JP2003158840A - 車両用回転電機の固定子 - Google Patents
車両用回転電機の固定子Info
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- JP2003158840A JP2003158840A JP2001352050A JP2001352050A JP2003158840A JP 2003158840 A JP2003158840 A JP 2003158840A JP 2001352050 A JP2001352050 A JP 2001352050A JP 2001352050 A JP2001352050 A JP 2001352050A JP 2003158840 A JP2003158840 A JP 2003158840A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の固定子にセグメントを用いた車両用回
転電機では、セグメントに生じる渦電流の影響が大きか
った。 【解決手段】 互いに絶縁された2以上の電気導体1
2,14をつなぎ合わせて一連の固定子巻線を形成し、
固定子のスロット内において、電気導体12,14を径
方向に並ばせる。
転電機では、セグメントに生じる渦電流の影響が大きか
った。 【解決手段】 互いに絶縁された2以上の電気導体1
2,14をつなぎ合わせて一連の固定子巻線を形成し、
固定子のスロット内において、電気導体12,14を径
方向に並ばせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用回転電機の
固定子に関する。特に、複数の電気導体セグメント同士
を接合して構成された巻線を有する固定子に関する。
固定子に関する。特に、複数の電気導体セグメント同士
を接合して構成された巻線を有する固定子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用回転電機の固定子において
は、U字状の電気導体よりなる複数のセグメントを用
い、各セグメントを固定子鉄心のスロットへ挿入した
後、セグメント同士を接合して、巻線を構成する車両用
回転電機の固定子が知られている。このような、セグメ
ントを用いた車両用回転電機の固定子は、例えば、特許
第2927288号に記載されている。
は、U字状の電気導体よりなる複数のセグメントを用
い、各セグメントを固定子鉄心のスロットへ挿入した
後、セグメント同士を接合して、巻線を構成する車両用
回転電機の固定子が知られている。このような、セグメ
ントを用いた車両用回転電機の固定子は、例えば、特許
第2927288号に記載されている。
【0003】図1は、従来のセグメント300の斜視図
を示す。セグメント300は、直線部300a、端部3
00b、接合部300c、および中央部300dから構
成されている。直線部300aは、固定子のスロット内
に収められる。接合部300cは、隣接するセグメント
300との接合に用いられる。
を示す。セグメント300は、直線部300a、端部3
00b、接合部300c、および中央部300dから構
成されている。直線部300aは、固定子のスロット内
に収められる。接合部300cは、隣接するセグメント
300との接合に用いられる。
【0004】図2は、従来の車両用回転電機の固定子3
10を軸方向から見たときの平面図を示す。固定子31
0は、48個のティース1a〜48a、および48個の
スロット1b〜48bを含み、3相の固定子巻線を収容
する。ここで、スロットnb(nは1から48までの整
数)は、ティースnとティースn+1の間に位置するス
ロットを示す(ただし、スロットn=48については、
ティース48bとティース1bの間に位置するスロット
を示す)。
10を軸方向から見たときの平面図を示す。固定子31
0は、48個のティース1a〜48a、および48個の
スロット1b〜48bを含み、3相の固定子巻線を収容
する。ここで、スロットnb(nは1から48までの整
数)は、ティースnとティースn+1の間に位置するス
ロットを示す(ただし、スロットn=48については、
ティース48bとティース1bの間に位置するスロット
を示す)。
【0005】1相分の固定子巻線は、8本の素巻線30
1〜308を含む。素巻線301は、スロット18bか
ら6スロットおき(スロット18b,24b・・・48
b,6b,12b)に、各スロットの外周側から1番目の
位置と2番目の位置とを、複数のセグメント300を用
いて交互に辿るように巻かれている。
1〜308を含む。素巻線301は、スロット18bか
ら6スロットおき(スロット18b,24b・・・48
b,6b,12b)に、各スロットの外周側から1番目の
位置と2番目の位置とを、複数のセグメント300を用
いて交互に辿るように巻かれている。
【0006】素巻線302は、スロット18bから6ス
ロットおき(スロット18b,24b・・・48b,6
b,12b)に、各スロットの外周側から2番目の位置
と1番目の位置とを、複数のセグメント300を用いて
交互に辿るように巻かれている。
ロットおき(スロット18b,24b・・・48b,6
b,12b)に、各スロットの外周側から2番目の位置
と1番目の位置とを、複数のセグメント300を用いて
交互に辿るように巻かれている。
【0007】同様に、素巻線303,304,305,3
06,307,308は、それぞれ、各スロットの外周側
から3番目の位置と4番目の位置とを、外周側から4番
目の位置と3番目の位置とを、外周側から5番目の位置
と6番目の位置とを、外周側から6番目の位置と5番目
の位置とを、外周側から7番目の位置と8番目の位置と
を、外周側から8番目の位置と7番目の位置とを、複数
のセグメント300を用いて交互に辿るように巻かれて
いる。
06,307,308は、それぞれ、各スロットの外周側
から3番目の位置と4番目の位置とを、外周側から4番
目の位置と3番目の位置とを、外周側から5番目の位置
と6番目の位置とを、外周側から6番目の位置と5番目
の位置とを、外周側から7番目の位置と8番目の位置と
を、外周側から8番目の位置と7番目の位置とを、複数
のセグメント300を用いて交互に辿るように巻かれて
いる。
【0008】これにより、素巻線301〜308は、ス
ロット18bから6スロットおきに、各スロット内で、
外周側と内周側とに交互に位置するように巻回され、巻
線を構成する。
ロット18bから6スロットおきに、各スロット内で、
外周側と内周側とに交互に位置するように巻回され、巻
線を構成する。
【0009】図3は、スロット18bに挿入されたセグ
メント300の直線部300aの断面図を示す。スロッ
ト18bには、1相分の固定子巻線に当たる8本の素巻
線301〜308(8ターン)が径方向に一列に挿入さ
れている。
メント300の直線部300aの断面図を示す。スロッ
ト18bには、1相分の固定子巻線に当たる8本の素巻
線301〜308(8ターン)が径方向に一列に挿入さ
れている。
【0010】以下、セグメント300を挿入するスロッ
トをスロット18bから一つずつずらすことにより、3
相分の固定子巻線が形成される。
トをスロット18bから一つずつずらすことにより、3
相分の固定子巻線が形成される。
【0011】そして、固定子310のリヤ側(紙面裏
側)において、各相の固定子巻線の素巻線8ターンがダ
ブルY結線され(図示せず)、各相の端部が、それぞ
れ、(巻線端U1,巻線端U1’)、(巻線端V1,巻線
端V1’)、(巻線端W1,巻線端W1’)、(巻線端
U2,巻線端U2’)、(巻線端V2,巻線端V2’)、
(巻線端W2,巻線端W2’)として引き出される。
側)において、各相の固定子巻線の素巻線8ターンがダ
ブルY結線され(図示せず)、各相の端部が、それぞ
れ、(巻線端U1,巻線端U1’)、(巻線端V1,巻線
端V1’)、(巻線端W1,巻線端W1’)、(巻線端
U2,巻線端U2’)、(巻線端V2,巻線端V2’)、
(巻線端W2,巻線端W2’)として引き出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、固定子のス
ロット内のセグメントにおける渦電流は、以下の式で概
ね表すことができる(図4参照)。 渦電流=π/6ρ*f^2*d^2*B ここで、fは、周波数(Hz)、dはセグメントコイル
の径方向の厚さ(mm)、Bは漏れ磁束密度(T)、ρ
は抵抗率を示す。
ロット内のセグメントにおける渦電流は、以下の式で概
ね表すことができる(図4参照)。 渦電流=π/6ρ*f^2*d^2*B ここで、fは、周波数(Hz)、dはセグメントコイル
の径方向の厚さ(mm)、Bは漏れ磁束密度(T)、ρ
は抵抗率を示す。
【0013】従来の固定子にセグメントを用いた車両用
回転電機では、所定の性能を出すためには、相応の断面
積を有する必要があるため、dが大きくなっていた。こ
のため、上式で表される渦電流が大きくなっていた。特
に、高速回転、高負荷が要求される車両用回転電機で
は、この渦電流の影響が大きくなっていた。その結果と
して、車両用回転電機の効率が悪化するばかりでなく、
セグメントが発熱して高温になるため高耐熱の材料を使
用しなくてはならないことや冷却システムを高性能にす
るためシステムが高価、大型、複雑化するといった課題
があった。
回転電機では、所定の性能を出すためには、相応の断面
積を有する必要があるため、dが大きくなっていた。こ
のため、上式で表される渦電流が大きくなっていた。特
に、高速回転、高負荷が要求される車両用回転電機で
は、この渦電流の影響が大きくなっていた。その結果と
して、車両用回転電機の効率が悪化するばかりでなく、
セグメントが発熱して高温になるため高耐熱の材料を使
用しなくてはならないことや冷却システムを高性能にす
るためシステムが高価、大型、複雑化するといった課題
があった。
【0014】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる車両用回転電機の固定子を提供することを目
的とする。
とのできる車両用回転電機の固定子を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、複数の
スロットを有する固定子鉄心と、前記スロットに挿入さ
れるU字状の複数のセグメント同士を接続して構成され
る固定子巻線と、を含む車両用回転電機の固定子であっ
て、前記セグメントは、互いに絶縁された2以上の電気
導体を含む。
スロットを有する固定子鉄心と、前記スロットに挿入さ
れるU字状の複数のセグメント同士を接続して構成され
る固定子巻線と、を含む車両用回転電機の固定子であっ
て、前記セグメントは、互いに絶縁された2以上の電気
導体を含む。
【0016】本発明の2以上の電気導体は、前記スロッ
ト内において、径方向に並置されていてもよい。
ト内において、径方向に並置されていてもよい。
【0017】本発明の前記2以上の電気導体は、隣接す
る電気導体間が接合されていてもよい。
る電気導体間が接合されていてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明する。
本発明を説明する。
【0019】図5は、実施形態に係るセグメント10の
斜視図である。セグメント10は、2本の電気導体1
2,14を含む。この2本の電気導体12,14は、エナ
メルなどの絶縁材料で被覆され、電気的に絶縁されてい
る。固定子のスロット挿入後にスロット内に位置する直
線部分10aにおいて、2本の電気導体12,14は、
径方向に並置するように配置されている。セグメント1
0は、中央部10dにおいて、2本の電気導体12,1
4の幅に相当する分だけ、クランク状に屈曲している。
セグメント10がスロットに挿入され、端部10bが曲
げられた後、電気導体12,14は、隣接するセグメン
ト10の電気導体12,14と、接合部10cにおいて
それぞれ接合される。このセグメント10同士の接合後
も、2本の電気導体12,14間の絶縁は保たれる。
斜視図である。セグメント10は、2本の電気導体1
2,14を含む。この2本の電気導体12,14は、エナ
メルなどの絶縁材料で被覆され、電気的に絶縁されてい
る。固定子のスロット挿入後にスロット内に位置する直
線部分10aにおいて、2本の電気導体12,14は、
径方向に並置するように配置されている。セグメント1
0は、中央部10dにおいて、2本の電気導体12,1
4の幅に相当する分だけ、クランク状に屈曲している。
セグメント10がスロットに挿入され、端部10bが曲
げられた後、電気導体12,14は、隣接するセグメン
ト10の電気導体12,14と、接合部10cにおいて
それぞれ接合される。このセグメント10同士の接合後
も、2本の電気導体12,14間の絶縁は保たれる。
【0020】なお、セグメント10は、2本の電気導体
12,14を接着材料を用いて予め互いに接合しておい
てもよい。これにより、2本の電気導体12,14がば
らけることを防止し、たとえば、固定子に実装する際の
作業性を高めることができる。
12,14を接着材料を用いて予め互いに接合しておい
てもよい。これにより、2本の電気導体12,14がば
らけることを防止し、たとえば、固定子に実装する際の
作業性を高めることができる。
【0021】また、上記実施形態においては、セグメン
ト10は、2本の電気導体12,14を一組として構成
されているが、3本以上の電気導体12,14を一組と
してもよいのはもちろんである。
ト10は、2本の電気導体12,14を一組として構成
されているが、3本以上の電気導体12,14を一組と
してもよいのはもちろんである。
【0022】また、上記実施形態においては、断面形状
が角型の電気導体12,14を例示したが、電気導体1
2,14の断面形状は、角型に限られず、丸型その他の
形状を有してもよい。
が角型の電気導体12,14を例示したが、電気導体1
2,14の断面形状は、角型に限られず、丸型その他の
形状を有してもよい。
【0023】図6は、実施形態に係る固定子20を軸方
向から見たときの平面図を示す。固定子20の基本構成
は、用いたセグメントの構成を除くと、従来例の固定子
310と同様であるので適宜説明を省略する。固定子2
0は、48個のティース1c〜48cおよびスロット1
d〜48dを有し、3相分(U相、V相、W相)の固定
子巻線を収容している。各相の固定子巻線は、複数のセ
グメント10同士を接合することで形成されている。セ
グメント10同士の接合は、2本の電気導体12,14
それぞれについて行われ、接合後も電気導体12,14
間の絶縁状態は保たれている。
向から見たときの平面図を示す。固定子20の基本構成
は、用いたセグメントの構成を除くと、従来例の固定子
310と同様であるので適宜説明を省略する。固定子2
0は、48個のティース1c〜48cおよびスロット1
d〜48dを有し、3相分(U相、V相、W相)の固定
子巻線を収容している。各相の固定子巻線は、複数のセ
グメント10同士を接合することで形成されている。セ
グメント10同士の接合は、2本の電気導体12,14
それぞれについて行われ、接合後も電気導体12,14
間の絶縁状態は保たれている。
【0024】各相の端部は、固定子巻線に対応して、そ
れぞれ、((巻線端U1,巻線端U2),(巻線端U
1’,巻線端U2’))、((巻線端V1,巻線端V
2),(巻線端V1’,巻線端V2’))、((巻線端W
1,巻線端W2),(巻線端W1’,巻線端W2’))、
((巻線端U3,巻線端U4),(巻線端U3’,巻線端
U4’))、((巻線端V3,巻線端V4),(巻線端V
3’,巻線端V4’))、((巻線端W3,巻線端W
4),(巻線端W3’,巻線端W4’))として引き出さ
れている。
れぞれ、((巻線端U1,巻線端U2),(巻線端U
1’,巻線端U2’))、((巻線端V1,巻線端V
2),(巻線端V1’,巻線端V2’))、((巻線端W
1,巻線端W2),(巻線端W1’,巻線端W2’))、
((巻線端U3,巻線端U4),(巻線端U3’,巻線端
U4’))、((巻線端V3,巻線端V4),(巻線端V
3’,巻線端V4’))、((巻線端W3,巻線端W
4),(巻線端W3’,巻線端W4’))として引き出さ
れている。
【0025】なお、U相は、たとえば、特開平11−2
85217号公報の図6〜8と同様に、電気角で30度
の位相差を持つように2組の固定子巻線がダブルY結線
される(図示せず)。また、電気角で120度ずつ位相
がずれたV相、W相についても、同様に、2組の固定子
巻線がダブルY結線される。そして、U相、V相、W相
が星形結線(図示せず)される。
85217号公報の図6〜8と同様に、電気角で30度
の位相差を持つように2組の固定子巻線がダブルY結線
される(図示せず)。また、電気角で120度ずつ位相
がずれたV相、W相についても、同様に、2組の固定子
巻線がダブルY結線される。そして、U相、V相、W相
が星形結線(図示せず)される。
【0026】図7は、スロット18dに挿入されたセグ
メント10の直線部10aの断面図である。スロット1
8dには、セグメント10が8ターン分(各ターンは、
2ペアの電気導体12,14を含む)が挿入されてい
る。各セグメント10は、径方向に配列された、互いに
絶縁された電気導体12,14を含む。この電気導体1
2,14の径方向の長さd’は、従来のセグメント30
0の径方向の長さdの1/2となっている。
メント10の直線部10aの断面図である。スロット1
8dには、セグメント10が8ターン分(各ターンは、
2ペアの電気導体12,14を含む)が挿入されてい
る。各セグメント10は、径方向に配列された、互いに
絶縁された電気導体12,14を含む。この電気導体1
2,14の径方向の長さd’は、従来のセグメント30
0の径方向の長さdの1/2となっている。
【0027】これにより、セグメント10に生じる渦電
流を、従来のセグメント300に比べて小さくすること
ができる。尤も、セグメント10は、2本の電気導体1
2,14により構成されているため、セグメント10の
断面積は、従来のセグメント300と同程度に保つこと
ができる。
流を、従来のセグメント300に比べて小さくすること
ができる。尤も、セグメント10は、2本の電気導体1
2,14により構成されているため、セグメント10の
断面積は、従来のセグメント300と同程度に保つこと
ができる。
【0028】また、渦電流を抑制できることから、周波
数fを増加させて、車両用回転電機の回転を高速化する
ことができる。
数fを増加させて、車両用回転電機の回転を高速化する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、車両用回転電機の固定子巻線を構成するセグメ
ントに生じる渦電流を抑制することができる。
よれば、車両用回転電機の固定子巻線を構成するセグメ
ントに生じる渦電流を抑制することができる。
【図1】 従来のセグメント300の斜視図である。
【図2】 従来の車両用回転電機の固定子310を軸方
向から見たときの平面図である。
向から見たときの平面図である。
【図3】 スロット18bに挿入されたセグメント30
0の直線部300aの断面図である。
0の直線部300aの断面図である。
【図4】 スロット内のセグメントにおける渦電流を説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】 実施形態に係るセグメント10の斜視図であ
る。
る。
【図6】 実施形態に係る固定子20を軸方向から見た
ときの平面図を示す。
ときの平面図を示す。
【図7】 スロット18dに挿入されたセグメント10
の直線部10aの断面図である。
の直線部10aの断面図である。
10 セグメント、12,14 電気導体。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のスロットを有する固定子鉄心と、 前記スロットに挿入されるU字状の複数のセグメント同
士を接続して構成される固定子巻線と、 を含む車両用回転電機の固定子であって、 前記セグメントは、互いに絶縁された2以上の電気導体
を含むことを特徴とする車両用回転電機の固定子。 - 【請求項2】 前記2以上の電気導体は、前記スロット
内において、径方向に並置されていることを特徴とする
請求項1に記載の車両用回転電機の固定子。 - 【請求項3】 前記2以上の電気導体は、隣接する電気
導体間が接合されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載の車両用回転電機の固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352050A JP2003158840A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 車両用回転電機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352050A JP2003158840A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 車両用回転電機の固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003158840A true JP2003158840A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19164281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001352050A Pending JP2003158840A (ja) | 2001-11-16 | 2001-11-16 | 車両用回転電機の固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003158840A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7923884B2 (en) | 2004-11-18 | 2011-04-12 | Denso Corporation | Rotary electric machine having stator coil with U-shaped segment |
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DE102012212693A1 (de) | 2011-07-21 | 2013-01-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Stator für eine elektrische Rotationsmaschine und Herstellungsverfahren desselben |
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-
2001
- 2001-11-16 JP JP2001352050A patent/JP2003158840A/ja active Pending
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