JP2014125169A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納用カバーの開裂を意図した通りに行うことのできるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ装置10は、作動時に展開するエアバッグが収納された収納部を覆う収納用カバー12を有する。収納用カバー12は、エアバッグの収納側面に形成された溝であって深さ方向に先細り傾斜すると共にエアバッグの展開圧により破断するティアライン14と、ティアライン14の形成面とは逆側の表面に形成された意匠用の意匠溝16と、を有する。ティアライン14は、意匠溝16と立体交差する交差領域と当該交差領域以外の一般領域とを有し、交差領域におけるティアライン14の先細り傾斜の傾斜角は、一般領域におけるティアライン14の先細り傾斜の傾斜角より小さく形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグ装置、特にエアバッグの展開時に開裂する収納用カバーを備えるエアバッグ装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両の外部から衝撃が加わった場合に運転者や搭乗者に衝撃が加わることを緩和する装置の1つとして車両用エアバッグ装置が開示されている。この車両用エアバッグ装置は、前突等により設定値以上の衝撃が車両に加えられた場合、その衝撃に基づいて、エアバッグに膨張用のガスが供給される。そして、通常時にエアバッグを覆い隠してる収納用カバーをエアバッグの膨張圧により開裂させ、エアバッグを所定形状に展開させることで、運転者に対する衝撃を緩和するようにしている。通常、収納用カバーの裏面側、すなわち、エアバッグを収納している側の面には、収納用カバーを設計通りに破断させてエアバッグが展開できるように案内する破断案内溝としてティアラインが形成されている。このティアラインは、断面が略V字形状の溝である。
ところで、引用文献1の車両用エアバッグ装置をはじめとして、エアバッグ装置は、非作動時には利用者の目に触れることは無く、上述したように収納用カバーで覆われている。そして、多くの場合、意匠性を向上させることを目的に、収納用カバーの表面に様々なデザインが施されている。例えば、ステッチ(縫い目)を模したり所定のマークや模様を表す意匠溝が形成されている。
特開2010−228695号公報
収納カバーの裏面側、すなわちエアバッグの収納側に形成されたティアラインは、その形成位置における収納用カバーの肉厚を薄くすることで、エアバッグの展開時の膨張圧による応力を集中させて、収納用カバーを破断(開裂)させるものである。しかし、収納用カバーの表側に形成された意匠溝も同様にその形成位置における収納用カバーの肉厚を薄くする。ところで、ティアラインと意匠溝は、それぞれ形成目的が異なるため、ティアラインと意匠溝とが収納用カバーの表裏面で交差(立体交差)してしまう場合がある。このような場合、ティアラインに沿って進展してきた収納用カバーの破断が、交差位置でティアラインから意匠溝に移って進展してしまうことがある。その結果、収納用カバーが意図した通りに開裂せずに、エアバッグの展開時の動作にばらつきが生じる可能性があり改善の余地があった。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ティアラインと意匠溝が収納用カバーの表裏で交差する場合でも、収納用カバーの開裂を意図した通りに行うことのできるエアバッグ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のエアバッグ装置は、作動時に展開するエアバッグが収納された収納部を覆う収納用カバーを有するエアバッグ装置であって、前記収納用カバーは、前記エアバッグの収納側面に形成された溝であって深さ方向に先細り傾斜すると共に前記エアバッグの展開圧により破断するティアラインと、前記ティアラインの形成面とは逆側の表面に形成された意匠用の意匠溝と、を有する。前記ティアラインは、前記意匠溝と立体交差する交差領域と当該交差領域以外の一般領域とを有し、前記交差領域における当該ティアラインの先細り傾斜の傾斜角は、前記一般領域における当該ティアラインの先細り傾斜の傾斜角より小さい。
ティアラインは、溝を形成する先細り傾斜の傾斜角が小さい程、すなわち、溝の断面形状が鋭角になるほどエアバッグ展開時の膨張圧による応力が集中し易く、破断が生じ易くなる。なお、傾斜角とは、収納用カバーのティアライン形成面とほぼ直交すると共に先細り傾斜する溝の最深部を通過する線(基準線)とティアラインの溝の斜面が成す角度とする。この態様によると、ティアラインと意匠溝が立体交差する交差領域でティアラインの傾斜角を小さくしてティアラインに沿う破断が進展し易くできる。その結果、交差領域で破断が意匠溝側に進展してしまうことが抑制できる。
本発明によれば、収納用カバーの開裂を意図した通りに進展させることができる。
実施の形態に係るエアバッグ装置の収納用カバーの正面図であり、ティアラインと意匠溝の形成位置を説明する説明図である。 実施の形態に係るエアバッグ装置のティアラインの先細り傾斜の傾斜角を説明する説明図である。 実施の形態に係るエアバッグ装置のティアラインの先細り傾斜の傾斜角の変形例を説明する説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るエアバッグ装置10の収納用カバー12(パッドカバーという場合もある)の正面図であり、ティアライン14と意匠溝16の形成位置の一例を説明する説明図である。
図1の場合、エアバッグ装置10を車両のステアリングホイール18の略中央部に内蔵する例を示している。エアバッグ装置10は、前突等により車両に衝撃が加わった場合にエアバッグ(不図示)が展開する構造であり、通常時は搭乗者等の目に触れないように収納用カバー12で覆われている。エアバッグは、非展開時には収納用カバー12の裏面側に折り畳まれた状態で収納部に収納されている。そして、車両に所定値以上の衝撃が加えられた場合に、エアバッグはインフレータからガスの供給を受けて膨張する。収納用カバー12は、例えば樹脂で構成され、エアバッグの膨張圧で破断する構造を有している。この破断は、ティアライン(破断案内溝)14に沿って発生するように設計されている。ティアライン14は、収納用カバー12の裏面側、すなわちエアバッグが収納されている側の面に形成されている。ティアライン14は、図2(a)等に示すように深さ方向に先細り傾斜した断面形状が略V字状の溝とすることできる。ティアライン14は、連続溝として形成されてもよいが、収納用カバー12の剛性を確保するために、所定の溝長さのものが所定間隔で配列された破線態様で構成されてもよい。ティアライン14の形成部分は、ティアライン14が形成さえていない部分に比べて収納用カバー12の肉厚が薄くなる。つまり、意図的に剛性を低くして、この部分にエアバッグの膨張による応力を集中させることで、意図した通りに収納用カバー12が開裂するようにしている。
図1の例の場合、ティアライン14は略Y字状に形成され、収納用カバー12がエアバッグの膨張圧によって開裂するときには、ティアライン14の中央点Mから破断が始まり、矢印a、b、c、方向にそれぞれ進展していく。その結果、ティアライン14が形成されていない部分を展開軸として扉A、扉B、扉Cが開き、エアバッグが意図した形状に展開することを可能にしている。
ところで、収納用カバー12には、意匠性を向上させることを目的として、ステッチ(縫い目)を模したり所定のマーク(例えばエンブレム等)や模様を表す意匠溝16が形成されている。この意匠溝16は、収納用カバー12の成形時に形成することができる。この場合、意匠溝16が形成された部分は、意匠溝16が形成されない部分に比べて収納用カバー12の肉厚が薄くなる。つまり、収納用カバー12の剛性が意匠溝16の形成部分でも低くなる。その結果、ティアライン14と意匠溝16とが収納用カバー12の表裏で交差(立体交差)している部分がある場合、エアバッグが展開するときの膨張圧によって、ティアライン14に沿って進展していた収納用カバー12の破断が意匠溝16に沿った破断に入れ替わってしまう現象が生じる場合がある。また、ティアライン14に沿った破断と意匠溝16に沿った破断が同時に進展してしまう場合もある。つまり、ティアライン14に沿って意図した通りに破断する場合もあればそうでない場合も生じてしまう。エアバッグは、高圧のガスの十分な供給により膨張展開するので、収納用カバー12の開裂が意匠溝16に沿って発生した場合でも十分に膨張展開して保護対象者への衝撃付与の緩和に寄与することができるが、品質面からは収納用カバー12は常に一定の態様で開裂することが望ましい。
そこで、本実施形態のエアバッグ装置10は、収納用カバー12の破断が意匠溝16に沿って進展し難い形状のティアライン14を備えている。具体的には、図1に示すように、ティアライン14と意匠溝16とが立体交差する交差部Pを含む交差領域と、この交差領域以外の一般領域とに区別し、交差領域と一般領域とで、ティアライン14の溝形状を変化させている。なお、交差領域は、ティアライン14の延在方向にある程度の幅を持ったもので、例えば、交差部Pの前後5mm程度とすることができる。もちろん、交差領域の範囲は収納用カバー12の破断特性やエアバッグの膨張特性、ティアライン14の特性等を考慮して選択することが望ましく、適宜増減することが望ましい。図1においては、ティアライン14と意匠溝16との立体交差がほぼ直角となる交差部P2と立体交差が直角とならないP1があるが、特に区別しない場合には、交差部Pと称する。
前述したように、ティアライン14の溝の断面形状は、エアバッグの膨張圧による応力の集中を効率的に行い収納用カバー12の破断ができるように例えば略V字状、すなわち先細り傾斜面を有するように形成している(図2(a)、(b)参照)。ところで、樹脂製の収納用カバー12の製法で主流となるのは射出成形である。射出成形においては、成形品の表面(意匠面)のツヤムラを防止するために、成形時の成形品内での射出圧を一定に保つことが望ましい。しかし、ティアライン14の形成位置では、収納用カバー12においてティアライン14を形成していない部分に比べて断面肉厚が薄くなるので、樹脂の流動性が低下する。つまり、ティアライン14を横切る前後で射出圧差が生じ易くなる。そこで、本実施形態では、ティアライン14の位置で射出圧差が極力小さくできるように、ティアライン14の形成位置で急激な断面変化が生じないようにしている。つまり、ティアライン14の溝の先細り傾斜(溝斜面)の傾斜角θをできるだけ大きくしている。なお、本実施形態において傾斜角とは、収納用カバー12のティアライン14の形成面とほぼ直交すると共に先細り傾斜する溝の最深部を通過する線(基準線)Hとティアライン14の溝の斜面が成す角度とする。ティアライン14の溝斜面の傾斜角θは、樹脂成形性と開裂の正確性から決定することができる。ティアライン14のみが形成されている部分(一般領域)では、傾斜角θに自由度を持たせてもティアライン14の形成されていない部分に比べて収納用カバー12の肉厚は薄くなるのでティアライン14に沿った破断を促しやすい。つまり、図1のD−D線断面を示す図2(a)に示すように、ティアライン14のみが形成される一般領域では、収納用カバー12の破断を可能にする範囲であれば、樹脂の流動性を優先させて傾斜角θ1を大きくしても収納用カバー12の破断をティアライン14に沿って進展させることができる。このように、ティアライン14のみが形成されている一般領域では、破断可能範囲内で樹脂流動性を優先させて傾斜角θ1の選択を行う。この傾斜角θ1の選択は、樹脂成形性と破断の正確性を考慮して予め試験等シミュレーションを行うことで決定することが望ましい。
一方、ティアライン14と意匠溝16とが立体交差する交差部Pを含む交差領域では、前述したように、ティアライン14に沿って進展してきた破断が意匠溝16に沿った進展に入れ替わってしまう場合がある。そこで、交差領域では、ティアライン14に沿った破断がより確実に実行されるようにする。前述したように、エアバッグの展開時には、収納用カバー12に引っ張り力(部分的には剪断力)が作用するため、ティアライン14の溝中央部、すなわち、V形状の頂点部分の肉厚を他の部分より薄くすることで、応力集中を高めることができる。つまり、より正確にティアライン14に沿った破断を促すには、ティアライン14の溝中央部に作用する応力とその周辺部分に作用する応力の差をできるだけ大きくすれば、ティアライン14に沿った破断をより確実に実行することができる。そのためには、ティアライン14の周辺(交差領域)における収納用カバー12の肉厚をティアライン14が形成されていない部分の肉厚に近づける、またはそれより厚くすることが望ましい。例えば、図1のE−E線断面を示す図2(b)に示すように、ティアライン14の溝の先細り傾斜の傾斜角θ2を一般領域の傾斜角θ1より小さくする(θ1>θ2)。その結果、交差領域における収納用カバー12のティアライン14に沿った破断特性が、一般領域に比べて向上し、収納用カバー12の表面側に意匠溝16が存在する場合でも収納用カバー12の破断がティアライン14に沿って進展し易くできる。言い換えれば、意匠溝16に沿って破断が進展することを抑制できる。その結果、収納用カバー12をティアライン14に沿った意図した状態で開裂させることが安定的に実現できる。
なお、図1に示すように、交差部Pを含む交差領域が収納用カバー12の全面積で占める割合は極僅かであり、一般領域におけるティアライン14の形状は収納用カバー12の破断を可能とする範囲で樹脂成形性(流動特性)を優先させることができるので、収納用カバー12のツヤムラの抑制は従来通りに可能であり、収納用カバー12の意匠上の品質は維持できる。
ところで、ティアライン14と意匠溝16とが立体交差する部分における破断現象を詳細に解析した結果、ティアライン14と意匠溝16との立体交差がほぼ直角となる交差部P2では、ティアライン14の破断が意匠溝16に進展する確率が、ティアライン14を挟む左右でほぼ等しいということが確認できた。一方、ティアライン14と意匠溝16との立体交差が直角とならない交差部P1では、開裂進展方向から見たときのティアライン14と意匠溝16との立体交差角が鈍角となる方向と鋭角となる方向を比較した場合、鈍角となる方向へより開裂が進展しやすいことが確認できた。言い換えれば、立体交差角が鋭角になる方向へは開裂が進展し難いことが確認できた。例えば、図1において、図右側の交差部P1に着目すると、開裂進展方向は矢印a方向であり、ティアライン14と意匠溝16との交差部P1における鈍角αは、ティアライン14を基準として上方に向かう意匠溝16と成す角度になる。逆にティアライン14を基準として下方に向かう意匠溝16と成す角度が鋭角βになる。つまり、立体交差角度が鈍角となる方向に存在する意匠溝16の方が鋭角となる方向に存在する意匠溝16より開裂進行方向と一致し易いため、破断が進展しやすくなる。
そこで、立体交差角度が鈍角となる側のティアライン14の溝の先細り傾斜の傾斜角と立体交差角度が鋭角となる側のティアライン14の溝の先細り傾斜の傾斜角を変化させる。この場合、ティアライン14に沿った開裂、つまり意匠溝16に沿った開裂の抑制を実現しつつ、樹脂の流動性(樹脂成形性)をより改善することが可能になる。
具体的には、図1のE−E線断面を示す図3に示すように、立体交差角度が鈍角となる側のティアライン14の溝の傾斜角θ21を立体交差角度が鋭角となる側のティアライン14の溝の傾斜角θ22より小さくする(θ21<θ22)。ティアライン14の溝の傾斜角θ21側には、エアバッグの展開時の膨張圧による応力が集中し易く、ティアライン14に沿った破断を促しやすくなる。つまり、図1においてティアライン14より上側の意匠溝16に破断が進展することが抑制できる。一方、ティアライン14の溝の傾斜角θ22側にある意匠溝16には、上述したように、ティアライン14と意匠溝16の位置関係から開裂進展の可能性が低い。したがって、ティアライン14の溝の傾斜角を必要以上に小さくする必要がない。つまり、傾斜角θ22=θ1としても、ティアライン14に沿った破断が進展しやすく、図1においてティアライン14より下側の意匠溝16に破断が進展することが抑制できる。このように、意匠溝16へ破断が進展する可能性が高い側の傾斜角度のみを小さくして、意匠溝16へ破断が進展する可能性が低い側の傾斜角度のみを大きくする。その結果、傾斜角度を大きくした側では、収納用カバー12の急激な断面変化が生じることが抑制可能となり射出圧差を極力小さくできる。したがって、図2(b)に示すティアライン14の溝の相対する斜面の傾斜角が同じ場合に比べ、収納用カバー12の成形時の樹脂流動性が改善され、ツヤムラ抑制効果を更に高めることができる。同時に、意匠溝16へ破断が進展してしまうことも抑制できる。
なお、別の実施例では、θ21<θ22<θ1としてもよい。この場合、意匠溝16への開裂の進展可能性が低い側である立体交差角が鋭角となる側においても意匠溝16への開裂進展抑制効果を持たせることができるので、意匠溝16への開裂進展抑制の信頼性をさらに高めることができる。この場合も図2(b)に示すティアライン14の溝の相対する斜面の傾斜角が同じ場合に比べ、収納用カバー12の成形時の樹脂流動性が改善され、ツヤムラ抑制効果を高めることができる。
なお、上述した実施形態では、エアバッグ装置10がステアリングホイール18に内蔵された例を説明したが、例えば、助手席側のインストルメントパネルに内蔵されたタイプや、いわゆるサイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグ等にも適用可能であり、同様の効果を得ることができる。また、車両用に限らず所定値以上の衝撃が加えられた場合に展開して保護対象者への衝撃を緩和するエアバッグを含むエアバッグ装置に適用可能であり、同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 エアバッグ装置、 12 収納用カバー、 14 ティアライン、 16 意匠溝。

Claims (1)

  1. 作動時に展開するエアバッグが収納された収納部を覆う収納用カバーを有するエアバッグ装置であって、
    前記収納用カバーは、前記エアバッグの収納側面に形成された溝であって深さ方向に先細り傾斜すると共に前記エアバッグの展開圧により破断するティアラインと、前記ティアラインの形成面とは逆側の表面に形成された意匠用の意匠溝と、を有し、
    前記ティアラインは、前記意匠溝と立体交差する交差領域と当該交差領域以外の一般領域とを有し、前記交差領域における当該ティアラインの先細り傾斜の傾斜角は、前記一般領域における当該ティアラインの先細り傾斜の傾斜角より小さいことを特徴とするエアバッグ装置。
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EP3708437A1 (en) 2019-03-12 2020-09-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Airbag apparatus
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