JP2014112188A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃トナー収容部材を容易にメンテナンスすることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
ベルトユニット20に設けられるベルトクリーナ61と、プロセスユニット4に保持される廃トナー貯留部45とを有するプリンタ1において、ベルトユニット20を、中間転写ベルト24が複数の感光ドラム11に接触される接触位置と、中間転写ベルト24が複数の感光ドラム11から離間される離間位置とに移動可能に構成し、ベルトクリーナ61の搬送部63を、ベルトユニット20が接触位置に配置された状態で、クリーニング部62から廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を許容し、ベルトユニット20が離間位置に配置された状態で、クリーニング部62から廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を遮断するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式が採用される画像形成装置として、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーに対応して複数の感光ドラムを備えるタンデム型のカラープリンタが知られている。
このようなカラープリンタとして、例えば、感光ドラムを有する複数の現像器と、複数の現像器に上側から対向される中間転写ベルトと、中間転写ベルトの上側に配置され、中間転写ベルトに付着したトナーを回収するクリーニング部とを備えるカラープリンタが提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2009−157209号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載のカラープリンタでは、現像器が中間転写ベルトの下側に配置される一方、クリーニング部が中間転写ベルトの上側に配置されている。
そのため、現像器とクリーニング部とを個別にメンテナンスする必要があり、クリーニング部のメンテナンスが困難である。
そこで、本発明の目的は、廃トナー収容部材を容易にメンテナンスすることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、装置本体と、感光体を有するカートリッジと、カートリッジを支持するように構成される支持部材と、ベルトユニットと、廃トナー収容部材と、搬送部材とを備える。ベルトユニットは、ベルトと、ベルトに残留した残留トナーをクリーニングするように構成されるクリーニング部材とを有し、ベルトが感光体に接触する接触位置と、ベルトが感光体から離間する離間位置との間を移動するように構成される。廃トナー収容部材は、支持部材に支持され、クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを収容するように構成される。搬送部材は、クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを廃トナー収容部材に搬送するように構成される。
搬送部材は、ベルトユニットが接触位置に位置するときに、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を許容し、ベルトユニットが離間位置に位置するときに、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を遮断する。
このような構成によれば、残留トナーを収容する廃トナー収容部材は、複数の感光体を支持する支持部材に支持されている。
そのため、複数の感光体をメンテナンスするときに、効率よく廃トナー収容部材もメンテナンスすることができる。
また、ベルトユニットを複数の感光体から離間させる動作を利用して、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を遮断することができる。
そのため、簡単な動作で、廃トナー収容部材をメンテナンスすることができる。
その結果、廃トナー収容部材を容易にメンテナンスすることができる。
(2)また、支持部材は、装置本体内に配置される内側位置と、装置本体外に配置される外側位置とに移動可能であってもよい。
このような構成によれば、廃トナー収容部材を、装置本体外に引き出してメンテナンスすることができる。
そのため、廃トナー収容部材を、より容易にメンテナンスすることができる。
(3)また、搬送部材は、感光体の長手方向において、ベルトユニットに隣接配置されていてもよい。
このような構成によれば、感光体の長手方向において、ベルトユニットの隣の空間を利用して、効率よく搬送部材を配置することができる。
(4)また、搬送部材は、支持部材の内側位置から外側位置への移動方向の下流側、かつ、感光体の長手方向の幅の範囲内において、ベルトユニットに隣接配置されていてもよい。
このような構成によれば、支持部材の内側位置から外側位置への移動方向の下流側、かつ、感光体の長手方向の中央において、ベルトユニットの隣の空間を利用して、効率よく搬送部材を配置することができる。
(5)また、本発明の画像形成装置は、支持部材の内側位置から外側位置への移動方向の上流側においてベルトに対向される転写部材をさらに備えてもよい。この場合、ベルトユニットは、移動方向における上流側端部を支点として、接触位置と離間位置とに揺動されてもよい。
このような構成によれば、転写部材に対向される移動方向上流側端部を支点として、ベルトユニットを揺動させることができる。
そのため、ベルトユニットを揺動させるときに、その移動方向上流側端部の揺動範囲を小さくすることができる。
その結果、ベルトと転写部材との対向部分の周辺において、省スペース化を図ることができる。これにより、ベルトと転写部材との対向部分の周辺に、例えば、定着手段を配置することができる。
(6)また、複数の感光体は、内側位置から外側位置への移動方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。この場合、廃トナー収容部材は、複数の感光体のうちの移動方向における最下流側の感光体に隣接配置されていてもよい。
このような構成によれば、廃トナー収容部材は、ベルトユニットの揺動支点、すなわち、ベルトユニットの移動方向上流側端部から最も遠い感光体に隣接配置されている。
そのため、ベルトユニットを揺動させるときに、クリーニング部材を廃トナー収容部材から大きく退避させることができる。
その結果、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を、確実に遮断することができる。
(7)また、搬送部材は、ベルトユニットに設けられ、ベルトユニットが接触位置に配置されている状態で廃トナー収容部材に対して連結され、ベルトユニットが離間位置に配置されている状態で廃トナー収容部材から離間されるように構成されていてもよい。また、搬送部材は、第1開口と、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第1開口を開放し、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有してもよい。また、廃トナー収容部材は、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第1開口に対向される第2開口と、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第2開口を開放し、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有してもよい。
このような構成によれば、ベルトユニットを離間位置に配置したときに、搬送部材の第1開口を第1シャッタ部材で閉鎖するとともに、廃トナー収容部材の第2開口を第2シャッタ部材で閉鎖することができる。
そのため、ベルトユニットを離間位置に配置したときに、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を確実に遮断することができる。
(8)また、搬送部材は、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で、支持部材の移動経路から、ベルトユニットと一体的に退避されてもよい。
このような構成によれば、ベルトユニットの揺動によって、確実に、搬送部材を支持部材の移動経路から退避させることができる。
そのため、ベルトユニットを離間位置に配置させた後に、支持部材を円滑に移動させることができる。
(9)また、搬送部材は、ベルトユニットに設けられる第1搬送部材と、支持部材に設けられ、第1搬送部材に対して分離可能に連結される第2搬送部材とを備えてもよい。また、第1搬送部材は、第1開口と、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第1開口を開放し、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有してもよい。また、第2搬送部材は、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第1開口に対向される第2開口と、ベルトユニットが接触位置に配置された状態で第2開口を開放し、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有してもよい。
このような構成によれば、ベルトユニットを離間位置に配置したときに、第1搬送部材の第1開口を第1シャッタ部材で閉鎖するとともに、第2搬送部材の第2開口を第2シャッタ部材で閉鎖することができる。
そのため、ベルトユニットを離間位置に配置したときに、クリーニング部材から廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を確実に遮断することができる。
(10)また、第1搬送部材は、ベルトユニットが離間位置に配置された状態で、支持部材の移動経路から、ベルトユニットと一体的に退避されてもよい。
このような構成によれば、ベルトユニットの揺動によって、確実に、第1搬送部材を支持部材の移動経路から退避させることができる。
そのため、ベルトユニットを離間位置に配置させた後に、支持部材を円滑に移動させることができる。
(11)また、第2搬送部材は、廃トナー収容部材に対して分離可能に連結されるように構成されてもよい。
このような構成によれば、廃トナー収容部材を第2搬送部材から分離させて、廃トナー収容部材のみを支持部材から離脱させることができる。
そのため、廃トナー収容部材を、より容易にメンテナンスすることができる。
(12)また、廃トナー収容部材は、支持部材に対して、複数の感光体のうちの1つと一体的に着脱可能であってもよい。
このような構成によれば、複数の感光体のうちの1つをメンテナンスするときに、同時に、廃トナー収容部材もメンテナンスすることができる。
そのため、廃トナー収容部材を、効率よくメンテナンスすることができる。
(13)本発明の画像形成装置によれば、複数の感光体のそれぞれに現像剤を供給する複数の現像カートリッジを備えてもよい。この場合、廃トナー収容部材は、支持部材に対して、複数の現像カートリッジのうちの1つと一体的に着脱可能であってもよい。
このような構成によれば、複数の現像カートリッジのうちの1つをメンテナンスするときに、同時に、廃トナー収容部材もメンテナンスすることができる。
そのため、廃トナー収容部材を、効率よくメンテナンスすることができる。
本発明の画像形成装置によれば、廃トナー収容部材を容易にメンテナンスすることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態のプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3は、図1に示す搬送部の断面図である。 図4は、図1に示すプロセスカートリッジの交換作業を説明する説明図である。 図5は、第2実施形態のプリンタを示す中央断面図である。 図6は、図5のB−B断面図である。 図7は、図5に示すプロセスカートリッジの交換作業を説明する説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプの中間転写型カラープリンタである。
なお、以下の説明において、プリンタ1の方向に言及するときには、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上側が上側であり、紙面下側が下側である。また、図1の紙面左側が前側であり、図1の紙面右側が後側である。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。なお、上下方向は、第1方向の一例であり、前後方向は、第2方向の一例であり、左右方向は、第3方向の一例である。また、上側は、第1方向の一方側の一例であり、下側は、第1方向の他方側の一例である。また、前側は、第2方向の一方側の一例であり、後側は、第2方向の他方側の一例である。また、左側は、第3方向の一方側の一例であり、右側は、第3方向の他方側の一例である。
プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2内において、プロセスユニット4と、スキャナユニット3と、転写ユニット5と、定着ユニット6とを備えている。また、プリンタ1は、本体ケーシング2の上側において、画像読取ユニット10を備えている。
本体ケーシング2は、側面視略矩形のボックス形状に形成されている。本体ケーシング2の前端部には、本体開口部7が形成されている。また、本体ケーシング2の前端部には、フロントカバー8が、その下端部を支点として、本体開口部7を閉鎖する閉位置(図1参照)と、本体開口部7を開放する開位置(図4参照)とに揺動可能に設けられている。また、本体ケーシング2の上端部には、アッパーカバー80が、その後端部を支点として揺動可能に設けられている。アッパーカバー80は、後述するベルトユニット20の揺動に追従して揺動する。
プロセスユニット4は、本体ケーシング2の上下方向中央に配置されている。プロセスユニット4は、後で詳述するが、支持部材の一例としてのプロセスフレーム31と、複数のカートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ9とを備えている。
プロセスフレーム31は、有底枠形状に形成されており、その内側において複数のプロセスカートリッジ9を保持している。プロセスフレーム31は、本体ケーシング2内に装着される内側位置の一例としての装着位置(図1参照)と、本体ケーシング2から引き出される外側位置の一例としての引出位置(図4参照)とに、前後方向に沿って移動可能に設けられている。
複数のプロセスカートリッジ9は、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。具体的には、前側から後側に向かって、ブラックプロセスカートリッジ9K、イエロープロセスカートリッジ9Y、マゼンタプロセスカートリッジ9Mおよびシアンプロセスカートリッジ9Cが、順次配置されている。プロセスカートリッジ9は、感光体の一例としての感光ドラム11と、帯電ローラ12と、現像器13とを一体的に保持している。
感光ドラム11は、プロセスカートリッジ9の上端部において、上側へ露出されるように回転可能に支持されている。感光ドラム11は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。すなわち、左右方向は、感光ドラム11の長手方向である。
帯電ローラ12は、感光ドラム11の後下側に配置され、感光ドラム11に対して後下側から接触されている。
現像器13は、感光ドラム11の前下側に配置されている。現像器13は、現像フレーム14と、現像ローラ15を備えている。
現像フレーム14は、左右方向に延び、上側が開放された断面略U字形の筒形状に形成されている。
現像ローラ15は、現像フレーム14の上端において、上側へ露出されるように回転可能に支持されており、感光ドラム11に対して前下側から接触されている。
なお、現像器13は、現像ローラ15にトナーを供給する供給ローラ16と、現像ローラ15に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード17とを備え、供給ローラ16の後側の空間には、トナーが収容されるトナー収容室19が設けられている。トナー収容室19は、上下に分割されており、それぞれの内側に、オーガスクリュー18が回転可能に設けられている。
オーガスクリュー18は、左右方向に沿って設けられている。オーガスクリュー18はトナー収容室19内のトナーを循環させる。
スキャナユニット3は、装着位置におけるプロセスユニット4の下側に対向配置されている。スキャナユニット3は、実線で示すように、複数の感光ドラム11のそれぞれに向けて、画像データに基づいて、レーザービームをそれぞれ出射する。
転写ユニット5は、装着位置におけるプロセスユニット4の上側に配置されている。転写ユニット5は、ベルトユニット20と、転写部材の一例としての二次転写ローラ21とを備えている。
ベルトユニット20は、すべての感光ドラム11に上側から対向するように、前後方向に沿って配置されている。ベルトユニット20は、駆動ローラ22、従動ローラ23、ベルトの一例としての中間転写ベルト24、および、複数の一次転写ローラ25を備えている。
駆動ローラ22は、ベルトユニット20の後端部に回転可能に支持されている。
従動ローラ23は、ベルトユニット20の前端部に回転可能に支持されている。
中間転写ベルト24は、その下側部分がすべての感光ドラム11に接触されるように、駆動ローラ22および従動ローラ23の周りに掛け渡されている。また、中間転写ベルト24は、駆動ローラ22の駆動、および、従動ローラ23の従動により、その下側部分が前側から後側に向かって移動するように、周回移動される。
複数の一次転写ローラ25のそれぞれは、駆動ローラ22と従動ローラ23との間において、複数の感光ドラム11のそれぞれの上側に配置されるように、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。一次転写ローラ25は、中間転写ベルト24の下側部分に上側から接触されている。
また、ベルトユニット20は、駆動ローラ22の回転軸22Aを支点として、中間転写ベルト24がすべての感光ドラム11に接触される接続位置(図1参照)と、中間転写ベルト24がすべての感光ドラム11に離間される離間位置(図4参照)とに揺動可能である。
二次転写ローラ21は、ベルトユニット20の駆動ローラ22の後側において、中間転写ベルト24を挟むように対向配置されている。
定着ユニット6は、二次転写ローラ21の上側に配置され、加熱ローラ26、および、加熱ローラ26に対向する加圧ローラ27を備えている。
画像読取ユニット10は、本体ケーシング2の上側において、アッパーカバー80の上側に間隔を隔てて設けられている。画像読取ユニット10は、原稿の画像データを読み取る。
そして、プリンタ1に印刷ジョブが入力されると、現像器13内のトナーは、供給ローラ16と現像ローラ15との間で摩擦帯電され、層厚規制ブレード17により一定厚さの薄層として現像ローラ15の表面に担持される。
一方、感光ドラム11の表面は、帯電ローラ12によって一様に帯電された後、スキャナユニット3によって所定の画像データに基づいて露光される。これにより、感光ドラム11の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ15に担持されるトナーが感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム11の表面上にトナー像(現像剤像)が担持される。
感光ドラム11の表面に担持されたトナー像は、中間転写ベルト24の下側部分に順次、転写される。これにより、中間転写ベルト24の表面にカラー画像が形成される。
用紙Pは、本体ケーシング2の底部に設けられる給紙トレイ28内に収容されており、各種ローラによって、後上側へ搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、中間転写ベルト24と二次転写ローラ21との間に給紙され、中間転写ベルト24と二次転写ローラ21との間を下側から上側に向かって通過される。このとき、用紙Pにカラー画像が転写される。
そして、用紙Pは、加熱ローラ26と加圧ローラ27との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Pには、カラー画像が熱定着される。
その後、用紙Pは、前側へ搬送されて、本体ケーシング2のアッパーカバー80に設けられる排紙トレイ29に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム31は、図1および図2に示すように、フレーム本体32と、左右1対のプロセス側位置決め板33と、プロセス側位置決め軸34とを備えている。
フレーム本体32は、硬質の樹脂材料などから、上側が開放された有底枠形状に形成されている。フレーム本体32は、左右1対の側壁35と、前壁36と、後壁37と、下壁38とを備えている。
1対の側壁35は、互いに左右方向に間隔を隔てて対向配置され、前後上下に延びる略平板形状に形成されている。側壁35は、ガイドころ39と、ガイドレール40とを備えている。
ガイドころ39は、側壁35の上側後端部に回転可能に設けられている。
ガイドレール40は、側壁35の上端縁において、左右方向外側へ突出し前後方向に延びる突条として形成されている。
前壁36は、1対の側壁35の前端部間に架設されている。前壁36は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
後壁37は、1対の側壁35の後端部間に架設されている。後壁37は、上下左右に延びる略平板形状に形成されている。
下壁38は、1対の側壁35の下端部間に架設されている。下壁38は、前後左右に延びる略平板形状に形成されている。下壁38には、複数の通過口41が形成されている。
複数の通過口41のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれの下側に貫通形成されている。
1対のプロセス側位置決め板33のそれぞれは、1対の側壁35のそれぞれの左右方向内側に対向配置されている。プロセス側位置決め板33は、ステンレスや鉄などの金属から側面視略L字形状に形成されている。プロセス側位置決め板33は、本体部52と、延出部53とを備えている。
本体部52は、側壁35の上端部の左右方向内側に配置されている。本体部52は、側壁35の前後方向ほぼすべてにわたる長さで、前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。本体部52には、嵌合溝43が形成されている。
嵌合溝43は、本体部52の後端縁から前側へ向かって凹むように、後側へ開放された側面視略U字形状に形成されている。
延出部53は、側壁35の前端部の左右方向内側に配置されている。延出部53は、側壁35の上下方向ほぼすべてにわたる長さで、本体部52の前端部の下端部から連続して下側へ延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。
プロセス側位置決め軸34は、プロセスフレーム31の前下側端部において、延出部53の下端部、および、側壁35の前下側端部を貫通するように設けられている。プロセス側位置決め軸34は、ステンレスなどの金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。プロセス側位置決め軸34の左右方向端部は、側壁35の左右方向外面よりも左右方向外側に突出されている。
(2)ドラムクリーナ
プロセスカートリッジ9は、ドラムクリーナ44を備えている。
ドラムクリーナ44は、感光ドラム11の後側に配置されている。ドラムクリーナ44は、廃トナー貯留部45と、掻き取りブレード46とを備えている。
廃トナー貯留部45は、上下左右に延びる略ボックス形状に形成されている。廃トナー貯留部45には、回収口47が形成されている。なお、ブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45は、廃トナー収容部材の一例である。
回収口47は、廃トナー貯留部45の上端部の前壁に貫通形成されている。
掻き取りブレード46は、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。掻き取りブレード46は、その下端部、すなわち基端部において廃トナー貯留部45の回収口47の下側周縁部に支持されている。掻き取りブレード46は、その上端部、すなわち遊端部において感光ドラム11の周面に接触されている。
また、ブラックプロセスカートリッジ9Kのドラムクリーナ44は、受入部48を備えている。
受入部48は、ブラックプロセスカートリッジ9Kのドラムクリーナ44の左上側端部に設けられている。受入部48は、上下方向に延び、下側が閉鎖された略円筒形状に形成されている。受入部48は、第2開口の一例としてのドラムクリーナ側連通口49と、第2シャッタ部材の一例としてのドラムクリーナ側シャッタ50とを有している。
ドラムクリーナ側連通口49は、受入部48の上端部の右壁において、側面視略矩形状に貫通形成されている。
ドラムクリーナ側シャッタ50は、受入部48内に設けられている。ドラムクリーナ側シャッタ50は、上下方向に延び、上側が閉鎖された略円筒形状に形成されている。ドラムクリーナ側シャッタ50の上下方向長さは、受入部48の上下方向長さの略半分である。ドラムクリーナ側シャッタ50は、受入部48の下端部内に配置され、ドラムクリーナ側連通口49を開放する開位置(図2参照)と、受入部48の上端部内に配置され、ドラムクリーナ側連通口49を閉鎖する閉位置(図4参照)とにスライド可能に設けられている。ドラムクリーナ側シャッタ50は、受入部48の下壁とドラムクリーナ側シャッタ50の上壁との間に介在される圧縮ばね51によって、常には、閉位置に配置されるように、上側へ向かって付勢されている。
3.ベルトユニットの詳細
(1)ベルトクリーナ
ベルトユニット20は、ベルトクリーナ61を備えている。
ベルトクリーナ61は、クリーニング部材の一例としてのクリーニング部62と、搬送部材の一例としての搬送部63とを備えている。
クリーニング部62は、イエロープロセスカートリッジ9Yの上側において、中間転写ベルト24の上側に配置されている。クリーニング部62は、クリーナフレーム64と、掻き取りブレード65と、掻き取りブラシ66と、オーガスクリュー67とを備えている。
クリーナフレーム64は、側面視略矩形のボックス形状に形成されている。クリーナフレーム64には、回収口68が形成されている。また、クリーナフレーム64は、接続部74を備えている。
回収口68は、クリーナフレーム64の後端部の下壁に貫通形成されている。
接続部74は、クリーナフレーム64の前端部の左壁から左側へ突出し、その左端部が閉鎖された略円筒形状に形成されている。なお、接続部74は、その右端部において、クリーナフレーム64内に連通されている。
掻き取りブレード65は、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。掻き取りブレード65は、その前端部、すなわち基端部においてクリーナフレーム64の回収口68の前側周縁部に支持されている。掻き取りブレード65は、その後端部、すなわち遊端部において中間転写ベルト24の上側部分の上面に接触されている。
掻き取りブラシ66は、クリーナフレーム64の後端部内において、回収口68の上側に対向配置されている。掻き取りブラシ66の下端部は、掻き取りブレード65の上面に上側から接触されている。
オーガスクリュー67は、クリーナフレーム64の後端部内において、掻き取りブラシ66の前側に配置されている。オーガスクリュー67は、左右方向に延び、その右端部がクリーナフレーム64の右壁に回転可能に支持され、その左端部が接続部74の左壁に回転可能に支持されている。
搬送部63は、ブラックプロセスカートリッジ9Kのドラムクリーナ44の上側において、中間転写ベルト24の左側に配置されている。搬送部63は、図2および図3に示すように、搬送筒69と、オーガスクリュー75と、第1シャッタ部材の一例としてのベルトクリーナ側シャッタ70とを備えている。
搬送筒69は、上下方向に延び、上下両端が閉鎖された略円筒形状に形成されている。搬送筒69は、その上端部の後端部において、クリーニング部62の接続部74の前端部に連続されている。搬送筒69の上端部は、接続部74に連通されている。搬送筒69は、第1開口の一例としてのベルトクリーナ側連通口71と、鍔部72とを有している。
ベルトクリーナ側連通口71は、搬送筒69の下端部の右壁において、側面視略矩形状に貫通形成されている。
鍔部72は、搬送筒69の上下方向略中央において、搬送筒69の外周面から径方向外側へ突出し、搬送筒69の周方向に延びる突条として形成されている。
オーガスクリュー75は、搬送筒69内において上下方向に沿って設けられている。オーガスクリュー75は、その上端部が搬送筒69の上壁に回転可能に支持され、その下端部が搬送筒69の下壁に回転可能に支持されている。また、オーガスクリュー75は、羽根76を備えている。
羽根76は、ベルトクリーナ側連通口71に対向するように、オーガスクリュー75の下端部に配置されている。羽根76は、オーガスクリュー75の回転軸から、オーガスクリュー75の径方向外側へ延びる略平板形状に形成されている。
ベルトクリーナ側シャッタ70は、搬送筒69の下端部に外嵌されている。ベルトクリーナ側シャッタ70は、上下方向に延びる略円筒形状に形成されている。ベルトクリーナ側シャッタ70は、搬送筒69のベルトクリーナ側連通口71を開放する開位置(図2参照)と、搬送筒69のベルトクリーナ側連通口71を閉鎖する閉位置(図3参照)とに、上下方向にスライド可能に設けられている。ベルトクリーナ側シャッタ70には、ばね収容部77が形成されている。
ばね収容部77は、ベルトクリーナ側シャッタ70の上下方向中央において、ベルトクリーナ側シャッタ70の径方向内側から径方向外側へ拡径されるように形成されている。ばね収容部77内には、搬送筒69の鍔部72が嵌合されている。
そして、ベルトクリーナ側シャッタ70は、鍔部72の下面と、ばね収容部77の下側内周面との間に介在される圧縮ばね73によって、常には、閉位置に配置されるように、下側へ向かって付勢されている。
(2)ベルトクリーナとドラムクリーナとの連結状態
プロセスユニット4が装着位置に配置され、ベルトクリーナ61が接続位置に配置されているときには、図2に示すように、搬送筒69の下端部がドラムクリーナ44の受入部48内に嵌合されることによって、搬送部63が、ブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45に連結されている。
このとき、ベルトクリーナ側シャッタ70は、その下端部が受入部48の上端部に当接されることにより、圧縮ばね73の付勢力に抗して開位置に配置されている。
また、ドラムクリーナ側シャッタ50は、その上端部が搬送筒69の下端部に当接されることにより、圧縮ばね51の付勢力に抗して開位置に配置されている。
そして、ベルトクリーナ側連通口71は、ドラムクリーナ側連通口49に対向されている。
4.本体ケーシング
本体ケーシング2内には、図2および図4に示すように、ガイド溝83が形成されている。
ガイド溝83は、ベルトユニット20の下側において、前後方向に延びる略直線形状に形成されている。ガイド溝83は、本体ケーシング2の左右方向側壁の左右方向内面から左右方向外側へ凹む凹溝として形成されている。ガイド溝83内には、プロセスユニット4のガイドころ39およびガイドレール40が嵌合される。
また、本体ケーシング2は、図1に示すように、左右1対の本体側位置決め板81と、本体側位置決め軸82とを備えている。
1対の本体側位置決め板81のそれぞれは、本体ケーシング2内において、スキャナユニット3の左右方向外側に、それぞれ、対向配置されている。本体側位置決め板81は、ステンレスや鉄などの金属から側面視略L字形状に形成されている。本体側位置決め板81は、本体部84と、延出部85とを備えている。
本体部84は、スキャナユニット3の左右方向外側に対向配置されている。本体部84は、プロセスユニット4の前後方向長さとほぼ同じ前後方向長さを有する側面視略矩形の平板形状に形成されている。本体部84には、嵌合溝86が形成されている。
嵌合溝86は、本体部84の前端縁から後側へ向かって凹むように、前側へ開放された側面視略U字形状に形成されている。
延出部85は、本体部84の後端部の上端部から連続して上側へ延びる側面視略矩形の平板形状に形成されている。延出部85の上端部は、ガイド溝83の後端部の下側に配置されている。
本体側位置決め軸82は、延出部85の上端部間に架設されている。本体側位置決め軸82は、ステンレスや鉄などの金属から、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。
5.転写残トナーのクリーニング
このプリンタ1では、上記した画像形成動作中に、ドラムクリーナ44で感光ドラム11の表面をクリーニングするとともに、ベルトクリーナ61で中間転写ベルト24の表面をクリーニングする。
上記した画像形成動作において、感光ドラム11の表面に担持されたトナー像が中間転写ベルト24の下側部分に転写された後には、感光ドラム11の表面に、中間転写ベルト24に転写されなかったトナーが残存する場合がある。なお、以下の説明において、転写されなかったトナーを転写残トナーと記載する。転写残トナーは、残留トナーの一例である。
感光ドラム11の表面に残存する転写残トナーは、感光ドラム11の右側面視時計回り方向への回転に伴って、対応するドラムクリーナ44の掻き取りブレード46によって感光ドラム11の表面から掻き取られる。
掻き取りブレード46によって掻き取られた転写残トナーは、回収口47を介して廃トナー貯留部45内に貯留される。
また、上記した画像形成動作において、中間転写ベルト24の表面に担持されたトナー像が用紙Pに転写された後には、中間転写ベルト24の表面に、転写残トナーが残存する場合がある。
中間転写ベルト24の表面に残存する転写残トナーは、中間転写ベルト24の周回移動に伴って、ベルトクリーナ61の掻き取りブレード65によって中間転写ベルト24の表面から掻き取られる。
掻き取りブレード65によって掻き取られた転写残トナーは、掻き取りブラシ66の回転により、回収口68を介してクリーナフレーム64の前端部内に収容される。
クリーナフレーム64に収容された転写残トナーは、オーガスクリュー67の回転によって左側へ搬送され、接続部74を介して搬送筒69の上端部内に供給される。
搬送筒69に供給されたトナーは、その自重、および、オーガスクリュー75の回転によって下側へ搬送され、羽根76によって、ベルトクリーナ側連通口71およびドラムクリーナ側連通口49を介して廃トナー貯留部45内に貯留される。すなわち、搬送部63は、ベルトユニット20が接触位置に配置された状態で、クリーニング部62からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を許容する。
6.プロセスカートリッジの着脱
プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2から離脱させるには、まず、フロントカバー8を開放して、ベルトユニット20の前端部を上側へ押し上げる。
すると、図4に示すように、ベルトユニット20が、駆動ローラ22の回転軸22Aを支点として右側面視時計回りに揺動され、離間位置に配置される。また、アッパーカバー80が、ベルトユニット20の揺動に追従して、その後端部を支点として右側面視時計回りに揺動される。
これにより、中間転写ベルト24は、複数の感光ドラム11から上側へ離間される。また、搬送筒69がブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45から上側へ離間されることにより、搬送筒69の受入部48に対する嵌合が解除される。
このとき、搬送部63は、ベルトユニット20が離間位置に配置された状態で、プロセスユニット4の移動経路から、ベルトユニット20と一体的に上側へ退避される。
すると、ベルトクリーナ側シャッタ70は、圧縮ばね73の付勢力により閉位置に配置される。また、ドラムクリーナ側シャッタ50は、圧縮ばね51の付勢力により閉位置に配置される。
これにより、クリーニング部62からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送が遮断される。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2から離脱させるには、プロセスユニット4を前側へ引き出す。
すると、本体側位置決め板81の嵌合溝86に対するプロセス側位置決め軸34の嵌合、および、プロセス側位置決め板33の嵌合溝43に対する本体側位置決め軸82の嵌合が解除されて、プロセスユニット4が引出位置に配置される。
その後、プロセスフレーム31からプロセスカートリッジ9を上側へ離脱させる。
これにより、プロセスカートリッジ9の本体ケーシング2からの離脱が完了する。
また、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、上記した離脱作業と逆に、プリンタ1を操作する。
具体的には、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、まず、プロセスカートリッジ9をプロセスフレーム31に上側から装着する。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、プロセスユニット4を後側へ押し込む。
すると、プロセス側位置決め軸34が本体側位置決め板81の嵌合溝86内に嵌合されるとともに、本体側位置決め軸82がプロセス側位置決め板33の嵌合溝43内に嵌合されて、プロセスユニット4が装着位置に配置される。
次いで、プロセスカートリッジ9を本体ケーシング2内に装着するには、ベルトユニット20の前端部を下側へ引き下げる。
すると、図1および図2に示すように、ベルトユニット20が、駆動ローラ22の回転軸22Aを支点として右側面視反時計回りに揺動され、接触位置に配置される。また、アッパーカバー80が、ベルトユニット20の揺動に追従して、その後端部を支点として右側面視反時計回りに揺動される。
これにより、中間転写ベルト24は、複数の感光ドラム11に上側から接触される。また、上記したように、搬送筒69は、受入部48内に嵌合される。
すると、ベルトクリーナ側シャッタ70は、その下端部が受入部48の上端部に当接されることにより、圧縮ばね73の付勢力に抗して開位置に配置される。ドラムクリーナ側シャッタ50は、その上端部が搬送筒69の下端部に当接されることにより、圧縮ばね51の付勢力に抗して開位置に配置される。ベルトクリーナ側連通口71は、ドラムクリーナ側連通口49に対向される。
これにより、プロセスカートリッジ9の本体ケーシング2内への装着が完了する。
7.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図1および図4に示すように、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45は、プロセスフレーム31に保持されるブラックプロセスカートリッジ9Kに設けられている。
そのため、ブラックプロセスカートリッジ9Kをメンテナンスするタイミングで、効率よく、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45もメンテナンスすることができる。
また、ベルトユニット20を感光ドラム11から離間させる動作を利用して、ベルトクリーナ61からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を遮断することができる。
そのため、簡単な動作で、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45をメンテナンスすることができる。
その結果、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45を容易にメンテナンスすることができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図1および図4に示すように、プロセスフレーム31は、本体ケーシング2内に配置される装着位置と、本体ケーシング2外に配置される引出位置とに移動可能である。
そのため、プロセスフレーム31を、本体ケーシング2外に引き出してメンテナンスすることができる。
その結果、プロセスフレーム31を、より容易にメンテナンスすることができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図2に示すように、搬送部63は、ベルトユニット20の左側に隣接配置されている。
そのため、ベルトユニット20の左側の空間を利用して、効率よく搬送部63を配置することができる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、二次転写ローラ21に対向される後端部を支点として、ベルトユニット20を揺動させることができる。
そのため、ベルトユニット20を揺動させるときに、その後端部の揺動範囲を小さくすることができる。
その結果、中間転写ベルト24と二次転写ローラ21との対向部分の周辺において、省スペース化を図ることができる。これにより、特に、定着ユニット6を二次転写ローラ21の直上に配置した場合において、定着ユニット6がベルトユニット20の揺動の邪魔になることがない。
(5)また、このプリンタ1によれば、図1に示すように、ベルトクリーナ61からの転写残トナーは、最前方のブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45へ搬送される。
つまり、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45は、ベルトユニット20の揺動支点、すなわち、ベルトユニット20の後端部から最も遠いブラックの感光ドラム11に隣接配置されている。
そのため、ベルトユニット20を揺動させるときに、ベルトクリーナ61を、ブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45から大きく退避させることができる。
その結果、ベルトクリーナ61からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を、確実に遮断することができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ベルトユニット20を離間位置に配置したときに、搬送部63のベルトクリーナ側連通口71をベルトクリーナ側シャッタ70で閉鎖するとともに、ブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45のドラムクリーナ側連通口49をドラムクリーナ側シャッタ50で閉鎖することができる。
そのため、ベルトユニット20を離間位置に配置したときに、ベルトクリーナ61からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45への転写残トナーの搬送を確実に遮断することができる。また、ベルトクリーナ側連通口71からのトナ漏れを確実に防止することができる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、搬送部63は、ベルトユニット20が離間位置に配置された状態で、プロセスユニット4の移動経路から、ベルトユニット20と一体的に退避される。
そのため、ベルトユニット20の揺動によって、確実に、搬送部63をプロセスユニット4の移動経路から退避させることができる。
その結果、ベルトユニット20を離間位置に配置させた後に、プロセスユニット4を円滑に移動させることができる。
(8)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、ブラックプロセスカートリッジ9Kをメンテナンスするときに、同時に、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45もメンテナンスすることができる。
そのため、ベルトクリーナ61からの転写残トナーを収容する廃トナー貯留部45を、より容易にメンテナンスすることができる。
8.第2実施形態
図5〜図7を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態の概要
上記した第1実施形態では、複数のプロセスカートリッジ9のそれぞれに、廃トナー貯留部45を有するドラムクリーナ44を設け、中間転写ベルト24からクリーニングされた転写残トナーを、ベルトクリーナ61からブラックプロセスカートリッジ9Kの廃トナー貯留部45へ搬送している。
対して、第2実施形態では、複数の現像カートリッジ90のうちのブラックの現像カートリッジ90のみに廃トナー収容部材の一例としての廃トナー貯留部91を設け、その廃トナー貯留部91に、中間転写ベルト24からクリーニングされた転写残トナーを搬送する。
(2)第2実施形態の詳細
(2−1)全体構成
第2実施形態では、第1実施形態の帯電ローラ12の代わりに、スコロトロン型帯電器92が設けられ、第1実施形態のドラムクリーナ44の代わりに、ドラムクリーニングローラ93が設けられている。
スコロトロン型帯電器92は、感光ドラム11の後下側に間隔を隔てて対向配置されている。
ドラムクリーニングローラ93は、感光ドラム11の後側に配置され、感光ドラム11に対して後側から接触されている。
感光ドラム11、スコロトロン型帯電器92およびドラムクリーニングローラ93は、プロセスフレーム31に着脱不能に保持されている。
また、第2実施形態では、第1実施形態の現像器13の代わりに現像カートリッジ90が設けられている。
現像カートリッジ90は、プロセスフレーム31に対して着脱可能である以外は、現像器13と同様に構成されている。すなわち、現像カートリッジ90は、画像形成動作において、対応する感光ドラム11にトナーを供給する。
なお、第2実施形態では、プロセスフレーム31の右側の側壁35に、現像カートリッジ90を着脱するための着脱開口107が形成されている。
(2−2)プロセスユニットの詳細
廃トナー貯留部91は、ブラックの現像カートリッジ90の前側に一体的に設けられている。廃トナー貯留部91は、左右方向に延びる略ボックス形状に形成されている。また、廃トナー貯留部91は、被連結部95を備えている。
被連結部95は、廃トナー貯留部91の右端部に設けられている。被連結部95は、上側へ膨出する略ボックス形状に形成されている。
プロセスフレーム31は、第2搬送部材の一例としての中継部材94を備えている。
中継部材94は、プロセスフレーム31の前端部の左右方向略中央に配置されている。中継部材94は、受入部96と、搬送管98と、連結部97と、オーガスクリュー102とを備えている。
受入部96は、前壁36の左右方向中央の後側に一体的に設けられている。受入部96は、上下方向に延び、下側が閉鎖された略円筒形状に形成されている。受入部96は、第2開口の一例としての中継部材側連通口99と、第2シャッタ部材の一例としての中継部材側シャッタ100とを有している。
中継部材側連通口99は、受入部96の上端部の後壁において、側面視略矩形状に貫通形成されている。
中継部材側シャッタ100は、受入部96内に設けられている。中継部材側シャッタ100は、上下方向に延び、上側が閉鎖された略円筒形状に形成されている。中継部材側シャッタ100の上下方向長さは、受入部96の上下方向長さの略半分である。中継部材側シャッタ100は、受入部96の下端部内に配置され、中継部材側連通口99を開放する開位置(図5参照)と、受入部96の上端部内に配置され、中継部材側連通口99を閉鎖する閉位置(図7参照)とにスライド可能に設けられている。中継部材側シャッタ100は、受入部96の下壁と中継部材側シャッタ100の上壁との間に介在される圧縮ばね101によって、常には、閉位置に配置されるように、上側へ向かって付勢されている。
搬送管98は、略円筒形状に形成され、中継部材側連通口99の周縁部から後側へ延び、その後端部において下側へ屈曲して下側へ延び、さらに、その下端部において右側へ屈曲して右側へ延びている。
連結部97は、搬送管98の右端部に連続して左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。連結部97は、その右端部において、廃トナー貯留部91の被連結部95に分離可能に連結されている。
オーガスクリュー102は、搬送管98の下端部内、および、連結部97内において左右方向に沿って設けられている。
(2−3)ベルトユニットの詳細
第2実施形態のベルトクリーナ61では、クリーニング部62は、ブラックの感光ドラム11の上側において、中間転写ベルト24の上側に配置されている。また、クリーニング部62は、掻き取りブレード65および掻き取りブラシ66の代わりに、ベルトクリーニングローラ103と、中継ローラ104と、掻き取りブレード105とを備えている。
ベルトクリーニングローラ103は、クリーナフレーム64の後端部内において、回収口68の上側に対向配置されている。ベルトクリーニングローラ103は、中間転写ベルト24の上側部分に上側から接触されている。
中継ローラ104は、オーガスクリュー67の後側、かつ、ベルトクリーニングローラ103の前側に配置され、ベルトクリーニングローラ103に対して前側から接触されている。
掻き取りブレード105は、左右方向に長手の略平板形状に形成されている。掻き取りブレード105は、オーガスクリュー67の後側、かつ、中継ローラ104の前側に配置され、その上端部、すなわち基端部においてクリーナフレーム64の上壁に支持されている。掻き取りブレード105は、その下端部、すなわち遊端部において中継ローラ104に前側から接触されている。
また、第2実施形態のベルトクリーナ61では、クリーナフレーム64は、その左右方向中央において、接続部106を備えている。
接続部106は、クリーナフレーム64の前端部の左右方向中央から前側へ突出する略角筒形状に形成されている。なお、接続部106は、その後端部において、クリーナフレーム64内に連通されている。
また、第2実施形態のベルトクリーナ61では、オーガスクリュー67は、左右方向に延び、その左右方向中央へ向かって転写残トナーを搬送するように、その右側半分が右ねじ形状に形成され、その左側半分が左ねじ形状に形成されている。オーガスクリュー67は、その右端部がクリーナフレーム64の右壁に回転可能に支持され、その左端部がクリーナフレーム64の左壁に回転可能に支持されている。
また、第2実施形態のベルトクリーナ61では、第1搬送部材の一例としての搬送部63は、中間転写ベルト24の前側の左右方向略中央において、クリーニング部62の接続部106の前端部に連続されている。搬送部63は、中継部材94とともに搬送部材を構成する。
そして、プロセスユニット4が装着位置に配置され、ベルトクリーナ61が接続位置に配置されているときには、図5に示すように、搬送筒69の下端部が中継部材94の受入部96内に嵌合されることによって、搬送部63が中継部材94に連結されている。
このとき、ベルトクリーナ側シャッタ70は、その下端部が受入部96の上端部に当接されることにより、圧縮ばね73の付勢力に抗して開位置に配置されている。
また、中継部材側シャッタ100は、その上端部が搬送筒69の下端部に当接されることにより、圧縮ばね101の付勢力に抗して開位置に配置されている。
そして、ベルトクリーナ側連通口71は、中継部材側連通口99に対向されている。
(2−4)クリーニング動作
第2実施形態のプリンタ1では、上記した画像形成動作中に、ドラムクリーニングローラ93で感光ドラム11の表面をクリーニングするとともに、ベルトクリーナ61で中間転写ベルト24の表面をクリーニングする。なお、ドラムクリーニングローラ93およびベルトクリーニングローラ103には、それぞれ、クリーニングバイアスが印加される。
上記した画像形成動作において、感光ドラム11の表面に担持されたトナー像が中間転写ベルト24の下側部分に転写された後に、感光ドラム11の表面に残存する転写残トナーは、感光ドラム11の右側面視時計回り方向への回転に伴って、ドラムクリーニングローラ93の表面に静電気的に保持される。
また、上記した画像形成動作において、中間転写ベルト24の表面に担持されたトナー像が用紙Pに転写された後に、中間転写ベルト24の表面に残存する転写残トナーは、中間転写ベルト24の周回移動に伴って、ベルトクリーニングローラ103の表面に静電気的に保持される。
ベルトクリーニングローラ103に保持された転写残トナーは、中継ローラ104に電気的に保持された後、掻き取りブレード105で掻き取られることにより、クリーナフレーム64の前端部へ搬送される。
クリーナフレーム64の前端部に搬送された転写残トナーは、オーガスクリュー67の回転によって左右方向中央へ搬送され、接続部106を介して搬送筒69の上端部内に供給される。
搬送筒69に供給されたトナーは、その自重、および、オーガスクリュー75の回転によって下側へ搬送され、羽根76によって、ベルトクリーナ側連通口71および中継部材側連通口99を介して中継部材94の搬送管98へ供給される。
搬送管98へ供給された転写残トナーは、搬送管98内を下側へ落下し、オーガスクリュー102の回転により、連結部97を介して廃トナー貯留部91内に貯留される。
すなわち、搬送部63は、ベルトユニット20が接触位置に配置された状態で、クリーニング部62から廃トナー貯留部91への転写残トナーの搬送を許容する。
また、ドラムクリーニングローラ93の表面に静電気的に保持された転写残トナーは、上記した画像形成動作が実施されていないときに、廃トナー貯留部91に回収される。
詳しくは、ドラムクリーニングローラ93に保持されている転写残トナーは、ドラムクリーニングローラ93に印加されるクリーニングバイアスが制御されることにより、感光ドラム11の周面に吐き出される。
感光ドラム11の周面に吐き出された転写残トナーは、感光ドラム11の回転に伴って、中間転写ベルト24に対向される。
すると、感光ドラム11の表面上の転写残トナーは、中間転写ベルト24の表面に転写される。
中間転写ベルト24の表面に転写された転写残トナーは、中間転写ベルト24の周回に伴って、上記したように、ベルトクリーニングローラ103の表面に静電気的に保持された後、中継ローラ104に電気的に保持され、掻き取りブレード105で掻き取られて、クリーナフレーム64内に収容される。
その後、クリーナフレーム64に収容された転写残トナーは、オーガスクリュー67の回転によって左右方向中央へ搬送され、搬送筒69および中継部材94を順次介して廃トナー貯留部91内に貯留される。
(2−5)現像カートリッジの着脱
現像カートリッジ90を本体ケーシング2から離脱させるには、まず、フロントカバー8を開放して、ベルトユニット20の前端部を上側へ押し上げる。
すると、図7に示すように、ベルトユニット20が、駆動ローラ22の回転軸22Aを支点として右側面視時計回りに揺動され、離間位置に配置される。また、アッパーカバー80が、ベルトユニット20の揺動に追従して、その後端部を支点として右側面視時計回りに揺動される。
これにより、中間転写ベルト24は、複数の感光ドラム11から上側へ離間される。また、搬送筒69が中継部材94から上側へ離間されることにより、搬送筒69の受入部96に対する嵌合が解除される。
このとき、搬送部63は、ベルトユニット20が離間位置に配置された状態で、プロセスユニット4の移動経路から、ベルトユニット20と一体的に上側へ退避される。
すると、ベルトクリーナ側シャッタ70は、圧縮ばね73の付勢力により閉位置に配置される。また、中継部材側シャッタ100は、圧縮ばね101の付勢力により閉位置に配置される。
これにより、クリーニング部62から廃トナー貯留部91への転写残トナーの搬送が遮断される。
次いで、現像カートリッジ90を本体ケーシング2から離脱させるには、プロセスユニット4を前側へ引き出す。
すると、本体側位置決め板81の嵌合溝86に対するプロセス側位置決め軸34の嵌合、および、プロセス側位置決め板33の嵌合溝43に対する本体側位置決め軸82の嵌合が解除されて、プロセスユニット4が引出位置に配置される。
その後、現像カートリッジ90を、プロセスフレーム31の着脱開口107を介して、プロセスフレーム31から右側へ離脱させる。
これにより、現像カートリッジ90の本体ケーシング2からの離脱が完了する。
また、現像カートリッジ90を本体ケーシング2内に装着するには、上記した離脱作業と逆に、プリンタ1を操作する。
具体的には、現像カートリッジ90を本体ケーシング2内に装着するには、まず、現像カートリッジ90を、着脱開口107を介して、プロセスフレーム31に右側から装着する。
次いで、現像カートリッジ90を本体ケーシング2内に装着するには、プロセスユニット4を後側へ押し込む。
すると、プロセス側位置決め軸34が本体側位置決め板81の嵌合溝86内に嵌合されるとともに、本体側位置決め軸82がプロセス側位置決め板33の嵌合溝43内に嵌合されて、プロセスユニット4が装着位置に配置される。
次いで、現像カートリッジ90を本体ケーシング2内に装着するには、ベルトユニット20の前端部を下側へ引き下げる。
すると、図5および図6に示すように、ベルトユニット20が、駆動ローラ22の回転軸22Aを支点として右側面視反時計回りに揺動され、接触位置に配置される。また、アッパーカバー80が、ベルトユニット20の揺動に追従して、その後端部を支点として右側面視反時計回りに揺動される。
これにより、中間転写ベルト24は、複数の感光ドラム11に上側から接触される。また、上記したように、搬送筒69は、受入部96内に嵌合される。
すると、ベルトクリーナ側シャッタ70は、その下端部が受入部96の上端部に当接されることにより、圧縮ばね73の付勢力に抗して開位置に配置される。中継部材側シャッタ100は、その上端部が搬送筒69の下端部に当接されることにより、圧縮ばね101の付勢力に抗して開位置に配置される。ベルトクリーナ側連通口71は、中継部材側連通口99に対向される。
これにより、現像カートリッジ90の本体ケーシング2内への装着が完了する。
(3)第2実施形態の作用効果
(3−1)第2実施形態によれば、図5に示すように、搬送部63は、感光ドラム11の左右方向中央、すなわち、感光ドラム11の左右方向の幅の範囲内において、ベルトユニット20の前側に隣接配置されている。
そのため、ベルトユニット20の前側の空間を利用して、効率よく搬送部63を配置することができる。
(3−2)また、第2実施形態によれば、図7に示すように、ベルトユニット20を離間位置に配置したときに、搬送部63のベルトクリーナ側連通口71をベルトクリーナ側シャッタ70で閉鎖するとともに、中継部材94の中継部材側連通口99を中継部材側シャッタ100で閉鎖することができる。
そのため、ベルトユニット20を離間位置に配置したときに、ベルトクリーナ61から廃トナー貯留部91への転写残トナーの搬送を確実に遮断することができる。また、ベルトクリーナ側連通口71や中継部材側連通口99からのトナー漏れを確実に防止できる。
(3−3)また、第2実施形態によれば、図6に点線で示すように、中継部材94は、廃トナー貯留部91に対して分離可能に連結されている。
そのため、廃トナー貯留部91を現像カートリッジ90とともにプロセスユニット4から離脱させて、中継部材94と別にメンテナンスすることができる。
(3−4)また、第2実施形態によれば、ブラックの現像カートリッジ90をメンテナンスするときに、同時に、廃トナー貯留部91もメンテナンスすることができる。
そのため、廃トナー貯留部91を、より容易にメンテナンスすることができる。
(3−5)また、第2実施形態においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
11 感光ドラム
20 ベルトユニット
21 二次転写ローラ
24 中間転写ベルト
31 プロセスフレーム
45 廃トナー貯留部
49 ドラムクリーナ側連通口
50 ドラムクリーナ側シャッタ
62 クリーニング部
63 搬送部
70 ベルトクリーナ側シャッタ
71 ベルトクリーナ側連通口
90 現像カートリッジ
91 廃トナー貯留部
94 中継部材
99 中継部材側連通口
100 中継部材側シャッタ

Claims (13)

  1. 装置本体と、
    感光体を有するカートリッジと、
    前記カートリッジを支持するように構成される支持部材と、
    ベルトと、前記ベルトに残留した残留トナーをクリーニングするように構成されるクリーニング部材とを有するベルトユニットであって、前記ベルトが前記感光体に接触する接触位置と、前記ベルトが前記感光体から離間する離間位置との間を移動するように構成されるベルトユニットと、
    前記支持部材に支持され、前記クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを収容するように構成される廃トナー収容部材と、
    前記クリーニング部材によってクリーニングされた残留トナーを前記廃トナー収容部材に搬送するように構成される搬送部材と
    を備え、
    前記搬送部材は、前記ベルトユニットが接触位置に位置するときに、前記クリーニング部材から前記廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を許容し、前記ベルトユニットが離間位置に位置するときに、前記クリーニング部材から前記廃トナー収容部材への残留トナーの搬送を遮断する
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記支持部材は、前記装置本体内に配置される内側位置と、前記装置本体外に配置される外側位置とに移動可能である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送部材は、前記感光体の長手方向において、前記ベルトユニットに隣接配置されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送部材は、前記支持部材の前記内側位置から前記外側位置への移動方向の下流側、かつ、前記感光体の長手方向の幅の範囲内において、前記ベルトユニットに隣接配置されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材の前記内側位置から前記外側位置への移動方向の上流側において前記ベルトに対向される転写部材をさらに備え、
    前記ベルトユニットは、前記移動方向における上流側端部を支点として、前記接触位置と前記離間位置とに揺動される
    ことを特徴とする、請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の感光体は、前記内側位置から前記外側位置への移動方向に互いに間隔を隔てて並列配置され、
    前記廃トナー収容部材は、前記複数の感光体のうちの前記移動方向における最下流側の感光体に隣接配置されている
    ことを特徴とする、請求項2ないし5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送部材は、前記ベルトユニットに設けられ、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置されている状態で前記廃トナー収容部材に対して連結され、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置されている状態で前記廃トナー収容部材から離間されるように構成されており、第1開口と、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第1開口を開放し、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で前記第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有し、
    前記廃トナー収容部材は、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第1開口に対向される第2開口と、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第2開口を開放し、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で前記第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有している
    ことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送部材は、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で、前記支持部材の移動経路から、前記ベルトユニットと一体的に退避されている
    ことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送部材は、前記ベルトユニットに設けられる第1搬送部材と、前記支持部材に設けられ、前記第1搬送部材に対して分離可能に連結される第2搬送部材と
    を備え、
    前記第1搬送部材は、第1開口と、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第1開口を開放し、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で前記第1開口を閉鎖するように構成される第1シャッタ部材とを有し、
    前記第2搬送部材は、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第1開口に対向される第2開口と、前記ベルトユニットが前記接触位置に配置された状態で前記第2開口を開放し、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で前記第2開口を閉鎖するように構成される第2シャッタ部材とを有している
    ことを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1搬送部材は、前記ベルトユニットが前記離間位置に配置された状態で、前記支持部材の移動経路から、前記ベルトユニットと一体的に退避されている
    ことを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2搬送部材は、前記廃トナー収容部材に対して分離可能に連結されるように構成されている
    ことを特徴とする、請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記廃トナー収容部材は、前記支持部材に対して、前記複数の感光体のうちの1つと一体的に着脱可能である
    ことを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 前記複数の感光体のそれぞれに現像剤を供給する複数の現像カートリッジを備え、
    前記廃トナー収容部材は、前記支持部材に対して、前記複数の現像カートリッジのうちの1つと一体的に着脱可能である
    ことを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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