JP2014140412A - フライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】調理槽に水と油を二層にして揚げ物をするフライヤーであって揚げ物作業に於いて発生する揚げかす等の排棄物を自動的に排出するフライヤーの提供。
【解決手段】調理槽の水層上面に当たる一側壁に導出口を形成させる。
調理槽の一側壁外側に導出管を立設してその下端を導出口に連通させる。導出管の上端を降下管に連結させる。調理槽の一側壁に於いて導出口下部に設けた吐水口及び又は導出口に対応する他側壁に設けた吐水口よりの吐水により、流れを形成させ水層と油層の接触面付近に浮遊する揚げ物かす等を導出口に導き、降下管より自動的に排出させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水と油を使用したフライヤーであって、調理に於いて排出する揚げかす等を自動的に排棄処理できるフライヤーに関する。
調理槽内に水と油を収納し、その比重差により水層を下に油層を上にした二層構造とし、ヒーターにより油層を加熱し、食材を油層で揚げ、揚げかすを水層に沈下させるフライヤーが提案されている(例えば特許文献1)。
このフライヤーは、上部の油層で揚げ物作業が行なわれるため、この作業により生じる揚げかすは油層内を落下して水層に入る構造である。このため揚げかすは油の対流により巻上げられること少なく油層内を廻流することが少ない。従って油層はクリーンな状態に保たれるとされている。
しかし、この揚げかすは油層から水層に入る際に大きさ、重量のあるものは水層に入り落ちて行き易いが、小片、軽いものは油層から水層に落ちて行かず多くが油層、水層の中間に溜まることが多いこと経験上知られている。
これら揚げかすを排出する方法として前記特許文献1の構成に於いては、揚げもののころもから出る揚げかすは油の温度が高いと沈まず、150℃以下になると沈んで浮き上がらないとの知見の下、ヒーター下部で油の熱を下方に伝わるのを防止する吸気筒上にて150℃以下にして揚げかすを沈下させ、水層下部にて収集するとしている。又、吸気筒上にヒーターを設け油の追加熱を行なう構成としてある。
又、調理槽の下部に水層、上部に油層の二重構成とし、調理槽下端に排出口を設けると共に調理槽外に炉過水槽を設け、排出口より水を炉過水槽に導き、該炉過水槽内に設置したフィルターにて炉過する。炉過した水は水槽に還元させると云う水の循環路を形成させている構成が提案されている(特許文献2)。
この特許文献2の構成と同じく水の循環路の形成により、他の炉過方法及び装置の他の例が特許文献3,4にも提案されている。
しかして水層の水を炉過して、揚げかすや油脂その他の異物を回収することにより、該水を常時清浄に維持することが出来ると共に、該水と接する油の清浄度を保ち調理油の劣化を抑制することが出来るとされている。
しかし、この水の循環炉過を自動的に行なうためには、水の循環を行なう為の循環機構、即ち循環路、その開閉装置、モーター等の装置が必要である。このため装置的に高価となる他、機構、作動が複雑となり、その維持管理が容易ではない。
又、この水の循環使用を行なう場合、この水は加熱されている油に接しており、又同じ調理槽に戻されることから水の温度は上がることが避けられず、このため油に接する水の冷却の能力が落ちて了う。このことは油の劣化につながることになる。
又、これら従来の技術に於いては、水層の底部に沈下沈澱した揚げかす等の残滓を調理槽の底部より排出させる方法しか提案されていない。
確かに、これら油と水を使用する揚げ物作業に於いて、食材から離脱する揚げかす、水等は油中分離し、順次下降して油Aから水Bに沈降していくため、調理槽の底部に沈澱した揚げかす等の残滓の排棄は重要ではあるが、実際には大きなものは早く沈むが、小さなものは仲々沈降していかない。
実験の結果或いは知見によれば、油層に浮遊する微細なかすを含めて油層下面即ち水層上面付近に留まる残滓の量は可成り多量である。
これらは油層中或いは油に接触しているため、油の劣化原因となっている。
特公昭55−40249号公報 特開2010−183971号公報 特開2009−273897号公報 特開2010−17481号公報
そこで本発明に於いては、水と油を収容した調理槽に於いて、揚げ物作業中に排出する揚げかす、油脂、水等の残滓を油層、水層の接触面又はその近辺に浮遊する部分を集中的に送出し廃棄処分する装置及び方法を提案せんとするものである。
又、この装置及び方法により、複雑な機構を使用することなく、極めて簡単な機構により、揚げかす等の残滓、排棄物を必要に応じ、所望時或いは常時且自動的に排出することの出来る装置及び方法を提案する。
本発明は、上記目的を達成するため、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁の水層内に導出口を設置すると共に該導出口には調理槽外に立設した導出管の下端を接続させ、該導出管上端は、下端を開放した下降管を連通させる一方、前記一側壁に対向する他側壁には前記導出口に対向して吐水口を設置したことを特徴とするフライヤーである。
又、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁の水層内に導出口を設置すると共に該導出口には調理槽外に立設した導出管の下端を接続させ、該導出管上端は、下端を開放した下降管を連通させる一方、前記一側壁に設けた導出口下部に適宜間隔を置いて吐水口を設けたことを特徴とするフライヤーである。
又、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽一側壁に設けた導出口下部に適宜間隔を置いて吐水口を設けると共に、該調理槽の対向側壁であって、前記導出口に対向した位置に、吐水口を設けたことを特徴とするフライヤーである。
又、前記調理槽内の導出口は、調理槽内に別途設けられた油排出口の位置により定められる油、水の境界面下部に設けられたことを特徴とするフライヤーである。
又、前記調理槽内の導出口は、調理槽内に別途設けられた油面、水面の一方又は両方のセンサーにより定められる油、水の境界面下部に設けられたことを特徴とするフライヤーである。
又、一側壁に設けた吐水口に対面する対向側壁下部を斜状乃至弯曲状に形成させたことを特徴とするフライヤーである。
又、導出口は適宜高さで横に広く開口し、導出管に向けて狭く形成した導出部を設置したことを特徴とするフライヤーである。
又、ヒーターは、調理槽一側壁に設けた燃焼室内にバーナーを設置し、他側壁に設けた排煙口との間に燃焼管を設置して構成したことを特徴とするフライヤーである。
又、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に導出口を設け、該側壁と対向する他側壁に吐水口を設けると共に吐水口より吐出させる水により、水、油の境界付近に浮遊する浮遊物を、導出口付近に送り、吐出水の供給による調理槽内の水位の上昇を介して導出口に連結した導出管、該導出管に連結した下降管を経て、水と共に浮遊物を排出させることを特徴とするフライヤーの残滓排出方法である。
又、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に設けた吐水口から対向側壁に向け水を吐出させ該対向側壁近辺にて反転する水により、水、油の境界付近に浮遊する浮遊物を共に調理槽一側壁に設けた導出口付近に送り、吐出水の供給による調理槽内の水位の上昇を介して導出口に連結した導出管、該導出管に連結した下降管を経て、水と共に浮遊物を排出させることを特徴とするフライヤーの残滓排出方法である。
又、調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に設けた吐水口及び対向する他側壁に設けた吐水口より同時又は交互或いは間欠的に吐水することにより水、油の境界付近の浮遊物を導出口に送ることを特徴とするフライヤーの残滓排出方法である。
本発明請求項1によれば、ヒーターで加熱される油により調理作業の際に排出される揚げかす等が油層中を沈下し、水層部に入り沈澱するものは調理槽底部に沈下するが、油層中を浮遊し油層と水層接触面付近に留まる場合、調理槽の一側壁に上記接触面下部に設けた導出口に向けて他側壁に設けた吐水口より吐水することにより、該接触面付近の水を導出口方向への水の流れを起こし、この流れにより油層と水層の接触面付近に留まる排棄物を導水口に導く。この吐水による水層の上昇により水及び排棄物は導水管内を上昇し、下降管に至り排出される。
このため、油層と水層接触面付近の浮遊物は自動的に排棄され、水、油共に清浄化される。これにより油中の浮遊物の沈澱促進を加速し、油の汚染を抑制し、油の質を永続させることが出来る。
勿論、大きい物、重い物等は調理槽底部に於いて従来通り排棄されること当然である。
本発明請求項2によれば、上記1と吐水口を導出口の下部に、設けて吐水を調理槽下部より他側壁に向けて放出し、吐水が反転し導出口に向かう点が異なるが、後の流れをつくることにより、浮遊物を導出口に導くことは同じである。
本発明請求項3によれば、上記1と2の構成を両方共に使用し、より導出口への水及び排棄物の誘導排出力を強めることが出来る。
本発明請求項4によれば、調理槽内に設置された油排出管の口部よりも側壁に設けられる導出口を下部に設置することにより、油層下端面より導出口は下部にあり、水層の上端面が定められ、油層の下面も定められる。
従って、両液面の安定保持に役立つ。
本発明請求項5によれば、水層上端面、油層下端面を常時監視することが出来、両液面の安定保持が容易に行われる。
本発明請求項6によれば、調理槽一側壁に設けた吐水口に対向する他側壁を斜状乃至弯曲状に形成させたことにより、吐水口より放出された水が水層中を移動し、対向側壁の斜状乃至弯曲面に当たり上昇力を与えられ、水層上面にて反転して導出口への流れを強めるのに効果があると考えられる。
この結果、水層、油層接触部での浮遊物の導出口への導出に実効がある。
本発明請求項7によれば、導出口は広く開放されて導出管に向けて狭く形成した導出部により排水、浮遊物が導出管に吸引導出され、迅速効果的な排出が為されることになる。
本発明請求項8によれば、調理槽一側壁に設けた燃焼室および他側壁に設けた排煙口との間に設置した燃焼管、更には排煙口及びそれに連なる煙道共に側壁に接する油の加熱部分となり、油を加熱するヒーターとして極めて効率的な加熱を行うことが可能となった。
本発明請求項9、10によれば、調理槽側壁に設けた吐水口よりの放出により、油層下端と水層上端の水油接触地域に留まり浮遊する揚げかす等の排棄物を効率良く導出口に導き排出させることが出来る。
又、これにより油、水中の排棄物の排出促進が出来、油が清浄化されると共に、油の寿命が延び、結果的に油の消費減少になり、揚げ物製造コスト低減に効果がある。
本発明請求項11によれば、上記の効果に加えて吐水を常時行うことにより、水及び油の清浄化が促進されたり、間欠的な吐水により吐水量の減少を図れたり、清浄化効果、揚げ物製造コストの更なる低減を図ることが出来る。
本発明一実施例一部縦断説明正面図 同上一部縦断説明側面図 本発明他実施例一部縦断説明正面図 同上一部縦断説明側面図
調理槽1は、四側壁11,12,13,14により構成される平面四角形又は長方形に形成され、側壁13,14の下部は下方に狭くなる如く斜状側壁15,16にして底部17に接続されている。
該調理槽1はフライヤー本体100に設置させてある。調理槽1を設けたフライヤー本体100下部にはアジャスター102を備えた脚101,101,・・が設置されている。
該調理槽1の底部17には排水口8が設けられ、排水管81に連結し、排水管81にはバルブ82が設けられている。
調理槽1内には上端を開口7した油排出管71が設けられ、油排出管71下部には回転管72が設置されるのが便利である。
該油排出管71の開口7は、油Aの下面、好ましくは少しその上に位置し、油Aの下面を規制している。
調理槽1の一側壁11には、油排出管71の開口7よりやや下面に導出口3をその上端が位置するよう設けてある。該導出口3は巾広く開口し、適宜の高さに形成されている。
4は導出管で、調理槽1外側に立設され、導出口3と導出管4間には、導出口3よりテーパー状に狭められた導出部31が連接されている。
6は下降管で、下端は開放され、上端は接続管5を介して導出管4上端に接続してある。この下降管6の開口61は調理槽1に収容され、導出管4内を上昇する水Bの水面bと油Aの油面aと同一面になる。
接続管5は設けずに導出管4の上端と下降管6の上端とを直接接続させることも可能である。
接続管5には、監視窓51を設け、水面及び運ばれる残滓の監視をすることが出来る。
導出管4の上部と接続管5及び下降管6の上部とを一体的に構成し、これを導出管4の下部と下降管6の下部とに接続自在に、例えばクランプとヘルールより成る連結部41、62を使用して一体形成することは推奨される。この構成により導出管4、下降管6内の清掃に便利である。
2は吐水口で送水管21を介して水道管、給水管に接続してある。その際、適宜圧力がかかることは好ましい。該吐水口2は調理槽1の側壁11に設けた導出口3の下方に適宜間隔を開けて設けてあり、その先端を細く形成したり、ノズルを設けたり開口のままに出来る。
この吐水口2は調理槽1の底部17近くに設けるのが沈降した残滓の排出に効果的である。
9は吐水口で、導出口3を設けた調理槽1の一側壁11に対向する他側壁12に、導出口3の高さ、位置と対応させて適宜数設置させてある。
該吐水口9は先を細く形成したり、ノズルを設けたり出来るがその開口のままでも良いこと吐水口2と同じである。
該吐水口9は送水管91を介して水道管、給水管に接続してある。
上記吐水口2及び吐水口9は何れか一方のみを設置することを出来るが、又、両方を共に設置しても良い。
調理槽1の側壁12の下方の一部は斜状側壁或いは曲面状に形成させることも出来る。これにより、吐水口2よりの吐水の上昇及び回流に資すること可能である。
10はヒーターで、調理槽1の側壁に固定して、油Aに位置するように設けられている。シーズヒーター等のように電熱管が通常使用されている。
又、該ヒーター10は、調理槽1内の清掃のために、傾斜させたり、上昇させたりする構成も使用できる。
又、本願発明に於いては、ガス燃焼管をヒーターとして使用することが出来る。
その具体例を図示して説明する。
調理槽1の一側壁11に張出部18を張出させ、燃焼室19を形成させる。該燃焼室19と調理槽1の他側壁12に設けた開口121間にヒーター10としての燃焼管を連通させてある。
該ヒーター10は、通常ヒーターとして使用される鋼管、銅管でも良いが、外に鋼管と内に銅管と二重に密着させた二重管が好ましい。
燃焼室19内にはノズル、混合管19a、バーナースパーカー19bより成る燃焼部191がマニホールド192により設置されている。
又、調理槽1の他側壁12には開口121に連通して煙道122が設置されている。
この構成により、燃焼室19内にて、着火されたガスは燃焼室19、燃焼管にて燃焼し、燃焼室19、燃焼管10及び煙道122を構成する調理槽1側壁12を介して油Aに接しており、油を加熱する。
111は監視窓で調理槽1の側壁11に設けた外方への突出部111A先端に設置してある。油排出管71の開口7に対面して設置され、油Aと水Bの接触面Xとその近辺に浮遊する揚げかす等の浮遊物、排棄物とを監視することが出来る。
又、この監視窓111に対してノズル112が対向設置され、前記送水管21に連続してある。必要に応じて送水管21よりの送水により監視窓111に吹き付け、監視窓111の清浄化が行われる。
調理槽1の側壁11には、その上方に水と油の接触面Xに接して導出口3が設けられている。側壁12には導出口3と対向する箇所に吐水口9,9が設けられ、更に側壁12にはヒーター10が設けられ油Aを加熱する構成である。
調理槽1内では、必要に応じて設けられる網上で揚げ物等の調理が行われる。
この調理により揚げかすが油層中に出て、大きな物、重い物は油Aより水B中に落ち、底部17に溜まることになる。
一方軽いもの、小さなものは油A中を浮遊して回遊する。
しかし、順次沈下して水との接触面Xに至り、冷却され集められ水中を降下して行く。
この際に水と油の接触面X付近に溜まる浮遊物が多い。
その際、吐水口9より常時或いは間欠的な吐水により接触面X付近の水は他側壁11方向へ流される。これにより接触面X付近に滞留する浮遊物等も流され導出口3に至る。
更なる吐水により水及び浮遊物は導出部31を経て導出管4内に上昇し、接続管5を経て下降管6の開口61により下降管6内を流下して排出されダストパン20に浮遊物は集積される。
又、その際、排水は集水マス20Aに集められ排出される。
調理槽1の側壁11には、吐水口2が調理槽1の底部17に近く設けられ、その上方に水と油の接触面Xに接して導出口3が設けられている。
そして調理に際して、水と油の接触面X付近に溜まる浮遊物が多いこと前述の通りである。
その際、吐出口2より常時或いは間欠的な吐水により、水の流れが底部17上を流れ他側壁12に当たり又は、そこまで行かず浮遊して接触面Xに至り側壁11方向に戻る。
この水の流れにより接触面X付近の浮遊物が流され導出口3に至る。更なる吐水により水及び浮遊物は導出部31を経て導出管4より接続管5に至り、下降管6の開口61より下降管6内を流して排出されダストパン20に浮遊物は集積される。
本実施例は実施例1と実施例2を共に具備した構成である。
即ち調理槽1の一側壁11には水と油の接触面Xに接して導出口3が設けられ、底部17近くに吐水口2を又、一側壁11と対向する他側壁13には導出口3と対向位置に吐水口9を設けることにより、吐水口2よりの吐水を、吐水口9よりの吐水、両方により水Bの流れを強く形成することにより浮遊物の排出を迅速に効果的に行うことが出来る。
本発明によれば、水、油を二層にして使用するフライヤーに於いて、極めて簡単な構造によって油、水中の揚げかす等の浮遊物、残滓を完全に自動的に排出できるフライヤーを製造でき、且、市場に廉価に提供出来る。
更に使用される油は常に清浄に保たれ永持ちするので、油の使用量も少量で済み、揚げ物製造コストを低廉に出来る等産業上極めて有益である。
1 調理槽
2 吐水口
3 導出口
4 導出管
5 接続管
6 下降管
7 開口
8 排出口
9 吐水口
10 ヒーター
11 側壁
12 側壁
13 側壁
14 側壁
17 底部
18 張出部
19 燃焼室
20 ダストパン

Claims (11)

  1. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁の水層内に導出口を設置すると共に該導出口には調理槽外に立設した導出管の下端を接続させ、該導出管上端は、下端を開放した下降管を連通させる一方、前記一側壁に対向する他側壁には前記導出口に対向して吐水口を設置したことを特徴とするフライヤー。
  2. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁の水層内に導出口を設置すると共に該導出口には調理槽外に立設した導出管の下端を接続させ、該導出管上端は、下端を開放した下降管を連通させる一方、前記一側壁に設けた導出口下部に適宜間隔を置いて吐水口を設けたことを特徴とするフライヤー。
  3. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽一側壁に設けた導出口下部に適宜間隔を置いて吐水口を設けると共に、該調理槽の対向側壁であって、前記導出口に対向した位置に、吐水口を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフライヤー。
  4. 前記調理槽内の導出口は、調理槽内に別途設けられた油排出口の位置により定められる油、水の境界面下部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のフライヤー。
  5. 前記調理槽内の導出口は、調理槽内に別途設けられた油面、水面の一方又は両方のセンサーにより設定される油、水の境界面下部に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のフライヤー。
  6. 一側壁に設けた吐水口に対面する対向側壁下部を斜状乃至弯曲状に形成させたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のフライヤー。
  7. 導出口は適宜高さで横に広く開口し、導出管に向けて狭く形成した導出部を設置したことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のフライヤー。
  8. ヒーターは、調理槽一側壁に設けた燃焼室内にバーナーを設置し、他側壁に設けた排煙口との間に燃焼管を設置して構成したことを特徴とする請求項1〜7項の何れか1項に記載のフライヤー。
  9. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に導出口を設け、該側壁と対向する他側壁に吐水口を設けると共に吐水口より吐出させる水により、水、油の境界付近に浮遊する浮遊物を、導出口付近に送り、吐出水の供給による調理槽内の水位の上昇を介して導出口に連結した導出管、該導出管に連結した下降管を経て、水と共に浮遊物を排出させることを特徴とするフライヤーの残滓排出方法。
  10. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に設けた吐水口から対向側壁に向け水を吐出させ該対向側壁近辺にて反転する水により、水、油の境界付近に浮遊する浮遊物を共に調理槽一側壁に設けた導出口付近に送り、吐出水の供給による調理槽内の水位の上昇を介して導出口に連結した導出管、該導出管に連結した下降管を経て、水と共に浮遊物を排出させることを特徴とするフライヤーの残滓排出方法。
  11. 調理槽内に水と油を収容する二層式調理槽で、油層に接して設置されたヒーターで油を加熱し食材を揚げるフライヤーに於いて、調理槽の一側壁に設けた吐水口及び対向する他側壁に設けた吐水口より同時又は交互或いは間欠的に吐水することにより水、油の境界付近の浮遊物を導出口に送ることを特徴とする請求項9又は10に記載のフライヤーの残滓排出方法。
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