JP6365270B2 - 設計プログラム、情報処理装置、および設計方法 - Google Patents
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Description
(1)所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出する処理。
(2)所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出する処理。
(3)前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する処理。
図1は、本発明の一実施形態としての設計支援機能を有する情報処理装置100のハードウエア構成および機能構成を示すブロック図である。図1に示す情報処理装置100は、プリント配線板1(図3等参照)上への部品の配置設計や、プリント配線板1上に配置された部品間の配線設計を支援する機能を実現する。
本実施形態の情報処理装置100においては、設計支援動作の開始に際し、例えば図2に示すような、「円弧フィレット形状」についての設定ウインドウ41が表示部40上に表示される。そして、設定ウインドウ41を参照した設計者(ユーザ)は、入力部30を操作することによって、以下のような情報を設定(指定)する。なお、図2は、本実施形態における円弧フィレット形状の設定ウインドウ41の一例を示す図である。
ついで、図4〜図45を参照しながら、円形ランド3(ビア3a)と当該円形ランド3に接続される接続ライン2Aまたは2との接続部に対して円弧フィレット4Aを生成する際にプロセッサ20が果たす各種機能について説明する。つまり、本実施形態の情報処理装置100(プロセッサ20)において、第1算出部21,第2算出部22,第3算出部23,第4算出部24,第5算出部25および第6算出部26は、それぞれ、下記機能(1)〜(6)を果たす。
図4〜図8を参照しながら、本実施形態の第1算出部21による上記機能(1)および具体的な処理(基本ケースの処理)について説明する。なお、図4および図5は、円弧ライン(接続ライン)2Aに対する円弧フィレット4Aの生成機能を説明する図である。図6は、円弧ライン(接続ライン)2Aに対する円弧フィレット4Aの生成処理手順を説明するフローチャート(ステップS1〜S4)である。図7および図8は、直線ライン(線分ライン)2に対する円弧フィレット4Aの生成機能を説明する図である。図4,図5,図7,図8では、スルーホールビア3a(図46〜図48参照)の図示は省略されている。
次に、図9〜図23を参照しながら、本実施形態の第2算出部22による上記機能(2)および具体的な処理(自動調整ケースの処理)について説明する。なお、図9〜図16および図18〜図23は、本実施形態の第2算出部22による、円弧フィレット4Aの自動調整機能を説明する図である。図17は、円弧フィレット4Aの自動調整処理手順を説明するフローチャート(ステップS11〜S17)である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。図9〜図16および図18〜図23では、スルーホールビア3a(図46〜図48参照)の図示は省略されている。
まず、図11に示すように、円弧フィレット生成対象の円形ランド3および直線ライン(接続ライン)2の近傍に円形障害物6Aが存在する場合の自動調整機能および自動調整処理手順について、図11〜図17を参照しながら説明する。特に、ケース1では、円形障害物6Aと円形ランド3との距離(間隔,間隙)と、円形障害物6Aと直線ライン2との距離(間隔,間隙)とが同じ場合について説明する。また、図11に示す例では、当該距離が許容間隙値(所定閾値)sをぎりぎり超えている。
次に、図18に示すように、円弧フィレット生成対象の円形ランド3および直線ライン(接続ライン)2の近傍に円形障害物6Aが存在する場合の自動調整機能および自動調整処理手順について、図17および図18〜図20を参照しながら説明する。特に、ケース2では、図18に示すように、円形障害物6Aと円形ランド3との距離と、円形障害物6Aと直線ライン2との距離とが異なる場合について説明する。また、図18に示す例では、円形障害物6Aと円形ランド3との距離が許容間隙値(所定閾値)sをぎりぎり超えている。
次に、図21に示すように、円弧フィレット生成対象の円形ランド3および円弧ライン(接続ライン)2Aの近傍に円形障害物6Aが存在する場合の自動調整機能および自動調整処理手順について、図17および図21〜図23を参照しながら説明する。特に、ケース3では、第1算出部21によってデフォルトサイズの円弧フィレット4Aを図5と同様に生成した際、図21に示すように、円弧フィレット4Aの第1円弧AB(円弧状辺4a)と円形障害物6Aとの間に間隙エラーが発生する場合について説明する。間隙エラーが発生すると、プロセッサ20は、第2算出部22の自動調整機能(2)による処理へ移行する。
次に、図24〜図28を参照しながら、本実施形態の第3算出部23による上記機能(3)および具体的な処理について説明する。なお、図24〜図28は、本実施形態の第3算出部23による、円弧フィレット4Aの生成機能(3)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。図24〜図28では、スルーホールビア3a(図46〜図48参照)の図示は省略されている。
次に、図29〜図32を参照しながら、本実施形態の第4算出部24による上記機能(4)および具体的な処理について説明する。なお、図29〜図32は、本実施形態の第4算出部24による、円弧フィレット4Aの生成機能(4)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
次に、図33〜図38を参照しながら、本実施形態の第5算出部25による上記機能(5)および具体的な処理について説明する。第5算出部25は、各種接続部に対し、デフォルトサイズの円弧フィレット4Aの領域(形状)を、設計データ11等に基づいて算出生成する。
図33および図34は、本実施形態の第5算出部25による、矩形ランド3Aと当該矩形ランド3Aに接続される円弧ライン(接続ライン)2Aとの接続部に対する円弧フィレット4Aの生成機能(5)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図35および図36は、本実施形態の第5算出部25による、円弧ライン2B,2CどうしのT字状接続部に対する円弧フィレット4Aの生成機能(5)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
図37および図38は、本実施形態の第5算出部25による、直線ライン2D,2EどうしのT字状接続部に対する円弧フィレット4Aの生成機能(5)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
次に、図39〜図44を参照しながら、本実施形態の第6算出部26による上記機能(6)および具体的な処理について説明する。なお、図39〜図44は、本実施形態の第6算出部26による、対象障害物の選択機能(6)を説明する図である。図中、既述の符号と同一の符号は同一もしくはほぼ同一の部分を示しているので、その説明は省略する。
次に、図45に示すフローチャート(ステップS21〜S29)に従って、円弧フィレット4Aの生成処理,円弧フィレット4Aの自動調整処理および対象障害物の選択処理を含む、本実施形態の情報処理装置100(プロセッサ20)による処理の手順全体の一例を概略的に説明する。
本実施形態の情報処理装置100によれば、円形ランド3と接続ライン2,2Aとの接続部における円弧フィレット4Aの領域を算出することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
以上の各実施形態を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するコンピュータに、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、
処理を実行させる、設計プログラム。
前記第1円弧と円形障害物との間で所定間隙条件が満たされない場合、前記円形障害物の半径と前記所定間隙条件としての許容間隙値と前記接続ラインの線幅の半分との合計値を算出し、
前記円形障害物側へ当該接続ラインの中心線を前記合計値だけ平行移動した線と、前記円形ランドの半径に前記合計値を加算した値を半径とし前記円形ランドの中心を中心とする円と、の交点を算出し、
前記交点を中心とし前記合計値を半径とする第3の円について、前記接続ラインと前記第3の円との接点を修正後第1接点として算出するとともに、前記円形ランドと前記第3の円との接点を修正後第2接点として算出し、
前記第1接点および第2接点に代え前記修正後第1接点および前記修正後第2接点を用いて前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記1に記載の設計プログラム。
複数の前記円形障害物が存在する場合、前記複数の円形障害物のうちの一の円形障害物を対象障害物として選択し、
選択された前記対象障害物の半径を前記円形障害物の半径として用いて前記合計値を算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記2に記載の設計プログラム。
前記接続ラインとしての円弧ラインの半径が前記所定の第1半径または前記所定の第2半径よりも小さいために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記所定の第1半径または前記所定の第2半径に代え、前記円形ランドおよび前記接続ラインの属するネットについて予め設定される同一ネット内許容間隙値を用いて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記1〜付記3のいずれか一項に記載の設計プログラム。
前記接続ラインの長さが短いために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、設計情報から前記接続ラインにつながるラインを一区間ずつ読み出し、
読み出されたラインについて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記1〜付記4のいずれか一項に記載の設計プログラム。
前記読み出されたラインについて算出された前記円弧フィレットの前記領域を規定する円弧から、前記読み出されたラインと前記接続ラインとの一部がはみ出している場合、当該円弧フィレットを不採用とする、
処理を前記コンピュータに実行させる、付記5に記載の設計プログラム。
設計情報を格納するメモリと、
前記メモリに格納された前記設計情報に基づき、円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するプロセッサとを有し、
前記プロセッサは、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、情報処理装置。
前記プロセッサは、
前記第1円弧と円形障害物との間で所定間隙条件が満たされない場合、前記円形障害物の半径と前記所定間隙条件としての許容間隙値と前記接続ラインの線幅の半分との合計値を算出し、
前記円形障害物側へ当該接続ラインの中心線を前記合計値だけ平行移動した線と、前記円形ランドの半径に前記合計値を加算した値を半径とし前記円形ランドの中心を中心とする円と、の交点を算出し、
前記交点を中心とし前記合計値を半径とする第3の円について、前記接続ラインと前記第3の円との接点を修正後第1接点として算出するとともに、前記円形ランドと前記第3の円との接点を修正後第2接点として算出し、
前記第1接点および第2接点に代え前記修正後第1接点および前記修正後第2接点を用いて前記円弧フィレットを算出する、付記7に記載の情報処理装置。
前記プロセッサは、
複数の前記円形障害物が存在する場合、前記複数の円形障害物のうちの一の円形障害物を対象障害物として選択し、
選択された前記対象障害物の半径を前記円形障害物の半径として用いて前記合計値を算出する、付記8に記載の情報処理装置。
前記プロセッサは、
前記接続ラインとしての円弧ラインの半径が前記所定の第1半径または前記所定の第2半径よりも小さいために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記所定の第1半径または前記所定の第2半径に代え、前記円形ランドおよび前記接続ラインの属するネットについて予め設定される同一ネット内許容間隙値を用いて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、付記7〜付記9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
前記プロセッサは、
前記接続ラインの長さが短いために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記設計情報から前記接続ラインにつながるラインを一区間ずつ読み出し、
読み出されたラインについて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、付記7〜付記10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
前記プロセッサは、
前記読み出されたラインについて算出された前記円弧フィレットの前記領域を規定する円弧から、前記読み出されたラインと前記接続ラインとの一部がはみ出している場合、当該円弧フィレットを不採用とする、付記11に記載の情報処理装置。
円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するコンピュータが、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、設計方法。
前記コンピュータが、
前記第1円弧と円形障害物との間で所定間隙条件が満たされない場合、前記円形障害物の半径と前記所定間隙条件としての許容間隙値と前記接続ラインの線幅の半分との合計値を算出し、
前記円形障害物側へ当該接続ラインの中心線を前記合計値だけ平行移動した線と、前記円形ランドの半径に前記合計値を加算した値を半径とし前記円形ランドの中心を中心とする円と、の交点を算出し、
前記交点を中心とし前記合計値を半径とする第3の円について、前記接続ラインと前記第3の円との接点を修正後第1接点として算出するとともに、前記円形ランドと前記第3の円との接点を修正後第2接点として算出し、
前記第1接点および第2接点に代え前記修正後第1接点および前記修正後第2接点を用いて前記円弧フィレットを算出する、付記13に記載の設計方法。
前記コンピュータが、
複数の前記円形障害物が存在する場合、前記複数の円形障害物のうちの一の円形障害物を対象障害物として選択し、
選択された前記対象障害物の半径を前記円形障害物の半径として用いて前記合計値を算出する、付記14に記載の設計方法。
前記コンピュータが、
前記接続ラインとしての円弧ラインの半径が前記所定の第1半径または前記所定の第2半径よりも小さいために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記所定の第1半径または前記所定の第2半径に代え、前記円形ランドおよび前記接続ラインの属するネットについて予め設定される同一ネット内許容間隙値を用いて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、付記13〜付記15のいずれか一項に記載の設計方法。
前記コンピュータが、
前記接続ラインの長さが短いために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記設計情報から前記接続ラインにつながるラインを一区間ずつ読み出し、
読み出されたラインについて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、付記13〜付記16のいずれか一項に記載の設計方法。
前記コンピュータが、
前記読み出されたラインについて算出された前記円弧フィレットの前記領域を規定する円弧から、前記読み出されたラインと前記接続ラインとの一部がはみ出している場合、当該円弧フィレットを不採用とする、付記17に記載の設計方法。
2 直線ライン(接続ライン,配線パターン,線分ライン)
2A 円弧ライン(接続ライン,配線パターン)
2B,2C 円弧ライン(配線パターン)
2D,2E 直線ライン(配線パターン,線分ライン)
2a,2b,2c,2d 端点
2e 円弧状辺
3 円形ランド
3A 矩形ランド(部品ピン)
3a スルーホールビア(貫通ビア,ビア)
3b オフセット円
3c 中心
3d オフセット矩形
4 直線フィレット
4A 円弧フィレット
4a,4b,4a′,4b′ 円弧状辺
4c,4c′ 直線状辺
4d,4e 円弧ライン
4f 直線ライン
5 フィレット円
5A 第1の円,第3の円(フィレット円)
5B 第2の円(フィレット円)
5a 中心
6A,6B,6C,6D 円形障害物(円形ランド)
6a 中心
100 情報処理援装置
10 記憶部(メモリ)
11 設計データ(設計情報)
12 設計プログラム
20 処理部(プロセッサ,コンピュータ)
21 第1算出部
22 第2算出部
23 第3算出部
24 第4算出部
25 第5算出部
26 第6算出部
30 入力部
40 表示部
41 設定ウインドウ
41a,41b ラジオボタン
41c チェックボックス
41d 半径値入力欄
41e 半径/幅比入力欄
Claims (8)
- 円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するコンピュータに、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、
処理を実行させる、設計プログラム。 - 前記第1円弧と円形障害物との間で所定間隙条件が満たされない場合、前記円形障害物の半径と前記所定間隙条件としての許容間隙値と前記接続ラインの線幅の半分との合計値を算出し、
前記円形障害物側へ当該接続ラインの中心線を前記合計値だけ平行移動した線と、前記円形ランドの半径に前記合計値を加算した値を半径とし前記円形ランドの中心を中心とする円と、の交点を算出し、
前記交点を中心とし前記合計値を半径とする第3の円について、前記接続ラインと前記第3の円との接点を修正後第1接点として算出するとともに、前記円形ランドと前記第3の円との接点を修正後第2接点として算出し、
前記第1接点および第2接点に代え前記修正後第1接点および前記修正後第2接点を用いて前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1に記載の設計プログラム。 - 複数の前記円形障害物が存在する場合、前記複数の円形障害物のうちの一の円形障害物を対象障害物として選択し、
選択された前記対象障害物の半径を前記円形障害物の半径として用いて前記合計値を算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項2に記載の設計プログラム。 - 前記接続ラインとしての円弧ラインの半径が前記所定の第1半径または前記所定の第2半径よりも小さいために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、前記所定の第1半径または前記所定の第2半径に代え、前記円形ランドおよび前記接続ラインの属するネットについて予め設定される同一ネット内許容間隙値を用いて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の設計プログラム。 - 前記接続ラインの長さが短いために、前記第1の円または前記第2の円について、前記第1接点と前記第2接点、または、前記第3接点と前記第4接点を算出することができない場合、設計情報から前記接続ラインにつながるラインを一区間ずつ読み出し、
読み出されたラインについて、前記第1〜第4接点および前記円弧フィレットを算出する、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の設計プログラム。 - 前記読み出されたラインについて算出された前記円弧フィレットの前記領域を規定する円弧から、前記読み出されたラインと前記接続ラインとの一部がはみ出している場合、当該円弧フィレットを不採用とする、
処理を前記コンピュータに実行させる、請求項5に記載の設計プログラム。 - 設計情報を格納するメモリと、
前記メモリに格納された前記設計情報に基づき、円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するプロセッサとを有し、
前記プロセッサは、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、情報処理装置。 - 円形ランドと当該円形ランドに接続される接続ラインとの接続部に円弧フィレットを生成するコンピュータが、
所定の第1半径を有し前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第1の円について、前記接続ラインと前記第1の円との第1接点、および、前記円形ランドと前記第1の円との第2接点を算出し、
所定の第2半径を有し前記第1の円とは反対側から前記円形ランドと前記接続ラインとの両方に接する第2の円について、前記円形ランドと前記第2の円との第3接点、および、前記接続ラインと前記第2の円との第4接点を算出し、
前記第1の円における前記第1接点と前記第2接点とを結ぶ第1円弧と、前記第2の円における前記第3接点と前記第4接点を結ぶ第2円弧と、前記接続ラインにおける前記第4接点と前記第1接点とを結ぶ第3円弧と、前記第2接点と前記第3接点とを結ぶ線分とによって囲まれた領域を、前記円弧フィレットとして算出する、設計方法。
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