JP2016171363A - 光変調回路、光送信機および光変調方法 - Google Patents

光変調回路、光送信機および光変調方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 MZ型光変調器等の変調器に、入力された信号の変調方式に応じた最適な動作をさせることができる光変調回路、光送信機および光変調方法を提供する。
【解決手段】 本発明の光変調回路10は、変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段20、入力されたデータ信号の変調方式に対応する変調振幅情報を記憶手段20から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、データ信号の振幅を調整して出力するデータ出力手段30、および、連続光および振幅が調整されたデータ信号が入力し、連続光を振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する変調手段40、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光変調回路、光送信機および光変調方法に関し、特に、マッハツェンダ型光変調器が配置された光変調回路、光送信機および光変調方法に関する。
光送信機等で用いられる光変調器として、光導波路型のマッハツェンダ(MZ:Mach-Zehnder)型干渉計を光位相変調器を組み込んだMZ型光変調器がある。MZ型光変調器を用いた光送信機は、例えば、引用文献1−3に開示されている。
特許文献3には、分散予等化量に応じた補正を行いながらDCバイアス制御を行うことで、分散予等化量によらずにMZ型光変調器を最適動作させることができる光送信機が開示されている。
一方、近年、次世代のデジタルコヒーレントトランシーバとして、メトロネットワークやデータセンタアプリケーション用のCFP2(100G Form-factor Pluggable)モジュールが適用されている。CFP2モジュールにおいては、プラガブルトランシーバ内にMZ型光変調器やドライバや光源等が配置され、フレーム生成回路からの信号が比較的長い距離の配線を通過してドライバに入力される。
様々な変調方式のフレーム生成回路がプラガブルトランシーバに接続される場合、プラガブルトランシーバ内に配置されているMZ型光変調器に、接続されるフレーム生成回路の変調方式に応じた最適動作を行わせる必要が生じる。
特開2014−160985号公報 国際公開第2011/104838号 特開2008−236512号公報
しかしながら、特許文献1−3の光送信機においては、MZ型光変調器が様々な変調方式のフレーム生成回路に適用されることは考慮されていない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、MZ型光変調器等の変調器に、入力された信号の変調方式に応じた最適動作を行わせることができる、光変調回路、光送信機および光変調方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る光変調回路は、変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段と、入力されたデータ信号の変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整して出力するデータ出力手段と、連続光および前記振幅が調整されたデータ信号が入力し、前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する変調手段と、を備える。
上記目的を達成するために本発明に係る光送信機は、変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段と、連続光を生成して出力する光出力手段と、適応されている変調方式に応じてフレーム化したデータ信号を出力するフレーム生成手段と、適用されている変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整して出力するデータ出力手段と、バイアス電圧を生成して出力するバイアス制御手段と、前記バイアス電圧を用いて、前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する変調手段と、を備える。
上記目的を達成するために本発明に係る光変調方法は、変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段を備えた光変調回路を用いた光変調方法であって、入力されたデータ信号の変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整し、入力された連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調する。
上述した本発明の態様によれば、MZ型光変調器等の変調器に、入力された信号の変調方式に応じた最適動作を行わせることができる。
第1の実施形態に係る、(a)光変調回路10のブロック構成図、(b)光送信機80のブロック構成図である。 第2の実施形態に係る光変調回路100のブロック構成図である。 第2の実施形態に係る光変調器200のブロック構成図である。 第2の実施形態に係るパワー取得回路300のブロック構成図である。 第2の実施形態に係る光変調器200の、QPSK変調方式が適用されている場合のトランスファー曲線および変調信号の変調振幅の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る光変調器200の、QAM変調方式が適用されている場合のトランスファー曲線および変調信号の変調振幅の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る光変調回路100の動作手順を示す図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る光変調回路のブロック構成図を図1(a)に示す。図1(a)において、光変調回路10は、記憶手段20、データ出力手段30および変調手段40を備える。
記憶手段20には、変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録されている。例えば、本実施形態に係る記憶手段20には、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式に対応付けて、2Vπ動作に応じた変調振幅を有する変調信号を生成するための変調振幅情報が登録されている。また、記憶手段20には、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式に対応付けて、2Vπ動作に応じた変調振幅よりも小さい所望の変調振幅、例えば、2×0.9Vπ動作に応じた変調振幅、を有する変調信号を生成するための変調振幅情報が登録されている。
これは、QPSK変調方式の場合、リミッティングタイプのドライバを用いることで入力信号の振幅ばらつきはほぼ無視することができ、最大変調振幅での運用が可能なのに対して、QAM変調方式の場合、リミッティングタイプのドライバを用いることができないからである。QAM変調方式の場合、パルス振幅波形変調方式(PAM:Pulse Amplitude Modulation)といったマルチレベルの信号増幅に必要なリニアタイプのドライバを適用する必要があり、リニアタイプのドライバは、入力信号の振幅のばらつきについてもドライバの利得分増幅されてしまうことから、変調歪の影響が小さい変調振幅での運用が必要となる。
データ出力手段30は、図示しないフレーム生成手段等から、適応されている変調方式に応じてフレーム化されたデータ信号が入力される。そして、データ出力手段30は、適用されている変調方式に対応する変調振幅情報を記憶手段20から抽出し、抽出した変調振幅情報に基づいて、入力されたデータ信号の振幅を調整して変調手段40へ出力する。
変調手段40には、連続光およびデータ出力手段30から出力された振幅が調整されたデータ信号が入力する。そして、変調手段40は、入力された連続光を振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する。
上記のように構成された光変調回路10において、データ出力手段30は、変調方式に応じた変調振幅情報に基づいてデータ信号の振幅を最適に調整する。例えば、データ出力手段30は、QAM変調方式等の、変調振幅が大きくなることで変調信号に変調歪が発生する変調方式が適用されている場合、該変調方式に対応する変調振幅情報を用いてデータ信号の振幅を小さくする。変調手段40がデータ出力手段30から入力されたデータ信号を用いて変調することにより、変調歪の影響が小さい最適な変調振幅を有する変調信号が出力される。すなわち、本実施形態に係る光変調回路10は、変調手段40に、入力された信号の変調方式に応じた最適動作を行わせることができる。
ここで、変調振幅情報として最適平均強度を適用することができる。この場合、光変調回路10は、変調手段40から出力された変調信号の平均強度を取得する強度計測手段をさらに備える。そして、データ出力手段30は、適用されている変調方式に対応する最適平均強度を記憶手段20から抽出し、強度計測手段において計測された変調信号の平均強度が、抽出した最適平均強度と一致するように、データ信号の振幅を調整する。
また、光変調回路10内に、変調手段40の動作点をNULL点に一致させるためのバイアス電圧を生成して変調手段40へ出力する、バイアス制御手段を配置することもできる。この場合、変調手段40は、バイアス制御手段から入力されたバイアス電圧を用いて、入力された連続光を振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する。
なお、上記の光変調回路10を光送信機内に配置することもできる。この場合の光送信機80のブロック構成図を図1(b)に示す。図1(b)の光送信機80は、図1(a)の光変調回路10に、バイアス制御手段50、光出力手段60およびフレーム生成手段70を追加することによって構成される。
バイアス制御手段50は、変調手段40の動作点をNULL点に一致させるためのバイアス電圧を生成して変調手段40へ出力する。光出力手段60は、連続光生成して変調手段40へ出力する。
一方、フレーム生成手段70は、適応されている変調方式に応じてフレーム化したデータ信号をデータ出力手段30へ出力する。データ出力手段30は、フレーム生成手段70から入力されたデータ信号の振幅を、記憶手段20から抽出した変調振幅情報に応じて調整し、変調手段40へ出力する。
そして、変調手段40は、バイアス制御手段50から入力されたバイアス電圧を用いて、光出力手段60から入力された連続光を、データ出力手段30から入力された振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する。
なお、記憶手段20、データ出力手段30、変調手段40、バイアス制御手段50および光出力手段60を、フレーム生成手段70とは別体のプラガブルトランシーバとして構成することもできる。この場合、プラガブルトランシーバは、データ出力手段30において接続されるフレーム生成手段70から入力されるデータ信号の振幅を適用されている変調方式に応じて調整することで、変調手段40に、適用されている変調方式に応じた最適動作を行わせることができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る光変調回路のブロック構成図を図2に示す。図2において、光変調回路100は、光変調器200、パワー取得回路300、記憶素子400、制御回路500、オートバイアス制御回路600およびドライバ回路700から成る。
光変調器200は、オートバイアス制御回路600から印加された駆動用バイアス電圧によって駆動され、入力された連続光をドライバ回路700から入力されたデータ列に基づいて光変調し、変調信号を出力する。光変調器200のブロック構成図の一例を図3に示す。図3において、本実施形態に係る光変調器200は、光分波器210、第1マッハツェンダ(MZ:Mach−Zehnder)型光変調器220、第2MZ型光変調器230、光位相調整部240および光合波器250から成る。
光分波器210は、入力された連続光を2分岐し、一方を第1MZ型光変調器220へ、他方を第2MZ型光変調器230へ出力する。
第1MZ型光変調器220は、オートバイアス制御回路600から印加された駆動用バイアス電圧Vxによって駆動され、入力された一方の連続光をドライバ回路700から入力されたデータ列DATAxを用いて変調し、X偏波の変調信号を出力する。
第2MZ型光変調器230は、オートバイアス制御回路600から印加された駆動用バイアス電圧Vyによって駆動され、入力された他方の連続光をドライバ回路700から入力されたデータ列DATAxyを用いて変調し、Y偏波の変調信号を出力する。
光位相調整部240は、第2MZ型光変調器230から出力されたY偏波の変調信号の位相をπ/2シフトさせて出力する。
光合波器250は、第1MZ型光変調器220から出力されたX偏波の変調信号と、光位相調整部240から出力された位相がπ/2シフトされたY偏波の変調信号とを合波し、変調信号として出力する。
パワー取得回路300は、光変調器200から出力された変調信号の光強度を検出し、検出した光強度から光変調器200から出力された変調信号の平均強度を取得して制御回路500へ出力する。パワー取得回路300のブロック構成図の一例を図4に示す。図4において、本実施形態に係るパワー取得回路300は、フォトダイオード(PD:Photodiode)310、IV変換器320、ローパスフィルタ(LPF:Low-pass Filter)330およびアナログデジタル変換器340から成る。
PD310は、例えば、光変調器200の出力ポート上に配置され、光変調器200から出力された変調信号の光強度に応じた電流値を出力する。
IV変換器320は、PD310から出力された変調信号の光強度に応じた電流値を電圧値に変換し、LPF330およびアナログデジタル変換器340へ出力する。
LPF330は、入力された光強度の電圧値から変調成分を除去することで光変調器200から出力された変調信号の平均強度を検出し、アナログデジタル変換器340へ出力する。
アナログデジタル変換器340は、IV変換器320から入力された光強度の電圧値をデジタル値に変換すると共に、LPF330から入力された変調信号の平均強度をデジタル値に変換し、光強度情報および平均強度情報として制御回路500へ出力する。
記憶素子400には、予め、複数の変調方式ごとに光平均強度の最適点が登録されている。例えば、QPSK変調方式に対しては、後述する2Vπ動作時の光強度の光平均強度が最適点として登録されている。また、QAM変調方式に対しては、後述する2×0.9Vπ動作時の光強度の光平均強度が最適点として登録されている。
制御回路500は、パワー取得回路300から入力された光強度情報に基づいて、光変調器200の動作点をNULL点に一致させるためのバイアス制御情報を生成してオートバイアス制御回路600へ出力する。また、制御回路500は、記憶素子400からその時の変調方式に応じた光平均強度の最適点を読み出す。そして、制御回路500は、パワー取得回路300から入力された光平均強度情報に基づいて、光変調器200から出力される変調信号の光平均強度を記憶素子400から読み出した光平均強度の最適点に一致させるための振幅情報を生成してドライバ回路700へ出力する。
オートバイアス制御回路600は、制御回路500から入力されたバイアス制御情報に基づいて、駆動用バイアス電圧Vx、Vyを生成し、生成した駆動用バイアス電圧Vxを第1MZ型光変調器220に、生成した駆動用バイアス電圧Vyを第2MZ型光変調器230に印加する。オートバイアス制御回路600がバイアス制御情報に基づいて生成した駆動用バイアス電圧Vx、Vyを光変調器200に印加することにより、光変調器200がNULL点をバイアス点として駆動される。
ドライバ回路700には、適用される変調方式に応じて符号化された送信データが入力される。ドライバ回路700は、入力された送信データの電気振幅を制御回路500から入力された振幅情報に基づいて調整し、データ列DATAx、DATAyを第1MZ型光変調器220、第2MZ型光変調器230へそれぞれ出力する。
ドライバ回路700が制御回路500から入力された振幅情報に基づいて送信データの電気振幅を調整することにより、光変調器200からは変調方式に応じて最適に変調された変調信号が出力される。例えば、QPSK変調方式が適用されている場合、光変調器200からは2Vπ動作に応じた変調振幅の変調信号が出力される。QPSK変調方式が適用されている場合の光変調器200のトランスファー曲線と、光変調器200から出力される変調信号の変調振幅とを図5に示す。図5に示すように、変調信号の光強度は2Vπ動作時に最も高くなる。一方、QAM変調方式が適用されている場合、光変調器200からは2×0.9Vπ動作に応じた変調振幅の変調信号が出力される。QAM変調方式が適用されている場合の光変調器200のトランスファー曲線と、光変調器200から出力される変調信号の変調振幅とを図6に示す。図6において、QAM変調方式の場合に変調度を減らすことにより、変調信号の光強度を下げることができ、変調歪みによる信号品質への悪影響を低減することができる。
以上のように構成された光変調回路100は、パワー取得回路300が取得した光変調器200から出力される変調信号の光平均強度を、記憶素子400から読み出した光平均強度の最適点に一致させるための振幅情報を生成し、該振幅情報を用いて送信データの電気振幅を調整する。振幅情報に基づいて電気振幅が調整された送信データを光変調器200へ出力することにより、光変調器200から変調方式に応じて変調振幅が最適に調整された変調信号が出力される。
次に、本実施形態に係る光変調回路100の動作手順を図7に沿って説明する。図7において、光変調器200は、オートバイアス制御回路600から印加された駆動用バイアス電圧により、入力された連続光をドライバ回路700から入力されたデータ列に基づいて光変調し、変調信号を出力する(S101)。
パワー取得回路300は、光変調器200から出力された変調信号の光強度を計測し、さらに、変調信号の平均強度を取得する。そして、パワー取得回路300は、計測した光強度および取得した光平均強度を、光強度情報および光平均強度情報として制御回路500へ出力する(S102)。
制御回路500は、入力された光強度情報に基づいて、光変調器200の動作点をNULL点に一致させるためのバイアス制御情報を生成し、オートバイアス制御回路600へ出力する(S103)。オートバイアス制御回路600は、制御回路500から入力されたバイアス制御情報に基づいて、駆動用バイアス電圧を生成し、光変調器200へ印加する(S104)。
一方、制御回路500は、その時の変調方式に応じた光平均強度の最適点を記憶素子400から読み出す(S105)。そして、制御回路500は、入力された光平均強度情報に基づいて、光変調器200から出力される変調信号の光平均強度を記憶素子400から読み出した光平均強度の最適点に一致させるための振幅情報を生成し、ドライバ回路700へ出力する(S106)。
例えば、制御回路500は、光変調器200から出力される変調信号の光平均強度が記憶素子400から読み出した光平均強度の最適点より小さい場合、利得を大きくした振幅情報をドライバ回路700へ出力する。一方、制御回路500は、光変調器200から出力される変調信号の光平均強度が記憶素子400から読み出した光平均強度の最適点より大きい場合、利得を小さくした振幅情報をドライバ回路700へ出力する。
ドライバ回路700は、制御回路500から入力された振幅情報に基づいて、入力された送信データの電気振幅を調整し、データ列を光変調器200へ出力する(S107)。これにより、例えば、QPSK変調方式が適用されている場合に、光変調器200から2Vπ動作に応じた変調振幅の変調信号が出力され、QAM変調方式が適用されている場合に、光変調器200から2×0.9Vπ動作に応じた変調振幅の変調信号が出力される。
以上のように、本実施形態に係る光変調回路100は、ドライバ回路700において変調方式に応じた変調振幅情報に基づいてデータ信号の振幅を最適に調整することから、光変調器200に、変調方式に応じた最適な動作をさせることができる。
上述の光変調回路10、100は、例えば、光トランシーバ、光送信回路、デジタルコヒーレント光トランシーバ、デジタルコヒーレント光送信回路、光変調器制御回路等に配置することができる。
本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
10 光変調回路
20 記憶手段
30 データ出力手段
40 変調手段
50 バイアス制御手段
60 光出力手段
70 フレーム生成手段
80 光送信機
100 光変調回路
200 光変調器
210 光分波器
220 第1MZ型光変調器
230 第2MZ型光変調器
240 光位相調整部
250 光合波器
300 パワー取得回路
310 PD
320 IV変換器
330 LPF
340 アナログデジタル変換器
400 記憶素子
500 制御回路
600 オートバイアス制御回路
700 ドライバ回路

Claims (9)

  1. 変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段と、
    入力されたデータ信号の変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整して出力するデータ出力手段と、
    連続光および前記振幅が調整されたデータ信号が入力し、前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する変調手段と、
    を備える光変調回路。
  2. 出力された前記変調信号の平均強度を計測する強度計測手段をさらに備え、
    前記記憶手段には、前記変調振幅情報として最適平均強度が登録されており、
    前記データ出力手段は、入力されたデータ信号の変調方式に対応する最適平均強度を前記記憶手段から抽出し、前記計測された平均強度が前記抽出した最適平均強度と一致するように、前記データ信号の振幅を調整する、
    請求項1に記載の光変調回路。
  3. バイアス電圧を生成して出力するバイアス制御手段をさらに備え、
    前記変調手段は、前記出力されたバイアス電圧を用いて、前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調する、
    請求項1または2に記載の光変調回路。
  4. 出力された前記変調信号の光強度を計測する第2の強度計測手段をさらに備え、
    前記バイアス制御手段は、前記計測された光強度に基づいて、前記変調手段の動作点をNULL点に一致させるためのバイアス電圧を生成する、
    請求項3に記載の光変調回路。
  5. 前記変調手段は、
    入力された連続光を2分岐する分岐手段と、
    前記バイアス電圧を用いて、前記分岐された一方の連続光を前記データ信号によって変調して、第1変調信号を出力する第1マッハツェンダ型光変調器と、
    前記バイアス電圧を用いて、前記分岐された他方の連続光を前記データ信号によって変調して、第2変調信号を出力する第2マッハツェンダ型光変調器と、
    前記第1変調信号と前記第2変調信号とを合波して変調信号を出力する合波手段と、
    を備える、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光変調回路。
  6. 前記変調手段は前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調することで、
    QPSK変調方式が適用されている場合に、2Vπ動作に応じた変調振幅を有する変調信号を出力し、
    QAM変調方式が適用されている場合に、2Vπ動作に応じた変調振幅よりも小さい変調振幅を有する変調信号を出力する、
    請求項5に記載の光変調回路。
  7. 変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段と、
    連続光を生成して出力する光出力手段と、
    適応されている変調方式に応じてフレーム化したデータ信号を出力するフレーム生成手段と、
    適用されている変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整して出力するデータ出力手段と、
    バイアス電圧を生成して出力するバイアス制御手段と、
    前記バイアス電圧を用いて、前記連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調し、変調信号を出力する変調手段と、
    を備える光送信機。
  8. 前記フレーム生成手段と、前記データ出力手段および前記変調手段とは、プラガブルに構成される、請求項7に記載の光送信機。
  9. 変調方式に応じた変調振幅情報が複数登録された記憶手段を備えた光変調回路を用いた光変調方法であって、
    入力されたデータ信号の変調方式に対応する変調振幅情報を前記記憶手段から抽出し、該抽出した変調振幅情報に基づいて、前記データ信号の振幅を調整し、
    入力された連続光を前記振幅が調整されたデータ信号によって変調する、
    光変調方法。
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