JPS63293847A - 半導体検査装置 - Google Patents
半導体検査装置Info
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- JPS63293847A JPS63293847A JP62129320A JP12932087A JPS63293847A JP S63293847 A JPS63293847 A JP S63293847A JP 62129320 A JP62129320 A JP 62129320A JP 12932087 A JP12932087 A JP 12932087A JP S63293847 A JPS63293847 A JP S63293847A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体装置の動作解析を行うだめの半導体検
査装置に関するものである0 従来の技術 近年の、半導体装置の高集積化、微細化に対応するため
、一次電子ビームを半導体装置に照射し、半導体装置表
面より放出される二次電子を検出することによって、半
導体装置の動作を非接触で解析する半導体検査装置(電
子ビームテスタ)が使用されるようになってきた0 以下に従来の電子ビームテスタについて説明する0 第4図は、従来の電子ビームテスタの構成を示すもので
ある0第4図において、1は鏡筒であり、2は試料室で
ある0鏡筒1及び試料室2は排気装置3で排気され、高
真空状態に保たれる。4は一次電子ビーム36を発生す
る電子銃であり、電子銃駆動装置6によって駆動される
o6は検査される半導体装置であシ、XYステージ18
上に固定されている。XYステージ18は、ステージ駆
動装置19によって駆動され、半導体装置6の表面の任
意の位置に、一次電子ビーム35を照射できる・7は半
導体装置6の表面から放出された二次電子36を光電子
増倍管3o及びシンチレータ29によって構成される二
次電子検出器方向へ引き出すための二次電子引き出し電
極である08は異なるエネルギーを有する二次電子36
のうち、あるしきい値以上のエネルギーを有する二次電
子36のみを二次電子検出器側へ通過させるフィルター
である・10はフィルター8に電圧を印加するフィルタ
ー電圧発生装置であり、フィルター電圧発生装置の出力
は、フィルター8及び波形表示装置22に接続されてい
るo13は一次電子ビーム36を二次元走査する走査コ
イルであり、走査コイル駆動装置14によって駆動され
ている。9は一次電子ビーム36を微細に絞る電子レン
ズであるO15は試験信号発生装置であり、半導体装置
6に試験信号を印加する0サンプル、ディレィ信号発生
装置16は試験信号発生装置16からトリガ信号が入力
されるとある遅延時間の後、一次電子ビーム36をパル
ス状にするブランキング装置17に信号を発生する0回
時に、サンプル、ディレィ信号発生装置は計算機23に
データ取り込みのタイミングを指示する。29は二次電
子36が衝突するシンチレータであシ、光電子増倍管3
oの一部を構成する光電陰極28に接続されている0光
電子増倍gaoと二次電子引き出し電極7には高電圧発
生装置2oによって高電圧が印加されている。測定モー
ド切換装置21は光電子増倍管3゜の出力を信号処理装
置24あるいは信号比較器27のどちらか一方に接続す
る。信号処理装置24の出力は画像表示装置26に入力
される。信号比較器27には基準信号発生器26より基
準信号が入力される0信号比較器27の出力はフィルタ
ー電圧発生装置1oに接続されている0上記の各々の装
置は計算機23によって制御されている0第4図におい
て細い矢印は信号の流れを、太い矢印は計算機23によ
る制御の流れを示している0以上のように構成された電
子ビームテスタについて、以下その動作について説明す
る・まず電子銃4よりー次電子ビーム36が発生し電子
レンズ9によって微細に絞られて半導体装置6の表面に
照射される0その結果半導体装置6の表面より二次電子
36が放出される。放出された二次電子36は二次電子
引き出し電極7によってシンチレータ29の方向へ引き
出される。引き出された二次電子36の一部はシンチレ
ータ29と1衡突し、衝突した電子の一部は光に変換さ
れる。
査装置に関するものである0 従来の技術 近年の、半導体装置の高集積化、微細化に対応するため
、一次電子ビームを半導体装置に照射し、半導体装置表
面より放出される二次電子を検出することによって、半
導体装置の動作を非接触で解析する半導体検査装置(電
子ビームテスタ)が使用されるようになってきた0 以下に従来の電子ビームテスタについて説明する0 第4図は、従来の電子ビームテスタの構成を示すもので
ある0第4図において、1は鏡筒であり、2は試料室で
ある0鏡筒1及び試料室2は排気装置3で排気され、高
真空状態に保たれる。4は一次電子ビーム36を発生す
る電子銃であり、電子銃駆動装置6によって駆動される
o6は検査される半導体装置であシ、XYステージ18
上に固定されている。XYステージ18は、ステージ駆
動装置19によって駆動され、半導体装置6の表面の任
意の位置に、一次電子ビーム35を照射できる・7は半
導体装置6の表面から放出された二次電子36を光電子
増倍管3o及びシンチレータ29によって構成される二
次電子検出器方向へ引き出すための二次電子引き出し電
極である08は異なるエネルギーを有する二次電子36
のうち、あるしきい値以上のエネルギーを有する二次電
子36のみを二次電子検出器側へ通過させるフィルター
である・10はフィルター8に電圧を印加するフィルタ
ー電圧発生装置であり、フィルター電圧発生装置の出力
は、フィルター8及び波形表示装置22に接続されてい
るo13は一次電子ビーム36を二次元走査する走査コ
イルであり、走査コイル駆動装置14によって駆動され
ている。9は一次電子ビーム36を微細に絞る電子レン
ズであるO15は試験信号発生装置であり、半導体装置
6に試験信号を印加する0サンプル、ディレィ信号発生
装置16は試験信号発生装置16からトリガ信号が入力
されるとある遅延時間の後、一次電子ビーム36をパル
ス状にするブランキング装置17に信号を発生する0回
時に、サンプル、ディレィ信号発生装置は計算機23に
データ取り込みのタイミングを指示する。29は二次電
子36が衝突するシンチレータであシ、光電子増倍管3
oの一部を構成する光電陰極28に接続されている0光
電子増倍gaoと二次電子引き出し電極7には高電圧発
生装置2oによって高電圧が印加されている。測定モー
ド切換装置21は光電子増倍管3゜の出力を信号処理装
置24あるいは信号比較器27のどちらか一方に接続す
る。信号処理装置24の出力は画像表示装置26に入力
される。信号比較器27には基準信号発生器26より基
準信号が入力される0信号比較器27の出力はフィルタ
ー電圧発生装置1oに接続されている0上記の各々の装
置は計算機23によって制御されている0第4図におい
て細い矢印は信号の流れを、太い矢印は計算機23によ
る制御の流れを示している0以上のように構成された電
子ビームテスタについて、以下その動作について説明す
る・まず電子銃4よりー次電子ビーム36が発生し電子
レンズ9によって微細に絞られて半導体装置6の表面に
照射される0その結果半導体装置6の表面より二次電子
36が放出される。放出された二次電子36は二次電子
引き出し電極7によってシンチレータ29の方向へ引き
出される。引き出された二次電子36の一部はシンチレ
ータ29と1衡突し、衝突した電子の一部は光に変換さ
れる。
変換された光は光電陰極28と衝突し、衝突した光の一
部は再び電子に変換され光電子増倍管3゜の電子増倍部
で増幅される0電子増倍部は士数段の二次電子放出電極
(ダイノード)と陽極などから構成され、一段目の二次
電子放出電極に入射した電子を増幅する。半導体装置6
には試験信号発生装置16によって周期的に繰り返す試
験信号が印加されているため、半導体装置6の表面には
電位分布が生じ、時間と共に表面の電位分布は変化する
。半導体装置6の高電位部分より発生した二次電子36
は高電位部分によって形成される電界によって押し戻さ
れるため、シンチレータ29と砺突する二次電子36は
減少し、その結果光電子増倍管30の出力は減少する。
部は再び電子に変換され光電子増倍管3゜の電子増倍部
で増幅される0電子増倍部は士数段の二次電子放出電極
(ダイノード)と陽極などから構成され、一段目の二次
電子放出電極に入射した電子を増幅する。半導体装置6
には試験信号発生装置16によって周期的に繰り返す試
験信号が印加されているため、半導体装置6の表面には
電位分布が生じ、時間と共に表面の電位分布は変化する
。半導体装置6の高電位部分より発生した二次電子36
は高電位部分によって形成される電界によって押し戻さ
れるため、シンチレータ29と砺突する二次電子36は
減少し、その結果光電子増倍管30の出力は減少する。
即ち、一次電子ビーム36の照射点の電位が異なれば光
電子増倍管30の出力も異なシ、照射点の電位が高い場
合はど、光電子増倍管30の出力は小さくなる。このよ
うに光電子増倍管30の出力を用いて、半導体装置6の
表面の電位分布、電位の時間変化を非接触で測定するこ
とができる。
電子増倍管30の出力も異なシ、照射点の電位が高い場
合はど、光電子増倍管30の出力は小さくなる。このよ
うに光電子増倍管30の出力を用いて、半導体装置6の
表面の電位分布、電位の時間変化を非接触で測定するこ
とができる。
半導体装@60表面電位の二次元分布を測定する場合、
測定モード切換装置21により、光電子増倍管3oの出
力を信号処理装置24と接続する。
測定モード切換装置21により、光電子増倍管3oの出
力を信号処理装置24と接続する。
一次電子ビーム36は走査コイル13で半導体装置e上
を走査するが画像表示装置26の表示面の形状と相似形
の範囲を二次元走査する。放出された二次電子3eは先
に述べた過程によって検出。
を走査するが画像表示装置26の表示面の形状と相似形
の範囲を二次元走査する。放出された二次電子3eは先
に述べた過程によって検出。
増幅され、光電子増倍管30の出力は信号処理装置24
でビデオ信号に変換され、画像表示装置26に表示され
る。以上に述べた動作は走査電子顕微鏡の動作と同じで
ある。この場合、画像表示装置26には半導体装置6の
表面の形状及び電位の二次元分布が表示される@また試
験信号発生装置から、周期的に繰り返す試験信号の1周
期に1回発生するトリガ信号の発生時間より、1周期時
間以内の任意の遅延時間において、トリガ信号の発生時
間よりある特定の遅延時間の時にだけブランキング装置
17よりパルス状の一次電子ビーム36を半導体装置6
に照射し、それ以外の時には照射しない様にすると、そ
の特定の遅延時間、即ち試験信号の遅延時間に対応した
特定位相における半導体装置6の表面の電位の二次元分
布を測定することができる。
でビデオ信号に変換され、画像表示装置26に表示され
る。以上に述べた動作は走査電子顕微鏡の動作と同じで
ある。この場合、画像表示装置26には半導体装置6の
表面の形状及び電位の二次元分布が表示される@また試
験信号発生装置から、周期的に繰り返す試験信号の1周
期に1回発生するトリガ信号の発生時間より、1周期時
間以内の任意の遅延時間において、トリガ信号の発生時
間よりある特定の遅延時間の時にだけブランキング装置
17よりパルス状の一次電子ビーム36を半導体装置6
に照射し、それ以外の時には照射しない様にすると、そ
の特定の遅延時間、即ち試験信号の遅延時間に対応した
特定位相における半導体装置6の表面の電位の二次元分
布を測定することができる。
次に半導体装置6の表面のある一点の電位の時間変化を
測定する場合は、測定モード切換装置21によって光電
子増倍管30の出力を信号比較器27に接続する。−入
電子ビーム36は走査せず、半導体装置6の表面の測定
を行いたい場所に固定して照射する。半導体装置6に印
加されている周期的に繰り返す試験信号の周期Tをn等
分する。周期T内でトリガ信号の発生する時間を基準様
にt5.・・・・・tn−21tn−11toとする。
測定する場合は、測定モード切換装置21によって光電
子増倍管30の出力を信号比較器27に接続する。−入
電子ビーム36は走査せず、半導体装置6の表面の測定
を行いたい場所に固定して照射する。半導体装置6に印
加されている周期的に繰り返す試験信号の周期Tをn等
分する。周期T内でトリガ信号の発生する時間を基準様
にt5.・・・・・tn−21tn−11toとする。
まず時間t。の時にだけブランキング装置17で一次電
子ピーム36をパルス状にして繰り返し照射する。半導
体装置6とシンチレータ29の間に設けられたフィルタ
ー8に電位を与え、シンチレータ29に到達する二次電
子量を制御するO基準信号発生器26より信号比較器2
7に一定値の基準信号を入力する。光電子増倍管3oの
出力と基準信号発生器26より発生した基準信号を信号
比較器27で比較し、その差より制御信号を生成してフ
ィルター電圧発生装置10に入力し、フィルター8の電
位を変化させる0この操作を反復して行ない、最終的に
光電子増倍管3oの出力と基準信号の値が同じになる様
にフィルター8の電位を制御する。その時得られたフィ
ルター8の電位が測定点の周期T内の時間t。における
電位となる0次に時間t1の時にだけ半導体装置6の表
面に一次電子ビーム36のパルスを照射して同様の操作
を行い、時間t、における測定点の電位を得るO13以
下についても同様の操作を行い、周期T内の各時間での
電位を波形表示装置22に出力すると測定点における電
位の時間変化を測定することができる◎ 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の従来の構成では、二次電子検出器を
構成するシンチレータにおける光子の放出時間(減衰時
間)が長いので、半導体装置の表面の任意の一点の電位
を測定する際には、電子ビームをパルス状にしなければ
ならず、半導体装置に印加された信号のうち短い周期で
繰シ返す信号しか測定できず、長い周期で繰シ返す信号
の場合には、−入電子ビーム照射の時間の割合が低下し
て二次電子検出器におけるSN比が悪化し、繰シ返し動
作を行わない信号の場合にはトリガがかけられず電位が
測定できないという欠点を有していた。また、シンチレ
ータで電子が光に変換される過程と光電陰極で光が電子
に変換される過程で信号の損失が生じ、像測定、電位測
定のいずれの場合においても、SN比が悪化するという
欠点を有していた。
子ピーム36をパルス状にして繰り返し照射する。半導
体装置6とシンチレータ29の間に設けられたフィルタ
ー8に電位を与え、シンチレータ29に到達する二次電
子量を制御するO基準信号発生器26より信号比較器2
7に一定値の基準信号を入力する。光電子増倍管3oの
出力と基準信号発生器26より発生した基準信号を信号
比較器27で比較し、その差より制御信号を生成してフ
ィルター電圧発生装置10に入力し、フィルター8の電
位を変化させる0この操作を反復して行ない、最終的に
光電子増倍管3oの出力と基準信号の値が同じになる様
にフィルター8の電位を制御する。その時得られたフィ
ルター8の電位が測定点の周期T内の時間t。における
電位となる0次に時間t1の時にだけ半導体装置6の表
面に一次電子ビーム36のパルスを照射して同様の操作
を行い、時間t、における測定点の電位を得るO13以
下についても同様の操作を行い、周期T内の各時間での
電位を波形表示装置22に出力すると測定点における電
位の時間変化を測定することができる◎ 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の従来の構成では、二次電子検出器を
構成するシンチレータにおける光子の放出時間(減衰時
間)が長いので、半導体装置の表面の任意の一点の電位
を測定する際には、電子ビームをパルス状にしなければ
ならず、半導体装置に印加された信号のうち短い周期で
繰シ返す信号しか測定できず、長い周期で繰シ返す信号
の場合には、−入電子ビーム照射の時間の割合が低下し
て二次電子検出器におけるSN比が悪化し、繰シ返し動
作を行わない信号の場合にはトリガがかけられず電位が
測定できないという欠点を有していた。また、シンチレ
ータで電子が光に変換される過程と光電陰極で光が電子
に変換される過程で信号の損失が生じ、像測定、電位測
定のいずれの場合においても、SN比が悪化するという
欠点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、信号の繰
り返しの有燕、繰シ返し周期の長短にかかわらず、半導
体装置の表面の任意の一点の論理動作を測定し、同時に
全ての測定におけるSN比を向上させることを目的とす
る。
り返しの有燕、繰シ返し周期の長短にかかわらず、半導
体装置の表面の任意の一点の論理動作を測定し、同時に
全ての測定におけるSN比を向上させることを目的とす
る。
問題点を解決するだめの手段
この目的を達成するために、本発明の半導体検葺装置は
二次電子入射面前段にシンチレータ及び光電陰極を設け
ずに、二次電子を直接増倍する電子増倍管を備えた構成
となっている0 作用 この構成によれば半導体装置表面より放出された二次電
子をシンチレータ、光電陰極を介さずに直接増幅するこ
とができる。従って二次電子検出の時間応答特性が向上
する。そのため電子をパルス状にせず連続して半導体装
置表面に照射し、放出された二次電子を検出、増幅する
ことによって半導体装置に印加された信号のくシ返しの
有無。
二次電子入射面前段にシンチレータ及び光電陰極を設け
ずに、二次電子を直接増倍する電子増倍管を備えた構成
となっている0 作用 この構成によれば半導体装置表面より放出された二次電
子をシンチレータ、光電陰極を介さずに直接増幅するこ
とができる。従って二次電子検出の時間応答特性が向上
する。そのため電子をパルス状にせず連続して半導体装
置表面に照射し、放出された二次電子を検出、増幅する
ことによって半導体装置に印加された信号のくシ返しの
有無。
くシ返しの長短にかかわらず、半導体装置の表面の任意
の一点の論理動作を測定する事ができる。
の一点の論理動作を測定する事ができる。
同時に、シンチレータ、光電陰極で生じていた信号の損
失がなくなるため、全ての測定におけるSN比を向上さ
せることができる。
失がなくなるため、全ての測定におけるSN比を向上さ
せることができる。
実施例
以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の第1の実施例における半導体
検丘装置の構成図、第2図は第1図における二次電子検
出器の側面図、第3図は第2図の二次検出器を下から見
たときの図である。
明する。第1図は本発明の第1の実施例における半導体
検丘装置の構成図、第2図は第1図における二次電子検
出器の側面図、第3図は第2図の二次検出器を下から見
たときの図である。
なお、第1図に示す本実施例の装置は、基本的には第4
図に示した従来の装置と同じ構成であるので、同一構成
部分には同−贅号を付して詳細な説明を省略する。第1
図と第4図では、二次電子検出器の構造が異なっている
◇第2図は第1図の二次電子検出器部分を詳細に説明し
たものであシ、11は一次電子ビーム36が通過するシ
ールド管、12は光電陰極を取シ除いた光電子増倍管、
36は半導体装置6より放出された二次電子である。
図に示した従来の装置と同じ構成であるので、同一構成
部分には同−贅号を付して詳細な説明を省略する。第1
図と第4図では、二次電子検出器の構造が異なっている
◇第2図は第1図の二次電子検出器部分を詳細に説明し
たものであシ、11は一次電子ビーム36が通過するシ
ールド管、12は光電陰極を取シ除いた光電子増倍管、
36は半導体装置6より放出された二次電子である。
以上のように構成された電子ビームテスタについて以下
その動作を説明する。
その動作を説明する。
まず電子銃4より一次電子ビーム36が発生し、電子レ
ンズ9によって微細に絞られてシールド管11を通過し
た後半導体装置6の表面に照射される。その結果半導体
装置6の表面より二次電子36が放出される0放出され
た二次電子36は二次電子引き出し電極7によって光電
陰極を取り除いた光電子増倍管12の方間へ引き出され
る。第2図の構造にすることによって光電陰極を取り除
いた光電子増倍管12の入射面をフィルター8の直近に
位置させることができるため、引き出された二次電子3
6の大部分は光電陰極を取シ除いた光電子増倍管に入射
して増幅される。
ンズ9によって微細に絞られてシールド管11を通過し
た後半導体装置6の表面に照射される。その結果半導体
装置6の表面より二次電子36が放出される0放出され
た二次電子36は二次電子引き出し電極7によって光電
陰極を取り除いた光電子増倍管12の方間へ引き出され
る。第2図の構造にすることによって光電陰極を取り除
いた光電子増倍管12の入射面をフィルター8の直近に
位置させることができるため、引き出された二次電子3
6の大部分は光電陰極を取シ除いた光電子増倍管に入射
して増幅される。
半導体装置6のある一点の論理動作’e Ill定する
場合、611定モード切換装置21によって光電陰極を
取シ除いた光電子増倍管12と波形表示装置22を接続
する。
場合、611定モード切換装置21によって光電陰極を
取シ除いた光電子増倍管12と波形表示装置22を接続
する。
一次電子ビーム36はブランキング装置17を作動させ
ずに半導体装置6の測定点に固定、かつ連続して照射す
る。従来の技術の項で述べたように測定点の電位が変化
すれば光電陰極を取り除いた光電子増倍管12へ入射す
る二次電子量も変化し、測定点の電位が高い場合は光電
陰極を取シ除いた光電子増倍管12の出力は小さく、測
定点の電位が低い場合は光電陰極を取シ除いた光電子増
倍管12の出力は大きくなる。二次電子増幅の過程にお
いてシンチレータ29と光電陰極28が存在しないため
に、二次電子増幅の時間応答特性が同上し、半導体装置
6に印加される試験信号が高速に変化して、測定点の電
位が高速で変化しても二次電子の増幅は追従することが
できる。そのため光電陰極を取り除いた光電子増倍管1
2の出力を波形表示装置22に入力し、あるしきい値よ
り二次電子増幅信号が大きければ負論理とし、小さけれ
ば正論理とすれば測定点の論理動作を知ることができる
0先に述べたように二次電子増幅の時間応答特性が向上
するため、試験信号の繰り返しの有無にかかわらず測定
点の論理動作を知ることができる〇 また、従来の二次電子検出器よりンチレータ29、光電
陰極28を取シ除いた構造となっているため、シンチレ
ータ29並びに光電陰極28での信号変換過程で生じて
いた損失が全くなくなるために、光電陰極を取シ除いた
光電子増倍管12のSN比が向上する・従って従来の技
術の項で説明した半導体装置60表表面位の二次元分布
の測定、及び半導体装置6の表面のある一点の電位の時
間変化の測定において従来よ)SN比を向上させること
ができる0これと共に一次電子ビーム36が通過するシ
ールド管11を光電陰極を取シ除いた光電子増倍管12
の中心に配置して光電陰極を取シ除いた光電子増倍管1
2の二次Fff、子入射面をフィルターの直近に配置す
ることにより従来の二次電子検出器より多くの二次電子
36を検出、増幅することができるので測定におけるS
N比を同上させることができる。
ずに半導体装置6の測定点に固定、かつ連続して照射す
る。従来の技術の項で述べたように測定点の電位が変化
すれば光電陰極を取り除いた光電子増倍管12へ入射す
る二次電子量も変化し、測定点の電位が高い場合は光電
陰極を取シ除いた光電子増倍管12の出力は小さく、測
定点の電位が低い場合は光電陰極を取シ除いた光電子増
倍管12の出力は大きくなる。二次電子増幅の過程にお
いてシンチレータ29と光電陰極28が存在しないため
に、二次電子増幅の時間応答特性が同上し、半導体装置
6に印加される試験信号が高速に変化して、測定点の電
位が高速で変化しても二次電子の増幅は追従することが
できる。そのため光電陰極を取り除いた光電子増倍管1
2の出力を波形表示装置22に入力し、あるしきい値よ
り二次電子増幅信号が大きければ負論理とし、小さけれ
ば正論理とすれば測定点の論理動作を知ることができる
0先に述べたように二次電子増幅の時間応答特性が向上
するため、試験信号の繰り返しの有無にかかわらず測定
点の論理動作を知ることができる〇 また、従来の二次電子検出器よりンチレータ29、光電
陰極28を取シ除いた構造となっているため、シンチレ
ータ29並びに光電陰極28での信号変換過程で生じて
いた損失が全くなくなるために、光電陰極を取シ除いた
光電子増倍管12のSN比が向上する・従って従来の技
術の項で説明した半導体装置60表表面位の二次元分布
の測定、及び半導体装置6の表面のある一点の電位の時
間変化の測定において従来よ)SN比を向上させること
ができる0これと共に一次電子ビーム36が通過するシ
ールド管11を光電陰極を取シ除いた光電子増倍管12
の中心に配置して光電陰極を取シ除いた光電子増倍管1
2の二次Fff、子入射面をフィルターの直近に配置す
ることにより従来の二次電子検出器より多くの二次電子
36を検出、増幅することができるので測定におけるS
N比を同上させることができる。
また、シールド管11を二次電子引き出し電極7の下面
より下まで突出させることにより、一次電子ビーム36
の軌道がフィルター8、二次電子引き出し電極7から発
生する電界の影響を受けにくくなる。そのため一次電子
ビーム36の位置決め積置が同上し、照射点の電位の測
定精度も向上する◎ 以上のように本実施例によれば、シンチレータ、光電陰
極を取り除いた二次電子検出器をフィルター上面の直近
に配置し、一次電子ビームが通過するシールド管を二次
電子検出器、フィルター、二次電子引き出し電極の中心
軸に配置する事により試験信号の像シ返しの有無にかか
わらず半導体装置表面の任意の一点の論理動作を測定す
ると共に、従来の測定モードにおけるSN比、任意の一
点の電位の測定における精度を向上させることができる
。なお、二次電子増幅にはマイクロチャンネルプレート
を用いてもよい。
より下まで突出させることにより、一次電子ビーム36
の軌道がフィルター8、二次電子引き出し電極7から発
生する電界の影響を受けにくくなる。そのため一次電子
ビーム36の位置決め積置が同上し、照射点の電位の測
定精度も向上する◎ 以上のように本実施例によれば、シンチレータ、光電陰
極を取り除いた二次電子検出器をフィルター上面の直近
に配置し、一次電子ビームが通過するシールド管を二次
電子検出器、フィルター、二次電子引き出し電極の中心
軸に配置する事により試験信号の像シ返しの有無にかか
わらず半導体装置表面の任意の一点の論理動作を測定す
ると共に、従来の測定モードにおけるSN比、任意の一
点の電位の測定における精度を向上させることができる
。なお、二次電子増幅にはマイクロチャンネルプレート
を用いてもよい。
発明の効果
以上のように本発明は一次電子ビームを半導体装置表面
に照射し、前記半導体装置表面より放出された二次電子
を検出して、前記半導体装置を非接触で検査する半導体
検査装置において、前記半導体装置より放出された二次
電子を直接増倍する電子増倍Vt−設けることにより、
前記半導体装置に印加された信号の繰シ返しの有無にか
かわらず前記半導体装置の表面の任意の一点の論理動作
を測定し、全ての測定モードにおけるSN比を向上させ
ることができる優れた前記半導体検査装置を実現できる
ものである◎
に照射し、前記半導体装置表面より放出された二次電子
を検出して、前記半導体装置を非接触で検査する半導体
検査装置において、前記半導体装置より放出された二次
電子を直接増倍する電子増倍Vt−設けることにより、
前記半導体装置に印加された信号の繰シ返しの有無にか
かわらず前記半導体装置の表面の任意の一点の論理動作
を測定し、全ての測定モードにおけるSN比を向上させ
ることができる優れた前記半導体検査装置を実現できる
ものである◎
第1図は本発明の第1の実施例における半導体検査装置
の構成図、第2図は第1図における二次電子検出器部分
の側面図、第3図は同検出器部分の下面図、第4図は従
来の半導体検査装置の構成図である。 6・・・・・・半導体装置、7・・・・・・二次電子引
き出し電極、8・・・・・・フィルター、11・川・・
シールド管、12・・・・・・光電陰極を取シ除いた光
電子増倍管、36・・・・・・−入電子ビーム、36・
・・・・・二次電子。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名菓
2 図 8 1? 一+導体表夏 一二次電子!+”!+L歇優 一°フィルター 一シールド! 一一次電子C−ム 一二次tチ
の構成図、第2図は第1図における二次電子検出器部分
の側面図、第3図は同検出器部分の下面図、第4図は従
来の半導体検査装置の構成図である。 6・・・・・・半導体装置、7・・・・・・二次電子引
き出し電極、8・・・・・・フィルター、11・川・・
シールド管、12・・・・・・光電陰極を取シ除いた光
電子増倍管、36・・・・・・−入電子ビーム、36・
・・・・・二次電子。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名菓
2 図 8 1? 一+導体表夏 一二次電子!+”!+L歇優 一°フィルター 一シールド! 一一次電子C−ム 一二次tチ
Claims (2)
- (1)一次電子ビームを半導体装置表面に照射し、前記
半導体装置表面より放出された二次電子を検出して、前
記半導体装置を非接触で検査する半導体検査装置であっ
て、上記二次電子を直接増倍する電子増倍管を備えてな
る半導体検査装置。 - (2)二次電子を直接増倍する構造を有する電子増倍管
の中心軸を一次電子が通過するようにした特許請求の範
囲第1項に記載の半導体検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129320A JPS63293847A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 半導体検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62129320A JPS63293847A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 半導体検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63293847A true JPS63293847A (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15006662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62129320A Pending JPS63293847A (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 半導体検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63293847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014132598A (ja) * | 2007-06-18 | 2014-07-17 | Fei Co | チャンバ内電子検出器 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62129320A patent/JPS63293847A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014132598A (ja) * | 2007-06-18 | 2014-07-17 | Fei Co | チャンバ内電子検出器 |
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