JP2014108303A - 炊飯装置 - Google Patents

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【課題】 内鍋の孔を介した水の流れを使って美味しく炊き上げる炊飯装置を提供する。
【解決手段】 炊飯装置1は、外鍋10を備える。底部23に孔23aが設けられた内鍋20を備える。内鍋20の下部であって、外鍋10と内鍋20との間に配置される緩衝部材30とを備える。外鍋10の側部11と底面13、及び内鍋20の側部21には、孔が設けられない。緩衝部材30は、内鍋20の底部23に設けられた孔23aの少なくとも一部を囲むリング形状を有し、緩衝部材30を構成するリング形状の外周面と内周面とが貫通するか上面と下面とが貫通するように、リング形状の一部に切欠き若しくは孔が設けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、炊飯装置に関する。
従来、特許文献1のように、外鍋と内鍋を使って米を炊き上げる装置が提案されている。
特開平05−161540号公報
しかし、カルキ成分の除去を考慮した構成であって、内鍋の孔を介した水の流れで美味しく炊き上げる観点からは望ましい構成にはなっていない。
したがって本発明の目的は、内鍋の孔を介した水の流れを使って美味しく炊き上げる炊飯装置を提供することである。
本発明に係る炊飯装置は、外鍋と、底部に孔が設けられた内鍋と、内鍋の下部であって、外鍋と内鍋との間に配置される緩衝部材とを備え、外鍋の側部と底面、及び内鍋の側部には、孔が設けられず、緩衝部材は、内鍋の底部に設けられた孔の少なくとも一部を囲むリング形状を有し、緩衝部材を構成するリング形状の外周面と内周面とが貫通するか上面と下面とが貫通するように、リング形状の一部に切欠き若しくは孔が設けられる。
緩衝部材によって、外鍋の底部の上面と、内鍋の底部の下面との間に空間が形成される。
炊飯が完了したときには、米と水から生じた澱粉糊の殆どは当該空間に流れ落ち、かかる澱粉糊が殆ど無い状態で、内鍋に炊き上がった米が残り、澱粉糊が混ざった米と比較して美味しい米を炊き上げることが可能になる。
内鍋は、底部に孔が設けられていること以外は、通常の炊飯装置の釜と略同じ形状を有するので、特別な動作を加えずに、炊き上がった米の取り出しなどが可能になる。外鍋、内鍋、緩衝部材は、別体構造でも良いし、緩衝部材が外鍋か内鍋の一方に一体的に構成される形態であってもよい。
当該空間の外で、外鍋と内鍋との間の水の当該空間への流入は、緩衝部材の切欠き(若しくは孔)を介して行われるため、切欠き(若しくは孔)の数や大きさに応じて流入速度を調整出来る。
孔は、側部に設けられず、底部にだけ設けられるので、側部を介しての水の流出入が無い状態で、内鍋の外側の水を底部の下から流入させて、下方向から上方向への大きな対流を起こして、勢いで米を撹拌し、澱粉糊の殆どを洗い流して排出させることが可能になる。すなわち、内鍋の孔を介した水の流れを使って美味しく炊き上げることが可能になる(側部にも孔があると、澱粉糊が洗い流されずに内鍋内に残った状態で、水などが孔から排出される可能性がある)。
好ましくは、外鍋の底部の中央部が盛り上がった形状を有する。
澱粉糊が外鍋の底部の上面中央部に滞留すると、底部の中央部の温度が局部的に上昇し、かかる上昇した温度を検知して炊飯が完了したと誤判断する可能性があるが、底部の上面の中央部を盛り上げて、澱粉糊がかかる部分に滞留しないようにすることにより、当該誤判断を起きにくくすることが出来る。
また、好ましくは、リング形状の一部に設けられた切欠き若しくは孔の大きさは、外周面のものの方が内周面のものよりも大きい、若しくは上面のものの方が下面のものよりも大きい。
緩衝部材の外側から当該空間へは液体が流入しやすく、当該空間から外側へは液体が流出しにくく出来る。
また、好ましくは、緩衝部材を構成するリング形状の外周は、内鍋の底部に設けられた孔の総てを囲む大きさを有する。
また、好ましくは、緩衝部材を構成するリング形状について、切り欠き若しくは孔の大きさや数や内径や外径の少なくとも1つが異なる複数種類のものが設けられる。
複数種類の緩衝部材を用意することで、緩衝部材の内周の内側に囲まれる孔の数と外周の外側に位置する孔の数などを変え、底部から流入する水の流れを制御し、炊き上がり加減を使用者の好みに合わせて調整することが可能になる。
また、好ましくは、外鍋は、炊飯器の釜と同じ外形を有する。
通常の炊飯器の釜の部分を外鍋と内鍋と緩衝部材とに置き換えるだけで、本実施形態の発明の効果を得ることが可能になる。
また、好ましくは、緩衝部材は、リング形状の周囲に、内鍋の底部の周縁部を覆う受け部を有する。
受け部が無い形態に比べて、緩衝部材を内鍋の所定の位置への取り付けや位置決めが簡単に行えるメリットがある。
本発明に係る炊飯装置は、底部に孔が設けられた内鍋と、内鍋の下部であって、内鍋と炊飯器の釜との間に配置される緩衝部材とを備え、内鍋の側部には、孔が設けられず、緩衝部材は、内鍋の底部に設けられた孔の少なくとも一部を囲むリング形状を有し、緩衝部材を構成するリング形状の外周面と内周面とが貫通するか上面と下面とが貫通するように、リング形状の一部に切欠き若しくは孔が設けられる。
内鍋と緩衝部材だけを用意し、既存の炊飯器の釜を外鍋として流用して、本発明(炊飯装置)の効果を得ることが可能になる。
以上のように本発明によれば、内鍋の孔を介した水の流れを使って美味しく炊き上げる炊飯装置を提供することができる。
本実施形態における外鍋を上から見た斜視図である。 外鍋の内側に、緩衝部材を介して、内鍋を載置した状態を上から見た斜視図である。 内鍋を下から見た斜視図である。 緩衝部材を下から見た斜視図である。 内鍋と緩衝部材とが接触した状態を下から見た斜視図である。 本実施形態における炊飯装置の断面構成図である。 外鍋の底部の上面中央部を盛り上げた形態の炊飯装置の断面構成図である。 緩衝部材の外周の外側に、内鍋の孔が位置しない形態における、内鍋と緩衝部材とが接触した状態を下から見た斜視図である。 緩衝部材の外周の外側に、内鍋の孔が位置しない形態における、炊飯装置の断面構成図である。 緩衝部材の外径と内径を図9よりも小さくした形態における、炊飯装置の断面構成図である。 内鍋の底部の周縁部に取り付ける緩衝部材を下から見た斜視図である。 図11の緩衝部材を内鍋に取り付けた状態を下から見た斜視図である。 図11の緩衝部材を、内鍋の底部の周縁部に取り付けた形態における、炊飯装置の断面構成図である。 底部に脚を設けた内鍋に、図11の緩衝部材を取り付けた状態を下から見た斜視図である。 内鍋の底部に脚を設けた形態における、炊飯装置の断面構成図である。 緩衝部材を内鍋の底部に一体的に構成した状態を下から見た斜視図である。 通常の炊飯器の釜を、外鍋と内鍋と緩衝部材とに置き換えた形態の断面構成図である。 リング形状部分の上部に受け部を設けた緩衝部材を下から見た斜視図である。 リング形状部分の上部に受け部を設けた緩衝部材を内鍋に取り付けた状態を下から見た斜視図である。 リング形状部分の上部に受け部を設けた緩衝部材を内鍋に取り付けた状態における炊飯装置の断面構成図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における炊飯装置1は、外鍋10、内鍋20、緩衝部材30、蓋40を備える(図1〜図6参照)。
外鍋10は、孔が設けられていない側部11と孔が設けられていない底部13を有し、上部が開口する。また、外鍋10は、図1や図2で示すように、取っ手を設けた形態であってもよいし、設けない形態であってもよい。図1や図2以外は、外鍋10も内鍋20も、取っ手を省略している。
内鍋20は、孔が設けられていない側部21と孔が設けられた底部23を有し、上部が開口する。内鍋20の底部23に設けられた孔23aは、内鍋20に入れられた米が通過しないように、0.1mm〜2.0mmの径を有する
緩衝部材(挟まれ部材)30は、外鍋10と内鍋20の両方に接してこれらの間に配置され、具体的には、外鍋10の底部13の上面に載置され、その上に内鍋20の底部23が載置され、外鍋10の底部13と内鍋20の底部23との間を一定に保つ。緩衝部材30は、リング形状を有し、当該リング形状は、内鍋20の底部23の直径よりも小さく、リング形状の内側に内鍋20の底部23に設けられた孔23aの一部を囲む程度の直径を有する。緩衝部材30によって、外鍋10の底部13の上面と、内鍋20の底部23の下面との間に空間100が形成される(図6参照)。本実施形態では、断面がコの字を示すリング形状の緩衝部材30を示すが、異なる断面形状のものであってもよい。
緩衝部材30は、ゴムなど、変形可能な物質で、外鍋10や内鍋20と別体構成である。
緩衝部材30は、外鍋10の底部13の上面と、内鍋20の底部23の下面との間におかれたときに、外鍋10の底部13と内鍋20の底部23と緩衝部材30とで形成される空間100が密閉されないように、すなわち、緩衝部材30を構成するリング形状の側部の一部で外周面と内周面とが貫通するように、リング形状の一部に切欠き30a(若しくは孔)が設けられる。本実施形態では、緩衝部材30は、リング形状を略4等分する位置に4つ切欠き30aが設けられる形態を示す(図4〜図6参照)。
かかる切欠き30a(若しくは孔)は、外周面から内周面にかけて徐々に径が小さくなる(外周面のものの方が内周面のものよりも大きい)形状を有するのが望ましい。この場合、緩衝部材30の外側から空間100へは液体が流入しやすく、空間100から外側へは液体が流出しにくく出来る。
蓋40は、外鍋10の内側に内鍋20を載置した状態で、外鍋10の上部を密閉する(図6参照)。
本実施形態にかかる炊飯装置1は、外鍋10を加熱する加熱装置を備える(不図示)。加熱装置による外鍋10の加熱は、ガスによるものであってもよいし、電気によるものであってもよい。
次に、炊飯する手順を説明する。内鍋20に米を入れる(ステップS11)。外鍋10の底部13の上面に緩衝部材30を載置した状態で、その上に、内鍋20を載置する(ステップS12)。緩衝部材30の内周が、内鍋20の底部23に設けられた孔23aの一部を囲み、孔23aの残りは、緩衝部材30に塞がれるか緩衝部材30の外周の外側に位置するように、緩衝部材30の上に内鍋20が載置される。内鍋20の底部23に図示しない突起部を設けて、かかる突起部に緩衝部材30を掛け止めするなどして、先に、緩衝部材30を内鍋20の底部23に取り付けた後に、これらを外鍋10の底部13の上面に載置する形態であってもよい。
外鍋10や内鍋20に炊飯に必要な量の水を投入する(ステップS13)。蓋40を閉じ、加熱装置を使って、外鍋10を加熱する(ステップS14)。
加熱により、外鍋10や内鍋20に投入された水は熱せられ、空間100内の水は、内鍋20の底部23に設けられた孔23a(緩衝部材30の内周の内側に配置されたもの)を介して、内鍋20に投入された米と混じる。緩衝部材30は、外鍋10や内鍋20と固定されていないが、内鍋20や内鍋20の内部の米や水の重量で押さえつけられている(上下方向で挟まれている)ので、炊飯動作中に動く可能性は少ない。
空間100の外で、外鍋10と内鍋20との間の水は、緩衝部材30に設けられた切欠き30a(若しくは孔)を介して、空間100に流入する、又は、孔23a(緩衝部材30の外周の外側に配置されたもの)を介して、内鍋20に投入された米と混じる。
空間100の外で、外鍋10と内鍋20との間の水の空間100への流入は、緩衝部材30の切欠き30a(若しくは孔)を介して行われるため、切欠き30a(若しくは孔)の数や大きさに応じて流入速度を調整出来る。
炊飯の際に米と水から生じる澱粉糊は、内鍋20の底部23に設けられた孔23aを介して、外鍋10の底部13に流れ落ちる。内鍋20の底部23に設けられた孔23aは、米よりも小さい径なので、米が外鍋10の底部23に流れ落ちることはない。
炊飯が完了したときには、米と水から生じた澱粉糊の殆どは空間100に流れ落ち、かかる澱粉糊が殆ど無い状態で、内鍋20に炊き上がった米が残り、澱粉糊が混ざった米と比較して美味しい米を炊き上げることが可能になる。
内鍋20は、底部23に孔23aが設けられていること以外は、通常の炊飯装置の釜と略同じ形状を有するので、特別な動作を加えずに、炊き上がった米の取り出しなどが可能になる。また、外鍋10、内鍋20、緩衝部材30が別体構造なので、洗浄も簡単に行える。
孔23aは、側部21に設けられず、底部23にだけ設けられるので、側部21を介しての水の流出入が無い状態で、内鍋20の外側の水を底部23の下から流入させて、下方向から上方向への大きな対流を起こして、勢いで米を撹拌し、澱粉糊の殆どを洗い流して排出させることが可能になる。すなわち、内鍋の孔を介した水の流れを使って美味しく炊き上げることが可能になる(側部21にも孔があると、澱粉糊が洗い流されずに内鍋20内に残った状態で、水などが孔から排出される可能性があるが、本実施形態では、側部21に孔が無いのでそういった問題が起きにくい)。
炊飯が完了したかどうかの判断は、炊飯装置1に設けられた所定のセンサー(不図示)が、炊飯時間、加熱温度、外鍋10や内鍋20に残った水分の量などに基づいて行われる。
なお、外鍋10の底部13の中央部近傍の温度で、炊飯が完了したか否かを判断する形態の場合には、外鍋10の底部13の上面の中央部が盛り上がった形状を有するのが望ましい(図7参照)。澱粉糊が外鍋10の底部13の上面中央部に滞留すると、底部13の中央部の温度が局部的に上昇し、かかる上昇した温度を検知して炊飯が完了したと誤判断する可能性があるが、底部13の上面の中央部を盛り上げて、澱粉糊がかかる部分に滞留しないようにすることにより、当該誤判断を起きにくくすることが出来る。
本実施形態では、緩衝部材30の上に内鍋20を載置した時に、内鍋20の底部23に設けられた孔23aが、緩衝部材30の内周の内側にも、外周の外側にも位置するように、緩衝部材30の大きさや内鍋20の孔23aの配置を設定したが、緩衝部材30の外周の外側には位置しないように、緩衝部材30の大きさや内鍋20の孔23aの配置を設定しても良い(図8、図9参照)。この場合には、空間100の外で、外鍋10と内鍋20との間の水は、緩衝部材30に設けられた切欠き30a(若しくは孔)を介して、空間100に流入し、内鍋20の底部23に設けられた孔23a(緩衝部材30の内周の内側に配置されたもの)を介して、内鍋20に投入された米と混じる。緩衝部材30の外周の外側にも孔23aが位置する形態の場合とは異なるような、底部から流入する水の流れにすることが出来、炊き上がり加減を変えることが出来る。
また、孔23aの数や大きさを変える形態に代えて、内径や外径が異なる複数種類の緩衝部材30を用意する形態であってもよい(図10参照)。例えば、リング形状の外周が、内鍋20の底部23に設けられた孔23aの総てを囲む大きさを有する緩衝部材30を用意すれば、図8や図9の状態にすることが出来る。また、リング形状に設けられた切り欠き30a(若しくは孔)の形状や数が異なる緩衝部材30を複数種類用意する形態も考えられる。複数種類の緩衝部材30を用意することで、緩衝部材30の内周の内側に囲まれる孔23aの数と外周の外側に位置する孔23aの数などを変え、底部23から流入する水の流れを制御し、炊き上がり加減を使用者の好みに合わせて調整することが可能になる。
また、緩衝部材30を構成するリング形状が、外鍋10と内鍋20の両方に接してこれらの間に配置される例として、内鍋20の底部23の直径よりも小さく、内鍋20の底部23の下面で接触する形態を説明したが、内径が内鍋20の底部23の直径(若しくは側部21の外径)と略同じで、外径が外鍋10の側部11の内径と略同じで、内鍋20の底部23の周縁部を囲み、外鍋10の側部11と接触する形で配置される形態であってもよい(図11〜図13参照)。
この場合は、緩衝部材30を構成するリング形状の一部で上面と下面とが貫通するように、リング形状の一部に切欠き若しくは孔30bが設けられ、外鍋10の側部11の内側と内鍋20の底部23の周縁部とで緩衝部材30を挟み、内鍋20は緩衝部材30を介して外鍋10の内側に固定されることになるが、安定性を持たせるために、内鍋20の底部23の下面に複数の脚25を設けても良い(図14、図15参照)。
かかる切欠き若しくは孔30bは、上面から下面にかけて徐々に径が小さくなる(上面のものの方が下面のものよりも大きい)形状を有するのが望ましい。この場合、緩衝部材30の外側から空間100へは液体が流入しやすく、空間100から外側へは液体が流出しにくく出来る。
また、緩衝部材30は、外鍋10や内鍋20と別体構造である形態を説明したが、いずれか一方に一体的に形成される形態であってもよい。図16は、内鍋20の底部23の下面に、一体的に形成された緩衝部材30の例を示す。一体的に形成された場合でも、緩衝部材30に設けられた幾つかの切り欠き30a(若しくは孔)を介して、水が流入する。
また、外鍋10と内鍋20と緩衝部材30を、通常の炊飯器の釜と置き換える形態であってもよい(図17参照)。この場合には、外鍋10を通常の炊飯器の釜と同じ外形にし、通常の炊飯器の釜の部分を外鍋10と内鍋20と緩衝部材30とに置き換えるだけで、本実施形態の発明の効果を得ることが可能になる。なお、炊飯器の釜を外鍋10として流用しても良い。この場合は、内鍋20と緩衝部材30だけを用意し、既存の炊飯器の釜を外鍋10として流用して、本実施形態における炊飯装置1の効果を得ることが可能になる。
また、緩衝部材30が、リング形状部分の上部に内鍋20の底部23の周縁部を覆う受け部30cを有する形態であっても良い(図18〜図20参照)。受け部30cの内側は、内鍋20の底部23の周縁部の外側と略同じ形状を有する。これにより、受け部30cが無い形態に比べて、緩衝部材30を内鍋20の所定の位置への取り付けや位置決めが簡単に行えるメリットがある。
1 炊飯装置
10 外鍋
11 外鍋の側部
13 外鍋の底部
20 内鍋
21 内鍋の側部
23 内鍋の底部
23a 孔
25 脚
30 緩衝部材
30a 切欠き
30b 孔
30c 受け部

Claims (8)

  1. 外鍋と、
    底部に孔が設けられた内鍋と、
    前記内鍋の下部であって、前記外鍋と前記内鍋との間に配置される緩衝部材とを備え、
    前記外鍋の側部と底面、及び前記内鍋の側部には、孔が設けられず、
    前記緩衝部材は、前記内鍋の底部に設けられた孔の少なくとも一部を囲むリング形状を有し、
    前記緩衝部材を構成する前記リング形状の外周面と内周面とが貫通するか上面と下面とが貫通するように、前記リング形状の一部に切欠き若しくは孔が設けられることを特徴とする炊飯装置。
  2. 前記外鍋の底部の中央部が盛り上がった形状を有することを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  3. 前記リング形状の一部に設けられた切欠き若しくは孔の大きさは、外周面のものの方が内周面のものよりも大きい、若しくは上面のものの方が下面のものよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  4. 前記緩衝部材を構成するリング形状の外周は、前記内鍋の底部に設けられた孔の総てを囲む大きさを有することを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  5. 前記緩衝部材を構成するリング形状について、前記切り欠き若しくは孔の大きさや数や内径や外径の少なくとも1つが異なる複数種類のものが設けられることを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  6. 前記外鍋は、炊飯器の釜と同じ外形を有することを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  7. 前記緩衝部材は、前記内鍋の底部の周縁部を覆う受け部を有することを特徴とする請求項1に記載の炊飯装置。
  8. 底部に孔が設けられた内鍋と、
    前記内鍋の下部であって、前記内鍋と炊飯器の釜との間に配置される緩衝部材とを備え、
    前記内鍋の側部には、孔が設けられず、
    前記緩衝部材は、前記内鍋の底部に設けられた孔の少なくとも一部を囲むリング形状を有し、
    前記緩衝部材を構成する前記リング形状の外周面と内周面とが貫通するか上面と下面とが貫通するように、前記リング形状の一部に切欠き若しくは孔が設けられることを特徴とする炊飯装置。
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