JP2014125311A - エレベータのつり合いおもり - Google Patents

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勝博 島田
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実 小野寺
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Abstract

【課題】簡易な構造で、地震等によりつり合いおもり枠に負荷が口開きしてつり合いおもり片が落下することを防ぐことのできるエレベータのつり合いおもりの提供。
【解決手段】一対のたて枠3と、そのたて枠3の上端を連結する上枠4と、たて枠3の下端を連結する下枠5とで構成されるつり合いおもり枠1内に複数のつり合いおもり片2が保持されるエレベータのつり合いおもりにおいて、たて枠3の高さ方向の少なくとも一部にあって、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲に巻回されるバンド材8を備え、地震等によりつり合いおもりに横揺れが生じた場合、バンド材8によりたて枠3の長手方向において、左右のたて枠3間の距離を一定に保持し、つり合いおもり枠1の口開きを防止し、つり合いおもり片2の落下を防止するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのつり合いおもりに関する。
エレベータは、昇降路内に互いにつるべ式に吊設された乗りかごとつり合いおもりとを備える。つり合いおもりは、つり合いおもり枠に複数のつり合いおもり片を搭載して成り、つり合いおもり片の数量によってつり合いおもりの重量が調整される。つり合いおもり枠は、主に、一対のたて枠と、たて枠の上端部を連結する上枠と、たて枠の下端部を連結する下枠とで構成される。
そして、地震等による横揺れが発生により、つり合いおもり枠に負荷がかかって変形し、つり合いおもり片が落下することを回避する背景技術として、特開2011−73818号公報がある。この公報には、一対のたて枠と、そのたて枠の上端を連結する上枠と、たて枠の下端を連結する下枠とで構成されるつり合いおもり枠内に複数のつり合いおもり片が保持されるエレベータのつり合いおもりにおいて、たて枠、上枠及び下枠は、面板に切削及び曲げ加工を施して形成され、たて枠には、つり合いおもり片を固定するための切欠き穴が形成されたことを特徴とする。また、つり合いおもり片は、少なくとも1つの固定用つり合いおもり片と、少なくとも1つの突起が形成されていない標準つり合いおもり片とで構成され、たて枠に切欠き穴が形成されていない位置には、標準つり合いおもり片が保持され、たて枠に切欠き穴が形成されている位置には、標準つり合いおもり片が保持される又は突起を切欠き穴に嵌合させて固定用つり合いおもり片が固定される、と記載されている。
特開2011−73818号公報
しかしながら、前述したものでは、つり合いおもり片を固定するための切欠き穴が形成される特別なたて枠、及び標準つり合いおもり片と異なり、たて枠の切欠き穴に嵌合する突起が形成される特別な固定用つり合いおもり片を備える必要があり、既設のエレベータに適用するためには、大がかりな改修を要するという課題があった。また、特別なたて枠やつり合いおもり片を成形することから、コストがかかるという課題もある。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、簡易な構造で、地震等によりつり合いおもり枠が口開きしてつり合いおもり片が落下することを防ぐことのできるエレベータのつり合いおもりを提供することにある。
前記目的を達成するために、一対のたて枠と、そのたて枠の上端を連結する上枠と、たて枠の下端を連結する下枠とで構成されるつり合いおもり枠内に複数のつり合いおもり片が保持されるエレベータのつり合いおもりにおいて、前記たて枠の高さ方向の少なくとも一部にあって、前記たて枠、及び前記つり合いおもり片の周囲に巻回されるバンド材を備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明では、地震等によりつり合いおもりに横揺れが生じた場合、つり合いおもり片の荷重によってたて枠は変形するが、たて枠、及びつり合いおもり片の周囲にバンド材が巻回されるため、左右両方のたて枠が同じ方向に変形する。これによって、たて枠の長手方向にあって、左右のたて枠間の距離が一定に保持され、つり合いおもり枠の口開きが発生することなく、つり合いおもり片の落下を防止することができる。
本発明によれば、たて枠の高さ方向の少なくとも一部にあって、たて枠、及びつり合いおもり片の周囲に巻回されるバンド材を備えたことにより、簡易な構造で、地震等によりつり合いおもり枠が口開きしてつり合いおもり片が落下することを防ぐことができ、これによって、既設のエレベータにあっても大がかりな改修を要することなく、耐震性の向上を図ることができる。また、低コストで高耐震構造を実現することができる。
また、バンド材は、スチールバンドから成ることにより、安価、かつ加工が容易な素材で、必要な強度を備えたバンド材とすることができる。
さらに、バンド材は、結束体により端部が結束されることにより、バンド材の端部を強固に結束し、つり合いおもり枠にかかる負荷をバンド材で確実に受けることができる。
さらにまた、バンド材は、その端部がねじ部材により連結されることにより、バンド材の端部を強固に結束し、つり合いおもり枠にかかる負荷をバンド材で確実に受けることができると共に、一般的な工具を用いてバンド材の取付けを行うことができる。
本発明に係るエレベータのつり合いおもりの第1の実施例を示す正面図である。 図1のA−A線に沿う横断面図である。 本発明に係るエレベータのつり合いおもりの第2の実施例を示す横断面図である。
以下、本発明に係るエレベータのつり合いおもりの実施例を図に基づき説明する。
第1の実施例のエレベータのつり合いおもりは、図1に示すように、つり合いおもり枠1と、つり合いおもり枠1に搭載される複数のつり合いおもり片2とを備える。つり合いおもり枠1は、一対のたて枠3と、たて枠3の上端を連結する上枠4と、たて枠3の下端を連結する下枠5とを備える。たて枠3と上枠4、及びたて枠3と下枠5とはボルトにより連結されている。たて枠3の上端部、及び下端部にはそれぞれ、建屋の昇降路に立設される一対のガイドレール6と係合するガイド装置7が設けられる。つり合いおもりの昇降移動は、ガイドレール6とガイド装置7によってガイドされる。
そして、第1の実施例のつり合いおもりは、地震等によりつり合いおもり枠1が口開きしてつり合いおもり片2が落下することを防ぐために工夫が施されており、具体的には、たて枠3の高さ方向の一部にあって、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲に巻回されるバンド材8を備えている。
バンド材8は、例えばスチールバンドから成ると共に、図2に示すように、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲に巻回された状態で、結束体9により端部同士が結束されている。また、バンド材8は、たて枠3の高さ方向における略中間位置に配置されており、その幅寸法は、例えば2つのつり合いおもり片2の高さ寸法と同等のものである。
第1の実施例にあっては、地震等によりつり合いおもりに横揺れが生じた場合、つり合いおもり片2の荷重によって、たて枠3が変形(左右に撓む)するが、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲にバンド材8が巻回されるため、左右両方のたて枠3が同じ方向に変形する。よって、たて枠3の長手方向において、左右のたて枠3間の距離が一定に保持されるため、つり合いおもり枠1に口開きが発生することなく、つり合いおもり片2の落下を防止することができる。
第1の実施例によれば、たて枠3の高さ方向の少なくとも一部にあって、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲に巻回されるバンド材8を備えたことにより、簡易な構造で、地震等によりつり合いおもり枠1が口開きしてつり合いおもり片2が落下することを防ぐことができ、これによって、既設のエレベータにあっても大がかりな改修を要することなく、耐震性の向上を図ることができる。また、低コストで高耐震構造を実現することができる。さらに、バンド材8は、スチールバンドから成ることにより、安価、かつ加工が容易な素材で、必要な強度を備えたバンド材8とすることができる。さらにまた、バンド材8は、結束体9により端部が結束されることにより、バンド材8の端部を強固に結束し、つり合いおもり枠1にかかる負荷をバンド材8で確実に受けることができる。
ここで、本発明に係るエレベータのつり合いおもりの第2の実施例を図3に基づき説明する。なお、前述したものと同等のものには同一符号が付してある。
第2の実施例のエレベータのつり合いおもりは、図3に示すように、たて枠3の高さ方向の一部にあって、たて枠3、及びつり合いおもり片2の周囲に巻回されるバンド材18を備えており、このバンド材18は、スチールバンドから成ると共に、その端部がねじ部材10により連結されている。
第2の実施例によれば、前述した第1の実施例と同等の効果を得ることができる。また、バンド材18の端部がねじ部材10により連結されるものであることから、一般的な工具を用いてバンド材18の取付けを行うことができる。
なお、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。例えば、前述した実施例ではバンド材8、18をスチールバンドから形成したが、必要な強度を有する他の素材で形成したものでも良い。また、バンド材8、18をたて枠3の高さ方向における略中間位置に1本配置した構造としたが、たて枠3の高さ寸法等に応じて必要な個所に必要数、配設することができる。
1 つり合いおもり枠
2 つり合いおもり片
3 たて枠
4 上枠
5 下枠
8、18 バンド材
9 結束体
10 ねじ部材

Claims (4)

  1. 一対のたて枠と、そのたて枠の上端を連結する上枠と、たて枠の下端を連結する下枠とで構成されるつり合いおもり枠内に複数のつり合いおもり片が保持されるエレベータのつり合いおもりにおいて、
    前記たて枠の高さ方向の少なくとも一部にあって、前記たて枠、及び前記つり合いおもり片の周囲に巻回されるバンド材を備えたことを特徴とするエレベータのつり合いおもり。
  2. 前記バンド材は、スチールバンドから成ることを特徴とする請求項1記載のエレベータのつり合いおもり。
  3. 前記バンド材は、結束体により端部が結束されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのつり合いおもり。
  4. 前記バンド材は、その端部がねじ部材により連結されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのつり合いおもり。
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