JP2014110121A - 導光部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の光源や複数の光源を用いたときの光量のロスを軽減でき、大型化を抑制できる導光部材を提供する。
【解決手段】棒状の導光部材1であって、長さ方向に沿って設けられた幅広部13と、長さ方向に沿って設けられ、長さ方向と直交する断面において幅広部13から幅方向と直交する方向に突出し、幅広部13よりも幅が狭い幅狭部14とを備える。幅広部13はその側面130と幅狭部14の側面140とを接続する段差面131を有する。幅広部13の長さ方向の端面を光源20から出射された光が入射する入光面132とする。幅広部13から突出した幅狭部14の突出端面を入光面132から入射した光を反射する反射面141とする。幅広部13の幅狭部14と反対側の面を反射面141で反射した光を出射する出光面133とする。
【選択図】図1

Description

本発明は棒状で長さ方向の端面から入射した光を長さ方向に沿う面から出射する導光部材に関する。
特許文献1には棒状の導光部材を備えた照明装置が開示されている。この照明装置は、光源としての発光ダイオードが導光部材の長さ方向の端面に対向する位置に設けられている。発光ダイオードから発せられた光は導光部材の長さ方向の端面から導光部材に導入されるようになっている。そして、この照明装置は、導光部材に導入された光が導光部材の底面に形成された散乱ドットで反射し、この後、導光部材の上面から出射されるようになっている。
特開2005−198106号公報
特許文献1の導光部材のように光源から発せられた光を長さ方向の端面から導入するものは、導光部材の長さ方向から見て光源を導光部材の長さ方向の端面と重複する位置に配置することが好ましい。光源から発せられた光の略全部を導光部材に導入でき、光量のロスを軽減できるからである。
ところが、光源が大型であったり、複数設けられる場合、光源が導光部材の長さ方向から見て導光部材の端面より食み出す可能性がある。また、導光部材の長さ方向と直交する断面のサイズを光源と比例して大きくすれば、前記食み出しを防止できるが、この場合は導光部材の大型化の要因となる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、大型の光源や複数の光源を用いたときの光量のロスを軽減でき、しかも大型化を抑制できる導光部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の導光部材は、棒状の導光部材であって、長さ方向に沿って設けられた幅広部と、同じく長さ方向に沿って設けられ、前記長さ方向と直交する断面において前記幅広部から幅方向と直交する方向に突出し、前記幅広部よりも幅が狭い幅狭部とを備え、前記幅広部はその側面と前記幅狭部の側面とを接続する段差面を有し、前記幅広部の前記長さ方向の端面を光源から出射された光が入射する入光面とし、前記幅広部から突出した前記幅狭部の突出端面を前記入光面から入射した光を反射する反射面とし、前記幅広部の前記幅狭部と反対側の面を前記反射面で反射した光を出射する出光面としたことを特徴とする。
また、前記幅狭部が前記幅広部の前記幅方向の中間部から突出し、前記幅広部が前記幅方向の両側に前記段差面を有することが好ましい。
また、前記長さ方向と直交する断面において前記幅方向の中心を通り且つ前記幅方向と直交する中心線を想定し、前記中心線を中心にして線対称に形成されることが好ましい。
また、前記段差面と前記幅広部の側面とでなす隅部に、他部材に取り付け可能な取付部が形成されることが好ましい。
本発明にあっては、光源から出射された光を入射させる入光面を、幅狭部よりも幅の広い幅広部の長さ方向の端面で構成することができる。このため、入光面の対向位置に配置される光源が大型であったり、入光面の対向位置に複数の光源が配置される場合に、光源から発せられた光が入光面から入射しやすくなり、光量のロスを抑えることができる。また、幅狭部の幅を幅広部よりも狭くして段差面を形成したことにより、導光部材の小型化を図ることができる。
本実施形態の一例の導光部材の断面図である。 同上の導光部材を組み込んだ照明装置の説明図である。 非対称にした他例の導光部材の断面図である。 一の段差面を設けた他例の導光部材の断面図である。 導光部材の長手方向から見た導光部材と光源の位置関係を示す説明図である。 式1〜3の導出に用いた用語を示す説明図である。 (a)〜(c)は本実施形態の導光部材の断面形状パターンを示す図である。 式4及び式5の導出に用いた用語を示す説明図である。 式6及び式7の導出に用いた用語を示す説明図である。 同上の導光部材の断面形状の一例を示す断面図である。 同上の導光部材の断面形状の他例を示す断面図である。 同上の導光部材の断面形状のさらに他例を示す断面図である。 両側に取付部を設けた他例の導光部材の断面図である。 取付部及び面取部を設けた他例の導光部材の断面図である。 (a)〜(c)は図10に示される導光部材の変形例を示す断面図である。 図11に示される導光部材の変形例を示す断面図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態の導光部材1は直線棒状であって照明装置等に組み込まれて用いられる。図2には導光部材1を組み込んだ照明装置2が示されている。照明装置2は導光部材1の長さ方向の端面から入射した光を導光部材1の長さ方向に沿う面から出射させるエッジライト型である。照明装置2は、本実施形態の導光部材1に加えて、光源20及びこれを実装する制御基板21を具備している。
図2に示される照明装置2は、導光部材1の長さ方向の両側に光源20が配置されている。各光源20は導光部材1の長さ方向の端面に対向する位置に配置されている。光源20としては例えばLEDが用いられる。各光源20が発光すると、この光は導光部材1の対応する長さ方向の端面(詳しくは後述する入光面132)から導光部材1に導入される。続いて、この光は概ね導光部材1の長さ方向の反対側の端面に向かって進行する。そして、この光は前記進行の過程において導光部材1の長さ方向に沿う一面(すなわち、後述する反射面141)で拡散反射し、導光部材1の長さ方向に沿う他の一面(すなわち、後述する出光面133)から出射される。なお、照明装置2は導光部材1の長さ方向における片側にのみ光源20が配置されるものであってもよい。また、光源20は導光部材1の長さ方向における両側又は片側に複数ずつ設けてもよい。
導光部材1は合成樹脂製であって、その材料としては例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明な樹脂が用いられる。なお、導光部材1の材料としては合成樹脂に限られず、その他の材料を用いて形成しても構わない。
導光部材1の断面形状は長さ方向において略一様である。なお、ここで言う略一様とは、完全に同一であることに加えて、例えば光むらを抑制するために反射面141や出光面133等の形状を微細に変化させるものも含まれる。
図1には導光部材1の長さ方向に直交する断面が示されている。同図に示されるように、導光部材1は幅広部13と幅狭部14で構成されている。図示例の幅広部13は断面矩形状であって幅狭部14よりも幅が広く断面積が大きい。幅狭部14は幅広部13の幅方向の中央部から突出し、その突出方向は導光部材1の厚み方向と平行である。なお、ここで言う厚み方向とは反射面141と出光面133の対向方向であり、また、導光部材1の長さ方向と直交する断面において幅方向と直交する方向である。
幅広部13はその側面130と幅狭部14の側面140とを接続する段差面131を両側に有している。導光部材1の長さ方向の両端面は、幅広部13の長さ方向の端面と、この面と面一となる幅狭部14の長さ方向の端面とで構成されている。また、図1に示される導光部材1は、長さ方向と直交する断面において幅方向の中心を通り且つ幅方向と直交する中心線CLを想定したとき、中心線CLを中心に線対称形状に形成されている。なお、導光部材1は図3や図4に示されるように非対称に形成されてもよい。また、図1に示される導光部材1は幅広部13の両側に段差面131を形成したが、図4に示されるように幅広部13の片側にのみ段差面131を形成してもよい。
導光部材1は、図2に示されるように、入光面132、出光面133、及び反射面141を備えている。入光面132は、幅広部13の長さ方向の端面で構成されている。入光面132は導光部材1の長さ方向と直交している。導光部材1を照明装置2に組み込んで用いるとき、入光面132の幅広部13に対応する部分が光源20に対向配置され、同部より光源20から出射された光が導入される。光源20は例えば図5に示されるように導光部材1の長さ方向から見て幅広部13と重複する箇所にのみ配置され、幅広部13の外縁よりも内側に配置される。なお、光源20は、導光部材1の長さ方向から見て、幅広部13及び幅狭部14と重複する箇所に配置されてもよい。また、図2に示されるように導光部材1の長さ方向の両側に光源20が配置される場合は幅広部13の長さ方向の両端面が入光面132として用いられる。また、導光部材1の片側にのみ光源20が配置される場合は幅広部13の長さ方向の一端面のみが入光面132として用いられる。
図1に示されるように幅狭部14の突出端面は導光部材1の厚み方向と直交しており、この幅狭部14の突出端面で導光部材1の長さ方向に亘る反射面141(光拡散面)が構成されている。反射面141は例えば幅狭部14の突出端面に印刷や蒸着によって反射性の物質を設けたり、微細な凹凸を設けたり、二色成形によって反射部分を設けたりすることによって形成される。
幅広部13の幅狭部14と反対側の面は反射面141に対向しており、同面で導光部材1の長さ方向に亘る出光面133が構成されている。出光面133は導光部材1の厚み方向に対して直交している。反射面141で反射した光は出光面133に至り、この出光面133の全体から帯状の光として出射される。
図1に示されるように幅狭部14はその幅が幅広部13側に行く程大きくなっている。幅狭部14の幅方向の両側面140は、反射面141で反射した後、幅狭部14の両側面に至った光が、概ね出光面133側に向かって全反射するように湾曲しており、両側面140を合わせて断面略放物線状の曲面を成すようになっている。
ところで、導光部材1は、出光面133から出射される光の量が減少することを抑制するため、長さ方向と直交する断面形状が以下の式1〜3を満たす形状であることが好ましい。
λ<φij≦π/2・・・(式1)
0≦ψij<λ・・・(式2)
0≦ξjk<λ・・・(式3)
ここで、図6に示されるように、反射面141の幅をA、幅狭部14の幅広部13側の端部の幅をB、出光面133において反射面141の幅方向の中心より図中左側に位置する部分の幅をB、図中右側に位置する部分の幅をBとする。また、反射面141から幅広部13までの長さをH、反射面141から出光面133までの長さをHとする。また、幅狭部14の側面140の各点における厚み方向に対する傾斜角をθとする。また、反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにした場合において、幅狭部14の側面140の各点の幅方向における位置座標をx(但し、−B/2≦x<−A/2、A/2<x≦B/2)、厚み方向における位置座標をy(但し、0<y≦H)とする。また、同じく反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにした場合における、反射面141の各点の幅方向における位置座標をp(但し、−A/2≦p≦A/2)とする。また、反射面141の位置座標pとなる点で反射した光の幅狭部14の側面140の点(x,y)に対する入射角をφijとする。また、反射面141の位置座標pとなる点で反射した後、幅狭部14の側面140の点(x,y)で反射し、この後、出光面133に至る光の出光面133に対する入射角をψijとする。また、反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにした場合に、出光面133において反射面141の位置座標pとなる点で反射した光が直接至る点の幅方向における位置座標をq(但し、−B≦q≦B)とする。また、反射面141の位置座標pとなる点で反射した後、出光面133に直接至る光の出光面133に対する入射角をξjkとする。また、導光部材1の全反射角をλとする。また、導光部材1の屈折率をnとする。ここで、λ=sin−1(1/n)(※空気中)、θ=−tan−1{y/(x+p)}+φij、ψij=π/2−φij−θ、θ=1/2[π/2−ψij−tan−1{y/(x+p)}]、ξjk=tan−1{(q−p)/H}である。
式1を満たすことで、反射面141の各点で反射して幅狭部14の各側面140に至った光は、当該側面140において全反射する。これにより反射面141の各点で反射した光が幅狭部14の各側面140から漏れ出すことを抑制できる。また、式2を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、幅狭部14の側面140の各点で反射し、この後、出光面133に至った光は、出光面133において反射せず、出光面133から出射するようになる。また、式3を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、出光面133に直接至った光は、出光面133において反射せず、出光面133から出射するようになる。
さらに前述の計算式を満たす形状を考える場合、導光部材1内の光線挙動によって以下の形状パターンに区分される。図7(a)に示される第一の形状パターンは、tan−1{(A/2+B/2)/H}≦λ、(A/2+B/2)/H<(A/2+B/2)/Hの場合である。図7(b)に示される第二の形状パターンは、tan−1{(A/2+B/2)/H}≦λ、(A/2+B/2)/H≧(A/2+B/2)/Hの場合である。図7(c)に示される第三の形状パターンは、tan−1{(A/2+B/2)/H}>λ、tan−1{(A/2+B/2)/H}≦λの場合である。
導光部材1が第一〜第三の形状パターンであるとき、式1に加えて以下の式4及び式5を満たす形状であることが好ましい。
λ<ζijl≦π/2・・・(式4)
0≦ηijkl<λ・・・(式5)
ここで、図8に示されるように、反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにした場合において、幅広部13の各側面130の各点の幅方向における位置座標をx′{但し、B/2≦X′≦B}、厚み方向における位置座標をy′{但し、H≦y′≦H}とする。また、反射面141の点pで反射した後、幅狭部14の側面140の点(x,y)で反射し、この後、幅広部13の側面130に至る光の側面130に対する入射角をζijlとする。また、反射面141の位置座標pとなる点で反射した後、幅狭部14の側面140の点(x,y)で反射し、この後、幅広部13の側面130の点(x,y)で反射し、この後、出光面133に至る光の出光面133に対する入射角をηijklとする。ここで、ζijl=tan−1{(y′−y)/(x′−x)、ηijkl=π/2−ζijlである。
式4を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、幅狭部14の各側面140の各点で反射し、この後、幅広部13の各側面130に至った光は、幅広部13の各側面130において全反射する。これにより反射面141の各点で反射した後、幅狭部14の各側面140の各点で反射した光が幅広部13の各側面130から漏れ出すことを抑制できる。また、式5を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、幅狭部14の各側面140の各点で反射し、この後、幅広部13の各側面130で反射して出光面133に至った光は、出光面133において反射せず、出光面133から出射するようになる。
また、導光部材1が第二の形状パターン及び第三の形状パターンであるとき、以下の式6、式7を満たす形状であることが好ましい。
λ<εjl≦π/2・・・(式6)
0≦ωjkl<λ・・・(式7)
ここで、図9に示されるように、反射面141の位置座標pとなる点で反射し、幅広部13の側面130に至る光の側面130に対する入射角をεjlとする。また、反射面141の位置座標pとなる点で反射した後、幅広部13の側面130の点(x′、y′)で反射し、この後、出光面133に至る光の出光面133に対する入射角をωjklとする。ここで、εjl=tan−1{y′/(x′−p)}、ωjkl=π/2−εjlである。
式6を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、幅広部13の各側面130に至った光は、側面130において全反射する。これにより、反射面141の各点で反射した光が幅広部13の各側面130から漏れ出すことを抑制できる。また、式7を満たすことで、反射面141の各点で反射した後、幅広部13の各側面130で反射し、この後、出光面133に至った光は、出光面133において反射せず、出光面133から出射するようになる。
図10には式1〜3、6、7を満たす断面形状を有する導光部材1が示されている。この導光部材1の形状設計にあっては、導光部材1の断面形状を左右対称とし、幅狭部14の側面140が以下の式8の関数によって特定される曲線となるように設定されている。
y(x)=1.06x−4.23x+7.1x−3.9x+0.64・・・(式8)
すなわち、図10では幅狭部14の側面140を式8において変数x値毎に得られるxy座標点を連続的にプロットした曲線にしている。ここで、x、yは反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにしたときの側面140における位置座標である。また、0.5≦x≦1.7、導光部材材質屈折率n:1.49(空気屈折率=1)である。また、反射面141の幅(A)、反射面141から幅広部13までの長さ(H)、幅狭部14から出光面133までの長さ(H−H)、幅広部13の幅(B+B)は、夫々1、2.6、11、11である。図10に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光のうち、直接出光面133に至った光、及び幅広部13の側面130で反射した後に出光面133に至った光が全て出射されていることがわかる。
図11には式1〜3を満たす断面形状を有する導光部材1が示されている。この導光部材1の形状設計にあっては、導光部材1の断面形状を左右対称とし、幅狭部14の側面140が式8の関数によって特定される曲線となるように設定されている。ここで、反射面141の幅(A)、反射面141から幅広部13までの長さ(H)、幅狭部14から出光面133までの長さ(H−H)、幅広部13の幅(B+B)は、1、2.6、5、12である。図11に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光が幅広部13の側面130に当たることなく出光面133から出射されていることがわかる。
図12には、式1〜5を満たす断面形状を有する導光部材1が示されている。この導光部材1の形状設計にあっては、導光部材1の断面形状を左右対称とし、幅狭部14の側面140が式9の関数によって特定される曲線となるように設定されている。
y(x)=−3.23x+13.9x−12.2x+5.06x−0.77・・・(式9)
ここで、x、yは反射面141の幅方向の中心を座標原点Oにしたときの側面140における位置座標である。また、0.3≦x≦1.1、導光部材材質屈折率n:1.49(空気屈折率=1)である。また、反射面141の幅(A)、反射面141から幅広部13までの長さ(H)、幅狭部14から出光面133までの長さ(H−H)、幅広部13の幅(B+B)は、夫々0.6、3.8、3、4.5である。図12に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光は幅広部13の側面130には直接至らず、幅狭部14の側面で反射した後、幅広部13の側面130に至ることがわかる。
以上説明した本実施形態の導光部材1は棒状であって、長さ方向に沿って設けられた幅広部13と、同じく長さ方向に沿って設けられた幅狭部14とを備えている。幅狭部14は幅広部13から長さ方向と直交する断面において幅方向と直交する方向に突出し、幅広部13よりも幅が狭い。幅広部13はその側面130と幅狭部14の側面とを接続する段差面131を有している。幅広部13の長さ方向の端面を光源20から出射された光が入射する入光面132としている。幅広部13から突出した幅狭部14の突出端面を入光面132から入射した光を反射する反射面としている。幅広部13の幅狭部14と反対側の面を反射面141で反射した光を出射する出光面133としている。このようにすることで、光源20から出射された光を入射させる入光面132を、幅狭部14よりも幅の広い幅広部13の長さ方向の端面で構成することができる。このため、入光面132の対向位置に配置される光源20が大型であったり、入光面132の対向位置に複数の光源20が配置される場合にも、光源20から発せられた光は入光面132から入射しやすくなり、光量のロスを抑えることができる。また、光源20が対向配置されない幅狭部14の幅を幅広部13よりも狭くしたことで、導光部材1の小型化を図ることができる。
また、図1や図3等に示される導光部材1は、幅狭部14が幅広部13の幅方向の中間部から突出し、幅広部13が幅方向の両側に段差面131を有している。このため、幅狭部14の反射面141で拡散して反射した光が幅広部13の側面130に至り難くなり、幅広部13の側面130から光が漏れ出し難くなる。
また、図1に示される導光部材1は、長さ方向と直交する断面において幅方向の中心を通り且つ幅方向と直交する中心線CLを想定し、中心線CLを中心にして線対称に形成されている。このため、幅狭部14の反射面141で拡散して反射した光を幅広部13の出光面133にバランス良く至らせ、幅広部13の出光面133の広い範囲から光を出射することが可能となり、また、導光部材1の更なる小型化も可能になる。
また、本実施形態の導光部材1は、図13や図14に示されるように導光部材1の段差面131と幅広部13の側面140とでなす隅部16に、他部材に取り付け可能な取付部15を形成してもよい。図13の例では、取付部15として、幅広部13の両側の隅部16に、他部材に嵌合可能な爪部150が形成されている。各爪部150は幅広部13の隅部16から幅狭部14の突出方向と同一方向に突出している。図14の例では、取付部15として、幅広部13の幅方向の片側の隅部16に他部材に嵌合可能な爪部151が形成されている。爪部151は幅広部13の隅部16から幅方向外側に向けて突出している。
また、図15(a)及び図15(b)では、図10に示される導光部材1の隅部16に取付部15を形成した例である。図15(a)に示される取付部15は、幅広部13の段差面131から突出した爪部153である。また、図15(b)に示される取付部15は、幅広部13の側面130から突出したフランジ部152である。このフランジ部152は、幅広部13の側面130において反射面141で反射した光が、直接又は幅狭部14の側面140で反射した後に至る領域以外の領域(図10において寸法線4で示された領域)に形成されている。
上記のように導光部材1の段差面131と幅広部13の側面140とでなす隅部16に取付部15を形成することで、取付部15を他部材に嵌合して導光部材1を他部材に取り付けることができる。このため、導光部材1を照明装置等に組み込んで用いるときに容易に固定することができる。また、取付部15が形成された隅部16には反射面141で反射した光が到達し難く、このため反射面141で反射した光は隅部16から漏れ出し難い。つまり、光量のロスが生じることを抑制しながら、取付部15を形成することができる。図15(a)及び図15(b)に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光が取付部15に到達せず、出光面133から出射されていることがわかる。
また、導光部材1の隅部16は、図14や図15(c)に示されるように面取り状に形成してもよい。図14の例では、爪部151の反対側の隅部16が断面円弧状(R面取り状)の面取部160とされている。また、図15(c)の例は、図10に示される導光部材1の両側の隅部16を断面円弧状(R面取り状)の面取部161としている。各面取部161は、段差面131全体に亘って形成されており、幅広部13の側面130において反射面141で反射した光が、直接又は幅狭部14の側面140で反射した後に至る領域以外の領域に形成されている。図15(c)に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光が面取部160に到達せずに出光面133から出射されていることがわかる。また、このように導光部材1の隅部16を面取り状にすることで、導光部材1をさらに小型化できる。
また、図16に示されるように出光面133と幅広部13の側面140とでなす隅部17に取付部15を形成してもよい。この例は、図11に示される導光部材1の両側の隅部17に取付部15が形成されている。各取付部15は幅広部13の側面から突出して先端側を幅狭部14の突出方向に屈曲した爪部154である。図16に示される光線解析結果より、反射面141で反射した光が爪部154に至ることなく出光面133から出射されていることがわかる。
なお、本発明は前記実施形態にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施し得る。
CL 中心線
1 導光部材
13 幅広部
14 幅狭部
15 取付部
20 光源
130 幅広部の側面
131 段差面
132 入光面
133 出光面
140 幅狭部の側面
141 反射面

Claims (4)

  1. 棒状の導光部材であって、
    長さ方向に沿って設けられた幅広部と、
    同じく長さ方向に沿って設けられ、前記幅広部から前記長さ方向と直交する断面において幅方向と直交する方向に突出し、前記幅広部よりも幅が狭い幅狭部とを備え、
    前記幅広部はその側面と前記幅狭部の側面とを接続する段差面を有し、
    前記幅広部の前記長さ方向の端面を光源から出射された光が入射する入光面とし、前記幅広部から突出した前記幅狭部の突出端面を前記入光面から入射した光を反射する反射面とし、前記幅広部の前記幅狭部と反対側の面を前記反射面で反射した光を出射する出光面としたことを特徴とする導光部材。
  2. 前記幅狭部が前記幅広部の前記幅方向の中間部から突出し、前記幅広部が前記幅方向の両側に前記段差面を有することを特徴とする請求項1に記載の導光部材。
  3. 前記長さ方向と直交する断面において前記幅方向の中心を通り且つ前記幅方向と直交する中心線を想定し、前記中心線を中心にして線対称に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の導光部材。
  4. 前記段差面と前記幅広部の側面とでなす隅部に、他部材に取り付け可能な取付部が形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導光部材。
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