JP2014110343A - フェライトクランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分離可能な一対の収納部3、5から成り、磁性体103を収納可能な収納ケース7と、前記収納ケース7における一方の側面7a、及びその反対側の側面7bにそれぞれ形成された一対の電線挿通孔9、11と、を備えるフェライトクランプ1であって、前記一対の収納部3、5はそれぞれ、突出片23及び凹部27を備え、前記突出片23及び凹部27は、前記一対の収納部3、5を組み付けたとき、一方の前記収納部3に設けられた前記突出片23が他方の前記収納部5に設けられた前記凹部27に差し込まれるとともに、前記他方の前記収納部5に設けられた前記突出片23部が前記一方の前記収納部3に設けられた前記凹部27に差し込まれる位置に設けられていることを特徴とし、エンジン回りの車載機器に対し嵌め殺しの方法で使用されるフェライトクランプ1。
【選択図】図2
Description
分離可能な一対の収納部から成り、磁性体を収納可能な収納ケースと、前記収納ケースにおける一方の側面、及びその反対側の側面にそれぞれ形成された一対の電線挿通孔と、を備えるフェライトクランプであって、前記一対の収納部はそれぞれ、突出片及び凹部を備え、前記突出片及び凹部は、前記一対の収納部を組み付けたとき、一方の前記収納部に設けられた前記突出片が他方の前記収納部に設けられた前記凹部に差し込まれるとともに、前記他方の前記収納部に設けられた前記突出片が前記一方の前記収納部に設けられた前記凹部に差し込まれる位置に設けられていることを特徴とする。
前記突出片は、鏃形状の抜け防止部を有することが好ましい。鏃形状の抜け防止部を有することにより、一般ユーザにとっての取り外し困難性を一層高めることができる。また、本発明のフェライトクランプは、前記凹部に差し込まれた前記突出片の前記抜け防止部を係止する係止部を備えることが好ましい。この係止部を有することにより、一般ユーザにとっての取り外し困難性を一層高めることができる。
1.フェライトクランプ1の構成
フェライトクランプ1の構成を図1〜図11に基づいて説明する。フェライトクランプ1は、図1〜図3に示すように、分離可能な一対の収納部3、5から成る収納ケース7を備える。収納ケース7における一方の側面7a、及びその反対側の側面7bにはそれぞれ、電線101を挿通させるための電線挿通孔9、11が形成されている。電線挿通孔9、11に電線101を挿通させることで、フェライトクランプ1を電線101に外挿することができる。
フェライトクランプ1を開いた状態としておき、収納部3、5のそれぞれにフェライト103を収容する。そして、収納部3、5のうちの一方において、電線挿通溝105、及び切欠15a、17a内に電線101を配置する。次に、フェライトクランプ1を閉じた状態にすることで、フェライトクランプ1が電線101に外挿された状態(図1参照)となる。
フェライトクランプ1は、例えば、車両(例えばEV、HEV、PHEV等)のハーネスに対し使用することができる。
(1)閉じた状態にあるフェライトクランプ1において、突出片23と係合部材25との係合を解除することにより、収納部3、5を分離させることは可能であるが、一般ユーザには、その分離は困難である。このことを図3に基づいて説明する。
通常、突出片23と係合部材25との係合を解除するには、特定の方向から工具等を差し込む方法で行うが、上記のとおり、突出片23と係合部材25との位置関係が、図3における左右で反対であることにより、少なくとも一方の側では、特定の方向から工具等を差し込んで突出片23と係合部材25との係合を解除することが困難となる。
(2)フェライトクランプ1は、吸水率が低いPA11から成るので、寸法精度が高く(寸法が安定し)、収納部3、5の嵌合強度を一定に保つことができる。そのため、例えば、フェライトクランプ1を車両に使用した場合、衝突時における収納部3、5の外れやすさを一定に維持することができる。
(3)フェライトクランプ1は一対の電線固定部29を備える。一対の電線固定部29で電線101を挟持し、これらを、例えば束線バンドやテープで緊縛することで、フェライトクランプ1を電線101に対し容易且つ強固に固定することができる。また、フェライトクランプ1の取り付け時又は取り外し時に電線固定部29を持って作業できるので、作業性が向上する。
例えば、突出片23の形状は他の形状であってもよい。例えば、鏃状の抜け防止部23aは、突出片23の左右両端(図7における左右両端)に設けられていてもよい。
7・・・収納ケース、7a、7b・・・側面、9、11・・・電線挿通孔、
13・・・周壁、13a、13b・・・端部、15、17・・・側壁、
15a、17a・・・切欠、19・・・付勢片、21・・・突起部、
23・・・突出片、23a・・・抜け防止部、25・・・係合部材、
25a・・・本体部、25b、25c・・・脚部、27・・・凹部、
29・・・電線固定部、31・・・保持片、33・・・保持片係合部、
101・・・電線、103・・・フェライト、105・・・電線挿通溝、
107・・・接合面、109・・・係合溝
Claims (5)
- 分離可能な一対の収納部から成り、磁性体を収納可能な収納ケースと、
前記収納ケースにおける一方の側面、及びその反対側の側面にそれぞれ形成された一対の電線挿通孔と、
を備えるフェライトクランプであって、
前記一対の収納部はそれぞれ、突出片及び凹部を備え、
前記突出片及び凹部は、前記一対の収納部を組み付けたとき、一方の前記収納部に設けられた前記突出片が他方の前記収納部に設けられた前記凹部に差し込まれるとともに、前記他方の前記収納部に設けられた前記突出片が前記一方の前記収納部に設けられた前記凹部に差し込まれる位置に設けられていることを特徴とするフェライトクランプ。 - 前記突出片は、鏃形状の抜け防止部を有することを特徴とする請求項1に記載のフェライトクランプ。
- 前記凹部に差し込まれた前記突出片の前記抜け防止部を係止する係止部を備えることを特徴とする請求項2に記載のフェライトクランプ。
- 前記一対の収納部のそれぞれから、前記一対の電線挿通孔の軸方向に沿って外側に延設された電線固定部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフェライトクランプ。
- PA11から成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のフェライトクランプ。
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