JP2014144582A - 加圧式筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノック時の押圧操作によってインクを加圧する加圧式筆記具において、ノック操作で簡単にリフィル内のインクを加圧でき、加圧解除時にリフィル内が大気圧より低い負圧状態になることを防ぐ加圧式筆記具を提供する。
【解決手段】 ピストン部と該ピストン部が内周面に摺動するシリンダ状部材とで構成された加圧機構を有し、前記ピストン部は、シリンダ状部材の内周面に摺接する外周部が弾性変形可能な構造であり、ノック時の押圧操作でピストン部をシリンダ状部材内で移動させて該シリンダ状部材内の空気を加圧して、その加圧空気をリフィルに送り、インクを加圧するようにした加圧式筆記具。
【選択図】図1

Description

本発明は加圧式筆記具に関する。
従来、ノック時にリフィル内のインクを加圧する加圧式筆記具において、加圧状態を解除時する際、インクが充填されたリフィル内が大気圧より低い負圧状態になるとインクがペン先と逆方向へ流れ、筆記不良や筆記不能となるケースがある。
そのため、負圧を発生させずに加圧状態を解除するため、特開2010-105172号公報(:特許文献1)では、常時はピストンとシリンダの間をVパッキンで気密して第1密閉部を形成し、加圧時はノック体が前進することシリンダの後端部を弾性リングで密閉して第2の密閉部を形成する加圧ペンが開示されている。この加圧ペンは、加圧室を2箇所でシールする構造であり、ノック解除時、つまり加圧解除時にシール部1箇所(第2の密閉部)を開放し(スプリングを使用)、大気圧に戻してからノック棒が後退することで、リフィル内が負圧状態になることを回避している。
しかしながら、上記方法では、気体圧縮のための部材摺動部であるシール部(Vパッキン)と大気圧開放のためのシール部(弾性リング)との、最低2箇所を別位置かつ別部材でシールを行う必要がある。このようにシール箇所が増えることで、異物混入等によりシール部がシール不良を起こし圧縮気体が加圧室外へ漏れる可能性が大きくなっていた。
なお、特開2010−125845号公報(:特許文献2)では、1つのシール部材のОリングによって2箇所のシール部をシールするようにした技術が開示されている。ピストンの無孔環状鍔部と有孔環状鍔部の間にシール部材を緩く装着しており、このシール部材でシリンダ内壁面と無孔環状鍔部との2箇所をシールしている。加圧時に一つのシール部材で2箇所のシール部を有するため、部材点数が減少できるが、上記と同様に、シール部がシール不良を起こし圧縮気体が加圧室外へ漏れる可能性が大きくなる問題が残るものである。
特開2010-105172号公報 特開2010−125845号公報
そこで本発明は、斯かる実情に鑑み、ノック時の押圧操作によってインクを加圧する加圧式筆記具において、ノック操作で簡単にリフィル内のインクを加圧でき、加圧解除時にリフィル内が大気圧より低い負圧状態になることを防ぐ加圧式筆記具を提供する。
本発明は、ノック時の押圧操作によってリフィル内のインクを加圧する加圧式筆記具において、
ピストン部と該ピストン部を内周面に摺動させるシリンダ状部材とで構成された加圧機構を有し、
前記ピストン部は、シリンダ状部材内周面に摺動し、その摺動時に一部がダイヤフラム構造の動作を行い、
ノック時の押圧操作でピストン部をシリンダ状部材内で移動させて該シリンダ状部材内の空気を圧縮、その圧縮空気をリフィルに送り、インクを加圧すると共に、ダイヤフラム構造部に加圧解除時に圧縮空気を流通させるための流通孔を、該ピストン部の外周部のシリンダ状部材に摺接する部分に有することを特徴とする。
本発明においては、前記ピストン部の外径がシリンダ状部材の内径よりも大きく形成されていることが好適である。
前記ダイヤフラム構造の動作は、ノック操作によりピストン部がシリンダ状部材内周面摺動する時に、ピストン部の外周面を含んだ部分が可動する動作であることが好適である。
本発明において、加圧機構は、リフィルの後端部にシリンダ部を固定し、ピストン部の後方に係止部を設けたものであり、ノック時にピストン部がシリンダ状部材内の一定位置まで進んだ時にシリンダ状部材の後端部に前記係止部が係止し、前記係止部の前進によってシリンダ状部材を介してリフィルを前進させるようにしたことが好適である。
本発明の加圧式筆記具によれば、加圧機構はピストン部とシリンダ状部材で構成され、ピストン部は、ノックの押圧操作により変形しシリンダ状部材の内面と環状にシールされてシリンダ状部材の空気を圧縮する。圧縮した空気をリフィルに送りインクを加圧する。これでノック解除時まで常時シールできる。
したがって、ダイヤフラム構造のピストン部で空気を圧縮し、リフィル内のインクを加圧することができる。このピストン部のシール部は、1箇所のみで済み、従来のように2箇所の密閉部で負圧対策を実施することがなく、構造が簡単である。
なお、本発明において、ピストン部をノック解除時にリフィル内が負圧になることを防止するための切り欠き(空気流通孔)を設ければ、ノック解除時に弾性体が変形し、前記切り欠き部によりシリンダとのシール状態を解除し、空気を流通させリフィル内を大気圧にすることでリフィル内の負圧状態を回避する等の優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る加圧式筆記具の縦断した説明図であり、(a)がノック前、(b)がノック開始時、(c)がノック終了時のものを示す。 図1の加圧式筆記具の加圧機構の作動説明図であり、(a)がノック前、(b)がノック開始時、(c)がノック終了時のものを示す。 前記ピストン部の構成説明図であり、(a)が側面視形状、(b)後方斜視図、(c)が前方斜視図、(d)〜(f)が各角度の後方斜視図である。 図1の加圧式筆記具のピストン部の端部の変形状態説明図であり、(a)が非加圧時、(b)が加圧時の変形を示している。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る加圧式筆記具の縦断した説明図、図2は該加圧式筆記具の加圧機構の作動説明図、図3(a)〜(g)は該加圧式筆記具のピストン部の形状説明図、図4(a)、(b)はピストン部の変形説明図である。
図1に示すように、実施形態に係る加圧式筆記具は、軸筒10内に、筆記部12を有するリフィル14を進退動可能に設けている。後端のノック棒16を使用者が押圧操作するノック時にリフィル14内のインクを加圧するものである。筆記部12はボールペン先やサインペン先等の各種筆記手段とすることができる。リフィル14のインク収容部は、樹脂材や金属製のチューブとすることができる。
前記軸筒10は、先端に開口10aからリフィル14を挿通する中壁部10bが形成されており、その中壁部10bにスプリング18の先端が係止している。
リフィル14の後端部にはシリンダ状部材20が固定される。弾性体のシール部材22を介してシリンダ状部材20がリフィル14の後部を覆って固定されている。
また、シリンダ状部材20の後部内にはピストン部24が摺動可能に配置されており、ピストン部24と該ピストン部24を内周面に摺動させるシリンダ状部材20とで加圧機構26が構成されている。
具体的には、前記加圧機構26において、シリンダ状部材20は、リフィル14の後端部に前記シール部材22を挟んで固定し、前部に内側突起20aが形成されていて、この内側突起20aがリフィル14の後端面に当接してリフィル14に対するシリンダ状部材20の位置決めしている。
前記ピストン部24は、概略円板形の外周部24aの中央から突起状部24bが軸方向に突出する鍋蓋形状であって傘状の外周部24aが弾性変形可能なダイヤフラム構造である。
また、ピストン部24の突起状部24bとノック棒16との間が軸状体30で繋がれており、この軸状体30の前部に鍔状の係止部28を設けている。該軸状体30の前端にピストン部24の突起状部24bが溶着や接着等で固定され、後端にノック棒16が嵌入で固定されている。
軸状体30はスプリング受け32前部の孔32aに緩く挿通されていて、該スプリング受け32内外を前後動する。スプリング受け32は、スプリング34を内装して、該スプリング受け32によって、ノック棒16を後方に向けて付勢する構造である。また、軸状体30の係止部28の外径は、シリンダ状部材20とスプリング受け34の前部の孔(軸状体30が挿通する)よりも大径に形成され、シリンダ状部材20とスプリング受け34に係止部28が入り込まないように構造となっている。
そのため、ノック時にピストン部24がシリンダ状部材20内の一定位置まで進んだ時にシリンダ状部材20の後端部に前記係止部28が係止し、前記係止部28の前進によってシリンダ状部材20を介してリフィル14を前進させるようになっている。
なお、この鍔状の係止部28には、空気抜けの孔28aが形成されていて、係止部28がシリンダ状部材20の後端を係止し、覆った時に、空気抜けの孔28aで空気が逃げるようにしており、これにより、ピストン部24に空気圧の影響が出ないようにしている。空気抜けの孔は、1個以上、大きさはゴミ等の混入を防ぐため直径1mm以下が望ましい。
実施形態の加圧筆記具は、ノック時の押圧操作でピストン部24をシリンダ状部材20内で移動させて該シリンダ状部材20内の空気を加圧して、その加圧空気をリフィル14に送ってインクを加圧するようにしたものである。
また、前記ダイヤフラム構造のピストン部24は、加圧解除時に空気流通させるための通路24bを、該ピストン部24の外周部24aのシリンダ状部材20に摺接する縁部に切り欠き24c(空気流通孔に相当)を有する。
また、前記ピストン部24の外周部24aの外径がシリンダ状部材20の内径以上の大きさで形成されている。
上記のように加圧機構26は、シリンダ状部材20とダイヤフラム構造のピストン部24からなる加圧機構であり、シリンダ状部材20はリフィル14の後端部にリフィル14と連通しており、ピストン部24が前記シリンダ状部材20内側を摺動する。その摺動の際、ピストン部24が変形して、使用者によるノック棒16の操作時にピストン部24がシリンダ状部材20内で前進することで加圧し、一方、ノック棒16の操作解除で、スプリング34の弾性力によってピストン部24がシリンダ状部材20内で後退することで加圧解除する。
更に具体的に説明する。
前記ダイヤフラム構造のピストン部24は、ゴム弾性体(例えば、ゴム、エラストマー、プラスチックとエラストマーの混合材、シリコン等)からなる。その形状は、図3に示すように、突起状部24bの軸がありその先端が蓋状に開いた外周部24aからなる全体が概略鍋蓋形状を呈し、その蓋状の外周部24aの部分が軸方向視で円形であり、外周部24aの外周縁がシリンダ状部材20内壁に摺接してシール部(外周縁)全周に均等な力がかかる真円形状に形成することが望ましい。なお、その他、本発明では、外周部は楕円や多角形でもシールできる形状であれば良い。
ダイヤフラム構造のピストン部の切り欠き24cは、少なくても1箇所以上(全周に切り欠きを設けることは空気の漏れが生じる可能性があるため、外周縁の少なくとも一部に切り欠きの形成が望ましい)であり、切り欠き24cの側面の高さがピストン部24の外周部24aの厚さの1/4〜3/4(ゴム硬度、シリンダ内径によって変化)であることが望ましい。切り欠き24cの形状は、前記高さを満たし、その外周側面部の切り欠き24c高さが最大または一定であり、横幅は加圧時のシールに影響しないことが条件であり、これらを満たせば切り欠きの形状は選ばない。
シリンダ状部材20は、ダイヤフラム構造のピストン部24の形状に合った形状であり、ピストン部24の外径≧シリンダ状部材20の内径という関係になることが条件である。前記関係が、ピストン外径=シリンダ内径でも加圧機構26は成立するが、加圧時のシール性や製造時の寸法ばらつきを考慮すると、ピストン外径>シリンダ内径が望ましい。
シリンダ状部材20の材質は、金属、プラスチック等ピストン部24が摺動可能な材料であれば良いが、透明樹脂(または半透明)を用いることでピストン部24の動きが視認できるメリットがある。
なお、シリンダ状部材20の内径を小さく、またはピストン部24の外径を大きくするとシールの機密性は向上する。しかしながら、嵌め合いがきつくなり摺動し難くなるため、用いる材質の種類で径を変える必要がある場合がある。
ダイヤフラム構造のピストン部24のシール部(外周面の角)は、図4に示すように、その上部と下部で別の働きをする。そのシール部上部は、切り欠き24cを有するためノック解除操作により、ピストン上方向(ノック棒方向)へ移動する際、図4(a)に示すように、ピストンの変形により空気が切り欠き24cのみから流通できる。一方、シール部下部には、切り欠き24c等はなくノック時の下方向(ペン先方向)への移動する際、図4(b)に示すように、ピストン部24の変形によりシリンダ状部材20とシール状態になり空気の流通を遮断する。
上記のように、ダイヤフラム構造のピストン部(外周部24a)外径>シリンダ状部材20内径の関係であり、ピストン部24は変形しながらシリンダ状部材20内を摺動、または、変形してからシリンダ状部材20内を摺動する。スプリング34のばね荷重とピストン部24の外周部24aの弾性体硬度の関係を設定することで動作の順序は任意に調整可能である。動作の順序変更によって起こる不具合や、加圧力等が変化することは無い。
加圧時は、図1(b)や図2(b)に示すように、ノックの押圧操作により、前記ピストン部24がシリンダ状部材20の内側を摺動(ペン先方向へ)しながら変形、または変形してから摺動することで、図4(b)に示すように、前記ピストン部24のシール部下部がシリンダ状部材20の内径と接触しシール性を確保する。
更に押し込むと、図1(c)や図2(c)に示すように、ノック棒16に繋がる軸状体30の係止部28がシリンダ状部材20(下からスプリング18でノック棒16側に押さえられている)の端面が接触するため、ノック解除時までピストン部24は図4(b)に示すような加圧状態を維持する。
ノック操作を解除すると、ピストン部24のシール部が上部へ切替わる。その際、図4(a)に示すように、切り欠き24cとシリンダ状部材20の間に隙間が生まれ空気が流通し(符号「Air」で示す)、加圧室36とリフィル14内を大気圧に戻す。
加圧力は、加圧室36の容積(内径と高さ)とピストン部24のストローク量で変化させられる。例えば、油性インク1.5気圧(絶対圧)、水性ゲルインク1.2気圧(絶対圧)などインクの粘度によって圧力を変化させることで加圧による筆記部12のペン先からのインク流出の防止やインク吐出量を調整可能である。
なお、シリンダ状部材20を、リフィル14を包み込むようペン先方向へ延長することで加圧室36の容積確保が可能である。それにより、低い加圧力でもインク減少による急な容積変化を抑えることができる。
また、リフィル14とシリンダ状部材20は、間にシール部材22を介在させることで常時シールされているものとしている。
以上説明したように、本実施形態によれば、加圧機構26はピストン部24とシリンダ状部材20で構成され、ピストン部24は、ノックの押圧操作により変形しシリンダ状部材20の内面と環状にシールされてシリンダ状部材20の空気を圧縮する。圧縮した空気をリフィル14に送って加圧する。これでノック解除時まで常時シールしている。
したがって、ダイヤフラム構造のピストン部24で空気を圧縮し、リフィル14内のインクを加圧することができる。前記ピストン部24は、負圧を防ぐための弁構造を有し、加圧とその解除の2つの働きを持つ。
このピストン部24のシール部は、1箇所のみですみ、従来のように2箇所の密閉部で負圧対策を実施することがなく、構造が簡単である。
負圧を発生させないため、負圧の影響を受けやすい粘度の低いインクでも使用できる。つまり、負圧によりリフィル内のインクがリフィル後端へ引っ張られることなくなり、それによる筆記不良を防止できる。
また、ダイヤフラム構造のピストンを用いることで加圧力調整機能を付加させることも可能である。つまり、加圧室36の内圧が一定値以上になると弾性体ピストン部24が内圧で変形し空気を流通させ、内圧が一定値になったところでピストン部24の形が戻りシリンダ状部材20とシールをする。ノック時にこの機能が働くようにすれば、筆記開始時はいつでも常に一定の加圧力がインクにかかる。よって、筆記開始時のインク吐出量が安定するメリットがある。
なお、上記実施形態の他、本発明はその技術的範囲内で種々に変形実施できる。例えば前記ピストン部24は、全体が弾性体に形成されていることに限定されず、シリンダ状部材内周に接触する部分付近が弾性変形して本発明の効果がそうするものであれば、外周縁付近のみが弾性材製とすることができる。
本発明の加圧式筆記具は、油性インク、ゲルインク等の各種インクのリフィルを備えた筆記具に利用することができる。
10 軸筒
10a 開口
10b 中壁部
14 リフィル
16 ノック棒
18 スプリング
20 シリンダ状部材
20a シリンダ状部材の内側突起
22 シール部材
24 ピストン部
24a ピストン部の外周部
24b ピストン部の突起状部
24c ピストン部の切り欠き
26 加圧機構
28 係止部
30 軸状体
32 スプリング受け
34 スプリング
36 加圧室

Claims (4)

  1. ノック時の押圧操作によってリフィル内のインクを加圧する加圧式筆記具において、
    ピストン部と該ピストン部を内周面に摺動させるシリンダ状部材とで構成された加圧機構を有し、
    前記ピストン部は、シリンダ状部材内周面に摺動し、その摺動時に一部がダイヤフラム構造の動作を行い、
    ノック時の押圧操作でピストン部をシリンダ状部材内で移動させて該シリンダ状部材内の空気を圧縮、その圧縮空気をリフィルに送り、インクを加圧するようにすると共に、ダイヤフラム構造部に、加圧解除時に圧縮空気を流通させるための流通孔を、該ピストン部の外周部のシリンダ状部材に摺接する部分に有することを特徴とすることを特徴とする加圧式筆記具。
  2. 前記ピストン部の外径がシリンダ状部材の内径以上の大きさで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加圧式筆記具。
  3. 前記ダイヤフラム構造の動作は、ノック操作によりピストン部がシリンダ状部材内周面摺動する時に、ピストン部の外周面を含んだ部分が可動する動作であることを特徴とする請求項1または2に記載の加圧式筆記具。
  4. 加圧機構は、シリンダ状部材をリフィル後端部に固定し、ピストン部の後方に係止部を設けたものであり、ノック時にピストン部がシリンダ状部材内の一定位置まで進んだ時にシリンダ状部材の後端部に前記係止部が係止し、前記係止部の前進によってシリンダ状部材を介してリフィルを前進させるようにしたことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の加圧式筆記具。
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