JP2014108030A - 電動モータ及びファンモータ - Google Patents
電動モータ及びファンモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014108030A JP2014108030A JP2012261911A JP2012261911A JP2014108030A JP 2014108030 A JP2014108030 A JP 2014108030A JP 2012261911 A JP2012261911 A JP 2012261911A JP 2012261911 A JP2012261911 A JP 2012261911A JP 2014108030 A JP2014108030 A JP 2014108030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball bearings
- bearing holder
- bearing
- stator
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2380/00—Electrical apparatus
- F16C2380/26—Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
【解決手段】複数のティース部18bにそれぞれコイル10が巻装されているステータ11と、ステータ11の径方向中央に固定され、2つの玉軸受93,94が内嵌されている軸受ホルダ60と、2つの玉軸受93,94を介し、ステータ11に対して回転自在に支持されている回転軸13と、回転軸13に設けられ、ステータ11を覆うように形成されたロータヨーク28と、ロータヨーク28に、ステータ11と対向するように配置された複数のマグネット30とを備え、軸受ホルダ60に、2つの玉軸受93,94の相対位置を保持するカラー70を設けると共に、凸部64を設けた。
【選択図】図1
Description
そして、雄ネジ部にロックナットを螺入することにより、2つの玉軸受の内輪が軸方向内側へと押圧される。一方、縮径部の両端に形成された段差部により、玉軸受の外輪の軸方向内側への移動が規制される。これにより、軸受ホルダに対する2つの玉軸受及び回転軸の位置決めが行われる(例えば、特許文献1参照)。
この場合、前記軸受ホルダは、金属板を筒状に形成してなり、前記規制部は、前記軸受ホルダの周壁の一部を径方向内側に切起して形成された切起し部としてもよい。
また、軸受ホルダの内周面の全周に渡って規制部を設ける場合と比較して、軸受ホルダの内周面の真円度が悪化してしまうことを防止できる。
(ファンモータ)
次に、この発明の第1実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1は、ファンモータの縦断面図、図2は、図1のA部拡大図である。尚、図1中矢印Fは、車両の前方側を指している。以下の説明においては、矢印Fの指す方向を「前方」、矢印Fの指す方向と逆の方向を「後方」などと称して説明する(以下の第2実施形態についても同様)。
電動モータ2は、所謂アウタロータ型のブラシレスモータであって、後述するステータコア18の径方向外側に向かって放射状に突出する複数のティース18bに励磁用の複数のコイル10が巻装されたステータ11と、ステータ11を支持するブラケット12と、ブラケット12に回転自在に支持されるロータ14と、ロータ14の回転をフィードバックしてコイル10の通電を制御する制御ユニット15とを備えている。そして、ファンモータ1は、ロータ14の回転軸13が前後方向に沿うように車体(不図示)に配置されている。
尚、以下の説明において、車体にファンモータ1を取り付けた状態で、ファンモータ1の鉛直方向下方(図1における下方)を単に下方と称し、ファンモータ1の鉛直方向上方(図1における上方)を単に上方と称して説明する(以下の第2実施形態についても同様)。
ブラケット12は、略円板状に形成されたものであって、その外周縁部に締結部である複数の固定アーム12aが延設されている。固定アーム12aは、ファン本体3の周囲を取り囲んで送風を案内するファンシュラウド16に締結固定されている。ファンシュラウド16は、ラジエータの後方側に固定設置されるようになっている。
また、ブラケット12の前方側には、外周部に略円筒状の水浸入規制壁25が一体成形されている。この水浸入規制壁25は、後述のロータヨーク28やファンボス34と協働してラビリンス部91を形成し、電動モータ2とファン本体3の間の空間に水が浸入しにくくなるように構成されたものである。
ステータコア18は磁性鋼板を多数積層してなり、略円環状のコア本体18aを有している。このコア本体18aが、ステータ台座部52に載置されている。そして、コア本体18aの内周面の一部が、リング部53に外嵌された状態になっている。また、コア本体18aには、ステータ台座部52の雌ネジ部54に対応する箇所に、複数の貫通孔55が形成されている。各貫通孔55に、前方側からボルト56を挿通し、雌ネジ部54に螺入することによって、ステータ台座部52にコア本体18aが締結固定される。
ティース18bの先端は、ブラケット12に形成されている第1円筒壁26と第2円筒壁27との間に至るまで延出している。このように形成されたティース18bと、各円筒壁26,27とによりラビリンス部92が形成される。
さらに、ボス部50の内側には、ロータ14の回転軸13を回転自在に支持するための軸受ホルダ60が内嵌されている。軸受ホルダ60は、金属板に深絞り加工を施したものであって、2段の段付き形状に形成された段付円筒部61と、段付円筒部61の前端に屈曲形成された外フランジ部62とにより構成されている。
段付円筒部61は、ボス部50の内周面51の縮径部51aに内嵌される縮径円筒部61aと、ボス部50の内周面51の拡径部51cに内嵌される拡径円筒部61bと、これら縮径円筒部61aと拡径円筒部61bとを連結する段差部61cとにより構成されている。
また、軸受ホルダ60をボス部50に取り付けた状態では、縮径円筒部61aの前端(前方側)は、ボス部50の内周面51の傾斜部51bと拡径部51cとの接続部分に位置している。一方、縮径円筒部61aの後端(後方側)は、ボス部50の後端(後方側)から若干突出している。また、拡径円筒部61bは、縮径円筒部61aの前端(前方側)からステータコア18の前端面(前方側)に至るまで延在されている。そして、外フランジ部62は、ステータコア18の前方側においてコア本体18aに当接した状態になっている。
そして、縮径円筒部61aには、凸部64及び水抜き孔65よりも後方に、回転軸13の後端を回転自在に支持するためのリヤ側玉軸受(第2玉軸受)93が挿入されている。また、拡径円筒部61bには、回転軸13の前側を回転自在に支持するためのフロント側玉軸受(第1玉軸受)94が圧入されている。これにより、2つの玉軸受93,94の間に、それぞれ凸部64と水抜き孔65とが設けられた状態になる。
すなわち、リヤ側玉軸受93が、フロント側玉軸受94側に向かって(前方に向かって)移動しようとすると、リヤ側玉軸受93の外輪93bが凸部64に当接し、リヤ側玉軸受93のフロント側玉軸受94側への移動が規制されるようになっている。
このように構成された軸受ホルダ60に、ロータ14の回転軸13が回転自在に支持されている。回転軸13は、段付き状に形成されており、2つの玉軸受93,94に回転自在に支持されている軸本体21と、軸本体21の前方に段差により拡径形成されたロータヨーク支持部22と、ロータヨーク支持部22の前方に段差により縮径形成されたファン支持部23と、ファン支持部23の前方に段差により縮径形成された不図示の雄ネジ部とを有している。
L1>L2・・・(1)
を満たすように設定されている。
まず、ロータヨーク28の底部28aにバーリング加工を施し、ブラケット12側に向かって立ち上がるバーリング部32aを形成する。この後、バーリング部32a内に不図示の円柱状の治具を挿入する。この円柱状の治具の直径は、ロータヨーク支持部22の直径よりもやや小さくなるように設定されている。
このように嵌合部32を形成することにより、バーリング部32aの肉厚が十分確保され、ロータヨーク支持部22への圧入力を十分確保することができる。このため、回転軸13とロータヨーク28とを強固に固定できる。
尚、補強フランジ部33は、ロータヨーク28の周壁28cの外周面に滴下した水滴が、周壁28cの開口部28b側に流れ込むのを規制する規制壁としても機能する。
回転軸13のファン支持部23には、ファン本体3が支持されている。ファン本体3は、有底筒状のファンボス34と、ファンブレード35とが樹脂により一体成形されたものである。そして、ファンボス34の開口部34aをブラケット12側に向けた状態で、ファンボス34の底壁34bがファン支持部23に取り付けられる。
金属プレート37は、例えば、インサート成形によりファンボス34と一体化されている。金属プレート37は、ファン本体3を回転軸13に直接固定するための軸固定部を構成するものである。金属プレート37の径方向中央には、回転軸13のファン支持部23が内嵌される嵌合孔38が形成されている。
そして、ファン支持部23に座金39及び金属プレート37を取り付けた後、回転軸13の前端(前方)に形成されている不図示の雄ねじ部にナット40を螺入する。これにより、ファン支持部23に座金39及び金属プレート37が共締めされ、回転軸13とファン本体3とが一体化される。
次に、ファンモータ1の組み立て方法について説明する。
まず、単品状態の軸受ホルダ60に2つの玉軸受93,94及びカラー70を組み付ける。具体的には、まず、軸受ホルダ60の拡径円筒部61bにフロント側玉軸受94を圧入する。このとき、フロント側玉軸受94を軸受ホルダ60の外フランジ部62から定寸となるよう圧入する。これにより、フロント側玉軸受94の位置決めが行われる。
次に、不図示の治具に、縮径円筒部61aの開口側からカラー70を挿入する。続いて、縮径円筒部61aに、リヤ側玉軸受93を挿入する。このとき、カラー70の端面に当接するまでリヤ側玉軸受93を挿入する。
このような構成のもと、ステータ11のティース18bに巻装されている複数のコイル10に選択的に電流を供給することにより磁界が生じ、この磁界とロータヨーク28に設けられているマグネット30との間で、磁気的な吸引力や反発力が生じる。これにより、ロータ14とファン本体3とが一体となって回転し、ラジエータに向けて冷却風を供給する。
軸受ホルダ60の段付円筒部61は、後部に縮径円筒部61aが形成されているので、拡径円筒部61bに対するフロント側玉軸受94の圧入力が低下した場合、段付円筒部61の段差部61cによって、フロント側玉軸受94の後方(縮径円筒部61a側)への移動が規制される。
すると、軸受ホルダ60の凸部64に、リヤ側玉軸受93の外輪93bが当接する。これにより、リヤ側玉軸受93の前方への移動が規制される。これに伴って、フロント側玉軸受94、カラー70及び回転軸13の前方への移動が規制される。このため、抜け荷重以上の想定外の荷重がかかる等により、軸受ホルダ60から2つの玉軸受93,94やロータ14が脱落してしまうのが防止される。
したがって、上述の第1実施形態によれば、軸受ホルダ60の内周面に凸部64を形成することにより、簡素な構造で、軸受ホルダ60に対する2つの玉軸受93,94の移動を確実に規制することができる。また、軸受ホルダ60に回転軸13を固定する際、回転軸13の雄ネジ部(不図示)にナット97を締め込むことにより生じる荷重は、各玉軸受93,94の内輪93a,94aにかかり、各玉軸受93,94の外輪93b,94bにかかることがないので、2つの玉軸受93,94の内輪93a,94aと外輪93b,94bとに、それぞれ逆方向の力が加わることを防止できる。
よって、2つの玉軸受93,94の機能を損なうことを防止しつつ、2つの玉軸受93,94及び回転軸13の抜け止めを確実に行なうことが可能になる。
すなわち、リヤ側玉軸受93の内輪93aにカラー70が当接するよりも先に外輪93bと凸部64とが当接してしまうことを防止できることにより、リヤ側玉軸受93の内輪93aと外輪93bとに、それぞれ逆方向の力が加わることを防止できる。このため、リヤ側玉軸受93の機能を損なうことを確実に防止し、且つ凸部64を形成するだけという簡素な構造で、軸受ホルダ60に対するリヤ側玉軸受93、フロント側玉軸受94及び回転軸13の抜け止めを確実に行うことができる。
すなわち、2つの玉軸受93,94を、何れも軸受ホルダ60に対して圧入とせず、フロント側玉軸受94のみを圧入とすることにより、軸受ホルダ60の製造コストを低減することが可能になる。また、フロント側玉軸受94のみを圧入すればよいので、2つの玉軸受93,94の両方を圧入する場合と比較して組み付け作業性を向上させることができる。
次に、この発明の第2実施形態を図3に基づいて説明する。尚、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
図3は、第2実施形態における軸受ホルダの縦断面図であって、図2に対応している。
この第2実施形態において、ファンモータ1は、車両のラジエータ冷却用として用いられ、図示しないラジエータの車体後方側に設置される点、ファンモータ1は、駆動部である電動モータ2と、電動モータ2によって回転駆動されるファン本体3とを備えている点は、前述の第1実施形態と同様である。
さらに、ブラケット12のボス部50内嵌された軸受ホルダ160に、ロータ14の回転軸13が回転自在に支持されている点も、前述の第1実施形態と同様である。また、軸受ホルダ160は、金属板に深絞り加工を施したものであって、2段の段付き形状に形成された段付円筒部61と、段付円筒部61の前端に屈曲形成された外フランジ部62とにより構成されている点も、前述の第1実施形態と同様である。
ここで、前述の第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態では、軸受ホルダ60の内周面に凸部64が形成されているのに対し、第2実施形態では、軸受ホルダ160に凸部64に代わって切起し部164が形成されている点にある。
図3に示すように、切起し部164は、縮径円筒部61aの下方の段差部61c寄りに水抜き孔165を形成する際、縮径円筒部61aの一部を径方向内向きに切起すことにより形成される金属片である。
また、軸受ホルダ60に圧入されているフロント側玉軸受94と、切起し部164のリヤ側玉軸受93側の端面164aとの間の距離をL3としたとき、カラー70の全長L1と距離L3は、
L1>L3・・・(2)
を満たすように設定されている。
例えば、上述の第1実施形態では、リヤ側玉軸受93の軸受ホルダ60に対する移動を規制するために、縮径円筒部61aの2つの玉軸受93,94の間に、凸部64を形成した場合について説明した。また、上述の第2実施形態では、リヤ側玉軸受93の軸受ホルダ160に対する移動を規制するために、縮径円筒部61aの2つの玉軸受93,94の間に、切起し部164を形成した場合について説明した。
しかしながら、これらに限られるものではなく、軸受ホルダ60,160に、2つの玉軸受93,94のうち、少なくとも何れか一方の移動を規制するものが形成されていればよい。
(1)縮径円筒部61aの内周面に、全周に渡って凸部64を形成する。
(2)軸受ホルダ60に、水抜き孔65をプレス加工により形成し、この際に水抜き孔65の開口周縁に形成されるバリを、リヤ側玉軸受93の軸受ホルダ60に対する移動を規制するものとして利用する。
(3)軸受ホルダ60,160の内周面に、凸部や円環状のリングを別途取付け、これら凸部や円環状のリングを、2つの玉軸受93,94の軸受ホルダ60,160に対する移動を規制するものとして利用する。
(4)縮径円筒部61aの2つの玉軸受93,94の間に、凸部64や切起し部164を形成せずに、拡径円筒部61bのフロント側玉軸受94よりも前側、つまり、拡径円筒部61bと外フランジ部62との接続部分に、凸部64や切起し部164を形成する。
2 電動モータ
3 ファン本体
10 コイル
11 ステータ
13 回転軸
14 ロータ
28 ロータヨーク
30 マグネット(磁極)
35 ファンブレード
60,160 軸受ホルダ
64 凸部
65,165 水抜き孔
70 カラー(スペーサ部材)
71 保持部
93 リヤ側玉軸受(玉軸受:第2玉軸受)
94 フロント側玉軸受(玉軸受:第1玉軸受)
164 切起し部
Claims (11)
- 複数のティース部にそれぞれコイルが巻装されているステータと、
前記ステータの径方向中央に固定され、2つの玉軸受が内嵌されている軸受ホルダと、
前記2つの玉軸受を介し、前記ステータに対して回転自在に支持されている回転軸と、
前記回転軸に設けられ、前記ステータを覆うように形成されたロータヨークと、
前記ロータヨークに、前記ステータと対向するように配置された複数の磁極とを備えた電動モータであって、
前記軸受ホルダに、前記2つの玉軸受の相対位置を保持する保持部を設けると共に、前記2つの玉軸受の少なくとも一方の前記軸受けホルダに対する移動を規制する規制部を設けたことを特徴とする電動モータ。 - 前記規制部は、前記軸受ホルダの内周面に突出形成された凸部であることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。
- 前記軸受ホルダは、金属板を筒状に形成してなり、
前記規制部は、前記軸受ホルダの周壁の一部を径方向内側に切起して形成された切起し部であることを特徴とする請求項1に記載の電動モータ。 - 前記規制部は、前記2つの玉軸受の内輪に接触しないように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電動モータ。
- 前記規制部は、前記軸受ホルダの内周面の一部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動モータ。
- 前記規制部は、前記2つの玉軸受の間に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の電動モータ。
- 前記2つの玉軸受のうちの第1玉軸受を、前記軸受ホルダに圧入固定とする一方、前記2つの玉軸受のうちの第2玉軸受を、前記軸受ホルダに挿入とし、
前記保持部は、前記回転軸に外嵌され、前記2つの玉軸受の各内輪の間に配置される筒状のスペーサ部材であり、
前記スペーサ部材の軸方向の長さを、前記第1玉軸受と、前記規制部の前記第2玉軸受側の端面との間の距離よりも長く設定したことを特徴とする請求項6に記載の電動モータ。 - 電動モータと、
前記電動モータに取り付けられ、前記電動モータの回転に伴って回転するファンブレードとを備え、
前記電動モータは、
複数のティース部にそれぞれコイルが巻装されているステータと、
前記ステータの径方向中央に固定され、2つの玉軸受が内嵌されている軸受ホルダと、
前記2つの玉軸受を介し、前記ステータに対して回転自在に支持されている回転軸と、
前記回転軸に設けられ、前記ステータを覆うように形成されたロータヨークと、
前記ロータヨークに、前記ステータと対向するように配置された複数の磁極とを備え、
前記回転軸が水平方向に沿うように配置され、
前記軸受ホルダは、金属板を筒状に形成してなるファンモータであって、
前記軸受ホルダに、前記2つの玉軸受の相対位置を保持する保持部を設けると共に、周壁の一部に水抜き孔を形成し、
前記水抜き孔を形成する際に径方向内側に切起された切起し部を、前記2つの玉軸受の少なくとも一方の前記軸受けホルダに対する移動を規制する規制部として構成したことを特徴とするファンモータ。 - 前記切起し部は、前記2つの玉軸受の内輪に接触しないように形成されていることを特徴とする請求項8に記載のファンモータ。
- 前記切起し部は、前記2つの玉軸受の間に設けられていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のファンモータ。
- 前記2つの玉軸受のうちの第1玉軸受を、前記軸受ホルダに圧入固定とする一方、前記2つの玉軸受のうちの第2玉軸受を、前記軸受ホルダに挿入とし、
前記保持部は、前記回転軸に外嵌され、前記2つの玉軸受の各内輪の間に配置される筒状のスペーサ部材であり、
前記スペーサ部材の軸方向の長さを、前記第1玉軸受と、前記切起し部の前記第2玉軸受側の端面との間の距離よりも長く設定したことを特徴とする請求項10に記載のファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012261911A JP6007084B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 電動モータ及びファンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012261911A JP6007084B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 電動モータ及びファンモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014108030A true JP2014108030A (ja) | 2014-06-09 |
JP6007084B2 JP6007084B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=51029069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012261911A Active JP6007084B2 (ja) | 2012-11-30 | 2012-11-30 | 電動モータ及びファンモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6007084B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016167942A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
WO2016203929A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社ミツバ | 車両用電動モータ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60111351U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 松下電器産業株式会社 | 小型電動機 |
JPH1056753A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Mitsuba Corp | 電動モータのアーマチュアシャフト軸支構造 |
JP2001157407A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | ヘリコイド方式の予圧調節機構を備えた小型モータ |
JP2002199692A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Minebea Co Ltd | ステッピングモータ及び、ステッピングモータ装置とその駆動方法 |
JP2010041854A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Mitsuba Corp | 電動モータ |
-
2012
- 2012-11-30 JP JP2012261911A patent/JP6007084B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60111351U (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-27 | 松下電器産業株式会社 | 小型電動機 |
JPH1056753A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Mitsuba Corp | 電動モータのアーマチュアシャフト軸支構造 |
JP2001157407A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Tokyo Parts Ind Co Ltd | ヘリコイド方式の予圧調節機構を備えた小型モータ |
JP2002199692A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Minebea Co Ltd | ステッピングモータ及び、ステッピングモータ装置とその駆動方法 |
JP2010041854A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Mitsuba Corp | 電動モータ |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016167942A (ja) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
CN105978211A (zh) * | 2015-03-10 | 2016-09-28 | 阿斯莫株式会社 | 无刷电动机 |
CN105978211B (zh) * | 2015-03-10 | 2019-10-01 | 株式会社电装 | 无刷电动机 |
WO2016203929A1 (ja) * | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社ミツバ | 車両用電動モータ |
JP2017011791A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | 株式会社ミツバ | 車両用電動モータ |
CN107210642A (zh) * | 2015-06-17 | 2017-09-26 | 株式会社美姿把 | 车用电动机 |
CN107210642B (zh) * | 2015-06-17 | 2019-02-15 | 株式会社美姿把 | 车用电动机 |
US10720811B2 (en) | 2015-06-17 | 2020-07-21 | Mitsuba Corporation | Electric motor for vehicle, electric motor bearing holder tube part with water drain structure concave recessed parts |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6007084B2 (ja) | 2016-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080247689A1 (en) | Motor | |
US20100148602A1 (en) | Oil retainer cooling assembly for an electric motor | |
JP2024003017A (ja) | アウタロータ型モータ | |
JP6007084B2 (ja) | 電動モータ及びファンモータ | |
JP5913028B2 (ja) | 電動ポンプ | |
JP2007143379A (ja) | ブラシレスモータ | |
KR101519205B1 (ko) | 캔드 모터 펌프 | |
JP6964135B2 (ja) | 電動機及び電動機の組立方法 | |
JPWO2018087887A1 (ja) | 回転電機の固定子およびその製造方法 | |
JP5155632B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5824019B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2016131445A (ja) | モータ装置 | |
WO2018066109A1 (ja) | アウターローター型回転電機 | |
JP2008106632A (ja) | 二輪車用スタータモータ | |
KR20170098906A (ko) | 드럼 세탁기 | |
JP2014126048A (ja) | ギア及び該ギアを用いた電動機 | |
JP2009183058A (ja) | ステータコアの固定方法、及びブラシレスモータ | |
JP5796376B2 (ja) | 電動モータのロータ | |
JP2008043157A (ja) | インナーロータおよびインナーロータを備えた発電機 | |
JPWO2019111879A1 (ja) | モータ付きギアシステム | |
JP2006010000A (ja) | 締結構造 | |
JP2005218169A (ja) | 電動モータ | |
CN111162622B (zh) | 旋转电机及旋转电机的制造方法 | |
JP2014087231A (ja) | 回転電機 | |
JP2007247456A (ja) | 燃料ポンプおよびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6007084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |