JP2014121455A - X線画像撮影装置 - Google Patents

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    • A61B6/566Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings involving communication between diagnostic systems

Abstract

【課題】 複数の電子カセッテと情報処理部の通信において、電子カセッテ状態情報の情報処理部への送信を、撮影動作の障害にならないように制御するX線画像撮影装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 複数のX線検出カセッテと、前記複数のX線検出カセッテと通信し前記複数のX線検出カセッテに関する情報を処理する情報処理部とを備え、前記複数のX線検出カセッテは、X線検出カセッテの撮影制御信号および画像データからなる第一の情報と、前記第一の情報と異なる第二の情報を前記情報処理部と送受信し、前記第一の情報の送受信と前記第二の情報の送受信のタイミングが重複した場合、前記第一の情報を優先して送受信することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、被写体を透過したX線を検出して、X線画像を取得するX線画像撮影装置に関するものである。
被写体を透過したX線の強度分布を検出して被写体のX線画像を得るX線画像撮影装置がある。
X線画像撮影装置の方式は、今日、古来のフィルム・スクリーン法から、微小な光電変換素子とスイッチング素子からなる画素を格子状に配置した平面センサを用いた方式に移行している。
X線画像撮影装置は、従来の感光性フィルムに比べて非常に広いダイナミックレンジを有するためX線露光量が変動しても安定したX線画像が得られること、化学処理が不要なためX線画像を即時に得られるなどの利点がある。
X線画像撮影装置には、一般撮影室など所定の場所に設置される据置型検出器と、自由に持ち運べる可搬型検出器(電子カセッテ)がある。
制御部との通信、外部からの給電でケーブルを介するワイアードカセッテに次ぐ、無線通信用のアンテナとバッテリを内蔵したワイアレスカセッテも登場している。
特に、従前のフィルムカセッテ用の設備はそのままに、検出器のみ置き換えるレトロフィットが急速に広がっている。
具体的には、複数台のワイアレスカセッテを使用したり、ワイアレスカセッテを据置型の架台装置やテーブルに組み込んで運用するケースが大変多くなっている。
ここで、使用しようとする電子カセッテが使用可能なのかどうか、もしくは使用可能な電子カセッテがどれなのかを操作者に通知する課題が生じる。これら課題を個別に解決する方策として、特許文献1〜4が開示されている。
すなわち、特許文献1では、複数台のワイアレスカセッテのうち、個々の撮影条件に対して使用可能なワイアレスカセッテを操作者が選択するのを補助する方法として、撮影条件に応じて使用可能なワイアレスカセッテの優先順位を、バッテリ残量の多い順に割り当てることが提案されている。
特許文献2では、撮影開始時における電子カセッテの撮影可能枚数を報知する手段として、電子カセッテの有するバッテリの残量から該電子カセッテの撮影可能枚数を算出し、その結果を表示部に表示することが提案されている。
特許文献3では、電子カセッテの位置情報報知手段として、電子カセッテと、該電子カセッテが装填された架台装置を組として特定し、その結果を表示部に表示することが提案されている。
特許文献4では、ワイアレスカセッテの位置・姿勢情報を報知する手段として、ワイアレスカセッテと、該ワイアレスカセッテが装填された架台装置、さらには該架台装置内での該ワイアレスカセッテの向きをセットで特定し、その結果を表示部に一覧表示することが提案されている。
特開2010B−50620 特開2006−95020 特許第4838442号 特開2010B−10A057
ところで、操作者に通知すべきと上述した情報を電子カセッテの状態情報と総称すると、駆動電源の残量が不足したまま、電子カセッテが撮影準備を開始しないようにする必要などを考慮して、前記電子カセッテの状態情報はできる限り最新の状態であることが望ましい。
そのためには、電子カセッテの状態情報を、制御部を始めとする情報処理部に送信する頻度を上げる必要がある。
しかし、電子カセッテの通信動作が該電子カセッテの撮影動作の障害となる可能性がある。特に、複数の電子カセッテを併用する環境においては、撮影に使用するもの以外の電子カセッテと情報処理部の通信によって、撮影を行う電子カセッテにて通信遅延が生じたり、通信によるノイズで画質が劣化するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、複数の電子カセッテと情報処理部の通信において、電子カセッテ状態情報の情報処理部への送信を、撮影動作の障害にならないように制御するX線画像撮影装置を提供することとする。
上記目的を達成するために、複数のX線検出カセッテと、前記複数のX線検出カセッテと通信し前記複数のX線検出カセッテに関する情報を処理する情報処理部とを備え、前記複数のX線検出カセッテは、X線検出カセッテの撮影制御信号および画像データからなる第一の情報と、前記第一の情報と異なる第二の情報を前記情報処理部と送受信し、前記第一の情報の送受信と前記第二の情報の送受信のタイミングが重複した場合、前記第一の情報を優先して送受信することを特徴とする。
複数のX線検出カセッテを有するX線撮影装置において、前記複数のX線検出カセッテの状態情報を、ある1台のX線検出カセッテにおける撮影動作を妨げることなく管理することができる。
第1から第4の実施例に係る、X線画像撮影装置の模式図 第1の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処理部が行う通信の模式図 第1の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処置部の通信タイミング図 第2の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処置部の通信タイミング図 第3の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処理部が行う通信の模式図 第4の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処理部が行う通信の模式図 第5および第6の実施例に係る、X線画像撮影装置の模式図 第5の実施例に係る、撮影動作時以外にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第5の実施例に係る、撮影動作時にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第6の実施例に係る、撮影動作時以外にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第6の実施例に係る、撮影動作時にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第7の実施例に係る、撮影動作時以外にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第7の実施例に係る、撮影動作時にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および表示部における表示内容の模式図 第8の実施例に係る、X線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および架台表示部における表示内容の模式図 第9の実施例に係る、撮影動作時以外にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および架台表示部、表示部における表示内容の模式図 第9の実施例に係る、撮影動作時にX線検出カセッテと情報処理部が行う通信、および架台表示部、表示部における表示内容の模式図
以下に、本発明の実施形態を添付図に基づいて詳細に説明する。ただし、各実施例にて構成される電子カセッテの数および各種表示部における表示内容は、本文および図中に示す限りではない。
(第一の実施例)
第一の実施例から第四の実施例のいずれかのX線撮影に係るX線画像撮影装置を図1に模式的に示す。図に示した台数に限定されない複数の電子カセッテ10が情報処理部20と通信100が可能に構成されている。情報処理部20は、電子カセッテ10の動作を制御する制御部21もしくは、電子カセッテに関する情報を表示する表示部22である。通信100によって送受信される情報は、X線検出カセッテの撮影制御信号および画像データからなる第一の情報101と、前記第一の情報とは内容が異なる第二の情報102に分類される。図2には、ある電子カセッテ10と情報処理部20との通信の様子を抜粋して示す。いずれの電子カセッテでも撮影動作が行われていない間は図2(b)のように、電子カセッテ10は情報処理部20と第二の情報102を送受信しているが、電子カセッテ10が撮影動作に入るなどして情報処理部20と第一の情報101を送受信するタイミングでは図2(a)のように、送受信のタイミングが重複しないように、第二の情報の送信を中止する。
図3には、横軸を時間軸とした電子カセッテ10と情報処理部20の通信タイミングの例を示す。電子カセッテは、ある時間間隔をおいて定期的に情報処理部と第二の情報を送受信している。ところが、電子カセッテで撮影動作が行われていなければ第二の情報102を送受信するはずであったタイミングに第一の情報101を送受信する場合、電子カセッテもしくは情報処理部が、第二の情報102の送信を中止し第一の情報101の送受信を行う。例えば、電子カセッテが撮影準備を開始するよう制御する信号(図中“撮影準備開始信号”)を、情報処理部が電子カセッテに送信した、もしくは電子カセッテが情報処理部から受信したタイミングが第二の情報送受信のタイミングと合致した場合は、そのタイミングでは第二の情報送受信を中止する。また、電子カセッテが取得したX線画像データを電子カセッテが情報処理部に送信している期間内(図中“画像転送”)は、第二の情報の送受信が全面的に中断される。電子カセッテでの撮影動作が終了した後は、所定のタイミングでの第二の情報送受信が再開される。
本実施例によれば、電子カセッテにおける撮影動作を妨げることなく、電子カセッテと情報処理部との間で第二の情報を送受信し続けることができる。また、所定の通信タイミングを乱すことなく、第二の情報送受信を定期的に行えばよいので、電子カセッテもしくは情報処理部で動作させるクロックを最低限の数に抑えることができる。
(第二の実施例)
第二の実施例の電子カセッテと情報処理部の間では、図4に示す通信タイミングで情報が通信されている。すなわち、電子カセッテは撮影動作を行っていない間、ある時間間隔を置いて定期的に情報処理部と第二の情報を送受信している。しかし、電子カセッテで撮影準備を開始させる信号(例えば、図中“撮影準備開始信号”)を情報処理部が送信、もしくは電子カセッテが受信すると、電子カセッテもしくは情報処理部が、次のタイミングから撮影動作が続く間、第二の情報102の送受信を中止し、第一の情報101の送受信のみを行う。電子カセッテでの撮影動作が終了すると、電子カセッテが情報処理部に撮影動作終了を示す信号を送信する。情報処理部がこの信号を受信すると、電子カセッテに対し、第二の情報102の送受信を再開するよう信号を送信することで、第二の情報102の送受信が再開される。また、本実施例では上述の通りに、第二の情報102の送受信を中止したが、あらかじめ、第二の情報102の送受信を禁止などの制限を加えてもよい。この場合、情報処理部が通信禁止信号を送信してもよい。
本実施例によれば、第一の情報送受信が終了後即座に第二の情報送受信を再開できるので、第二の情報の更新タイムラグを最小限に抑えることができる。また、第二の情報送受信を中止している間はクロックを停止させてよく、撮影動作中の電子カセッテ動作を実施例1に比べて簡素化できるため、省電力化の効果もある。
(第三の実施例)
第三の実施例に係るX線画像撮影装置において行われる通信の様子を、図5に示す。いずれの電子カセッテでも撮影が行われていない間は図5(a)のように、電子カセッテ10は情報処理部20と第二の情報102を送受信しているが、ある電子カセッテで撮影を行う場合には、情報処理部20が、ある電子カセッテで撮影動作を行う旨を全電子カセッテに対して通知する。すると、全電子カセッテが第二の情報102送受信を中止するため、図5(b)のように、撮影動作を行う電子カセッテ10Aのみが情報処理部21と第一の情報101を送受信することになる。この結果、ある電子カセッテで撮影している間、情報処理部20は撮影中の電子カセッテ10Aのみと通信すればよく、処理すべき情報量を必要最低限に抑えることができるため、撮影動作を効率的かつ正確に行うことができる。
(第四の実施例)
第四の実施例に係るX線画像撮影装置において行われる通信の様子を、図6に示す。図5との差分は、情報処理部20が記憶部23を有している点である。すなわち、いずれの電子カセッテでも撮影が行われていない間は図6(a)のように、電子カセッテ10は情報処理部20と第二の情報102を送受信している。ある電子カセッテで撮影を行う場合には、情報処理部20が特定の電子カセッテ10Aに対して撮影動作開始の信号を送信すると共に、情報処理部20は全ての電子カセッテ10の第二の情報を取得し、記憶部23に記憶する。その後、情報処理部20は、撮影を行わない電子カセッテ10Bに対して第二の情報102を送受信しないよう制御する。実施例3に対する本実施例特有の効果は、ある電子カセッテ10Aにおける撮影中、撮影を行わない電子カセッテ10Bに関する情報が一切更新されない間でも、前記撮影を行わない電子カセッテ10Bの状態情報を撮影開始直前の状態で保持することが可能になることである。当該状態情報は、例えば、電子カセッテの位置情報と、電子カセッテの駆動状態と、電子カセッテのバッテリの状態と、電子カセッテの通信の状態などから構成される。
(第五の実施例)
図7は、第五の実施例および第六の実施例に係るX線画像撮影装置の模式図である。3台の電子カセッテ11〜13と制御部21から構成され、これらは互いに通信100が可能である。制御部21には表示部22が、通信100が可能な形態で接続され、表示部22には電子カセッテ11〜13に関する情報が表示される。
いずれの電子カセッテでも撮影が行われていない間は図8(a)のように、電子カセッテ10は制御部21と第二の情報102を送受信しており、表示部22には制御部21が受信した第二の情報102が送信され、表示される。図8(b)に表示例を示すが、ここでは制御部21と通信可能な3台の電子カセッテ11〜13にID番号を割り当て、一覧表示している。表示内容は、図中左から「ID番号」「駆動状態」「各電子カセッテが有するバッテリの残量および充電回数」「通信状態」である。全ての電子カセッテの「駆動状態」が電源ONであるものの撮影準備に入っていない“SLEEP”状態であることが表示されている。「通信状態」としては、接続部21と無線接続されているID番号“1”“2”の電子カセッテの欄に電波強度を表示し、ケーブルを介して有線接続されているID番号“3”の電子カセッテの欄には有線接続を表すアイコンを表示している。ここで、電子カセッテ13には外部電源40からケーブルを介して電力を供給し、給電された電力によって、該電子カセッテが有するバッテリを充電する構成にしてもよい。その場合、「バッテリの残量および充電回数」欄のアイコンを点滅させる、あるいは別アイコンに変化させるなど、“充電中”特有の表示を行うのが望ましい。なお、内蔵バッテリの充電回数を表示するのは、バッテリが充電回数を重ねる度に充放電能力が低下する性質を考慮するためである。所定の充電回数に近づいた場合にユーザに対しバッテリ交換を促す機能を制御部21もしくは表示部22に設けてもよい。尚、前述のバッテリの状態の情報は、バッテリの充電状態の情報を含むものとする。
電子カセッテ12で撮影を行う場合はまず、表示部22もしくは制御部21に接続した入力装置から、電子カセッテ12を選択するよう入力する。すると、制御部21が電子カセッテ12に対して撮影動作開始の信号を送信すると共に、図9(a)のように、撮影を行わない電子カセッテ11および13に対して第二の情報102を送受信しないよう制御する。この際、表示部22には図9(b)のように表示される。すなわち、電子カセッテの状態情報は、撮影動作に必要な操作メニューに対して表示領域が小さくなっているが、ID番号“2”の電子カセッテ12が撮影準備の完了した“READY”状態にあることが分かる。この時点で管理下にある全電子カセッテの状態情報は、制御部21による通信制御により最新のものに更新できていないが、表示部22は前述の通信制御前に表示内容を保持しているのである。
電子カセッテ12でX線画像が取得され、制御部21に送信されると、表示部22には図9(c)のように表示される。すなわち、表示画面上では取得画像とその確認・処理・保存に必要な操作メニューが最大領域を占め、電子カセッテの状態情報は図9(b)で示したものと同様に、小さく表示される。この時点で、制御部21は電子カセッテ12から撮影動作が完了した旨の通知を受けており、全電子カセッテと第二の情報の送受信を再開しているため、例えば、電子カセッテ11のバッテリ残量が減っているというように、表示内容が更新されている。
ところで、制御部21は管理下の電子カセッテのバッテリ残量が、1回の撮影に必要なバッテリ容量に対して不足するかどうかを判定する機能を有している。電子カセッテが実際に有するバッテリ残量が基準量に対し不足すると判定された場合は、バッテリの交換または充電を、表示および音を用いてユーザに促すことができる。例えば、上述した撮影準備開始時において、電子カセッテ12が撮影動作開始の信号を受信したのを受け、自身の第二の情報102を制御部21に送信する。制御部21は受信した情報を基に電子カセッテ12の有するバッテリ残量が撮影に堪え得るかを判定し、もし残量不足と判定されれば、電子カセッテ12での撮影を中止する。これにより、X線照射後に電子カセッテ12が電源OFFに陥り、画像損失のみならず、被験者の余計なX線被曝に繋がる事態を事前に避けることができる。
本実施例によれば、制御部21から管理下の電子カセッテ11〜13全ての状態情報をユーザが一度に把握することができ、また、いずれかの電子カセッテが撮影動作中でも、撮影動作開始前の比較的新しい情報を把握することができる。また、管理下の電子カセッテのバッテリ残量が常に1回の撮影に堪えられる状態であるよう、ユーザがメンテナンスできるようナビゲートすることができる。
(第六の実施例)
第六の実施例に係るX線画像撮影装置において行われる通信の様子を、図10に示す。図8および9との差分は、制御部21が記憶部23を有している点である。制御部21は、管理下にある全電子カセッテ11〜13から取得した各々の状態情報を、前記記憶部23に記憶する。記憶した情報は、制御部21と通信可能な電子カセッテのものに限り、第二の情報の送受信の度に更新されるが、電源OFFされた電子カセッテについての情報は、「駆動状態」(図中“off”)以外の情報は保持される。一方、電源OFF以外の原因で通信不可能になった電子カセッテについての情報は、「バッテリ残量」のみが保持される。
上記前提の下で本実施例に係るX線画像撮影装置の動作を以下に記す。いずれの電子カセッテでも撮影が行われていない間は図10(a)のように、電子カセッテ11〜13は制御部21と第二の情報102を送受信している。このとき表示部22には、図10(b)のように表示されている。電子カセッテ12だけが電源OFFであるが、「バッテリ残量」「通信状態」は駆動停止される前に記憶部23に記憶された内容が表示されている。電子カセッテ13で撮影を行う場合には、制御部21が電子カセッテ13に対して撮影動作開始の信号を送信すると共に、制御部21は全ての電子カセッテ11〜13の第二の情報102を取得し、記憶部23に記憶する。この際、制御部21は撮影を行う電子カセッテ13のバッテリ残量がオーダされた撮影に堪え得るかどうかを判定する。万一バッテリ残量が不足する場合には、電子カセッテ13での撮影を中止し、撮影に使用する電子カセッテを、その時点で電源ONである電子カセッテ11に変更してもよいかどうかをユーザに問い合わせる。前記判定で、電子カセッテ13のバッテリ残量が撮影に堪え得ると判定されれば、図11(a)に示すように、制御部21は撮影を行わない電子カセッテ11および12に対して第二の情報102を送受信しないよう制御する。この際、表示部22には図11(b)のように表示される。すなわち、電子カセッテの状態情報は、撮影動作に必要な操作メニューに対して表示領域が小さくなっているが、電子カセッテ13が撮影準備の完了した“READY”状態にあることが分かる。この時点で管理下にある全電子カセッテの状態情報は、制御部21による通信制御により最新のものに更新できていないが、表示部22は記憶部23に記憶した内容を表示しているのである。
電子カセッテ13でX線画像が取得され、制御部21に送信されると、表示部22には図11(c)のように表示される。すなわち、表示画面上では取得画像とその確認・処理・保存に必要な操作メニューが最大領域を占め、電子カセッテの状態情報は図11(b)で示したものと同様に、小さく表示される。この時点で、制御部21は電子カセッテ13から撮影動作が完了した旨の通知を受けており、全電子カセッテと第二の情報の送受信を再開している。例えば、電子カセッテ11が電源OFFされることなく制御部21と通信不可能になったというように、表示内容が更新されている。
ここで、制御部21は管理下の電子カセッテのバッテリ残量が、所定回数の撮影に必要なバッテリ容量に対して不足するかどうかを判定する機能を有している。電子カセッテが実際に有するバッテリ残量が基準量に対し不足すると判定された場合、制御部21は、該電子カセッテの状態情報を取得する頻度を、他の電子カセッテにおける頻度に対し変化させる。前記情報取得頻度は上げることも下げることもでき、ユーザによって選択される。前記情報取得頻度を上げた場合は、該電子カセッテのバッテリ残量をよりきめ細かく監視できる。一方、前記情報取得頻度を下げた場合は、該電子カセッテの通信回数を減らし、通信による電力消費を抑えることができる。
実施例5に対する本実施例特有の効果は3つある。1つは、電源OFF状態を始め、制御部21と通信不可能な電子カセッテの状態情報を、通信中断前の最新の状態で把握することができることである。2つ目は、ある電子カセッテにおける撮影中、撮影を行わない電子カセッテに関する情報が一切更新されない間でも、前記撮影を行わない電子カセッテの状態情報を撮影開始直前の状態で保持することが可能になることである。そして3つ目は、管理下にある電子カセッテのバッテリ残量が使用に堪えられる状態であるよう、ユーザのメンテナンスをよりきめ細かくナビゲートできることである。
(第七の実施例)
第七の実施例に係るX線画像撮影装置は、図12(a)のように構成されている。ID番号“1”の電子カセッテ11が着脱可能に立位架台31内に収納されている。ID番号“3”の電子カセッテ13はユニバーサルスタンド33から所定距離の範囲内(以下、この相対位置関係を“近傍”と呼ぶ)に配置されている。ID番号“2”の電子カセッテ12はいずれの架台装置31に対しても近傍にない。電子カセッテ11〜13は近傍に存在する架台装置30を検出し、複数の架台装置30が検出された場合は該電子カセッテと該架台装置との距離を算出して、最も近い架台装置を判定する手段を有している。撮影が行われていない場合、いずれの電子カセッテも、制御部21に対して上述の現在位置を含むいくつかの情報の組合わせ情報である第二の情報102を送受信している。その際、表示部22には図12(b)のように、左から「ID番号」「現在位置」「駆動状態」「各電子カセッテが有するバッテリの残量および充電回数」「通信状態」が、上記配置を反映した内容で表示されている。なお、電子カセッテ11が「立位架台H1内に収納されている」という情報は、該電子カセッテが立位架台31内に収納された後で電源OFFされる際に、制御部21が取得し記憶部23に記憶させていたものである。
制御部21は撮影オーダに応じて撮影に使用する電子カセッテを決定する手段を有しており、複数の撮影オーダに対して複数の電子カセッテを使用するよう判定することがある。以下には、制御部21が1番目の撮影を電子カセッテ12で、2番目の撮影を電子カセッテ11で行うよう判定した場合を例に、制御部21および表示部22の動作を説明する。
まず、制御部21が電子カセッテ12に対して撮影動作開始の信号を送信すると共に、制御部21は全ての電子カセッテ11〜13の第二の情報102を取得し、記憶部23に記憶する。その後、図13(a)に示すように、制御部21は撮影を行わない電子カセッテ11および13に対して第二の情報102を送受信しないよう制御する。この際、表示部22には図13(b)のように表示される。すなわち、電子カセッテの状態情報は、撮影動作に必要な操作メニューに対して表示領域が小さくなり、その分表示内容が簡略化されている。ここでは、電子カセッテ13が撮影準備の完了した“READY”状態にあることが分かる。この時点で管理下にある全電子カセッテの状態情報は、制御部21による通信制御により最新のものに更新できていないが、表示部22は記憶部23に記憶した内容を表示している。
電子カセッテ12でX線画像が取得され、制御部21に送信されると、表示部22には図13(c)のように表示される。すなわち、表示画面上では取得画像とその確認・処理・保存に必要な操作メニューが最大領域を占め、電子カセッテの状態情報は図13(b)で示したものと同様に、小さく表示される。制御部21が電子カセッテ13から撮影動作が完了した旨の通知を受けると、全電子カセッテと第二の情報の送受信を再開するが、制御部21は、次の撮影に使用する電子カセッテ11との第二の情報102送受信を優先的に行う。これを受けて電子カセッテ11の欄が優先的に、かつ他の電子カセッテよりも視認性が高くなるように、表示更新される。
本実施例特有の効果は2点ある。1つ目は、電子カセッテの現在位置をほぼ最新の状態で把握することができることである。位置検出手段は、架台装置に設置したマーキング等の被検出体を、電子カセッテが有する検出手段で検知する方式なので、装置構成を簡略化できる。また、電子カセッテが架台装置の近傍に存在する場合は、該架台装置を目印として示すので、電子カセッテの現在位置が明快である。2つ目は、撮影オーダが連続する場合、制御部21が次の撮影に使用すると決定した電子カセッテの状態情報をユーザに対して優先的に通知できることである。次に使用する電子カセッテを状態情報と共にいち早く把握することで、連続する撮影オーダをスムースにこなすことが可能になる。
(第八の実施例)
第八の実施例に係るX線画像撮影装置のうち、電子カセッテ10を1台にした模式図を図14(a)に示す。制御部21と通信可能に接続された電子カセッテ10は架台装置30内に収納されており、撮影が行われていないときは、制御部21と第二の情報102を送受信している。制御部21には表示部22が同じく通信可能に接続され、制御部21が電子カセッテ10と送受信する第二の情報102を表示している。一方、架台装置30は、電子カセッテ10と送受信した第二の情報102とともに、架台装置30に収納された電子カセッテ10のID番号を表示する架台表示部34を有している。架台表示部34は、電子カセッテが収納されたことを検知する手段を有し、電子カセッテが収納された場合にのみ他機器との通信、表示を行う。電子カセッテ10は、架台装置30に収納されたこと、および収納された架台装置30のID番号を検出する検知手段を有し、第二の情報102を送受信する架台表示部34を決定する。そして、電子カセッテ10は、第二の情報102に自らのID番号を含めた形で、制御部21および架台表示部34に対して第二の情報102を送受信する。架台表示部34の表示内容は、図14(b)に例示するように、左から「収納された電子カセッテのID番号」「該電子カセッテの駆動状態」「該電子カセッテが有するバッテリの残量および充電回数」「該電子カセッテの通信状態」となっている。架台装置30に隠れた状況でも、内部に収納されている電子カセッテ10のID番号と状態を把握できるのが利点である。
電子カセッテ10において撮影動作が開始されるとき、制御部21は電子カセッテ10の第二の情報102を収集して記憶部23に記憶させた後、制御部21に対する第二の情報102送受信を中止するよう電子カセッテ21を制御する。表示部22にはこの制御以降、第二の情報102送受信が再開されるまでの間、記憶部23に記憶された第二の情報が、第一の情報101と共に表示されることになるが、一方で電子カセッテ10はこの間も、図14(c)のように、架台表示部34とは第二の情報102を送受信し続ける。こうして架台表示部34の表示内容が常に最新に保たれることは、撮影準備中、おもに架台装置30の近傍で作業をするユーザにとって、架台装置30内に隠れた電子カセッテ10の状態を常時把握することができるというメリットとなる。また、架台表示部34が架台装置30に対してアドオンする別ユニットとして構成されていれば、架台装置30への特別な改造が不要となるため、フィルムカセッテ用の架台装置など旧来設備に容易に導入できる。
(第九の実施例)
本実施例に係るX線画像撮影装置の模式図を図15(a)に示す。3台の電子カセッテ11〜13がそれぞれ架台装置30に収納され、制御部21と通信100が可能なように接続されている。すなわち、ID番号“1”の電子カセッテ11は立位架台31に、ID番号“2”の電子カセッテ12は臥位テーブル32に、ID番号“3”の電子カセッテ13はユニバーサルスタンド33に、それぞれ収納されている。前記架台装置30にはそれぞれ、架台表示部34が設けられ、前記架台表示部34には、収納している電子カセッテ11〜13と送受信した第二の情報102を、図15(b)のように表示している。前記第二の情報102には、収納された電子カセッテ11〜13のID番号が含まれており、左から「収納されている電子カセッテのID番号」「該電子カセッテの駆動状態」「該電子カセッテが有するバッテリの残量および充電回数」「該電子カセッテの通信状態」の順に表示される。
一方、制御部21に接続されている表示部22には、図15(c)のように、管理下にある全ての電子カセッテ11〜13の第二の情報102が一覧表示される。すなわち、左から「架台装置の種類・ID番号」「収納されている電子カセッテのID番号」「該電子カセッテの駆動状態」「該電子カセッテの有するバッテリの残量および充電回数」「該電子カセッテの通信状態」が表示されている。この表示方法によれば、所望の架台装置に、どの電子カセッテがどのような状態で収納されているのかを容易に把握することができる。
ここで、表示部22における第二の情報102の表示方法は、図15(d)のように変更することが可能である。すなわち、「架台装置の種類・ID番号」より左に「電子カセッテのID番号」を表示する。前記「電子カセッテのID番号」は、ユーザ所望の順にソートして表示することができる。所望の電子カセッテがどの架台装置に収納され、どの状態であるのかを把握し易くなっている。
制御部21は撮影オーダに応じて撮影に使用する架台装置を決定する手段を有しており、複数の撮影オーダに対して複数の架台装置を使用するよう判定することがある。ただし、制御部21は電子カセッテ10とのみ通信するので、撮影にあたっては所望の架台装置に収納された電子カセッテと撮影動作に関する第一の情報を送受信する。以下には、制御部21が1番目の撮影をユニバーサルスタンド“H3”33で、2番目の撮影を立位架台“H1”31で行うよう判定した場合を例に、制御部21および表示部22の動作を説明する。
撮影を行う場合はまず、表示部22、架台表示部34、制御部21に接続した入力装置のいずれかから、電子カセッテ13もしくはユニバーサルスタンド33を選択するよう入力する。すると、制御部21は全ての電子カセッテ11〜13の第二の情報102を収集して記憶部23に記憶させた後、制御部21に対する第二の情報102送受信を中止するよう全電子カセッテ11〜13を制御する。そして、制御部21はユニバーサルスタンド33に収納された電子カセッテ13に対して、撮影動作開始の信号を送信する。表示部22にはこの制御以降、第二の情報102送受信が再開されるまでの間、記憶部23に記憶された第二の情報が、第一の情報101と共に表示されることになるが、一方で電子カセッテ11〜13はこの間も、図16(a)のように、架台表示部34とは第二の情報102を送受信し続ける。こうして架台表示部34の表示内容が常に最新に保たれることは、撮影準備中、おもに架台装置30の近傍で作業をするユーザにとって、架台装置31〜33内に隠れた電子カセッテ11〜13の状態を常時把握することができるというメリットとなる。また、架台表示部34A〜34Cが架台装置31〜33に対してアドオンする別ユニットとして構成されていれば、架台装置31〜33への特別な改造が不要となるため、フィルムカセッテ用の架台装置など旧来設備に容易に導入できる。
電子カセッテ13でX線画像が取得され、制御部21に送信されると、表示部22には図16(c)のように表示される。すなわち、表示画面上では取得画像とその確認・処理・保存に必要な操作メニューが最大領域を占め、電子カセッテの状態情報は小さく表示される。制御部21が電子カセッテ13から撮影動作が完了した旨の通知を受けると、全電子カセッテと第二の情報の送受信を再開するが、制御部21は、次の撮影に使用する立位架台31に収納された電子カセッテ11との第二の情報102送受信を優先的に行う。これを受けて立位架台31の欄が優先的に、かつ他の電子カセッテよりも視認性が高くなるように、表示更新される。なお、立位架台31に電子カセッテが収納されていないことが判明した場合は、制御部21が、「どの架台装置にも収納されていない」「撮影に必要な撮影領域以上のサイズがある」「内蔵バッテリの残量が必要量以上ある」といった条件に見合う電子カセッテを記憶部23に保存された第二の情報から検索し、該電子カセッテを立位架台31に収納するよう促すガイダンスをユーザに対し通知する。
10 電子カセッテ
10A 撮影を行う電子カセッテ
10B 撮影を行わない電子カセッテ
11 ID番号“1”の電子カセッテ
12 ID番号“2”の電子カセッテ
13 ID番号“3”の電子カセッテ
20 情報処理部
21 制御部
22 表示部
23 記憶部
30 架台装置
31 立位架台“H1”
32 臥位テーブル“H2”
33 ユニバーサルスタンド“H3”
34 架台表示部
34A 立位架台“H1”の架台表示部
34B 臥位テーブル“H2”の架台表示部
34C ユニバーサルスタンド“H3”の架台表示部
40 外部電源
100 通信
101 第一の情報の送受信
102 第二の情報の送受信

Claims (24)

  1. 複数のX線検出カセッテと、前記複数のX線検出カセッテと通信し前記複数のX線検出カセッテに関する情報を処理する情報処理部とを備え、前記複数のX線検出カセッテは、X線検出カセッテの撮影制御信号および画像データからなる第一の情報と、前記第一の情報と異なる第二の情報を前記情報処理部と送受信し、前記第一の情報の送受信と前記第二の情報の送受信のタイミングが重複した場合、前記第一の情報を優先して送受信することを特徴とするX線画像撮影装置。
  2. 前記情報処理部は、前記X線検出カセッテに関する情報を表示する表示部であることを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  3. 前記情報処理部は、前記X線検出カセッテの動作を制御する制御部であり、前記制御部は、前記第一の情報または前記第二の情報を表示する表示部を有することを特徴とする請求項1に記載のX線画像撮影装置。
  4. 前記制御部は、前記第一の情報または前記第二の情報を保持する記憶部を有することを特徴とする請求項3に記載のX線画像撮影装置。
  5. 前記第二の情報は、前記X線検出カセッテの状態を表す状態情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  6. 前記X線検出カセッテはバッテリおよび無線の通信手段を有し、前記状態情報は、前記X線検出カセッテの位置情報と前記X線検出カセッテの駆動状態と前記バッテリの状態と通信の状態との少なくともいずれか一つからなるX線検出カセッテの情報であることを特徴とする請求項5に記載のX線画像撮影装置。
  7. 前記X線検出カセッテは自身の有する位置検出手段によって前記位置情報を検出することを特徴とする請求項6に記載のX線画像撮影装置。
  8. 前記X線画像撮影装置は、前記複数のX線検出カセッテのうち、少なくとも1台を着脱可能に保持する架台装置を有し、前記位置情報とは前記複数のX線検出カセッテの前記架台装置との組合せを示す組合せ情報であり、前記複数のX線検出カセッテは、前記架台装置との組合せを検出する手段を有することを特徴とする請求項6または7に記載のX線画像撮影装置。
  9. 前記バッテリの状態は、残量または充電回数であることを特徴とする請求項6に記載のX線画像撮影装置。
  10. 前記通信の状態は、無線の通信の電波強度であることを特徴とする請求項6に記載のX線画像撮影装置。
  11. 前記X線検出カセッテは、外部電源から給電されることで前記バッテリを充電することが可能であり、前記バッテリの状態は、前記バッテリの充電状態を含むことを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  12. 前記X線検出カセッテは、前記情報処理部と有線接続を介して通信することが可能であり、前記通信の状態は、前記有線接続の状態を含むことを特徴とする請求項6乃至11のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  13. 前記制御部は、所定のX線検出カセッテに対して撮影準備の信号を送信するとともに、該X線検出カセッテを含む前記複数のX線検出カセッテに対して、前記第二の情報を送信しないよう制御することを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  14. 前記制御部は前記複数のX線検出カセッテに対し、所定のX線検出カセッテで撮影を行う旨の信号を送信し、該信号を受信したX線検出カセッテは、前記情報処理部に対する前記第二の情報の送信を中止することを特徴とする、請求項2乃至12のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  15. 前記制御部は、所定のX線検出カセッテに対して撮影準備の信号を送信するとともに、該X線検出カセッテを除く他のX線検出カセッテに対して、前記情報処理部との通信を禁止する通信禁止の信号を送信することを特徴とする請求項2乃至14のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  16. 前記情報処理部は、前記通信禁止信号を送信する際、前記複数のX線検出カセッテの状態情報を取得することを特徴とする請求項15に記載のX線画像撮影装置。
  17. 前記所定のX線検出カセッテは、画像データの送信が完了すると撮影の終了の通知を前記制御部に対して送信し、前記制御部は前記撮影の終了の通知を受信すると、前記複数のX線検出カセッテに対する第二の情報の送信の制限を解くことを特徴とする請求項13に記載のX線画像撮影装置。
  18. 前記所定のX線検出カセッテは、画像データの転送が完了したことを検知した場合、前記情報処理部に対する前記第二の情報の送受信を再開することを特徴とする、請求項13乃至16のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  19. 前記所定のX線検出カセッテは、画像データの転送が完了すると撮影の終了の通知を前記制御部に対して送信し、前記制御部は前記撮影の終了の通知を受信すると、前記複数のX線検出カセッテに対して、通信の制限を解く通信再開信号を送信することを特徴とする請求項15または16に記載のX線画像撮影装置。
  20. 前記架台装置は前記X線検出カセッテから前記第二の情報を受信して表示する架台表示部を有し、前記複数のX線検出カセッテは、ある1台のX線検出カセッテに対する撮影準備指令の送信または該X線検出カセッテのREADYの遷移から、該X線検出カセッテで取得した画像データの転送の終了までの間、前記架台表示部に対する前記第二の情報の送信を行うことを特徴とする、請求項13乃至19のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  21. 前記制御部は、撮影オーダに応じて撮影に使用するX線検出カセッテを決定し、連続する複数の撮影オーダに対して複数のX線検出カセッテが決定された場合には、使用するX線検出カセッテの撮影動作が終了した場合、次に使用するX線検出カセッテとの通信を優先的に再開し、該X線検出カセッテの状態情報を取得することを特徴とする、請求項13乃至20のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  22. 前記制御部は、撮影オーダに応じて撮影に使用する架台装置を決定し、連続する複数の撮影オーダに対して複数の架台装置が決定された場合には、使用するX線検出カセッテの撮影動作が終了した場合に、次に使用する架台装置に収納されたX線検出カセッテとの通信を優先的に再開し、該X線検出カセッテの状態情報を取得することを特徴とする、請求項13乃至20のいずれか1項に記載のX線画像撮影装置。
  23. 前記制御部は、撮影オーダに応じて撮影に使用するX線検出カセッテを決定し、該X線検出カセッテのバッテリ残量を撮影に必要な容量と比較し、前記バッテリ残量が前記必要量をより少ない場合はバッテリ交換もしくは充電を促す手段を有することを特徴とする、請求項6乃至22のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
  24. 前記制御部は、前記状態情報のうちバッテリ残量を、1回の撮影に必要な容量と比較する手段を有し、前記バッテリ残量が前記必要量より少ない場合はバッテリ交換もしくは充電を促す手段を有することを特徴とする請求項6乃至23のいずれか1項に記載のX線撮影装置。
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