JP2014123910A - 光変調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】16QAMより多値の変調方式を含む、複数の変調方式に対応する簡易な光変調装置を提供する。
【解決手段】光変調装置は、デュアル・ドライブ直交光変調器と、前記デュアル・ドライブ直交光変調器の出力信号を入力とし、BPSK又はQPSK変調を行う直交光変調器と、を備えており、前記デュアル・ドライブ直交光変調器は、使用する変調方式に応じて、複素平面上で2、4、8又は16個の信号位置の位相及び振幅を有する光信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光通信システムで使用する光変調装置に関する。
光通信システムに関し、種々の変調方式に対応する光変調装置について提案がなされている。例えば、非特許文献1及び非特許文献2は、16QAMまでの変調方式に対応する光変調装置を開示している。さらに、非特許文献3は、デジタル・アナログ変換器と、IQ光変調器(直交光変調器)により64QAMまでの変調方式に対応する光変調装置を開示している。
非特許文献1及び非特許文献2の記載の構成では、16QAMより多値の変調方式には対応できない。非特許文献3に記載の構成は、16QAMより多値の変調方式に対応するが、非特許文献3に記載の方式は、高速なデジタル・アナログ変換器と線形性の高い増幅器を必要とし、構成が複雑でコスト高となる。
本発明は、16QAMより多値の変調方式を含む、複数の変調方式に対応する簡易な光変調装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、光変調装置は、デュアル・ドライブ直交光変調器と、前記デュアル・ドライブ直交光変調器の出力信号を入力とし、BPSK又はQPSK変調を行う直交光変調器と、を備えており、前記デュアル・ドライブ直交光変調器は、使用する変調方式に応じて、複素平面上で2、4、8又は16個の信号位置の位相及び振幅を有する光信号を生成することを特徴とする。
16QAMより多値の変調方式を含む、複数の変調方式に簡易な構成で対応することができる。
一実施形態による光変調装置の構成図。 8QAMの場合の設定を示す図。 8QAMの場合の各部の信号を概略的に示す図。 16QAMの場合の設定を示す図。 16QAMの場合の各部の信号を概略的に示す図。 32QAMの場合の設定を示す図。 32QAMの場合の各部の信号を概略的に示す図。 64QAMの場合の設定を示す図。 64QAMの場合の各部の信号を概略的に示す図。 各変調方式における各経路でのデータにより位相変化量を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
図1は本発明による光変調装置の概略的な構成図である。本実施形態による光変調装置は、デュアル・ドライブ(DD)IQ光変調器(デュアル・ドライブ直交光変調)100の出力をIQ光変調器(直交光変調器)200に接続することで構成される。なお、DD−IQ光変調器100は、2つのデュアル・ドライブ(DD)光変調器1及び2、より具体的には、デュアル・ドライブ・マッハツェンダ光変調器(DD−MZM)1及び2と、光位相シフト器3と、光分岐部4と、光合波部5とを含んでいる。
図1に示す様に、連続光は光分岐部4で2分岐されて、それぞれ、DD光変調器1と、DD光変調器2に入力される。DD光変調器1において、連続光はさらに2分岐され、端子11及び12により各経路の光信号の位相が調整され、その後、2つの経路の光信号は合波されて出力される。以後、DD光変調器1内における分岐後の2つの経路のうち、端子11に対応する経路を第1経路と呼び、端子12に対応する経路を第2経路と呼ぶ。同様に、DD光変調器2において、連続光はさらに2分岐され、端子13及び14により各経路の光信号の位相が調整され、その後、2つの経路の光信号は合波されて出力される。以後、DD光変調器2内における分岐後の2つの経路のうち、端子13に対応する経路を第3経路と呼び、端子14に対応する経路を第4経路と呼ぶ。本実施形態において、端子11〜14は、使用する変調方式により使用・未使用が決まり、使用する場合には送信すべきデータの値に応じて駆動される。
DD光変調器2の出力は、光位相シフト器3で、位相のシフトが行われ、DD光変調器1の出力と、光位相シフト器3の出力は、光合波部5で合波される。なお、本実施形態において、光位相シフト器3は、通過する信号に位相変化を与えない状態、又は、πだけ位相を変化させる状態の2つの状態に設定される。光合波部5で合波された信号はIQ光変調器6に入力されBPSK又はQPSK変調が行われる。なお、IQ光変調器6の端子15及び16は、使用する変調方式により使用・未使用が決まり、使用する場合には送信すべきデータの値に応じて駆動される。
例えば、64QAMを使用する場合、1つのシンボルは6ビットに対応するため端子11〜16の総てにデータを入力することになる。これに対して、例えば、16QAMを使用する場合、1つのシンボルは4ビットに対応するため端子11〜16の内の4つの端子にデータを入力し、残りの2つの端子には固定的な値(電圧)を入力することになる。
以下、本実施形態の光変調装置の動作について説明する。なお、以下の説明において、DD光変調器1及び2の伝達関数は、良く知られている様に、以下の通りであるものとする。
Figure 2014123910
なお、AはDD光変調器1、2の端子11、13に印加する電圧であり、AはDD光変調器1、2の端子12、14に印加する電圧である。また、v(t)はDD光変調器1、2の端子11、13への入力データであり、データ値に応じて1又は−1の値となる。同様に、v(t)はDD光変調器1、2の端子12、14への入力データであり、データ値に応じて1又は−1の値をとる。さらに、vは、DD光変調器1及び2の第2経路及び第4経路を通る光信号に定常的に与える位相シフト量を制御する電圧であり、DD光変調器1及び2の端子12、14に印加するDCバイアスに相当する。
以下では、各変調方式に対する設定について説明する。まず、BPSKやQPSKに変調する場合には、単に、DD光変調器1及び2の各端子への入力電圧A1及びA2を0にし、さらに、DD光変調器の第2経路及び第4経路を通過する光信号に与える定常的な位相シフト、つまり端子12や14に与えるDCバイアスvを0にすることで、入力された光信号をそのままIQ光変調器6へと出力し、IQ光変調器6にて公知の方法でBPSK又はQPSK変調を行えば良い。
続いて、8QAMの変調を行うための設定について説明する。図2は、8QAMの変調を行う場合の設定を示す図である。なお、図の簡略化のため図2においてはIQ光変調器6を省略している。また、図2においては、DD光変調器1及び2の第2経路及び第4経路を通過する光信号に与える定常的な位相シフト量(電圧vで制御する位相シフト量)と、光位相シフト器3での位相シフト量を図中に示している。具体的には、DD光変調器1の第2経路ではπの、DD光変調器2の第4経路では0.4πの位相シフトを与える様に、端子12及び14のDCバイアスを設定する。また、光位相シフト器3は、位相シフトを与えない状態に設定する。
図10は、各経路において、データに応じて与える位相を示している。ここでは、入力される連続光の位相を基準位相としている。8QAMの場合、DD光変調器の第1経路に対応する端子13のみをデータの入力に使用し、図10に示す様にデータに応じて+0.25πと−0.25πの位相変化を与える。一方、DD光変調器1の第1経路及び第2経路と、DD光変調器2の第4経路には、データによる位相変化を与えず、端子11、12、14の電圧A又はAは0固定とする。なお、図10に示す位相の変化量は、データによる位相変化であり、図2に示す固定的な位相変化は、図10の表に示す値とは別に常に通過する信号に与えられている。つまり、第2経路及び第4経路に与えられる位相変化は、図2に記載の位相変化と、図10に記載の位相変化の和である。なお、位相変化については、反時計回り方向の変化を正としている。
図2の符号50〜57の8つのポイントにおけるIQ平面における信号位置を図3の(A)〜(H)にそれぞれ示す。なお、図3(A)〜(H)は、光変調装置の動作の理解を容易にすることを目的とし、その信号点の位置関係はそれ程正確なものではない。特に、図3(H)の信号点の配置は、図3(A)〜(G)までとは、そのスケールを大きく変えている。また、図3において、信号点が1つのみ表示されているものは、固定的な信号を意味し、2つ以上の信号点が表示されているものはデータに応じた信号点を示している。
図3(H)に示す様に、DD−IQ光変調器100の出力では、IQ平面上で異なる点となる2つの信号が生成され、後段のIQ光変調器6で、これら2つの信号を、0、0.5π、π、0.75πだけ回転させることで、8つの信号点のいずれかとなる信号が生成される。
図2、図3及び図10から、8QAMの場合、DD光変調器1は、第1経路から出力される光信号と第2経路から出力される光信号の位相差がπとなる様に、第1経路及び第2経路の光信号の位相を制御する。また、DD光変調器2は、データの値が1のときと、0のときでその光信号の位相差が0.5πとなる様に第3経路の光信号の位相を制御する。例えば、図3(D)では、基準位相に対して+0.25πと−0.25πの位相の光信号を出力している。そして、DD光変調器2は、第4経路から出力される光信号の位相が、第3経路から出力される光信号の2つの位相に対して0.15π及び0.65πの位相差となる様に第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図3(E)では、基準位相に対して0.4πの位相差の光信号を出力しており、これは、第3経路からの光信号の位相である+0.25π及び−0.25πに対して0.15π及び0.65πの位相差である。
以下、順に、16QAM、32QAM、64QAMのための設定について説明する。なお、それぞれの変調方式の説明においては、図2及び図3と同様の図を使用するが、その表記方法や留意事項は図2及び図3と同様である。
図4は、16QAMの場合の設定を示す図である。図4に示す様に、16QAMの場合、DD光変調器1及び2の第2経路及び第4経路には、それぞれ、0.5πの位相シフトを与える様に、端子12及び14のDCバイアスを設定する。また、光位相シフト器3は、位相シフトを与えない状態に設定する。
図10に示す様に、16QAMの場合、DD光変調器2の第3経路及び第4経路をデータの入力に使用し、第3経路及び第4経路共にデータに応じて+0.28πと−0.28πの位相変化を与える。一方、DD光変調器1の第1経路及び第2経路は、データの入力には使用せず、よって、その位相変化は0固定とする。図4の符号50〜57の8つのポイントにおけるIQ平面での信号位置を図5の(A)〜(H)にそれぞれ示す。なお、例えば、図5(F)で4つの信号点が示されているのは、端子13及び端子14に入力されるデータ値の組み合わせにより4つの状態が存在することに対応する。なお、図10に示す様に、DD光変調器2の第3経路及び第4経路に、データに応じて与える位相変化量は同じであるが、第4経路には0.5πの位相変化を定常的に与えるので、図5(D)及び(E)に示す様に、両経路の信号位置は0.5πだけ異なる。つまり、第3経路からは基準位相に対して+0.28π又は−0.28πの位相の信号が出力されるが、第4経路からは基準位相に対して+0.78π又は+0.22πの位相の信号が出力されることになる。
図5(H)に示す様に、DD−IQ光変調器100の出力では、IQ平面上で異なる点となる4つの信号が生成され、後段のIQ光変調器6でQPSK変調されることで16個の信号点のいずれかとなる信号が生成される。
図4、図5及び図10から、16QAMの場合、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となる様に第3経路の光信号の位相を制御する。例えば、図5(D)では、基準位相に対して+0.28π又は−0.28πと、その差が0.56πである。また、DD光変調器2は、第4の経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となる様に第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図5(E)では、基準位相に対して+0.78π又は+0.22πと、その差が0.56πである。さらに、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に第3経路及び第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図5(D)及び(E)に示す様に、第3経路から出力される光信号の2つの位相+0.28π又は−0.28πの中心位相は0であり、第4経路から出力される光信号の2つの位相+0.78π又は+0.22πの中心位相は0.5πであり、その差は0.5πである。さらに、DD光変調器1は、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相に対して0.25πの位相差の光信号を出力する様に第1経路及び第2経路の光信号の位相を制御する。例えば、図5(C)の光信号の位相は0.25πであり、第3経路から出力される光信号の2つの位相+0.28π又は−0.28πの中心位相0との位相差は0.25πである。
続いて、32QAMのための設定について説明する。図6は、32QAMの場合の設定を示す図である。図6に示す様に、32QAMを使用する場合、DD光変調器1及び2の第2の経路及び第4経路には、それぞれ、0.5πの位相シフトを与える様に、端子12及び14のDCバイアスを設定する。また、光位相シフト器3は、πだけ位相シフトを与える状態に設定する。
図10に示す様に、32QAMの場合、DD光変調器1の第1経路及び第2経路では、データに応じて+0.095πと−0.095πの位相変化を与える。一方、DD光変調器2の第3経路及び第4経路では、データに応じて+0.2πと−0.2πの位相変化を与える。図6の符号50〜57の8つのポイントにおけるIQ平面での信号位置を図7の(A)〜(H)にそれぞれ示す。
図7(H)に示す様に、DD−IQ光変調器100の出力では、IQ平面上で異なる点となる16個の信号が生成され、後段のIQ光変調器6でBPSK変調されることで32個の信号点のいずれかとなる信号が生成される。
図6、図7及び図10から、32QAMの場合、DD光変調器1は、第1経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.19πの位相差となる様に第1経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(A)では、基準位相に対して+0.095π、−0.095πと、その差が0.19πである。また、DD光変調器1は、第2経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.19πの位相差となる様に第2経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(B)では、基準位相に対して+0.595π、+0.405πと、その差が0.19πである。さらに、DD光変調器1は、第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に第1経路及び第2経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(A)及び(B)に示す様に、第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0であり、第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0.5πであり、その差は0.5πである。また、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.4πの位相差となる様に第3経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(D)では、基準位相に対して+0.2π、−0.2πと、その差が0.4πである。また、DD光変調器2は、第4経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.4πの位相差となる様に第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(E)では、基準位相に対して+0.7π、+0.3πと、その差が0.4πである。さらに、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に第3経路及び第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図7(D)及び(E)では、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0であり、第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0.5πであり、その差は0.5πである。
続いて、64QAMのための設定について説明する。図8は、64QAM変調の場合の設定を示す図である。図8に示す様に、64QAMを使用する場合、DD光変調器1及び2の第2の経路及び第4経路には、それぞれ、0.5πの位相シフトを与える様に、端子12及び14のDCバイアスを設定する。また、光位相シフト器3は、位相シフトを与えない状態に設定する。
図10に示す様に、64QAMの場合、DD光変調器1の第1経路及び第2経路では、データに応じて+0.125πと−0.125πの位相変化を与える。一方、DD光変調器2の第3経路及び第4経路では、データに応じて+0.28πと−0.28πの位相変化を与える。図8の符号50〜57の8つのポイントにおけるIQ平面での信号位置を図9の(A)〜(H)にそれぞれ示す。
図9(H)に示す様に、DD−IQ光変調器100の出力では、IQ平面上で異なる点となる16個の信号が生成され、後段のIQ光変調器6でQPSK変調されることで64個の信号点のいずれかとなる信号が生成される。
図8、図9及び図10から、64QAMの場合、DD光変調器1は、第1経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.25πの位相差となる様に第1経路の光信号の位相を制御する。例えば、図9(A)では、基準位相に対して+0.125π、−0.125πと、その差が0.25πである。また、DD光変調器1は、第2経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.25πの位相差となる様に第2経路の光信号の位相を制御する。例えば、図9(B)では、基準位相に対して+0.625π、+0.375πと、その差が0.25πである。さらに、DD光変調器1は、第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に第1経路及び第2経路の光信号の位相を制御する。例えば、9(A)及び(B)に示す様に、第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0であり、第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0.5πであり、その差は0.5πである。また、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となる様に第3経路の光信号の位相を制御する。例えば、図9(D)では、基準位相に対して+0.28π、−0.28πと、その差が0.56πである。また、DD光変調器2は、第4経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となる様に第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図9(E)では、基準位相に対して+0.78π、+0.22πと、その差が0.56πである。さらに、DD光変調器2は、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に第3経路及び第4経路の光信号の位相を制御する。例えば、図9(D)及び(E)に示す様に、第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0であり、第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相は0.5πであり、その差は0.5πである。
なお、32QAMを使用しないのであれば、光位相シフト器3を設けない構成とすることがでる。
以上、本実施形態の光変調装置により64QAMまでの種々の変調方式を使用することができる。したがって、例えば、光伝送路の品質に応じて変調方式を切り替えるといった柔軟な運用が同じ光変調装置で行うことができる。

Claims (8)

  1. デュアル・ドライブ直交光変調器と、
    前記デュアル・ドライブ直交光変調器の出力信号を入力とし、BPSK又はQPSK変調を行う直交光変調器と、
    を備えており、
    前記デュアル・ドライブ直交光変調器は、使用する変調方式に応じて、複素平面上で2、4、8又は16個の信号位置の位相及び振幅を有する光信号を生成することを特徴とする光変調装置。
  2. 前記デュアル・ドライブ直交光変調器は、
    前記光変調装置に入力された光信号を2分岐する分岐部と、
    前記分岐部が出力する一方の信号を入力とし、入力された光信号を第1経路と第2経路に分岐し、前記第1経路と前記第2経路の光信号の位相を制御した後、合波して出力する第1のデュアル・ドライブ光変調器と、
    前記分岐部が出力する他方の信号を入力とし、入力された光信号を第3経路と第4経路に分岐し、前記第3経路と前記第4経路の光信号の位相を制御した後、合波して出力する第2のデュアル・ドライブ光変調器と、
    前記第1のデュアル・ドライブ光変調器の出力と、前記第2のデュアル・ドライブ光変調器の出力とを合波して出力する合波部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光変調装置。
  3. 変調方式として8QAMを使用する場合、
    前記第1のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第1経路から出力される光信号と前記第2経路から出力される光信号の位相差がπとなる様に、前記第1経路及び前記第2経路の光信号の位相を制御し、
    前記第2のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.5πの位相差となる様に前記第3経路の光信号の位相を制御し、前記第4経路から出力される光信号の位相が、前記第3経路から出力される光信号の2つの位相に対して0.15π及び0.65πの位相差となる様に前記第4経路の光信号の位相を制御する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光変調装置。
  4. 変調方式として16QAMを使用する場合、
    前記第2のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となり、前記第4経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となり、かつ、前記第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と前記第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に前記第3経路及び前記第4経路の光信号の位相を制御し、
    前記第1のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相に対して0.25πの位相差の光信号を出力する様に前記第1経路及び前記第2経路の光信号の位相を制御する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の光変調装置。
  5. 変調方式として64QAMを使用する場合、
    前記第1のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第1経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.25πの位相差となり、前記第2経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.25πの位相差となり、かつ、前記第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と前記第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に前記第1経路及び前記第2経路の光信号の位相を制御し、
    前記第2のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となり、前記第4経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.56πの位相差となり、かつ、前記第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と前記第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に前記第3経路及び前記第4経路の光信号の位相を制御する、
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の光変調装置。
  6. 変調方式として32QAMを使用する場合、
    前記第1のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第1経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.19πの位相差となり、前記第2経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.19πの位相差となり、かつ、前記第1経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と前記第2経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に前記第1経路及び前記第2経路の光信号の位相を制御し、
    前記第2のデュアル・ドライブ光変調器は、前記第3経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.4πの位相差となり、前記第4経路から出力される光信号の位相がデータの値に応じて0.4πの位相差となり、かつ、前記第3経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相と前記第4経路から出力される光信号の2つの位相の中心位相との位相差が0.5πとなる様に前記第3経路及び前記第4経路の光信号の位相を制御し、
    前記光変調装置は、前記第2のデュアル・ドライブ光変調器の出力の位相をπだけ変化させて前記合波部に出力する光位相シフト器をさらに備えていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の光変調装置。
  7. 前記光位相シフト器は、32QAM以外の変調方式を使用する場合、位相を変化させない様に設定される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の光変調装置。
  8. 前記IQ光変調器は、32QAMの変調方式を使用する場合にはBPSK変調を行い、32QAM以外の変調方式を使用する場合にはQPSK変調を行う様に設定される、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の光変調装置。
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