JP2008001290A - 自動車内装用パネル及び自動車内装用パネルの加工方法 - Google Patents

自動車内装用パネル及び自動車内装用パネルの加工方法 Download PDF

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良太 藤澤
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章市 小原
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Abstract

【課題】エアバッグドアが円滑に展開し、エアバッグドアの飛散や耳残りを防止することのできる自動車内装用パネルを低コストで提供する。
【解決手段】自動車内装用パネル100の樹脂製基材110におけるエアバッグドアの回動端となる破断予定線L1とエアバッグドアの側端となる破断予定線L2とエアバッグドアのヒンジ端となる破断予定線L3とに沿って複数の凹部113を所定ピッチで設けた。このとき、凹部113は超音波ホーンによって加工し、第一の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T1と、第二の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T2と、第三の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T3とが下記式1〜3を満たすようにした。
0.3 ≦ T1 < T3 ・・・(1)
0.3 ≦ T2 < T3 ・・・(2)
0.65 ≦ T3 ≦ 1.2 ・・・(3)
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグを膨出させるためのエアバッグドアが形成された自動車内装用パネルと、その加工方法とに関する。
従来より、エアバッグを膨出させるためのエアバッグドアが形成された自動車内装用パネル(インストルメントパネルなど)が製造されている。自動車内装用パネルの裏側には、エアバッグと、エアバッグにエアを送り込むためのインフレータとが装着される。インフレータは、自動車に衝撃が加えられると、エアバッグにエアを送り込んでエアバッグを膨張させる。エアバッグは、その膨張する過程でエアバッグドアを裏側から押し開いてキャビン側に膨出し、乗員の頭部などを受け止めて衝撃から保護する。
エアバッグドアは、自動車内装用パネルに後から組み込まれる形態のものが主流であったが、近年には、エアバッグドアを自動車内装用パネルに一体的に形成して、エアバッグドアの加工コストの低減や、エアバッグドアを表側から目立たなくする(エアバッグドアのインビジブル化)することが行われるようになっている。この場合、エアバッグドアは、自動車内装用パネルの樹脂製基材に、複数の凹部を所定ピッチで形成し、破断予定線を形成することによって設けるのが一般的となっている。樹脂製基材に表皮を張る場合には、表皮における破断予定線に重なる箇所に複数の針穴を設けて、表皮を破断しやすくすることも行われている(特許文献1を参照)。
破断予定線を構成する複数の凹部の加工方法としては、既に種々の方法が提案されており、例えば、レーザーカットにより樹脂製基材に複数の凹部を加工することが行われている(特許文献2を参照)。しかし、レーザーカットで破断予定線を構成する複数の凹部を形成しようとすると、設備が大掛かりで高価なものとなるばかりか、カッティングヘッドを交換したり、アシストガスとして用いられる炭酸ガスを補給する必要があるなど、ランニングコストが嵩むという問題もあった。
また、樹脂製基材を成形する金型に複数の凸部を設けることにより、樹脂製基材に複数の凹部を設けることも行われている。しかし、金型に複数の凸部を設けるこの方法は、金型の形状が複雑となり、金型の製造コストが増大するばかりか、金型の構造上、凹部の寸法形状やその配置が著しく制限されるという問題もあった。このため、エアバッグドアのインビジブル化が必ずしも容易ではなかった。
さらに、超音波カットにより樹脂製基材に複数の凹部を加工することも行われている(特許文献3を参照)。これにより、大掛かりな設備を用いることなく、樹脂製基材に複数の凹部を形成することが可能になる。しかし、超音波カットにより樹脂製基材に複数の凹部を設けるこの方法は、樹脂製基材の艶にムラが生じるおそれがあるなど、樹脂製基材の外観を良好に保つことが必ずしも容易ではなかった。
ところで、エアバッグドアは、展開時にその破片がキャビン内に飛散すると、乗員の身体を傷つけるおそれがある。また、エアバッグドアのコーナー部(とくに、エアバッグドアの側端とヒンジ端で形成されるコーナー部)が破断予定線よりも外側に膨らんで破断し、エアバッグドアのコーナー部に耳残りと呼ばれる余剰な部分が生じると、エアバッグドアが円滑に展開しにくくなるおそれもある。このため、エアバッグドアの飛散や耳残りを防止することは、重要な課題であるが、この課題を解決した自動車内装用パネルは見当たらないのが実状であった。特許文献4には、エアバッグドアの回動端となる破断予定線の中央部の破断強度を該破断予定線の両端部よりも低くすることによって、エアバッグドアを円滑に展開させることについて記載されているが、それでもなお、耳残りを防止するには至らなかった。
特開平09−002181号公報 特開平08−282420号公報 特開平06−218811号公報 特開2004−050929号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、エアバッグドアが円滑に展開し、エアバッグドアの飛散や耳残りを防止することのできる自動車内装用パネルを低コストで提供するものである。また、この自動車内装用パネルを好適に加工することのできる自動車内装用パネルの加工方法を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、樹脂製基材におけるエアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線とエアバッグドアの側端となる第二の破断予定線とエアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線とに沿って複数の凹部が所定ピッチで設けられ、第一、第二及び第三の破断予定線が脆弱に形成された自動車内装用パネルであって、
前記凹部が超音波ホーンによって加工され、前記凹部のカット幅が5〜15mmに設定され、隣接する前記凹部の間に設けられたブリッジのブリッジ幅が0.5〜1.5mmに設定され、
第一の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T1と、第二の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T2と、第三の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T3とが下記式1〜3を満たすことを特徴とする自動車内装用パネルを提供することによって解決される。
0.3 ≦ T1 < T3 ・・・(1)
0.3 ≦ T2 < T3 ・・・(2)
0.65 ≦ T3 ≦ 1.2 ・・・(3)
これにより、樹脂製基材におけるエアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線に沿った部分とエアバッグドアの側端となる第二の破断予定線に沿った部分を破断しやすくして、エアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線に沿った部分を破断しにくくすることができるので、エアバッグドアを円滑に展開させながらも、エアバッグの飛散を防止することが可能になる。また、エアバッグドアに耳残りが生じるのを防止することも可能になる。
このとき、第二の破断予定線の端部が第三の破断予定線側に傾斜して設けられていると好ましい。これにより、エアバッグドアの展開時に、樹脂製基材が第二の破断予定線の端部を越えた領域まで破断するのを防止して、さらに耳残りを生じにくくすることも可能になる。
自動車内装用パネルは、表皮材を有さず、樹脂製基材の表側がキャビン側に露出する形態(表皮レス)のものであってもよいし、樹脂製基材の表側に表皮が設けられた形態(表皮有り)のものであってもよい。樹脂製基材の表側に表皮を設ける場合には、通常、表皮と樹脂製基材との間にフォーム層が設けられる。このとき、表皮における第一及び第二の破断予定線に沿った箇所に複数の脆弱部を所定ピッチで形成すると好ましい。これにより、エアバッグドアの展開時において、樹脂製基材だけでなく表皮も、破断予定線に沿って綺麗に破断させることができるようになる。
また、上記課題は、エアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線とエアバッグドアの側端となる第二の破断予定線とエアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線とに沿って複数の凹部を所定ピッチで設けることによって、第一、第二及び第三の破断予定線を脆弱に形成する樹脂製の自動車内装用パネルの加工方法であって、
前記凹部を超音波ホーンによって加工し、前記凹部のカット幅を5〜15mmに設定し、隣接する前記凹部の間に設けられたブリッジのブリッジ幅を0.5〜1.5mmに設定し、
第一の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T1と、第二の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T2と、第三の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T3とが下記式1〜3を満たす値に設定することを特徴とする自動車内装用パネルの加工方法を提供することによっても解決される。
0.3 ≦ T1 < T3 ・・・(1)
0.3 ≦ T2 < T3 ・・・(2)
0.65 ≦ T3 ≦ 1.2 ・・・(3)
このとき、超音波ホーンの振動振幅を10〜50μmに設定し、超音波ホーンの振動周波数を10〜70kHzに設定し、超音波の加圧力を10〜100Nに設定すると好ましい。これにより、樹脂製基材に複数の凹部を高い寸法精度で綺麗に形成することが可能になる。
以上のように、本発明によって、エアバッグドアが円滑に展開し、エアバッグドアの飛散や耳残りを防止することのできる自動車内装用パネルを低コストで提供することが可能になる。また、この自動車内装用パネルを好適に加工することのできる自動車内装用パネルの加工方法を提供することも可能になる。
本発明の自動車内装用パネルについて、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、表皮レス又は表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)を裏側から見た状態を示した図である。図2は、表皮レスの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面に垂直で第一の破断予定線を含む面で切断した状態を示した拡大図である。図3は、表皮レスの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面及び第一の破断予定線に垂直な面で切断した状態を示した拡大図である。図4は、表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面に垂直で第一の破断予定線を含む面で切断した状態を示した拡大図である。図5は、表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面及び第一の破断予定線に垂直な面で切断した状態を示した拡大図である。以下においては、右ハンドル車用のインストルメントパネルを例に挙げて本発明の自動車内装用パネルを説明する。
1.表皮レスの自動車内装用パネル
図2と図3に示す自動車内装用パネル100は、樹脂製基材110の表面がキャビンに露出する形態(表皮レス)のものとなっている。樹脂製基材110には、図1に示すように、エアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線L1と、エアバッグドアの側端となる第二の破断予定線L2と、エアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線L3とに沿って、複数の凹部113が所定ピッチで設けられている。このため、樹脂製基材110における第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2と第三の破断予定線L3とに沿った部分は、脆弱に形成されており、樹脂製基材110の裏側に配されたエアバッグ(図示省略)が膨出する際に容易に破断するようになっている。
第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2と第三の破断予定線L3の配置は、樹脂製基材110にエアバッグドアとなる部分(開く部分)を少なくとも1箇所に形成することができるのであればとくに限定されない。本実施態様の自動車内装用パネル100においては、図1に示すように、樹脂製基材110の横方向(図1における左右方向)に沿って第一の破断予定線L1を1本配し、樹脂製基材110の縦方向(図1における上下方向)に沿って第二の破断予定線L2を2本配し、樹脂製基材110の横方向に沿って第三の破断予定線L3を2本配している。第一の破断予定線L1は、第二の破断予定線L2の中点付近を結ぶ位置に配されており、第三の破断予定線L3は、第二の破断予定線L2の両端をそれぞれ結ぶ位置に配されている。このため、本実施態様の自動車内装用パネル100は、上端を軸として下端が上方に回動する上側ドア111と、下端を軸として上端が下方に回動する下側ドア112とを備えたものとなっている。また、本実施態様の自動車内装用パネル100においては、第二の破断予定線L2の両端部を第三の破断予定線側L3に傾斜して設けている。
樹脂製基材110の材質は、熱可塑性樹脂であればとくに限定されず、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂、ポリアミド、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体などの一般的な熱可塑性樹脂、TPO、EPM、EPDMなどのオレフィン系熱可塑性エラストマー、これらの混合物、あるいはこれらを用いたポリマ−アロイなどが挙げられる。これらの熱可塑性樹脂には、必要に応じて通常使用されるガラス繊維などの補強材、タルク、炭酸カルシウムなどの各種無機フィラーや有機フィラー、また各種発泡剤が含有されていてもよく、もちろん、通常使用される各種の顔料、滑剤、帯電防止剤、安定剤などの各種添加剤が配合されていてもよい。自動車内装用パネル100の軽量化やリサイクル性の向上などを考慮すると、ポリオレフィン樹脂を用いて樹脂製基材110を成形すると好ましい。樹脂製基材110の裏面におけるエアバッグドア(上側ドア111と下側ドア112)が設けられた箇所には、通常、図示省略のリテーナが、固定され、該リテーナには、エアバッグ(図示省略)や、該エアバッグにエアを供給するためのインフレータ(図示省略)などが保持される。
破断予定線L1,L2,L3を形成する複数の凹部113は、超音波ホーンを用いて加工されている。本実施態様の自動車内装用パネル100において、凹部113は、図6に示すように、断面略三角形状の加工刃を有する超音波ホーン200で加工されたものとなっている。このため、凹部113の断面形状は、図3に示すように、略三角形状となっており、樹脂製基材110は、エアバッグの膨出時に破断予定線L1,L2,L3に沿って綺麗に破断するようになっている。
凹部113を加工する際における超音波ホーン200の振動振幅は、とくに限定されないが、小さすぎると、樹脂製基材110に艶ムラや絞擦れが生じ、自動車内装用パネル100の外観が悪くなるおそれがある。このため、超音波ホーン200の振動振幅は、通常、10μm以上に設定される。超音波ホーン200の振動振幅は、15μm以上であると好ましく、20μm以上であるとさらに好ましい。一方、超音波ホーン200の振動振幅を大きくしすぎると、超音波ホーン200が破損するおそれがある。このため、超音波ホーン200の振動振幅は、通常、50μm以下に設定される。超音波ホーン200の振動振幅は、40μm以下であると好ましく、30μm以下であるとより好ましい。
また、凹部113を加工する際における超音波ホーン200の周波数は、とくに限定されないが、小さすぎると、樹脂製基材110に艶ムラや絞擦れが生じ、自動車内装用パネル100の外観が悪くなるおそれがある。このため、超音波ホーン200の周波数は、通常、10kHz以上に設定される。超音波ホーン200の周波数は、20kHz以上であると好ましく、30kHz以上であるとさらに好ましい。一方、超音波ホーン200の周波数を大きくしすぎると、超音波ホーン200の形状や寸法が制限されるおそれがある。このため、超音波ホーン200の周波数は、通常、70kHz以下に設定される。超音波ホーン200の周波数は、60kHz以下であると好ましく、50kHz以下であるとより好ましい。
さらに、凹部113を加工する際における超音波ホーン200の加圧力も、とくに限定されないが、小さすぎると、樹脂製基材110に艶ムラや絞擦れが生じ、自動車内装用パネル100の外観が悪くなるおそれがある。このため、超音波ホーン200の加圧力は、通常、10N以上に設定される。超音波ホーン200の加圧力は、20N以上であると好ましく、40N以上であるとさらに好ましい。一方、超音波ホーン200の加圧力を大きくしすぎると、カット部周辺が変形して樹脂製基材110の表面にフクレが生じ、外観が悪くなるおそれがある。このため、超音波ホーン200の加圧力は、通常、100N以下に設定される。超音波ホーン200の加圧力は、80N以下であると好ましく、60N以下であるとより好ましい。
破断予定線L1,L2,L3を形成する複数の凹部113は、樹脂製基材110の表面に設けてもよいが、図2と図3に示すように、樹脂製基材110の裏面に設けると好ましい。これにより、樹脂製基材110の表面に表皮などを張らなくても、凹部113をキャビン側から目視することができないようにして、エアバッグドアをインビジブル化することができるようになる。
破断予定線L1,L2,L3を形成する複数の凹部113についてさらに詳しく説明する。複数の凹部113のそれぞれのカット幅W1(図1を参照)は、5〜15mmであればとくに限定されない。しかし、カット幅W1が短すぎると、樹脂製機材110が破断予定線L1,L2,L3に沿って破断しにくくなり、エアバッグドアが展開しにくくなるおそれがある。また、超音波ホーン200の加工刃の強度を維持することが困難になり、加工時に超音波ホーン200が破損しやすくなるおそれもある。このため、カット幅W1は、6mm以上に設定すると好ましい。カット幅W1は、7mm以上であるとより好ましく、8mm以上であるとさらに好ましい。一方、カット幅W1が長すぎると、樹脂製基材110の部分的な強度が低下して、ヒケなどの外観不良が生じるおそれもある。このため、カット幅W1は、14mm以下に設定すると好ましい。カット幅W1は、13mm以下であるとより好ましく、12mm以下であるとさらに好ましい。
隣接する凹部113の間に設けられたブリッジのブリッジ幅W2(図1を参照)は、0.5〜1.5mmであればとくに限定されない。しかし、ブリッジ幅W2が短すぎると、樹脂製基材110の部分的な強度が低下するおそれがある。また、ブリッジの強度が弱く、超音波ホーン200の脱型時にブリッジが破壊されるおそれもある。このため、ブリッジ幅W2は、0.6mm以上に設定すると好ましい。ブリッジ幅W2は、0.7mm以上であるとより好ましく、0.8mm以上であるとさらに好ましい。一方、ブリッジ幅W2が長すぎると、樹脂製基材110が破断予定線L1,L2,L3に沿って破断しにくくなり、エアバッグドアが展開しにくくなるおそれがある。このため、ブリッジ幅W2は、1.4mm以下に設定すると好ましい。ブリッジ幅W2は、1.3mm以下であるとより好ましく、1.2mm以下であるとさらに好ましい。
エアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線L1の凹部113が設けられた部分の残厚T1(図2と図3を参照)は、上記式1を満たすのであればとくに限定されない。しかし、残厚T1が小さすぎると、樹脂製基材110がその表側(キャビン側)からの僅かな負荷によっても第一の破断予定線L1に沿って破断するおそれがある。このため、残厚T1は、0.4mm以上に設定すると好ましい。一方、残厚T1が大きすぎると、樹脂製基材110が第一の破断予定線L1に沿って破断しにくくなるおそれがある。このため、残厚T1は、1.0mm以下に設定すると好ましい。残厚T1は、0.7mm以下であるとより好ましく、0.6mm以下であるとさらに好ましい。
エアバッグドアの側端となる第二の破断予定線L2の凹部113が設けられた部分の残厚T2(図示省略)は、上記式2を満たすのであればとくに限定されない。しかし、残厚T2が小さすぎると、樹脂製基材110がその表側(キャビン側)からの僅かな負荷によっても第二の破断予定線L1に沿って破断するおそれがある。このため、残厚T2は、0.4mm以上に設定すると好ましい。一方、残厚T2が大きすぎると、樹脂製基材110が第二の破断予定線L2に沿って破断しにくくなるおそれがある。このため、残厚T2は、1.0mm以下に設定すると好ましい。残厚T2は、0.7mm以下であるとより好ましく、0.6mm以下であるとさらに好ましい。
エアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線L3の凹部113が設けられた部分の残厚T3(図示省略)は、上記式1〜3を満たすのであればとくに限定されない。しかし、残厚T3が小さすぎると、エアバッグドアの展開時にエアバッグドアが樹脂製基材110から離れてキャビンに飛散するおそれがある。このため、残厚T3は、0.7mm以上に設定すると好ましい。一方、残厚T3が大きすぎると、樹脂製基材110が第三の破断予定線L3に沿って破断しにくくなるおそれがある。このため、残厚T3は、1.1mm以下に設定すると好ましい。残厚T3は、1.0mm以下であるとより好ましく、0.9mm以下であるとさらに好ましい。
樹脂製基材110の厚さT4(図2と図3を参照)は、残厚T1,T2の最小値よりも大きければ、とくに限定されない。しかし、樹脂製基材110が薄すぎると、樹脂製機材110が脆弱になり、エアバッグドアの展開時に、破断予定線L1,L2,L3以外の部分が破れるおそれがある。このため、樹脂製基材110の厚さT4は、通常、1.5mm以上に設定される。樹脂製基材110の厚さT4は、2.0mm以上であると好ましく、3.0mm以上であるとより好ましい。一方、樹脂製基材110が厚すぎると、樹脂製基材110が重くなるおそれがある。このため、樹脂製基材110の厚さT4は、通常、15mm以下に設定される。樹脂製基材110の厚さT4は、10mm以下であると好ましく、5mm以下であるとより好ましい。
以上のように、第一の破断予定線L1における凹部113の残厚T1を、第三の破断予定線L3における凹部113の残厚T3よりも小さく設定することによって、エアバッグの膨出時に、樹脂製基材110における第一の破断予定線L1に沿った部分を、第三の破断予定線L3に沿った部分よりも先に破断させることができるようになる。このため、エアバッグドアを円滑に展開させることができるようになる。
また、第一の破断予定線L1における凹部113の残厚T1と、第二の破断予定線L2における凹部113の残厚T2とを等しく設定し、第一の破断予定線L1だけでなく第二の破断予定線L2に沿った部分も破断しやすくしているので、エアバッグドアをさらに円滑に展開させ、エアバッグドアに耳残りが生じるのを防止することもできるようになっている。
2.表皮有りの自動車内装用パネル
図4と図5に示す自動車内装用パネル100は、樹脂製基材110の表面にフォーム層120が設けられ、フォーム層120の表面に表皮130が設けられた形態(表皮有り)のものとなっている。このように、樹脂製基材110の表側に表皮130を配することによって、自動車内装用パネル100の質感に変化をもたせることができる。また、自動車内装用パネル100の表面に複雑な模様を表すことも可能になる。
フォーム層120の材質は、樹脂を発泡させたものであればとくに限定されず、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリスチレン系などの熱可塑性樹脂製発泡体、ポリウレタン等の熱硬化樹脂製発泡体、あるいはシス−1,4−ポリブタジエン、エチレン−プロピレン共重合体などのゴム製発泡体が例示される。なかでも、ポリオレフィン系発泡体を用いると、自動車内装用パネル100の軽量化やリサイクルが容易となるために好ましい。
フォーム層120の厚さT5(図4と図5を参照)は、とくに限定されないが、薄すぎると、自動車内装用パネル100に熱による外観不良が生じやすくなる。このため、フォーム層120の厚さT5は、通常、0.2mm以上に設定される。フォーム層120の厚さT5は、0.5mm以上であると好ましく、1.0mm以上であるとより好ましい。一方、フォーム層120が厚すぎると、自動車内装用パネル100にシワなどの不具合が生じやすくなるだけでなく、意匠的な制約も大きくなる。このため、フォーム層120の厚さT5は、通常、5mm以下に設定される。フォーム層120の厚さT5は、4mm以下であると好ましい。
表皮130の材質も、とくに限定されず、先に例示したような熱可塑性樹脂もしくは熱可塑性エラストマーが挙げられる。なかでも、ポリオレフィン系エラストマーを用いると、自動車内装用パネル100の軽量化やリサイクルが容易となるために好ましい。
表皮130の厚さT6(図4と図5を参照)は、とくに限定されないが、薄すぎると、表皮破れやシボ流れが生ずるおそれがある。このため、表皮130の厚さT6は、通常、0.3mm以上に設定される。表皮130の厚さT6は、0.5mm以上であると好ましい。一方、表皮130が厚すぎると、自動車内装用パネル100にシワが生じやすくなるだけでなく、意匠的な制約も大きくなる。このため、表皮130の厚さT6は、通常、1.2mm以下に設定される。表皮130の厚さT6は、1.0mm以下であると好ましい。
また、本実施態様の自動車内装用パネル100においては、図4と図5に示すように、表皮130における第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2とに沿った箇所に、複数の脆弱部131を所定ピッチで設けている。このため、エアバッグの膨出時には、樹脂製基材110だけでなく、表皮130における第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2とに沿った箇所も破断するようになっており、表皮130がエアバッグドアの展開を阻害しないようになっている。
脆弱部131の形態は、とくに限定されず、針穴やスリットが例示される。本実施態様の自動車内装用パネル100においては、針穴によって脆弱部131を形成している。この針穴131は、図7に示すように、複数本の針を先端部に備えた加工ヘッド300を用いて加工されたものとなっている。
表皮130に設ける脆弱部131の第一の破断予定線L1又は第二の破断予定線L2に沿った方向の長さD1(図4を参照)は、とくに限定されないが、短すぎると、表皮130が第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2とに沿って破断しにくくなるおそれがある。また、加工ヘッド300の先端部の加工が困難になるおそれがある。このため、長さD1は、通常、0.1mm以上に設定される。長さD1は、0.15mm以上であると好ましく、0.2mm以上であるとより好ましい。一方、長さD1が大きすぎると、脆弱部131が目立ちやすくなり、エアバッグドアのインビジブル化が困難になるおそれがある。このため、長さD1は、通常、3mm以下に設定される。針穴131の直径Dは、2mm以下であると好ましく、1mm以下であるとより好ましい。
また、脆弱部131の第一の破断予定線L1又は第二の破断予定線L2に垂直な方向の長さD2(図示省略)も、とくに限定されないが、短すぎると、加工ヘッド300の先端部の加工が困難になる。このため、長さD2は、通常、0.05mm以上に設定される。一方、長さD2が長すぎると、脆弱部131のインビジブル化が困難になるおそれがある。このため、長さD2は、通常、3mm以下に設定される。長さD2は、2mm以下であると好ましく、1mm以下であるとより好ましい。
針穴131のピッチP(図4を参照)も、とくに限定されないが、狭すぎると、針穴131が密となって目立ちやすくなり、エアバッグドアのインビジブル化が困難になるおそれがある。このため、針穴131のピッチPは、通常、0.1mm以上に設定される。針穴131のピッチPは、0.5mm以上であると好ましく、1.0mm以上であるとより好ましい。一方、針穴131のピッチPが広すぎると、表皮130が第一の破断予定線L1と第二の破断予定線L2とに沿って破断しにくくなるおそれがある。このため、針穴131のピッチPは、通常、5.0mm以下に設定される。針穴131のピッチPは、4.0mm以下であると好ましく、3.0mm以下であるとより好ましい。
針穴131の深さもとくに限定されない。針穴131は、表皮130を貫通して設けてもよいし、表皮130の途中まで設けてもよい。本実施態様の自動車内装用パネル100においては、図4に示すように、表皮130を貫通する針穴131と、表皮130を貫通しない針穴131とを混在させて設けており、表皮130の破断しやすさと、針穴131の目立ちにくさとを両立している。
その他、樹脂製基材110や、それに設けられた凹部113などについては、上記の表皮レスの自動車内装用パネル100と同様であるために説明を割愛する。
3.用途
本発明の自動車内装用パネル100は、その用途をインストルメントパネルに限定されず、ドアトリムパネルなど、各種の自動車内装用パネルとして用いることができる。
表皮レス又は表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)を裏側から見た状態を示した図である。 表皮レスの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面に垂直で第一の破断予定線を含む面で切断した状態を示した拡大図である。 表皮レスの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面及び第一の破断予定線に垂直な面で切断した状態を示した拡大図である。 表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面に垂直で第一の破断予定線を含む面で切断した状態を示した拡大図である。 表皮有りの自動車内装用パネル(インストルメントパネル)をその表面及び第一の破断予定線に垂直な面で切断した状態を示した拡大図である。 樹脂席基材に複数の凹部を加工するのに用いる超音波ホーンの一例を示した斜視図である。 表皮に複数の脆弱部を加工するのに用いる穴あけヘッドの一例を示した斜視図である。
符号の説明
100 自動車内装用パネル(インストルメントパネル)
110 樹脂製基材
111 上側ドア
112 下側ドア
113 凹部
120 フォーム層
130 表皮
131 脆弱部(針穴)
200 超音波ホーン
300 加工ヘッド
L1 第一の破断予定線
L2 第二の破断予定線
L3 第三の破断予定線
P 脆弱部のピッチ
D1 脆弱部の第一又は第二の破断予定線に沿った方向の長さ
D2 脆弱部の第一又は第二の破断予定線に垂直な方向の長さ
T1 第一の破断予定線における凹部の残厚
T2 第二の破断予定線における凹部の残厚
T3 第三の破断予定線における凹部の残厚
T4 樹脂製基材の厚さ
T5 フォーム層の厚さ
T6 表皮の厚さ
W1 カット幅
W2 ブリッジ幅

Claims (6)

  1. 樹脂製基材におけるエアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線とエアバッグドアの側端となる第二の破断予定線とエアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線とに沿って複数の凹部が所定ピッチで設けられ、第一、第二及び第三の破断予定線が脆弱に形成された自動車内装用パネルであって、
    前記凹部が超音波ホーンによって加工され、前記凹部のカット幅が5〜15mmに設定され、隣接する前記凹部の間に設けられたブリッジのブリッジ幅が0.5〜1.5mmに設定され、
    第一の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T1と、第二の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T2と、第三の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T3とが下記式1〜3を満たすことを特徴とする自動車内装用パネル。
    0.3 ≦ T1 < T3 ・・・(1)
    0.3 ≦ T2 < T3 ・・・(2)
    0.65 ≦ T3 ≦ 1.2 ・・・(3)
  2. 第二の破断予定線の端部が第三の破断予定線側に傾斜して設けられた請求項1記載の自動車内装用パネル。
  3. 樹脂製基材の表側に表皮が設けられた請求項1又は2記載の自動車内装用パネル。
  4. 前記表皮における第一及び第二の破断予定線に沿った箇所に複数の脆弱部が所定ピッチで形成された請求項3記載の自動車内装用パネル。
  5. エアバッグドアの回動端となる第一の破断予定線とエアバッグドアの側端となる第二の破断予定線とエアバッグドアのヒンジ端となる第三の破断予定線とに沿って複数の凹部を所定ピッチで設けることによって、第一、第二及び第三の破断予定線を脆弱に形成する樹脂製の自動車内装用パネルの加工方法であって、
    前記凹部を超音波ホーンによって加工し、前記凹部のカット幅を5〜15mmに設定し、隣接する前記凹部の間に設けられたブリッジのブリッジ幅を0.5〜1.5mmに設定し、
    第一の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T1と、第二の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T2と、第三の破断予定線における凹部が設けられた部分の残厚T3とが下記式1〜3を満たす値に設定することを特徴とする自動車内装用パネルの加工方法。
    0.3 ≦ T1 < T3 ・・・(1)
    0.3 ≦ T2 < T3 ・・・(2)
    0.65 ≦ T3 ≦ 1.2 ・・・(3)
  6. 超音波ホーンの振動振幅を10〜50μmに設定し、超音波ホーンの振動周波数を10〜70kHzに設定し、超音波の加圧力を10〜100Nに設定した請求項5記載の自動車内装用パネルの加工方法。
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