JP2014110318A - 電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐マイグレーション性に優れた電子部品を提供する。
【解決手段】セラミック電子部品10は、コンデンサ素子20を含み、このコンデンサ素子20は、セラミック素子本体22とセラミック素子本体22の表面に形成された外部電極36,38を有する。コンデンサ素子20は、セラミック素子本体22と外部電極36,38とを覆うように防水処理膜40が形成されている。さらに、防水処理膜40を覆うようにシランカップリング処理膜42が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子部品に関し、たとえば、積層セラミックコンデンサなどの電子部品に関する。
近年、携帯電話機や携帯音楽プレイヤーなどの電子機器において、小型化及び薄型化が進んできている。それに伴って、たとえば、電子機器に内蔵される電子部品の小型化が求められている。また、このような電子機器を使用する環境は多様化しており、電子部品に対して、多様化した環境に対する信頼性の向上が望まれている。
このような背景にあって、一対の外部電極を有する電子部品においては、イオンマイグレーションの問題を有していた。すなわち、電子部品は、その電子部品と外気との温度差あるいは熱容量の差によって、電子部品の表面に結露が生ずる。この結露により発生した水滴が、電子部品の表面において、外部電極間をつなぐ水膜を形成し、その状態で電子部品の外部電極間に電圧が印加されると、その水膜に外部電極からイオン化した金属種が溶解/析出し、イオンマイグレーションが生じる。
これを解決する方法として、たとえば、電子部品の表面にシランカップリング処理によりシランカップリング処理膜を形成することで対応する方法がある。このシランカップリング剤により高撥水性を発揮するためには、シランカップリング剤の直鎖を長くすることが考えられる。しかしながら、このシランカップリング剤の直鎖を長くした場合、この直鎖による立体障害が大きくなるため、電子部品の表面に配されるシランカップリング剤の間隔が広くなることから、その緻密性が低下してしまう。その結果、結露の抑制効果が十分ではなくなり、シランカップリング剤間の電子部品の表面に結露が発生し、上述した発生過程によるマイグレーションが生じてしまう。
そこで、特許文献1においては、パーフルオロアルキルアルキルシラン系の撥水処理剤、すなわち、F(フッ素)を官能基に持つシランカップリング剤を用いて、上述したイオンマイグレーションを抑制する方法が提案されている。この処理剤を用いてセラミック電子部品の表面に撥水膜を形成することにより、結露の連続化を抑制し、イオンマイグレーションの発生を防止している。
国際公開第02/082480号
しかしながら、セラミック電子部品において、特許文献1に記載の方法では、マイグレーションの抑制は十分ではない。すなわち、Fを官能基に持つシランカップリング剤を用いた場合、シランカップリング剤の直鎖による立体障害を小さくでき、より高い撥水性を発現できるが、セラミック電子部品の表面に配されるシランカップリング剤の間隔が広くなるため、その緻密性は十分ではなかった。
また、特許文献1に記載の処理剤はFを官能基に持つため、撥水性に加えて撥油性も発現する。そのため、実装用の電極上にシランカップリング処理がなされた場合、セラミック電子部品を基板に実装する場合、一般的に使用されている有機フラックスを弾いてしまうため、実装性が低下するという問題を有していた。このため、高撥水の付与には限界があった。
さらに、特許文献1に記載の処理剤であるパーフルオロアルキルアルキルシラン系の撥水処理剤は、高撥水性を有するものの、この処理剤の製造過程で米国の環境規制であるPFOA(パーフルオロオクタン酸),PFOS(パーフルオロオクタンスルホン酸塩)物質に該当することから、その使用が困難であるという問題を有していた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、耐マイグレーション性に優れた電子部品を提供することである。
この発明にかかる電子部品は、基体と基体の表面に形成された外部電極を有する電子部品において、外部電極の表面と基体の表面との境界部にシリコーンレジンを含む膜が形成されていることを特徴とする電子部品である。
また、この発明にかかる電子部品では、基体の少なくとも1つの表面の一部、基体の少なくとも1つの表面に形成された外部電極の表面の一部および外部電極の表面と基体の少なくとも1つの表面との境界部の全体に、連続したシリコーンレジンを含む膜が形成されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品では、外部電極の表面と基体の表面との境界部の全体に、シリコーンレジンを含む膜が形成されていることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品では、基体の少なくとも1つの表面に形成された外部電極の表面の全体に、シリコーンレジンを含む膜が形成されていることが好ましい。
さらにまた、この発明にかかる電子部品では、シリコーンレジンを含む膜の表面にシランカップリング処理が施され、シランカップリング処理膜が形成されていることが好ましい。
この発明にかかる電子部品によれば、基体と基体の表面に形成された外部電極を有する電子部品において、外部電極の表面と基体の表面との境界部にシリコーンレジンを含む膜が形成されているので、外部電極と結露により基体の表面に生じた水膜との接触を抑制することができることから、外部電極のイオン化/析出を抑制することができる。
また、この発明にかかる電子部品では、基体の少なくとも1つの表面の一部、基体の少なくとも1つの表面に形成された外部電極の表面の一部および外部電極の表面と基体の少なくとも1つの表面との境界部の全体に、連続したシリコーンレジンを含む膜が形成されていると、高い耐マイグレーション性を有することができる。
さらに、この発明にかかる電子部品では、外部電極の表面と基体の表面との境界部の全体に、シリコーンレジンを含む膜が形成されていると、より高い耐マイグレーション性を有することができる。
また、この発明にかかる電子部品では、基体の少なくとも1つの表面に形成された外部電極の表面の全体に、シリコーンレジンを含む膜が形成されていると、さらなる耐マイグレーション性を有することができる。
さらにまた、この発明にかかる電子部品では、シリコーンレジンを含む膜の表面にシランカップリング処理が施されていると、粘度の高いシリコーンレジンを含む膜がシランカップリング処理膜により被覆されるので、たとえば、自動実装機により基板へ電子部品を実装する際に、自動実装機のアームに電子部品が付着することによる吸着エラーあるいは持ち帰りエラーを抑制することができる。
この発明によれば、電子部品における外部電極の表面と基体の表面との境界部にシリコーンレジンを含む膜が形成されているため、外部電極と結露により基体の表面に生じた水膜との接触を抑制することができることから、耐マイグレーション性に優れた電子部品を提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかるセラミック電子部品の一例を示す外観斜視図である。 図1に示すセラミック電子部品のA−A断面の断面図解図である。 この発明にかかるセラミック電子部品の他の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 この発明にかかるセラミック電子部品のさらに他の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 この発明にかかるセラミック電子部品の別の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 実施例1のセラミック電子部品の断面を観察したSIM画像を示す。
図1は、この発明にかかる電子部品であるセラミック電子部品の一例を示す外観斜視図であり、図2は、図1に示すセラミック電子部品のA−A断面の断面図解図である。図1に示すセラミック電子部品10は、コンデンサ素子20を含む。コンデンサ素子20は、基体として、直方体状のセラミック素子本体22を含む。
セラミック素子本体22は、長さ(L)方向および幅(W)方向に沿って延びる主面24,25と、長さ(L)方向および高さ(T)方向に沿って延びる側面26,27と、幅(W)方向および高さ(T)方向に沿って延びる端面28,29とを有する。ここで、コンデンサ素子20は、必要な容量を確保した上で、その一方側面26および他方側面27は、絶縁されていることが求められる。なお、セラミック素子本体22は、角部および稜部に丸みがつけられていることが好ましい。
セラミック素子本体22は、誘電体としてたとえばチタン酸バリウム系の誘電体セラミックからなる多数のセラミック層30を含む。これらのセラミック層30は積層され、セラミック層30間には、たとえばNiからなる内部電極32,34が交互に形成される。この場合、内部電極32は一端部がセラミック素子本体22の端面28に延びて形成され、内部電極34は一端部がセラミック素子本体22の端面29に延びて形成される。また、内部電極32,34は、中間部および他端部がセラミック層30を介して重なり合うように形成される。したがって、このセラミック素子本体22は、内部にセラミック層30を介して複数の内部電極32,34が設けられた積層構造を有する。
なお、この実施形態にかかるセラミック素子本体22については、誘電体セラミックを用いるので、コンデンサとして機能する。また、セラミック素子本体22に樹脂が含まれていても構わない。
セラミック素子本体22の端面28には、引き出された内部電極32に接続されるように、外部電極36が形成され、セラミック素子本体22の端面29には、引き出された内部電極34に接続されるように、外部電極38が形成される。外部電極36は、セラミック素子本体22の端面28に形成される端面外部電極部36aと、端面外部電極部36aから4つの側面に回り込むように形成される側面外部電極部36bとで構成される。また、外部電極38は、セラミック素子本体22の端面29に形成される端面外部電極部38aと、端面外部電極部38aから4つの側面に回りこむように形成される側面外部電極部38bとで構成される。また、セラミック素子本体22と外部電極36との境界において、境界部36cが形成され、セラミック素子本体22と外部電極38との境界において境界部38cが形成される。
外部電極36は、セラミック素子本体22の端面28を電極ペーストに浸漬し、焼結することによって下地電極が形成され、外部電極38は、セラミック素子本体22の端面29を電極ペーストに浸漬し、焼結することによって下地電極が形成される。これらの下地電極上に、はんだ食われを防止するためにNiを含むNiめっきを施し、さらに、はんだ付け性を浴するためにSnを含むSnめっきを施すことにより、外部電極36,38が形成される。なお、外部電極36,38の最外層は、Snであるが、これに限るものではなく、Cu、Ni、AgあるいはSnを含めた各種合金を含むめっきが施されていてもよい。
また、セラミック素子本体22および外部電極36,38により構成されるコンデンサ素子20の全体を覆うようにシリコーンレジンを含む防水処理膜40が形成される。
さらに、防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20の全体をさらに覆うようにシランカップリング処理が施されて、シランカップリング処理膜42が形成される。
上述した防水処理膜およびシランカップリング処理膜が形成されたセラミック電子部品は、以下に述べるセラミック電子部品の製造方法によって作製される。
まず、セラミックグリーンシート、内部電極用導電性ペーストおよび外部電極用導電性ペーストを準備する。セラミックグリーンシートや各種導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、公知の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
次に、セラミックグリーンシート上に、たとえば、スクリーン印刷などにより所定のパターンで内部電極用導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する。
そして、内部電極パターンが印刷されていない外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層し、その上に内部電極パターンが印刷されたセラミックグリーンシートを順次積層し、その上に外層用セラミックグリーンシートを所定枚数積層することによって、マザー積層体を作製する。
それから、マザー積層体を静水圧プレスなどの手段により積層方向にプレスする。
そして、プレスしたマザー積層体を所定のサイズにカットし、生のセラミック積層体を切り出す。なお、このとき、バレル研磨などにより生のセラミック積層体の角部や稜部に丸みをつけてもよい。
それから、生のセラミック積層体を焼成する。この場合、焼成温度は、セラミック層30や内部電極32,34の材料にもよるが、900℃〜1300℃であることが好ましい。焼成後のセラミック積層体は、コンデンサ素子20のセラミック層30および内部電極32,34からなるセラミック素子本体22となる。
そして、焼成後のセラミック素子本体22の端面28,29に下地電極用導電性ペーストを塗布し、焼き付けることによって、下地電極が形成される。この下地電極上に、NiめっきおよびSnめっきを施すことにより、外部電極36,38が形成される。
上述のようにして、図1に示すコンデンサ素子20が製造される。
そして、製造されたコンデンサ素子20は、シリコーンレジンに対してメタノールを添加して希釈することにより得られた処理剤に、たとえば、30分間浸漬され、引き上げられた後、たとえば、100℃で30分間乾燥することにより、シリコーンレジンを含む防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20が得られる。
続いて、防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20は、さらにシランカップリング剤に、たとえば、5分間浸漬され、引き上げられた後、たとえば、150℃で30分間乾燥することによりシランカップリング処理が施されて、図1に示すシランカップリング処理膜42が形成されたセラミック電子部品10が製造される。
図1に示すセラミック電子部品10では、金属種の溶解、イオン化の起点となる外部電極36,38とセラミック素子本体22との境界部36c,38cを含み、コンデンサ素子20を覆うようにシリコーンレジンを含む防水処理膜40が形成されていることで、防水機能が発揮され、セラミック素子本体22側において発生する水滴と外部電極36,38との接触が抑制されうる。したがって、セラミック電子部品10は、外部電極36,38のイオン化が抑制され、イオンマイグレーションを抑制することができる。
また、図1に示すセラミック電子部品10では、シリコーンレジンを含む防水処理膜40は、そのシリコーンレジンの耐熱温度が300℃以上と高いため、はんだ実装温度では性能が低下しない。一方、シリコーンレジンを含む防水処理膜40は、熱を加えることで流動性が生じる、いわゆる熱流動性を有するため、はんだ実装性を阻害することがない。
さらに、図1に示すセラミック電子部品10では、シリコーンレジンを含む防水処理膜40の表面全体にシランカップリング処理膜42が形成されているので、粘度の高い防水処理膜40がシランカップリング処理膜42により被覆されるため、たとえば、自動実装機により基板へ電子部品を実装する際に、自動実装機のアームに電子部品が付着することによる吸着エラーあるいは持ち帰りエラーが生ずることなく高い実装性を有し、また、セラミック電子部品間における接着等を防止することができる。
次に、図3ないし図5は、それぞれ、セラミック電子部品10の異なる例を示す。図3は、セラミック電子部品10の他の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。図3に示すセラミック電子部品10’は、たとえば、セラミック電子部品10’の主面24において、セラミック素子本体22の表面の一部、外部電極36,38の側面外部電極部36b,38bの一部、および外部電極36,38の側面外部電極部36b,38bにおける表面とセラミック素子本体22の表面との境界部36c,38cの全体に、連続したシリコーンレジンを含む防水処理膜40が形成されている。これにより、セラミック電子部品10’は高い耐マイグレーション性を奏する。なお、図1および図2に示したセラミック電子部品10と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。以下、図4および図5も同様に扱う。
図4は、セラミック電子部品10のさらに他の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。図4に示すセラミック電子部品10’’シリコーンレジンを含む防水処理膜40が、外部電極36,38の側面外部電極部36b,38bにおける表面とセラミック素子本体22との境界部36c,38cの全体に形成されている。これにより、セラミック電子部品10’’はさらに高い耐マイグレーション性を奏する。
図5は、セラミック電子部品10の別の例を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。図5に示すセラミック電子部品10’’’は、また、シリコーンレジンを含む防水処理膜40が、セラミック電子部品10’’’の主面24側において、外部電極36,38の側面外部電極部36b,38bの表面全体に形成されている。これにより、セラミック素子本体22の表面に発生した結露による水滴が側面外部電極部36b,38b側に移動してくることにより生ずるイオン化が抑制され、セラミック電子部品10’’’についてもさらに高い耐マイグレーション性を奏する。
なお、セラミック電子部品10’,10’’,10’’’には、それぞれの防水処理膜40の表面においてシランカップリング処理膜42が形成されるのが好ましい。
次に、本発明にかかるセラミック電子部品の耐マイグレーション性の効果を確認するために行った実験例について以下に説明する。
(実験例1)
実験例1では、コンデンサ素子20に防水処理膜40を形成することによる効果を評価した。
実験例1では、以下に示す実施例1ないし実施例7ならびに比較例1および比較例2のセラミック電子部品を製造し、それらのセラミック電子部品についてイオンマイグレーションの発生の有無を評価するために結露サイクル試験を行い、また、シリコーンレジンを含む防水処理膜が形成されたセラミック電子部品のはんだ濡れ性を評価した。
実施例1ないし実施例7ならびに比較例1および比較例2では、上述の方法でコンデンサ素子20を製造した。この場合、コンデンサ素子20の外形寸法を長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.8mmとした。また、セラミック層30(誘電体セラミック)として、チタン酸バリウム系誘電体セラミックを用いた。さらに、内部電極32,34の材料としてNiを用いた。さらに、外部電極36,38の下地電極の材料としてCuを用い、Cuの下地電極上にNiおよびSnめっきを施した。また、外部電極36および外部電極38の間の最短距離は、0.8mmとした。
実施例1は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:AY42−182(東レ・ダウコーニング社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤にコンデンサ素子20を30分間浸漬した後、それを引き上げて100℃で30分間乾燥し、防水処理膜40が形成されたセラミック電子部品10を得た。
実施例2は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:AY42−163(東レ・ダウコーニング社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
実施例3は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:SR−2402(東レ・ダウコーニング社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
実施例4は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:KC−89S(信越シリコーン社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
実施例5は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:KR−271(信越シリコーン社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
実施例6は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:KR−500(信越シリコーン社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
実施例7は、防水処理膜40に使用するシリコーンレジンとして、商品名:KR−255(信越シリコーン社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に対して、実施例1と同様の処理を行った。
比較例1は、コンデンサ素子20に対して防水処理膜40を形成する処理を行わなかった。また、比較例2は、防水処理膜40に使用する材料として、フッ素系カップリング剤であるCF3CH2O(CH215Si(OCH331wt%に対してIPS(イソプロピルアルコール)99wt%を添加して希釈したシランカップリング溶液を、防水処理膜を形成するための処理剤として使用した。この処理剤に、コンデンサ素子20を浸漬した後、超音波振動(100W,45kHz)を10分間加え、それを引き上げて10分間室温で自然乾燥し、さらに150℃で30分間乾燥することで、シランカップリング剤の縮合反応を促進させ、比較例2のセラミック電子部品を得た。
(防水処理膜の確認)
実施例1ないし実施例7において得られた防水処理膜40が形成されたセラミック電子部品の側面(LT面)をW方向に1/2の位置まで研磨し、収束イオンビーム加工(FIB加工)にて観察断面を得た。図6は、実施例1において得られたコンデンサ素子20の観察断面をSIM画像で示す。Snめっきの表面に防水処理膜40が形成されていることがわかる。なお、このセラミック電子部品には、FIB加工のための導電膜であるDEPO膜が形成されている。このように実施例1ないし実施例7において得られた防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20の表面をフーリエ変換赤外分光光度計(FT−IR)で分析したところ、すべてにおいて、シリコーンレジンを含む防水処理膜40の形成されていることが確認された。
(結露サイクル試験)
実施例1ないし実施例7において得られたセラミック電子部品を基板にはんだ実装した後、結露サイクル試験を実施した。結露サイクル試験の条件として、試験に用いるセラミック電子部品を、−30℃の低温の環境下で1時間保持し、その後、温度25℃、湿度90%の高温高湿の環境下で1時間かけて保持し(1WV(本試験においては25V))、最後に、温度25℃で1.5時間かけて除湿をして乾燥を行った。そして、これを1サイクルとし、低温と高温高湿とを交互に、48サイクル実施した。また、比較例1および比較例2により得られたセラミック電子部品についても、同様に結露サイクル試験を行った。評価基準は、マイクロスコープにより100倍で観察することにより、試験後にセラミック電子部品の表面に白色または黒色のイオンマイグレーションによる生成物が存在したことが確認された場合、NGと判断した。なお、波長分散型X線分光器(WDX)にてイオンマイグレーションによる生成物を分析すると、SnまたはNiまたはCuを検出することができるので、イオンマイグレーションによる生成物であることを確認することができる。なお、各実施例および比較例において、結露サイクル試験に用いたサンプル数は、それぞれ36個とした。
(はんだ濡れ性の評価)
得られたセラミック電子部品に対して、はんだ小球平衡法を用いてはんだ濡れ性を評価した。評価基準は、ゼロクロスが1s以上でNGと判断した。各実施例および各比較例において、評価に用いたサンプル数は、それぞれ100個とした。
表1は、実施例1ないし実施例7ならびに比較例1および比較例2に行った結露サイクル試験およびはんだ濡れ性の評価の結果を示す。
表1によると、結露サイクル試験において、実施例1ないし実施例7では、いずれのセラミック電子部品10においても、イオンマイグレーションの発生は確認されなかった。したがって、セラミック電子部品10に防水処理膜40が形成されることにより、耐マイグレーション性を有することが確認された。また、はんだ濡れ性の評価において、シリコーンレジンを含む防水処理膜40が形成されたセラミック電子部品10であってもはんだ濡れ性について問題がないことが確認された。
一方、結露サイクル試験において、比較例1においては、防水処理膜40が形成されていないため、試験を行ったすべてのセラミック電子部品においてイオンマイグレーションが発生した。また、比較例2においても、17個のセラミック電子部品においてマイグレーションが発生し、加えて、はんだ濡れ性の評価において、7個のセラミック電子部品において、はんだ濡れ性に問題が発生した。これは、フッ素系カップリング剤が外部電極を覆っており、熱流動性がないため、はんだ濡れ性がNGとなったと考えられる。
(実験例2)
実験例2では、セラミック電子部品に対してシランカップリング処理膜42を形成することによる効果を評価した。
実験例2では、以下に示す実施例8ないし実施例15ならびに比較例3ないし比較例9のセラミック電子部品を製造し、それらのセラミック電子部品についてイオンマイグレーションの発生の有無を評価するために結露サイクル試験を行い、また、自動実装機を用いて基板への実装不良について評価した。
実験例2で用いたコンデンサ素子20は、実験例1と同じものを使用した。また、コンデンサ素子20に形成した防水処理膜40に使用したシリコーンレジンとして、商品名:AY42−163(東レ・ダウコーニング社製)100wt%に対してメタノール100wt%を添加して希釈したものを、防水処理膜40を形成するための処理剤として使用した。この処理剤にコンデンサ素子20を30分間浸漬した後、引き上げて100℃で30分間乾燥し、防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20を得た。
実施例8では、得られたコンデンサ素子20に防水処理膜40が形成された後、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、トリメチルメトキシシラン((CH33SiOCH3)を使用した。このシランカップリング剤に対して、防水処理膜40が形成されたコンデンサ素子20を5分間浸漬した後、それを引き上げて150℃で30分間乾燥し、シランカップリング処理膜42が形成されたセラミック電子部品10を得た。
実施例9では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、メチルトリメトキシシラン(CH3Si(OCH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例10では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、n−オクチルトリエトキシシラン(n−Octyltriethoxysilane)(CH3(CH27Si(OCH2CH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例11では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、n−デシルトリメトキシシラン(Decyltrimethoxysilane)(CH3(CH2)9Si(OCH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例12では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、n−ドデシルトリエトキシシラン(n−Dodecyltriethoxysilane)(CH3(CH211Si(OCH2CH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例13では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、オクタデシルトリエトキシシラン(Octadecyltriethoxysilane)(CH3(CH217Si(OCH2CH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例14では、シランカップリング処理膜42を形成するためのシランカップリング剤として、オクタデシルトリメトキシシラン(Octadecyltrimethoxysilane)(CH3(CH217Si(OCH33)を使用した。このシランカップリング剤に対して、実施例8と同様の処理を行った。
実施例15では、シランカップリング処理膜42を形成せず、得られたコンデンサ素子20に防水処理膜40のみを形成したセラミック電子部品とした。
比較例3ないし比較例9では、得られたコンデンサ素子20に対して、防水処理膜40を形成せずに、シランカップリング処理膜42のみを形成した。
コンデンサ素子20に対して、比較例3では実施例8で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例4では実施例9で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例5では実施例10で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例6では実施例11で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例7では実施例12で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例8では実施例13で使用したシランカップリング剤を使用し、比較例9では実施例14で使用したシランカップリング剤を使用して、シランカップリング
処理膜42を形成したセラミック電子部品を得た。
(防水処理膜およびシランカップリング処理膜の確認)
実施例8ないし実施例15において得られたセラミック電子部品10の表面をフーリエ変換赤外分光光度計(FT−IR)で分析したところ、すべてにおいて、シリコーンレジンを含む防水処理膜40の形成されているこが確認された。また、実施例8ないし実施例14において得られたセラミック電子部品10の表面をX線光電子分光(XPS)で分析したところ、シランカップリング処理膜42が形成されていることが確認された。また、比較例3ないし比較例9において得られたセラミック電子部品の表面をX線光電子分光(XPS)で分析したところ、シランカップリング処理膜が形成されていることが確認された。
(結露サイクル試験)
実施例8ないし実施例15において得られたセラミック電子部品を基板にはんだ実装した後、結露サイクル試験を実施した。結露サイクル試験の条件として、試験に用いるセラミック電子部品を、−30℃の低温の環境下で1時間保持し、その後、温度25℃、湿度90%の高温高湿の環境下で1時間かけて保持し(1WV(本試験においては25V))、最後に、温度25℃で1.5時間かけて除湿をして乾燥を行った。そして、これを1サイクルとし、低温と高温高湿とを交互に、48サイクル実施した。また、比較例3ないし比較例9により得られたセラミック電子部品についても、同様に結露サイクル試験を行った。評価基準は、マイクロスコープにより100倍で観察することにより、試験後にセラミック電子部品の表面に白色または黒色のイオンマイグレーションによる生成物が存在したことが確認された場合、NGと判断した。波長分散型X線分光器(WDX)にてイオンマイグレーションによる生成物を分析すると、SnまたはNiまたはCuを検出することができるので、イオンマイグレーションによる生成物であることを確認することができる。なお、各実施例および比較例において、結露サイクル試験に用いたサンプル数は、それぞれ36個とした。
(自動実装機による基板への実装評価)
自動実装機を用いて、基板への実装不良(たとえば、吸着エラーあるいは持ち帰りエラー)が生じた個数をカウントした。各実施例および各比較例において、評価に用いたサンプル数は、それぞれ1000個とした。
表2は、実施例8ないし実施例15ならびに比較例3ないし比較例9における各セラミック電子部品に対して行った結露サイクル試験および自動実装機による基板への実装評価の結果を示す。
表2によると、結露サイクル試験において、実施例8ないし実施例15では、防水処理膜40が形成されたセラミック電子部品10であるので、いずれの実施例においてもマイグレーションが発生しなかった。また、自動実装機による基板への実装評価において、実施例8ないし実施例14では、セラミック電子部品10における防水処理膜40にシランカップリング処理膜42が形成されることにより、シリコーンレジンを含む、粘度の高い防水処理膜40(耐マイグレーション効果が高い防水剤)を使用した場合に発生する実装時の不具合が発生しないことが確認された。実施例15では、セラミック電子部品にシランカップリング処理膜42が形成されていなかったため、自動実装機のアームにセラミック電子部品が付着することで、実装エラーの発生することが確認された。このように、シランカップリング処理膜42を形成することで、実装時に限らず、セラミック電子部品に形成される防水処理膜を介して対象物などに付着し、ハンドリングが困難となることを抑制できる。
一方、結露サイクル試験において、比較例3ないし比較例9では、防水処理膜40が形成されていないため、20個から36個の間で、セラミック電子部品においてイオンマイグレーションが発生した。なお、自動実装機による基板への実装評価において、比較例3ないし比較例9では、シランカップリング処理膜が形成されたセラミック電子部品であったので、実装エラーはみられなかった。
なお、本発明にかかる実施の形態におけるセラミック素子本体は、誘電体セラミックを用いるので、コンデンサとして機能しているが、これに限られるものではなく、圧電体セラミックを用いた場合は圧電部品として機能し、半導体セラミックを用いた場合はサーミスタとして機能し、磁性体セラミックを用いた場合は、インダクタとして機能する。また、インダクタとして機能する場合は、内部電極は、コイル状の導体となる。
この発明にかかる電子部品は、特に、たとえば高湿下における環境で使用される積層セラミックコンデンサなどの電子部品として好適に用いられる。
10、10’、10’’、10’’’ セラミック電子部品
20 コンデンサ素子
22 セラミック素子本体
24、25 主面
26、27 側面
28、29 端面
30 セラミック層
32、34 内部電極
36、38 外部電極
40 防水処理膜
42 シランカップリング処理膜

Claims (5)

  1. 基体と前記基体の表面に形成された外部電極を有する電子部品において、
    前記外部電極の表面と前記基体の表面との境界部にシリコーンレジンを含む膜が形成されていることを特徴とする電子部品。
  2. 前記基体の少なくとも1つの表面の一部、前記基体の少なくとも1つの表面に形成された前記外部電極の表面の一部および前記外部電極の表面と前記基体の少なくとも1つの表面との境界部の全体に、連続した前記シリコーンレジンを含む膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記外部電極の表面と前記基体の表面との境界部の全体に、前記シリコーンレジンを含む膜が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子部品。
  4. 前記基体の少なくとも1つの表面に形成された前記外部電極の表面の全体に、前記シリコーンレジンを含む膜が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品。
  5. 前記シリコーンレジンを含む膜の表面にシランカップリング処理が施され、シランカップリング処理膜が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子部品。
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