JP2014133486A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】摩耗度を良好かつ確実に認識すること。
【解決手段】トレッド面21に、溝(主溝22)を有した空気入りタイヤ1において、溝の溝壁面22aに凹部9を設け、当該凹部9内に光輝性材料10を付着させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、摩耗度を良好かつ確実に認識することのできる空気入りタイヤに関するものである。
従来、例えば、特許文献1では、タイヤの接地面の排水溝の溝底と排水溝底に設置してあるスリップサインの全体または部分を塗料または蛍光塗料にて色分けをして見やすくして、摩耗したタイヤの交換時期を明確に知らせるタイヤが示されている。
また、特許文献2では、トレッド部に設けられた溝の溝底部に配設されたトレッドウエアインジケータが、その表層部に設けられた表層部ゴム層と、表層部ゴム層より半径方向内側に設けられた異色ゴム層とを備え、表層部ゴム層は、溝底部の表層部に連続して設けられるとともに溝底部をなすゴム材料と同じゴム材料よりなり、異色ゴム層は、表層部ゴム層および異色ゴム層の半径方向内側に隣接するゴム部分のいずれとも異なる色彩を有してなるタイヤが示されている。
また、特許文献3では、スリップサインを青色・水色・赤色の3色からなるゴム柱を作り、タイヤの接地面に埋め込むことによって、タイヤの減り具合を識別できるタイヤが示されている。
また、特許文献4では、トレッド踏面に設けられトレッドの摩耗度に応じて見え方が変化することにより摩耗度を直接的に表示する摩耗度表示部を有するタイヤが示されている。摩耗度表示部は、深さの異なる複数の凹部を、所定の配列方向に深さの順にそれぞれ離間して配置したものである。
特開平8−258517号公報 特開2004−203318号公報 実用新案登録第3130375号公報 特開2006−232152号公報
上述した特許文献1および特許文献2のタイヤは、スリップサインやトレッドウエアインジケータが摩耗することで交換時期を知らせるものである。一方、上述した特許文献3および特許文献4のタイヤは、摩耗度を示す。しかし、特許文献3および特許文献4のタイヤは、摩耗度を示す部分がトレッドの踏面に設けられており、特許文献3ではトレッドと部材が異なるゴム柱であり、特許文献4では凹部である。このため、トレッドの踏面に偏摩耗が発生したり、操縦安定性が低下したりすることでタイヤ性能に支障をきたすおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤ性能に支障をきたすことなく、摩耗度を良好かつ確実に認識することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明の空気入りタイヤは、トレッド面に、溝を有した空気入りタイヤにおいて、前記溝の溝壁面に凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、溝の溝壁面に光輝性材料が付着されているため、トレッド面の摩耗に伴って光輝性材料が減るまたは無くなることでトレッド面の摩耗度を認識することができる。しかも、この空気入りタイヤによれば、凹部内に光輝性材料が付着されているため、溝内に石などが入り込んだ場合でも光輝性材料への接触を防ぐことから、光輝性材料の脱落を防止することができ、かつ光輝性材料の耐擦傷性や耐候性も改善することができる。このため、光輝性材料の光輝性を維持することができ、トレッド面の摩耗度を良好かつ確実に認識することができる。
また、第2の発明の空気入りタイヤは、第1の発明において、前記溝の溝壁面にタイヤ周方向に沿って段部を形成し、当該段部を構成する少なくとも上面に前記凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、段部の少なくとも上面に設けた凹部内に光輝性材料を付着させることで、トレッド面を平面視した場合での視認性が向上し、トレッド面の摩耗度をより良好かつ確実に認識することができる。
また、第3の発明の空気入りタイヤは、第2の発明において、前記段部をタイヤ径方向で複数設け、各前記段部を構成する少なくとも上面に前記凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、複数の段部の少なくとも上面に設けた凹部内に光輝性材料を付着させることで、トレッド面を平面視した場合での視認性が向上し、トレッド面の摩耗度をより良好かつ確実に認識することができ、しかも段階的にトレッド面の摩耗度を認識することができる。
また、第4の発明の空気入りタイヤは、第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記凹部の底面の幅Hに対する前記光輝性材料の長径H1の比が、0.3≦H1/H≦0.95の範囲を満たすことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、H1/Hを0.3以上とすることで光輝性材料の視認性を向上することができる。また、H1/Hを0.95以下とすることで、凹部内への光輝性材料の収まりをよくして、光輝性材料の脱落を抑制することができる。
また、第5の発明の空気入りタイヤは、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記凹部の深さDが0.2mm≦D≦1.5mmの範囲を満たすことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、凹部の深さDを0.2mm以上とすることで、凹部内への光輝性材料の収まりをよくして、光輝性材料の脱落を抑制することができる。また、凹部の深さDを1.5mm以下とすることで、光輝性材料の視認性を向上することができる。
また、第6の発明の空気入りタイヤは、第1〜第5のいずれか1つの発明において、前記凹部の底面よりも開口側の内側面に、当該凹部内で突出する小突起を設けたことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、凹部の底面に付着された光輝性材料が小突起により係止されるので、光輝性材料の脱落を防止することができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、摩耗度を良好かつ確実に認識することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッド面の平面図である。 図3は、図2におけるA−A断面斜視図である。 図4は、他の例を示す図2におけるA−A断面斜視図である。 図5は、凹部の拡大斜視図である。 図6は、凹部の拡大斜視図である。 図7は、凹部の拡大斜視図である。 図8は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの他の例を示すトレッド面の平面図である。 図9は、図8におけるB−B断面斜視図である。 図10は、他の例を示す図8におけるB−B断面斜視図である。 図11は、凹部を示す断面図である。 図12は、凹部を示す断面図である。 図13は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図14は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図15は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図16は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、図1に示すようにトレッド部2と、その両側のショルダー部3と、各ショルダー部3から順次連続するサイドウォール部4およびビード部5とを有している。また、この空気入りタイヤ1は、カーカス層6と、ベルト層7と、ベルト補強層8とを備えている。
トレッド部2は、ゴム材(トレッドゴム)からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が空気入りタイヤ1の輪郭となる。トレッド部2の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面21が形成されている。トレッド面21は、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なストレート主溝である複数(本実施形態では4本)の主溝22が設けられている。そして、トレッド面21は、これら複数の主溝22により、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なリブ状の陸部23が複数形成されている。また、トレッド面21は、リブ状の陸部23において、主溝22に交差するラグ溝24が設けられることで、陸部23がタイヤ周方向で複数に分割されたブロック状の陸部23aが形成されていてもよい(図2または図8参照)。
ショルダー部3は、トレッド部2のタイヤ幅方向両外側の部位である。また、サイドウォール部4は、空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向の最も外側に露出したものである。また、ビード部5は、ビードコア51とビードフィラー52とを有する。ビードコア51は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー52は、カーカス層6のタイヤ幅方向端部がビードコア51の位置で折り返されることにより形成された空間に配置されるゴム材である。
カーカス層6は、各タイヤ幅方向端部が、一対のビードコア51でタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返され、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されてタイヤの骨格を構成するものである。このカーカス層6は、タイヤ周方向に対する角度がタイヤ子午線方向に沿いつつタイヤ周方向にある角度を持って複数並設されたカーカスコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。カーカスコードは、有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。このカーカス層6は、少なくとも1層で設けられている。
ベルト層7は、少なくとも2層のベルト71,72を積層した多層構造をなし、トレッド部2においてカーカス層6の外周であるタイヤ径方向外側に配置され、カーカス層6をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト71,72は、タイヤ周方向に対して所定の角度(例えば、20度〜30度)で複数並設されたコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。また、重なり合うベルト71,72は、互いのコードが交差するように配置されている。
ベルト補強層8は、ベルト層7の外周であるタイヤ径方向外側に配置されてベルト層7をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト補強層8は、タイヤ周方向に略平行(±5度)でタイヤ幅方向に複数並設されたコード(図示せず)がコートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。図1で示すベルト補強層8は、ベルト層7のタイヤ幅方向端部を覆うように配置されている。ベルト補強層8の構成は、上記に限らず、図には明示しないが、ベルト層7全体を覆うように配置された構成、または、例えば2層の補強層を有し、タイヤ径方向内側の補強層がベルト層7よりもタイヤ幅方向で大きく形成されてベルト層7全体を覆うように配置され、タイヤ径方向外側の補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成、あるいは、例えば2層の補強層を有し、各補強層がベルト層7のタイヤ幅方向端部のみを覆うように配置されている構成であってもよい。すなわち、ベルト補強層8は、ベルト層7の少なくともタイヤ幅方向端部に重なるものである。また、ベルト補強層8は、帯状(例えば幅10[mm])のストリップ材をタイヤ周方向に巻き付けて設けられている。
[実施形態1]
図2は、本実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッド面の平面図である。図3は、図2におけるA−A断面斜視図である。図4は、他の例を示す図2におけるA−A断面斜視図である。図5〜図7は、図4に示す凹部の拡大斜視図である。
図2〜図4に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、主溝22の溝壁面22aに、凹部9が形成されている。そして、凹部9内に、光輝性材料10が付着されている。ここで、溝壁面22aは、主溝22の最も深い部分である溝底22bからタイヤ径方向外側に立ち上がり、トレッド面21に至る壁面をいう。
図3に示す凹部9は、主溝22の溝壁面22aから窪んでタイヤ周方向に沿って設けられた溝として形成されている。凹部9は、図には明示しないが、主溝22の溝壁面22aから突出してタイヤ周方向に沿って設けられた一対の突条の間に設けられた溝として形成されていてもよい。また、凹部9は、図3においてタイヤ径方向で複数(図3では2つ)設けられているが、少なくとも1つであればよい。また、凹部9は、図3において溝の断面形状が半円形状で示されているが、矩形状や、溝の底に向かって溝幅が狭まる三角形状や、溝の底に向かって溝幅が狭まる台形状や、溝の底に向かって溝幅が広がる台形状などであってもよい。
図4に示す凹部9は、図5および図6に示すように、主溝22の溝壁面22aから突出する平行な複数の突条(リッジ)9Aの相互間に設けられた溝として形成されている。凹部9は、図には明示しないが、主溝22の溝壁面22aから窪んだ溝からなる複数の凹部9を互いに平行に延在するように設け、各凹部9の相互間に突条(リッジ)をなすように形成してもよい。また、凹部9は、図5に示すように溝の底に向かって溝幅が狭まる台形状や、図6に示すように溝の底に向かって溝幅が狭まる三角形状や、図には明示しないが半円形状や、矩形状や、溝の底に向かって溝幅が広がる台形状などであってもよい。また、図4に示す凹部9は、突条9A(凹部9)がタイヤ周方向に交差するように延在して設けられていたり、タイヤ周方向に沿って設けられていたり、タイヤ径方向に沿って設けられていたりしてもよい。
図4に示す凹部9は、図7に示すように、主溝22の溝壁面22aから突出する格子状の突起9Bの中に設けられたディンプルとして形成されていてもよい。凹部9は、図には明示しないが、主溝22の溝壁面22aから窪んだディンプルからなる複数の凹部9を設け、この凹部9の間に格子状の突起9Bをなすように形成してもよい。
なお、図2〜図4に示す凹部9は、ブロック状の陸部23aにおけるタイヤ周方向の一部に設けられているが、ブロック状の陸部23aのタイヤ周方向の全長に亘って設けられていてもよい。また、図2〜図4に示す凹部9は、図には明示しないが、リブ状の陸部23においてタイヤ周方向の一部または全長に亘って設けられていてもよい。
光輝性材料10は、凹部9内であって、凹部9の内面(底面9aや内側面9b:図11参照)に付着されている。光輝性材料10は、長径が50μm以上1500μm以下の薄板状または鱗片状の小片として形成されている。このような小片である光輝性材料10は、タイヤの転動によるタイヤ表面の変形に追従し易いため凹部9から脱落し難い。光輝性材料10を形成する具体的な材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミニウム、マイカ、タルクなどがある。これらの材料は、光輝性が比較的高い。
なお、図2〜図4では、主溝22の一方の溝壁面22aに凹部9を設けた構成を示しているが、主溝22の両方の溝壁面22aに凹部9を設けてもよい。また、上述した実施形態では、主溝22の溝壁面22aに設けた凹部9内に光輝性材料10を付着させたものであるが、同様にラグ溝24の溝壁面に凹部9を設け、この凹部9内に光輝性材料10を付着させてもよい。
このように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド面21に、主溝22(ラグ溝24)を有した空気入りタイヤ1において、主溝22(ラグ溝24)の溝壁面22aに凹部9を設け、当該凹部9内に光輝性材料10を付着させたものである。
この空気入りタイヤ1によれば、主溝22の溝壁面22aに光輝性材料10が付着されているため、トレッド面21の摩耗に伴って光輝性材料10が減るまたは無くなることでトレッド面21の摩耗度を認識することができる。しかも、この空気入りタイヤ1によれば、凹部9内に光輝性材料10が付着されているため、主溝22(ラグ溝24)内に石などが入り込んだ場合でも光輝性材料10への接触を防ぐことから、光輝性材料10の脱落を防止することができ、かつ光輝性材料10の耐擦傷性や耐候性も改善することができる。このため、光輝性材料10の光輝性を維持することができ、トレッド面21の摩耗度を良好かつ確実に認識することができる。
なお、図3に示すように、凹部9をタイヤ径方向に複数設ければ、トレッド面21の摩耗に伴って光輝性材料10(凹部9)が徐々に減ることで、トレッド面21の摩耗度を明確に認識することができる。
また、図4に示すように、凹部9をタイヤ径方向の範囲に設ければ、トレッド面21の摩耗に伴って光輝性材料10(凹部9)が徐々に減ることで、トレッド面21の摩耗度を明確に認識することができる。
また、光輝性材料10を付着する凹部9のタイヤ径方向最内側部分を、タイヤの交換時期をあらわすウエアインジケータと同じ高さ位置に配置することで、光輝性材料10の光輝性が無くなることで交換時期として認識することが可能である。
[実施形態2]
図8は、本実施形態に係る空気入りタイヤの他の例を示すトレッド面の平面図である。図9は、図8におけるB−B断面斜視図である。図10は、他の例を示す図8におけるB−B断面斜視図である。
図8〜図10に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、主溝22の溝壁面22aに、段部11が形成され、この段部11に凹部9が形成されている。そして、凹部9内に、光輝性材料10が付着されている。段部11は、主溝22の溝壁面22aにおいて、タイヤ径方向外側に向く上面11aを有し、この上面11aに繋がる側面が主溝22の溝壁面22aに相当するもので、上面11aおよび側面(溝壁面22a)がタイヤ周方向に沿って形成されている。また、図8〜図10に示すように段部11がタイヤ径方向で複数形成されている場合、段部11間の側面は、相互の上面11aに繋がっている。また、段部11は、図9においてタイヤ径方向で複数(図9では2つ)設けられているが、少なくとも1つであればよい。
図9に示す段部11に設けられた凹部9は、段部11の上面11aから窪んでタイヤ周方向に沿って設けられた溝として形成されている。凹部9は、図には明示しないが、段部11の上面11aから突出してタイヤ周方向に沿って設けられた一対の突条の間に設けられた溝として形成されていてもよい。また、凹部9は、図9において溝の断面形状が矩形状で示されているが、半円形状や、溝の底に向かって溝幅が狭まる三角形状や、溝の底に向かって溝幅が狭まる台形状や、溝の底に向かって溝幅が広がる台形状などであってもよい。
図10に示す段部11に設けられた凹部9は、図5および図6に示すように、段部11の上面11aから突出する平行な複数の突条(リッジ)9Aの相互間に設けられた溝として形成されている。凹部9は、図には明示しないが、段部11の上面11aから窪んだ溝からなる複数の凹部9を互いに平行に延在するように設け、各凹部9の相互間に突条(リッジ)をなすように形成してもよい。また、凹部9は、図5に示すように溝の底に向かって溝幅が狭まる台形状や、図6に示すように溝の底に向かって溝幅が狭まる三角形状や、図には明示しないが半円形状や、矩形状や、溝の底に向かって溝幅が広がる台形状などであってもよい。また、図10に示す段部11に設けられた凹部9は、突条9A(凹部9)がタイヤ周方向に交差するように延在して設けられていたり、タイヤ周方向に沿って設けられていたり、タイヤ幅方向に沿って設けられていたりしてもよい。
図10に示す段部11に設けられた凹部9は、図7に示すように、主溝22の溝壁面22aから突出する格子状の突起9Bの中に設けられたディンプルとして形成されていてもよい。凹部9は、図には明示しないが、主溝22の溝壁面22aから窪んだディンプルからなる複数の凹部9を設け、この凹部9の間に格子状の突起9Bをなすように形成してもよい。
なお、図8〜図10に示す段部11および凹部9は、ブロック状の陸部23aにおけるタイヤ周方向の一部に設けられているが、ブロック状の陸部23aのタイヤ周方向の全長に亘って設けられていてもよい。また、図8〜図10に示す段部11および凹部9は、図には明示しないが、リブ状の陸部23においてタイヤ周方向の一部または全長に亘って設けられていてもよい。
光輝性材料10は、凹部9内であって、凹部9の内面(底面9aや内側面9b:図11参照)に付着されている。光輝性材料10は、長径が50μm以上1500μm以下の薄板状または鱗片状の小片として形成されている。このような小片である光輝性材料10は、タイヤの転動によるタイヤ表面の変形に追従し易いため凹部9から脱落し難い。光輝性材料10を形成する具体的な材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アルミニウム、マイカ、タルクなどがある。これらの材料は、光輝性が比較的高い。
なお、図8〜図10では、主溝22の一方の溝壁面22aに段部11および凹部9を設けた構成を示しているが、主溝22の両方の溝壁面22aに段部11および凹部9を設けてもよい。また、上述した実施形態では、主溝22の溝壁面22aに設けた段部11の凹部9内に光輝性材料10を付着させたものであるが、同様にラグ溝24の溝壁面に段部11および凹部9を設け、この凹部9内に光輝性材料10を付着させてもよい。また、図9および図10では、段部11の上面11aに凹部9を設けて、この凹部9内に光輝性材料10を付着させた形態を示しているが、段部11の側面(溝壁面22aに相当)に実施形態1と同様に凹部9を設け、この凹部9内に光輝性材料10を付着させてもよい。
このように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド面21に、主溝22(ラグ溝24)を有した空気入りタイヤ1において、主溝22(ラグ溝24)の溝壁面22aに凹部9を設け、当該凹部9内に光輝性材料10を付着させたものである。
この空気入りタイヤ1によれば、主溝22の溝壁面22aに光輝性材料10が付着されているため、トレッド面21の摩耗に伴って光輝性材料10が減るまたは無くなることでトレッド面21の摩耗度を認識することができる。しかも、この空気入りタイヤ1によれば、凹部9内に光輝性材料10が付着されているため、主溝22(ラグ溝24)内に石などが入り込んだ場合でも光輝性材料10への接触を防ぐことから、光輝性材料10の脱落を防止することができ、かつ光輝性材料10の耐擦傷性や耐候性も改善することができる。このため、光輝性材料10の光輝性を維持することができ、トレッド面21の摩耗度を良好かつ確実に認識することができる。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、主溝22(ラグ溝24)の溝壁面22aにタイヤ周方向に沿って段部11を形成し、当該段部11を構成する少なくとも上面11aに凹部9を設け、当該凹部9内に光輝性材料10を付着させている。
この空気入りタイヤ1によれば、段部11の少なくとも上面11aに設けた凹部9内に光輝性材料10を付着させることで、トレッド面21を平面視した場合での視認性が向上し、トレッド面21の摩耗度をより良好かつ確実に認識することができる。
なお、光輝性材料10を付着する凹部9を有した段部11(上面11a)のタイヤ径方向位置を、タイヤの交換時期をあらわすウエアインジケータと同じ高さ位置に配置することで、光輝性材料10の光輝性が無くなることで交換時期として認識することが可能である。
また、本実施形態の空気入りタイヤ1は、段部11をタイヤ径方向で複数設け、各段部11を構成する少なくとも上面11aに凹部9を設け、当該凹部9内に光輝性材料10を付着させることが好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、複数の段部11の少なくとも上面11aに設けた凹部9内に光輝性材料10を付着させることで、トレッド面21を平面視した場合での視認性が向上し、トレッド面21の摩耗度をより良好かつ確実に認識することができ、しかも段階的にトレッド面21の摩耗度を認識することができる。
なお、複数の段部11を設ける場合、各段部11ごとに光輝性材料10の色彩を変えることで、トレッド面21の段階的な摩耗度をより良好かつ確実に認識することができる。なお、光輝性材料10を付着する凹部9を有した複数の段部11(上面11a)のうち、タイヤ径方向最内側の段部11を、タイヤの交換時期をあらわすウエアインジケータと同じ高さ位置に配置することで、光輝性材料10の光輝性が無くなることで交換時期として認識することが可能である。
[実施形態3]
図11および図12は、凹部を示す断面図である。上述した実施形態1および実施形態2において、凹部9は、図11に示すように、凹部9の底面の幅Hに対する光輝性材料10の長径H1の比が、0.3≦H1/H≦0.95の範囲を満たすことが好ましい。
凹部9の底面の幅Hは、図11に示すように凹部9の最も深い部分を底面9aとし、凹部9に設けられた面(溝壁面22aや段部11の上面11a)と平行に底面9aから基準線を引き、この基準線と、凹部9の内側面9bに沿って底面9a側に向かう基準線との交点の距離とする。
この空気入りタイヤ1よれば、H1/Hを0.3以上とすることで光輝性材料10の視認性を向上することができる。また、H1/Hを0.95以下とすることで、凹部9内への光輝性材料10の収まりをよくして、光輝性材料10の脱落を抑制することができる。
また、上述した実施形態1および実施形態2において、図11に示すように、凹部9の深さDが0.2mm≦D≦1.5mmの範囲を満たすことが好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、凹部9の深さDを0.2mm以上とすることで、凹部9内への光輝性材料10の収まりをよくして、光輝性材料10の脱落を抑制することができる。また、凹部9の深さDを1.5mm以下とすることで、光輝性材料10の視認性を向上することができる。
また、上述した実施形態1および実施形態2において、図12に示すように、凹部9の底面9aよりも開口側の内側面9bに、当該凹部9内で突出する小突起9cを設けることが好ましい。小突起9cは、図12に示すように対向する内側面9bの双方に設けてもよいが、一方の内側面9bのみに設けてもよい。また、小突起9cは、その断面形状が特に限定されるものではなく、凹部9の延在方向に沿って連続的に延在するものであっても、断続的に延在するものであってもよい。
この空気入りタイヤ1によれば、図12に示すように、凹部9の底面9aに付着された光輝性材料10が小突起9cにより係止されるので、光輝性材料10の脱落を防止することができる。凹部9の内側面9bからの小突起9cの突出高さは、光輝性材料10の視認性を考慮し1.5mm以下であることが好ましい。
[実施形態4]
実施形態1〜実施形態3の空気入りタイヤ1を製造する場合、凹部9を有する空気入りタイヤ1を加硫した後、凹部9内に光輝性材料10を付着させる。これにより、上述した空気入りタイヤ1を得ることができる。
このような空気入りタイヤ1の製造方法において、光輝性材料10を剛体により凹部9の内面(底面9aや内側面9b)に圧着するとよい。これにより、光輝性材料10の付着状態を良化することができる。なお、剛体は、凹部9の内面に対して密着するように凹部9の内面形状と整合した形状を有するものを使用するとよい。例えば、溝からなる凹部9の場合、その溝に整合する円盤状のローラなどを使用すれば、圧着作業を簡単に行うことができる。
また、上記空気入りタイヤ1の製造方法において、凹部9の内面に光輝性材料10を付着させた後、凹部9が設けられた面(溝壁面22aや段部11の上面11a)に対してバフ処理を施し、凹部9から外れた部位(溝壁面22aや段部11の上面11a)に付着した光輝性材料10を除去するとよい。つまり、凹部9から外れた部位に対して付着した光輝性材料10は離脱し易いため、これを事前に除去することで光輝性材料10を長期間にわたって安定した状態で保持することができる。また、凹部9から外れた部位に付着した光輝性材料10を除去した場合、見栄えも良化する。
本実施形態においては、光輝性材料10を凹部9内に付着させることが必要であるが、より具体的には、光輝性材料10を凹部9内に接着することが望ましい。例えば、光輝性材料10を接着性を有する液状またはジェル状の接着剤中に混合し、凹部9に対して光輝性材料10を含む接着剤を塗布することができる。あるいは、凹部9に対して事前に接着剤を塗布し、その接着剤の層上に光輝性材料10を付着させることも可能である。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、視認性能および耐色落ち性能に関する性能試験が行われた(図13〜図16参照)。
この性能試験では、タイヤサイズ195/65R15の空気入りタイヤを、正規リム(15×6J)に組み付け、正規内圧(230[kPa])を充填し、試験車両(国産1.4リットルFF車)に装着した。
なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。
視認性能の評価方法は、上記試験車両により乾燥路面を1000km走行した後、トレッド面の摩耗状況をそれぞれ10人のパネラーが目視により確認し、摩耗状況の確認に要する時間が測定される。この測定結果の平均時間を評価する。この評価は、時間が短いほど視認性が高く好ましい。
耐色落ち性能の評価方法は、上記試験車両により乾燥路面を1000km走行した後、トレッド面の摩耗状況をそれぞれ10人のパネラーが目視により確認した評価を平均したものを評価点とし、従来例1を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、指数が大きいほど視認性が維持されて耐色落ち性能が高く好ましい。
図13〜図16において、従来例1の空気入りタイヤは、ウエアインジケータに着色を施したものである(特許文献1参照)。また、従来例2の空気入りタイヤは、深さの異なる複数の凹部を、所定の配列方向に深さの順にそれぞれ離間して配置したものである(特許文献4参照)。
図13において、実施例1〜実施例10の空気入りタイヤは、主溝の溝壁面に設けた凹部(溝)内に光輝性材料を付着させたものである(図3参照)。実施例1〜実施例8の空気入りタイヤは凹部が単数であり、実施例9および実施例10の空気入りタイヤは凹部がタイヤ径方向で複数(2つ)ある。実施例3〜実施例10の空気入りタイヤは、凹部の底面の幅Hと光輝性材料の長径H1との比が規定の範囲である。実施例5〜実施例10の空気入りタイヤは、凹部の深さDが規定の範囲である。実施例8および実施例10の空気入りタイヤは、凹部の内側面に小突起が設けられている。実施例9および実施例10の空気入りタイヤは、それぞれの凹部に色彩の異なる光輝性材料が付着されている。
図14において、実施例11〜実施例20の空気入りタイヤは、主溝の溝壁面に設けた凹部(リッジ)内に光輝性材料を付着させたものである(図4参照)。実施例13〜実施例20の空気入りタイヤは、凹部の底面の幅Hと光輝性材料の長径H1との比が規定の範囲である。実施例15〜実施例20の空気入りタイヤは、凹部の深さDが規定の範囲である。実施例18および実施例20の空気入りタイヤは、凹部の内側面に小突起が設けられている。実施例19および実施例20の空気入りタイヤは、タイヤ径方向で色彩の異なる光輝性材料が付着されている。
図15において、実施例21〜実施例30の空気入りタイヤは、主溝の溝壁面の段部上面に設けた凹部(溝)内に光輝性材料を付着させたものである(図9参照)。実施例23〜実施例30の空気入りタイヤは、凹部の底面の幅Hと光輝性材料の長径H1との比が規定の範囲である。実施例25〜実施例30の空気入りタイヤは、凹部の深さDが規定の範囲である。実施例28および実施例30の空気入りタイヤは、凹部の内側面に小突起が設けられている。実施例29および実施例30の空気入りタイヤは、段部がタイヤ径方向で複数(2つ)あり、それぞれの段部の凹部に色彩の異なる光輝性材料が付着されている。
図16において、実施例31〜実施例40の空気入りタイヤは、主溝の溝壁面の段部上面に設けた凹部(リッジ)内に光輝性材料を付着させたものである(図10参照)。実施例33〜実施例40の空気入りタイヤは、凹部の底面の幅Hと光輝性材料の長径H1との比が規定の範囲である。実施例35〜実施例40の空気入りタイヤは、凹部の深さDが規定の範囲である。実施例38および実施例40の空気入りタイヤは、凹部の内側面に小突起が設けられている。実施例39および実施例40の空気入りタイヤは、段部がタイヤ径方向で複数(2つ)あり、それぞれの段部の凹部に色彩の異なる光輝性材料が付着されている。
図13〜図16の試験結果に示すように、実施例1〜実施例40の空気入りタイヤは、それぞれ視認性能および耐色落ち性能が改善され、摩耗度を良好かつ確実に認識されていることが分かる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
21 トレッド面
22 主溝(溝)
22a 溝壁面
24 ラグ溝(溝)
9 凹部
9A 突条
9B 突起
9a 底面
9b 内側面
9c 小突起
10 光輝性材料
11 段部
11a 上面

Claims (6)

  1. トレッド面に、溝を有した空気入りタイヤにおいて、
    前記溝の溝壁面に凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記溝の溝壁面にタイヤ周方向に沿って段部を形成し、当該段部を構成する少なくとも上面に前記凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記段部をタイヤ径方向で複数設け、各前記段部を構成する少なくとも上面に前記凹部を設け、当該凹部内に光輝性材料を付着させたことを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記凹部の底面の幅Hに対する前記光輝性材料の長径H1の比が、0.3≦H1/H≦0.95の範囲を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記凹部の深さDが0.2mm≦D≦1.5mmの範囲を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記凹部の底面よりも開口側の内側面に、当該凹部内で突出する小突起を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
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