JP2014137077A - 弁構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ソレノイド部Sによって往復移動するプランジャ13と、プランジャ13の先端側に設けられ、ゴム製のOリング32を有する弁体部31と、Oリング32が第1弁座面35aに着座することによって閉じられる第1弁孔35cと、一端が弁体部31に固定された第2スプリング33と、第2スプリング33の他端に固定された球34と、球34が第2弁座面35bに着座することによって閉じられる第2弁孔35dと、を備え、プランジャ13が自身の先端側に移動している状態では、第2スプリング33が圧縮された状態で、第1弁孔35c及び第2弁孔35dが閉じられており、ソレノイド部Sが作動するにつれてプランジャ13が後端方向へ移動するようにした。
【選択図】図3
Description
る弁構造であっても、同様の問題が起こり得る。
すなわち、本発明の弁構造は、
往復動用のアクチュエータによって往復移動する往復動部材と、
前記往復動部材の先端側に設けられ、ゴム状弾性体製の部位を有する第1弁体と、
前記ゴム状弾性体製の部位が第1弁座面に着座することによって閉じられ、離間することによって開かれる第1弁孔と、
前記第1弁体より更に前記往復動部材の先端側に設けられ、一端が前記第1弁体に固定された弾性部材と、
前記弾性部材より更に前記往復動部材の先端側に設けられ、前記弾性部材の他端が固定された剛体からなる第2弁体と、
前記第2弁体が第2弁座面に着座することによって閉じられ、離間することによって開かれる第2弁孔と、
を備え、
前記往復動部材が該往復動部材の先端側に移動している状態では、前記弾性部材が圧縮された状態で、前記第1弁孔及び前記第2弁孔が閉じられており、前記アクチュエータが作動するにつれて前記往復動部材が該往復動部材の後端方向へ移動することを特徴とする。
図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係るソレノイドバルブについて説明する。
<ソレノイドバルブの構成>
図1を参照して、本発明の実施例に係るソレノイドバルブの全体構成を説明する。図1は、本発明の実施例に係るソレノイドバルブの模式的断面図であり、通電開始前の状態を示している。
イド部Sは、上記の磁気回路を形成するべく、いずれも磁性部材からなる一対のプレート15a,15b及びケース15cも備えている。また、ソレノイド部Sは、プランジャ13をセンターポスト14から離れる方向に付勢する第1スプリング16aと、この第1スプリング16aを受けるスプリング受け16bと、スプリング受け16bの位置調整を行うアジャストスクリュ16cとを備えている。更に、ソレノイド部Sは、コイル12に電気的に接続された端子17も備えている。
次に、図面を参照して、ソレノイドバルブSVの作動メカニズムについて説明する。
図1に示されるように、プランジャ13が自身の先端側に移動している状態(ソレノイド部Sのコイル12に対して通電されていない状態)では、第1スプリング16a及び第2スプリング33は共に圧縮された状態にある。上述のように、コイル12には磁力は発生していないため、第2スプリング33は、第1スプリング16aの弾性力(付勢力)によって、プランジャ13を介して圧縮された状態にある。なお、プランジャ13は、第1スプリング16aによって付勢されてセンターポスト14から離れる方向に移動している。これにより、プランジャ13の先端側に設けられた弁体部31のOリング32が、弁座35の第1弁座面35aに着座するため、第1弁孔35cが閉じられる。このとき、Oリング32は、弁体部31と第1座面35aとの間に挟まれた状態となるため、良好な密封性能が発揮される。
3(a)は、第1弁孔35c及び第2弁孔35dが共に閉じられた状態を示す模式的断面図である。上述のように、第2弁座面35bは、第2スプリング33側へ向かって拡径したテーパ面で構成されているため、付勢された球34が第2弁座面35bに着座すると、環状のシール線Rが形成される。このようにして、第1弁孔35cと第2弁孔35dの双方が閉じられることによって、入力ポート部21aから出力ポート部21bへと至る流路が遮断される。なお、球34は剛体であるため、シール線Rの密封性能は、Oリング32のそれよりは小さいが、ソレノイドバルブSV全体としての密封性能はOリング32によって発揮される。
るように移動する。このようにして第2弁孔35dが開くと、図3(c)に示すように、第2弁座面35bと球34との間に隙間ができて、第2弁孔35dから、既に開いている第1弁孔35cへ通じる流路が形成される(図3の矢印A参照)。したがって、入力ポート部21aから流入された流体は、出力ポート部21bから排出される。この場合において、球34と第2弁座面35bとの隙間で形成される環状の流体流路を流通する流体の流量は、上述のように、第2弁座面35bのテーパ角や溝部35eの形状等に応じて定まる。
本実施例に係るソレノイドバルブSVによれば、プランジャ13が自身の先端側に移動している状態では(ソレノイド部Sのコイル12への通電量が零のときには)、一端が弁体部31に固定され、他端が球34に固定された第2スプリング33が圧縮された状態で、第1弁孔35c及び第2弁孔35dが閉じるように構成される。つまり、球34は、圧縮された第2スプリング33の弾性力によって付勢されながら第2弁座面35bに着座することによって第2弁孔35dを閉じている。なお、弁体部31は、弁体部31が有するゴム状弾性体製のOリング32を第1弁座面35aに着座させることによって第1弁孔35cを閉じている。そして、コイル12に対して通電が開始されてソレノイド部Sが作動し始めると、作動するにつれてプランジャ13が後端方向へ移動する。つまり、プランジャ13の先端側に設けられた弁体部31は、プランジャ13の移動開始直後から第1弁座面35aから離れる方向に移動する。ここで、弁体部31の移動によって、弁体部31に固定された第2スプリング33の一端も同じ方向に移動するため、第2スプリング33は圧縮された状態から伸長する。このようにして第2スプリング33自体が伸長することにより、第2スプリング33の他端は、第2スプリング33の一端の移動より遅れて動き出す。つまり、第2スプリング33の他端に固定された球34は、第2スプリング33の一端に固定された弁体部31よりも遅れて動き出す。なお、球34が動き出す方向は、球34が付勢される方向とは逆の方向、すなわち、第2弁座面35bから離れる方向である。
したがって、本実施例によれば、弁体部31を第1弁座面35aから離れる方向へ移動させた後に、球34を第2弁座面35bから離れる方向へ移動させることが可能になる。これにより、第1弁孔35cが開いた後に第2弁孔35dを開くようにすることができる。その結果、第1弁孔35cが開いた直後に流体が流通することが抑制されるため、第1弁座面35aに着座していたOリング32が、第1弁座面35aから離間した直後に変形しても、ソレノイドバルブSVから流出される流体の流量が不安定になるような現象が回避される。
13 プランジャ
30 ロッド
31 弁体部
32 Oリング
33 第2スプリング
34 球
35 弁座
35a 第1弁座面
35b 第2弁座面
35c 第1弁孔
35d 第2弁孔
35e 溝部
SV ソレノイドバルブ
H ハウジング部
S ソレノイド部
V バルブ部
R シール線
Claims (2)
- 往復動用のアクチュエータによって往復移動する往復動部材と、
前記往復動部材の先端側に設けられ、ゴム状弾性体製の部位を有する第1弁体と、
前記ゴム状弾性体製の部位が第1弁座面に着座することによって閉じられ、離間することによって開かれる第1弁孔と、
前記第1弁体より更に前記往復動部材の先端側に設けられ、一端が前記第1弁体に固定された弾性部材と、
前記弾性部材より更に前記往復動部材の先端側に設けられ、前記弾性部材の他端が固定された剛体からなる第2弁体と、
前記第2弁体が第2弁座面に着座することによって閉じられ、離間することによって開かれる第2弁孔と、
を備え、
前記往復動部材が該往復動部材の先端側に移動している状態では、前記弾性部材が圧縮された状態で、前記第1弁孔及び前記第2弁孔が閉じられており、前記アクチュエータが作動するにつれて前記往復動部材が該往復動部材の後端方向へ移動することを特徴とする弁構造。 - 前記第1弁座面及び前記第2弁座面は、単一の弁座に形成されることを特徴とする請求項1に記載の弁構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013004504A JP6038661B2 (ja) | 2013-01-15 | 2013-01-15 | ソレノイドバルブ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014137077A true JP2014137077A (ja) | 2014-07-28 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018071584A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | 株式会社アドヴィックス | 電磁弁 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52114125A (en) * | 1976-03-22 | 1977-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Flow control valve |
JPS59174460U (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-21 | 石川島播磨重工業株式会社 | 高温隔離弁 |
JPH0671973U (ja) * | 1993-03-23 | 1994-10-07 | 株式会社ノーリツ | 止水弁 |
-
2013
- 2013-01-15 JP JP2013004504A patent/JP6038661B2/ja not_active Expired - Fee Related
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