JP2014119414A - 距離測定装置、距離測定方法及びプログラム - Google Patents

距離測定装置、距離測定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】距離測定装置、距離測定方法及びプログラムにおいて、比較的簡単な回路で測定距離の精度と走査角度分解能を向上させることを目的とする。
【解決手段】光ビームにより対象物を走査する距離測定装置において、対象物で反射された光ビームに基づいて対象物までの距離を求める距離計測回路と、距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、距離が閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する制御部を備えるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、距離測定装置、距離測定方法及びプログラムに関する。
近年、距離測定装置の一例であるレーザ測距装置(または、レーザレーダ)は、測定者から対象物までの距離の計測に限らず、例えば車両からの障害物検知、鉄道のホームにおける車両と開閉扉間の人検知、監視システムなどで利用されている。
レーザ測距装置には、レーザビームで1次元的な走査を行う方式と、レーザビームで2次元的な走査を行う方式がある。1次元的な走査は、一定時間間隔でレーザビームを出射しながらレーザビームの出射方向を1平面上で可変とすることで、1平面上で一定角度間隔の走査を行うことができる。2次元的な走査は、例えば1次元的な走査を順次複数の平面上で行うことで実現できる。1次元的な走査を行う方式及び2次元的な走査を行う方式では、出射したレーザビームが対象物で反射されて戻ってくるまでの往復時間(TOF:Time Of Flight)を計測し、このTOFに光速を乗算することで対象物までの距離を算出することができる。
車両でレーザ測距装置を用いて周辺環境を監視する場合、例えば車両が道路上を前方に走行中は、前方の障害物などを検出しやすいように、レーザビームの出射角度を制御する角度間隔を比較的狭くし、走査角度分解能を高くすることが望ましい。一方、例えば車両が後方に走行する駐車操縦中は、車両は比較的遅い速度でバックするので、後方の障害物などと接触しないように、測定される距離の精度を高くすることが望ましい。言い換えると、車両が前方に走行中などに要求される測定距離の精度は、対象物までの距離が比較的長く時間的な余裕があるため、対象物までの距離が比較的短い車両の駐車操縦中などに要求される測定距離の精度よりも低くても良い。しかし、測定距離の精度を高くするために例えば単純にレーザビームの出射角度を制御する角度間隔を広げたのでは、高い走査角度分解能が得られない。
一方、測定距離の精度を低下させる要因の1つに回路ノイズがある。そこで、ノイズを低減するために、測定距離を算出する回路に何らかのノイズ対策を施す方法が考えられるが、この方法では複雑な回路などが必要となり、距離測定装置のコストが増大してしまう。また、TOFのサンプリングを繰り返して平均化することで測定距離の精度を向上する方法が考えられるが、平均化するサンプル数分だけ距離データの更新が遅れるため、測定距離の算出に時間がかかってしまう。距離データの更新に要する時間を短縮するためには、レーザビームを出射する時間間隔を非常に短くすると共に、レーザビームの出射角度を制御する角度間隔を非常に狭くすることが望ましい。しかし、出射するレーザビームの時間間隔(または、発光間隔)が非常に短いレーザやその駆動回路は高価であり、レーザビームの出射角度を制御する角度間隔を非常に狭くするには高価で複雑な回路などが必要となり、距離測定装置のコストが増大してしまう。
このように、従来の距離測定装置では、測定距離の精度と走査角度分解能とがトレードオフの関係にあるため、走査角度分解能を犠牲にすることなく測定距離の精度を向上させることは難しく、測定距離の精度を犠牲にすることなく走査角度分解能を向上させることは難しい。
特開2007−278940号公報 特開平3−176685号公報 特開2011−2368号公報 特開平11−202051号公報
従来の距離測定装置では、比較的簡単な回路で測定距離の精度と走査角度分解能を向上させることは難しい。
そこで、本発明は、比較的簡単な回路で測定距離の精度と走査角度分解能を向上可能な距離測定装置、距離測定方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、光ビームにより対象物を走査する距離測定装置であって、前記対象物で反射された光ビームに基づいて前記対象物までの距離を求める距離計測回路と、前記距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、前記距離が前記閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する制御手段を備えた距離測定装置が提供される。
開示の距離測定装置、距離測定方法及びプログラムによれば、比較的簡単な回路で測定距離の精度と走査角度分解能を向上させることができる。
第1実施例における距離測定装置の一例を示す図である。 第1実施例の動作を説明するフローチャートである。 走査角度分解能を優先する場合のサンプリングを説明する図である。 測定距離の精度を優先する場合のサンプリングを説明する図である。 第2実施例において複数の対象物の距離を測定した場合の動作を説明する図である。 第2実施例の動作を説明するフローチャートである。 第3実施例において速度を考慮して距離を測定する場合の動作を説明する図である。 第3実施例の動作を説明するフローチャートである。 第4実施例における距離測定装置の一例を示す図である。 第1のモードにおける発光パターンを説明する図である。 第4実施例における発光パターンテーブルの一例を示す図である。 第4実施例の第1のモードにおける動作を説明するフローチャートである。 1走査分の発光パターンを説明する図である。 第2のモードにおける発光パターンの例を示す図である。 第5実施例における発光パターンテーブルの例を示す図である。 往路分のクロックカウントを説明する図である。 第5実施例における発光パターンテーブルの他の例を示す図である。 往路及び復路分のクロックカウントを説明する図である。 第5実施例の第1のモードにおける動作を説明するフローチャートである。 往路及び復路分のクロックカウントの他の例を説明する図である。 距離測定処理を実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。
開示の距離測定装置、距離測定方法及びプログラムでは、光ビームの走査により対象物までの距離を測定し、測定した距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように間引きサンプリングを行い光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、測定した距離が閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する。第1のモードでは、走査角度分解能を優先することができ、第2のモードでは、測定距離の精度を優先することができる。
以下に、開示の距離測定装置、距離測定方法及びプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
(第1実施例)
図1は、第1実施例における距離測定装置の一例を示す図である。本実施例では、光ビームの一例であるレーザビームで1次元的な走査を行う方式を採用する。
図1に示す距離測定装置10は、速度センサ11、切り替え制御部12、クロック生成部13、発光タイミング制御部14、回転制御部15、光入出力部16、及び距離計測回路17を有する。光入出力部16は、レーザダイオード(LD:Laser Diode)及びLD駆動部161、ミラー駆動部162、及びフォトダイオード(PD:Photo-Diode)を有する。LDは光源(または、発光部)の一例であり、PDは光検出部(または、受光部)の一例である。ミラー駆動部162は、光学的走査部の一例であり、回転ミラー165及び回転ミラー165を回転するモータ(図示せず)などを有する周知の構成を有し、集光レンズ166を含んでも良い。
発光タイミング制御部14は、クロック生成部13から供給されるクロックに基づき、LD及びLD駆動部161のLD駆動部にLDの発光タイミングを制御する発光制御信号を、切り替え制御部12から供給される切り替え信号が示すモードに応じた発光タイミングで出力する。回転制御部15は、クロック生成部13から供給されるクロックに基づいて、ミラー駆動部162に回転ミラー165の回転を制御する回転制御信号を出力する。LD及びLD駆動部161のLDから出射されたレーザビームは、回転ミラー165で反射されてミラー駆動部162から発光タイミングに応じた出射角度で出射されて1平面上を走査する。対象物(図示せず)で反射されたレーザビームは、集光レンズ166を介してPD163により検出され、PD163が出力する検出信号は距離計測回路17に供給される。距離計測回路17は、発光タイミング制御部14から供給される発光制御信号と検出信号に基づき、出射したレーザビームが対象物で反射されて戻ってくるまでの往復時間を計測し、この時間に光速を乗算することで対象物までの距離を算出することができる(TOF方式:Time Of Flight)。距離計測回路17が算出した距離を示す距離データは、外部装置(図示せず)などに出力されると共に、切り替え制御部12に供給される。切り替え制御部12は、少なくとも距離データに基づき、第1のモードまたは第2のモードを指定する切り替え信号を出力する。
図1では、速度センサ11が設けられており、距離測定装置10の速度(または、距離測定装置10が搭載されている車両などの速度)を検出し、検出した速度を示す速度データを切り替え制御部12に供給する。切り替え制御部12は、例えば後述する第3実施例のように、第1または第2のモードへの切り替えの制御を、速度データを考慮して行うようにしても良い。速度センサ11は、距離測定装置10に対して外部接続されていても良い。速度データを考慮したモードの切り替え制御を行わない場合には、速度センサ11は省略しても良い。
図2は、第1実施例の動作を説明するフローチャートである。図2において、切り替え制御部12は、ステップS1で距離計測回路17から供給される距離データを参照し、ステップS2で距離データが示す距離が閾値以上であるか否かを判定する。閾値は、距離計測回路17内に設けられた記憶部(図示せず)に格納されていても、距離計測回路17外にアクセス可能に設けられた記憶部(図示せず)に格納されていても、外部から距離計測回路17に入力されても良い。この場合、距離データを一定時間参照し、一定時間内で距離データが示す最短距離が閾値以上であるか否かを判定しても良い。ステップS2の判定結果がYESであると、切り替え制御部12は、ステップS3で第1のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給し、処理はステップS1へ戻る。一方、ステップS2の判定結果がNOであると、切り替え制御部12は、ステップS4で第2のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給し、処理はステップS1へ戻る。
以下に説明するように、第1のモードは、走査角度分解能を優先するモードであり、測定した距離が閾値以上の場合に連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないようにレーザビームの出射角度をずらす。一方、第2のモードは、測定距離の精度を優先するモードであり、測定した距離が閾値未満の場合に各走査におけるサンプリング位置が重なるようにレーザビームの出射角度を制御する。
図3は、走査角度分解能を優先する場合のサンプリングを説明する図である。図3中、距離測定装置10から放射状に延びる矢印は、1平面上でレーザビームが出射される出射角度を示す。従って、放射状に延びる矢印は、レーザビームの出射タイミングに相当し、隣接する矢印はサンプリング間隔(または、タイミング)を表している。図3に示す第1のモードでは、サンプリング間隔をN点毎とし、1周のサンプル数をA/NとするサンプリングをN(Nは2以上の自然数)周分行う。1周目(n=1)に続く2周目(n=2)では、サンプル点を1周目のサンプル点からずらしてサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。つまり、n周目(n=1,2,...,N)では、レーザビームの出射角度をずらすことでサンプル点をn−1周目のサンプル点からずらし、上記と同様にサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。例えば、n周目とn−1周目とでは、初期サンプル点をずらせば良い。サンプリング位置が重ならないようにサンプル点を1周目〜N周目でずらす方法は特に限定されず、要は、N周分の間引きサンプリングした結果(すなわち、距離データ)を重ね合わせると、図3の右側に示すようにサンプル数がAとなれば良い。従って、回転ミラー165の回転数を、1周のサンプル数がAの場合の回転数のN倍に設定すれば、図3の右側に示すようにN周分のサンプリングした結果を重ね合わせた場合のサンプル数が同じくAになる。距離計測回路17は、第1のモードでは、N周分のサンプリングした結果を重ね合わせたサンプルに基づいて距離を算出する。
図4は、測定距離の精度を優先する場合のサンプリングを説明する図である。図4中、距離測定装置10から放射状に延びる矢印は、1平面上でレーザビームが出射される出射角度を示す。従って、放射状に延びる矢印は、レーザビームの出射タイミングに相当し、隣接する矢印はサンプリング間隔(または、タイミング)を表している。図4に示す第2のモードでは、サンプリング間隔をN点毎とし、1周のサンプル数をA/NとするサンプリングをN(Nは2以上の自然数)周分行う。1周目(n=1)に続く2周目(n=2)では、サンプル点が1周目のサンプル点と重なる(すなわち、一致する)ようにしてサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。つまり、1周目〜N周目では、レーザビームの出射角度が一致してサンプル点が各周で重なるようにして、上記と同様にサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。なお、距離計測回路17は、第2のモードでは、図4の右側に示すようにN周分のサンプリングした結果(すなわち、距離データ)の平均を求めて距離データとして用いることで、測定距離の精度をさらに向上するようにしても良い。
このように、測定した対象物までの距離が閾値以上の場合は走査角度分解能を優先する第1のモードに切り替え、閾値未満の場合は測定距離の精度を優先する第2のモードに切り替えることで、距離測定装置10の測定環境に応じた測定を行うことができる。
なお、図3及び図4は、1平面上でのレーザビームの出射角度が360度の場合を示すが、レーザビームの出射角度は360度以下で0度を超える範囲、例えば、180度であっても良い。
出射するレーザビームの時間間隔(または、発光間隔)が非常に短いレーザは高価であるが、上記の第1及び第2のモードを実現するために用いるLDは非常に短い発光間隔を有する必要はないので、比較的安価なLDで形成可能である。また、レーザビームの出射角度を制御する角度間隔を非常に狭くするには高価で複雑な回路などが必要となるが、上記の第1及び第2のモードを実現するために用いる回路(切り替え信号を生成する切り替え制御部12、発光制御信号を生成する発光タイミング制御部14など)は、レーザビームの出射角度を制御する角度間隔を非常に狭くする必要がないので、比較的安価な回路で形成可能である。従って、第1及び第2のモードは、距離測定装置10のコストを増大することなく実現可能である。
(第2実施例)
第2実施例における距離測定装置は、図1と同じ構成を有しても良い。本実施例では、光ビームの一例であるレーザビームで1次元的な走査を行う方式を採用する。
図5は、第2実施例において複数の対象物の距離を測定した場合の動作を説明する図である。図5に示す車両31は、図1に示す距離測定装置10を搭載しており、説明の便宜上、矢印方向に走行するものとする。図5の左側は、距離測定装置10が第1のモードで対象物35を走査した(N周分の走査を重ねた)場合を示す。この例では、2つの連続するサンプルで対象物35までの距離が閾値以下であると、距離測定装置10が図5の右側に示すように第2のモードに切り替わる。
図6は、第2実施例の動作を説明するフローチャートである。図6中、図2と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。図6において、切り替え制御部12は、ステップS11で距離計測回路17から供給される距離データを参照し、ステップS12で距離データが連続しているか否か(すなわち、連続するサンプル点のデータであるか否か)を判定する。ステップS12の判定結果がYESであると、切り替え制御部12は、ステップS13で連続する2つの距離データが示す距離がいずれも閾値以上であるか否かを判定する。この場合、ステップS11において距離データを一定時間参照して最短の距離データと2番目に短い距離データを求め、ステップS12において最短の距離データと2番目に短い距離データが連続しているか否かを判定しても良い。ステップS13の判定結果がYESであると、切り替え制御部12は、ステップS3で第1のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給する。一方、ステップS12またはS13の判定結果がNOであると、切り替え制御部12は、ステップS4で第2のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給する。
本実施例によれば、第2のモードへの切り替えにより、サンプリング間隔が、第1のモードにおけるN周分の走査を重ねた場合のサンプリング間隔に比べて広くなっても、対象物35を見失うことなく、対象物35までの距離を確実に測定することができる。
(第3実施例)
第3実施例における距離測定装置は、図1と同じ構成を有しても良い。本実施例では、光ビームの一例であるレーザビームで1次元的な走査を行う方式を採用する。
図7は、第3実施例において速度を考慮して距離を測定する場合の動作を説明する図である。図7に示す車両31は、図1に示す距離測定装置10を搭載しており、説明の便宜上、矢印方向に走行するものとする。図7の左側は、距離測定装置10が第1のモードで対象物(例えば、壁)38を走査した(N周分の走査を重ねた)場合を示す。この例では、車両31の後方(または、前方)にある対象物38までの距離が測定されて閾値距離未満であり、且つ、速度センサ11が検出した車両31の速度(速度データ)が閾値速度未満であると、距離測定装置10が図7の右側に示すように第2のモードに切り替わる。
図8は、第3実施例の動作を説明するフローチャートである。図8中、図2と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。図8において、切り替え制御部12は、ステップS31で距離計測回路17から供給される距離データを参照し、ステップS32で距離データが示す距離が閾値未満であるか否かを判定する。この場合、距離データを一定時間参照し、一定時間内で距離データが示す最短距離が閾値未満であるか否かを判定しても良い。ステップS32の判定結果がYESであると、切り替え制御部12は、ステップS33で速度センサ11から供給される速度データを参照し、ステップS34で速度データが示す速度が閾値速度未満であるか否かを判定する。ステップS34の判定結果がYESであると、切り替え制御部12は、ステップS4で第2のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給する。一方、ステップS32またはS34の判定結果がNOであると、切り替え制御部12は、ステップS3で第1のモードの発光タイミングを指定する切り替え信号を発光タイミング制御部14に供給する。なお、ステップS31,S32は、ステップS33,S34の後に実行するようにしても良い。
本実施例によれば、モード切り替えの条件として、対象物までの距離に加え、速度を含める。このため、例えば車両を比較的低速でバックさせて駐車場に駐車する場合などには、車両と駐車場の壁などの対象物との間の距離が閾値距離未満となり、且つ、車両の速度が閾値速度未満になるため、距離と速度の両方の条件を同時に満たした時点で迅速に第2のモードに切り替えることができる。
(第4実施例)
図9は、第4実施例における距離測定装置の一例を示す図である。本実施例では、光ビームの一例であるレーザビームで2次元的な走査を行う方式を採用する。
図9に示す距離測定装置20は、速度センサ21、切り替え制御部22、クロック生成部23、発光タイミング制御部24、光入出力部26、距離計測回路27、角度検出部28、MEMS(Micro Electro Mechanical System)駆動回路29、集光レンズ166、及びPD163を有する。光入出力部26は、LD及びLD駆動部261、MEMSミラー262、及び走査角度拡大レンズ263を有する。LDは光源(または、発光部)の一例であり、PDは光検出部(または、受光部)の一例である。MEMSミラー262は、光学的走査部の一例であり、2次元的に駆動可能な周知の構成を有する。MEMSミラー262は、周知の方法で2次元的に駆動可能であるため、駆動系の図示及び説明は省略する。
角度検出部28は、MEMSミラー262の傾き角(以下、ミラー角度とも言う)が負から正、または、正から負に遷移する時のミラー角度が0度を基準位置(または、基準点)とした基準位置信号と、ミラー角度の振幅の情報(以下、振幅情報とも言う)を出力する。ミラー角度が0度の状態とは、例えばMEMSミラー262がMEMS駆動回路29により駆動されていない状態である。振幅情報は、基準位置(0度)を基準とした最大及び最小のミラー角度の差分を表す。なお、基準位置は、ミラー角度が0度の位置に限定されるものではない。
MEMS駆動部29は、角度検出部28から供給される振幅情報に基づいて、MEMSミラー262の振動振幅及び振動周波数を決定する駆動信号をMEMSミラー262に供給し、MEMSミラー262を周知の方法で2次元的に駆動する。クロック生成部23は、角度検出部28から供給される基準位置信号をトリガにして生成したクロックを出力する。クロック生成部23は、基準位置信号をトリガにしてクロックのカウントを開始してクロックカウント(または、カウント数)を出力する機能を有しても良い。クロックをカウントする機能は、発生タイミング制御部24が有しても良い。
発光タイミング制御部24は、クロック生成部23から供給されるクロックと角度検出部28から供給される振幅情報に基づき、LD及びLD駆動部261のLD駆動部に、LDの発光タイミングを制御する発光制御信号を、切り替え制御部22から供給される切り替え信号が示すモードに応じた発光タイミングで出力する。発光制御信号の出力タイミングは、後述するように、レーザビームのミラー角度に対する出射角度、クロックカウント、発光タイミング(または、発光パターン)などを格納したテーブルを用いて決定しても良い。これにより、LDから出射されるレーザビームがMEMSミラー262で反射され、走査角度拡大レンズ263を介して出射される。走査角度拡大レンズ263は、MEMSミラー262で反射されたレーザビームの走査角度を拡大する周知の構成を有する。
対象物(図示せず)で反射されたレーザビームは、集光レンズ166を介してPD163により検出され、PD163が出力する検出信号は距離計測回路27に供給される。距離計測回路27は、発光タイミング制御部24から供給される発光制御信号とPD163から供給される検出信号に基づき、出射したレーザビームが対象物で反射されて戻ってくるまでの往復時間を計測し、この時間に光速を乗算することで対象物までの距離を算出することができる。距離計測回路27が算出した距離を示す距離データは、外部装置(図示せず)などに出力されると共に、切り替え制御部22に供給される。
図9では、速度センサ21が設けられており、距離測定装置20の速度(または、距離測定装置20が搭載されている車両などの速度)を検出し、検出した速度を示す速度データを切り替え制御部22に供給する。切り替え制御部22は、第1または第2のモードへの切り替えの制御を、速度データを考慮して行うようにしても良い。速度センサ21は、距離測定装置10に対して外部接続されていても良い。速度データを考慮したモードの切り替え制御を行わない場合には、速度センサ21は省略しても良い。
本実施例は、上記第1実施例における1次元的な走査を、2次元的な走査に拡張したものである。
先ず、第1のモードにおける発光パターンを説明する。図10は、第1のモードにおける発光パターンを説明する図である。図10は、図3の如き1次元的な走査を、B行(Bは2以上の自然数)について、すなわち、B個の異なる平面上で行う場合を示す。図10に示す第1のモードでは、水平方向のサンプリング間隔をN点毎とし、水平方向にA/N点をサンプリングし、垂直方向にB点をサンプリングするラスター走査を行う。1走査周期で1画面が走査されるものとすると、各画面での水平方向のサンプル数をA/Nとし、且つ、垂直方向のサンプル数をB点とするラスター走査をN(Nは2以上の自然数)画面分行う。1番目(n=1)の画面に続く2番目(n=2)の画面では、サンプル点を1番目のサンプル点からずらしてサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。つまり、n番目(n=1,2,...,N)の画面では、レーザビームの出射角度をずらすことでサンプル点をn−1番目の画面のサンプル点からずらし、上記と同様にサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。例えば、n番目の画面とn−1番目の画面とでは、水平方向の初期サンプル点をずらせば良い。サンプリング位置が重ならないようにサンプル点を1番目の画面〜N番目の画面でずらす方法は特に限定されず、要は、N画面分の間引きサンプリングした結果(すなわち、距離データ)を重ね合わせると、図10の右側に示すようにサンプル数がAとなれば良い。従って、1画面の走査速度を、1画面の水平方向のサンプル数がAで垂直方向のサンプル数がBの場合の走査速度のN倍に設定すれば、図10の右側に示すようにN画面分のサンプリングした結果を重ね合わせた場合の水平方向のサンプル数が同じくAで垂直方向のサンプル数がBになる。言い換えると、1画面の水平及び垂直方向のサンプル数がA×Bの場合の1画面の走査時間をTとすると、図10の右側に示すようにN画面分のサンプリングした結果を重ね合わせた場合の水平及び垂直方向のサンプル数を同じくA×Bにするには、各画面の水平方向のサンプル数をA/Nで垂直方向のサンプル数をBとした場合の各画面の走査時間はT/Nにすれば良い。距離計測回路27は、第1のモードでは、N画面分のサンプリングした結果を重ね合わせたサンプルに基づいて距離を算出する。
発光タイミング制御部24は、発光制御信号の出力タイミングを、レーザビームのミラー角度に対する出射角度及び発光タイミング(または、発光パターン)を格納した発光パターンテーブルを用いて決定しても良い。図11は、第4実施例における発光パターンテーブルの一例を示す図である。発光パターンテーブルは、発光タイミング制御部24内に設けられていても、発光タイミング制御部24外にアクセス可能に設けられた記憶部(図示せず)に格納されていても良い。発光タイミング制御部24は、角度検出部28から供給される振幅情報からMEMSミラー262のミラー角度を求め、図11の如き発光パターンテーブルを用いることで、レーザビームを等角度間隔で出射させることができる。図11は、ミラー角度θ(deg)に対し、発光パターンテーブルがレーザビームの出射角度Θ(deg)及び黒丸印で示す発光パターンをn=1〜Nについて格納している例を示す。
図12は、第4実施例の第1のモードにおける動作を説明するフローチャートである。図12において、発光タイミング制御部24は、ステップS41でクロック生成部23からのクロックに基づき、nの値を参照し、ステップS42で発光パターンテーブル中の同じnの値の参照位置を決定する。発光タイミング制御部24は、ステップS43で角度検出部28からの振幅情報に基づいてMEMSミラー262のミラー角度を求め、ステップS44で上記の如く決定されたnの値の参照位置に対応するミラー角度が求めたミラー角度であるか否かを判定する。ステップS44の判定結果がNOであると、処理はステップS43へ戻る。一方、ステップS44の判定結果がYESであると、発光タイミング制御部24は、ステップS45で発光タイミングであると認識して発光制御信号をLD及びLD駆動部261へ出力し、処理はステップS41へ戻る。
なお、発光タイミング制御部24は、角度検出部28から供給される振幅情報に基づいて、発光パターンテーブルに基づいて決定された発光タイミングを補正しても良い。具体的には、発光タイミング制御部24は、振幅情報が表すミラー角度に相当するクロックカウントを算出し、クロック生成部23から供給されるクロックのクロックカウントと一致した時点で発光制御信号を出力しても良い。このような発光タイミングの補正を行うことにより、温度変化などの原因でMEMSミラー262のミラー角度の振幅変動が発生しても、レーザビームの実際の出射角度が発光パターンテーブルに設定されている出射角度からずれてしまうことを防止できる。
図10では、説明の便宜上、水平方向のサンプリングは、レーザビームの水平方向の往復走査のうち往路のみで行う場合を説明したが、水平方向のサンプリングは、往路と復路の両方で行うようにしても良い。図13は、1走査分の発光パターンを、水平方向のサンプリングを往路と復路の両方で行う場合について説明する図である。図13に示すように、各画面での水平方向のサンプル数を1往路でA/2N、1復路でA/2Nとすることで、水平方向のサンプル数は1往復でA/Nになる。
次に、第2のモードにおける発光パターンを説明する。図14は、第2のモードにおける発光パターンの例を示す図である。図14は、図4の如き1次元的な走査を、B行(Bは2以上の自然数)について、すなわち、B個の異なる平面上で行う場合を示す。図14に示す第2のモードでは、水平方向のサンプリング間隔をN点毎とし、水平方向にA/N点をサンプリングし、垂直方向にB点をサンプリングするラスター走査を行う。1走査周期で1画面が走査されるものとすると、各画面での水平方向のサンプル数をA/Nとし、且つ、垂直方向のサンプル数をB点とするラスター走査をN(Nは2以上の自然数)画面分行う。1番目(n=1)の画面に続く2番目(n=2)の画面では、サンプル点が1番目の画面のサンプル点と重なる(すなわち、一致する)ようにしてサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。つまり、1番目の画面〜N番目の画面では、レーザビームの出射角度が一致して各画面のサンプル点が重なるようにして、上記と同様にサンプリング間隔をN点毎としたサンプリングを行う。なお、距離計測回路27は、第2のモードでは、図14の右側に示すようにN画面分のサンプリングした結果(すなわち、距離データ)の平均を求めて距離データとして用いることで、測定距離の精度をさらに向上するようにしても良い。
第1のモードと第2のモードの切り替えは、図2、図6、及び図8のいずれの方法で行っても良いことは言うまでもない。このように、測定した対象物までの距離が閾値以上の場合は走査角度分解能を優先する第1のモードに切り替え、閾値未満の場合は測定距離の精度を優先する第2のモードに切り替えることで、距離測定装置20の測定環境に応じた測定を行うことができる。閾値は、距離計測回路27内に設けられた記憶部(図示せず)に格納されていても、距離計測回路27外にアクセス可能に設けられた記憶部(図示せず)に格納されていても、外部から距離計測回路27に入力されても良い。
(第5実施例)
第5実施例における距離測定装置は、図9と同じ構成を有しても良い。本実施例では、光ビームの一例であるレーザビームで2次元的な走査を行う方式を採用する。
本実施例では、発光タイミング制御部24が発光制御信号の出力タイミングを決定するのに用いる発光パターンテーブルが、クロックカウントをさらに格納している点で上記第4実施例と異なるが、それ以外は上記第4実施例と同様である。
図15は、第5実施例における発光パターンテーブルの例を示す図である。図15中、図11と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。発光タイミング制御部24は、角度検出部28から供給される振幅情報からMEMSミラー262のミラー角度を求め、図15の如き発光パターンテーブルを用いることで、レーザビームを等角度間隔で出射させることができる。図11は、ミラー角度θ(deg)に対し、発光パターンテーブルがレーザビームの出射角度Θ(deg)、往路分のクロックカウント、及び黒丸印で示す発光パターンをn=1〜Nについて格納している例を示す。レーザビームの水平方向の往復走査のうち往路のみでサンプリングを行う場合、各往路でN点毎にサンプリングを行う。
図16は、往路分のクロックカウントを説明する図である。図16中、(a)はMEMSミラー262のミラー角度、(b)はクロック生成部23が生成するクロック、(c)は角度検出部28が出力しクロック生成部23におけるクロックカウントの開始トリガとなる基準位置信号を、夫々任意単位で示す。また、SRはサンプリング領域を示す。
発光タイミング制御部24は、発光パターンテーブルに格納された、振幅情報が表すミラー角度に相当するクロックカウントを参照し、クロック生成部23から供給されるクロックのクロックカウントと一致した時点で発光制御信号を出力する。このような発光タイミングの補正を行うことにより、温度変化などの原因でMEMSミラー262のミラー角度の振幅変動が発生しても、レーザビームの実際の出射角度が発光パターンテーブルに設定されている出射角度からずれてしまうことを防止できる。
図15では、説明の便宜上、水平方向のサンプリングは、レーザビームの水平方向の往復走査のうち往路のみで行う場合を説明しており、クロックカウントは往路分のカウントに相当するが、水平方向のサンプリングは、往路と復路の両方で行うようにしても良い。
図17は、第5実施例における発光パターンテーブルの他の例を示す図である。図17中、図15と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。発光タイミング制御部24は、角度検出部28から供給される振幅情報からMEMSミラー262のミラー角度を求め、図17の如き発光パターンテーブルを用いることで、レーザビームを等角度間隔で出射させることができる。図17は、ミラー角度θ(deg)に対し、発光パターンテーブルがレーザビームの出射角度Θ(deg)、往路及び復路分のクロックカウント、及び黒丸印で示す発光パターンをn=1〜Nについて格納している例を示す。レーザビームの水平方向の往復走査の往路と復路の両方でサンプリングを行う場合、往復路で2N点毎にサンプリングを行う。
図18は、往路及び復路分のクロックカウントを説明する図である。図18中、(a)はMEMSミラー262のミラー角度、(b)はクロック生成部23が生成するクロック、(c)は角度検出部28が出力しクロック生成部23におけるクロックカウントの開始トリガとなる基準位置信号を、夫々任意単位で示す。また、SRはサンプリング領域を示す。
図19は、第5実施例の第1のモードにおける動作を説明するフローチャートである。図19において、発光タイミング制御部24は、ステップS51でクロック生成部23からのクロックに基づき、nの値を参照し、ステップS52で図17に示す発光パターンテーブル中の同じnの値の参照位置を決定する。発光タイミング制御部24は、ステップS53でクロック生成部23からのクロックカウントを取得し、ステップS54で上記の如く決定されたnの値の参照位置に対応するクロックカウントが取得したクロックカウントであるか否かを判定する。ステップS54の判定結果がNOであると、処理はステップS53へ戻る。一方、ステップS54の判定結果がYESであると、発光タイミング制御部24は、ステップS55で発光タイミングであると認識して発光制御信号をLD及びLD駆動部261へ出力し、処理はステップS51へ戻る。
また、レーザビームの水平方向の往復走査の往路と復路の両方でサンプリングを行う場合、水平方向のサンプル点に関しては、MEMSミラー262に対して、図20に示す如くクロック1つと基準位置を2つ設け、夫々の基準位置にてクロックのカウントアップ及びカウントダウンを行うことで、往路と復路について発光パターンテーブルを共通化するようにしても良い。
図20は、往路及び復路分のクロックカウントの他の例を説明する図である。図20中、(a)はクロック、(b)はクロックのカウントアップ開始トリガとなる第1の基準位置信号rs1、(c)はクロックのカウントアップ停止トリガとなる第2の基準位置信号rs2、(d)はクロックのカウントダウン開始トリガとなる第2の基準位置信号rs2、(e)はクロックのカウントダウン停止トリガとなる第1の基準位置信号rs1を、夫々任意単位で示す。また、SRはサンプリング領域を示す。
図20に示すように、レーザビームの水平方向の往路走査についてはMEMSミラー262のミラー角度が最初の基準点1に到達して角度検出部28が(b)の第1の基準位置信号rs1を出力すると当該第1の基準位置信号rs1をクロックのカウントアップの開始トリガに用いる。ミラー角度が最初の基準点2に到達して角度検出部28が(c)の第2の基準位置信号rs2を出力すると当該第2の基準位置信号rs2をクロックのカウントアップの停止トリガに用いる。また、ミラー角度が次の基準点に到達して角度検出部28が(d)の第2の基準位置信号rs2を出力すると当該第2の基準位置信号rs2をクロックのカウントダウンの開始トリガに用いる。ミラー角度が次の基準点1に到達して角度検出部28が(e)の第1の基準位置信号rs1を出力すると当該第1の基準位置信号rs1をクロックのカウントダウンの停止トリガ(または、リセットトリガ)に用いる。
なお、第2のモードにおける発光パターンは、上記第4実施例の場合と同様で良いため、その説明は省略する。
図21は、距離測定処理を実行するコンピュータの一例を示すブロック図である。図21に示すコンピュータ500は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)501、記憶部502、及びインタフェース(I/F)503がバス504で接続された構成を有する。記憶部502は、CPU501が実行するプログラム、上記発光パターンテーブルのデータ、閾値、CPU501が実行する演算の中間結果などの各種データを格納する。I/F503は、コンピュータ500を外部装置と有線、無線、または有線と無線の組み合わせで通信可能に接続する。
記憶部502が格納するプログラムには、CPU501に上記距離測定処理を実行させるためのプログラムを含んでも良い。記憶部502は、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記憶装置などを含む、コンピュータ読取可能な記憶媒体で形成可能である。プログラムは、コンピュータ500を図1に示す切り替え制御部12、発光タイミング制御部14、及び距離計測回路17として機能させるものであっても、コンピュータ500を図9に示す切り替え制御部22、発光タイミング制御部24、及び距離計測回路27として機能させるものであっても良い。また、プログラムは、コンピュータ500をさらに図1に示す回転制御部15として機能させるものであっても、コンピュータ500をさらに図9に示す角度検出部28及びMEMS駆動回路29の少なくとも一方として機能させるものであっても良い。
上記実施例では、説明の便宜上、距離測定装置が車両に搭載されている場合について説明したが、開示の距離測定装置は、車両からの障害物検知に限らず、例えば測定者から対象物までの距離の計測、気球などに搭載して上空から行う地上の構造物の形状調査、鉄道のホームにおける車両と開閉扉間の人検知、監視システムなどで利用可能である。このように、距離測定装置は、人により把持されても、移動可能な装置に搭載されても、固定型の装置に搭載されても良い。
開示の距離測定装置によれば、状況に応じてモードを第1のモードまたは第2のモードに切り替えることで、距離データの更新遅延を生じることなく、また、高価なレーザを使用することなく、比較的安価で比較的簡単な回路で測定距離の精度と走査角度分解能を向上可能となる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
光ビームにより対象物を走査する距離測定装置であって、
前記対象物で反射された光ビームに基づいて前記対象物までの距離を求める距離計測回路と、
前記距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、前記距離が前記閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する制御手段を備えたことを特徴とする距離測定装置。
(付記2)
前記制御手段は、前記距離と前記閾値の比較の結果に基づき、前記第1のモード及び前記第2のモード間で切り替えを行うことを特徴とする付記1記載の距離測定装置。
(付記3)
前記制御手段は、前記距離と前記閾値の大小関係が変化した後連続する複数の走査で変化しないと前記切り替えを行うことを特徴とする付記2記載の距離測定装置。
(付記4)
前記制御手段は、前記距離が前記閾値未満の場合、及び、前記距離測定装置の速度が閾値速度未満の場合に、前記第2のモードへの切り替えを行うことを特徴とする付記2または3記載の距離測定装置。
(付記5)
前記距離計測回路は、前記第1のモードでは、前記所定回数の走査のサンプリング位置のデータを重ねた距離データに基づき前記距離を求め、前記第2のモードでは、各走査で重なるサンプリング位置のデータの平均の距離データに基づき前記距離を求めることを特徴とする、付記1乃至4のいずれか1項記載の距離測定装置。
(付記6)
前記光ビームを1次元的に走査させる光学的走査部を更に備えたことを特徴とする、付記1乃至5のいずれか1項記載の距離測定装置。
(付記7)
前記光ビームを2次元的に走査させる光学的走査部を更に備えたことを特徴とする、付記1乃至5のいずれか1項記載の距離測定装置。
(付記8)
コンピュータに、光ビームの走査により対象物までの距離を測定させるプログラムであって、
測定した距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定する手順と、
前記測定した距離が前記閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する手順を
前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記9)
前記測定した距離と前記閾値の比較の結果に基づき、前記第1のモード及び前記第2のモード間で切り替えを行う手順を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記8記載のプログラム。
(付記10)
前記切り替えを行う手順は、前記測定した距離と前記閾値の大小関係が変化した後連続する複数の走査で変化しないと行うことを特徴とする付記9記載のプログラム。
(付記11)
前記切り替えを行う手順は、前記距離が前記閾値未満の場合、及び、前記距離測定装置の速度が閾値速度未満の場合に、前記第2のモードへの切り替えを行うことを特徴とする付記9または10記載のプログラム。
(付記12)
前記第1のモードでは、前記所定回数の走査のサンプリング位置のデータを重ねた距離データに基づき前記距離を求める手順と、
前記第2のモードでは、各走査で重なるサンプリング位置のデータの平均の距離データに基づき前記距離を求める手順
を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする、付記8乃至11のいずれか1項記載のプログラム。
(付記13)
光ビームの走査により対象物までの距離を距離測定装置の距離計測回路で測定し、
測定した距離が閾値以上の場合は前記距離測定装置の制御手段により連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、
前記測定した距離が前記閾値未満の場合は前記制御手段により各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定することを特徴とする距離測定方法。
(付記14)
前記制御手段により前記測定した距離と前記閾値の比較の結果に基づき、前記第1のモード及び前記第2のモード間で切り替えを行うことを特徴とする付記13記載の距離測定方法。
(付記15)
前記切り替えは、前記測定した距離と前記閾値の大小関係が変化した後連続する複数の走査で変化しないと行うことを特徴とする付記14記載の距離測定方法。
(付記16)
前記切り替えは、前記距離が前記閾値未満の場合、及び、前記距離測定装置の速度が閾値速度未満の場合に、前記第2のモードへの切り替えを行うことを特徴とする付記14または15記載の距離測定方法。
(付記17)
前記第1のモードでは、前記所定回数の走査のサンプリング位置のデータを重ねた距離データに基づき前記距離を求め、前記第2のモードでは、各走査で重なるサンプリング位置のデータの平均の距離データに基づき前記距離を求めることを特徴とする、付記13乃至16のいずれか1項記載の距離測定方法。
以上、開示の距離測定装置、距離測定方法及びプログラムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
10,20 距離測定装置
11,21 速度センサ
12,22 切り替え制御部
14,24 発光タイミング制御部
16,26 光入出力部
17,27 距離計測回路
501 CPU
502 記憶部

Claims (7)

  1. 光ビームにより対象物を走査する距離測定装置であって、
    前記対象物で反射された光ビームに基づいて前記対象物までの距離を求める距離計測回路と、
    前記距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、前記距離が前記閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する制御手段を備えたことを特徴とする距離測定装置。
  2. 前記制御手段は、前記距離と前記閾値の比較の結果に基づき、前記第1のモード及び前記第2のモード間で切り替えを行うことを特徴とする請求項1記載の距離測定装置。
  3. 前記制御手段は、前記距離と前記閾値の大小関係が変化した後連続する複数の走査で変化しないと前記切り替えを行うことを特徴とする請求項2記載の距離測定装置。
  4. 前記制御手段は、前記距離が前記閾値未満の場合、及び、前記距離測定装置の速度が閾値速度未満の場合に、前記第2のモードへの切り替えを行うことを特徴とする請求項2または3記載の距離測定装置。
  5. 前記距離計測回路は、前記第1のモードでは、前記所定回数の走査のサンプリング位置のデータを重ねた距離データに基づき前記距離を求め、前記第2のモードでは、各走査で重なるサンプリング位置のデータの平均の距離データに基づき前記距離を求めることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項記載の距離測定装置。
  6. コンピュータに、光ビームの走査により対象物までの距離を測定させるプログラムであって、
    測定した距離が閾値以上の場合は連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定する手順と、
    前記測定した距離が前記閾値未満の場合は各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定する手順を
    前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 光ビームの走査により対象物までの距離を距離測定装置の距離計測回路で測定し、
    測定した距離が閾値以上の場合は前記距離測定装置の制御手段により連続する所定回数の走査におけるサンプリング位置が重ならないように前記光ビームの出射角度を制御する第1のモードを指定し、
    前記測定した距離が前記閾値未満の場合は前記制御手段により各走査におけるサンプリング位置が重なるように前記光ビームの出射角度を制御する第2のモードを指定することを特徴とする距離測定方法。
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