JP6801642B2 - 走間板厚変更方法および装置 - Google Patents
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Description
2 圧延機
2a〜2e 圧延スタンド
3 圧下位置制御装置
4 ロール周速度制御装置
5 プロセス計算機
6 走間板厚変更可否判定装置
7 圧延スケジュール決定装置
Claims (8)
- 複数の圧延スタンドからなるタンデム式の圧延機により圧延材料を連続的に圧延する際に前記圧延材料の走間板厚変更を行う走間板厚変更方法において、
各圧延スタンドのロールギャップと、各圧延スタンドのロール周速度および前記圧延機の入側でのロール周速度とについて、各圧延スタンドを前記圧延材料のサイズ変更点が通過する各通過タイミングにおけるロールギャップ変更量およびロール周速度変更量を計算する計算ステップと、
前記計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、予め定めた閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する判定ステップと、を含み、
前記計算ステップは、前記各通過タイミングとして前記複数の圧延スタンドのうちの第i番目スタンドを前記サイズ変更点が通過するタイミングにおける、第i番目スタンドのロールギャップ変更量を計算するとともに、計算した第i番目スタンドのロールギャップ変更量に伴い生じる第i−1番目スタンドと第i番目スタンドとの間の張力変化を補償するための第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第1計算ステップを含み、
前記第1計算ステップは、前記サイズ変更点が第1番目の圧延スタンドを通過するタイミングにおける、第1番目の圧延スタンドのロールギャップ変更量を計算するとともに、前記張力変化を補償するための前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量として前記圧延機の入側でのロール周速度変更量を計算するステップを含み、
前記判定ステップは、前記第1計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、予め定められた閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第1判定ステップを含む
ことを特徴とする走間板厚変更方法。 - 前記第1判定ステップにより否定的に判定された場合、前記第1計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、各通過タイミングにおける前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量を決定する変更量決定ステップ、をさらに含み、
前記判定ステップは、前記変更量決定ステップにより決定した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定するステップを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の走間板厚変更方法。 - 前記第1判定ステップにより否定的に判定された場合、前記第1計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、前記サイズ変更点の前後である前圧延材料および次圧延材料のうちの少なくとも一方について、前記圧延機の入側での板厚、各圧延スタンドの出側での板厚、板幅を含む圧延スケジュールを決定する圧延スケジュール決定ステップ、をさらに含み、
前記第1計算ステップは、前記圧延スケジュール決定ステップにより決定した圧延スケジュールに基づいて前記第i番目スタンドのロールギャップ変更量および前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第2計算ステップを含み、
前記判定ステップは、前記第2計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第2判定ステップを含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の走間板厚変更方法。 - 前記第2判定ステップにより否定的に判定された場合、前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、前記サイズ変更点の前後である前圧延材料と次圧延材料の中間に設ける遷移的な圧延スケジュールを決定する中間スケジュール決定ステップと、
前記中間スケジュール決定ステップにより決定した遷移的な圧延スケジュールを、前記圧延スケジュール決定ステップにより決定した圧延スケジュールに付加するスケジュール付加ステップと、をさらに含み、
前記第1計算ステップは、前記スケジュール付加ステップにより遷移的な圧延スケジュールが付加された圧延スケジュールに基づいて前記第i番目スタンドのロールギャップ変更量および前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第3計算ステップを含み、
前記判定ステップは、前記第3計算ステップにより計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第3判定ステップを含み、
前記第3判定ステップは、前記走間板厚変更の可否を判定する際、前記遷移的な圧延スケジュールの前後二つのサイズ変更点についてそれぞれに判定するステップを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の走間板厚変更方法。 - 複数の圧延スタンドからなるタンデム式の圧延機を備え、前記圧延機により圧延材料を連続的に圧延する際に前記圧延材料の走間板厚変更を行う走間板厚変更装置において、
各圧延スタンドのロールギャップと、各圧延スタンドのロール周速度および前記圧延機の入側でのロール周速度とについて、各圧延スタンドを前記圧延材料のサイズ変更点が通過する各通過タイミングにおけるロールギャップ変更量およびロール周速度変更量を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、予め定めた閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する判定手段と、を有し、
前記計算手段は、前記各通過タイミングとして前記複数の圧延スタンドのうちの第i番目スタンドを前記サイズ変更点が通過するタイミングにおける、第i番目スタンドのロールギャップ変更量を計算するとともに、計算した第i番目スタンドのロールギャップ変更量に伴い生じる第i−1番目スタンドと第i番目スタンドとの間の張力変化を補償するための第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第1計算手段を有し、
前記第1計算手段は、前記サイズ変更点が第1番目の圧延スタンドを通過するタイミングにおける、第1番目の圧延スタンドのロールギャップ変更量を計算するとともに、前記張力変化を補償するための前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量として前記圧延機の入側でのロール周速度変更量を計算し、
前記判定手段は、前記第1計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、予め定められた閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第1判定手段を有する
ことを特徴とする走間板厚変更装置。 - 前記第1判定手段により否定的に判定された場合、前記第1計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、各通過タイミングにおける前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量を決定する変更量決定手段、をさらに有し、
前記判定手段は、前記変更量決定手段により決定した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の走間板厚変更装置。 - 前記第1判定手段により否定的に判定された場合、前記第1計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、前記サイズ変更点の前後である前圧延材料および次圧延材料のうちの少なくとも一方について、前記圧延機の入側での板厚、各圧延スタンドの出側での板厚、板幅を含む圧延スケジュールを決定する圧延スケジュール決定手段、をさらに有し、
前記第1計算手段は、前記圧延スケジュール決定手段により決定した圧延スケジュールに基づいて前記第i番目スタンドのロールギャップ変更量および前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第2計算手段を有し、
前記判定手段は、前記第2計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第2判定手段を有する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の走間板厚変更装置。 - 前記第2判定手段により否定的に判定された場合、前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量が予め定められた目標値に近づくよう、前記サイズ変更点の前後である前圧延材料と次圧延材料の中間に設ける遷移的な圧延スケジュールを決定する中間スケジュール決定手段と、
前記中間スケジュール決定手段により決定した遷移的な圧延スケジュールを、前記圧延スケジュール決定手段により決定した圧延スケジュールに付加するスケジュール付加手段と、をさらに有し、
前記第1計算手段は、前記スケジュール付加手段により遷移的な圧延スケジュールが付加された圧延スケジュールに基づいて前記第i番目スタンドのロールギャップ変更量および前記第i−1番目スタンドのロール周速度変更量を計算する第3計算手段を有し、
前記判定手段は、前記第3計算手段により計算した前記ロールギャップ変更量および前記ロール周速度変更量と、前記閾値とから、走間板厚変更の可否を判定する第3判定手段を有し、
前記第3判定手段は、前記走間板厚変更の可否を判定する際、前記遷移的な圧延スケジュールの前後二つのサイズ変更点についてそれぞれに判定する
ことを特徴とする請求項7に記載の走間板厚変更装置。
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JP2017248199A JP6801642B2 (ja) | 2017-12-25 | 2017-12-25 | 走間板厚変更方法および装置 |
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JP6358222B2 (ja) * | 2015-10-15 | 2018-07-18 | Jfeスチール株式会社 | 連続冷間圧延における走間板厚変更時のパススケジュール決定方法 |
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