JP2014117710A - タンデム圧延機の制御方法及び制御装置 - Google Patents

タンデム圧延機の制御方法及び制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御すること。
【解決手段】プロセスコンピュータ11が、実績荷重が予測荷重に一致していないと判別された場合、実績荷重と予測荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する。これにより、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板の通板方向に並設された複数台の圧延スタンドを利用して鋼板を圧延するタンデム圧延機の制御方法及び制御装置に関する。
タンデム圧延機では、所望の板厚、プロフィール、及び形状を有する鋼板を製造するために、プロセスコンピュータが、圧延スタンド間の荷重比が設定値になるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を設定し、例えばOrowanの圧延理論式を用いて鋼板の目標板厚から各圧延スタンドの目標荷重及び先進率を算出する。そして、プロセスコンピュータは、ゲージメータ式やマスフロー一定則に基づいて目標荷重及び先進率から各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出し、制御装置が、プロセスコンピュータによって算出されたロール速度や圧下位置に従って各圧延スタンドの圧延動作を制御する。
特開2008−126307号公報
このようなタンデム圧延機に鋼板を通板している際、目標荷重を算出する際に用いた圧延ロールの摩擦係数や鋼板の変形抵抗が実際の値とは異なることによって、圧延スタンドの実績荷重が目標荷重から大きく乖離した場合、先進率の実績値が算出値から乖離する。先進率の実績値が算出値から乖離すると、圧延スタンド間のマスフローのバランスが乱れることによって、鋼板の通板中にループや過剰張力等のトラブルが発生することがある。さらに、圧延スタンドの実績荷重が目標荷重から大きく乖離した場合、圧延スタンド間の荷重比が事前に最適化された設定値から乖離することによって、鋼板の幅方向の形状であるクラウン形状の制御精度が悪化する。
しかしながら、既存の技術には、鋼板の通板中に圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御する手段がない。このため、従来までは、オペレータが手動操作によって圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御する必要があり、オペレータにとって大きな負荷になっていた。なお、圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持するために、ルーパー設備等の張力制御系を利用してロール速度をフィードバック制御する方法が考えられる。しかしながら、この方法を用いたとしても圧延スタンド間の荷重比を一定に制御することはできない。このような背景から、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御可能な技術の提供が期待されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御可能なタンデム圧延機の制御方法及び制御装置を提供することにある。
本発明に係るタンデム圧延機の制御方法は、鋼板の通板方向に並設された複数台の圧延スタンドを利用して鋼板を圧延するタンデム圧延機の制御方法であって、圧延スタンド間の荷重比が設定値になるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を設定し、各圧延スタンドを構成する圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を用いて鋼板の目標板厚から各圧延スタンドの目標荷重及び先進率を算出し、該目標荷重及び先進率から各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する初期設定ステップと、前記初期設定ステップにおいて算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延する圧延制御ステップと、前記圧延制御ステップを実行している際、各圧延スタンドの圧延荷重を検出し、検出された圧延荷重が前記初期設定ステップにおいて算出された目標荷重に一致しているか否かを判別する判別ステップと、前記判別ステップにおいて圧延荷重が目標荷重に一致していないと判別された場合、該圧延荷重と目標荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と前記鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する補正ステップと、前記補正ステップにおいて補正された圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値と各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚とを用いて各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する再設定ステップと、前記再設定ステップにおいて算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延するフィードバック圧延制御ステップと、を含む。
本発明に係るタンデム圧延機の制御方法は、上記発明において、前記補正ステップは、目標荷重が圧延荷重より大きい場合に圧延ロールの摩擦係数又は鋼板の変形抵抗の設定値を減少させるステップと、目標荷重が圧延荷重より小さい場合に圧延ロールの摩擦係数又は鋼板の変形抵抗の設定値を増加させるステップと、を含む。
本発明に係るタンデム圧延機の制御方法は、上記発明において、前記補正ステップは、荷重比が設定値より大きい圧延スタンドについては、該圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を減少又は該圧延スタンドの1つ上流側にある圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を増加させるステップと、荷重比が設定値より小さい圧延スタンドについては、該圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を増加又は該圧延スタンドの1つ上流側にある圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を減少させるステップと、を含む。
本発明に係るタンデム圧延機の制御装置は、鋼板の通板方向に並設された複数台の圧延スタンドを利用して鋼板を圧延するタンデム圧延機の制御装置であって、圧延スタンド間の荷重比が設定値になるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を設定し、各圧延スタンドを構成する圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を用いて鋼板の目標板厚から各圧延スタンドの目標荷重及び先進率を算出し、該目標荷重及び先進率から各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する初期設定手段と、前記初期設定手段によって算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延する圧延制御手段と、前記圧延制御手段が動作している際、各圧延スタンドの圧延荷重を検出し、検出された圧延荷重が前記初期設定手段によって算出された目標荷重に一致しているか否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって圧延荷重が目標荷重に一致していないと判別された場合、該圧延荷重と目標荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と前記鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する補正手段と、前記補正手段によって補正された圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値と各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚とを用いて各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する再設定手段と、前記再設定手段によって算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延するフィードバック圧延制御手段と、を備える。
本発明に係るタンデム圧延機の制御方法及び制御装置によれば、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御することができる。
図1は、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置が適用される熱間圧延ラインの構成を示す模式図である。 図2は、本発明の一実施形態である再セットアップ処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、図2に示す変形抵抗/摩擦係数補正処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、図2に示す出側板厚目標値補正処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置及びその制御方法について説明する。
〔熱間圧延ラインの構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置が適用される熱間圧延ラインの構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置が適用される熱間圧延ラインの構成を示す模式図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置が適用される熱間圧延ライン1では、加熱炉2から抽出された鋼板は、粗圧延機3及び鋼板の通板方向に並設された7つの圧延スタンド4a〜4gによって構成される仕上圧延機4において順次圧延されて帯状の鋼板となる。そして、帯状の鋼板は、水冷シャワー等の冷却装置5によって冷却された後、ダウンコイラ6によって巻き取られて熱延コイルとなる。なお、ここでは、デスケーラ等の本発明に直接関係しない付帯設備についての図示及び説明は省略している。
図1に示す熱間圧延ライン1は、制御系として、プロセスコンピュータ11と、制御装置12と、を備えている。プロセスコンピュータ11及び制御装置12は、本発明の一実施形態であるタンデム圧延機の制御装置として機能する。プロセスコンピュータ11及び制御装置12は、後述する再セットアップ処理を含む制御処理を実行することによって、タンデム圧延機である仕上圧延機4の動作を制御する。
〔再セットアップ処理〕
このような構成を有する熱間圧延ライン1では、鋼板を通板している際、プロセスコンピュータ11及び制御装置12が、以下に示す再セットアップ処理を実行することによって、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド4a〜4g間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド4a〜4g間の荷重比を一定に制御する。以下、図2乃至図4に示すフローチャートを参照して、この再セットアップ処理を実行する際のプロセスコンピュータ11及び制御装置12の動作について説明する。
図2は、本発明の一実施形態である再セットアップ処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すフローチャートは、仕上圧延機4に鋼板が通板されたタイミングで開始となり、再セットアップ処理はステップS1の処理に進む。再セットアップ処理は、仕上圧延機4に鋼板が通板されている間、所定の制御周期毎に繰り返し実行される。
ステップS1の処理では、制御装置12が、仕上圧延機4の圧延スタンド4a〜4gに設けられているロードセルを介して圧延スタンド4a〜4gの圧延荷重を実績荷重として検出し、検出された圧延スタンド4a〜4gの実績荷重に関するデータをプロセスコンピュータ11に出力する。プロセスコンピュータ11は、鋼板を通板する前に算出された圧延スタンド4a〜4gの圧延荷重(予測荷重)と実績荷重とが一致しているか否かを判別する。判別の結果、予測荷重と実績荷重とが一致していない場合、プロセスコンピュータ11は再セットアップ処理をステップS2の処理に進める。一方、予測荷重と実績荷重とが一致している場合には、プロセスコンピュータ11は一連の再セットアップ処理を終了する。なお、予測荷重は、本発明に係る目標荷重に対応する。
ステップS2の処理では、プロセスコンピュータ11が、予測荷重と実績荷重との差が所定範囲内に収まるように予測荷重を算出する際に用いた鋼板の変形抵抗及び圧延スタンド4a〜4gを構成する圧延ロールの摩擦係数を補正する(変形抵抗/摩擦係数補正処理)。この変形抵抗/摩擦係数補正処理の詳細については、図3に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、ステップS2の処理は完了し、再セットアップ処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、プロセスコンピュータ11が、圧延スタンド4a〜4g間の荷重比と鋼板を通板する前に最適化された荷重比との差が所定範囲内に収まるように圧延スタンド4a〜4gの出側における鋼板の目標板厚を補正する(出側板厚目標値補正処理)。この出側板厚目標値補正処理の詳細については、図4に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、ステップS3の処理は完了し、再セットアップ処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、プロセスコンピュータが、例えばOrowanの圧延理論式又はHillやSimsの近似式に従ってステップS2,S3の処理によって補正された変形抵抗、摩擦係数、及び目標板厚を用いて圧延スタンド4a〜4gの目標荷重及び先進率(ロール速度と圧延スタンドの出側における鋼板の速度との比)を算出する。そして、プロセスコンピュータは、ゲージメータ式やマスフロー一定則に基づいて目標荷重及び先進率から圧延スタンド4a〜4gのロール速度や圧下位置を算出する。
より具体的には、例えばOrowanの圧延理論式によれば、圧延スタンド4a〜4gの荷重Pは、以下に示す数式(1)のように、圧延スタンドの入側及び出側における鋼板の板厚H及び板厚hと、圧延スタンドを構成する圧延ロールの摩擦係数μと、鋼板の変形抵抗kと、圧延スタンドの入側及び出側における鋼板の張力σ及びσと、圧延スタンドを構成する圧延ロールの半径R’とをパラメータとする関数fにより表される。
Figure 2014117710
そこで、始めに、プロセスコンピュータ11は、摩擦係数μ及び変形抵抗kの補正値を含む各パラメータの値を数式(1)により表される関数fに代入することによって圧延スタンド4a〜4gの目標荷重Pを算出する。また、プロセスコンピュータ11は、圧延スタンド4a〜4gの入側及び出側における鋼板の板厚H及び板厚hを用いて先進率fsを算出する。
一方、ゲージメータ式によれば、圧延スタンド4a〜4gの出側における鋼板の板厚hと圧延スタンド4a〜4gの圧下位置S及び圧下荷重Pとの間には以下の数式(2)に示す関係がある。なお、数式(2)中のパラメータMは圧延スタンド4a〜4gのミル定数である。そこで、次に、プロセスコンピュータ11は、鋼板の板厚h及び圧延スタンド4a〜4gの目標荷重Pを以下に示す数式(2)に代入することによって圧延スタンド4a〜4gの圧下位置Sを算出する。
Figure 2014117710
また、マスフロー一定則によれば、i番目の圧延スタンドの出側における鋼板の板厚h(i)、ロール速度v(i)、及び先進率fs_(i)とi番目の圧延スタンドの1つ下流側に位置する(i+1)番目の圧延スタンドの出側における鋼板の板厚h(i+1)、ロール速度v(i+1)、及び先進率fs_(i+1)との間には以下の数式(3)に示す関係がある。
Figure 2014117710
従って、最下流側の7番目の圧延スタンド4gの目標ロール速度v(7)、算出された6番目及び7番目の圧延スタンド4f,4gの先進率fs_(6),fs_(7)、及び6番目及び7番目の圧延スタンド4f,4gの出側における鋼板の目標板厚h(6),h(7)を数式(3)に代入することによって、6番目の圧延スタンド4fのロール速度v(6)を算出することができる。そして、以下上流側の圧延スタンドに向かって同様の計算を繰り返すことによって、圧延スタンド4a〜4fのロール速度h(i)(i=1〜7)を算出することができる。これにより、ステップS4の処理は完了し、再セットアップ処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理では、制御装置12が、圧延スタンド4a〜4fのロール速度及び圧下位置がステップS4の処理によって算出されたロール速度及び圧下位置になるように圧延スタンド4a〜4fを制御する。これにより、ステップS5の処理は完了し、一連の再セットアップ処理は終了する。
〔変形抵抗/摩擦係数補正処理〕
次に、図3を参照して、ステップS2の変形抵抗/摩擦係数補正処理の流れについて詳しく説明する。
図3は、変形抵抗/摩擦係数補正処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すフローチャートは図2に示すステップS1の処理において予測荷重が実績荷重と一致していないと判別されたタイミングで開始となり、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS11の処理に進む。
ステップS11の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kを1にリセットする。これにより、ステップS11の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS12の処理に進む。
ステップS12の処理では、プロセスコンピュータ11が、予測荷重が実績荷重より大きいか否かを判別する。判別の結果、予測荷重が実績荷重より大きい場合、プロセスコンピュータ11は、予測荷重を算出する際に用いた圧延ロールの摩擦係数や鋼板の変形抵抗が実際の値より大きいと判断し、変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS13の処理に進める。一方、予測荷重が実績荷重より小さい場合には、プロセスコンピュータ11は、予測荷重を算出する際に用いた圧延ロールの摩擦係数や鋼板の変形抵抗が実際の値より小さいと判断し、変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS16の処理に進める。
ステップS13の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kが偶数であるか否かを判別する。判別の結果、プログラムカウンタの値kが偶数(2n)である場合、プロセスコンピュータ11は変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS14の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値kが奇数(2n+1)である場合には、プロセスコンピュータ11は変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS15の処理に進める。
ステップS14の処理では、プロセスコンピュータ11が、圧延スタンド4a〜4gの荷重を算出する際に用いる鋼板の変形抵抗の設定値を所定値α(>0)だけ減少させる。これにより、ステップS14の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS19の処理に進む。
ステップS15の処理では、プロセスコンピュータ11が、圧延スタンド4a〜4gの荷重を算出する際に用いる圧延ロールの摩擦係数の設定値を所定値β(>0)だけ減少させる。これにより、ステップS15の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS19の処理に進む。
ステップS16の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kが偶数であるか否かを判別する。判別の結果、プログラムカウンタの値kが偶数(2n)である場合、プロセスコンピュータ11は変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS17の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値kが奇数(2n+1)である場合には、プロセスコンピュータ11は変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS18の処理に進める。
ステップS17の処理では、プロセスコンピュータ11が、圧延スタンド4a〜4gの荷重を算出する際に用いる鋼板の変形抵抗の設定値を所定値α(>0)だけ増加させる。これにより、ステップS17の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS19の処理に進む。
ステップS18の処理では、プロセスコンピュータ11が、圧延スタンド4a〜4gの荷重を算出する際に用いる圧延ロールの摩擦係数の設定値を所定値β(>0)だけ増加させる。これにより、ステップS18の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS19の処理に進む。
ステップS19の処理では、プロセスコンピュータ11が、例えばOrowanの圧延理論式に従って補正後の圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗を用いて圧延スタンド4a〜4gの荷重[i](i=1〜7)を算出する。これにより、ステップS19の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS20の処理に進む。
ステップS20の処理では、プロセスコンピュータ11が、ステップS19の処理によって算出された圧延スタンド4a〜4gの荷重[i](i=1〜7)と実績荷重[i](i=1〜7)との二乗差の和が所定値εより小さいか否かを判別する。判別の結果、二乗差の和が所定値εより小さい場合、プロセスコンピュータ11は、予測荷重を算出する際に用いる圧延ロールの摩擦係数や鋼板の変形抵抗が適正な値になったと判断し、一連の変形抵抗/摩擦係数補正処理を終了する。一方、二乗差の和が所定値ε以上である場合には、プロセスコンピュータ11は変形抵抗/摩擦係数補正処理をステップS21の処理に進める。
ステップS21の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kを1増数する。これにより、ステップS21の処理は完了し、変形抵抗/摩擦係数補正処理はステップS12の処理に戻る。
〔出側板厚目標値補正処理〕
次に、図4を参照して、ステップS3の出側板厚目標値補正処理の流れについて詳しく説明する。
図4は、出側板厚目標値補正処理の流れを示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは図2に示すステップS2の処理が完了したタイミングで開始となり、出側板厚目標値補正処理はステップS31の処理に進む。
ステップS31の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kを1にリセットする。これにより、ステップS31の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS32の処理に進む。
ステップS32の処理では、プロセスコンピュータ11が、1〜6番目の圧延スタンド4a〜4fそれぞれについて、最下流側の7番目の圧延スタンド4gの圧延荷重に対する圧延荷重の比(以下、荷重比と略記)の実績値が予測値(設定値)より大きいか否かを判別する。判別の結果、荷重比の実績値が予測値より大きい場合、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS33の処理に進める。一方、荷重比の実績値が予測値より小さい場合には、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS36の処理に進める。
ステップS33の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kが偶数であるか否かを判別する。判別の結果、プログラムカウンタの値kが偶数(2n)である場合、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS34の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値kが奇数(2n+1)である場合には、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS35の処理に進める。
ステップS34の処理では、プロセスコンピュータ11が、荷重比の実績値が予測値より大きくなっているi番目の圧延スタンド[i]の1つ上流側にある(i−1)番目の圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を所定値γ1(>0)だけ増加させる。これにより、ステップS34の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS39の処理に進む。
ステップS35の処理では、プロセスコンピュータ11が、荷重比の実績値が予測値より大きくなっているi番目の圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を所定値γ2(>0)だけ減少させる。これにより、ステップS35の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS39の処理に進む。
ステップS36の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kが偶数であるか否かを判別する。判別の結果、プログラムカウンタの値kが偶数(2n)である場合、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS37の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値kが奇数(2n+1)である場合には、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS38の処理に進める。
ステップS37の処理では、プロセスコンピュータ11が、荷重比の実績値が予測値より小さくなっているi番目の圧延スタンドの1つ上流側にある(i−1)番目の圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を所定値γ1(>0)だけ減少させる。これにより、ステップS37の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS39の処理に進む。
ステップS38の処理では、プロセスコンピュータ11が、荷重比の実績値が予測値より小さくなっているi番目の圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を所定値γ2(>0)だけ増加させる。これにより、ステップS38の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS39の処理に進む。
ステップS39の処理では、プロセスコンピュータ11が、例えばOrowanの圧延理論式に従ってステップS35〜S38の処理によって更新された鋼板の出側板厚目標値を用いて圧延スタンド4a〜4gの荷重[i](i=1〜6)を算出する。これにより、ステップS39の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS20の処理に進む。
ステップS40の処理では、プロセスコンピュータ11が、最下流側の7番目の圧延スタンド4gの圧延荷重の実績値に対するステップS39の処理によって算出された1〜6番目の圧延スタンド4a〜4gの荷重[i](i=1〜6)の比率(荷重比)を算出する。そして、プロセスコンピュータ11は、荷重比の計算値と実績値との差の二乗和が所定値εより小さいか否かを判別する。判別の結果、二乗差の和が所定値εより小さい場合、プロセスコンピュータ11は、圧延スタンド4a〜4fの荷重比が最適な値になったと判断し、一連の出側板厚目標値補正処理を終了する。一方、二乗差の和が所定値ε以上である場合には、プロセスコンピュータ11は出側板厚目標値補正処理をステップS41の処理に進める。
ステップS41の処理では、プロセスコンピュータ11が、プログラムカウンタの値kを1増数する。これにより、ステップS41の処理は完了し、出側板厚目標値補正処理はステップS32の処理に戻る。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態である再セットアップ処理では、プロセスコンピュータ11が、実績荷重が予測荷重に一致していないと判別された場合、実績荷重と予測荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する。これにより、オペレータの負荷を軽減しつつ圧延スタンド間のマスフローのバランスを維持しながら圧延スタンド間の荷重比を一定に制御することができる。
1 熱間圧延ライン
2 加熱炉
3 粗圧延機
4 仕上圧延機
4a〜4g 圧延スタンド
5 冷却装置
6 ダウンコイラ
11 プロセスコンピュータ
12 制御装置

Claims (4)

  1. 鋼板の通板方向に並設された複数台の圧延スタンドを利用して鋼板を圧延するタンデム圧延機の制御方法であって、
    圧延スタンド間の荷重比が設定値になるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を設定し、各圧延スタンドを構成する圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を用いて鋼板の目標板厚から各圧延スタンドの目標荷重及び先進率を算出し、該目標荷重及び先進率から各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する初期設定ステップと、
    前記初期設定ステップにおいて算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延する圧延制御ステップと、
    前記圧延制御ステップを実行している際、各圧延スタンドの圧延荷重を検出し、検出された圧延荷重が前記初期設定ステップにおいて算出された目標荷重に一致しているか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップにおいて圧延荷重が目標荷重に一致していないと判別された場合、該圧延荷重と目標荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と前記鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する補正ステップと、
    前記補正ステップにおいて補正された圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値と各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚とを用いて各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する再設定ステップと、
    前記再設定ステップにおいて算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延するフィードバック圧延制御ステップと、
    を含むことを特徴とするタンデム圧延機の制御方法。
  2. 前記補正ステップは、目標荷重が圧延荷重より大きい場合に圧延ロールの摩擦係数又は鋼板の変形抵抗の設定値を減少させるステップと、目標荷重が圧延荷重より小さい場合に圧延ロールの摩擦係数又は鋼板の変形抵抗の設定値を増加させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のタンデム圧延機の制御方法。
  3. 前記補正ステップは、荷重比が設定値より大きい圧延スタンドについては、該圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を減少又は該圧延スタンドの1つ上流側にある圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を増加させるステップと、荷重比が設定値より小さい圧延スタンドについては、該圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を増加又は該圧延スタンドの1つ上流側にある圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を減少させるステップと、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のタンデム圧延機の制御方法。
  4. 鋼板の通板方向に並設された複数台の圧延スタンドを利用して鋼板を圧延するタンデム圧延機の制御装置であって、
    圧延スタンド間の荷重比が設定値になるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を設定し、各圧延スタンドを構成する圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を用いて鋼板の目標板厚から各圧延スタンドの目標荷重及び先進率を算出し、該目標荷重及び先進率から各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する初期設定手段と、
    前記初期設定手段によって算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延する圧延制御手段と、
    前記圧延制御手段が動作している際、各圧延スタンドの圧延荷重を検出し、検出された圧延荷重が前記初期設定手段によって算出された目標荷重に一致しているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって圧延荷重が目標荷重に一致していないと判別された場合、該圧延荷重と目標荷重との差が所定範囲内に収まるように圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値を補正すると共に、圧延スタンド間の荷重比と前記鋼板の目標板厚を設定する際に用いた圧延スタンド間の荷重比の設定値との差が所定範囲内に収まるように各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚を補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された圧延ロールの摩擦係数及び鋼板の変形抵抗の設定値と各圧延スタンドの出側における鋼板の目標板厚とを用いて各圧延スタンドのロール速度や圧下位置を算出する再設定手段と、
    前記再設定手段によって算出されたロール速度及び圧下位置になるように各圧延スタンドのロール速度及び圧下位置を制御することによって各圧延スタンドにおいて鋼板を圧延するフィードバック圧延制御手段と、
    を備えることを特徴とするタンデム圧延機の制御装置。
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