JP2014120543A - コモンモードフィルタ - Google Patents

コモンモードフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014120543A
JP2014120543A JP2012273016A JP2012273016A JP2014120543A JP 2014120543 A JP2014120543 A JP 2014120543A JP 2012273016 A JP2012273016 A JP 2012273016A JP 2012273016 A JP2012273016 A JP 2012273016A JP 2014120543 A JP2014120543 A JP 2014120543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
common mode
magnetic
frequency band
mode filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012273016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6079198B2 (ja
Inventor
Noboru Kato
登 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012273016A priority Critical patent/JP6079198B2/ja
Publication of JP2014120543A publication Critical patent/JP2014120543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6079198B2 publication Critical patent/JP6079198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【課題】薄膜型でありながら広帯域に亘ってコモンモードノイズを減衰させることのできるコモンモードフィルタを構成する。
【解決手段】誘電体基体に薄膜形成されて互いに電磁界結合する第1コイルおよび第2コイルを含み、第1コイル、第2コイル、および浮遊容量による共振でコモンモード信号を減衰させる。誘電体基材には磁性体の層が設けられていて、その磁性体の透磁率が大きい第1の周波数帯で、第1コイル、第2コイルの相互インダクタンスおよび浮遊容量による共振で第1の減衰極A1が生じる。そして、第1の周波数帯より高くスネークの限界を超える第2の周波数帯(磁性体の比透磁率≒1)での第1コイル、第2コイルの相互インダクタンスおよび浮遊容量による共振で第2の減衰極A2が生じるように、磁性体の初透磁率μiが選定されている。
【選択図】図5

Description

本発明は高周波信号の伝送線路に適用されるコモンモードフィルタに関し、特に薄膜プロセスにより製造されるコモンモードフィルタに関する。
例えばUSB(Universal Serial Bus)やHDMI(High Definition Multimedia Interface)等の高速インターフェースでは、一対の信号線路(=平衡線路)にて位相が180°異なる信号を伝送する「差動伝送方式」が用いられている。差動伝送方式では、平衡線路にて放射ノイズや外来ノイズが相殺されるため、これらノイズによる影響を受けにくい。しかし、例えば高周波信号の位相がずれてしまうと、コモンモードの成分が生じて、これがノイズとして輻射されてしまう。このようなコモンモードノイズを抑制するため、コモンモードフィルタが用いられる。
通常、コモンモードフィルタは、特許文献1の図1や特許文献2の図2等に開示されているように、同方向に巻回された2つのコイル(一次コイル、二次コイル)を備えた小型の積層型チップ部品として構成されている。このようなコモンモードフィルタは、互いに電磁界結合した2つのコイル素子によって構成されたフィルタであり、差動信号(ディファレンシャルモードの信号電流)は通過させるが、コモンモードノイズ(コモンモードノイズ電流)は減衰させることができる。
特許文献1,2に示されているように、複数の磁性体シートを積層してなる多層基板に2つのコイル素子を内蔵してなるシート多層型のコモンモードフィルタが一般的である。
また、特許文献3に開示されているように、シリコン基板上に薄膜プロセスを利用してコイルパターンを形成してなる薄膜プロセス型のフィルタも知られている。
特開2003−068528号公報 特開2008−098625号公報 特開2007−53254号公報
前記薄膜プロセス型のコモンモードフィルタは、微細なコイルパターンを加工できるため、小型・薄型の部品を構成する上で有利である。
薄膜型のコモンモードフィルタでは、すなわち薄膜プロセスを利用した微細なコイルパターンを有するフィルタでは、コイルパターンを構成する電極間のギャップも狭くなるため、巻線型のコモンモードフィルタに比べて線間容量が増える傾向にある。コモンモードフィルタが使用される高周波伝送路に応じた所定の差動インピーダンス(例えばUSBやHDMI等の高速インターフェースでは100Ω)に規定されているが、前記大きな線間容量は適正な差動インピーダンスに定めるためには不要である。
しかし、本来、コモンモードフィルタは2つのコイル(一次コイル、二次コイル)を強く磁界結合させることが重要であるので、一次コイル・二次コイル間の間隔をある程度は狭くすることも必要になる。薄膜型コモンモードフィルタにはこのようなジレンマがある。
そこで、コイルのインダクタンスとコイルに生じる浮遊容量とで共振回路を構成することによって、その共振周波数でコモンモードノイズを減衰させることは有効である。しかし、薄膜型のコモンモードフィルタでは磁性体が無く、2つのコイルが形成される支持部の比透磁率が1であるので、コイルのインダクタンスは小さい。その結果、前記共振回路で減衰できるコモンモードノイズの周波数帯域幅は狭い。
本発明の目的は、薄膜型でありながら広帯域に亘ってコモンモードノイズを減衰させることのできるコモンモードフィルタを提供することにある。
本発明のコモンモードフィルタは次のように構成される。
(1)誘電体基体に薄膜形成されて互いに電磁界結合する第1コイルおよび第2コイルを含み、前記第1コイル、前記第2コイル、並びに前記第1コイル及び前記第2コイルに生じる浮遊容量による共振でコモンモード信号を減衰させるコモンモードフィルタにおいて、
前記誘電体基体に磁性体の層が設けられていて、
前記磁性体は、コモンモード信号を減衰させる周波数帯内で、前記磁性体により高まる前記第1コイル、第2コイルの相互インダクタンスおよび前記浮遊容量による共振で減衰極を生じさせる透磁率を有することを特徴とする。
上記構成により、磁性体層の比透磁率が1になる高周波側帯域での一つの共振と、磁性体層の比透磁率が1を超える低周波側帯域でのいま一つの共振とによってコモンモードノイズが減衰されるので、広帯域でコモンモードノイズを減衰させることができる。
(2)前記第1コイルおよび前記第2コイルは、誘電体基体の第1主面に形成されていて、前記磁性体の層は前記誘電体基体の第2主面に形成されていることが好ましい。この構成により、薄膜型でありながら磁性体層を有するコモンモードフィルタを構成できる。
(3)前記誘電体基体は半導体基板であり、前記磁性体は前記半導体基板に塗布形成された磁性体ペーストによる層であることが好ましい。この構成により、磁性体層の形成が容易となって、小型のコモンモードフィルタを容易に構成できる。
(4)前記磁性体は、第1の周波数帯での透磁率による前記共振で第1の減衰極を生じさせ、前記第1の周波数帯より高いスネークの限界を超える第2の周波数帯での前記共振で第2の減衰極を生じさせるように初透磁率μiが選定されていることが好ましい。この構成により、磁性体の比透磁率が1を超える周波数帯での共振と、磁性体の比透磁率が1になる周波数帯での共振とがそれぞれ生じて、広帯域でコモンモードノイズを減衰させることができる。
本発明によれば、磁性体層の比透磁率が1を超える周波数帯での共振と、磁性体層の比透磁率が概ね1になる周波数帯での共振とによってコモンモードノイズが減衰され、薄膜型でありながら、広帯域でコモンモードノイズを減衰させることのできるコモンモードフィルタが構成される。
図1は本発明の実施形態に係るコモンモードフィルタ101の外観斜視図である。 図2はコモンモードフィルタ101の等価回路図である。 図3はコイル形成層12に形成されている導体パターンを示す分解斜視図である。 図4はコモンモードフィルタ101の製造過程における断面図である。 図5(A)はコモンモードフィルタ101のコモンモードノイズの減衰特性を示す図である。図5(B)は磁性体層の透磁率の特性を示す図である。 図6は磁性体のスネークの限界の例を示す図である。 図7は図5における減衰極A1の周波数帯域および減衰極A2の周波数帯域での磁界分布を示す図である。 図8は別のコモンモードフィルタのコモンモードノイズの減衰特性を示す図である。
図1は本発明の実施形態に係るコモンモードフィルタ101の外観斜視図である。このコモンモードフィルタ101は、シリコン基板11、コイル形成層12および磁性体層13を備えている。後に示すように、コイル形成層12はエポキシ系樹脂等の誘電体(非磁性体)からなる複数の絶縁体層とそれらの絶縁体層に形成されたCu等の導電体からなる第1コイル導体および第2コイル導体で構成されている。コイル形成層12はシリコン基板11の第1主面に形成されていて、磁性体層13はシリコン基板11の第2主面に形成されている。図1に表れていないが、コイル形成層12の外面には4つの端子電極が形成されている。シリコン基板11は、必要に応じてセラミック基板やガラス基板等の絶縁基板であってもよい。
図2はコモンモードフィルタ101の等価回路図である。第1コイルL1と第2コイルL2はコモンモード電流が流れることにより互いの磁界を高めるように磁界結合する。第1コイルL1と第2コイルL2との間には浮遊容量が生じる。図2において、この浮遊容量を集中定数回路としてキャパシタC1,C2で表している。また、第1コイルL1の線間および第2コイルL2の線間にも浮遊容量が生じる。図2において、この浮遊容量を集中定数回路としてキャパシタC3,C4で表している。
このコモンモードフィルタ101において、コモンモード電流が流れているときの第1コイルL1と第2コイルL2との相互インダクタンス、およびキャパシタC1,C2により、コモンモードノイズの減衰極が生じる。
規定の差動インピーダンスを得るため、第1コイルL1と第2コイルL2との間の容量C1,C2が必要となる場合もあるが、C1,C2の容量が大きくなりすぎると、差動インピーダンスを規定値まで高められない。そこで、第1コイルL1と第2コイルL2との間隔は、前記差動インピーダンスが規定値になる程度に広く定めている。
ディファレンシャルモード(ノーマルモード)で電流が流れているときは、その電流による第1コイルL1、第2コイルL2のインダクタンスおよび前記線間容量C3,C4による共振で、ディファレンシャルノイズ(ノーマルノイズ)に対する減衰極を生じさせることになる。ただし、ディファレンシャルモードでは、第1コイルL1、第2コイルL2が互いに磁界を弱めるように結合しているので、第1コイルL1、第2コイルL2、線間容量C3,C4で形成される減衰極は非常に高周波帯域でのみ形成されることになる(磁界結合係数が1の場合は、そもそも減衰極が形成されない)。すなわち、ノーマルモードで電流が流れている場合には、使用する周波数帯域より十分に高い周波数帯域においてディファレンシャルノイズに対する減衰極を形成するか、減衰極自体形成しないことになるため、ノーマルモード信号を減衰させることはない。
図3は前記コイル形成層12に形成されている導体パターンを示す分解斜視図である。ここでは導体部分のみを描いている。図3において上方がシリコン基板11に近接する側、下方がコイル形成層12の外面側である。
図3に表れているように、4層に亘って形成されているコイル導体L1a,L1b,L1c,L1dによって第1コイル(L1)が構成されている。同様に、4層に亘って形成されているコイル導体L2a,L2b,L2c,L2dによって第2コイル(L2)が構成されている。そして、第1コイルL1の第1端が端子電極P1に接続され、第1コイルL1の第2端が端子電極P2に接続され、第2コイルL2の第1端が端子電極P3に接続され、第2コイルL2の第2端が端子電極P4に接続されている。
このように、コイル導体がフェライト基体上ではなく誘電体基体上に形成されているので、同じ層に第1コイルL1と第2コイルL2とを形成でき、第1コイルL1と第2コイルL2との磁界結合の結合係数をより高めることができる。
図4はコモンモードフィルタ101の製造過程における断面図である。但し、この図では、個片化した1つの部品について表している。実際には、ウェハ状態でのプロセスであり、最後に個片化される。
先ず、(1)(2)に示すように、シリコン基板11にエポキシ系樹脂の絶縁体層12aを形成し、さらにCu薄膜を薄膜プロセスによってパターニングすることにより、第1コイル導体L1aおよび第2コイル導体L2aを形成する。(3)に示すように、コイル導体を形成した面にさらに絶縁体層12bを形成した後、第1コイル導体L1bおよび第2コイル導体L2bを形成する。その後、同様のプロセスを繰り返し、(4)に示すように、4層のコイル導体および5層の絶縁体層12a〜12eを形成することでコイル形成層12を形成する。さらに、このコイル形成層12の外面(絶縁体層12eの表面に)端子電極P1〜P4(図3参照)を形成する。続いて、(5)(6)に示すように、シリコン基板11側を上面にしてシリコン基板11に磁性体層13を形成する。具体的には、フェライト粉を樹脂成分と溶剤とでペースト状にした磁性体ペーストをスピンコートし、その後、加熱硬化させる。図4中の(6)は図1に示したX−X部分での断面図に相当する。
図5(A)は前記コモンモードフィルタ101のコモンモードノイズの減衰特性を示す図である。図5(B)は磁性体層の透磁率の特性を示す図である。図5(A)において、実線はコモンモードフィルタ101のコモンモードノイズに対する減衰特性、破線は磁性体の透磁率に周波数依存性が無いと仮定した場合の減衰特性をそれぞれ表している。図5(A)において、囲みA1で示す800MHzの減衰極は、磁性体層13の透磁率に応じて高まる第1コイルL1、第2コイルL2の相互インダクタンスおよび浮遊容量による共振によって生じたものである。一方、囲みA2で示す2.4GHzの減衰極は、磁性体層13の透磁率が低い(比透磁率μ≒1)での第1コイルL1、第2コイルL2の相互インダクタンスおよび浮遊容量による共振によって生じたものである。
磁性体の透磁率は複素透磁率で表すことができ、その虚部をμ′、実部をμ″で表すと、図5(B)に示す例では、L成分(μ′)は800MHzを超えると急激に減少し、R成分(μ″)は800MHzでピークとなる。
一般に、磁性材料であるフェライトにおいては、高い透磁率を持つ(初透磁率μi が高い)材料ほど、周波数の上昇にともない、より低周波帯域でμ′が低下する現象がある。これはスネークの限界と言われる。図6はこのスネークの限界の例を示す図である。図6にはスネークの限界線SBLとともに、幾つかの磁性体材料について初透磁率μi の周波数依存性を示している。図5に示した例では、800MHz以上がスネークの限界を超える周波数である。
このように、磁性体の透磁率に周波数依存性があるので、図5(A)において破線で示す特性とはならず、スネークの限界を超える周波数で、第1コイルL1、第2コイルL2の相互インダクタンス、および浮遊容量による第2の減衰極A2が生じる。換言すると、磁性体層13の透磁率(μ′)による、第1コイルL1、第2コイルL2の相互インダクタンスおよび浮遊容量による第1の周波数帯で第1の減衰極が生じ、第1の周波数帯より高くスネークの限界を超える第2の周波数帯(μ′≒1となる周波数帯)で第2の減衰極を生じさせるように、磁性体層13の透磁率(初透磁率μi )が選定されている。
図7(A)は、図5における減衰極A1またはA1付近の周波数帯域での磁界分布を示す図、図7(B)は、図5における減衰極A2またはA2付近の周波数帯域での磁界分布を示す図である。いずれの図においても、コモンモード電流が流れたときの磁界分布を破線の磁力線で表している。減衰極A1またはA1付近の周波数帯域では、磁性体層13の比透磁率が1を超えるので、図7(A)に表しているように、磁性体層13の作用により、コイル導体周囲の磁界強度が高まる。そのため、第1コイルL1と第2コイルL2との結合が強くなり、第1コイルL1と第2コイルL2との相互インダクタンスは高まる。この第1コイルL1と第2コイルL2との相互インダクタンス、およびキャパシタC1,C2により、減衰極A1が生じる。
一方、減衰極A2またはA2付近の周波数帯域では、磁性体層13の比透磁率(μ′,μ″)が1であるので、図7(B)に表しているように、磁性体層13の磁性体としての作用は無く、コイル導体周囲の磁界強度が低下する。そのため、第1コイルL1と第2コイルL2との結合が弱くなり、第1コイルL1と第2コイルL2との相互インダクタンスは低下する。この第1コイルL1と第2コイルL2との相互インダクタンス、およびキャパシタC1,C2により、減衰極A2が生じる。したがって、減衰極A1より高い周波数帯域に減衰極A2が生じる。
このように2つの周波数帯で減衰極が生じることによって、この2つの周波数帯に亘る広帯域で所定の減衰量が確保できる。
図5は、第1の減衰極A1と第2の減衰極A2とを含む周波数帯に亘って減衰量が確保した例であるが、この2つの減衰極A1,A2の周波数帯を減衰すべきコモンモードノイズの2つの周波数帯に合わせてもよい。図8に示す例では、第1の減衰極A1で周波数f1帯のコモンモードノイズを減衰させ、第2の減衰極A2で周波数f2帯のコモンモードノイズを減衰させる。
このように、磁性体の透磁率の周波数依存性に応じて生じる2つの減衰極の周波数差が大きい場合に生じる2つの分離した減衰帯域を利用してもよい。
A1…第1の減衰極
A2…第2の減衰極
L1…第1コイル
L2…第2コイル
L1a〜L1d…第1コイル導体
L2a〜L2d…第2コイル導体
P1〜P4…端子電極
11…シリコン基板(誘電体基体)
12…コイル形成層
12a〜12e…絶縁体層
13…磁性体層
101…コモンモードフィルタ

Claims (4)

  1. 誘電体基体に薄膜形成されて互いに電磁界結合する第1コイルおよび第2コイルを含み、前記第1コイル、前記第2コイル、並びに前記第1コイル及び前記第2コイルに生じる浮遊容量による共振でコモンモード信号を減衰させるコモンモードフィルタにおいて、
    前記誘電体基体に磁性体の層が設けられていて、
    前記磁性体は、コモンモード信号を減衰させる周波数帯内で、前記磁性体により高まる前記第1コイル、第2コイルの相互インダクタンスおよび前記浮遊容量による共振で減衰極を生じさせる透磁率を有することを特徴とするコモンモードフィルタ。
  2. 前記第1コイルおよび前記第2コイルは、誘電体基体の第1主面に形成されていて、前記磁性体の層は前記誘電体基体の第2主面に形成されている、請求項1に記載のコモンモードフィルタ。
  3. 前記誘電体基体は半導体基板であり、前記磁性体は前記半導体基板に塗布形成された磁性体ペーストによる層である、請求項2に記載のコモンモードフィルタ。
  4. 前記磁性体は、第1の周波数帯での透磁率による前記共振で第1の減衰極を生じさせ、前記第1の周波数帯より高いスネークの限界を超える第2の周波数帯での前記共振で第2の減衰極を生じさせるように、初透磁率μiが選定されている、請求項1、2または3に記載のコモンモードフィルタ。
JP2012273016A 2012-12-14 2012-12-14 コモンモードフィルタ Active JP6079198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273016A JP6079198B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 コモンモードフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012273016A JP6079198B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 コモンモードフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014120543A true JP2014120543A (ja) 2014-06-30
JP6079198B2 JP6079198B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=51175151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012273016A Active JP6079198B2 (ja) 2012-12-14 2012-12-14 コモンモードフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6079198B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131208A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社村田製作所 接合型コイル部品、コイル部品の実装方法、及び、配線基板
WO2017188063A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社村田製作所 コイルアレイおよびdc-dcコンバータモジュール
US9899985B2 (en) 2015-03-18 2018-02-20 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Common mode filter
JP2018060904A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社村田製作所 コイル内蔵基板およびモジュール

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100465A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Tdk Corp コイル及びこれを用いたフィルタ回路
WO2010032464A1 (ja) * 2008-09-22 2010-03-25 パナソニック株式会社 積層型電子部品
JP2012195332A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp コモンモードノイズフィルタ
JP2014107435A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Tdk Corp コモンモードフィルタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006100465A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Tdk Corp コイル及びこれを用いたフィルタ回路
WO2010032464A1 (ja) * 2008-09-22 2010-03-25 パナソニック株式会社 積層型電子部品
JP2012195332A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Panasonic Corp コモンモードノイズフィルタ
JP2014107435A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Tdk Corp コモンモードフィルタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131208A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 株式会社村田製作所 接合型コイル部品、コイル部品の実装方法、及び、配線基板
US9899985B2 (en) 2015-03-18 2018-02-20 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Common mode filter
WO2017188063A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 株式会社村田製作所 コイルアレイおよびdc-dcコンバータモジュール
JPWO2017188063A1 (ja) * 2016-04-27 2018-10-04 株式会社村田製作所 コイルアレイおよびdc−dcコンバータモジュール
JP2018060904A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社村田製作所 コイル内蔵基板およびモジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP6079198B2 (ja) 2017-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6102871B2 (ja) コモンモードチョークコイル及び高周波電子機器
WO2016072078A1 (ja) コモンモードノイズフィルタ
US10176927B2 (en) Composite electronic component
JP5648768B2 (ja) コモンモードチョークコイル
US7554423B2 (en) Cancellation of inductor winding capacitance
JP5617829B2 (ja) コモンモードチョークコイルおよび高周波部品
JP5123153B2 (ja) 積層型電子部品
JP2013191846A (ja) コモンモードフィルタ及びその製造方法
WO2011013543A1 (ja) コモンモードフィルタ
WO2015181883A1 (ja) コモンモードフィルタ
JP6079198B2 (ja) コモンモードフィルタ
WO2011114859A1 (ja) コモンモードフィルタ用インダクタおよびコモンモードフィルタ
WO2018012400A1 (ja) 高周波トランスおよび移相器
US9787279B2 (en) Balun transformer
WO2019176636A1 (ja) アンテナ装置、通信システム、及び電子機器
JP5737304B2 (ja) フィルタ回路
JP2014175825A (ja) コモンモードノイズフィルタ
TW201320591A (zh) Lc濾波器電路及高頻模組
JP2006014276A (ja) 積層型バルントランス
JP2015111784A (ja) 積層帯域除去フィルタ
JP6451018B2 (ja) コモンモードフィルター
JP2000252124A (ja) コモンモードフィルタ
JP2000114048A (ja) コモンモードフィルタ
US20180069434A1 (en) Filter circuit and wireless power transmission system
JP2004537905A (ja) 極超短波共振回路ならびにそのような共振回路を使用した同調可能な極超短波フィルタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6079198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150