JP5987612B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(2)また、カートリッジ支持部材は、複数の現像カートリッジよりも鉛直方向の下側において、カートリッジ支持部材を、鉛直方向と交差する方向において密閉状に閉鎖する第1壁を備えていてもよい。この場合、透過部材は、第1壁に設けられている。
(3)また、透過部材は、ガラスから形成されていてもよい。
(4)また、カートリッジ支持部材は、複数の感光ドラムを有し、引出位置に配置される状態から、筐体から離脱される離脱位置に移動するように構成されていてもよい。
(5)また、カートリッジ支持部材は、複数の透過部材のそれぞれを清掃するように構成される清掃部材を備えていてもよい。
(6)また、清掃部材は、複数の透過部材に対応して設けられ、対応する透過部材と接触することにより、透過部材を清掃するように構成される複数の清掃部と、複数の清掃部のそれぞれを移動させるように構成される操作部とを備えていてもよい。
(7)操作部は、カートリッジ支持部材における装着位置から引出位置へ向かう移動方向の下流側端部に設けられ、複数の清掃部のすべてを一括して移動させるように構成されていてもよい。
画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、図1に示すように、中間転写型カラープリンタである。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、略ボックス形状に形成されており、その一方側壁には、開口部の一例としての本体開口部4が形成されている。また、本体ケーシング2は、本体開口部4を開閉するフロントカバー5が、その下端部を支点として、本体開口部4を閉鎖する閉鎖位置(図1参照)と、本体開口部4を開放する開放位置(図2参照)とに揺動(移動)可能に設けられている。
(2)給紙部
給紙部6は、本体ケーシング2の底部に設けられ、用紙Sを収容する給紙トレイ9を着脱可能に備えている。
(3)画像形成部
画像形成部7は、給紙部6の上側に配置されており、露光装置の一例としてのスキャナユニット15と、プロセスユニット16と、転写ユニット17と、定着ユニット18とを備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット15は、給紙トレイ9の上方に配置されている。詳しくは後述するが、スキャナユニット15は、複数(4つ)の感光ドラム20(後述)のそれぞれに向けて、画像データに基づいて、レーザー光の一例としてのレーザービームLを出射し、感光ドラム20(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
プロセスユニット16は、スキャナユニット15の上方に配置されている。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット17は、ベルトユニット24と、二次転写ローラ25とを備えている。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット18は、二次転写ローラ25の上側に配置され、加熱ローラ36と、加熱ローラ36に対向する加圧ローラ37とを備えている。
(3−5)画像形成動作
(3−5−1)現像動作
現像カートリッジ46内のトナーは、供給ローラ43に供給され、さらに、現像ローラ42に供給される。
(3−5−2)転写・定着動作
感光ドラム20の表面に担持されたトナー像は、前側から後側へ向かって移動される中間転写ベルト26の下側部分に一次転写される。
(4)排紙部
本体ケーシング2の上面には、用紙Sが排紙される排紙トレイ38が形成されている。そして、排紙部8は、本体ケーシング2の後側上端部において、排紙トレイ38よりも上側へ突出するように形成されている。
(5)フラットベッドスキャナ
フラットベッドスキャナ3は、排紙トレイ38の上方に間隔を隔てて、排紙部8の上端部に支持されている。
2.プロセスユニットの詳細
プロセスユニット16は、カートリッジ支持部材の一例としてのプロセスフレーム21と、複数(4つ)のドラムユニット22と、複数(4つ)の現像ユニット23とを備えている。
(1)プロセスフレーム
プロセスフレーム21は、上方へ向かって開放される略ボックス形状に形成されており、左右1対の側壁50(図3参照)と、前壁48と、後壁49と、第1壁の一例としての底壁51とを備えている。
(2)ドラムユニット
複数(4つ)のドラムユニット22は、図1に示すように、プロセスフレーム21内の上端部において、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。
(3)現像ユニット
複数(4つ)の現像ユニット23のそれぞれは、ドラムユニット22の前下側において、1つずつ配置されている。
3.感光ドラムの露光動作
次に、プリンタ1における感光ドラム20の露光動作について説明する。
4.作用効果
(1)プリンタ1では、図1に示すように、プロセスフレーム21に透過部材54が設けられているので、スキャナユニット15から出射されるレーザービームLが、透過部材54を透過した後、感光ドラム20を露光することができる。そのため、複数(4つ)の現像カートリッジ46のそれぞれを支持するプロセスフレーム21に対して、スキャナユニット15を下側(鉛直下側)に配置することができる。その結果、現像カートリッジ46の現像ローラ42から対応する感光ドラム20に供給されるトナーが、重力により落下すると、そのトナーはプロセスフレーム21内に堆積される。
(2)また、プロセスフレーム21が、図1に示すように、複数(4つ)の現像カートリッジ46よりも下側(鉛直方向の下側)において、プロセスフレーム21の下端部を上下方向(鉛直方向)と直交する方向において密閉状に閉鎖する底壁51を備えているので、重力により落下したトナーは、プロセスフレーム21の底壁51上に確実に堆積される。
(3)また、透過部材54がガラスから形成されているので、図1に示すように、スキャナユニット15から出射されるレーザービームLを確実に透過させることができる。そのため、感光ドラム20を確実に露光することができる。
(4)また、プロセスフレーム21が、図2に示すように、引出位置から離脱位置(図2における点線参照)に移動するように構成されているので、例えば、複数(4つ)の感光ドラム20が寿命を迎えた場合には、プロセスフレーム21を交換することにより、複数(4つ)の感光ドラム20を一括して交換できる。そのため、感光ドラム20が本体ケーシング2に設けられている場合と比較して、ランニングコストの低減を図ることができる。
5.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
(1)ドラムフレーム
ドラムフレーム65は、図4に示すように、前後方向に延びる平面視略矩形状枠形状に形成されている。
(2)現像カートリッジ
第2実施形態では、図5に示すように、プロセスフレーム21が引出位置に配置された状態において、すべての現像カートリッジ46が上側から露出している。
6.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
(1)清掃ユニット
本発明の第3実施形態では、プロセスフレーム21に、清掃装置の一例としての清掃ユニット75が設けられている。
(2)清掃ユニットによる透過部材の清掃動作
次に、清掃ユニット75による透過部材54の清掃について説明する。
(3)作用効果
(3−1)第3実施形態によれば、プロセスフレーム21に清掃ユニット75が設けられているので、清掃ユニット75がスキャナユニット15に設けられている場合と比較して、清掃ユニット75の構成の簡略化・小型化を図ることができ、ひいては、プリンタ1の構成の簡略化・小型化を図ることができる。
(3−2)また、清掃ユニット75が操作部77を備えているので、ユーザが操作部77を把持して、支持板76を後方へ向かって移動させることにより、複数(4つ)の清掃ブレード80のそれぞれを移動させることができる。そのため、透過部材54の上面に堆積されるトナーを清掃することができる。
(3−3)また、操作部77は、支持板76における前端部(移動方向Yの下流側端部)に設けられている。
2 本体ケーシング
4 本体開口部
15 スキャナユニット
20 感光ドラム
21 プロセスフレーム
42 現像ローラ
46 現像カートリッジ
51 底壁
54 透過部材
75 清掃ユニット
77 操作部
80 清掃ブレード
L レーザービーム
Y 移動方向
Claims (7)
- 開口部を有する筐体と、
筐体内において、互いに間隔を隔てて並列配置される複数の感光ドラムと、
前記複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられ、対応する前記感光ドラムに現像剤を供給するように構成される現像ローラを備える複数の現像カートリッジと、
前記筐体内に装着される装着位置と、前記装着位置から前記開口部を介して前記筐体外に引き出される引出位置とに移動するように構成され、かつ、前記複数の現像カートリッジのそれぞれを着脱可能に支持するように構成されるカートリッジ支持部材と、
前記装着位置に配置された状態の前記カートリッジ支持部材に対して、鉛直方向の下側に配置され、前記複数の感光ドラムのそれぞれに向けてレーザー光を出射するように構成される露光装置と、を備え、
前記カートリッジ支持部材は、
前記複数の感光ドラムのそれぞれに対応して設けられ、前記レーザー光を透過するように構成される複数の透過部材を備えていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記カートリッジ支持部材は、
前記複数の現像カートリッジよりも鉛直方向の下側において、前記カートリッジ支持部材を、鉛直方向と交差する方向において密閉状に閉鎖する第1壁を備え、
前記透過部材は、
前記第1壁に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記透過部材は、ガラスから形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記カートリッジ支持部材は、
前記複数の感光ドラムを有し、
前記引出位置に配置される状態から、前記筐体から離脱される離脱位置に移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記カートリッジ支持部材は、前記複数の透過部材のそれぞれを清掃するように構成される清掃部材を備えていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記清掃部材は、
前記複数の透過部材に対応して設けられ、対応する前記透過部材と接触することにより、前記透過部材を清掃するように構成される複数の清掃部と、
前記複数の清掃部のそれぞれを移動させるように構成される操作部とを備えていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記操作部は、
前記カートリッジ支持部材における前記装着位置から前記引出位置へ向かう移動方向の下流側端部に設けられ、前記複数の清掃部のすべてを一括して移動させるように構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
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