JP2014132262A - 便検体集約装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】便検体集約装置10は、多数の便検体容器を収容する検体ラック13と、所定量の希釈液が入る多数の希釈ホールを備えた希釈プレートと、検体ラック13にセットされた便検体容器の蓋を保持する蓋保持部材を備えた上下動可能な希釈ヘッド部20と、希釈ヘッド部20と一緒に移動自在に支持された容器胴部保持部材と、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分または数十人分を1箇所へ集めるための集約用チューブ30と、希釈取出し位置に位置決めされた希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、集約用チューブ30内へ吐出する着脱可能なチップノズルを備えた集約ヘッド部34とを有する。
【選択図】図2
Description
まず、第1実施形態について説明する。
図1〜図8に示すように、本実施形態の便検体集約装置10は、縦長に形成された便検体容器12の蓋12cが上となるよう縦置きの状態でセットされる多数の容器セット穴13hを備えた検体ラック13と、検体ラック13と並んで配置され、ベルト駆動力16Vによる駆動手段16により希釈取出し位置に位置決めされる所定量の希釈液が入る多数の希釈ホール14hを備えた希釈プレート14と、下降時に検体ラック13にセットされた便検体容器12の蓋12cを保持する蓋保持部材18を備えた上下動可能な希釈ヘッド部20と、を備えている。希釈プレート14は、リング状の内側希釈プレート14iと、内側希釈プレート14iの外周側に位置する外側希釈プレート14eとで構成され、何れも、一般検査用のターンテーブル15(図3参照)上に着脱自在に配置されている。
図5に示すように、希釈ヘッド部20の蓋保持部材18は、その下方に位置して上下方向に延びる棒状部材56(後述)によって便検体容器12の蓋12cの挟持、挟持解除が切り換えられる構成になっている。
図6、図7に示すように、希釈ヘッド部20の下部には、便検体容器12の容器胴部12bを保持する容器胴部保持部材24と、容器胴部保持部材24を保持位置(図7(a)および(b)、図6の二点鎖線)と待機位置(図7(c)、図6の実線)とに水平方向に進退動可能に保持する保持機構78と、が設けられている。保持機構78は、容器胴部保持部材24を案内する案内棒80と、モータによって回転されるクランクアーム82と、を有する。
図2、図8に示すように、集約ヘッド部34は、上下方向に延びるシリンダ92と、シリンダ92内を進退動することで吸引または吐出するためのピストン94と、ピストン94を進退動させるピストン駆動部96と、シリンダ92の先端側に設けられ、ノズル装着位置32Pにおいてチップノズル32を圧入により着脱自在に装着するチップ装着部98と、チップ装着部98とシリンダ92との間に位置し上下動することで使用完了後のチップノズル32を落下させるチップノズル用落下板100と、装着したチップノズル32の高さ位置を変更するための上下動モータ102とを有する。
便検体集約装置10は、図1、図2に示すが如く、各希釈ホール14h内へ所定量の希釈液を注入するために先端部に希釈液の注入ノズルを有する希釈液注入部120を回動自在に備えており、カバー112には、希釈液注入部120の注入ノズルが挿入される希釈液用開口122が、内側希釈プレート14iおよび外側希釈プレート14eに対応して2つ形成されている。
以下、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、オペレータなどにより、検体ラック13の各容器セット穴13hに、検査対象の便検体容器12を、蓋が上となるように入れて配置する。また、4本の集約用チューブ30を配置するとともに、チップラック36にチップノズル32を配置する。本実施形態では、4つの集約用チューブ30に対応させて4つのチップノズル32を配置する(図1参照)。また、希釈プレート14(内側希釈プレート14iおよび外側希釈プレート14e)をターンテーブル15上にセットしたものを便検体集約装置10にセットする。更に、検体ラック13を便検体集約装置10の所定位置に配置する。次に、希釈プレート14を回転させながらカバー112の各開口114i、114eを介して各希釈ホール14hに、希釈液注入部120から所定量の希釈液を分注する。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、回転プレートに、検体ラック機能と希釈プレート機能とを持たせた変形例を示したものである。図9〜図12に示すように、本実施形態の便検体集約装置210は、回動可能なリング状の回転プレート214を備えている。この回転プレート214は、別の回転プレートと交換できるよう着脱自在に支持されている。
以下、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、オペレータなどにより、回転プレート214の各容器セット穴213hに、検査対象の便検体容器12を、蓋12cが上となるように入れて配置する。また、集約用チューブ30を配置するとともに、チップラックにチップノズル(第1実施形態で説明したものと同様のもの)を配置する。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、検体ラックの容器セット穴と希釈プレートの希釈ホールが縦・横に整列して配置された組合せの例である。図13、図14に示すように、本実施形態の便検査集約装置310は、蓋12cの内側に検体棒12k(図6参照)を有する便検体容器12を縦置きの状態にセットする多数の各容器セット穴13hが縦・横に整列して設けられ、X方向となる左右に移動可能な検体ラック313を備えている。本実施形態では、第1実施形態に比べ、希釈ヘッド部や集約ヘッド部の下方側に複数の検体ラック313および希釈プレート314を順次に供給し回収する搬送機構316が設けられている。
以下、本実施形態の作用、効果について説明する。希釈ヘッド部20はY方向に、検体ラック313および希釈プレート314はそれぞれX方向へ移動可能となるため、X、Y方向の組合せにより各容器セット穴13hと各希釈ホール14hとへの位置決めが可能となる。この条件において、始めに、希釈プレート移動機構316wおよび検体ラック移動機構316tにより希釈プレート314と検体ラック313とが搬送されてくる。このとき、希釈ホール14h内には希釈液注入部320により所定量の希釈液が各希釈ホール14h内へ注入される。
次に、図15、図16を参照しつつ第4実施形態について説明する。第4実施形態は、検体ラックの容器セット穴と希釈プレートの希釈ホールが縦・横に整列して配置された組合せにおいて、希釈ヘッド部20は、検体ラック313の各容器セット穴13hと希釈プレート314の各希釈ホール14hに対して、また、集約ヘッド部34は、希釈プレート314の各希釈ホール14hと集約用チューブ30に対してそれぞれ対応が図れるようにしたものである。
12 便検体容器
12c 蓋
12b 容器胴部
13 検体ラック
13h 容器セット穴
14 希釈プレート
14h 希釈ホール
16 駆動手段
18 蓋保持部材
20 希釈ヘッド部
24 容器胴部保持部材
26 第1の移動制御手段(移動制御手段)
28 第2の移動制御手段(移動制御手段)
30 集約用チューブ(集約容器)
32 チップノズル
34 集約ヘッド部
42 保持部材回転手段
44 ヘッド昇降手段
210 便検体集約装置
214 回転プレート
213h 容器セット穴
214h 希釈ホール
226 第1の移動制御手段
228 第2の移動制御手段
310 便検査集約装置
313 検体ラック
314 希釈プレート
327 希釈プレート用移動制御手段(移動制御手段)
410 便検査集約装置
427 希釈プレート用移動制御手段(移動制御手段)
Claims (10)
- 縦長に形成された便検体容器の蓋が上となるよう縦置きの状態でセットされる多数の容器セット穴を備えた検体ラックと、
前記検体ラックと並んで配置され、駆動手段により希釈取出し位置に位置決めされる所定量の希釈液が入る多数の希釈ホールを備えた希釈プレートと、
下降時に前記検体ラックにセットされた便検体容器の蓋を保持する蓋保持部材を備えた希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部と一緒に移動自在に支持され、前記蓋保持部材の真下に臨み便検体容器の容器胴部を保持する保持位置と、真下から後退した待機位置とに独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前後、左右方向へ移動し、前記検体ラックおよび希釈プレートの上方へそれぞれ希釈ヘッド部を移動制御する第1、第2移動制御手段と、
前記希釈プレートの近接部位に配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分または数十人分を1箇所へ集めるための集約容器と、
希釈取出し位置に位置決めされた前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出する着脱可能なチップノズルを備えた集約ヘッド部と
を有し、
前記希釈ヘッド部は、前記便検体容器の蓋を保持する保持状態と解除状態とに前記蓋保持部材を切り換える切換制御手段と、
少なくとも前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時、前記蓋保持部材を縦軸中心に回転させる保持部材回転手段と、
少なくとも前記保持部材回転手段による蓋保持部材の回転時および前記容器胴部保持部材が後退した待機位置の時、それぞれに対応して前記希釈ヘッド部を独立して上昇または下降制御するヘッド昇降手段とを備えていることを特徴とする便検体集約装置。 - 前記希釈プレートは、別の希釈プレートと交換できるよう着脱自在に支持されていることを特徴とする請求項1記載の便検体集約装置。
- 縦長に形成された便検体容器の蓋が上となるよう縦置きの状態でセットされるリング状に配置された多数の容器セット穴と、そのリング状に配置された容器セット穴の内側又は外側の関係にリング状に配置され、所定量の希釈液が入る多数の希釈ホールとを備えた回動可能なリング状の回転プレートと、
下降時に前記容器セット穴にセットされた便検体容器の蓋を保持する蓋保持部材を備えた希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部と一緒に移動自在に支持され、前記蓋保持部材の真下に臨み便検体容器の容器胴部を保持する保持位置と、真下から後退した待機位置とに独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前記容器セット穴と前記希釈ホールの上方へそれぞれ前記希釈ヘッド部を移動制御する第1移動制御手段と、前記回転プレートの上方位置及び該上方位置から後退させた待機位置に前記希釈ヘッド部を移動制御可能な第2移動制御手段と、
前記回転プレートの近接部位に配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分又は数十人分を一箇所へ集めるための集約容器と、
前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出する着脱可能なチップノズルを備えた集約ヘッド部とを有し、
前記希釈ヘッド部は、前記便検体容器の蓋を保持する保持状態と解除状態とに前記蓋保持部材を切換える切換え制御手段と、少なくとも前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時に前記蓋保持部材を縦軸中心に回転させる保持部材回転手段と、少なくとも前記保持部材回転手段による蓋保持部材の回転時及び前記容器胴部保持部材が後退した待機位置の時、それぞれに対応して前記希釈ヘッド部を独立して上昇又は下降制御するヘッド昇降手段と、を備えていることを特徴とする便検体集約装置。 - 前記回転プレートは、別の回転プレートと交換できるよう着脱自在に支持されているこを特徴とする請求項3記載の便検体集約装置。
- 蓋の内側に検体棒を有する便検体容器を縦置きの状態にセットする多数の各容器セット穴が縦・横に整列して設けられた検体ラックと、
前記検体ラックと並んで配置され、所定量の希釈液が入る多数の各希釈ホールがリング状に設けられ、駆動手段により前記各希釈ホールが希釈位置で一時停止するリング状に形成された回転可能な希釈プレートと、
前記便検体容器の蓋を保持して便検体容器全体を支持する蓋保持状態と支持を解除する蓋保持解除状態とに切換え可能な蓋保持部材を有する希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部の支持フレームに支持され、前記蓋支持部材の真下で、かつ、希釈ヘッド部の下降時に便検体容器の容器胴部を保持する前進位置と、その前進位置から後退した後退位置とにそれぞれ独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前記希釈ヘッド部を前記検体ラックの各容器セット穴上方と希釈プレートの希釈位置上方とにそれぞれ移動させる前後及び左右方向へ制御可能な移動制御手段と、
前記希釈プレートの近くに配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分又は数十人分を一箇所に集めるための集約容器と、
前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出するチップノズルが設けられた移動可能な集約ヘッド部とを備え、
前記希釈ヘッド部は、少なくとも、前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時、容器胴部と検体棒を有する蓋とを上下に分離するよう前記希釈ヘッド部を上昇させる上昇制御と、分離完了後の容器胴部が前進位置から後退した後退位置の時、検体棒と一緒に前記希釈ヘッド部を希釈プレートの希釈位置へ向けて下降させる下降制御可能なヘッド昇降手段を有していることを特徴とする便検体集約装置。 - 蓋の内側に検体棒を有する便検体容器を縦置きの状態にセットする多数の各容器セット穴がリング状に設けられ、駆動手段により前記各容器セット穴が容器取り出し位置で一時停止するリング状に形成された回転可能な検体ラックと、
前記検体ラックの内側又は外側のいずれか一方に並設されるとともに所定量の希釈液が入る多数の各希釈ホールがリング状に設けられ、駆動手段により前記各希釈ホールが希釈位置で一時停止するリング状に形成された回転可能な希釈プレートと、
前記便検体容器の蓋を保持して便検体容器全体を支持する蓋保持状態と支持を解除する蓋保持解除状態とに切換え可能な蓋保持部材を有する希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部の支持フレームに支持され、前記蓋支持部材の真下で、かつ、希釈ヘッド部の下降時に便検体容器の容器胴部を保持する前進位置と、その前進位置から後退した後退位置とにそれぞれ独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前記希釈ヘッド部を前記検体ラックの容器取り出し位置上方及び希釈プレートの希釈位置上方とにそれぞれ移動させる移動制御手段と、
前記希釈プレートの近くに配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分又は数十人分を一箇所に集めるための集約容器と、
前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出するチップノズルが設けられた移動可能な集約ヘッド部とを備え、
前記希釈ヘッド部は、少なくとも、前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時、容器胴部と検体棒を有する蓋とを上下に分離するよう前記希釈ヘッド部を上昇させる上昇制御と、分離完了後の容器胴部が前進位置から後退した後退位置の時、検体棒と一緒に前記希釈ヘッド部を希釈プレートの希釈位置へ向けて下降させる下降制御可能なヘッド昇降手段を有していることを特徴とする便検体集約装置。 - 蓋の内側に検体棒を有する便検体容器を縦置きの状態にセットする多数の各容器セット穴が縦・横に整列して設けられ、X方向となる左右に移動可能な検体ラックと、
前記検体ラックと並んで配置され、所定量の希釈液が入る多数の各希釈ホールが縦・横に整列して設けられ、X方向となる左右に移動可能な希釈プレートと、
前記便検体容器の蓋を保持して便検体容器全体を支持する蓋保持状態と支持を解除する蓋保持解除状態とに切換え可能な蓋保持部材を有する希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部の支持フレームに支持され、前記蓋支持部材の真下で、かつ、希釈ヘッド部の下降時に便検体容器の容器胴部を保持する前進位置と、その前進位置から後退した後退位置とにそれぞれ独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前記希釈ヘッド部を前記検体ラックのラック上方及び希釈プレートのプレート上方へそれぞれ移動させるY方向となる前後へ制御可能な移動制御手段と、
前記希釈プレートの近くに配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分又は数十人分を一箇所に集めるための集約容器と、
前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出するチップノズルが設けられた移動可能な集約ヘッド部とを備え、
前記希釈ヘッド部は、少なくとも、前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時、容器胴部と検体棒を有する蓋とを上下に分離するよう前記希釈ヘッド部を上昇させる上昇制御と、分離完了後の容器胴部が前進位置から後退した後退位置の時、検体棒と一緒に前記希釈ヘッド部を希釈プレートの希釈ホール内へ向けて下降させる下降制御可能なヘッド昇降手段を有していることを特徴とする便検体集約装置。 - 蓋の内側に検体棒を有する便検体容器を縦置きの状態にセットする多数の各容器セット穴が縦・横に整列して設けられた検体ラックと、
前記検体ラックと並んで配置され、所定量の希釈液が入る多数の各希釈ホールが縦・横に整列して設けられた希釈プレートと、
前記便検体容器の蓋を保持して便検体容器全体を支持する蓋保持状態と支持を解除する蓋保持解除状態とに切換え可能な蓋保持部材を有する希釈ヘッド部と、
前記希釈ヘッド部の支持フレームに支持され、前記蓋支持部材の真下で、かつ、希釈ヘッド部の下降時に便検体容器の容器胴部を保持する前進位置と、その前進位置から後退した後退位置とにそれぞれ独立して動く進退可能な容器胴部保持部材と、
前記希釈ヘッド部を前記検体ラックの各容器セット穴上方及び希釈プレートの各希釈ホール上方とにそれぞれ移動させるX、Y方向となる前後及び左右へ制御可能な移動制御手段と、
前記希釈プレートの近くに配置され、各希釈ホール内の希釈完了液を数人分又は数十人分を一箇所に集めるための集約容器と、
前記希釈プレートの希釈ホール内から希釈完了液を吸引し、吸引した希釈完了液を前記集約容器内へ吐出するチップノズルが設けられた移動可能な集約ヘッド部とを備え、
前記希釈ヘッド部は、少なくとも、前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持された時、容器胴部と検体棒を有する蓋とを上下に分離するよう前記希釈ヘッド部を上昇させる上昇制御と、分離完了後の容器胴部が前進位置から後退した後退位置の時、検体棒と一緒に前記希釈ヘッド部を希釈プレートの希釈ホール内へ向けて下降させる下降制御可能なヘッド昇降手段を有していることを特徴とする便検体集約装置。 - 前記希釈ヘッド部は、前記便検体容器の蓋と容器胴部とがそれぞれ保持され、容器胴部と蓋とを上下に分離させる時に、蓋が回転しながら前記希釈ヘッド部と一緒に上昇するよう縦軸中心に前記蓋保持部材を回転させる保持部材回転手段を備えていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の便検体集約装置。
- 前記希釈プレートは、別の希釈プレートと交換できるように着脱自在に支持されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の便検体集約装置。
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