JP2014132598A - チャンバ内電子検出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷電粒子ビーム・システムの2次粒子検出器を提供すること。
【解決手段】2次粒子検出器302は、真空チャンバ107内に配置されたシンチレータ304および光電子増倍管などのトランスデューサ312を含む。従来の技術のEverhart−Thomley検出器とは異なり、光電子増倍管は、真空チャンバ内に配置され、これにより、光学結合を排除することによって検出が向上し、検出器の配置について柔軟性が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷電粒子ビーム・システムの粒子検出器に関する。
電子ビーム・システムおよびイオン・ビーム・システムなどの荷電粒子ビーム・システムは、1次ビームがワーク・ピース表面に当たるときに放出される2次電子もしくは後方散乱電子またはイオンを検出することによって画像を形成することができる。長年にわたり、走査電子顕微鏡および集束イオン・ビーム・システムは、2次電子を検出するために、Everhart−Thornley検出器または単に「ET検出器」もしくはETDとして知られる、シンチレータ−光電子増倍管検出器を使用してきた。他のタイプの電子検出器は、チャネル検出電子増倍管(連続ダイノード電子増倍管またはCDEMと呼ばれることがある)、およびマルチチャネル・プレート(MCP)を含む。
図1Aは、真空チャンバ107のサンプル105について動作し、かつ従来のET検出器140を使用する電子カラム102および集束イオン・ビーム・カラム104を有する通常の従来の技術のデュアル・ビーム・システム100を概略的に示す。1次電子ビーム120がサンプル105に当たるとき、2次電子142が放出され、印加電圧によってグリッド106に向かって加速され、電子142などの荷電粒子が当たるときに光を放出する(陰極ルミネセンスと呼ばれる)材料(リン光体、発光プラスチック、または酸化ガーネットなど)からなるシンチレータ108に当たる。光は、通常、真空チャンバにおいて、試料チャンバの封止ポートを通過する固体のプラスチックまたはガラスのロッドである剛性な光パイプ110によって、透明なウィンドウ112を経て、真空チャンバの外部に配置される光電子増倍管(PMT)114に伝達される。PMT114では、光により電子が放出され、電子は、光電子増倍管のダイノードに当たり、これにより、追加の電子が放出される。
追加の電子は、PM管110のダイノードに当たり、増幅信号となる電子のカスケードを創出する。電子は、PM管の端部において電極によって収集される。電子は、導体130によって撮像回路132に伝達される電流を構成する。電流の大きさは、ビームが当たっているワーク・ピース上の点に対応する画像上の点の輝度を決定するために使用される。ビームがワーク・ピースを走査する際、画像が点ごとに構築される。
図1Bは、図1Aの従来の技術のSEMの真空チャンバの概略図を示す。これは、電子カラムのいわゆる対物レンズである最終レンズ102、およびレンズ通過2次電子検出器162とレンズ非通過2次電子検出器164とを組み合わせるET検出器160の一部を示す。レンズ通過2次電子検出器は、対物レンズの構造内において電子を光子に変換し、光ガイド162を介して光子を真空チャンバ(図示せず)の外部に配置されたPM管に輸送する。レンズ非通過2次電子検出器は、ハウジング166内において2次電子を蛍光スクリーンに吸引するグリッド164を示し、ハウジング166において電子は光子に変換され、光子は、真空チャンバ外のPM管に誘導される。
図2Aは、図1Aのものと同様であるが、入力グリッド202、および、電子が壁に当たるとき、追加の電子を生成することによって電子信号を増幅するらせんチャネル(図示せず)を有するCDEM検出器206を使用するデュアル・ビーム・システムを概略的に示す。
図2Bは、図2Aの従来の技術のデュアル・ビーム・システムの真空チャンバの概略図を示す。これは、電子カラムの対物レンズ252の側にあるCDEM206、およびCDEM206の近傍にある気体注入システム254を示す。
いくつかのデュアル・ビーム・システムには、ビーム120がワーク・ピース105に当たる点の近傍においてサンプル・チャンバ107の空間について競合する多数のアクセサリが存在する。アクセサリは、たとえば、1つまたは複数の気体注入ノズル254、1つまたは複数のマイクロマニピュレータ(図示せず)、電荷中和電子フラッド銃、ならびに後方散乱電子検出器(図示せず)、x線検出器、および2次電子検出器など、異なるタイプの検出器を含み得る。イオン・カラム104および電子カラム102は、解像度を向上させるために、ワーク・ピースの付近に配置されることが好ましい。
1次ビームの電子またはイオンがワーク・ピース表面に当たるとき、放出された2次電子は、ワーク・ピース上の半球体にわたって全方向にほぼ等しく分布する。シンチレータがワーク・ピースから離れるに従って、シンチレータに当たる放出電子の量はより少なくなる。サンプルに対する検出器上の正電荷が、シンチレータに当たる2次電子の数を増大させるが、サンプルから放出された2次電子のわずかに約15から20パーセントが、従来のET検出器に実際に到達すると考えられる。
2次電子検出器は、通常、荷電粒子ビーム・カラムおよび他のアクセサリをサンプルまたはワーク・ピースの近傍に取り付けることが可能であるように、ワーク・ピース105から十分離れて、サンプル・チャンバ107内においてシンチレータと共に配置される。光管(light tube)110は、真空チャンバにおいてシンチレータからウィンドウ112に至らなければならないので、シンチレータは、真空チャンバにおいて光管を再設計せずに、および/またはウィンドウの位置を変更せずに、チャンバ内において再配置することができない。したがって、デュアル・ビーム・システムの使用者は、システムを新しいアクセサリおよび新しい用途に適合させることについて、適用性が限定される。さらに、光路の各インタフェースにおいて、光のいくらかは失われる。光をウィンドウに伝達し、ウィンドウを経て、次いでPM管の中に伝達することにより、光が著しく失われることになる。
CDEMおよびMCPは、信号を光に変換せず、かつ光を真空チャンバ外に伝達せずに、電子信号を直接増幅する。したがって、CDEMおよびMCPは、サンプル真空チャンバ内に完全に配置することができる。CDEMおよびMCPは、電子信号を増幅するために、活性化表面を使用する。この表面は、特に、多くの蒸着およびエッチングのプロセスにおいて使用されるビーム活性化化学物質がチャンバ内に導入される場合、荷電粒子の刺激下において劣化する。表面は、チャンバがサンプル交換のために通気されるとき、やはり劣化する傾向がある。
いくつかの用途では、CDEMは、1か月または2か月で交換が必要になる。したがって、CDEMは、多くの化学物質が使用される多くの用途では効率的でない。CDEMはまた、ETDより低い解像度を有する。
このように、CDEMは、通常、信号収集については良好な位置に配置されるが、寿命は限定されている。ETDは、寿命は長いが、良好な信号収集については悪い位置に取り付けられ、他の結合構成要素を経て光が真空チャンバ外に移動する際に信号を失う。
イオン−電子変換器は、CDEMまたはMCPに取って代わり、イオンおよび電子を検出するためにETDと共に使用することができ、それらの検出器に付随する寿命の問題を排除することができるが、PMTが真空チャンバの外部にあるので、検出器の望ましい位置に対してチャンバの壁の適切な位置に真空フィードスルーポート(vacuum feedthrough ports)を有する複雑で頑丈なアセンブリが依然として必要である。この検出器は、各異なるシステムについて大幅に再工作されなければならない。
デュアル・ビーム機器の設計者および使用者は、電子カラム、イオン・カラム、気体注入器、サンプル・プローブ、後方散乱電子検出器(BSD)、エネルギー分散分光法(EDX)のx線検出器、電子後方散乱回折検出器(EBSD)、および陰極ルミネセンス(CL)検出器などの他の検出器が存在するために、サンプルの付近における輻輳空間に対して敏感である。ETDの配置に柔軟性がないことにより、特定用途について他のデバイスをサンプルの付近に移動させるために、機器を再構成することが困難になる。
適応性および長寿命の両方についての市場の要求は認識されていたが、解決されていなかった。本発明は、CDEM/MCPの限定された寿命の問題を解決し、一方、取付け構成の適応性を維持する。
米国特許第7009187号明細書 特開平11−16531号公報 実願平1−131181号(実開平3−69853号)のマイクロフィルム 特開平7−142022号公報
本発明の目的は、改良された2次粒子検出器を提供することである。
本発明は、シンチレータおよび光電子増倍管を使用する改良された検出器を提供し、PM管は、シンチレータと共に、完全にサンプル真空チャンバ内に配置される。PM管を真空チャンバ内に配置することによって、設計者は、光を真空チャンバから誘導するために従来の技術では必要な光パイプの側へのシンチレータの配置に制約されず、従来の技術の検出器より強い2次電子信号を提供するように、シンチレータを配置することができる。光を真空チャンバ外に誘導するために必要な光学構成要素を排除することにより、信号損失源が排除される。
以上は、以下の本発明の詳細な説明がよりよく理解されることが可能であるように、本発明の特徴および技術的な利点をかなり広範に概述した。本発明のさらなる特徴および利点が、以下において説明される。当業者なら、開示される概念および特定の実施形態は、本発明の同じ目的を実施するために他の構造を修正または設計する基盤として容易に使用されることが可能であることが理解されよう。また、当業者なら、そのような等価な構築は、添付の特許請求の範囲において述べられる本発明の精神および範囲から逸脱しないことも理解されよう。
本発明およびその利点をより完全に理解するために、ここで、添付の図面と関連して取り入れられる以下の説明を参照する。
サンプル真空チャンバ外に配置された光電子増倍管を有するEverhart−Thornley検出器を使用する従来の技術の荷電粒子ビーム・システムの概略図である。 ET検出器を使用する従来の技術の荷電粒子ビーム・システムの概略図である。 CDEM検出器を含む従来の技術の荷電粒子ビームの概略図である。 CDEM検出器を使用する従来の技術の荷電粒子ビーム・システムの概略図である。 真空チャンバ内2次電子検出器を使用する荷電粒子ビーム・システムの好ましい実施形態を示す図である。 真空チャンバ内イオンおよび2次電子検出器を使用する荷電粒子ビーム・システムの好ましい実施形態を示す図である。 図4の2次イオンおよび電子検出器の拡大図である。 好ましい真空内電子検出器および従来の技術のCDEM検出器の相対的なサイズを示す図である。 従来のET検出器、イオンおよび電子検出器、CDEM、ならびに第1構成において特定の荷電粒子ビーム・システムに取り付けられた本発明による真空内電子検出器について、2次電子の相対的な収集効率を示すグラフである。 従来のET検出器、イオンおよび電子検出器、CDEM、ならびに第2水平構成において特定の荷電粒子ビーム・システムに取り付けられた本発明による真空内電子検出器について、2次電子の相対的な収集効率を示すグラフである。 イオン検出器、イオンおよび電子検出器、CDEM、ならびに本発明による真空内電子検出器の相対的な収集効率を示すグラフである。 CDEM検出器を使用して形成された画像を示す図である。 検出器を使用して形成された同じ画像を示す図である。 CDEM検出器を使用して形成された画像を示す図である。 検出器を使用して形成された同じ画像を示す図である。 米国特許第7009187号からのイオンを検出するように構成されたイオン−電子検出器を示す図である。 米国特許第7009187号からの電子を検出するように構成されたイオン−電子検出器を示す図である。
図3は、チャンバ内ET(ICE)検出器302を使用するデュアル・ビーム・システム300を示す。検出器302は、通常はリン光体材料のシンチレータ304、およびコンパクトな光電子増倍管312などのトランスデューサを含む。適切なコンパクトな光電子増倍管は、たとえば、Hamamatsu Photonic KK[日本、静岡県在]から入手可能である。光電子増倍管は、好ましくは115mm未満の長さ、より好ましくは75mm未満の長さ、さらにより好ましくは55mm未満の長さ、最も好ましくは30mm未満または約30mmの長さである。電気リード130は、PM管312の出力を真空チャンバ107外の撮像回路132に伝達する。PM管312は真空チャンバ内にあるので、真空チャンバ外に配置されたPMに光を誘導するために、光管は必要ではない。
PM管の代わりに、フォトダイオードまたはフォトトランジスタなど、他のタイプの光子−電流変換器を使用することができることに留意されたい。
ICE検出器は、物理的サイズがCDEMと同様であるが、ETDタイプである。これは、シンチレータの付近において真空チャンバに配置されたPMTに直接向かう単一の非常に短い光ガイドのみを有する。光ガイドは、弓状になることを防止するために、好ましくは5mmより長く、好ましくは50mm未満の長さ、さらにより好ましくは25mm未満の長さであり、約10mmの長さであることが好ましい。ICE検出器全体は、好ましくは120mm未満の長さ、より好ましくは80mm未満の長さ、さらにより好ましくは60mm未満または30mm未満の長さである。信号対雑音比は、電流EDTについて著しく改善されるが、その理由は、光ガイドの対合および全長の減少のために、信号損失および/または雑音が存在しないからである。また、磁極片の隣接領域において、空間が著しく節約される。CDEMの他の重大な問題は、寿命(障害まで3週から6か月)、および気体汚染が誘発する障害である。この問題により、多くの人は、単にCDEMを使用しない、またはCDEMを自分のシステムから除去することになった。ICE検出器は、気体汚染に対して極めて頑強であり、かつ2年を超える寿命を示す。ICE検出器はまた、約2×のより高いバイアス電圧において動作することができ、かつ様々な「より良好な」位置に容易に配置することができるという点で、CDEMよりはるかにより効率的である。また、イオン−電子変換器と共に使用されるとき、2次イオンを検出することもできるという点で、CDEMと同様である。
光は真空チャンバ外に伝達されないので、光管の間のインタフェースは排除され、それにより、光損失源が排除され、検出器の効率が向上する。また、チャンバ外に至る光管を排除すること、および検出器302のサイズがコンパクトであることにより、より多くの量の2次電子を収集するような方式で検出器を配置することが可能になる。本出願人は、図1に示されたものなどの従来の技術の検出器によって受信される信号の3倍から5倍以上の信号を測定した。信号の増大は、画像獲得中に荷電粒子ビームをより迅速に走査することができ、それによりワーク・ピースに対する損傷が低減されることを意味する。より強い信号は、信号対雑音比をも増大させ、それにより、より良好な画像を作成する。
図4は、図3のものと同様であるが、イオン−電子変換器404を有し、それにより、検出器402がイオンを検出することも可能になる検出器410を示す。そのようなイオン−電子変換器は、本出願の譲受人に譲渡され、かつ参照によって本明細書に組み込まれている「Particle Detector Suitable for Detecting Ions and Electrons」についてのGerlachらへの米国特許第7009187号に記載されている。イオン−電子変換器404は、妨害されずに電子を通過させるように構成することができることが好ましく、または、イオンを収集し、イオンが表面に当たって電子を生成するように構成することができ、次いで、電子は、シンチレータ406に当たる。シンチレータからの光は、サンプル106から放出された電子が検出されているときと同じ方式で、PM管312において検出される。イオン−電子変換器404は、米国特許第7009187号に記載されているように、「ベネチアン・ブラインド」・スタイルの変換器または円筒変換器とすることができる。
図5は、イオンまたは電子を選択的に引き付けるために電圧が加えられるグリッド502を有する検出器500の一部を示す。グリッド502のジオメトリ(geometry)は、荷電粒子を引き付け、かつ荷電粒子をシンチレータに輸送するように最適化される。イオン−電子変換器503は、イオンを引き付ける、または電子がイオン−電子変換器503を透過的に通過することを可能にするように電気的に構成することができる円筒504を含む。円筒504がイオンを引き付けるようにバイアスをかけられるとき、イオンは表面に当たり、表面は電子を放出する。シンチレータ508は、ワーク・ピース105から直接来る電子、またはイオンの衝突に応答してプレート504から来る電子である電子が当たるとき、光を放出する。短い光管506が、光をPM管512の中に誘導し、そこで、電子516は、ダイノード514に衝突し、信号を増幅する。
図6は、コンパクトなPM管を使用する本発明の好ましいチャンバ内電子検出器が、従来の技術のCDEMとほぼ同じサイズであり、それにより、サンプルの近傍に配置されることを可能にするが、多くの用途においてCDEMよりはるかに長い有用な寿命を提供することを示す。
図7、8、および9は、従来のETD、イオン−電子変換器検出器、CDEM、および2つの異なる荷電粒子ビーム・システムにおける本発明のチャンバ内電子検出器を含めて、異なる検出器の収集効率を示す。図7は、52度に配向された検出器での2次電子の収集効率を示す。図8は、水平配向検出器について2次電子の収集効率を示す。図9は、52度に配向された検出器での2次電子の収集効率を示す。CDEMを使用して、イオン、および電子を検出することができるが、CDEMをイオン検出器として使用することにより、その有用な寿命が短縮されることがある。
図10Aおよび10Bは、それぞれ、CDEM検出器および本発明のICE検出器を使用して形成される回路の画像を示す。ICE検出器を使用することにより、「シャドーイング」がなくなることに留意されたい。この結果は、シャドーイングを避けるような方式でICE検出器を配置する能力のためである。
図11Aおよび11Bは、通常のCDEM検出器画像(図11A)およびICE検出器画像(図11B)の比較を示す。ICE画像において見ることができる明らかな詳細、および「粒の滑らかさ」に留意されたい。すべての他の撮像パラメータは同一であり、物体を「見る」ために使用される検出器のみが変更されている。
PM管を真空チャンバ内に配置することにより、以下の利点が提供される:
・光結合段階の低減によるシンチレータとPMTとの間の光路における信号損失の低減、および光ガイドの短縮または排除
・真空封止ウィンドウを経てPMTに至る頑丈な光ガイドの必要性がなくなることによる取付けの柔軟性。真空壁インタフェースは、電気接続についてのみである。したがって、システムは、たとえば、異なるアクセサリを異なる用途について利用可能とすることができるようにアクセサリを再配置する目的で、荷電粒子ビーム機器を再構成するために容易に移動させることができる。
ICE検出器は、現在、少なくとも3つの好ましい実施形態を有する:1)1つの実施形態は、イオン−電子変換器を使用することによって、2次電子および2次イオンの検出能力を有する;2)1つの実施形態は、2次電子検出能力のみを有する;および3)1つの実施形態は、レンズ通過2次電子検出能力を有する。
ICE検出器は、SE収集効率の著しい向上、および1〜6か月(CDEM)から2年を超える(ICE)長寿命を有する。ICE能力は、イオン・ミリング中に撮像するための(SEを使用する)回路編集(CE)用途において特に有用である。CEプロセスは、小さい中間アスペクト比ビア(vias)(たとえば、90nm未満の深度)における現在のエンド・ポインティング(end pointing)でさえほとんど不可能であるようなものである。ICE検出器は、前進するCEに対して、非常に申し分なくキー・イネーブラ(key enabler)とすることができる。
イオン−電子検出器
図12および13は、米国特許第7009187号に記載されたイオン−電子変換器を記載した。図12に示される実施形態では、粒子検出器1202が、従来のシンチレータ検出器1206の前で「ベネチアン・ブラインド」・イオン−電子変換器1204を使用する。好ましい実施形態は、ベネチアン・ブラインドの代わりに円筒変換器を使用する。イオン−電子変換器1204は、半球入力グリッド1212とシンチレータ検出器1206との間に配置された、好ましくは互いに平行の複数の変換器プレート1210を含む。陽イオン収集モードでは、入力グリッドは、FIBによってサンプルにおいて生成された低エネルギーの陽イオンを引き付けるために、好ましくはFIBターゲットに対して約−250Vに負にバイアスされる。
変換器プレート1210は、FIBターゲットに対して約−2000Vの電位に維持されることが好ましい。この電位は、陽イオン1216をプレートに引き付け、陽イオンが変換器プレート1210に衝突する際、陽イオンを約2000eVに加速する。イオンがプレート1210に衝突することにより、電子1218が変換器プレート1210から放出される。変換器プレート1210は、イオン衝突時に2次電子を効率的に生成する金属酸化物などの材料から構築されることが好ましい。一実施形態では、プレートは、容易に酸化されて酸化アルミニウムの薄い表面層を生成するアルミニウムで作成される。他の実施形態では、プレートは、ステンレス・スチールで構築される。約+10,000Vの電位が、イオンがプレート1210に衝突する際に生成される電子1218を引き付けるために、シンチレート検出器1206の前部に印加される。シンチレート・ディスクに衝突する電子1218は、従来の方式で光子に変換され、検出される。
図13は、電子検出モードで動作する図12の粒子検出器1202を示す。電子検出モードでは、約250Vの正電位が、入力スクリーン1212に印加され、約500Vの正電位が、プレート1210に印加され、約10,000Vの正電位が、シンチレータ検出器1206に印加される。電子1302は、入力グリッド1212によって、次いで変換器プレート1210によって加速される。いくらかの電子は変換器プレート1210に衝突するが、他の電子は、変換器プレートを通過し、シンチレータに直接衝突する。
本発明およびその利点が詳細に説明されたが、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神および範囲から逸脱せずに、様々な修正、代用、および変更を本明細書において行うことができることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書において説明されたプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることを意図しない。当業者なら、本発明の開示から容易に理解するように、本明細書において説明された対応する実施形態とほぼ同じ機能を実施する、またはほぼ同じ成果を達成する、現在存在する、または後に開発されるプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップが、本発明により使用されることが可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は、その範囲内に、そのようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップを含むことを意図する。
102 電子カラム
104 集束イオン・ビーム・カラム
105 サンプル
107 真空チャンバ
132 撮像回路
300 デュアル・ビーム・システム
302 チャンバ内ET(ICE)検出器
304 シンチレータ
312 光電子増倍管
402 検出器
404 イオン−電子変換器
406 シンチレータ
410 検出器

Claims (14)

  1. 荷電粒子源と、
    前記荷電粒子源によって放出された荷電粒子から荷電粒子ビームを形成する集束カラムと、
    前記荷電粒子ビームが向けられているサンプルを保持するサンプル・ステージを含むサンプル真空チャンバと、
    前記真空チャンバ内に配置された2次粒子検出器であって、前記サンプルの面の上方に位置するシンチレータであって2次電子が当たるときに光を放出するシンチレータ、および前記シンチレータによって放出された前記光を検出して前記光を電流に変換する光電子増倍管を含む、2次粒子検出器と、
    を備える荷電粒子ビーム・システムであって、前記シンチレータおよび前記光電子増倍管が、前記サンプル真空チャンバ内にすべてが完全に配置され、
    前記2次粒子検出器が、前記シンチレータおよび前記光電子増倍管の間に配置された光ガイドを含まない、荷電粒子ビーム・システム。
  2. 第2荷電粒子源、および前記第2荷電粒子源によって放出された荷電粒子から荷電粒子ビームを形成する第2集束カラムをさらに備える、請求項1に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  3. 前記2次粒子検出器の位置が、2次粒子の収集を向上させるように前記真空チャンバ内において調節可能である、請求項1または2に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  4. 前記シンチレータから前記光電子増倍管に光を伝達するために光ガイドをさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  5. 前記光ガイドが、25mm未満の長さである、請求項4に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  6. 前記2次粒子検出器が、120mm未満の長さである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  7. 前記2次粒子検出器が、60mm未満の長さである、請求項6に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  8. 前記シンチレータの前に配置されたイオン−電子変換器をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  9. 前記イオン−電子変換器が、2次イオンを電子に変換するための円筒表面を含む、請求項8に記載の荷電粒子ビーム・システム。
  10. サンプル真空チャンバにおいて1次荷電粒子ビームをサンプル表面に向けることと、
    前記真空チャンバ内において前記1次荷電粒子ビームが当たる際に前記表面から放出された荷電粒子を、荷電粒子が衝突する際に光子を放出する材料であって、前記サンプルの面の上方に位置する材料に向けて、電界を有する導電グリッドによって引き付けることと、
    前記光子を検出し、光電子増倍管を使用して前記光子を電流に変換し、前記電流は、前記荷電粒子ビームが衝突する際に前記サンプル表面から検出された荷電粒子数に比例することと、
    前記真空チャンバから前記電流を伝導することと、
    前記真空チャンバ内において前記光子が電流に変換されることと、
    を含み、前記材料によって放出される前記光子が、検出され前記光電子増倍管を使用して電流に変換される前に、光ガイドを介して伝達されない、2次電子を検出する方法。
  11. 前記サンプル真空チャンバにおいて1次荷電粒子ビームをサンプル表面に向けることが、イオン・ビームまたは電子ビームを向けることを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 光管を経て前記光電子増倍管に光子を伝達することをさらに備える、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記真空チャンバにおいて前記光子を検出して、電流に変換することが、長さが15cm未満であるデバイス内において前記光子を検出して、電流に変換することを含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 走査型電子顕微鏡の真空室内に配置する2次粒子検出器であって、
    2次電子が当たるとき、光を放出するシンチレータと、
    前記シンチレータによって放出された前記光を検出し、前記光を電流に変換する光電子増倍管と、
    を備え、前記シンチレータおよび前記光電子増倍管の間に配置された光ガイドを含まない、2次粒子検出器。
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