JP2014117012A - 回転電機用コイル導線およびコイル体 - Google Patents

回転電機用コイル導線およびコイル体 Download PDF

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Abstract

【課題】コイル導線における渦電流による損失を低減するとともに、スロット内導線部分で生じた渦電流がコイルエンド部分の被覆部材に循環電流として流れるのを抑制する。
【解決手段】平角導線1は、それぞれ絶縁被覆された複数の素線を束ねて構成される素線集合体18の周囲に導電性の被覆部材16が被覆される回転電機用コイル導線である。平角導線1が回転電機用ステータのティースに巻装されたときにティースからの磁束が鎖交する導線側面をなす被覆部材16に導線長手方向に沿ってスリット17a,17bが設けられる。スリット17a,17bは、平角導線1によって形成されるコイル体のコイルエンド部26の反転部32においてコイル体の内周側から外周側へ、または、その逆へと反転している。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の素線を束ねて構成される素線集合体の周囲に被覆部材が被覆されている回転電機用コイル導線、およびこれを用いたコイル体に関する。
従来、例えば国際公開第2012/049775号(以下、特許文献1という)には、複数の導線を束ねてなる集合導線の外周面に帯状部材を螺旋状に巻き付けて構成されるモータ用導線が開示されている。このモータ用導線に用いられる帯状部材は金属製であって、その電気抵抗値は導線の電気抵抗値以上であると記載されている。これにより、このモータ用導線をコイルにするために曲げ加工する際の耐久性が高くなって複数の導線がばらけることなく結束した状態に維持できるとともに、コイルにおける渦電流の発生を低減できると述べられている。
国際公開第2012/049775号
特許文献1に記載されるモータ用導線では、導線の長手方向の全体にわたって電気抵抗値が比較的高い帯状部材を螺旋状に巻くために帯状部材の全長が長くなり、その分、電流が流れる経路長が長くなることによる抵抗損失が大きくなって渦電流損失の低減分が相殺されてしまうことがある。ここで、渦電流損失とは、渦電流が流れることにより発生する電力損失のことである。
また、金属製の帯状部材を集合導線の周囲に螺旋状に巻いたものでコイルを構成したとき、スロット内に位置する導線部分の帯状部材で生じた渦電流がコイルエンド部を構成する導線部分の帯状部材を介して流れる循環電流が発生するおそれがある。
本発明の目的は、コイル導線における渦電流による損失を低減するとともに、スロット内導線部分で生じた渦電流がコイルエンド部分の被覆部材に循環電流として流れるのを抑制することである。
本発明に係る回転電機用コイル導線は、それぞれ絶縁被覆された複数の素線を束ねて構成される素線集合体の周囲に導電性の被覆部材が被覆される回転電機用コイル導線であって、前記コイル導線が回転電機用ステータのティースに巻装されたときに前記ティースからの磁束が鎖交する導線側面をなす被覆部材に前記コイル導線の長手方向に沿ってスリットが設けられ、該スリットは前記コイル導線によって形成されるコイル体のコイルエンド部において前記コイル体の内周側から外周側へ、または、その逆へと反転しているものである。
本発明に係る回転電機用コイル導線において、前記被覆部材は金属製の複数枚の板材からなり、前記各板材は前記各スリットが前記コイルエンド部において反転する部分に対応するクランク部を有しており、前記スリットは前記複数枚の板材で前記素線集合体を挟んで前記素線集合体の周囲に折り曲げることにより前記複数枚の板材の端縁部間に形成されてもよい。
また、本発明に係る回転電機用コイル導線において、2本の脚部と各脚部の一方端部に連設される連設部とを有する略U字状の導体セグメントとして形成され、該導体セグメントの連設部と前記脚部の先端部分とが前記コイルエンド部分を構成し、前記スリットは、一方の脚部の先端部分からコイルエンド部にかけて内周側面を延伸し前記コイルエンド部において外周側へと反転して他方の脚部の外周側面を延伸する第1スリットと、一方の脚部の先端部分からコイルエンド部にかけて外周側面を延伸し前記コイルエンド部において内周側へと反転して他方の脚部の内周側面を延伸する第2スリットとを含んでもよい。
本発明の別の態様である回転電機用コイル体は、上記いずれかの構成の回転電機用コイル導線が回転電機のステータのティースに巻装されるようにコイル状に形成されているものである。
本発明に係る回転電機用コイル導線及びコイル体によれば、コイル導線における渦電流による損失を低減することができる。また、スロット内導線部分で生じた渦電流がコイルエンド部分の被覆部材に循環電流として流れるのを抑制することができる。
本発明の一実施の形態である平角導線の斜視図を示す図である。 図1の平角導線が略U字状の導体セグメントに形成されてステータに装着されるときの様子を示す図である。 図2中の導体セグメントの斜視図である。 コイルエンド部に循環電流が流れる様子を説明するための図である。 被覆部材を構成する板材を示す平面図である。 図5に示す板材を2枚用いて略管状に形成された被覆部材と、この被覆部材によって被覆される素線集合体を別々に示す斜視図である。 2枚の板材で構成される被覆部材によって被覆されたコイル導線の断面図である。 2枚の板材の幅方向端縁部に互いに嵌合する凸部と凹部を設けた例を示す、図5に対応する平面図である。
以下に、本発明に係る実施の形態(以下、実施形態という)について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
また、以下においてはモータ用導線として断面が四角形の平角導線を例に挙げて説明するが、これに限定されず、本発明は断面がその他の多角形の導線や断面が円形の導線などにも広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態である平角導線(回転電機用コイル導線)1を示す斜視図である。図示するように、平角導線1は、複数の素線10と被覆部材16とを備える。
素線10は、芯線12の外周面に絶縁皮膜14が設けられたものである。芯線12は、導電体であり、例えば、銅、アルミニウム、銀、金、あるいはこれらの合金などの導電性を有する金属により線状に形成されている。絶縁皮膜14は、例えば、エナメル樹脂または酸化金属などの絶縁物によって形成されている。
図1に示すように、平角導線1は、複数の素線10を束ねて構成される素線集合体18の外周面を被覆部材16により被覆して形成されている。本実施形態の平角導線1では、短辺方向に2本、長辺方向に4本の計8本の素線10が配列されて素線集合体18が構成される例が示されているが、これに限定されるものではない。また、本実施形態では、平角導線1の断面が短辺側面20と長辺側面22とからなる矩形状または長方形状に形成されている。
被覆部材16は、導電性を有する例えば金属製の箔材によって形成されている。具体的には、被覆部材16は、例えば、銅、アルミニウム、鉄またはこれらの合金などの金属製の箔材によって構成される。被覆部材16は、後述するように成形されることによって、矩形状に束ねられた素線集合体18の外周面に密着した形状となるように形成されている。
被覆部材16には、平角導線1の長手方向に沿ってスリット17が設けられている。より詳細には、スリット17は、第1スリット17aと第2スリット17bとを含む。第1スリット17aおよび第2スリット17bは、2つの短辺側面20の幅方向の略中央位置にそれぞれ形成されている。第1および第2スリット17a,17bは、平角導線1がU字状の導体セグメントに形成されて複数連結されることによりコイル体を構成するときに、コイルエンド部を構成する部分において互いの位置が入れ替わるように反転する。これについては後述する。
上記のように平角導線1は、複数の素線10を束ねて構成される素線集合体18の外周面に金属製の箔材からなる被覆部材16が密着状態で被覆されているため、断面積に占める導体部分の割合を大きくすることができる。これにより、この平角導線1がコイルに形成されてモータステータのスロット内に配置されたときの占積率が向上し、モータ効率を高くすることができる利点がある。
図2は、図1の平角導線1が略U字状の導体セグメント2に形成されてモータステータ3に装着されるときの様子を示す図である。図3は、図2中の導体セグメント2を示す斜視図である。ここで、図2には、筒状をなすモータステータ3の一部分を内周側から見た様子を平面的に示してあり、矩形状の端面を有して径方向内側に突出するティース4と、各ティース4間に形成された溝状凹部であるスロット5とが示されている。
図2に示すように、本実施形態において平角導線1は、略U字状をなす導体セグメント2として形成されて、モータステータ3に装着される。導体セグメント2は、互いに平行に延びる2本の脚部24a,24bと、各脚部24a,24bの一方端部(図2中の下側端部)に連設される連設部26とを有する。導体セグメント2は、所定長さに切断された平角導線1を曲げ加工することによって形成することができる。
導体セグメント2の脚部24a,24bは、それぞれ、スロット内部分28と先端部分30とを含む。スロット内部分28は、モータステータ3のスロット5内に導体セグメント2の2本の脚部24a,24bを挿入配置したときに、スロット5内に配置される部分である。これに対し、先端部分30は、モータステータ3のスロット5内に導体セグメント2の2本の脚部24a,24bを挿入配置したときにモータステータ3のスロット5からステータ軸方向(図2中の上下方向)外側へ突出し、コイルとして形成されたときにコイルエンド部を構成する部分である。導体セグメント2の連設部26もまた、コイルとして形成されたときに軸方向他方側においてモータステータ3のスロット5外に配置されてコイルエンド部を構成する部分となる。
なお、図2に示す例では、導体セグメント2の2本の脚部24a,24bがモータステータ3において周方向に隣り合うスロット5に挿入配置されているが、これに限定されるものではなく、少なくとも1つのスロット5を飛ばして周方向に離れている2つのスロット5に挿入配置されてもよい。
導体セグメント2の一方の脚部24aの先端部分30は矢印A方向に曲げ加工され、他方の脚部24bは矢印B方向に曲げ加工される。すなわち、2本の脚部24a,24bの各先端部分30は、互いに近づく方向に曲げ加工される。そして、上記一方の脚部24aの先端部分30は、例えば、スロット5内に挿入されて径方向内側(図2の紙面垂直方向の手前側)に配列されている別の導体セグメント(図示せず)の曲げ加工された他方の脚部の先端部分に溶接やかしめ等によって接続される。また、上記他方の脚部24bの先端部分30は、例えば、スロット5内に挿入されて径方向外側(図2の紙面垂直方向の奥側)に配列されている更に別の導体セグメント(図示せず)の曲げ加工された一方の脚部の先端部分に溶接やかしめ等によって接続される。
このようにして複数の導体セグメント2が接続されることにより、スロット5を通してティース4の周囲にコイル体が形成されることになる。この場合のコイル体は、平角導線1の2つの短辺側面20が内周側および外周側の側面として巻回されたものになり、エッジワイズコイルとも称される。
ここで、このように複数の導体セグメント2が略螺旋状に接続されてコイルが形成されたときに、コイルの内側を内周側といい、コイルの外側を外周側ということとする。
上述したように、導体セグメント2を構成する平角導線1の短辺側面20の被覆部材16には第1および第2スリット17a,17bが形成されている。図3を参照すると、第1スリット17aは、一方の脚部24aにおいて内周側の短辺側面20aの幅方向の略中央位置に形成されて、平角導線1の長手方向に沿って脚部24aから連列部26の略中央部にかけて形成されている。
連設部26の略中央部には、反転部32が設けられている。この反転部32は、脚部24aから連設部26にかけて内周側の短辺側面20aに形成されている第1スリット17aが外周側の短辺側面20bへと反転する部分である。より詳しくは、第1スリット17aは、連設部26の略中央部において略90度曲がり、一方の長辺側面22aを横切って外周側の短辺側面20bの幅方向中央位置まで延び、そこから略90度曲がって外周側の短辺側面20bにおいて連設部26の略中央部から他方の脚部24bの先端部分30まで平角導線1の長手方向に沿って延伸形成されている。
これに対し、第2スリット17bは、一方の脚部24aにおいて外周側の短辺側面20bの幅方向の略中央位置に形成されて、平角導線1の長手方向に沿って脚部24aから連列部26の略中央部にかけて形成されている。そして、第2スリット17bは、反転部32において外周側の短辺側面20bから内周側の短辺側面20aへと反転する。より詳しくは、第2スリット17bは、連設部26の略中央部において第1スリット17aとは反対方向に略90度曲がり、他方の長辺側面22bを横切って内周側の短辺側面20aの幅方向中央位置まで延び、そこから略90度曲がって内周側の短辺側面20aにおいて連設部26の略中央部から他方の脚部24bの先端部分30まで平角導線1の長手方向に沿って延伸形成されている。
このような第1および第2スリット17a,17bは、被覆部材16となる2本の略帯状の箔材を素線集合体18の長手方向に沿って貼着、接着、圧接、カシメ等によって接合することができる。ただし、被覆部材16は、箔材の接合によって形成されるものに限定されず、素線集合体18の周囲に金属製の管材を被覆して平角導線1を形成した後にレーザ加工や切削加工などによってスリット17a,17bを形成してもよい。
上記のような構成を有する導体セグメント2は、次のようにして製造される。
まず、複数の素線10を2行4列に整列配置して束ねて素線集合体18を形成する。そして、素線集合体18の外周面に被覆部材16となる金属製の箔材を貼着、接着、圧接、カシメ等によって接合する。2本の略帯状の箔材は、素線集合体18の外周面にスリット17a,17bを形成しながら長手方向に沿って接合される。
次に、素線集合体18を挿通した管材を圧延した後、所定の寸法に形成されたダイス(図示せず)を通して引き落とすことにより、断面を所望の寸法からなる矩形状に形成した平角導線1を製造することができる。
その後、平角導線1の絶縁性を確保するために、平角導線1の外周面に例えばエナメル樹脂を塗布して焼付けを行う。これにより、平角導線1の製造が終了する。
そして、平角導線1を所定の長さごとに切断し、略U字状に曲げ加工することにより、導体セグメント2が出来上がる。
図4は、コイルエンド部に循環電流が流れる様子を説明するための図である。図4(a)に示すように、素線集合体18の周囲に導電性の金属製テープが螺旋状に巻かれた平角導線によって形成される導体セグメント2Aによりコイルを構成した場合について考える。
この場合、モータステータ3のティース4から生じた磁束Fが導体セグメント2Aの脚部24a,24bのスロット内部分28に鎖交すると、各脚部24a,24bにおいて磁束Fは内周側から外周側へと流れて鎖交することになるため、内周側の短辺側面20aの金属製テープでは表面から裏面に抜ける方向に磁束Fが通り、外周側の短辺側面20bでは金属テープの裏面から表面に抜ける方向に磁束Fが通ることになる。
そうすると、金属製テープを展開した状態を模式的に表す図4(b)に示すように、螺旋状をなす金属製テープの1巻き分では内周側短辺側面に位置する部分と外周側端面側面に位置する部分とで渦電流が逆方向となって互いに打ち消し合って相殺されることになる。
ただし、上記脚部24a,24bのスロット内部分28における金属製テープの巻き数によっては、上記のような相殺される関係が完全ではないことが生じ得る。例えば、スロット内部分28に対応する金属製テープの数が内周側短辺側面20aと外周側短辺側面20bとで異なるために、相殺されないこととなる渦電流が各脚部24a,24bの連設部26側の端部のテープ部分で生じた渦電流が連設部26の金属製テープを介してつながって流れて循環電流40となり、渦電流損失を生じることになる。
これに対し、本実施形態の平角導線1からなる導体セグメント2では、上述したように、第1スリット17aが一方の脚部24aから連列部26の反転部32までは内周側の短辺側面20aに形成され、反転部32から他方の脚部24bまでは外周側の短辺側面20bに形成されており、他方、第2スリット17bは一方の脚部24aから連設部26の反転部32までは外周側の短辺側面20bに形成され、反転部32から他方の脚部24bまでは内周側の短辺側面20aに形成されている。
このようにスリット17a,17bが形成されていることで、各脚部24a,24bのスロット内部分28に位置する被覆部材16は、一方の脚部24aにおいて内周側に位置する部分が他方の脚部24bにおいて外周側に位置する部分と電気的に導通し、逆に、一方の脚部24aにおいて外周側に位置する部分が他方の脚部24bの内周側に位置する部分と電気的に導通する関係になる。したがって、一方の脚部24aの被覆部材16と他方の脚部24bの被覆部材16との間で渦電流が相殺される状態となる。その結果、各脚部24a,24bにおける金属製テープの巻き数が内周側短辺側面と外周側短辺側面とで異なることに起因してコイルエンドを構成する連設部26で渦電流による循環電流が発生することがなく、渦電流損失を抑制できる。
また、本実施形態の平角導線1により形成される導体セグメント2を用いてコイルを形成した場合、各脚部24a,24bの周方向両側の短辺側面20a,20bの略中央位置にはスリット17a,17bが形成されており、ティース4からの磁束Fが導電性の被覆部材16に鎖交する面積が小さくなっている。これにより、被覆部材16における渦電流の発生を低減できる。
さらに、本実施形態の平角導線1により形成される導体セグメント2を用いてコイルを形成すれば、金属製テープを平角導線の全長にわたって螺旋状に巻いて被覆部材を構成した場合に比べて、被覆部材16を流れる電流の経路長を短くすることができ、その分、電気抵抗を低く抑えることができる。
上記では導電性の被覆部材16が金属製の箔材であるものとして説明したが、次に、導電性の被覆部材16が金属製の複数枚の板材で構成される場合について図5〜図8を参照して説明する。なお、下記の実施形態では被覆部材が2枚の板材からなる構成を例に説明するが、これに限定されるものではなく、例えば4枚の板材で構成されてもよい。スリットが導線周方向に180度転移していれば同様の効果を得ることができる。
以下においては、コイル導線1Bが導体セグメント2Bとして形成される場合について説明する。したがって、上述した導体セグメント2と同一又は類似の構成要素については同一又は類似の符号を用いて重複する説明を行わないこととする。
図5は、被覆部材16を構成する金属製の板材16a,16bを示す平面図である。1つの導体セグメント2Bの被覆部材16は、2枚の金属製の板材16a,16bによって構成されている。図5において、板材16a,16bには、折り曲げ線33が一点鎖線で示されている。この折り曲げ線33は、板材16a,16bが素線集合体18Bに組み付けられたとき素線集合体18Bの長手方向に延びる角部に沿って折り曲げられることとなる線である。
板材16a,16bは、1枚の大きな金属板(例えば、銅板、アルミ板、鉄板、又は、これらの合金板等)からプレス打ち抜き加工することができる。これにより、多数枚の板材16a,16bを図5に示すように並んだ状態で同時に打ち抜くことにより多数を同時に形成することができ、材料歩留まりがよく安価に製造できる。また、管材にスリットを加工して被覆部材とする場合に比べて加工および組付けが容易であり、この点でも製造コストを低減できる利点がある。
2枚の板材16a,16bは、同一形状を有している。すなわち、各板材16a,16bは、細長い長方形状をなしてそれぞれ平行に延びる端部側部分34,36が、板材16a,16bの長手方向中央に位置するクランク部38でつながった形状を有している。
クランク部38は、一方の端部側部分34に対して斜め方向(例えば約45度)に延びて他方の端部側部分36につながっている。このようなクランク部38が設けられていることで、後述する素線集合体18Bに取り付けられたときに、一方の端部側部分34と他方の端部側部分36とが素線集合体18Bの反対側の側面に配置されるようになっている。
なお、クランク部38は、上述した導体セグメント2の被覆部材16で説明したようなスリット形状となるように、各端部側部分34,36に対して直交する方向に曲がっていてもよい。また、クランク部38は、図示するように端部側部分34,36よりも細幅としてもよいし、あるいは、同一幅としてもよい。
図6は、2枚の板材16a,16bが折り曲げ形成されて略管状に形成された状態を示す斜視図(上図)と、撚り線として形成された素線集合体18Bの斜視図(下図)である。図6では、図5に示すうちの2枚の板材16a,16bを用いて略管状に形成された被覆部材16と、この被覆部材16によって被覆される素線集合体18Bとが別々に示されている。
素線集合体18Bは、複数の素線10が束ねられて且つ所定の方向に撚りが加えられたものである。具体的には、素線集合体18Bでは、9本の素線10が3行3列に束ねられて略正方形断面を有するとともに、矢印C方向に撚りが加えられている。このような撚り線として形成されることで、素線集合体18Bを構成する各素線10が互いにしっかりと結束することでばらけにくくなり、また、素線間の循環電流を相殺することができるという利点がある。ただし、これに限定されるものではなく、上述した素線集合体18と同様に撚りが加えられることなく各素線10が直線状に延伸したままとしてもよい。
このような撚り線タイプの素線集合体18Bの周囲に上記2枚の板材16a,16bが次のようにして組み付けられる。まず、素線集合体18Bを挟むようにして両側に2枚の板材16a,16bを配置する。
そして、図示しない押し型によって、クランク部38を素線集合体18Bの横方向側面に押し付けた状態で、板材16aの端部側部分36および板材16bの端部側部分34を素線集合体18Bの上面に圧接するように折り曲げるとともに端縁部を素線集合体18Bの横方向側面へと折り曲げ線33に沿って折り曲げ形成し、また、板材16aの端部側部分34および板材16bの端部側部分36を素線集合体18Bの下面に圧接するように折り曲げるとともに端縁部を素線集合体18Bの横方向側面へと折り曲げ線33に沿って折り曲げ形成する。そして、素線集合体18Bを包み込んだ2枚の板材16a,16bの外周に例えばエナメル樹脂等によって絶縁皮膜を形成してコイル導線1Bとした後、U字状に曲げ加工することにより導体セグメント2Bが形成される。
図7は、被覆部材16で素線集合体18Bを被覆した状態での図6におけるD−D線断面を示す。図7に示すように、各板材16a,16bの両側端縁部の間に第1および第2スリット17a,17bが形成される。また、これらの第1および第2スリット17a,17bは、上述したように導体セグメント2Bがコイル体として形成された場合に、コイル体のコイルエンド部において内周側から外周側へ、または、この逆へと反転するように形成されている。
このように形成された導体セグメント2Bによって構成されるコイル体についても上記と同様の作用効果を奏する。すなわち、各脚部24a,24bのスロット内部分28に位置する被覆部材16を構成する2枚の板材16a,16bは、一方の脚部24aにおいて内周側に位置する部分が他方の脚部24bにおいて外周側に位置する部分と電気的に導通し、逆に、一方の脚部24aにおいて外周側に位置する部分が他方の脚部24bの内周側に位置する部分と電気的に導通する関係になる。したがって、一方の脚部24aに配置された板材16a,16bの端部側部分34と、他方の脚部24bに配置された板材16a,16bの端部側部分36との間で渦電流が相殺される状態となる。その結果、各脚部24a,24bにおいて生じた渦電流がコイルエンドを構成する連設部26の被覆部材を介して循環電流として流れるのを防止または低減でき、渦電流損失を抑制できる。
また、導体セグメント2Bを用いてコイルを形成した場合、各脚部24a,24bの周方向両側の短辺側面20a,20bの略中央位置にはスリット17a,17bが形成されており、ティース4からの磁束Fが導電性の被覆部材16に鎖交する面積が小さくなっている。これにより、被覆部材16における渦電流の発生を低減できる。
また、導体セグメント2Bを用いてコイルを形成すれば、金属製テープをコイル導線の全長にわたって螺旋状に巻いて被覆部材を構成した場合に比べて、被覆部材16を流れる電流の経路長を短くすることができ、その分、電気抵抗を低く抑えることができる。
さらに、コイル導線1Bからなる導体セグメント2Bでは、被覆部材16が2枚の金属製の板材16a,16bが折り曲げ加工されて形成されている。金属製板材16a,16bは、金属製のテープや箔材に比べて強度および剛性が高く、素線集合体18に対して大きく且つ安定した結束力を得ることができる。したがって、U字状の導体セグメントとして形成されるときやコイルとして構成されるときの曲げ加工時に各素線10がばらけるのを効果的に防止することができる。
さらにまた、1本の金属製の管材によって被覆部材16を構成しようとすると、管材内に素線集合体18を挿入配置した後に第1および第2スリット17a,17bを形成する場合には内部に収容された素線10を傷つけて絶縁性が低下するおそれがあるとともに、1本ずつ管材を回転させながらスリットを加工しなければならず加工コストが嵩むことになる。また、第1および第2スリット17a,17bを形成した金属製の管材に素線集合体18を端部から挿入する場合には、反転部32においてスリットに素線端部が引っ掛かって挿入しづらく且つ管材の端部内周縁部と擦れることにより素線10の絶縁皮膜を傷つけてしまうおそれがある。これに対し、上記コイル導線1Bでは、被覆部材16を構成する2枚の板材16a,16bが素線集合体18Bの両側から挟んで折り曲げられて装着されるため、装着が容易で且つ素線集合体18Bを構成する素線10を傷つけることがない。
なお、板材16a,16bの内側面、すなわち、素線集合体18Bと接触する表面に酸化膜を形成する等の絶縁処理を施して、渦電流の発生を抑制するようにしてもよい。また、板材16a,16bの外側面に酸化膜等の絶縁皮膜を形成して、最外層のエナメル樹脂等からなる絶縁皮膜が破損した場合にもコイル導線間の絶縁性が確保されるようにしてもよい。
また、図8(a)に示すように、板材16a,16bの幅方向の一方端縁部に例えば略半円状の凸部41を複数形成し、他方端縁部に例えば略半円状の凹部42を複数形成し、2枚の板材16a,16bが素線集合体18Bに組み付けられたとき図8(b)に示すように、上記凸部41の一部が凹部42にスリット17a,17bを介して嵌合するように構成してもよい。このようにすることで、2枚の板材16a,16の連結強度が増すため、導体セグメントおよびコイルに形成されるときの曲げ加工時に素線集合体18を構成する素線10をばらけることなくしっかりと結束した状態に維持することができる。
さらに、板材16a,16bの内側面に接着剤を塗布したうえで素線集合体18Bに装着してもよい。これによっても、素線集合体18Bに対する接合強度が増して各素線90がばらけるのを効果的に抑制することができる。
さらにまた、2枚の板材16a,16bを素線集合体18Bに組み付けた後に、長手方向端部において第1および第2スリット17a,17bを例えば点状に溶接して連結してもよい。これによっても、2枚の板材16a,16bの連結強度が格段に増すことで、素線集合体18Bがばらけることなく結束した状態に維持することができる。
ところで、本発明に係る回転電機用コイル導線は、上述した実施形態や変形例のものに限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲内において種々の変更や改良が可能である。
例えば、上記においては、平角導線1をU字状の導体セグメントとして形成し、この導体セグメントを溶接等によって複数接続してコイルが構成されるとして説明したが、これに限定されるものではなく、所定の間隔でスロット内部分が形成されているコイル導体が連続的につながった状態でティースまたはボビンにコイル状に巻回することによってコイルが形成されてもよい。
また、上記においては長方形状断面を有する平角導線の短辺側面にスリットを形成してエッジワイズコイルとする例について説明したが、2つの長辺側面にスリットを形成して該長辺側面がコイルの内周側および外周側となるようにしてもよい。
さらに、上記スリットに絶縁性の接着剤を充填してもよい。これにより、スリットにおける被覆部材の強度が増し、素線集合体の結束強度が高まり、各素線がばらけるのを効果的に防止できる。
1 平角導線、1B コイル導線、2,2A,2B 導体セグメント、3 モータステータ、4 ティース、5 スロット、10 素線、12 芯線、14 絶縁皮膜、16 被覆部材、16a,16b 金属製の板材、17 スリット、17a 第1スリット、17b 第2スリット、18,18B 素線集合体、20,20a,20b 短辺側面、22,22a,22b 長辺側面、24a,24b 脚部、26 連設部、28 スロット内部分、30 先端部分または脚部先端部分、32 反転部、33 折り曲げ線、34,36 板材の端部側部分、38 板材のクランク部、40 循環電流、41 凸部、42 凹部、F 磁束。

Claims (4)

  1. それぞれ絶縁被覆された複数の素線を束ねて構成される素線集合体の周囲に導電性の被覆部材が被覆される回転電機用コイル導線であって、
    前記コイル導線が回転電機用ステータのティースに巻装されたときに前記ティースからの磁束が鎖交する導線側面をなす被覆部材に前記コイル導線の長手方向に沿ってスリットが設けられ、該スリットは前記コイル導線によって形成されるコイル体のコイルエンド部において前記コイル体の内周側から外周側へ、または、その逆へと反転している、回転電機用コイル導線。
  2. 請求項1に記載の回転電機用コイル導線において、
    前記被覆部材は金属製の複数枚の板材からなり、前記各板材は前記各スリットが前記コイルエンド部において反転する部分に対応するクランク部を有しており、前記スリットは前記複数枚の板材で前記素線集合体を挟んで前記素線集合体の周囲に折り曲げることにより前記複数枚の板材の端縁部間に形成されることを特徴とする、回転電機用コイル導線。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機用コイル導線において、
    2本の脚部と各脚部の一方端部に連設される連設部とを有する略U字状の導体セグメントとして形成され、該導体セグメントの連設部と前記脚部の先端部分とが前記コイルエンド部分を構成し、
    前記スリットは、一方の脚部の先端部分からコイルエンド部にかけて内周側面を延伸し前記コイルエンド部において外周側へと反転して他方の脚部の外周側面を延伸する第1スリットと、一方の脚部の先端部分からコイルエンド部にかけて外周側面を延伸し前記コイルエンド部において内周側へと反転して他方の脚部の内周側面を延伸する第2スリットとを含むことを特徴とする、回転電機用コイル導線。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機用コイル導線が回転電機のステータのティースに巻装されるようにコイル状に形成されている、回転電機用コイル体。
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