JPWO2020170664A1 - 薬剤ケース及び薬剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

薬剤ケースは、薬剤を収容し、且つ、前記薬剤の排出口が底部に設けられたケース本体と、前記ケース本体の内部に配置され、回転軸回りに回転する回転部材と、を備え、前記回転部材は、前記薬剤を前記排出口に案内する通路を構成する互いに平行な第1の側壁部材及び第2の側壁部材を有し、前記第1の側壁部材及び前記第2の側壁部材は、互いに平行な状態を維持したまま互いに接近及び離隔し、前記通路の幅を調整する。

Description

本発明は、錠剤等の薬剤を収容及び排出する薬剤ケース、並びに、薬剤ケースを備える薬剤供給装置に関する。
従来、1つまたは複数の薬剤ケースを備える薬剤供給装置が用いられている。このような薬剤供給装置においては、錠剤又はカプセル剤等の薬剤は種類毎に分別されて薬剤ケースに収容されている。薬剤ケースから薬剤を所望量つまり所望数排出するためには、薬剤を1つずつ排出する必要がある。また、薬剤の大きさ及び形状は、薬剤によって異なる。
特許文献1には、薬剤を1つずつ排出すべく、薬剤排出部を構成する筒体を、薬剤の大きさ及び形状に応じて交換することが可能な薬剤ケースが開示されている。
特開平08−164904号公報
しかしながら、薬剤の種類は極めて多く、しかも、次々と新しい薬剤が発売されるため、薬剤の種類毎に筒体を用意することは実際には容易ではない。また、薬剤供給装置が使用される薬局等において、使用していない筒体を保管しておくことは、スペースの無駄となる。
本発明は、部材を交換しなくても、多種類の薬剤を取り扱うことが可能な薬剤ケースを提供することを課題とする。
本発明に係る薬剤ケースは、薬剤を収容し、且つ、前記薬剤の排出口が底部に設けられたケース本体と、前記ケース本体の内部に配置され、回転軸回りに回転する回転部材と、を備え、前記回転部材は、前記薬剤を前記排出口に案内する通路を構成する互いに平行な第1の側壁部材及び第2の側壁部材を有し、前記第1の側壁部材及び前記第2の側壁部材は、互いに平行な状態を維持したまま互いに接近及び離隔し、前記通路の幅を調整する。
本発明によれば、部材を交換しなくても、多種類の薬剤を取り扱うことが可能な薬剤ケースを提供することが可能である。
一実施形態に係る薬剤ケースの斜視図。 一実施形態に係る薬剤ケースの底面図。 一実施形態に係る薬剤ケースが備える回転部材の斜視図。 回転部材の内部構造を示す斜視図。 回転部材の底面図。 回転部材の縦断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る薬剤ケースについて説明する。
図1は、本実施形態に係る薬剤ケース1の斜視図である。薬剤ケース1の外観は、ケース本体11、蓋12、横蓋13、仕切り部材14、ねじ15等で構成されている。また、薬剤ケース1は、図1には示されていない回転部材20(図3参照)を備えている。後に詳細に説明するが、回転部材20は、ケース本体11の内部に配置されている。
ケース本体11は、薬剤を収容する。ケース本体11の上部には、薬剤の入口となる上部開口(不図示)が設けられている。ケース本体11の上部には、蓋12がヒンジ等を介して取り付けられており、蓋12はケース本体11の上部開口を開閉する。
また、ケース本体11の側部には、側部開口(不図示)が設けられているとともに、この側部開口を覆うように横蓋13が取り付けられている。横蓋13には、水平方向に細長く延在する仕切り部材挿入口13aが、上下に並ぶように複数設けられている。
横蓋13には、仕切り部材14が取り付けられている。仕切り部材14は、横蓋13に形成されたねじ穴16に螺号するねじ15によって固定されている。仕切り部材14は、断面L字状の板部材であり、横蓋13の外部に配置される外側板14aと直交し、仕切り部材挿入口13a及び側部開口を介してケース本体11内に挿入される内側板14b(図2参照)を有する。
なお、横蓋13には、左右両端付近に1つずつ、計2つのねじ穴16が形成されている。また、外側板14aは、水平方向に延びる部分と鉛直方向に延びる部分からなるL字形状を呈する板である。そして、鉛直方向に延びる部分には、鉛直方向に延びる長穴が形成されている。よって、図1に示されるように、ねじ15が、外側板14aに形成された長穴を介して、右側のねじ穴16に挿入される場合、内側板14bは、鉛直方向に並ぶ複数の仕切り部材挿入口13aの内、下側の仕切り部材挿入口13aに挿入することができる。一方、図示されてはいないが、ねじ15が、外側板14aに形成された長穴を介して、左側のねじ穴16に挿入される場合、内側板14bは、上側の仕切り部材挿入口13aに挿入することができる。長穴とねじ15との相対位置を調整することで、内側板14bを挿入する仕切り部材挿入口13aを選択することができることは言うまでもない。
図2は、薬剤ケース1の底面図である。ケース本体11の底部11aには、薬剤が排出される排出口11b及び駆動軸挿入口11cが設けられている。
図2には、排出口11bを介して、排出口11bの上方、つまりケース本体11の内部の様子が示されている。具体的には、ケース本体11内部で薬剤が上から下に向かって通過する領域である通路Pと、通路Pを構成する部材である第1の側壁部材21、第2の側壁部材22、第3の側壁部材23及び傾斜板24が示されている。また、仕切り部材14の一部である内側板14bが、通路P内に差し込まれている様子が示されている。
また、図2には、駆動軸挿入口11cの上方に、回転部材20の中心に位置するシャフト31が配置されている様子が示されている。
図3は、本実施形態に係る薬剤ケース1が備える回転部材20の斜視図である。回転部材20は、底部11aの上に配置され、駆動軸挿入口11cを介して連結される駆動軸(不図示)により、自身の回転軸回りに回転する部材である。なお、駆動軸は、薬剤ケース1が取り付けられる薬剤供給装置が備える部材であり、この薬剤供給装置が備えるモータによって回転駆動される。
回転部材20は、基部30と、基部30の周囲に配置された第1の側壁部材21、第2の側壁部材22、第3の側壁部材23を有している。また、回転部材20は、基部30の上方に配置された傾斜板24、上部部材25、及び、第3の側壁部材23と傾斜板24とを連結する連結棒26を有している。
第1の側壁部材21、第2の側壁部材22及び第3の側壁部材23と、ケース本体11又は横蓋13とによって、薬剤を排出口11bに案内する通路Pが構成される。
回転部材20は、鉛直方向に延びる回転軸を有し、この回転軸回りに回転対称な形状を有している。具体的には、回転部材20は、回転軸を含む鉛直面を境に対象な切り妻屋根状(逆V字状)の形状を有する上部部材25を備えている。上部部材25には、回転軸回りに180度離れた位置に2つの切り欠きが設けられている。この切り欠きは、通路Pの入口となる。
また、回転部材20は、上部部材25及び基部30以外の部材、例えば第1の側壁部材21を、2つずつ有している。それらの部材は、回転軸を挟んで対象となる位置に配置されている。したがって、回転部材20は、自身の回転軸回りに180度回転する毎に、同じ部材が同じ位置に位置することになる。よって、回転部材20が180度回転する毎に、通路Pが排出口11b(図2参照)の上に位置する。
続いて、図3に加えて、図4、図5及び図6を参照しながら、回転部材20についてより詳細に説明する。
図4は、回転部材20の内部構造を示す斜視図であり、具体的には、図3に示される回転部材20から、傾斜板24及び上部部材25が取り外された状態を示している。図5は、回転部材20の底面図である。図5には、横蓋13も示されている。図5には、薬剤Mの一例が点線で示されている。また、図5においては、説明の便宜上、図5の下側に配置される第1の側壁部材21、第2の側壁部材22、第3の側壁部材23及び傾斜板24が図示されていない。図6は、回転部材20の縦断面図である。図6にはケース本体11も示されている。また、図6においては、説明の便宜上、回転部材20を構成する部材の一部(後に説明する基部30及び歯車類)は図示されていない。
まず、回転部材20を構成する部材の1つである基部30について説明する。
基部30は、回転部材20の回転軸と同軸のシャフト31を有している。シャフト31から、回転部材20の径方向且つ互いに反対方向に、一対の枝部材32が延在している。各枝部材32の先端付近から、互いに離れる方向に、一対の側壁支持部材33が延在している。
図5によく示されるように、枝部材32の延在方向と、側壁支持部材33の延在方向とは、鋭角をなしている。換言すると、一つの枝部材32の先端から延びる一方の側壁支持部材33の延在方向と他方の側壁支持部材33の延在方向とは、鈍角をなしている。つまり、枝部材32と一対の側壁支持部材33とは、底面視(つまり平面視)において、矢印状の形状を呈している。
また、シャフト31から、回転部材20の径方向であって、枝部材32の延在方向とは直交する方向、且つ、互いに反対方向に、一対の歯車支持部材34が延在している。
続いて、回転部材20を構成する部材であって、基部30に取り付けられている部材について説明する。
側壁支持部材33には、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22が取り付けられている。第1の側壁部材21は、第1の側壁部材本体21aと、第1のラック21bと、第1の落下防止部材21cとから構成されている。第2の側壁部材22は、第2の側壁部材本体22aと、第2のラック22bと、第2の落下防止部材22cとから構成されている。第2の側壁部材22は、第1の側壁部材21の鏡像形状である。よって、第1の側壁部材21について言えることは、第2の側壁部材22にも言える。そこで、以下、主に第1の側壁部材21について説明し、第2の側壁部材22については、適宜説明を省略する。
第1の側壁部材本体21aは、略平板状の部材であり、枝部材32の延在方向(つまり、回転部材20の回転軸を含む一つの平面)と平行な方向に延在している。第1の側壁部材本体21aには、図5に点線で示されるような形状の貫通孔が形成されている。つまり、水平であり、且つ、回転部材20の径方向と直交する方向に対して傾いた方向に延在するように、貫通孔が形成されている。この貫通孔の形状は、この貫通孔が延在する方向の一方から他方を見たときに長方形となる形状である。
この貫通孔を側壁支持部材33が貫通している。側壁支持部材33は、ある程度の厚みを有する直方体状とも言える板状部材である。側壁支持部材33は、第1の側壁部材本体21aに形成された貫通孔を貫通するときに、この貫通孔との間に隙間がほとんどできない形状に形成されている。したがって、第1の側壁部材本体21aひいては第1の側壁部材21は、側壁支持部材33の延在方向に沿って、がたつきなくスライドすることができる。
後に説明するように、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との距離は、薬剤ケース1が取り扱う薬剤Mの大きさに合わせて調整される。薬剤Mが大きくなり、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との距離が広くなると、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22が、ケース本体11の内面に接触し、回転部材20の円滑な回転を妨げかねない。そこで、本実施形態に係る薬剤ケース1においては、枝部材32の延在方向と、側壁支持部材33の延在方向とがなす角度は、70度以上85度以下、より好ましくは80度とされている。このような角度とすることで、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22は、ケース本体11の内面に接触することなく、且つ、互いに平行な状態を維持したまま、直線的に移動して、接近及び離隔することが可能となっている。
また、第1の側壁部材本体21aの外周側端部であって、第2の側壁部材本体22a(つまり通路P)とは対向しない部分は、平面視で、R形状とされているか、又は、面取りがなされている。よって、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との距離、つまり通路Pの幅が大きくなっても、第1の側壁部材本体21aの外周側端部は、上部部材25の外周を形作る円からはみ出ない、つまり、ケース本体11の内面に接触しない。よって、回転部材20は、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との距離に関わらず、ケース本体11の内部で円滑に回転することができる。
また、第1の側壁部材本体21aの上端は、上部部材25の上面と略平行な面で形成されている。よって、通路Pの幅が小さくなり、上部部材25の切り欠きから第1の側壁部材21が露出しても、薬剤Mは、第1の側壁部材本体21aの上で滞留することなく、通路Pに向かってスムーズに落下することができる。
第1の側壁部材本体21aの外径側端部には、水平面に沿って延在するスロットSが、上下に並ぶように複数設けられている。各スロットSが設けられる高さは、各仕切り部材挿入口13a(図1参照)が設けられる高さと一致している。よって、仕切り部材14の内側板14bが仕切り部材挿入口13aを介してケース本体11の内部に挿入された状態で回転部材20が回転すると、内側板14bは、第1の側壁部材本体21aに形成されたスロットSを通過する。同様に、内側板14bは、第2の側壁部材本体22aに形成されたスロットSも通過する。よって、回転部材20は、仕切り部材14が取り付けられていても、何ら支障なく回転し続けることができる。
第1のラック21bは、第1の側壁部材本体21aの内側端部から、回転部材20の外径側に向けて、側壁支持部材33の延在方向と略平行な方向に延在している。
第1の落下防止部材21cは、第1の側壁部材本体21aの上端に取り付けられている。第1の落下防止部材21cは、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との間の距離、つまり通路Pの幅が狭くなったときに、第1の側壁部材本体21aの背面側を通って、薬剤が落下することを防止するための部材である。なお、第1の側壁部材本体21aの背面側とは、第2の側壁部材本体22aに対向する側、つまり通路Pを構成する面がある側の反対側である。
第1の落下防止部材21cは、下方に突出する軸部を、通路Pに近い位置に有している。この軸部は、第1の側壁部材本体21aの上方に形成された穴に挿入されている。よって、第1の落下防止部材21cは、第1の側壁部材本体21aに対して、通路Pに近い位置を回転中心として回動自在である。
また、図3及び図5に示されるように、上部部材25の下面のうち、第1の落下防止部材21c及び第2の落下防止部材22cに対向する位置には、切り欠きが形成されている。この切り欠きの側面は、第1の落下防止部材21cまたは第2の落下防止部材22cの、通路Pから遠い位置に接触して、第1の落下防止部材21cまたは第2の落下防止部材22cをガイドする案内部25aとなっている。
図5によく示されるように、案内部25aは円弧形状であるが、この円弧は、上部部材25の外周を形作る円と同心ではなく、通路Pに近い位置ほど上部部材25の外周を形作る円に近い。よって、第1の落下防止部材21cは、第1の側壁部材本体21aが第2の側壁部材本体22aに接近する方向に移動すると、回転中心周りに回動しつつ、案内部25aによって回転部材20の外側に向かって押し付けられるように案内される。そのため、第1の落下防止部材21cの外周側部分は、上部部材25の外周を形作る円に沿って移動することができる。よって、第1の側壁部材本体21aと第2の側壁部材本体22aとが接近し、通路Pの幅が狭くなっても、第1の落下防止部材21cの外周側部分とケース本体11の内面との間に隙間が形成されることを防止することができる。ひいては、薬剤Mが小さく、第1の側壁部材本体21aと第2の側壁部材本体22aとの距離が狭くなったとしても、第1の落下防止部材21cの外周側部分とケース本体11の内面との間から小さな薬剤Mが落下することを防止することができる。
上記の通り、第2の側壁部材22は、第1の側壁部材21の鏡像形状を呈している。従って、第1の側壁部材本体21aと第2の側壁部材本体22aとは、互いに平行となっている。これらの部材が平行であるという関係は、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22が、側壁支持部材33に沿ってスライド移動してどの位置に位置していても常に維持される。
シャフト31の上には、回転部材20の回転軸回りにシャフト31に対して回転可能に、中央歯車40が配置されている。中央歯車40は、図示しない軸部を有しており、この軸部は、シャフト31に形成された穴の中に嵌められている。この軸部とこの穴の内面と間の摩擦力は比較的強く、回転部材20が回転する際は、シャフト31と中央歯車40は一体的に回転することが可能である。一方、後に説明するように、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22とを互いに接近または離隔させる場合には、シャフト31を固定した状態で中央歯車40に比較的強いトルクを加えて、シャフト31と中央歯車40とを相対回転させることが可能である。
また、歯車支持部材34の上には、第1の歯車41及び第2の歯車42が回転可能に配置されている。中央歯車40と第2の歯車42はかみ合っている。第2の歯車42と第1の歯車41はかみ合っている。さらに、第1の歯車41は、第1のラック21bとかみ合っており、第2の歯車42は、第2のラック22bとかみ合ってる。
したがって、例えば、2つある第1の側壁部材21の内の一方が、側壁支持部材33に沿ってスライド移動すると、この第1の側壁部材21が有する第1のラック21bがスライド移動し、同時に、第1の歯車41の1つが回転する。すると、第2の歯車42の1つが回転し、第2のラック22bの1つがスライド移動するとともに、中央歯車40が回転する。すると、反対側の第2の歯車42が回転し、反対側の第2のラック22bがスライド移動する。さらに、反対側の第1の歯車41が回転し、反対側の第1のラック21bがスライド移動する。
つまり、2つの第1の側壁部材21及び2つの第2の側壁部材22は、いずれか1つが移動すると、同時に他の3つも移動するように構成されている。また、各歯車の歯ピッチ及び大きさは、2つの第1の側壁部材21及び2つの第2の側壁部材22の移動量が等しくなるように設定されている。よって、2つの第1の側壁部材21及び2つの第2の側壁部材22は、同時に同距離移動する。
第1の側壁部材21と第2の側壁部材22との間には、第3の側壁部材23が配置されている。第3の側壁部材23は、第3の側壁部材本体23a、第3のラック23b及び案内棒23c(図6参照)を有している。案内棒23c(図6参照)は、枝部材32に形成され径方向に延在する孔にスライド可能に挿入されている。よって、第3の側壁部材23は、回転部材20の径方向にスライド移動つまり進退可能となっている。
第3の側壁部材本体23aは、枝部材32の延在方向と同じ方向に延在するとともに、鉛直方向に延在しており、枝部材32の先端を覆っている。第3の側壁部材本体23aの外径側端部は、通路Pに面している。
第3の側壁部材本体23aの外径側端部には、水平面に沿って延在するスロットSが、上下に並ぶように複数設けられている。各スロットSが設けられる高さは、各仕切り部材挿入口13a(図1参照)が設けられる高さと一致している。よって、第3の側壁部材本体23aが回転部材20の外周寄りに位置している状態で回転部材20が回転すると、内側板14bは、第3の側壁部材本体23aに形成されたスロットSを通過する。よって、回転部材20は、仕切り部材14及び第3の側壁部材23の位置にかかわらず、回転し続けることができる。
第3の側壁部材本体23aの内側端部からクランクを介して第3のラック23bが枝部材32と平行な方向に延在している。
中央歯車40の上には、回転部材20の回転軸回りに、中央歯車40とは独立して回転可能に、第3の歯車43が配置されている。第3の歯車43は、第3のラック23bとかみ合っている。
したがって、2つある第3の側壁部材23の内の一方が、枝部材32に沿って進退すると、この第3の側壁部材23が有する第3のラック23bが進退し、同時に、第3の歯車43が回転する。すると、反対側の第3のラック23bが進退する。
つまり、一方の第3の側壁部材23が進退すると、同時に他の第3の側壁部材23も進退するように構成されている。また、各歯車の歯ピッチ及び大きさは、2つの第3の側壁部材23の移動量が等しくなるように設定されている。よって、2つの第3の側壁部材23は、同時に同距離進退するように構成されている。
また、第3の側壁部材23は、連結棒26を介して連結された傾斜板24と連動して進退する。具体的には、第3の側壁部材23が進退すると、傾斜板24が、上部部材25の上面である傾斜面に沿って、つまり、傾斜板24の延在方向に沿って進退する。
以上のように構成された薬剤ケース1は、次のように使用される。
ケース本体11の内部に収容される薬剤Mの大きさ及び形状に合わせて、通路Pの幅及び奥行きが設定される。
まず、通路Pの幅の設定方法について説明する。なお、通路Pの幅は、第1の側壁部材21と第2の側壁部材22の間の距離である。
図2に示されるように、ケース本体11の底部11aに設けられた駆動軸挿入口11cを通して、中央歯車40に形成されたマイナスドライバー係合部が見える。このマイナスドライバー係合部にマイナスドライバーを係合させるとともに、シャフト31を固定した状態でマイナスドライバーを回転させることにより、中央歯車40をシャフト31に対して相対回転させる。すると、第1の歯車41及び第2の歯車42が回転し、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22が、互いに平行な状態を維持したまま、回転部材20の径方向に直交する方向に対して傾いた方向に沿って、互いに接近又は離隔するようにスライド移動する。このような操作によって、通路Pの幅を設定することができる。
第1の側壁部材21と第2の側壁部材22は、互いに対向する面が平行な状態を維持したまま接近又は離隔する。よって、通路Pの幅は、回転部材20の径方向いずれの位置でも等しい。逆に言うと、通路Pの平面視形状は、例えば径方向内側が狭く径方向外側が広い扇形のような形状にならない。したがって、通路Pはいずれの位置でも薬剤Mの幅に対応した幅となり、薬剤Mが通路Pをスムーズに上から下に通過することができる。ひいては、回転部材20の回転に従って、通路Pが排出口11bの上に移動する度に、確実に薬剤Mを排出することができる。
また、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22は、互いに接近又は離隔する際、回転部材20の径方向と直交する方向に対して傾いた水平な方向に沿って直線的に移動する。換言すると、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22は、略円形を呈する回転部材20の外形からはみ出ることなく、互いに接近及び離隔する。したがって、通路Pの幅をどのように調整しても、第1の側壁部材21及び第2の側壁部材22が回転部材20の側部から外側に突出せず、回転部材20はケース本体11と干渉しない。つまり、通路Pの幅をどのように調整しても、回転部材20は、ケース本体11の内部でスムーズに回転することができる。
次に、通路Pの奥行きの設定方法について説明する。なお、通路Pの奥行きは、第3の側壁部材23と横蓋13又はケース本体11との間の距離である。
図6に示されるように、上部部材25の中央には、鉛直方向に延在する貫通孔が形成されている。また、図4に示されるように、第3の歯車43の上端には、マイナスドライバー係合部が形成されている。よって、上部部材25に形成された貫通孔にマイナスドライバーを挿入して、このマイナスドライバー係合部にマイナスドライバーを係合させるとともに、マイナスドライバーを回転させることにより、第3の歯車43を回転させることができる。第3の歯車43を回転させると、2つの第3の側壁部材及び2つの傾斜板24が、回転部材20の径方向に進退する。このような操作によって、通路Pの奥行き、及び、通路Pの入口の奥行きを設定することができる。
傾斜板24は、ケース本体11に収容されている薬剤Mを1つずつ通路Pに案内する。また、傾斜板24は、円弧が通路P側に位置する扇形である。よって、通路Pの幅に合う姿勢に薬剤Mの向きを調整する機能を有している。詳しく説明すれば、薬剤Mの断面形状が扁平(例えば楕円)である場合に、幅方向(長径方向)が回転部材20の径方向と一致する姿勢で薬剤Mが通路P内に落下することを、傾斜板24は防止する。換言すれば、薬剤Mの厚み方向(短径方向)が回転部材20の径方向と一致する姿勢で薬剤Mが通路P内に落下するように、傾斜板24は薬剤Mを案内する。
また、第3の側壁部材23の位置、つまり、通路Pの奥行きは、薬剤Mの厚さに合わせて調整される。したがって、薬剤Mは、通路P内で径方向に移動することなく、通路Pをスムーズに上から下に通過することができる。ひいては、回転部材20の回転に従って、通路Pが排出口11bの上に移動する度に、確実に薬剤Mを排出することができる。
次に、通路P内に挿入される仕切り部材14の取付について説明する。
仕切り部材14は、底部11aの上面から内側板14bの下面までの距離が、通路Pを通過する薬剤Mの高さよりもわずかに大きくなるように、複数ある仕切り部材挿入口13aの一つに挿入される。
よって、通路P内に縦に複数個の薬剤Mが並んだ状態で通路Pが排出口11bの上に位置しても、内側板14bが、一番下の薬剤Mとその上の薬剤Mの間に入り込むため、一番下の薬剤M以外の薬剤は、排出口11bから落下することができない。つまり、仕切り部材14を、薬剤Mの高さに対応した適切な位置に取り付けることによって、薬剤Mを確実に1つずつ、排出口11bから排出させることができる。
以上のように通路Pの幅及び奥行きが設定されるとともに、仕切り部材14が取り付けられた後、ケース本体11に多数の薬剤Mが収容される。続いて、シャフト31に駆動軸が挿入されるように、薬剤ケース1が薬剤供給装置に取り付けられる。
なお、通路Pの幅及び奥行きの調整は、第1の側壁部材21、第2の側壁部材22及び第3の側壁部材23の移動量を目測することで行ってもよいし、模擬薬剤を用いて行ってもよい。模擬薬剤とは、薬剤ケース1が実際に取り扱う薬剤Mに対して所定の割合で大きく形成されたものである。模擬薬剤を通路Pに入れた状態で、模擬薬剤に接触するように第1の側壁部材21、第2の側壁部材22及び第3の側壁部材23を移動させ、且つ、位置決定することにより、薬剤Mがスムーズに通過することができる通路Pの幅及び奥行きを設定することができる。
また、通路Pの幅の調整幅(通路Pの幅の最大値と最小値との差)は、通路Pの奥行きの調整幅(通路Pの奥行きの最大値と最小値との差)よりも大きい。よって、様々な大きさ及び形状の薬剤Mに合わせて、通路Pの幅及び奥行きを調整することができる。また、通路Pの高さ(つまり、第1の側壁部材本体21a及び第2の側壁部材本体22aの高さ)は、通路Pの幅の最大値よりも大きい。すなわち、通路Pは十分な高さを有している。よって、通路P内に2つ以上の薬剤Mを上下に並べることができ、通路Pが排出口11bの上に移動する度に、確実に1つずつ、薬剤Mを排出させることができる。
薬剤供給装置が備えるモータが回転すると、駆動軸が回転し、シャフト31も回転する。すると、回転部材20が回転し、傾斜板24及び上部部材25によって、薬剤Mが通路P内に案内される。図6には、各通路Pに薬剤Mが2つずつ案内された様子が示されている。
この状態で回転部材20が回転し、通路Pが排出口11bの近くに来ると、通路P内の薬剤Mのうち、一番下の薬剤Mとその上の薬剤Mとの間に内側板14bが進入する。このとき、一番下の薬剤Mは、底部11aの上に載っており、それ以外の薬剤Mは、直接又は間接に内側板14bの上に載る。さらに回転部材20が回転し、通路Pが排出口11bの上に来ると、一番下の薬剤Mだけが排出口11bを通じて底部11aの下方に落下する。
よって、薬剤供給装置は、薬剤ケース1が備える回転部材20を回転させることによって、薬剤Mを1つずつ、所望の位置、例えば、薬剤包装部に供給することができる。しかも、本実施形態に係る薬剤ケース1は、部材を交換することなく、通路Pの幅及び奥行きを無段階に調整することができる。したがって、本実施形態に係る薬剤ケース1は、多種類の薬剤Mを取り扱うことができる。
以上、一実施形態に係る薬剤ケース1及びこれを備える薬剤供給装置について説明してきたが、本発明に係る薬剤ケース1がこれまでに説明したものに限られないことは言うまでも無い。
例えば、通路Pに薬剤Mが物理的に1つしか入らない場合は、仕切り部材14は、通路Pの上側に取り付けられてもよい。この場合、第1の側壁部材21、第2の側壁部材22及び第3の側壁部材23には、スロットSが形成されていなくてもよい。
また、複数種類の薬剤Mそれぞれの厚みが共通である場合、通路Pの奥行きを設定する必要は無い。よって、この場合、第3の側壁部材23は無くてもよい。同様に、傾斜板24も無くてもよい。
また、傾斜板24は、回転部材20の上方に露出しているので、比較的容易に位置調整が可能である。よって、傾斜板24と第3の側壁部材23とを連結棒26で連結させず、それぞれを独立して進退させて位置調整できるようにしてもよい。
2019年2月21日出願の特願2019−029743の日本出願に含まれる明細書、特許請求の範囲、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明は、錠剤やカプセル剤等の薬剤を1つずつ排出する薬剤ケース及びそのような薬剤ケースを備える薬剤供給装置に好適に適用することができる。
1 薬剤ケース
11 ケース本体
11a 底部
11b 排出口
11c 駆動軸挿入口
12 蓋
13 横蓋
13a 仕切り部材挿入口
14 仕切り部材
14a 外側板
14b 内側板
15 ねじ
16 ねじ穴
20 回転部材
21 第1の側壁部材
21a 第1の側壁部材本体
21b 第1のラック
21c 第1の落下防止部材
22 第2の側壁部材
22a 第2の側壁部材本体
22b 第2のラック
22c 第2の落下防止部材
23 第3の側壁部材
23a 第3の側壁部材本体
23b 第3のラック
23c 案内棒
24 傾斜板
25 上部部材
25a 案内部
26 連結棒
30 基部
31 シャフト
32 枝部材
33 側壁支持部材
34 歯車支持部材
40 中央歯車
41 第1の歯車
42 第2の歯車
43 第3の歯車
P 通路
S スロット
M 薬剤

Claims (9)

  1. 薬剤を収容し、且つ、前記薬剤の排出口が底部に設けられたケース本体と、
    前記ケース本体の内部に配置され、回転軸回りに回転する回転部材と、を備え、
    前記回転部材は、前記薬剤を前記排出口に案内する通路を構成する互いに平行な第1の側壁部材及び第2の側壁部材を有し、
    前記第1の側壁部材及び前記第2の側壁部材は、互いに平行な状態を維持したまま互いに接近及び離隔し、前記通路の幅を調整する、
    薬剤ケース。
  2. 前記第2の側壁部材の形状は、前記第1の側壁部材の形状の鏡像形状である、
    請求項1に記載の薬剤ケース。
  3. 取付位置が変更可能、且つ、前記通路に進入可能な仕切り部材を更に備え、
    前記第1の側壁部材及び前記第2の側壁部材は、それぞれ、前記回転部材が回転する際に前記仕切り部材が通過する複数のスロットを有し、
    前記仕切り部材の取付位置の変更により、前記仕切り部材による前記通路の仕切り位置が調整される、
    請求項1または2に記載の薬剤ケース。
  4. 前記回転部材は、前記第1の側壁部材と前記第2の側壁部材との間に配置された第3の側壁部材を更に有し、
    前記第3の側壁部材は、前記回転部材の径方向に進退し、前記通路の奥行きを調整する、
    請求項3に記載の薬剤ケース。
  5. 前記回転部材は、前記回転部材の上部に配置された傾斜板を更に有し、
    前記傾斜板は、前記傾斜板の延在方向に沿って進退し、前記通路の入口の奥行きを調整する、
    請求項4に記載の薬剤ケース。
  6. 前記傾斜板は、前記第3の側壁部材に接続されており、前記第3の側壁部材の進退と連動して進退する、
    請求項5に記載の薬剤ケース。
  7. 前記第3の側壁部材は、前記第3の側壁部材が前記回転部材の径方向外側に位置するときに、前記仕切り部材が通過する複数のスロットを有する、
    請求項4から6のいずれかに記載の薬剤ケース。
  8. 前記第1の側壁部材及び前記第2の側壁部材は、互いに平行な状態を維持したまま互いに接近又は離隔する際、前記回転部材の径方向と直交する方向に対して傾いた方向に沿って、直線的に移動する、
    請求項1から7のいずれかに記載の薬剤ケース。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の薬剤ケースを備える、薬剤供給装置。
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