JP2014144207A - 薬剤フィーダ - Google Patents
薬剤フィーダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014144207A JP2014144207A JP2013015724A JP2013015724A JP2014144207A JP 2014144207 A JP2014144207 A JP 2014144207A JP 2013015724 A JP2013015724 A JP 2013015724A JP 2013015724 A JP2013015724 A JP 2013015724A JP 2014144207 A JP2014144207 A JP 2014144207A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medicine
- rotor
- partition member
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】ロータ10が回転してポケット部11が順次薬剤排出口18に到達し、保持されている錠剤が薬剤排出口18から順次排出される。ポケット部11が薬剤排出口18に到達したとき、ポケット部11の上部側の開口16は、仕切部材35によって閉鎖されるので新たな錠剤がポケット部11に落下することはない。有突起ブロック部12の突端部26は、仕切部材35の本体部36の下面と接触し得る高さであり、ロータ10が回転すると、突端部26が切部材35の本体部36の下面を撫でる。有突起ブロック部12の突端部26が接触した枝部40だけが曲がって上方に変位するが、変位する枝部40が順次入れ代わり、あたかも波が進むが如くに進行し、錠剤は、この波に押されて回転方向の前方に向かって進む。
【選択図】 図12
Description
薬剤カセットは、多数の錠剤を収容する薬剤収容空間が設けられた収容部を持ち、収容部の内部にロータが収納されている。ロータの外周面に薬剤収容溝が設けられ、収容部の内壁との間の空間で複数のポケット部が形成されている。複数のポケット部は、収容部に収容されている錠剤を流入させて保持する機能を有する。薬剤収容溝は上下が開放された溝である。またポケット部は、薬剤収容溝の開口部分が収容部の内壁によって封鎖された空間であり、上下が開放されている。
ロータの回転軸にはロータギヤが装着されている。また収容部には、ロータの外周面に設けられた薬剤収容溝と連通可能な位置に薬剤排出口が形成されている。
仕切部材は板状または櫛状であり、薬剤排出口の上部に設けられている。
即ち図20の様に、薬剤排出口103の上部に薬剤収容溝101の列が配列されており、さらにその上部に仕切部材100が設けられている。
そして支持台に収容されているモータが駆動すると、駆動ギヤからロータギヤに回転力が伝達され、図20(a)から図20(e)様にロータ105が矢印の方向に回転し、ロータ105の外周面に設けられた薬剤収容溝101が回転する。そしてロータ105が回転することによって収容部内の錠剤が攪拌され、ポケット部108の上部側の開口106からポケット部108に入る。
またポケット部108は、前記した様に上下が開口する空間であるが、仕切部材100が薬剤排出口103の上部であって、薬剤収容溝101のさらに上部に設けられているから、ポケット部108が薬剤排出口103に到達したとき、ポケット部108の上部側の開口106は、仕切部材100によって封鎖される。
ポケット部108が薬剤排出口103に到達することによってポケット部108に保持されている錠剤が薬剤排出口103から順次排出され、当該ポケット部108が空になるが、当該位置においてはポケット部108の上部側の開口106が仕切部材100によって封鎖されているから、薬剤排出口103の近傍においては新たな錠剤がポケット部108に落下することはない。
従って、当初にポケット部108に保持されていた特定個数の錠剤だけが、薬剤排出口103から排出される。図20に示した例で説明すると、ポケット部108に保持されていた一個の錠剤Aだけが薬剤排出口103から排出され、錠剤Aの真上にあった錠剤Cは、仕切部材100の上に残る。
特許文献3,4に開示されたロータの凹凸は、仕切部材の上にあり、仕切部材とは接触しない。
また特許文献5には、ロータの側面にブロック部があり、ブロック部の上面に突起が設けられた構成が開示されている。
特許文献5に開示された突起は、仕切部材の上にあり、仕切部材とは接触しない。
ここで収容部内に大量に錠剤がある場合には、図20(c)(d)の様に、ロータ105の回転に伴って大量の錠剤が全体的に大きく旋回するから、前後の錠剤に押されて仕切部材100上の錠剤Cもロータ105の回転方向に移動する。そして遂には図20(e)の様に、錠剤Bは仕切部材100の外に押し出される。
そのため収容部内に錠剤が大量に残っている場合には、錠剤が仕切部材100の上に止まることはない。
即ち錠剤には、「平型」「碁石型」と称される様な正面視が円形のものと、「楕円型」や、「フットボール型」と称される様な正面視が楕円形のものとが存在する。
即ち図23(a)の様に楕円形の錠剤A,Bが、上下2段のポケット部120,121に個別に収容されている場合は、なんら問題なく錠剤Aを排出することができる(図24)。
しかしながら、図23(b)の様に楕円形の錠剤A,Bが、上下2段のポケット部120,121に入り組んで入ってしまった場合、錠剤A,Bが互いに嵌まり合う関係となり、錠剤A,Bが動かない。そのため図25の様にロータ105を回転し、錠剤A,Bの部位が仕切部材100の位置に至り、錠剤A,Bが仕切部材100に衝突しても錠剤A,Bが逃げず、錠剤A,Bを破壊してしまったり、仕切部材100を破損してしまう場合がある。
また錠剤A,Bがポケット部120,121に嵌まりこんでしまって動かないので、ロータ105を回転したときにロータ105と収容部の内壁との間を錠剤A,Bが圧迫し、異音を発生させる場合がある。さらに強固に噛み込んでしまうと。ロータ105の回転を停止させてしまう場合もある。
本発明の薬剤フィーダについても従来技術と同様に、ロータを回転させポケット部に保持されている薬剤を薬剤排出口から順次排出させる。例えば、1個づつ時間間隔を空けて排出する。また本発明の薬剤フィーダでは、仕切部材が設けられ、当該仕切部材によってポケット部から所定個数以上の薬剤が排出されることを抑制している。即ち仕切部材は、ポケット部の開口近傍にあるから、仕切部材の下部側には新たな薬剤は落下せず、仕切部材の下部側にある薬剤だけが薬剤排出口から排出される。
仕切部材は平面的に一定の領域を占めるから、薬剤が乗る。しかしながら本発明の薬剤フィーダでは、ロータの回転に伴ってロータの一部が仕切部材の一部に当たり、仕切部材に動きを与えて仕切部材上の薬剤を移動させることができる。そのため収容部内の薬剤の残料が少なくなっても薬剤が仕切部材の上に滞留することがなく、薬剤を一つ残らず排出することができる。
また薬剤フィーダは、薬剤が詰まった際にロータを逆回転して挟まった薬剤を取り除く場合がある。本発明では、回転方向の後方にも傾斜面が設けているから、ロータを逆転した場合に突起が引っ掛かることがない。
図1、図3において、1は本実施形態の薬剤フィーダを示している。薬剤フィーダ1は、図2に示すように、大別して薬剤カセット2と、薬剤カセット2が装着される支持台3とから構成されている。
薬剤カセット2及び支持台3は分離可能であるが、両者が結合された状態においてモータ50からロータ10に至る一連の動力伝達経路が完成し、モータ50から動力を受けてロータ10が回転する。
以下、各部材について説明する。
収容部5は、多数の錠剤を収容する容器として機能するものであり、内部に大きな薬剤収容空間32を持つ。収容部5は中の錠剤の残量が目視できる様に透明な樹脂によって作られている。
収容部5の天面側には開口を塞ぐ蓋体7が着脱自在に装着されている。収容部5の底面の略中央部には、図5の様に下方に向けて窪んだ凹部8が設けられている。凹部8の平面断面形状及び開口形状は円形である。
凹部8の内部には、ロータ10が回転自在な状態で収容されている。凹部8は、図5に示すように有底であり、底面22がある。
薬剤排出口18の上方には、図5, 図6に示すように凹部8の周方向に伸びる仕切差込口21が設けられている。
なお本実施形態では、仕切差込口21は薬剤排出口18と連通するが、仕切差込口21と薬剤排出口18は必ずしも連通する必要はない。
本実施形態では、薬剤収容溝31の開放面が収容部5の内壁で封鎖され、薬剤収容溝31の3面と、収容部5の内壁とで4面が封鎖されたポケット部11が構成される。従ってポケット部11の両端は、ロータ10の天地方向に開放されている。即ちポケット11には、前記した上部側開口16と、下部側開口17がある。
そしてロータ10の上方に溜まった錠剤は、ロータ10の傾斜面に沿って順次下方に滑り、収容部5の凹部8の内壁とロータ10の薬剤収容溝31によって構成されるポケット部11に流れ込む。
本実施形態では、頂面に突起が設けられた有突起ブロック部12と、頂面が平坦な平滑ブロック部13とが混在している。
有突起ブロック部12の上部面であって回転方向の両端31,32は高さが同じであるから、突端部26よりも前面側の傾斜面24は長く、後ろ側の傾斜面27は短い。
有突起ブロック部12の全高Hは、突起25の高さだけ平滑ブロック部13よりも高い。
本体部36は櫛状である。即ち本体部36は幹部38と多数の枝部40によって構成されている。幹部38は、弓状に屈曲した部位である。即ち幹部38は、円弧形状をしている。そして多数の枝部40は、幹部38の内周面側から片持ち状に突出している。各枝部40は互いに平行であるが、全体的に一方に傾斜している。傾斜方向は、ロータ10の回転方向に沿う方向である。
本実施形態では、枝部40は、単線状の枝部40aと、ヘヤピンの様に「U」字状の枝部40bが混在している。
即ち複数の枝部40の内、両端部およびその近傍に設けられた枝部40aは、線状である。これに対して、中程の枝部40bは、平行に設けられた線41の先端が結合された形状をしている。
即ちロータ10は略垂直姿勢であるのに対し、仕切部材35の本体部は、収容部内において略水平方向に張出している。そして仕切部材35の高さは、全ブロック部12,13の高さの平均に略等しい。
より詳細に説明すると、前記した様に、有突起ブロック部12の最高高さの位置は、平滑ブロック部13の最高高さの位置よりも高く、仕切部材35の本体部36の下面は、有突起ブロック部12の最高高さの位置と平滑ブロック部13の最高高さの位置の中間高さにある。
従って、有突起ブロック部12の突端部26は、仕切部材35の本体部36の下面よりも高い位置にあり、有突起ブロック部12の突端部26は、仕切部材35の本体部36の下面と接触し得る。
有突起ブロック部12の上面であっても高さの低い領域は、仕切部材35の本体部36の下面に接触し得ない。
平滑ブロック部13は、どの部位についても仕切部材35の本体部36の下面に接触し得ない。
ロータ10はさらに回転するから、有突起ブロック部12の突端部26分は回転方向に移動する。移動に伴って、突端部26が接触する位置が回転方向にずれていく。
本実施気形態の薬剤カセット2に大量の錠剤を充填した場合の機能は、従来技術と同一である。即ち薬剤カセット2を支持台3に装着した状態で支持台3に収容されているモータ50を駆動すると、駆動ギヤ51からロータギヤ14に回転力が伝達され、ロータ10が矢印(図4、図7)の方向に回転し、図10の様にロータ10の外周面に設けられた薬剤収容溝31が回転する。そしてロータ10が回転することによって収容部5の錠剤が攪拌され、ポケット部11の上部側開口16からポケット部11に入る。
より具体的に説明すると、本実施形態では、ポケット部11に保持した錠剤を一個づつ時間間隔を空けて排出する。
即ち薬剤収容溝31は、前記した様に上下が開口する溝であるが、仕切部材35が薬剤排出口18の上部であって、薬剤収容溝31のさらに上部に設けられているから、ポケット部11が薬剤排出口18に到達したとき、ポケット部11の上部側の開口16は、仕切部材35によって閉鎖される。仕切部材35は、薬剤排出口18の上であってポケット部11の上部側の開口16の更に上にあり、平面的に一定の領域を占める。従ってポケット部11に保持されている錠剤が薬剤排出口18から順次排出され、図10(b)の様に当該ポケット部11が空になるが、薬剤排出口18の近傍においては新たな錠剤がポケット部11に落下することはない。
従って、当初にポケット部11に保持されていた特定個数の錠剤だけが、薬剤排出口18から排出される。
さらにロータ10が回転すると、図10(d)の様に続くポケット部11bに保持されていた一個の錠剤Bだけが薬剤排出口18から排出され、錠剤Aの真上にあった錠剤は、仕切部材35の上に残る。
そのため収容部内に錠剤が大量に残っている場合には、錠剤が仕切部材35の上に止まることはない。
即ち薬剤カセット2内の錠剤数が少なくなると、錠剤の全体的な旋回が消失してしまい、他の錠剤の移動力で仕切部材35の上に載ってしまった錠剤を押し出すことができない。
しかしながら、本実施形態の薬剤フィーダ1は、ロータ10の一部が仕切部材35と接触することによって、仕切部材35を変位させ、さらに変位部の移動によって、錠剤を押し出すことができる。本実施形態の薬剤フィーダ1は、ロータ10の一部が仕切部材35と接触することによって、仕切部材35に動きを与え、錠剤を押し出すことができる。
即ち前記した様に、有突起ブロック部12の突端部26は、仕切部材35の本体部36の下面と接触し得る高さであるから、ロータ10が回転すると、有突起ブロック部12の突端部26は仕切部材35の本体部36の下面を撫でる。即ちロータ10が回転して有突起ブロック部12が、仕切部材35の下に至ると、突端部26の近傍で、本体部36を押圧する(図11)。
理想的には、回転方向前側28の傾斜面24たる緩斜面の下部から仕切部材35と接触し、仕切部材35を上部に向けて徐々に押圧する。
ここで、仕切部材35の本体部36は、櫛状であり、複数の枝部40は、それぞれ隣接する枝部40から独立していて、隣接する枝部40の変位量に係わらず、単独で曲がる。
そのため図12の様に、多数の枝部40の内、有突起ブロック部12の突端部26およびその近傍が接触した枝部40だけが曲がって上方に変位する。しかしながら、他の枝部40は、変位せず、元の高さを維持している。
またブロック部12,13以外の部位を仕切部材35に接触させる構成も考えられる。さらにロータ10と共に回転する他の部材を設け、当該部材の一部を仕切部材35に接触させてもよい。
そして本実施形態の薬剤カセット52では、攪拌部材55の側面に突起状の当接部57が設けられている。
図19に示す薬剤カセット52では、攪拌部材55の当接部57は、平滑ブロック部13よりも上の位置にあり、ポケット部11の上部側開口16よりも上にある。また攪拌部材55の当接部57の地上からの高さは、仕切部材35よりも下である。なお図19に示す薬剤カセット52の当接部57の地上からの高さは、先の実施形態(図1等)の薬剤カセット2における有突起ブロック部12の突起25の高さと同じである。
即ちロータ53の回転に伴って、当接部57はポケット部11内の錠剤の上部と、その他の錠剤の下部に接触し、前記上部と下部との間を仕切る様に移動する。従って、前記した図28の様な過度の衝突が起こらず、錠剤を傷つけることはない。
ここで攪拌部材55は、ロータ53の回転時に同時に回転することが望ましい。攪拌部材55の回転数とロータ53の回転数は必ずしも一致する必要はない。
本実施形態では、「ロータ53の回転に伴ってロータ53と共に回転する部材」の例、及び「ロータ53とは別に回転可能な部材」の例として、攪拌部材55を例示したが、攪拌機能を持たない回転部材に当接部を設けてもよい。攪拌機能を持たない回転部材に当接部を設ける場合には、ロータ53の回転時に同時に回転部材を回転させる必要はない。即ち当接部がロータとは異なるタイミングで回転してもよい。例えば、ロータ53の回転に先立って、当接部だけを回転させたり、錠剤が排出されなくなった後に、当接部を回転させて仕切部材35の上の乗った錠剤を移動させてもよい。
本実施形態では、ブロック部12に一つの突起25を設けたが、複数の突起を設けてもよい。
仕切部材70の様に枝部40を上下2段に並べたり、仕切部材73の様に、枝部40を複数段に並べる構成を採用する場合には、仕切部材70,73厚みが増すこととなるので、仕切部材70,73と当接する突起25等の高さは、先の実施形態の場合に比べて高くすることが望ましい。
また図17, 18に示す仕切部材67の様に表面に多数の返り部(逆進防止部)68を設け、錠剤が一方方向にしか進行しない様にしてもよい。この構成を採用する場合は、仕切部材67に単に振動を与えるだけで上に載った錠剤が前方に向かって進む。
本実施形態によると、ロータ10の回転に伴って、有突起ブロック部12の突起25が、間欠的に仕切部材35と衝突し、仕切部材67が振動する。そして仕切部材67には、表面に多数の返り部(逆進防止部)68を設けられていて、錠剤が一方方向にしか進行できないから、錠剤は前方に向かって進むこととなる。即ち本実施形態では、振動という動きによって錠剤が進行する。
5 収容部
10 ロータ
11 ポケット部
12 有突起ブロック部
13 平滑ブロック部
16 上部側開口
18 薬剤排出口
24 傾斜面
25 突起
26 突端部
27 傾斜面
31 薬剤収容溝
32 薬剤収容空間
35 仕切部材
40 枝部
60 仕切部材
65 仕切部材
67 仕切部材
70 仕切部材
73 仕切部材
72 枝部
Claims (10)
- 多数の固形の薬剤を収容する薬剤収容空間及び薬剤を排出する薬剤排出口が設けられた収容部と、側面部に薬剤収容溝が設けられたロータと、仕切部材とを有し、前記収容部の内部に前記ロータが回転自在に配設され、前記収容部の内部と前記ロータの薬剤収容溝によってポケット部が構成され、前記ポケット部は上部側が薬剤収容空間側に開口していて薬剤収容空間内の薬剤が落下可能であり、前記仕切部材は前記薬剤排出口上方のポケット部の開口近傍にあって平面的に一定の領域を占め所定個数を越える薬剤が前記ポケット部に落下することを阻止し、収容部内の薬剤をポケット部で保持した状態でロータを回転させ、ロータの回転に伴ってポケット部が順次薬剤排出口と連通し、ポケット部に保持された薬剤を薬剤排出口から順次排出する排出動作を行う薬剤フィーダにおいて、ロータの回転に伴ってロータの一部が仕切部材の一部に当たり、仕切部材に動きを与えて仕切部材上の薬剤を移動させることができることを特徴とする薬剤フィーダ。
- 多数の固形の薬剤を収容する薬剤収容空間及び薬剤を排出する薬剤排出口が設けられた収容部と、側面部に薬剤収容溝が設けられたロータと、仕切部材とを有し、前記収容部の内部に前記ロータが回転自在に配設され、前記収容部の内部と前記ロータの薬剤収容溝によってポケット部が構成され、前記ポケット部は上部側が薬剤収容空間側に開口していて薬剤収容空間内の薬剤が落下可能であり、前記仕切部材は前記薬剤排出口上方のポケット部の開口近傍にあって平面的に一定の領域を占め所定個数を越える薬剤が前記ポケット部に落下することを阻止し、収容部内の薬剤をポケット部で保持した状態でロータを回転させ、ロータの回転に伴ってポケット部が順次薬剤排出口と連通し、ポケット部に保持された薬剤を薬剤排出口から順次排出する排出動作を行う薬剤フィーダにおいて、ロータと共に回転する部材又はロータとは別に回転可能な部材が回転して仕切部材の一部に当たり、仕切部材に動きを与えて仕切部材上の薬剤を移動させることができることを特徴とする薬剤フィーダ。
- 仕切部材は略水平方向に張り出して設置され、その上面に薬剤が乗り得るものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤フィーダ。
- ロータの側面部に間隔を空けてブロック部が設けられ、当該ブロック部同士の隙間によって前記薬剤収容溝が構成され、ブロック部の上面の一部又は全部がロータの回転に伴って仕切部材の下面に当たることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
- ロータに突起が設けられ、当該突起がロータの回転に伴って仕切部材の下面に当たることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
- ロータの側面部に間隔を空けてブロック部が設けられ、仕切部材の下面に当たる突起が設けられたブロック部と、当該突起が設けられていないブロック部が混在することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
- 突起は、突端部の回転方向前後に傾斜面を有するものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の薬剤フィーダ。
- 回転方向の先頭側に向かう傾斜は、回転方向の後尾側に向かう傾斜に比べて緩いことを特徴とする請求項7に記載の薬剤フィーダ。
- 突起の突端部は断面形状が丸まったものであることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
- 仕切部材は部分的な変位を許容し、ロータの一部又はロータとは別に回転する部材が当たった部分が他に比べて大きく変位し、ロータの回転に伴って変位部分が移動して薬剤を押し出すことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の薬剤フィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015724A JP6172496B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 薬剤フィーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013015724A JP6172496B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 薬剤フィーダ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016244335A Division JP6390927B2 (ja) | 2016-12-16 | 2016-12-16 | 薬剤フィーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014144207A true JP2014144207A (ja) | 2014-08-14 |
JP6172496B2 JP6172496B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=51424960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013015724A Active JP6172496B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | 薬剤フィーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6172496B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015041228A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-03-02 | 株式会社タカゾノテクノロジー | 薬剤供給体及び薬剤供給ユニット |
KR20180108621A (ko) * | 2016-01-29 | 2018-10-04 | 벡톤 디킨슨 로와 저머니 게임베하 | 약품 보관 및 분배 스테이션을 위한 보관 용기 |
WO2021039069A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社タカゾノ | 薬剤供給装置 |
CN113277628A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-20 | 宜兴市微益生物科技有限公司 | 一种运用液体复合菌的生物滤池及液体复合菌的使用方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20200015475A (ko) | 2017-05-31 | 2020-02-12 | 도레이 카부시키가이샤 | 블록 공중합체와 그 제조 방법, 에폭시 수지 조성물, 및 그 경화물 그리고 반도체 봉지재 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09240603A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Takazono Sangyo Kk | 錠剤等の薬剤選択供給装置用の薬剤収容容器 |
JP2001063707A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Takazono Sangyo Kk | 薬剤供給装置 |
JP2002154637A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Tosho Inc | 薬剤フィーダ |
JP2010131233A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤収容容器 |
JP2011045700A (ja) * | 2008-09-18 | 2011-03-10 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤払出装置 |
-
2013
- 2013-01-30 JP JP2013015724A patent/JP6172496B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09240603A (ja) * | 1996-03-04 | 1997-09-16 | Takazono Sangyo Kk | 錠剤等の薬剤選択供給装置用の薬剤収容容器 |
JP2001063707A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Takazono Sangyo Kk | 薬剤供給装置 |
JP2002154637A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Tosho Inc | 薬剤フィーダ |
JP2011045700A (ja) * | 2008-09-18 | 2011-03-10 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 薬剤払出装置 |
JP2010131233A (ja) * | 2008-12-05 | 2010-06-17 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤収容容器 |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2015041228A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-03-02 | 株式会社タカゾノテクノロジー | 薬剤供給体及び薬剤供給ユニット |
KR20180108621A (ko) * | 2016-01-29 | 2018-10-04 | 벡톤 디킨슨 로와 저머니 게임베하 | 약품 보관 및 분배 스테이션을 위한 보관 용기 |
CN108697582A (zh) * | 2016-01-29 | 2018-10-23 | 贝克顿迪金森罗瓦德国有限公司 | 用于药物储配站的储存容器 |
JP2019503235A (ja) * | 2016-01-29 | 2019-02-07 | ベクトン・ディッキンソン・ロワ・ジャーマニー・ゲーエムベーハー | 薬品のための貯蔵送達ステーション用貯蔵容器 |
JP7010829B2 (ja) | 2016-01-29 | 2022-01-26 | ベクトン・ディッキンソン・ロワ・ジャーマニー・ゲーエムベーハー | 薬品のための貯蔵送達ステーション用貯蔵容器 |
KR102650781B1 (ko) * | 2016-01-29 | 2024-03-22 | 벡톤 디킨슨 로와 저머니 게임베하 | 약품 보관 및 분배 스테이션을 위한 보관 용기 |
WO2021039069A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 株式会社タカゾノ | 薬剤供給装置 |
JP2021036958A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 株式会社タカゾノ | 薬剤供給装置 |
CN114341005A (zh) * | 2019-08-30 | 2022-04-12 | 株式会社高园 | 药剂供给装置 |
JP7235306B2 (ja) | 2019-08-30 | 2023-03-08 | 株式会社タカゾノ | 薬剤供給装置 |
CN113277628A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-20 | 宜兴市微益生物科技有限公司 | 一种运用液体复合菌的生物滤池及液体复合菌的使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6172496B2 (ja) | 2017-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9663260B2 (en) | Drug feeder | |
JP6172496B2 (ja) | 薬剤フィーダ | |
KR101778328B1 (ko) | 정제 카세트 | |
KR100800290B1 (ko) | 약제 자동 포장기용 카세트 장치 | |
CN102341307B (zh) | 锭剂送料器的粉末去除装置 | |
JP5623655B2 (ja) | 薬剤包装装置の錠剤カセット | |
JP6390927B2 (ja) | 薬剤フィーダ | |
JP4249015B2 (ja) | 錠剤フィーダ | |
JP5272670B2 (ja) | 袋入り薬剤払出装置 | |
JP2020099585A (ja) | 錠剤カセット | |
AU2019225527A1 (en) | Tablet cassette | |
KR101652152B1 (ko) | 가변 디비전 블록을 구비한 정제 캐니스터 | |
JP4473170B2 (ja) | 錠剤カセッタ | |
JP5577033B2 (ja) | 薬剤収容容器 | |
JPWO2020170664A1 (ja) | 薬剤ケース及び薬剤供給装置 | |
CN212541457U (zh) | 一种自动售货机 | |
EP2722030A1 (en) | Box for dispensing blister-packaged drug | |
CN105744923B (zh) | 药剂供给体及药剂供给单元 | |
TWI603296B (zh) | 找零錢用之硬幣貯存斗 | |
RU2296090C2 (ru) | Дозатор таблеток | |
JP2019154611A (ja) | 錠剤フィーダ | |
JP2021065493A (ja) | ブラシユニット及び薬剤ケース | |
JP7235306B2 (ja) | 薬剤供給装置 | |
JP3981372B2 (ja) | 回転盤式硬貨送出装置 | |
JP6569911B2 (ja) | 錠剤カセット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6172496 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |