JP2014127165A - 回路設計プログラム、回路設計装置及び回路設計方法 - Google Patents

回路設計プログラム、回路設計装置及び回路設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板における部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線の表示を可能とする回路設計プログラム等を提供する。
【解決手段】対象部品を内包する八角形の仮ラインを生成し(ステップS400)、着目辺を決定し(ステップS401)、間隙の指定値を決定し(ステップS402)、八角形の一辺を指定値だけ外側にオフセットして仮ライン線分を生成し(ステップS404)、仮ライン線分が周辺部品に干渉するか否かを判定し(ステップS406)、周辺部品と干渉する仮ライン線分を削除し、仮ライン線分の本数を表す数字を表示し(ステップS408)、仮ライン線分を削除したことが無い辺が有るか否かを判定する(ステップS410)。
【選択図】図4

Description

本開示は、回路設計プログラム、回路設計装置及び回路設計方法に関する。
従来から、配線容易さを表わす指標(例えば配線密度)を算出し、この算出された配線容易さを表わす指標に基づいて基板への部品の配置を決定して基板への部品の配置のデータを得るプリント基板への部品実装設計方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-150216号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構成では、基板における部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線が表示されないので、設計者は、その部品の配置が適切なのか否かを即座に判断することが困難である。
そこで、開示の技術は、基板における部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線の表示を可能とする回路設計プログラム等の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、
前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画する
処理をコンピューターに実行させる、回路設計プログラムが提供される。
本開示の技術によれば、基板における部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線の表示を可能とする回路設計プログラム等が得られる。
回路設計装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。 実装CADデータ300及び実装部品ライブラリデータ40の構成例を示す図である。 間隙に関する設計ルールの説明図である。 回路設計装置100の制御部101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図4の処理により描画される表示装置200上の回路基板設計図表示(画面)の一例を示す図である。 図4の処理により描画される表示装置200上の回路基板設計図表示の他の一例を示す図である。 部品移動時において図4の処理により描画される表示装置200上の回路基板設計図表示の他の一例を示す図である。 図4のステップS402の指定値決定処理の一例を示すフローチャートである。 図8に示す指定値決定処理を含む図4の処理により描画される表示装置200上の回路基板設計図表示の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、回路設計装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。回路設計装置100は、例えば、PCB(Printed Circuit Board)実装設計等で使用されてもよい。
回路設計装置100は、任意のコンピューターにより構成されてよい。例えば、回路設計装置100は、CAD(Computer Aided Design)に適したコンピューターにより構成されてよい。図1に示す例では、回路設計装置100は、制御部101、主記憶部102、補助記憶部103、ドライブ装置104、入力部107を含む。
制御部101は、主記憶部102や補助記憶部103に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力部107や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、記憶装置などに出力する。
主記憶部102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部101が実行するCADソフトウェアなどのソフトウェアないしプログラム(例えば以下で説明する図4に示す処理を実現するプログラム)やデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。CADソフトウェアは、任意のタイプの回路設計用CADソフトウェアを含んでよい。
補助記憶部103は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、CADソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。補助記憶部103には、実装CADデータ300及び実装部品ライブラリデータ40(図2参照)が記憶されてよい。
ドライブ装置104は、記録媒体105、例えばフレキシブルディスクからプログラムを読み出し、記憶装置にインストールする。
記録媒体105は、所定のプログラムを格納する。この記録媒体105に格納されたプログラム(例えば以下で説明する図4に示す処理を実現するプログラム)は、ドライブ装置104を介して回路設計装置100にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、回路設計装置100により実行可能となる。
入力部107は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウスやスライスパット等を有する。
尚、図1に示す例において、以下で説明する配線描画処理等は、プログラムを回路設計装置100に実行させることで実現することができる。また、プログラムを記録媒体105に記録し、このプログラムが記録された記録媒体105を回路設計装置100に読み取らせて、以下で説明する配線描画処理等を実現させることも可能である。なお、記録媒体105は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。なお、記録媒体105には、搬送波は含まれない。また、外部との有線又は無線通信を介してプログラムを回路設計装置100内の記憶装置(例えば補助記憶部103)にダウンロードすることとしてもよい。
回路設計装置100には、表示装置200が接続される。表示装置200は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であってよい。表示装置200には、回路設計装置100により生成される画像信号に基づいて表示が出力される。表示装置200には、回路基板設計図表示が出力されてよい。回路基板設計図表示は、設計段階の回路基板設計図に係る表示であってもよいし、設計完了後の回路基板設計図(生産図)に係る表示であってもよい。
図2は、実装CADデータ300及び実装部品ライブラリデータ40の構成例を示す図である。図3は、間隙に関する設計ルールの説明図である。
図2に示す例では、実装CADデータ300は、実装仕様データ30、基板データ31、実装部品データ32、実装部品ピンデータ33、ネットデータ34、ビアデータ35、ラインデータ36、及び、配線ルートデータ37を含む。また、実装部品ライブラリデータ40は、形状データ41及び部品ピンデータ42を含む。
実装仕様データ30は、基板名、及び、設計ルールを含んでよい。基板名は、部品が実装され配線される設計対象の基板を特定する名称であってよい。設計ルールは、特に配線に関する設計ルールを含んでよい。例えば、設計ルールは、配線の線幅に関するルールの他、間隙に関するルールを含む。間隙に関するルールは、図3に示すように、差動ペア内の間隙(ネガティブ信号伝送線とポジティブ信号伝送線との間の間隙)A、差動ペア間の間隙B、ラインと差動ペアの間の間隙C、ライン間の間隙D、ラインとビア間の間隙E、ラインと部品ピン間の間隙Fを含んでよい。これらの間隙A乃至Fは、下限値が設定されてもよい。尚、図3においては、符合50はビア(後述の仮想引出しビア)を指し、符合52はピンを指し、符合54は差動ペアを指し、符合56はライン(差動ペアを構成しない通常の配線)を指す。尚、差動ペアは、一対のネガティブ信号伝送線とポジティブ信号伝送線とから構成され、ネガティブ信号伝送線とポジティブ信号伝送線は、ノイズ耐性を高めるために、逆相の(正負で反転した)信号が伝送される。
基板データ31は、基板の層数、外形形状、及び、基板の厚さを含んでよい。基板の厚さは、各信号層の厚さ、層間の絶縁層の厚さを含んでよい。尚、多層基板でない場合は、基板の層数等は省略されてもよいし、"1"とされてもよい。
実装部品データ32は、基板に実装される部品の名称(部品名)、部品ライブラリ名、搭載面、及び、配置座標を含んでよい。部品ライブラリ名は、実装部品ライブラリデータ40内の形状データ41に紐付けられてよい。
実装部品ピンデータ33は、部品名、部品ピン名、ネット番号、座標、及び、層番号を含んでよい。部品ピン名は、実装部品ライブラリデータ40内の部品ピンデータ42に紐付けられてよい。ネット番号は、各ピンの属するネット番号である。
ネットデータ34は、ネット番号、ネット名、及び、差動ペアの場合は相手の属するネット番号を含んでよい。ネット番号は、ネットを特定する番号であってよい。尚、ネットとは、接続される部品間の配線を表す。ネットの単位は任意であってよい。例えば、一のネットは、他のネットとは接続されない関係であってよい。尚、あるネット番号が、差動ペアの相手の属するネット番号を含む場合、当該ネット番号に係るネットは、差動ペアに関連するネット(差動ネット)であることが意味される。
ビアデータ35は、ビアの属するネット番号、座標及び層番号を含んでよい。ビアデータ35は、ビアの属性(例えばバックドリルの有無等)を含んでもよい。
ラインデータ36は、配線の属するネット番号、配線の座標(例えば始点と終点の座標)、線幅、層番号を含んでよい。尚、ラインデータ36に含まれるデータは、既に設計済みの配線に関するデータである。
配線ルートデータ37は、配線ルート番号、配線ルート名、座標列、層番号及びネット番号列を含んでよい。配線ルートとは、配線が既に予定されている配線ルート(但し、未だ配線設計されていない配線ルート)である。配線ルートは、複数の配線をグループ化した配線グループのルートであってもよい。尚、配線ルートは、未だ配線設計されていない配線ルートであるため、概略的なルート(概略経路)となる。座標列及びネット番号列の"列"は、配線ルートを構成する複数の配線に対応して、座標及びネット番号が複数個存在することを意味する。
形状データ41は、部品形状及び部品高さを含んでよい。
部品ピンデータ42は、部品ピン名、信号区分及び座標を含んでよい。信号区分は、高速信号レベル等を含んでよい。
図4は、回路設計装置100の制御部101により実行される処理の一例を示すフローチャートである。尚、この処理を実行するためのプログラム(回路設計プログラムの一例)は、制御部101により実行されるCADソフトウェアの一部に組み込まれてもよいし、CADソフトウェアと連携して実行される別のプログラムであってもよいし、CADソフトウェアから独立して実行されるプログラムであってもよい。図5は、表示装置200上の回路基板設計図表示の一例を示す図である。図5に示す回路基板設計図表示は、図4の処理により描画される仮ライン線分700(後述)を含んで示されている。図5に示す例では、基板800の表面に、各種部品400,402,404,406,408,410,412が実装されている。図6は、表示装置200上の回路基板設計図表示の他の一例を示す図である。図6に示す回路基板設計図表示は、同様に、図4の処理により描画される仮ライン線分700(後述)を含んで示されている。尚、図5及び図6(後述の図7も同様)に示す回路基板設計図表示は、基板800の任意の層(例えばユーザにより指定された層)に係る表示であってよい。このとき、図5等に示すように、ユーザの指定により基板800の表面上の実装部品(部品400等)が重畳表示されてもよい。
ステップS400では、対象部品を内包(囲繞)する八角形の仮ラインを生成する。図5に示す例では、対象部品は、部品420であるとする。部品420の外形は四角形であるので、ここでは、主要な4辺(上側、下側、右側、左側の4辺)と、その4辺間の4辺とを含む八角形の仮ラインが生成される。八角形は、部品外形に応じて他の多角形に変更されてもよい。ステップS400で生成される八角形の仮ラインは、対象部品に一番近い八角形の仮ラインであり、図5には符合730にて示されている。以下では、ステップS400で生成される八角形の仮ラインを、「一番目の八角形仮ライン」と称する。
一番目の八角形仮ラインは、好ましくは、設計ルールに従って生成される。例えば、一番目の八角形仮ラインは、実装仕様データ30に基づいて、ラインとビア間の間隙E(図3参照)、ラインと部品ピンの間隙F(図3参照)のうちの大きい方の間隙分だけ、対象部品に係るビア又はピンからオフセットして生成されてよい。対象部品に係るビア(引き出しビア)の位置は、予測に基づく位置(座標)であってもよい。これは、対象部品に係るビアの設計は、対象部品の配置が確定してから実行されるのが一般的であるためである。以下では、位置が予測に基づくビアを「仮想引出しビア」と称する。仮想引出しビアの位置の設定方法(仮想方法)は、任意であってよい。例えば、図6に示す例では、各仮想引出しビア50は、引き出し元の部品から放射状に延在する方向において、引き出し元の部品ピン52に対して所定距離だけ離れた位置に設定されている。
図6に示す例では、一番目の八角形仮ライン730は、対象部品422の各部品ピン52から間隙F以上離間し、且つ、対象部品422の各仮想引出しビア50から間隙E以上離間しつつ、対象部品422からのオフセット量が最小となる態様で生成されている。尚、図6に示す例では、部品ピン52及び仮想引出しビア50の双方を考慮しているが、いずれか一方のみを考慮してもよい。尚、部品ピン52及び仮想引出しビア50の双方を考慮しない場合は、対象部品422の部品形状(形状データ41参照)に基づいて、対象部品422の外形から所定距離だけオフセットして一番目の八角形仮ラインが形成されてもよい。
尚、一番目の八角形仮ラインを構成する8辺の仮ライン線分のうち、対象部品の周辺の部品に干渉する仮ライン線分は、削除されてもよい。対象部品の周辺の部品との干渉の有無については、同様に、当該周辺の部品に係る部品ピンに対して間隙F以上離間でき、且つ、当該周辺の部品に係る仮想引出しビアに対して間隙E以上離間できるか否かで判断されてもよい。また、一番目の八角形仮ラインを構成する8辺の仮ライン線分のうち、基板800の縁部に対して所定距離以内になる仮ライン線分は、削除されてもよい。これは、後述する他の仮ライン線分についても同様であってよい。
ステップS402では、一番目の八角形仮ラインのうちの8辺のうちの1つの辺を着目辺として決定する。尚、一番目の八角形仮ラインを構成する8辺の仮ライン線分のうち、既に削除されている仮ライン線分が存在する場合は、その辺を除いて、着目辺を決定する。尚、既に削除されている仮ライン線分が存在する辺を除いて、最終的には全ての辺が着目辺となるので、着目辺の決定方法は任意であってよい。
ステップS404では、間隙の指定値を決定する。間隙の指定値は、設計ルールに基づいて予め決定された固定値(例えば、ライン間の間隙D)であってもよい。この場合、本ステップS404では、当該固定値が読み出されればよい。或いは、間隙の指定値は、可変であってよい。この可変の場合の間隙の指定値の決定方法については、図8を参照して後述する。
ステップS406では、一番目の八角形仮ラインを構成する8辺の仮ライン線分のうち、着目辺に対応する仮ライン線分を、上記ステップS404で決定した指定値に従って外側にオフセットすることで、新たな仮ライン線分を生成する。尚、オフセットとは、単なる移動でなく、コピーを伴うものである(即ち、オフセット元の仮ライン線分は削除されない)。ここで、オフセットされる着目辺に対応する仮ライン線分(オフセット元の仮ライン線分)は、現時点で最も外側の仮ライン線分である。尚、「外側」とは対象部品を中心として見た場合の方向である。
ステップS408では、上記ステップS406で生成した仮ライン線分が、対象部品の周辺部品に干渉するか否かを判定する。対象部品の周辺の部品との干渉の有無については、同様に、当該周辺部品に係る部品ピンに対して間隙F以上離間でき、且つ、当該周辺部品に係る仮想引出しビアに対して間隙E以上離間できるか否かで判断されてもよい(図6参照)。但し、上述と同様、部品ピン及び仮想引出しビアのいずれか一方のみを考慮してもよいし、当該周辺の部品の部品形状(形状データ41参照)を基準として干渉の有無を判断してもよい。仮ライン線分が、対象部品の周辺部品に干渉すると判定した場合は、ステップS408に進み、それ以外の場合は、ステップS402に戻る。このようにして、着目辺において、対象部品の周辺部品に干渉するまで指定値ずつ外側にオフセットされて仮ライン線分が順次生成される。
ステップS408では、着目辺において、周辺部品と干渉する仮ライン線分だけ削除し、最終的に生成した仮ライン線分の本数を表す数字を表示する。尚、この仮ライン線分の本数は、一番目の八角形仮ラインを構成する仮ライン線分を含めてカウントされる。例えば、図5に示す例では、下側の辺については、合計で3本の仮ライン線分702が描画されており、従って、"3"を表す本数表示712が描画されている。尚、この辺については、4本目の仮ライン線分は、周辺部品408と干渉するために削除されている。また、右側の辺については、合計で4本の仮ライン線分704が描画されており、従って、"4"を表す本数表示714が描画されている。尚、この辺については、5本目の仮ライン線分は、周辺部品402と干渉するために削除されている。また、上側の辺については、合計で4本の仮ライン線分706が生成されており、従って、"4"を表す本数表示716が描画されている。尚、この辺については、5本目の仮ライン線分は、周辺部品400と干渉するために削除されている。また、左側の辺については、合計で15本の仮ライン線分708が描画されており、従って、"15"を表す本数表示718が描画されている。尚、この辺については、16本目の仮ライン線分は、周辺部品410,412と干渉するために削除されている。尚、図5に示す例では、代表的な4辺に対してのみ本数表示712,714,716,718が描画されているが、これら4辺間の4辺(対象部品の矩形形状の4角に対応する4辺)に対しても同様の本数表示が描画されてもよい。尚、本数表示712,714,716,718は、対応する仮ライン線分702,704,706,708に関連した位置に表示されていれば、任意の位置に表示されてよい。例えば、本数表示714,718のように、対応する仮ライン線分704,708の内部に配置されてもよいし、本数表示712,716のように、対応する仮ライン線分702,706の上部に配置されてもよい。
ステップS410では、八角形仮ラインを構成する8辺のうち、仮ライン線分を削除したことが無い辺が存在するか否か、即ち着目辺となっていない辺が存在するか否かを判定する。仮ライン線分を削除したことが無い辺が存在する場合は、ステップS401に戻り、ステップS401では、仮ライン線分を削除したことが無い辺の中から、新たな着目辺が決定される。このようにして、八角形仮ラインを構成する8辺の各辺について、一番目の八角形仮ラインから外側に順次オフセットされた仮ライン線分が生成されていく。仮ライン線分を削除したことが無い辺が存在しない場合、即ち全ての辺が着目辺となった場合は、終了となる。
尚、図4に示す処理中に生成される仮ライン線分は、全ての仮ライン線分が生成された段階(即ち仮ライン線分700が完成した段階)で表示装置200上に表示(描画)されてよい。また、上述の説明では、説明の都合上、仮ライン線分のいくつかは一旦生成された後に削除されているが、このような仮ライン線分は、実際には、最初から生成されなくてもよい。
図4に示す処理によれば、対象部品を囲繞する八角形の形態で仮ライン線分が生成される。この際、八角形が指定値の間隙をおいて外側に順次膨らむ態様(外側に順次オフセットする態様)で仮ライン線分が生成される。即ち、外側から直近の内側の八角形を囲繞する態様で仮ライン線分が順次生成される。そして、この仮ライン線分は、最終的には、周辺部品と干渉しない範囲で生成される。即ち、仮ライン線分は、周辺部品と干渉するまで複数生成されうるが、干渉したときはその仮ライン線分だけが削除される。従って、このような仮ライン線分は、対象部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。例えば、図5に示す例では、図4に示す処理により生成された仮ライン線分700は、対象部品の全方向の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。尚、符合700を付した仮ライン線分は、1つの対象部品に関して図4に示す処理により生成される全体の仮ライン線分を指す。また、下辺側の仮ライン線分702は、対象部品の下側の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。また、右辺側の仮ライン線分704は、対象部品の右側の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。また、上辺側の仮ライン線分706は、対象部品の上側の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。また、左辺側の仮ライン線分708は、対象部品の左側の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す。これらの4辺間の4辺(対象部品の矩形形状の4角に対応する4辺)に係る仮ライン線分701,703,705,707についても同様である。
尚、図4に示す処理により描画される仮ライン線分700は、あくまで配線の最大数を表す線分(ダミー線)であり、配線設計で描画される配線自体を表すものでない。また、図4に示す処理により描画される仮ライン線分700は、対象部品に引き込まれる配線又は対象部品から引き出される配線を表すものでなく、あくまで対象部品の周辺を通って他の部品間で接続される配線(即ち他の部品間のネットに係る配線)を表す。また、基板800が多層基板の場合、仮ライン線分700は、ユーザにより指定された層(基板800の表面を含む)における配線可能な最大数の配線を表す。この点、部品(対象部品や周辺部品)は、基板800の表面(又は裏面)上で配置されるので、仮ライン線分700が表す配線が形成される予定の層は、部品の実装面とは異なることになる。しかしながら、実際には、部品の下方にはビアが多数貫通するので、かかる層の相違は、配線可能な最大数の配線の算出に実質的に影響しない。従って、かかる層の相違は、図4に示す処理で考慮されなくてよい。この場合、対象部品の周辺領域とは、対象部品の実装面上に限らず、各層における対象部品の周辺領域を意味する。尚、部品下方の内層で部分的又は全面的に配線可能な周辺部品については、かかる周辺部品は、干渉の有無の判定の際に部分的又は全面的に考慮されてなくてもよい。
ところで、近年では、回路の大規模高密度化により、配線の難易度は格段に高くなっている。プリント基板上に端子数が数千の超多ピン部品がいくつも配置され、配線対象区間数も数万区間になり、必然的にそれら配線に必要な層数も増加する。加えて、機構的制約や製造コスト条件により、決められた基板サイズ内に最小層数で全ての配線を完了させるために、各区間をどの層でどのような経路で配線するかといった配線検討に時間がかかっている。PCB実装設計等での部品配置の段階においては、回路構成や装置の構造、熱分布等の条件の他に、基板に搭載する各部品間をどのように配線するかの配線戦略を考えながら部品を配置する場合がある。配線戦略の検討においては、部品間を配線できる信号ネットの配線本数が重要となる。
この点、図4に示す処理によれば、対象部品の周辺領域において配線可能な最大数の配線を表す仮ライン線分700が表示されるので、設計者は、対象部品の周辺領域における配線態様(例えば、配線本数等)の観点から、対象部品の配置位置が適切か否かを容易に判断することができる。例えば、図5に示す例において、対象部品の上側の周辺領域において6本の配線が必要である場合、図5に示す仮ライン線分706の本数を見ることで、現在の対象部品の配置位置等が不適切であることを容易に理解することができる。このように、図4に示す処理によれば、部品間のネットの配線本数を視覚的に確認しながら部品配置が行えるようになるため、配線戦略を考慮した配置作業を効率的に行うことができる。
また、図4に示す処理によれば、配線可能な最大数の配線を表す仮ライン線分700に加えて、配線可能な配線の本数(即ち最大数)を表す本数表示712,714,716,718が描画されるので、設計者は、仮ライン線分700の本数をいちいち数えなくても、配線可能な配線の本数を容易に理解することができる。但し、本数表示712,714,716,718については省略されてもよい。また、本数表示712,714,716,718の出力の有無は、ユーザにより選択可能とされてもよい。同様に、配線可能な最大数の配線を表す仮ライン線分700の出力の有無についても、ユーザにより選択可能とされてもよい。
尚、図4に示す処理ルーチンは、ユーザ(設計者)により対象部品が指定された場合に起動されてよく、この場合、当該指定された対象部品に対して仮ライン線分700が生成される。尚、対象部品の指定は、入力部107等を介して任意の態様で実現されてよい。例えば、ポインタを対象部品上に移動させてマウスの釦を押すことで対象部品の指定が実現されてもよい。或いは、対象部品の指定は、自動的に実現されてもよい。例えば、設計者が、ある部品の配置を変化させる場合や、部品を新たに配置する場合に、当該部品が対象部品として自動的に指定されて、図4に示す処理ルーチンが起動されてもよい。この場合、図7に模式的に示すように、当該移動又は新設された対象部品に対して仮ライン線分700が生成される。図7に示す例では、部品424が矢印Y(注:矢印Yは、画面中の表示ではない)に示すように移動されると、移動後の部品424の位置で仮ライン線分700が描画されている。尚、仮ライン線分700は、部品424の移動中(ドラッグ中)においてもリアルタイムで生成・描画されてもよい。
図8は、図4のステップS402の指定値決定処理の一例を示すフローチャートである。尚、上述の如く、図8に示す指定値決定処理は、任意的な処理であり、必要に応じて実行されてよい。例えば、図8に示す指定値決定処理は、配線ルートデータ37を備えない構成では実行されず、この場合、指定値としては固定値(例えば、ライン間の間隙D)が使用されてもよい。図9は、表示装置200上の回路基板設計図表示の一例を示す図である。図9に示す回路基板設計図表示は、図8に示す指定値決定処理を含む図4の処理により描画される仮ライン線分700を含んで示されている。尚、図9において、符合900,902で示す対象は、配線ルートを仮想的に示しており、画面中の表示ではない。
ステップS800では、配線ルートデータ37及びネットデータ34に基づいて、対象部品の周辺において差動ネットを構成する配線ルートが存在するか否かを判定する。この場合、着目辺に対応する周辺領域(着目辺に係る仮ライン線分の生成領域)において差動ネットを構成する配線ルートが存在するか否かを判定してもよい。尚、配線ルートデータ37内のある配線ルートのネット番号が、差動ペアの相手の属するネット番号を含んでいるとき、当該配線ルートは、差動ネットを構成する配線ルートとなる。従って、ステップS800では、着目辺に対応する周辺領域において差動ペアの配線が予定されているか否かを判定していることになる。対象部品の周辺において差動ネットを構成する配線ルートが存在する場合、ステップS804に進み、それ以外の場合、ステップS802に進む。
ステップS802では、ライン間の間隙Dが指定値として決定される。このようにして、着目辺に対応する周辺領域において差動ペアの配線が予定されていない場合は、ライン間の間隙Dが指定値として決定される。
ステップS804では、今回生成しようとする仮ライン線分と、現時点で最も外側の仮ライン線分との関係が、差動ペアの関係にあるか否かを判定する。差動ペアの関係にある場合は、ステップS808に進み、それ以外の場合は、ステップS806に進む。
ステップS806では、差動ペア間の間隙B(図3参照)が指定値として決定される。
ステップS808では、差動ペア内の間隙A(図3参照)が指定値として決定される。
このようにして図8に示す指定値決定処理は、着目辺毎に、1本の仮ライン線分を生成する毎に実行されてよい。これは、差動ペア間の間隙Bと差動ペア内の間隙Aとが異なるためである。但し、差動ペアは2本でセットであるため、2本の仮ライン線分をセットで生成することも可能である。この場合、一番目の八角形仮ラインをオフセットして生成される1本目の差動ペアに係る仮ライン線分(一番目の八角形仮ラインに係る仮ライン線分とペアとなって1番内側のセットを構成する仮ライン線分)については、一番目の八角形仮ラインに係る仮ライン線分に対して間隙Aだけ離間される態様で描画され、その後は、2本の仮ライン線分のセット(差動ペア)が、セット間で間隙Bだけ離間される態様で、描画されてもよい。この場合は、図8に示す指定値決定処理は、着目辺毎に実行されるだけでもよい。
尚、図8に示す指定値決定処理は、着目辺毎に実行されるので、仮ライン線分700の間隙は、着目辺毎に異なりうる。この場合、仮ライン線分700の各八角形(一番目の八角形仮ラインを除く)は、間隙の相違に起因して、閉じない形状となりうる。この場合、閉じない形状のままでもよいが、主要な4辺間の4辺(対象部品の矩形形状の4角に対応する4辺)に係る仮ライン線分により、かかる間隙差が吸収されもよい。この場合、図8に示す指定値決定処理は、主要な4辺(上側、下側、右側、左側の4辺)が着目辺となった場合に実行され、主要な4辺以外の4辺(対象部品の矩形形状の4角に対応する4辺)が着目辺となった場合には実行されないこととしてよい。この場合、主要な4辺以外の4辺が着目辺となった場合の間隙の指定値は、不要であり、主要な4辺以外の4辺に係る仮ライン線分は、隣接する主要な4辺に係る仮ライン線分の対応するそれぞれの端部を接続する態様で生成されてよい。
図9に示す例では、差動ネットを構成する配線ルート(概略経路)がハッチング範囲900で示されている。この配線ルートは、対象部品420の左側の周辺を通って4組の差動ペア902が部品400と部品408との間に接続されることを意味する。この場合、図9に示すように、仮ライン線分708は、差動ペア内では間隙Aだけ離間され、差動ペア間では間隙Bだけ離間される態様で、対象部品420の左側の周辺領域において描画される。尚、図9に示す例では、配線ルートは対象部品420の左側の周辺を通るだけであるが、仮ライン線分700は、対象部品420の全周辺に亘って差動ペアの間隙に係る指定値に従って描画されている。このように、対象部品420の全周辺のいずれかに差動ネットを構成する配線ルートが存在する場合は、仮ライン線分700は、対象部品420の全周辺に亘って差動ペアの間隙に係る指定値に従って描画されてもよい。この場合は、図8に示す指定値決定処理は、対象部品420毎に実行されるだけでよい。
図8に示す指定値決定処理によれば、対象部品の周辺における差動ペアの配線の予定の有無に応じて、配線可能な最大数の配線を表す仮ライン線分700を適切に生成・描画することができる。これにより、対象部品の周辺において予定される配線の属性に応じた適切な仮ライン線分700を描画することができる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、仮ライン線分700は、実際の配線パターンの形状を考慮して、主要な4辺以外の4辺に係る仮ライン線分を含む八角形の形態で描画されているが、あくまで設計支援用の表示であること(実際の配線パターンでないこと)を考慮し、より簡易的に、主要な4辺に係る仮ライン線分を結ぶ四角形の形態で描画されてもよい。また、必ずしも多角形である必要は無く、Rが付いた態様(曲線部分を含む態様)で描画されてもよい。
また、上述した実施例では、八角形の形態に対応して、8辺の全ての辺毎に、周辺部品との干渉の有無を判定して、仮ライン線分を生成しているが、主要な4辺(上側、下側、右側、左側の4辺)に対してだけ周辺部品との干渉の有無を判定してもよい。即ち、図4に示す処理において、着目辺は、主要な4辺(上側、下側、右側、左側の4辺)のみであってもよい。この場合、主要な4辺以外の4辺に係る仮ライン線分は、隣接する主要な4辺に係る仮ライン線分の対応するそれぞれの端部を接続する態様で描画されてよい。
また、上述した実施例では、仮ライン線分700は、対象部品の4方を囲繞する態様で描画されているが、対象部品の1方、2方又は3方のみで描画されるものであってもよい。例えば、対象部品の1方のみで描画する場合は、仮ライン線分700は、上述した実施例と同様、一番目の八角形仮ラインを構成する8辺の仮ライン線分のうち、当該1方に対応する仮ライン線分以外を削除し(又は最初から生成せず)、当該1方に対応する仮ライン線分を順次外側にオフセットして生成されてもよい。この場合、図5からも分かるように、対象部品に近い内側の仮ライン線分の方が、外側の仮ライン線分よりも長さが短くなる。従って、この場合には、仮ライン線分700は、同一の長さに揃う態様で描画されてもよいし、他の部品と干渉する位置までそれぞれ最大限の長さで描画されてもよいし、ユーザにより指定された範囲で描画されてもよい。
また、上述した実施例では、各部品は、基板80の表面(裏面)を含むに実装されることが想定されているが、例えばビルトアップ手法により、部品は内層に実装されるものであってもよい。また、ビアについても、基板80を貫通することが想定されているが、例えばIVH(Interstitial Via Hole)として形成されるものであってもよい。
また、上述した実施例において、対象部品の周辺において予定される配線の属性が既に決まっている場合、仮ライン線分700は、当該属性に応じた線幅で描画されてもよい。
また、上述した実施例においては、実装CADデータ300及び実装部品ライブラリデータ40内の各種データは、あくまで一例である。従って、必要に応じて、他のデータが加えられたり、あるデータが省略されてもよい。また、各種のデータ30乃至37,41,42の区分けは形式的なものであり、各データは適宜統合されてもよいし、分離されてもよい。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、
前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画する
処理をコンピューターに実行させる、回路設計プログラム。
(付記2)
前記所定の設計ルールは、配線間の間隙を含む、付記1に記載の回路設計プログラム。
(付記3)
前記所定の設計ルールは、部品ピン又はビアと配線との間の間隙を含む、付記2に記載の回路設計プログラム。
(付記4)
前記配線間の間隙は、配線の属性毎に設定される、付記1〜3のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記5)
前記配線の属性は、差動ペアを構成する差動ペア配線と、差動ペアを構成しない非差動ペア配線とを含む、付記4に記載の回路設計プログラム。
(付記6)
前記処理は、前記最大数を表す数字を描画することを含む、付記1〜5のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記7)
前記最大数の線は、前記部品に接続されない配線に係り、前記部品のまわりを少なくとも部分的に囲繞するように描画される、付記1〜6のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記8)
前記最大数の線は、八角形で描画される、付記7に記載の回路設計プログラム。
(付記9)
前記配線の最大数は、前記部品の周辺4方の方毎に算出される、付記1〜8のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記10)
前記処理は、前記部品の周辺領域において配線が予定されている配線の属性を判断することを含み、
前記配線の最大数は、前記判断した配線の属性に応じた前記所定の設計ルールに従って算出される、付記1〜9のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記12)
前記部品が指定されたときに、前記配線の最大数が算出されると共に、前記最大数の線が描画される、付記1〜10のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記13)
前記部品が移動されたときに、前記配線の最大数が算出されると共に、前記最大数の線が描画される、付記1〜10のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
(付記14)
基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画する、回路設計装置。
(付記15)
基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画することを含む、回路設計方法。
30 実装仕様データ
50 仮想引出しビア
52 部品ピン
100 回路設計装置
200 表示装置
420,422,424 対象部品
700 仮ライン線分
712,714,716,718 本数表示
800 基板

Claims (9)

  1. 基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、
    前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画する
    処理をコンピューターに実行させる、回路設計プログラム。
  2. 前記所定の設計ルールは、配線間の間隙を含む、請求項1に記載の回路設計プログラム。
  3. 前記配線間の間隙は、配線の属性毎に設定される、請求項2に記載の回路設計プログラム。
  4. 前記配線の属性は、差動ペアを構成する差動ペア配線と、差動ペアを構成しない非差動ペア配線とを含む、請求項3に記載の回路設計プログラム。
  5. 前記処理は、前記最大数を表す数字を描画することを含む、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
  6. 前記最大数の線は、前記部品に接続されない配線に係り、前記部品のまわりを少なくとも部分的に囲繞するように描画される、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
  7. 前記処理は、前記部品の周辺領域において配線が予定されている配線の属性を判断することを含み、
    前記配線の最大数は、前記判断した配線の属性に応じた前記所定の設計ルールに従って算出される、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の回路設計プログラム。
  8. 基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画する、回路設計装置。
  9. 基板における部品の周辺領域において、所定の設計ルールに基づいた場合における配線の最大数を算出し、前記算出した最大数の線を、前記基板の前記部品の周辺領域に描画することを含む、回路設計方法。
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