸気圧、Pはクランクケース内のアルコールの分圧、Rは気体定数、Tはエンジンオイルの温度、k’はアルコールだけでなくガソリンも含めた燃料全体の蒸発速度が算出されるように予め実験的に求められた較正値]
    を用いて気化燃料量を算出することを特徴とするエンジンの制御方法。
  4. アルコールを含有する燃料の使用が可能なエンジンの制御装置であって、
    燃焼室に燃料を直接噴射するインジェクタと、
    前記インジェクタから噴射される燃料のうち未燃のままオイルパンに落下してエンジンオイルに混入する未燃燃料量を算出する未燃燃料量算出手段と、
    前記未燃燃料のうち温度の上昇に伴いエンジンオイルから気化して吸気通路に還流される気化燃料量を算出する気化燃料量算出手段と、
    前記未燃燃料量算出手段で算出される未燃燃料量から前記気化燃料量算出手段で算出される気化燃料量を減算することによりオイルパン内のエンジンオイルに残留する残留燃料量を算出する残留燃料量算出手段と、
    前記残留燃料量算出手段で算出される残留燃料量が所定の閾値残留量以下であることが確認された後、前記燃焼室から排出される排気ガス中の酸素濃度に基いて前記インジェクタから噴射される燃料のアルコール濃度を学習するアルコール濃度学習手段とを備えることを特徴とするエンジンの制御装置。
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