JP2014121185A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力系統で瞬時電圧低下等が発生した場合にも運転継続が可能で、電力系統の電圧復旧後は高速に通常動作に復帰できる電力系統連系用の電力変換装置を提供する。
【解決手段】第1のインバータ3と、第1のインバータ3の交流信号線に直列接続された第2のインバータ4を備え、第2のインバータ4は電力系統7への出力電圧と第1のインバータ3の出力電圧との差分をPWM制御にて出力するものであり、通常動作で第2のインバータ4の母線電圧V2が制御できなくなった場合、第2のインバータ4は、母線電圧V2を維持するように電力系統7への出力電流の極性に応じてコンデンサ5を充放電するような交流波形の電圧を出力し、第1のインバータ3は電力系統7への出力電圧と第2のインバータ4の出力電圧との差分電圧を出力するようにPWM制御される。
【選択図】図1

Description

この発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関し、特には太陽光電圧を電力系統に連系するパワーコンディショナ等に用いる電力変換装置に関するものである。
従来のパワーコンディショナでは、太陽光電圧をチョッパ回路で昇圧した直流電圧を直流源とした第1のインバータの交流側出力線に第2のインバータを直列に接続して、各インバータの発生電圧の総和により所要の出力電圧を得るようにパワーコンディショナを構成している。なお、第1インバータの交流側出力線に対して接続される第2のインバータは、単一もしくは複数のフルブリッジインバータで構成される。
この場合、第1のインバータは、商用周波数の方形波状の出力波形であり、最終的な電力変換装置の出力波形が正弦波交流になるように、第2のインバータが正弦波交流から第1のインバータの出力電圧を差し引いた差分電圧を出力している(例えば、下記の特許文献1参照)。
国際公開WO2006/090674号公報
上記の特許文献1記載の従来の電力変換装置において、第1のインバータは商用周波数の方形波状の電圧を出力し、その出力期間で第1のインバータが出力する電力が電力系統への出力電力になるような条件を満たせば、1電源周期における第2のフルブリッジインバータの出力電力の収支は0となり、第2のインバータの母線電圧は一定に保たれる。この場合、第2のインバータの母線電圧は、第1のインバータの母線電圧値よりも小さくてよく、スイッチングロスが小さくなるため、高効率化を実現することができる。
しかし、第2のインバータには、その母線電圧に応じて出力可能な交流電圧指令値を与える必要がある一方、第1のインバータはこの制限を受けて出力を行うため、入出力電圧の条件によって電力収支の制御が不足し、第2のインバータの母線電圧が異常値となるケースが存在する。特に、電力系統の事故によって電力系統の電圧が低下する、いわゆる瞬時電圧低下が生じた場合にこれが顕著となる。このような事態になった場合、従来の電力変換装置では、エラー電圧を検出したものとして装置を停止せねばならず、連続運転を継続することができないという問題があった。
なお、別途DC/DCコンバータを用意し、このDC/DCコンバータから第2のインバータに電力供給することで、第2のインバータの母線電圧をこのDC/DCコンバータによってハードウェア的に制御することも考えられるが、単純にDC/DCコンバータで第2のインバータの母線電圧を制御すると、非常に大きな電源容量が要求され、コスト的に高価になるという問題がある。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、電力系統事故によって電力系統の電圧が異常低下もしくは異常上昇した場合でも、第2のインバータにおいて通常制御に必要な母線電圧を維持して連続運転を継続することができ、系統事故が回復した直後から、第1のインバータをパルス出力とする高効率な動作モードに高速に復帰することができ、しかも、これを安価に実現可能な電力変換装置を提供することを目的とする。
この発明の電力変換装置は、直流源から直流電力が供給される第1のインバータと、上記第1のインバータの交流出力線に直列接続された第2のインバータとを有し、上記第2のインバータは、上記第1のインバータにより電力が供給される充放電用のコンデンサを備え、上記コンデンサの電圧は上記直流源の電圧よりも低く設定され、上記第1、第2のインバータの出力電圧の総和により電力系統への出力電圧を制御する制御手段を備えており、
上記制御手段は、上記コンデンサの電圧が予め設定された所定の不足電圧値を下回るときには、上記第2のインバータが上記電力系統へ出力する交流電流と逆位相の交流電圧を出力して充電動作を行い、上記コンデンサの電圧が予め設定された所定の過電圧値を超えるときには、上記第2のインバータが上記電力系統へ出力する交流電流と同位相の交流電圧を出力して放電動作を行うように上記第2のインバータをPWM制御するとともに、上記コンデンサの電圧が上記不足電圧値を下回る場合および上記過電圧値を超える場合のいずれの場合も上記第1のインバータが上記電力系統への出力電圧と上記第2のインバータの出力電圧との差分電圧をPWM制御により出力する第1の制御モードで動作するように制御し、
上記コンデンサの電圧が上記過電圧値と上記不足電圧値との範囲内にある通常動作時には、上記第1のインバータが方形波状の電圧出力を行い、第2のインバータが上記電力系統への総出力電圧と上記第1のインバータの出力電圧との差分電圧をPWM制御により出力する第2の制御モードで動作するように制御する。
系統事故が発生した際に第2のインバータの電力収支が成り立たない状況となり、第2のインバータの母線電圧が異常低下もしくは異常上昇した場合には、第1のインバータがPWM制御による波形出力を行うとともに、第2のインバータは、自己の母線電圧を制御するように電力系統への出力電流の正負極性に合わせた交流電圧波形を出力してコンデンサの充放電制御を行うので、系統事故発生時にも通常制御に必要な母線電圧を維持することができる。このため、系統事故発生時にも連続運転を継続することができ、系統事故が解消された瞬間から、第1のインバータをパルス出力とする高効率な動作モードに高速に復帰することが可能となり、しかも、母線電圧不足による電力系統からの電流の流れ込みも抑制することができる。さらに、各第1、第2のインバータの波形制御のみで母線電圧制御を行えるため、別途、容量の大きいコンバータを用いた充放電が不要であり、安価なシステムを構築することが可能となる。
この発明の実施の形態1における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図である。 同電力変換装置において、第1インバータパルス制御モードで第1および第2の単相インバータ動作するときの出力電圧波形と電力系統への出力電圧波形を示す波形図である。 同電力変換装置において、第1インバータPWM制御モードで第2の単相インバータのコンデンサを充電する場合の第1、第2の単相インバータの出力電圧波形、および電力系統への出力電圧と出力電流波形を示す波形図である。 同電力変換装置において、第1インバータPWM制御モードで第2の単相インバータのコンデンサを放電する場合の第1、第2の単相インバータの出力電圧波形、および電力系統への出力電圧と出力電流波形を示す波形図である。 同電力変換装置において、電力系統の電圧低下発生時におけるモード遷移例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の電力変換装置の変形例として、第2単相インバータの母線電圧を制御するDC/DCコンバータを付加した構成を示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態2における電力変換装置において、第1および第2の単相インバータの1アーム分を構成する半導体スイッチング素子と、同素子を駆動するブートストラップ回路を備えたゲート駆動回路を示す回路図である。 同電力変換装置において、第1インバータPWM制御モードでの動作時に第2の単相インバータの出力電圧に無効電力成分を重畳させた場合の第1、第2の単相インバータの出力電圧波形、および電力系統への出力電圧と出力電流波形を示す波形図である。 この発明の実施の形態3における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態4における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図である。 この発明の実施の形態5における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図である。
この実施の形態1の電力変換装置は、太陽電池などに代表される直流電源1を主電源としてDC/DCコンバータ12で昇圧された直流電圧を直流源とし、この直流源から母線電圧平滑用の平滑コンデンサ2を介して単相のフルブリッジ型のインバータ(以下、単に単相インバータという)で構成される第1の単相インバータ3に直流電力が供給される。また、第1の単相インバータ3の交流出力線には第2の単相インバータ4が直列に接続され、さらに第2の単相インバータ4の出力側には平滑フィルタ6を介して正弦波交流の電力系統7が接続されている。
第1の単相インバータ3は、IGBTやMOSFETのような自己消弧型の半導体素子とこれに逆並列に還流用のダイオードが接続されてなる4つのスイッチング素子Q1〜Q4を備える。また、第1の単相インバータ3は、上下2つのスイッチング素子Q1、Q2およびQ3、Q4からなる左右一対のアーム間に2個の半導体スイッチング素子Qa、Qbからなる短絡用双方向スイッチ11が接続されている。そのため、第1の単相インバータ3は、+、0、−の3レベルの電位差を出力線間に出力することができる。
また、第2の単相インバータ4は、IGBTやMOSFETのような自己消弧型の半導体素子とこれに逆並列に還流用のダイオードが接続されてなる4つのスイッチング素子Q5〜Q8を備える。また、第2の単相インバータ4は、第1の単相インバータ3により電力が供給される充放電用のコンデンサ5を備え、このコンデンサ5は、上下2つのスイッチング素子Q5、Q6およびQ7、Q8からなる左右一対のアーム間の直流母線に接続されている。
なお、上記の第1、第2の単相インバータ3、4が、特許請求の範囲の第1、第2のインバータに対応している。
さらに、この実施の形態1の電力変換装置は、電力系統7との連系運転を行うために、第1、第2の単相インバータ3、4の動作を制御するDSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の演算素子を用いた制御器10を備えている。そして、この制御器10から第1、第2の単相インバータ3、4に与えられる駆動信号S8、S9によって各スイッチング素子Q1〜Q4、Q5〜Q8がオン/オフ動作される。なお、この制御器10は、特に図示しないが、電力変換装置の入力電圧や出力電圧、電流等の制御に必要な情報のセンシングも行っている。
ここで、電力系統7に系統事故が発生していない通常時において、第1の単相インバータ3は、図2(A)に示すような低周波の方形波状の出力電圧S13を発生する。一方、第2の単相インバータ4は、電力変換装置の出力電圧S14が電力系統7の正弦交流波形の電圧になるように、図2(B)に示すように、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14から第1の単相インバータ3の出力電圧S13を差し引いた差分電圧波形をもつ出力電圧S15をPWM方式により発生する。
その場合、第1の単相インバータ3と第2の単相インバータ4は直列に接続されているので、第1の単相インバータ3の出力電圧S13と第2の単相インバータ4の出力電圧S15の両波形が直列加算されて電力系統7に対して出力電圧S14として供給されることになる。
ここでは、第1の単相インバータ3が低周波の方形波状の出力電圧S13を発生する動作モードを第1インバータパルス制御モードと呼ぶこととする。
上記のように、第2の単相インバータ4は、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14から第1の単相インバータ3の出力電圧S13を差し引いた差分電圧波形をもつ出力電圧S15をPWM方式により発生する関係上、正極性の電力のみである一般的なPWMインバータとは異なり、たとえ電力変換装置の出力電力の力率が1であっても、第2の単相インバータ4の出力電力は正極性と負極性の時が存在する。
そして、第2の単相インバータ4の電力が正極性時、つまり第2の単相インバータ4の出力電圧S15と電力変換装置の電力系統7への出力電流の極性が一致する場合、第2の単相インバータ4の直流母線のコンデンサ5が放電される。また、第2の単相インバータ4の電力が負極性時、つまり第2の単相インバータ4の出力電圧S15と電力変換装置の電力系統7への出力電流の極性が一致しない場合、第2の単相インバータ4の直流母線のコンデンサ5が充電される。そして、コンデンサ5の充電および放電の電力量が同じになるように、第1の単相インバータ3の出力パルス幅を制御することにより、第2の単相インバータ4には個別に直流電源を用意する必要性がない。
また、PWM制御により高周波スイッチングを行う第2の単相インバータ4の母線電圧V2を、第1の単相インバータ3の母線電圧よりも低く設定することにより、第2の単相インバータ4として性能の良い低耐圧な素子を選択することができるとともに、スイッチングロスを大幅に減らすことができ、また平滑フィルタ6のリアクトルの小型化や低損失化を図ることができる。
ここで、第2の単相インバータ4のコンデンサ5の端子間の母線電圧をV2とし、第1の単相インバータ3の入力端子間の母線電圧をV1とする。また、図2に示すように、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14と第1の単相インバータ3の出力電圧S13との交点の電圧をVTHとする。このVTHは、第2の単相インバータ4の電力収支が0となる場合の閾値に相当する。
いま、第1の単相インバータ3の出力電圧S13の絶対値はVTH以上必要であるとする。このとき、第1インバータパルス制御モードにおいて、コンデンサ5の母線電圧V2に必要な電圧条件として、下記の(式1)および(式2)を共に満たす必要がある。
V2≧VTH … (式1)
V2≧V1−VTH … (式2)
上記のVTHの値は、上記のように第2の単相インバータ4の電力収支が0となる場合の閾値である。したがって、このVTHの値は、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14によって左右される。このため、電力系統7の電圧変化幅が大きいと、第2の単相インバータ4の母線電圧V2を高く設定せねばならず、そうするとスイッチング損失が増加してしまう。第2の単相インバータ4の母線電圧V2の値、および第1の単相インバータ3の母線電圧V1の相関条件によって、前述のように(式1)および(式2)を満足せず、正負の電力量が同じにならない事態が生じる。
この問題が特に顕著となるのは、系統事故による電圧低下、つまり瞬時電圧低下と呼ばれる現象である。瞬時電圧低下のように電力系統7の系統電圧が非常に低くなる場合、第2の単相インバータ4の電力収支を0にするための閾値としての上記VTHの値が電力系統7の電圧に対して高くなり(式1)および(式2)を共に満足することが非常に難しくなる。そして、第2の単相インバータ4だけで動作するなど、エネルギー収支の制御ができないまま動作させた場合、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が異常上昇もしくは異常低下する。このため、従来では電力変換装置を停止させなければ行けないという不都合が生じる。
これに対処するため、この実施の形態1では、電力系統7の瞬時電圧低下などの電圧異常時にも電力変換装置を停止させずに継続運転が行えるようにするため、制御器10は、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が低下している場合はエネルギーを充電するように電力系統7への出力電流と逆位相の電圧を出力し、またこれとは逆に、母線電圧V2が上昇している場合はエネルギーを放電するように電力系統7への出力電流と同位相の電圧を出力するような制御を行う。具体的には、以下の(a)、(b)の制御動作を行う。
(a)第2の単相インバータ4の母線電圧V2が所定の制御目標電圧Vsetよりも低くなった場合
この場合には、図3に示すように、第2の単相インバータ4は電力変換装置の電力系統7への出力電流S16の位相とは逆位相の出力電圧S15を発生し、コンデンサ5を充電させる。その場合の出力電圧S15の振幅は、制御目標電圧Vsetとセンサにより検出した第2の単相インバータ4の母線電圧V2とのΔ偏差(=V2−Vset)により比例制御等を行って決定すれば良い。例えば、制御器10により、制御目標電圧Vsetと第2の単相インバータ4の母線電圧V2との偏差Δに基づいて比例成分(比率k)を求め、その比率kを電力変換装置の電力系統7への目標となる出力電圧S14に掛け合わせた電圧値を第2の単相インバータ4の出力電圧S15とする。その比率kはプラス/マイナスで表され、電圧V2が制御目標電圧Vsetより低い場合にはマイナス、高い場合にはプラスとなるように偏差Δを計算する。
その間、第1の単相インバータ3は、図2(A)に示したような方形波状の出力電圧S13の発生を止め、PWMインバータとして動作する。その出力電圧S13の波形は、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14の波形と第2の単相インバータ4の逆位相の出力電圧S15の波形との差となる。
(b)第2の単相インバータ4の母線電圧V2が所定の制御目標電圧Vsetよりも高くなった場合
この場合には、図4に示すように、第2の単相インバータ4は、電力変換装置の電力系統7への出力電流S16の位相と同位相の出力電圧S15を発生し、コンデンサ5を放電させる。その場合の出力電圧S15の振幅は、前述の場合と同様に、制御目標電圧Vsetとセンサにより検出した第2の単相インバータ4の母線電圧V2との偏差Δにより比例制御等を行って決定すれば良い。
その間、第1の単相インバータ3は、図2(A)に示したような方形波状の出力電圧S13の発生を止め、PWMインバータとして動作する。その出力電圧S13の波形は、電力変換装置の電力系統7への出力電圧S14の波形と第2の単相インバータ4の同位相の出力電圧S15の波形との差となる。
図3および図4に示したように、上記(a)、(b)のいずれの場合も第1の単相インバータ3はPWMインバータとして動作する。このように第1の単相インバータ3がPWMインバータとして動作するモードを、以下、第1インバータPWM制御モードと呼ぶこととする。
なお、この第1インバータPWM制御モードが特許請求の範囲における第1の制御モードに、前述の第1インバータパルス制御モードが特許請求の範囲における第2の制御モードにそれぞれ対応している。
次に、(1)第1インバータパルス制御モードから第1インバータPWM制御モードに遷移させる場合と、(2)第1インバータPWM制御モードから第1インバータパルス制御モードに遷移させる場合の制御器10における各判定の仕方について説明する。
(1)第1インバータパルス制御モードから第1インバータPWM制御モードに遷移させる場合
この場合の判定は、図5(B)に示すように、第2の単相インバータ4の母線電圧V2により決定する。まず、電力変換装置を停止させる判定のエラー電圧として、過電圧V2ERRHと不足電圧V2ERRLとがある。そして、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が上昇した場合のモード遷移閾値VPWMHを、上記の過電圧V2ERRHと制御目標電圧Vsetとの間に設定する。同様に、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が低下した場合のモード遷移閾値VPWMLを、上記の不足電圧V2ERRLと制御目標電圧Vsetとの間に設定する。
そして、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が過電圧側のモード遷移閾値VPWMHを超えた場合、あるいは不足電圧側のモード遷移閾値VPWMLを下回った場合に、第1インバータパルス制御モードから第1インバータPWM制御モードに遷移させる。
この場合、前者の過電圧側のモード遷移閾値VPWMHは、第2の単相インバータ4の素子故障が生じない電圧値の上限を考慮して設定されており、これが特許請求の範囲における過電圧値に対応する。また、後者の不足電圧側のモード遷移閾値VPWMLは、第2の単相インバータ4の電圧制御が可能な下限を考慮して設定されており、これが特許請求の範囲における不足電圧値に対応する。
なお、母線電圧V2を瞬時値で判定する場合、母線電圧V2にはリプル電圧変動があるため、過電圧側のモード遷移閾値VPWMHは通常動作で反応しないように、定常動作時の母線電圧V2の極大値よりも高い値に設定する。同様に、不足電圧側のモード遷移閾値VPWMLは通常動作で反応しないように、定常動作時の母線電圧V2の極小値よりも低い値に設定する。
(2)第1インバータPWM制御モードから第1インバータパルス制御モードに遷移させる場合
この場合の判定には、第1の遷移条件として第2の単相インバータ4の母線電圧V2を、第2の遷移条件として電力系統7の電圧値を用いる。
第1の遷移条件では、第1インバータPWM制御モードと第1インバータパルス制御モードのモード遷移が頻繁に繰り返されてハンチングが生じるのを回避するため、モード遷移に対してヒステリシス特性を持たせる。そのため、過電圧側の第1インバータパルス制御モードへのモード遷移閾値VPULSEHを、前述の第1インバータPWM制御モードへのモード遷移閾値VPWMHと制御目標電圧Vsetとの間に、また、不足電圧側の第1インバータパルス制御モードへのモード遷移閾値VPULSELを、前述の第1インバータPWM制御モードへのモード遷移閾値VPWMLと制御目標電圧Vsetとの間に、それぞれ設定する。そして、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が両モード遷移閾値VPULSEH、VPULSELで挟まれる範囲内であれば第1の遷移条件が成立したものとする。
第2の遷移条件では、電力系統7の電圧の実効値が正常動作範囲、すなわち前述の(式1)、(式2)が共に成立して第2の単相インバータ4の電力収支が0の状態に戻っていれば、この第2の遷移条件が成立したものとする。このように、第2の遷移条件を設定することで、第2の単相インバータ4の母線電圧V2の異常原因が完全に取り除かれた段階で遷移させることができるため、モード遷移の繰り返しを防止することができる。
こうして第1と第2の遷移条件が共に成立した場合に、第1インバータPWM制御モードから第1インバータパルス制御モードに遷移させる。
その動作の一例として、系統事故により電力系統7の電圧が瞬時低下し、これに伴って第2の単相インバータ4の母線電圧V2が低下した場合の波形例を図5に示す。
図5(A)において、時刻taで系統事故により電圧が瞬時低下し、時刻tbで系統電圧が回復したものとする。このとき、図5(B)において、系統事故の発生(時刻ta)により、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が次第に低下して時刻t1で不足電圧側のモード遷移閾値VPWML以下になると、第1インバータパルスモードから第1インバータPWM制御モードに遷移する。
この第1インバータPWM制御モードになると、図3に示したように、第2の単相インバータ4は、電力系統7への出力電流S16の位相とは逆位相の出力電圧S15を発生し、コンデンサ5を充電させるので、時刻t1以降は第2の単相インバータ4の母線電圧V2が次第に増加する。そして、時刻t2では第2の単相インバータ4の母線電圧V2は、モード遷移閾値VPULSELよりも大きくなるので、上記の第1の遷移条件を満足することになる。しかし、上記の第2の遷移条件は未だ満足されていないので、第1インバータPWM制御モードが継続される。
そして、時刻tbで系統事故が回復された後、時刻t3になると、上記の第1、第2の遷移条件が共に満足されるので、このときに第1インバータPWM制御モードから第1インバータパルスモードに遷移する。
以上のように、この実施の形態1では、系統事故が発生した際に第2の単相インバータ4の電力収支が成り立たない状況となり、第2の単相インバータ4の母線電圧V2が異常低下もしくは異常上昇した場合には、各第1、第2の単相インバータ3、4の波形制御のみで母線電圧制御を行う。すなわち、第1の単相インバータ3がPWM制御による波形出力を行うとともに、第2の単相インバータ4は、自己の母線電圧V2を制御するように、電力変換装置の電力系統7への出力電流S16の正負極性に合わせた交流波形の出力電圧S15を発生してコンデンサ5の充放電制御を行うので、系統事故発生時にも通常制御に必要な母線電圧V2を維持することができ、連続運転の継続が可能となる。また、系統事故から回復した直後から、第1の単相インバータ3をパルス出力とする高効率な動作モードに高速に復帰することが可能となり、しかも、母線電圧V2の不足による電力系統7からの電流の流れ込みも抑制することができる。
なお、第2の単相インバータ4の母線電圧V2および第1の単相インバータ3の母線電圧V1の相関条件によって前述の(式1)および(式2)を満足させるのが難しくて、正負電力量が同じにならない場合には、例えば、図6に示すように、第1の単相インバータ3の前段の平滑コンデンサ2を入力電源としたDC/DCコンバータ17により第2の単相インバータ4へ電力を送り込むようにしてもよい。この構成の場合、DC/DCコンバータ17はハードウェアであり、容量が大きいほどコストが増加するため、可能な限り回路の大容量化を避ける必要がある。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2における電力変換装置において、第1、第2の単相インバータの1アーム分を構成する2つの半導体スイッチング素子と、これらの素子を駆動するブートストラップ回路を備えたゲート駆動回路を示す回路図である。なお、この実施の形態2の電力変換装置の全体の回路構成は図1に示したものと基本的に同じである。
ここで、第1、第2の単相インバータ3、4を構成する各スイッチング素子Q1〜Q8は、ゲート駆動回路によりオン/オフ駆動される。この場合、従来から、高電位側のスイッチング素子Q1、Q3、Q5、Q7(以下、これらの各スイッチング素子を総称して符号Q24で表記する)のゲート駆動回路18の電源は、低電位側のスイッチング素子Q2、Q4、Q6、Q8(以下、これらの各スイッチング素子を総称して符号Q25で表記する)のゲート駆動回路19に設けた電源20からブートストラップ回路により供給される構成を採用したものがある。
ブートストラップ回路は、低電位側のスイッチング素子25がオンしている期間のみ当該素子25のゲート駆動回路19の電源20からダイオード22と抵抗21を介して高電位側のスイッチング素子24のゲート駆動回路18の電源となるコンデンサ23を充電する。したがって、低電位側のスイッチング素子25のオフ状態が継続した場合、高電位側のゲート駆動回路18のコンデンサ23は充電されない。そのため、コンデンサ23の充電電圧は、漏れ電流や放電抵抗といった損失成分により低下し続ける。そして、コンデンサ23の充電電圧がゲート駆動回路18に使用されているICの必要電源電圧を下回った場合には、ゲート駆動回路18が動作しないため、例えば電力系統7の系統事故から電圧が正常に回復しても高電位側のスイッチング素子24を直ちにオンできない事態が生ずる。
特に、前述のように、第1インバータPWM制御モードにおいて、第2の単相インバータ4の出力電圧S15の振幅は、制御目標電圧Vsetと母線電圧V2との偏差Δを入力とした比例制御等より決めているので、偏差Δがなくなると、振幅が0となる場合が起こる。このとき、第2の単相インバータ4のスイッチング動作が停止するため、高電位側のゲート駆動回路18の電源電圧が低下する。そのため、電力系統7が電圧低下から復帰してもスイッチング素子24が正常に動作しないという不具合が生じる。
そこで、この対策として、この実施の形態2では、第2の単相インバータ4のスイッチング動作を継続させるため、第1インバータPWM制御モードにおいて、例えば図3に示した第2の単相インバータ4のコンデンサ5を充電する動作時には、第2の単相インバータ4の出力電圧S15に対して、同図中の破線で示すように、電力変換装置の電力系統7への出力電流S16の位相から90度、もしくは270度位相をずらした波形の補償電圧S17を常に重畳させて出力させる。この重畳する波形の補償電圧S17の振幅は固定値でもよいが、ゲート駆動回路18の電源電圧を制御するように振幅を変数にしてもよい。
このようにして補償電圧S17を重畳することにより、図8に示すように、重畳後の第2の単相インバータ4の出力電圧S18の波形は、電力変換装置の電力系統7への出力電流S16の位相に対して90度若しくは270度ずらした電圧波形となる。したがって、第2の単相インバータ4から見ると、発生する電力は無効電力成分になり、エネルギー収支に影響は無く、電圧変動はリプル電圧のみである。
なお、図8では第1インバータPWM制御モードにおいて、第2の単相インバータ4のコンデンサ5を充電する制御動作時の場合を例にとって説明したが、第1インバータPWM制御モードにおいて、第2の単相インバータ4のコンデンサ5を放電する場合の制御動作についても同様である。
以上のように、この実施の形態2では、第1インバータPWM制御モードにおいて、第2の単相インバータ4は母線電圧V2を維持したまま、スイッチング動作を継続することができる。これにより、ゲート駆動回路18の電源電圧を維持できるため、電力系統7が電圧低下から復帰した際にスイッチング素子24が正常に動作しないといった状況を確実に回避することが可能となる。
なお、前述の説明では、第2の単相インバータ4の出力に重畳する補償電圧S17の波形は、出力電流S16と同じ周波数の交流波形であったが、無効電力となる波形であればよいので、第2次調波に代表される偶数次調波の波形であってもよい。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図であり、図1に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
前述の実施の形態1〜2の電力変換装置では、第2の単相インバータ4が1台のみであったが、必ずしも1台である必要性はない。この実施の形態3では、例えば、図9に示すように、第2の単相インバータ4として複数(本例では2台)の単相インバータ41、42を備え、各単相インバータ41、42の各交流出力線が電力系統7に対して直列に、かつ各コンデンサ51、52の母線電圧の合計が実施の形態1、2と同じ母線電圧V2を維持する形で接続されている。
この実施の形態3のように、第2の単相インバータ4を複数の単相インバータ41、42で構成する場合でも、実施の形態1、2と同様の作用、効果を得ることができる。
実施の形態4.
図10はこの発明の実施の形態4における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図であり、図1に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
前述の実施の形態1〜3においては、単相交流システムで構成された場合を示したが、この実施の形態4では、図10に示すように、第1のインバータを三相インバータ28とし、その各相の出力線に対してU相の第2の単相インバータ4U、V相の第2の単相インバータ4V、W相の第2の単相インバータ4Wをそれぞれ個別に直列接続して三相交流システムとして構成している。この実施の形態4の構成の場合でも、実施の形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
図11はこの発明の実施の形態5における電力変換装置の全体を示す回路ブロック図であり、図1に示した実施の形態1と対応もしくは相当する構成部分には同一の符号を付す。
この実施の形態5の電力変換装置の特徴は、前述の実施の形態1で示した第1の単相インバータ3の短絡用双方向スイッチ11を省いて、2レベルフルブリッジインバータで動作するように構成したものである。この実施の形態5の構成の場合でも、実施の形態1、2と同様の効果を得ることができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態1〜5の各構成のみに限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、各実施の形態1〜5を自由に組み合わせたり、各実施の形態1〜5について適宜構成を変更したり、省略したりすることが可能である。
1 直流電源、2 平滑コンデンサ、3 第1の単相インバータ、
4 第2の単相インバータ、5 コンデンサ、7 電力系統、
Q1〜Q8 スイッチング素子、10 制御器、11 短絡用双方向スイッチ、
28 三相インバータ、4U U相の単相インバータ、4V V相の単相インバータ、
4W W相の単相インバータ。

Claims (7)

  1. 直流源から直流電力が供給される第1のインバータと、上記第1のインバータの交流出力線に直列接続された第2のインバータとを有し、上記第2のインバータは、上記第1のインバータにより電力が供給される充放電用のコンデンサを備え、上記コンデンサの電圧は上記直流源の電圧よりも低く設定され、上記第1、第2のインバータの出力電圧の総和により電力系統への出力電圧を制御する制御手段を備えた電力変換装置において、
    上記制御手段は、上記コンデンサの電圧が予め設定された所定の不足電圧値を下回るときには、上記第2のインバータが上記電力系統へ出力する交流電流と逆位相の交流電圧を出力して充電動作を行い、上記コンデンサの電圧が予め設定された所定の過電圧値を超えるときには、上記第2のインバータが上記電力系統へ出力する交流電流と同位相の交流電圧を出力して放電動作を行うように上記第2のインバータをPWM制御するとともに、上記コンデンサの電圧が上記不足電圧値を下回る場合および上記過電圧値を超える場合のいずれの場合も上記第1のインバータが上記電力系統への出力電圧と上記第2のインバータの出力電圧との差分電圧をPWM制御により出力する第1の制御モードで動作するように制御し、
    上記コンデンサの電圧が上記過電圧値と上記不足電圧値との範囲内にある通常動作時には、上記第1のインバータが方形波状の電圧出力を行い、第2のインバータが上記電力系統への総出力電圧と上記第1のインバータの出力電圧との差分電圧をPWM制御により出力する第2の制御モードで動作するように制御する電力変換装置。
  2. 上記第1のインバータがPWM制御により電圧を出力する上記第1の制御モードの場合には、上記第2のインバータの出力電圧に無効電力を発生させるための補償電圧を重畳した交流電圧を出力する請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 上記第2のインバータの出力電圧に重畳される上記補償電圧の位相は、上記電力系統への出力電流の位相から90度遅れた位相もしくは90度進んだ位相である請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 上記第2のインバータの出力電圧に重畳される上記補償電圧は、上記電力系統への出力電圧の周波数に対して偶数倍の周波数を有する請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 上記第1のインバータは、フルブリッジインバータで構成されるとともに、その交流出力端を短絡するスイッチを備え、その出力電圧を3レベルにするものである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  6. 上記第2のインバータは、単一のフルブリッジインバータ、または複数のフルブリッジインバータを備え、そのフルブリッジインバータの各交流出力線を上記電力系統に対して直列に接続して構成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 上記第1のインバータは、3相出力用インバータであり、3相の出力線に対して個別に上記第2のインバータが接続されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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