JP5905334B2 - 16qam光信号を生成する送信装置および方法 - Google Patents

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本発明は、光通信装置および光ファイバリンクを備える光通信システムにおいて使用される16QAM(16QAM、16-ary quadrature amplitude modulation)光信号を生成する送信装置および方法に関する。
高密度波長分割多重(DWDM)システムの高いスペクトル利用効率を得るため、16値直交振幅変調(16QAM)形式は有望な変調方式である。16QAM光信号生成のため、いくつかの光信号送信器が提案された。これらは構成により以下の2つのタイプに分類できる。
第1の方法は、電気多値信号によって駆動される1つの光変調器を利用する方法である(非特許文献1および2)。第2の方法は、いくつかの光変調器により構成されるが、各変調器は電気2値信号によって駆動される方法である(非特許文献3)。これらより、16QAM光信号を生成するため、以下の3つの方法がある。
もっとも代表的な第1の方法は、非特許文献1に記載され、1つのデュアルパラレルマッハツェンダ変調器DP−MZM(主MZ干渉計が統合された2つの副MZMを備える)を利用することにより実行される。この駆動データは、高速任意波形発生器(AWG)または高速デジタルアナログ変換器(DAC)によって生成された4値符号化データである(図6(a))。DP−MZMは、光信号の位相と直交成分を独立に変調できるため、生成された16QAM光信号は非常に鮮明であり、よい性能になる。
第2の方法は、非特許文献2に記載され、DP−MZMの代わりに電気的4値信号によって駆動される1つのデュアルドライブマッハツェンダ変調器(DD−MZM)を利用する(図6(b))。
第3の方法は、非特許文献3に記載され、電気多値信号の使用を避けるため、合成技術を提案する。この方法は、直列のDP−MZM、MZMおよび位相変調器から構成され、各駆動信号は2値符号化データをである(図6(c))。
P. J. Winzer, et al., JLT, vol. 28, 2010, pp. 547-556 M. Nakamura, et al., OFC/NFOEC2011, JThA42 X. Zhou, et al, ECOC2009, paper 10.3.5
しかしながら、第1の方法のDP−MZMおよびAWG(またはDAC)は非常に高価であるだけでなく、送信器のバンド幅を制限する要素でもある。また、第2の方法の単純な構成は、より低コストが期待されるが、その性能は良くない。さらにAWGの使用が要求される。また、第3の方法は、適切なおよび安定した動作のため、DP−MZMとMZMのバイアス点を制御するいくつかのフィードバック回路を要求する。この結果、複雑さとコストが増加する。
したがって、本発明は、電気多値信号および/またはDP−MZMを使用することなしに、高効率で16QAM光信号を生成する送信装置および方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の送信装置は、並列に接続された2つのマッハツェンダ変調器から成り、駆動信号の振幅およびバイアス電圧の調整に従って光信号のチャープを制御してその振幅と位相を操作して16値直交振幅変調(16QAM)の4つのシンボルを生成し、該4つのシンボルで光信号を変調するデュアルドライブマッハツェンダ変調器と、前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器により変調された光信号を4等位相で変調して16QAM光信号を生成する、それぞれが2値駆動信号で駆動される直列第1の位相変調器と第2の位相変調器とを備える。
また、前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器内の2つのマッハツェンダ変調器は、2つの独立した駆動信号によって、独立して駆動されることも好ましい。
また、前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器の第1の駆動信号の振幅(A)、第2の駆動信号の振幅(A)、およびバイアス電圧(v)は、光信号の振幅と位相を操作するために調整されることも好ましい。
また、前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器が、A=A=0.3Vπおよびv=0.5Vπ(Vπは前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器のスイッチング電圧)で、16QAM配置の四分円に置かれた4つのシンボルを作ることも好ましい。
また、前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器が、A=A=0.7Vπおよびv=0.5Vπ(Vπは前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器のスイッチング電圧)で、16QAM配置に置かれた4つのシンボルを作ることも好ましい。
上記課題を解決するため本発明の光信号を生成するための方法は、並列に接続された2つのマッハツェンダ変調器から成るデュアルドライブマッハツェンダ変調器が、駆動信号の振幅およびバイアス電圧の調整に従って光信号のチャープを制御してその振幅と位相を操作して16値直交振幅変調(16QAM)の4つのシンボルを生成し、該4つのシンボルで光信号を変調するステップと、それぞれが2値駆動信号で駆動される直列第1位相変調器と第2の位相変調器が前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器により変調された光信号を4等位相で変調して16QAM光信号を生成するステップとを含む。
本発明の送信装置はDD−MZMと位相変調器のみから構成され、フィードバック制御回路は、DD−MZMのバイアス制御のため1つのみ要求される。結果として、送信装置のコストと複雑さが非常に減少する。
さらに、本発明の送信装置の全ての構成要素は40Gb/sシステムに対して商業的に利用可能であるため、40ギガボー16QAM光信号を、送信等化(pre-qualization)や超高速DACのような最先端の技術を用いることなく達成可能である。
本発明の送信装置の構成を示す。 第1の実施例でのDD−MZMによる光信号の操作を示す。 第1の実施例でのDD−MZMの出力での光信号の配置図および本送信装置によって生成された16QAM光信号の配置図を示す。 第2の実施例でのDD−MZMによる光信号の操作を示す。 第2の実施例でのDD−MZMの出力での光信号の配置図および本送信装置によって生成された16QAM光信号の配置図を示す。 16QAM光信号を生成する既存の装置例を示す。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の送信装置の構成を示す。本送信装置は、レーザ光源1と光位相変調部2を備え、光位相変調部2は、直列に並べられたデュアルドライブマッハツェンダ変調器21(DD−MZM)、第1の位相変調器22(PM)、および第2の位相変調器23(PM)を備える。
光位相変調部2は、レーザ光源1からの連続光を、入力2値電気信号のデータ1(v(t))、データ2(v(t))、データ3(v(t))およびデータ4(v(t))により光位相変調を行い、位相変調光信号を光伝送路に出力する。
DD−MZM21は、2つのマッハツェンダ変調器(MZM)を備え、連続光が2つに分岐され、各MZMで駆動信号により振幅および位相を操作した後、合波され出力される。駆動信号の大きさを調整することによって光信号のチャープを制御することができるため、光信号の振幅と位相を操作することができる。
本実施形態のDD−MZM21は、16QAM配置に置かれた4つのシンボルに光信号を変調する。この動作のため、2つの独立した2値電気信号のデータ(データ1とデータ2)をDD−MZM21の各MZMに印加し、駆動電圧(AとA)および変調バイアス電圧(v)を調節する。もし、DD−MZM21の分岐/合成比を同じにすると、DD−MZM21の伝達関数は、
Figure 0005905334
と表される。ここで、VπはDD−MZM21のスイッチング電圧である。したがって、3つのパラメータ(A,A、v)を調節することによって、光信号の振幅と位相を操作することができる。この特性から、16QAM配置の4シンボルを作ることができる。
位相変調器22、23は、それぞれ電気信号v(t)、v(t)を送り込むことにより、2値位相変調を行い、16QAM変調形式の光信号に変調することができる。
以上のように、本発明の送信装置は、DD−MZMと2つの位相変調器から構成され、電気多値信号および/またはDP−MZMを使用することなく、16QAM変調形式で光信号を変調することができる。
以下、本発明の送信装置による16QAM変調の実施例を2つ示す。
第1の実施例では、DD−MZM21のパラメータをA=A=0.3Vπおよびv=0.5Vπとすることによって、入力データ1は、図2(a)に配置され、入力データ2は、図2(b)に配置される。これらを合成することによって、図2(c)に示す4つのシンボルが作られる。図3(a)にDD−MZM21の出力での16QAM配置の四分円に置かれた変調信号の配置を示す。
この後、第1の位相変調器22に、2値([0、π]位相変調)v(t)を入力し、第2の位相変調器23に、2値([0、π/2]位相変調)v(t)を入力する。これは、QPSK(quadrature phase shift keying)光信号と同じ4等位相の結果となり、最終的に16QAM配置が得られる。図3(b)は、本送信装置の出力での16QAM配置を示す。
第2の実施例では、DD−MZM21のパラメータをA=A=0.7Vπおよびv=0.5Vπとすることによって、入力データ1は、図4(a)に配置され、入力データ2は、図4(b)に配置される。これらを合成することによって、図4(c)に示す4つのシンボルが作られる。図5(a)にDD−MZM21の出力での16QAM配置の第1の実施例と異なる変調信号の配置を示す。
この後、同様に、第1の位相変調器22に、2値([0、π]位相変調)v(t)を入力し、第2の位相変調器23に、2値([0、π/2]位相変調)v(t)を入力する。これにより、第1の実施例と同様に最終的に16QAM配置が得られる。図5(b)は、本送信装置の出力での16QAM配置を示す。
また、以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様および変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲およびその均等範囲によってのみ規定されるものである。
1 レーザ光源
2 光位相変調部
21 デュアルドライブマッハツェンダ変調器
22 第1の位相変調器
23 第2の位相変調器

Claims (6)

  1. 並列に接続された2つのマッハツェンダ変調器から成り、駆動信号の振幅およびバイアス電圧の調整に従って光信号のチャープを制御してその振幅と位相を操作して16値直交振幅変調(16QAM)の4つのシンボルを生成し、該4つのシンボルで光信号を変調するデュアルドライブマッハツェンダ変調器と、
    前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器により変調された光信号を4等位相で変調して16QAM光信号を生成する、それぞれが2値駆動信号で駆動される直列第1の位相変調器と第2の位相変調器と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器内の2つのマッハツェンダ変調器は、2つの独立した駆動信号によって、独立して駆動されることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器の第1の駆動信号の振幅(A)、第2の駆動信号の振幅(A)、およびバイアス電圧(v)は、光信号の振幅と位相を操作するために調整されることを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4. 前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器が、A=A=0.3Vπおよびv=0.5Vπ(Vπは前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器のスイッチング電圧)で、16QAM配置の四分円に置かれた4つのシンボルを作ることを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器が、A=A=0.7Vπおよびv=0.5Vπ(Vπは前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器のスイッチング電圧)で、16QAM配置に置かれた4つのシンボルを作ることを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  6. 並列に接続された2つのマッハツェンダ変調器から成るデュアルドライブマッハツェンダ変調器が、駆動信号の振幅およびバイアス電圧の調整に従って光信号のチャープを制御してその振幅と位相を操作して16値直交振幅変調(16QAM)の4つのシンボルを生成し、該4つのシンボルで光信号を変調するステップと、
    それぞれが2値駆動信号で駆動される直列第1位相変調器と第2の位相変調器が前記デュアルドライブマッハツェンダ変調器により変調された光信号を4等位相で変調して16QAM光信号を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする光信号を生成するための方法。
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