JP2014129872A - 玉軸受 - Google Patents

玉軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2014129872A
JP2014129872A JP2013172346A JP2013172346A JP2014129872A JP 2014129872 A JP2014129872 A JP 2014129872A JP 2013172346 A JP2013172346 A JP 2013172346A JP 2013172346 A JP2013172346 A JP 2013172346A JP 2014129872 A JP2014129872 A JP 2014129872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
ball bearing
shield plate
ring
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013172346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6263808B2 (ja
Inventor
Yasunari Takatsuru
泰成 高鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2013172346A priority Critical patent/JP6263808B2/ja
Publication of JP2014129872A publication Critical patent/JP2014129872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6263808B2 publication Critical patent/JP6263808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/78Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
    • F16C33/784Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race
    • F16C33/7843Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc
    • F16C33/7846Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a groove in the inner surface of the outer race and extending toward the inner race with a single annular sealing disc with a gap between the annular disc and the inner race
    • F16C33/785Bearing shields made of sheet metal

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】小型モータの回転部を支持する用途等で予圧を付与した状態でも、低トルク化が実現できる玉軸受を提供する。
【解決手段】グリース6は、内輪1と外輪2と玉3とシールド板50で囲まれた空間(軸受空間)のうち、主に保持器4の開口側であって、外輪(非回転輪)2の内周面21のシールド板50近傍に塗布され、内輪(回転輪)1の外周面11には塗布されない。グリース6の塗布体積は軸受空間の17体積%以上30体積%以下であり、グリース6の混和ちょう度は250以下である。
【選択図】図1

Description

この発明は、内輪と外輪との間を軸方向両端で塞ぐシールド板を備えた玉軸受に関する。特に、ファンモータ等の小型モータの回転部を支持する用途に好適なシールド板付き玉軸受に関する。
玉軸受は、いずれか一方が回転輪となり他方が非回転輪となる内輪および外輪と、内輪と外輪の間に転動自在に配置された複数の玉とを有する。グリースが封入されて使用される玉軸受として、内輪と外輪との間を軸方向両端で塞ぐシールド板を有するものがある。シールド板を有する玉軸受においては、内輪、外輪、玉、およびシールド板で囲まれた空間にグリースが封入されている。
シールド板は、円板の中心に円穴を有するドーナツ板状であり、シールド板の内周縁部が内輪の外周面と係合し、シールド板の外周縁部が外輪の内周面と係合する。シールド板が外輪に固定されている場合は、シールド板の内周縁部が内輪の外周面と所定隙間で近接する近接部となり、シールド板が内輪に固定されている場合は、シールド板の外周縁部が外輪の内周面と所定隙間で近接する近接部となる。
グリースで潤滑されている玉軸受は、軸受空間が狭い場合、封入されたグリースが潰され易い。これに伴って、グリースの基油だけでなく増ちょう剤が内外輪の軌道溝や保持器のポケットに入り、攪拌抵抗が増大して、回転トルクが上昇する恐れがある。
特許文献1には、必要グリース量を封入して耐久性を満足しつつ、低トルクを実現するために、グリースを保持器の軸方向一側の端面だけでなく軸方向反対側の端面にも配置することが記載されている。
特許文献2には、小型モータの回転部を支持する玉軸受の低トルク化や個体毎のバラツキの低減を図ることを目的として、内輪および外輪のうちの非回転輪(固定輪)の溝肩部(軌道面が設けられた周面)に潤滑剤を塗布することが記載されている。
特開平9−79266号公報 特開2008−223854号公報
特許文献1に記載された方法は、グリースを保持器の両側に均等に配置することで、保持器の回転によりグリースにかかる遠心力を小さくする方法であるが、保持器が回転体である以上、根本的な解決方法とはならない。
小型軸受の軸受空間は元々狭いが、予圧を付与すると、内外輪に軸方向のずれが生じるためさらに狭くなり、封入されたグリースがさらに潰されやすくなる。特許文献2に記載されているように、単に非回転輪の溝肩部に潤滑剤を塗布すると、軸受に予圧を付与した後に軸受の内部空間が狭くなるため、グリースが潰されやすい。
この発明の課題は、小型モータの回転部を支持する用途等で軸受の内部空間が狭い場合でも、低トルク化が実現できる玉軸受を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明の一態様の玉軸受は、いずれか一方が回転輪となり他方が非回転輪となる内輪および外輪と、前記内輪と前記外輪の間に転動自在に配置された複数の玉と、前記玉を保持するポケットの軸方向一端に開口部を有する保持器と、前記内輪と前記外輪との間を軸方向両端で塞ぐシールド板と、前記内輪、前記外輪、前記玉、および前記シールド板で囲まれた空間に配置されたグリースと、を有し、下記構成(a) または(a')と(b) および(c) を満たすことを特徴とする。
(a) 前記グリースは、前記保持器の前記開口部側の、前記空間を構成する非回転輪の面の前記シールド板近傍に塗布されている。回転輪の面には前記グリースが塗布されていないか、僅かに塗布されている。すなわち、前記グリースは、内輪回転の場合は、前記外輪の内周面に塗布され、前記内輪の外周面には塗布されていないか、僅かに塗布されている。外輪回転の場合は、前記内輪の外周面に塗布され、前記外輪の内周面には塗布されていないか、僅かに塗布されている。
(a')前記グリースは、主に前記保持器の前記開口部側の、前記空間を構成する非回転輪の面の前記シールド板近傍に塗布され、回転輪の面には塗布されていない。すなわち、前記グリースは、内輪回転の場合は、前記外輪の内周面に塗布され、前記内輪の外周面には塗布されていない。外輪回転の場合は、前記内輪の外周面に塗布され、前記外輪の内周面には塗布されていない。
(b) 前記グリースの塗布体積は前記空間の17体積%以上30体積%以下である。
(c) 前記グリースの混和ちょう度は250以下である。
前記構成(a) および(a')のうち、グリースが前記空間を構成する非回転輪の面に塗布され、回転輪の面には塗布されていないか、その塗布量が僅かであることで、グリースが回転輪の面にも所定量(僅かな量ではなく、例えば非回転輪と同等程度の量)塗布されている玉軸受と比較して、軸受空間が狭い場合でもグリースが潰されにくい。
前記構成(a) および(a')のうち、グリースが前記シールド板近傍に塗布されていることで、前記シールド板から離れた位置に塗布されているものと比較して、グリースが玉からより離れた位置に存在するため、玉軸受に予圧を付与して内外輪に軸方向のずれが生じた場合でも、グリースが玉に接触しにくい状態となる。よって、玉軸受に予圧を付与した状態でもグリースが潰されにくい。
前記構成(b) を満たすことで、玉軸受の回転トルクを低く抑えながら、潤滑に必要なグリース量を確保できる。前記グリースの塗布体積が前記空間の17体積%未満であると、グリースによる潤滑状態が不良になる恐れがある。30体積%を超えると、玉軸受の回転時にグリースに含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝に入る量が極端に多くなる。
前記構成(c) を満たすことで、混和ちょう度が250を超えるグリースを使用した場合と比較して、玉軸受の回転トルクを低く抑えることができる。混和ちょう度が250を超えるグリースは柔らかいため、玉軸受の回転時にグリースに含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝に入り易くなる。
上述のように、この態様の玉軸受は、前記構成(a) または(a')と(b) および(c) を満たすことで、いずれかを満たさない玉軸受と比較して、小型モータの回転部を支持する用途で予圧をかけた状態であっても、グリースが潰されにくく、グリースに含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝に入る量が低減されることで、回転トルクの上昇が抑制される。
この態様の玉軸受は、下記の構成(d) を満たすシールド板を有することが好ましい。
(d) 前記内輪の外周面または前記外輪の内周面と所定隙間で近接する近接部を有し、前記近接部は軸方向内側に折り曲げられた折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部の折り曲げ角度(θ)は、板面に沿った基準線に対して90°未満である。
この態様の玉軸受は、前記構成(d) と下記の構成(e) を満たすシールド板を有することがより好ましい。
(e) 前記シールド板の近接部は、前記折り曲げ部である第1の折り曲げ部の先端に、軸方向内側に折り曲げられた第2の折り曲げ部を有し、前記第2の折り曲げ部の前記基準線に対する折り曲げ角度(θ2)は、前記第1の折り曲げ部の折り曲げ角度(θ1)より大きい。
前記シールド板の前記第2の折り曲げ部の前記折り曲げ角度(θ2)は90°以上であことが好ましい。
前記構成(d) を満たすシールド板によれば、前記折り曲げ部を有さないシールド板や、前記折り曲げ部を有するシールド板であっても、その折り曲げ角度θが90°未満の範囲から外れるものと比較して、玉軸受に取り付けて玉軸受を回転した場合のグリース漏れ量が低減できる。
この態様の玉軸受が前記構成(d) を満たすシールド板を有することにより、前記折り曲げ部を有さないシールド板を有する場合や、前記折り曲げ部を有するシールド板を有していても、その折り曲げ角度θが90°未満の範囲から外れる場合と比較して、高速回転時のグリース漏れ量が低減できる。
この発明の玉軸受によれば、小型モータの回転部を支持する用途等で予圧を付与した状態でも、トルクを低減することができる。
第1実施形態の玉軸受を示す断面図である。 図1、図5〜8、図11のA−A断面に対応する図である。 第2実施形態の玉軸受を示す断面図である。 図3のA−A断面に対応する図である。 第3実施形態の玉軸受を示す断面図である。 第4実施形態の玉軸受を示す断面図である。 第5実施形態の玉軸受を示す断面図である。 第6実施形態の玉軸受を示す断面図である。 図8の部分拡大図である。 第7実施形態の玉軸受を示す部分拡大断面図である。 第1実施形態の変形例に相当する玉軸受を示す部分拡大断面図である。 従来のシールド板を使用した場合のグリースの流れを説明する図(玉軸受の部分拡大断面図)である。 接触シールが取り付けられた玉軸受の部分拡大断面図である。
以下、この発明の実施形態について説明するが、この発明はこの実施形態に限定されるものではない。この実施形態では、内輪回転の玉軸受を例に挙げて説明する。
[第1実施形態]
図1は、この発明の第1実施形態に相当する玉軸受を示す断面図である。図2は図1のA−A断面に対応する図である。この玉軸受は、内輪1と、外輪2と、玉3と、保持器4と、シールド板50と、グリース6で構成されている。この玉軸受の寸法は、外径8mm、内径3mm、幅4mm、玉の直径1.588mmである。
内輪1の外周面11の軸方向中央部に、玉3の軌道溝12が形成されている。外輪2の内周面21の軸方向中央部に、玉3の軌道溝22が形成されている。外輪2の内周面21の軸方向両端部に、シールド板50の取り付け溝23が形成されている。保持器4は合成樹脂製の冠形保持器で、軸方向片側が開口されたポケット41を有する。
シールド板50は金属製で、シールド板50の内周縁部が、内輪1の外周面11と所定隙間で近接する近接部501となっている。この近接部501は軸方向内側に折り曲げられていない。シールド板50の外周縁部が、外輪2の内周面21に形成された取り付け溝23に固定される固定部52となっている。
図1に示すように、グリース6は、内輪1と外輪2と玉3とシールド板50で囲まれた空間(軸受空間)のうち、保持器4の開口側であって、外輪(非回転輪)2の内周面21のシールド板50近傍に塗布されている。保持器4の開口部とは反対側の空間には塗布されていない。
図2に示すように、グリース6は、外輪2の内周面21に塗布され、内輪1の外周面11には塗布されていない。グリース6の塗布は、シールド板50を取り付ける前に、保持器4の開口側から、例えば複数の穴の開いたノズルを使用して、外輪2の内周面21の周方向全体に渡って、複数の球状のグリース6が隙間なく配置されるように行う。この塗布方法では、従来のグリース封入装置が利用できるため、新たな設備が不要であり、生産コストの上昇を招かない。
グリース6の混和ちょう度は232であり、グリース6の塗布体積は軸受空間の25〜29体積%である。
この実施形態の玉軸受は、軸受空間が狭いミニアチュア玉軸受であるが、グリース6が外輪(非回転輪)2の内周面21に塗布され、内輪(回転輪)1の外周面11には塗布されていないため、グリースが潰されにくい。また、グリース6がシールド板50の近傍に塗布されていることで、予圧を付与して内外輪に軸方向のずれが生じた場合でも、グリース6が玉3に接触しにくい状態となる。よって、玉軸受に予圧を付与した状態でもグリース6が潰されにくい。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。
[第2実施形態]
図3は、この発明の第2実施形態の玉軸受を示す断面図である。図4は図3のA−A断面に対応する図である。この玉軸受は、以下の点で第1実施形態の玉軸受と異なるが、それ以外の点は第1実施形態の玉軸受と同じである。
第1実施形態では、外輪2の内周面21の周方向全体に渡って、複数の球状のグリース6が隙間なく配置されているが、第2実施形態では、外輪2の内周面21に円環状のグリース6が配置されている。そして、円環状のグリース6の外周面が外輪2の内周面21に接触している。グリース6の塗布体積は軸受空間の25〜29体積%である。
グリース6の塗布は、シールド板50を取り付ける前に、保持器4の開口側から、例えば1個の穴の開いたノズルを使用し、ノズルまたは玉軸受の外輪2を回転させながら外輪2の内周面21の周方向全体に渡って、ノズルからグリースを吐出させることで行う。これにより、グリース6を、外輪2の内周面21の周方向全体に渡って切れ目なく円環状に塗布する。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、第1実施形態の玉軸受と同様に、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。また、第1実施形態の玉軸受と比較してグリース6と外輪2との接触面積が大きいため、グリース6の封入形態が安定しやすいという効果を有する。
[第3実施形態]
図5は、この発明の第3実施形態の玉軸受を示す断面図である。図5のA−A断面に対応する図は図2と同じである。この玉軸受は、以下の点で第1実施形態の玉軸受と異なるが、それ以外の点は第1実施形態の玉軸受と同じである。
図5に示すように、この実施形態の玉軸受には、第1実施形態と同様に配置されたグリース6に加えて、保持器4の開口部とは反対側の空間にも、シールド板50近傍にグリース61が塗布されている。グリース6とグリース61の合計塗布体積は軸受空間の17〜30体積%である。グリース61の塗布体積はグリース6よりも多い。
グリース61の塗布は、シールド板50を取り付ける前に、保持器4の開口部とは反対側から、例えば複数の穴の開いたノズルを使用して、外輪2の内周面21の周方向全体に渡って、複数の球状のグリース61が隙間なく配置されるように行う。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、第1実施形態の玉軸受と同様に、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。また、保持器4の両側(開口部側とその反対側の両方の空間)に分けてグリース61を塗布することで、グリース漏れの低減と更なる低トルク化が実現できるという効果を有する。
[第4実施形態]
図6は、この発明の第4実施形態の玉軸受を示す断面図である。図6のA−A断面に対応する図は図2と同じである。この玉軸受は、以下の点で第1実施形態の玉軸受と異なるが、それ以外の点は第1実施形態の玉軸受と同じである。
図6に示すように、この実施形態の玉軸受には、第1実施形態と同様に配置されたグリース6に加えて、外輪2の軌道溝22の角部に少量のグリース62が周方向全体に渡って塗布されている。グリース6とグリース62の合計塗布体積は軸受空間の17〜30体積%である。
グリース62の塗布は、グリース6を塗布する前に、ノズルまたは玉軸受の外輪2を回転させながら外輪2の軌道溝22の角部の周方向全体に渡って、ノズルからグリースを吐出させることで行う。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、第1実施形態の玉軸受と同様に、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。また、外輪2の軌道溝22の角部に少量のグリース62を塗布したことにより、第1実施形態の玉軸受よりも潤滑性能が高くなる。
[第5実施形態]
図7は、この発明の第5実施形態の玉軸受を示す断面図である。図7のA−A断面に対応する図は図2と同じである。この玉軸受は、以下の点で第1実施形態の玉軸受と異なるが、それ以外の点は第1実施形態の玉軸受と同じである。
図7に示すように、この実施形態の玉軸受には、第1実施形態と同様に配置されたグリース6に加えて、保持器4の開口部とは反対側の軸方向端面42に、少量のグリース63が塗布されている。グリース6とグリース63の合計塗布体積は軸受空間の17〜30体積%である。
グリース63の塗布は、シールド板50を取り付ける前に、保持器4の開口部とは反対側から、ノズルまたは玉軸受の保持器4を回転させながら、保持器4の軸方向端面42の周方向全体に渡ってノズルからグリースを吐出させることで行う。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、第1実施形態の玉軸受と同様に、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。また、保持器4の開口部とは反対側の軸方向端面42にもグリース63を塗布したことにより、基油が少しずつしみ出し、長時間に渡って継続的に基油を供給できるという効果を有する。
[第6実施形態]
図8は、この発明の第6実施形態に相当する玉軸受を示す断面図である。図8のA−A断面に対応する図は図2と同じである。図9は図8の部分拡大図である。この玉軸受は、内輪1と、外輪2と、玉3と、保持器4と、シールド板5と、グリース6で構成されている。この玉軸受の寸法は、外径8mm、内径3mm、幅4mm、玉の直径1.588mmである。
内輪1の外周面11の軸方向中央部に、玉3の軌道溝12が形成されている。外輪2の内周面21の軸方向中央部に、玉3の軌道溝22が形成されている。外輪2の内周面21の軸方向両端部に、シールド板5の取り付け溝23が形成されている。保持器4は合成樹脂製の冠形保持器で、軸方向片側が開口されたポケット41を有する。
シールド板5は金属製で、シールド板5の内周縁部が、内輪1の外周面11と所定隙間で近接する近接部51となっている。シールド板5の外周縁部が、外輪2の内周面21に形成された取り付け溝23に固定される固定部52となっている。
図9に示すように、シールド板5の近接部51は、軸方向に沿った板面部53から軸方向内側に折り曲げられた折り曲げ部51aと、その先端からさらに軸方向内側に折り曲げられた第2折り曲げ部51bを有する。折り曲げ部51aの折り曲げ角度θ1は、板面(板面部53の面)に沿った基準線Lに対して45°である。第2折り曲げ部51bの折り曲げ角度θ2は、基準線Lに対して90°である。
図8に示すように、グリース6は、内輪1と外輪2と玉3とシールド板5で囲まれた空間(軸受空間)のうち、保持器4の開口側であって、外輪(非回転輪)2の内周面21のシールド板5近傍に塗布されている。保持器4の開口部とは反対側の空間には塗布されていない。
図2に示すように、グリース6は、外輪2の内周面21に塗布され、内輪1の外周面11には塗布されていない。グリース6の塗布は、シールド板5を取り付ける前に、保持器4の開口側から、例えば複数の穴の開いたノズルを使用して、外輪2の内周面21の周方向全体に渡って、複数の球状のグリース6が隙間なく配置されるように行う。
グリース6の混和ちょう度は232であり、グリース6の塗布体積は軸受空間の17〜30体積%である。
この実施形態の玉軸受は、軸受空間が狭いミニアチュア玉軸受であるが、グリース6が外輪(非回転輪)2の内周面21に塗布され、内輪(回転輪)1の外周面11には塗布されていないため、グリースが潰されにくい。また、グリース6がシールド板5の近傍に塗布されていることで、予圧を付与して内外輪に軸方向のずれが生じた場合でも、グリース6が玉3に接触しにくい状態となる。よって、玉軸受に予圧を付与した状態でもグリース6が潰されにくい。
したがって、この実施形態の玉軸受によれば、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。
また、使用するシールド板5が、折り曲げ角度θ1が45°である折り曲げ部51aと、折り曲げ角度θ2が90°である第2折り曲げ部51bとからなる近接部51を有するため、玉軸受の回転時にグリース6が図9の矢印のように移動する。
ここで、図12に示すように、グリースの配置は同じでも、従来のシールド板50を使用した玉軸受(つまり、第1実施形態の玉軸受)では、近接部501と内輪1の外周面11との隙間からグリース6が漏れだし易くなる。
すなわち、この実施形態の玉軸受によれば、第1実施形態の玉軸受と比較して、シールド板5の近接部51と内輪1の外周面11との隙間から外部に漏れだすグリース6の量が抑制される。
また、高速回転条件で使用される玉軸受に、図13に示すように、芯金71とゴム成形体72とからなる接触シール70を取り付けると、グリース漏れを防止できるが、接触シール70のリップ部72aと内輪1の外周面11との摩擦が大きくなるため、軸受トルクが過大になる恐れがある。
したがって、この実施形態の玉軸受は、回転トルクの上昇とグリース漏れの両方が抑制されたものとなる。
[第7実施形態]
図10は、第7実施形態の玉軸受を示す部分拡大断面図である。この玉軸受は、以下の点で第6実施形態の玉軸受と異なるが、それ以外の点は第6実施形態の玉軸受と同じである。
図10に示すように、この実施形態の玉軸受において、シールド板5Aの近接部51は、軸方向に沿った板面部53から軸方向内側に折り曲げられた折り曲げ部51aのみからなる。折り曲げ部51aの折り曲げ角度θは、板面(板面部53の面)に沿った基準線Lに対して45°である。グリース6の塗布体積は軸受空間の17〜30体積%である。
この実施形態の玉軸受によれば、第6実施形態の玉軸受と同様に、予圧を付与した状態でも、グリース6に含まれる増ちょう剤が内外輪の軌道溝12,22に入る量が低減されるため、回転トルクの上昇が抑制される。
また、使用するシールド板5Aが、折り曲げ角度θが45°である折り曲げ部51aからなる近接部51を有するため、玉軸受の回転時にグリース6が図10の矢印のように移動する。よって、図12に示す従来のシールド板50を使用した場合と比較して、シールド板5Aの近接部51と内輪1の外周面11との隙間から外部に漏れだすグリース6の量が抑制される。
したがって、この実施形態の玉軸受は、回転トルクの上昇とグリース漏れの両方が抑制されたものとなる。
さらに、この実施形態のシールド板5Aは、第6実施形態のシールド板5と比較して、第2折り曲げ部51bがない分、形状が単純になるため量産性の点で有利である。
なお、上記各実施形態では、グリース6が外輪(非回転輪)2の内周面21に塗布され、内輪(回転輪)1の外周面11には塗布されていない玉軸受について説明しているが、内輪(回転輪)1の外周面11にも僅かな量のグリース6が塗布されていてもよい。
すなわち、グリースの大部分が非回転輪の前記空間を構成する面(主に前記保持器の前記開口部側のシールド板近傍)に塗布され、グリースの全塗布量のうちの僅かな量のグリースが回転輪の面に塗布されている玉軸受も、この発明の権利範囲に含まれる。
例えば、図11に示す玉軸受は、第1実施形態の玉軸受の内輪(回転輪)1の外周面11に僅かな量のグリース6Aが塗布されている例であり、この例もこの発明の権利範囲に含まれる。また、第2〜第7実施形態の玉軸受において内輪(回転輪)1の外周面11に僅かな量のグリースが塗布されている例も、この発明の権利範囲に含まれる。
1 内輪(回転輪)
11 内輪の外周面
12 軌道溝
2 外輪(非回転輪)
21 外輪の内周面
22 軌道溝
23 シールド板の取り付け溝
3 玉
4 保持器
41 ポケット
42 保持器の開口部とは反対側の軸方向端面
5 シールド板
5A シールド板
51 近接部
51a 折り曲げ部(第1の折り曲げ部)
51b 第2の折り曲げ部
52 固定部
53 板面部
50 シールド板
501 近接部
6 グリース
6A グリース
61 グリース
62 グリース
63 グリース
70 接触シール
71 芯金
72 ゴム成形体
72a リップ部

Claims (7)

  1. いずれか一方が回転輪となり他方が非回転輪となる内輪および外輪と、前記内輪と前記外輪の間に転動自在に配置された複数の玉と、
    前記玉を保持するポケットの軸方向一端に開口部を有する保持器と、
    前記内輪と前記外輪との間を軸方向両端で塞ぐシールド板と、
    前記内輪、前記外輪、前記玉、および前記シールド板で囲まれた空間に配置されたグリースと、を有し、
    前記グリースは、前記保持器の前記開口部側の、前記空間を構成する非回転輪の面の前記シールド板近傍に塗布され、
    前記グリースの塗布体積は前記空間の17体積%以上30体積%以下であり、
    前記グリースの混和ちょう度は250以下であることを特徴とする玉軸受。
  2. 前記グリースは、主に前記保持器の前記開口部側の、前記空間を構成する非回転輪の面の前記シールド板近傍に塗布され、回転輪の面には塗布されていない請求項1記載の玉軸受。
  3. 前記非回転輪の前記空間を構成する周面の周方向全体に渡って、複数の球状のグリースが配置されている請求項1または2記載の玉軸受。
  4. 前記非回転輪の前記空間を構成する周面に、円環状のグリースが接触状態で配置されている請求項1または2記載の玉軸受。
  5. 前記シールド板は、前記内輪の外周面または前記外輪の内周面と所定隙間で近接する近接部を有し、
    前記近接部は軸方向内側に折り曲げられた折り曲げ部を有し、前記折り曲げ部の折り曲げ角度は、板面に沿った基準線に対して90°未満である請求項1または2に記載の玉軸受。
  6. 前記シールド板の近接部は、前記折り曲げ部である第1の折り曲げ部の先端に、軸方向内側に折り曲げられた第2の折り曲げ部を有し、前記第2の折り曲げ部の前記基準線に対する折り曲げ角度は、前記第1の折り曲げ部の折り曲げ角度より大きい請求項1または2に記載の玉軸受。
  7. 前記シールド板の前記第2の折り曲げ部の前記折り曲げ角度は90°以上である請求項6記載の玉軸受。
JP2013172346A 2012-08-27 2013-08-22 玉軸受 Active JP6263808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013172346A JP6263808B2 (ja) 2012-08-27 2013-08-22 玉軸受

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012186883 2012-08-27
JP2012186883 2012-08-27
JP2012259877 2012-11-28
JP2012259877 2012-11-28
JP2013172346A JP6263808B2 (ja) 2012-08-27 2013-08-22 玉軸受

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017230850A Division JP2018035944A (ja) 2012-08-27 2017-11-30 玉軸受の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014129872A true JP2014129872A (ja) 2014-07-10
JP6263808B2 JP6263808B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=50418728

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013172346A Active JP6263808B2 (ja) 2012-08-27 2013-08-22 玉軸受
JP2017230850A Pending JP2018035944A (ja) 2012-08-27 2017-11-30 玉軸受の製造方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017230850A Pending JP2018035944A (ja) 2012-08-27 2017-11-30 玉軸受の製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP6263808B2 (ja)
CN (1) CN203532516U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150615A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ミネベアミツミ株式会社 転がり軸受

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11624404B2 (en) * 2020-03-09 2023-04-11 Seiko Instruments Inc. Rolling bearing, rotary apparatus, and method of manufacturing rolling bearing

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52121001U (ja) * 1976-03-11 1977-09-14
JPH112248A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Nippon Seiko Kk 転がり軸受
JP2000027872A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Nippon Seiko Kk 転がり軸受
JP2001117042A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Canon Inc 光偏向走査装置
JP2001123190A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Ntn Corp グリース封入転がり軸受
JP2002013541A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2003113845A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2003336650A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Nsk Ltd 玉軸受
JP2008223854A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2013204679A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Minebea Co Ltd 転がり軸受
JP2013249883A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Nsk Ltd 軸受のグリース塗布方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08277843A (ja) * 1995-04-07 1996-10-22 Nippon Seiko Kk 玉軸受用冠型保持器
JP4926453B2 (ja) * 2005-11-09 2012-05-09 Ntn株式会社 鉄道車両用主電動機用転がり軸受および鉄道車両用主電動機の主軸支持構造
JP2007120639A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Ntn Corp グリース封入装置、グリース封入方法および転がり軸受

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52121001U (ja) * 1976-03-11 1977-09-14
JPH112248A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Nippon Seiko Kk 転がり軸受
JP2000027872A (ja) * 1998-07-09 2000-01-25 Nippon Seiko Kk 転がり軸受
JP2001117042A (ja) * 1999-10-20 2001-04-27 Canon Inc 光偏向走査装置
JP2001123190A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Ntn Corp グリース封入転がり軸受
JP2002013541A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2003113845A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2003336650A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Nsk Ltd 玉軸受
JP2008223854A (ja) * 2007-03-12 2008-09-25 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2013204679A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Minebea Co Ltd 転がり軸受
JP2013249883A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Nsk Ltd 軸受のグリース塗布方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017150615A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 ミネベアミツミ株式会社 転がり軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JP6263808B2 (ja) 2018-01-24
JP2018035944A (ja) 2018-03-08
CN203532516U (zh) 2014-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9850955B2 (en) Outer race rotation bearing
JP3744663B2 (ja) ラジアル玉軸受用保持器及びラジアル玉軸受
JP2013057340A (ja) シールリング付転がり軸受装置
JP2018035944A (ja) 玉軸受の製造方法
JP2013204679A (ja) 転がり軸受
JP6874455B2 (ja) 転がり軸受
JP2009275719A (ja) 深溝玉軸受
JP2001116051A (ja) 玉軸受用保持器及び玉軸受
JP5866821B2 (ja) 転がり軸受用保持器
JP2011202671A (ja) 転がり軸受用保持器及び転がり軸受
JP2009275799A (ja) 深溝玉軸受
JP6287503B2 (ja) 転がり軸受用保持器
JP2014231861A (ja) 転がり軸受
CN105526265A (zh) 一种防尘的深沟球轴承
JP2013047528A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2013044346A (ja) 転がり軸受用保持器
JP6115698B2 (ja) 玉軸受用冠型保持器
CN207634512U (zh) 一种密封润滑的推力球轴承
JP2020153495A (ja) 転がり軸受用保持器および転がり軸受
JP5050910B2 (ja) 玉軸受用保持器、及び玉軸受
WO2010137434A1 (ja) 玉軸受用保持器および玉軸受
JP2003254338A (ja) 円すいころ軸受
JPH11325080A (ja) ラジアル玉軸受用保持器
JP2012112535A (ja) 玉軸受
JP6384106B2 (ja) 転がり軸受用保持器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6263808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150