JP2014107523A - 部品実装装置及び吸着ツール - Google Patents

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Abstract

【課題】多孔質部材から成る吸着ツールの装着ヘッドへの保持力を高めて正圧ブロー時に吸着ツールが装着ヘッドから脱落してしまう事態を防止することができる部品実装装置及び吸着ツールを提供することを目的とする。
【解決手段】部品実装装置1が備える装着ヘッド16の下端に吸引保持される多孔質部材から成る吸着ツール17が、装着ヘッド16内を延びて吸着ツール17を吸引保持する負圧が供給されるツール吸引管路21の開口を塞ぐ位置に、多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部31を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、部品を吸着して基板に装着する装着ヘッドを備えた部品実装装置及びこの部品実装装置の装着ヘッドに吸引保持される吸着ツールに関するものである。
近年、フレキシブルで薄型(20〜40μm程度)のタイプのチップ部品が多用されており、このようなタイプのチップ部品を硬質部材で形成された従来型の吸着ツールを介して装着ヘッドで吸引すると、吸着ツールに形成された吸引用の溝形状が部品に転写されて部品が変形してしまうおそれがあった。このため、吸着ツールを多孔質部材から構成し、均一な吸着力によって面全体で部品を吸着できるようにして、部品へのダメージを小さくするようにした部品実装装置が考案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−358455号公報
しかしながら、多孔質部材から成る吸着ツールを用いた場合、装着ヘッド内を延びて吸着ツールに負圧を与えるツール吸引管路は、吸着ツールとの接触面(ツール保持面)における開口から吸着ツールを通じて外界に対して開放状態となってしまうことから、ツール吸引管路を介した吸着ツールの吸引力、すなわち吸着ツールの装着ヘッドへの保持力は弱く、正圧ブロー時に吸着ツールに作用する下方押圧力によって吸着ツールが装着ヘッドから脱落してしまうおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、多孔質部材から成る吸着ツールの装着ヘッドへの保持力を高めて正圧ブロー時に吸着ツールが装着ヘッドから脱落してしまう事態を防止することができる部品実装装置及び吸着ツールを提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、下端部に多孔質部材から成る吸着ツールを吸引保持した装着ヘッドにより部品を吸着して基板に装着する部品実装装置であって、前記装着ヘッド内を延び、前記装着ヘッドの前記吸着ツールとの接触面であるツール保持面に開口するツール吸引管路と、前記ツール吸引管路内に負圧を供給して前記吸着ツールを吸引し、前記吸着ツールを前記ツール保持面に接触させた状態に保持する第1のエア制御部と、前記装着ヘッド内を延び、前記装着ヘッドに吸引保持された前記吸着ツールと接続する部品吸着管路と、前記部品吸着管路内に負圧及び正圧を切り替え供給し、前記吸着ツールを介して前記部品の吸着及び離脱を行う第2のエア制御部とを有し、前記吸着ツールは、前記ツール吸引管路の開口を塞ぐ位置に、前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部を備えた。
請求項2に記載の部品実装装置は、請求項1に記載の部品実装装置であって、前記吸着ツールは、外側面の少なくとも一部に前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第2のシール部を備えた。
請求項3に記載の吸着ツールは、部品実装装置が備える装着ヘッドの下端に吸引保持される多孔質部材から成る吸着ツールであって、前記装着ヘッド内を延びて前記吸着ツールを吸引保持する負圧が供給されるツール吸引管路の開口を塞ぐ位置に、前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部を備えた。
請求項4に記載の吸着ツールは、請求項3に記載の吸着ツールであって、外側面の少なくとも一部に多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第2のシール部を備えた。
本発明では、多孔質部材から成る吸着ツールにおけるツール吸引管路の開口を塞ぐ位置に、多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成るシール部(第1のシール部)が設けられており、ツール吸引管路におけるエア吸引時の抵抗が高められて吸着ツールを吸引する力は増大するので、吸着ツールを装着ヘッドに強固に保持することができ、正圧ブロー時に吸着ツールが装着ヘッドから脱落してしまう事態を防止することができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える装着ヘッドの部分拡大断面図 本発明の一実施の形態における装着ヘッドの部分拡大断面図 本発明の一実施の形態における装着ヘッドを(a)図4の矢視A−Aから見た端面図(b)図4の矢視B−Bから見た端面図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備える吸着ツールの断面斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における装着ヘッドの部分拡大断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2(a),(b)に示す部品実装装置1は、基板2の端部に配置されて導電性の粘着テープが貼り付けられた複数の電極部3のそれぞれに部品4を装着する装置であり、基台11上に設けられたステージ移動機構12によって水平面内で移動され、上面に基板2を保持する基板移動ステージ13、基板移動ステージ13に保持された基板2の端部を下方から支持するバックアップステージ14及び基台11上に設けられたヘッド移動機構15によって移動される装着ヘッド16を備えて成る。装着ヘッド16の下端には吸着ツール17が着脱自在に保持されている。なお、ここでは部品4の一例として、フレキシブルで薄型の部品を想定しているが、部品4の形態はこのようなものに限定されない。
図3(a),(b)及び図4において、装着ヘッド16の内部にはツール吸引管路21と部品吸着管路22がそれぞれ上下方向に延びて設けられている。ツール吸引管路21は装着ヘッド16の下端面であり吸着ツール17との接触面であるツール保持面16aに形成された周回溝21aにおいて下方に開口しており(図5(a)も参照)、部品吸着管路22も装着ヘッド16のツール保持面16aに開口している。
図3(a),(b)及び図4において、ツール吸引管路21は装着ヘッド16の外部に設けられてツール吸引管路21に負圧を供給する第1のエア制御部23に接続されており、部品吸着管路22は装着ヘッド16の外部に設けられて部品吸着管路22内に負圧及び正圧を切り替え供給する第2のエア制御部24に接続されている(図1も参照)。
吸着ツール17はセラミック焼結体等の微細な気孔を含んで通気性を有する多孔質部材から成り、矩形平板状の基部17a及び基部17aから下方に突出して延びた断面長方形状の突出部17bを有している。吸着ツール17の内部には、基部17aの上面(これを吸着ツール17の上端面17cとする)に開口した空洞部17dが設けられている(図5(b)及び図6も参照)。
吸着ツール17の上端面17cを装着ヘッド16のツール保持面16aに下方から接触させ、この状態で第1のエア制御部23からツール吸引管路21内に負圧を供給すると、吸着ツール17が装着ヘッド16のツール保持面16aに吸引保持される(図3(b)及び図4)。このように吸着ツール17が装着ヘッド16の下端部に吸着保持された状態では、装着ヘッド16内を延びる部品吸着管路22の開口が、装着ヘッド16に吸引保持された吸着ツール17の空洞部17dに接続される。
図3(a),(b)、図4及び図6において、吸着ツール17の上端面17cにおけるツール吸引管路21の開口(周回溝21a)を塞ぐ位置には、吸着ツール17を構成する多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部31が設けられている。具体的には、図5に示す斜線領域ARを含む吸着ツール17の上端面17cに第1のシール部31が設けられている。ここで、斜線領域ARは、装着ヘッド16のツール保持面16aに吸着ツール17の上端面17cが接触した状態で、装着ヘッド16の周回溝21aと対向する領域、すなわちツール吸引管路21を介して装着ヘッド16側から吸着ツール17が吸着される領域を示している。第1のシール部31を設けることにより、ツール吸引管路21におけるエア吸引時の抵抗が高められて吸着ツール17を吸引する力は増大し、吸着ツール17の装着ヘッド16への保持力が高められる。
また、吸着ツール17の外側面には、第2のシール部32が形成されている。ここで、吸着ツール17の外側面とは、吸着ツール17の上端面17cと下端面17eを除く外表面をいい、本実施の形態における第2のシール部32は、図3(a)及び図6に示すように、突出部17bの側面を覆うシール部32a、基部17aの下面を覆うシール部32b及び基部17aの側面を覆うシール部32cから成る。
なお、第1のシール部31及び第2のシール部32としては、各種の金属材料、合金材料が用いられるが、後述するように、熱伝導率の低いアルミナやジルコニア等の耐熱セラミック材を用いるのが好ましい。
上記のようにして、装着ヘッド16の下端部に吸着ツール17を吸引保持した状態で、第2のエア制御部24から部品吸着管路22内に負圧を供給すると、吸着ツール17の空洞部17d及び吸着ツール17を構成する多孔質部材内の多数の気孔を通じて吸着ツール17の下端面17eに吸い込み側のエアの流れが発生するので(図7(a))、この吸い込み側のエアの流れを利用して、吸着ツール17の下端面17eに部品4を吸着保持(ピックアップ)することができる。
また、装着ヘッド16の下端部に吸着ツール17を吸引保持した状態で、第2のエア制御部24から部品吸着管路22内に正圧を供給すると、吸着ツール17の空洞部17d及び吸着ツール17を構成する多孔質部材内の多数の気孔を通じて吸着ツール17の下端面17eに吹き出し側のエアの流れが発生するので(図7(b))、この吹き出し側のエアの流れを利用して(正圧ブローを行って)、吸着ツール17の下端面17eから部品4を離脱することができる。
図3(a),(b)及び図4において、装着ヘッド16の内部にはヒータ16Hが設けられている。このヒータ16Hを作動させることで、装着ヘッド16の下端に取り付けた吸着ツール17を介して吸着ツール17に吸着させた部品4を加熱することができる。
基板移動ステージ13に載置された基板2の位置決め動作は、部品実装装置1が備える制御装置40(図1)がステージ移動機構12の作動制御を行うことによってなされる。
装着ヘッド16の移動動作は制御装置40がヘッド移動機構15の作動制御を行うことによってなされ、装着ヘッド16に備えられたヒータ16Hによる吸着ツール17を介した部品4の加熱制御も制御装置40によってなされる。また、ツール吸引管路21内への負圧の供給による装着ヘッド16の下端部への吸着ツール17の吸引保持動作は、制御装置40が第1のエア制御部23に含まれるエア制御バルブの作動制御を行うことによってなされ、部品吸着管路22内への負圧及び正圧の切り替え供給による吸着ツール17への部品4の吸着及び離脱動作は、制御装置40が第2のエア制御部24に含まれるエア制御バルブの作動制御を行うことによってなされる。
以下、本実施の形態における部品実装装置1の詳細な動作例について説明する。制御装置40は、装着ヘッド16の下端部に吸着ツール17を保持した状態で、図示しない基板移載部によって基板移動ステージ13に基板2が載置されたことを検知したら、ステージ移動機構12の作動制御を行って基板移動ステージ13を(すなわち基板2を)移動させ、これから部品4の装着を行おうとする電極部3がバックアップステージ14の上方に位置するように基板2の位置決めを行う。そして、図示しない部品供給部に供給された部品4に装着ヘッド16の下端(吸着ツール17)を接触させつつ、第2のエア制御部24から部品吸着管路22内に負圧を供給し、吸着ツール17の下端面17eに吸引力を作用させることによって、吸着ツール17の下端面17eに部品4を吸着させる。
制御装置40は、上記のようにして吸着ツール17の下端面17eに部品4を吸着させたら、その吸着させた部品4が装着対象となっている電極部3の上方(すなわちバックアップステージ14の上方)に位置するように装着ヘッド16を移動させる(図2(a))。そして、ヒータ16Hに給電を行って吸着ツール17を介して部品4を加熱しながら装着ヘッド16を下降させ(図2(b)中に示す矢印P)、部品4を電極部3に押し付けて装着(圧着)する(図2(b))。
制御装置40は、部品4を基板2に(電極部3に)装着したら、第2のエア制御部24から部品吸着管路22内に正圧を供給し、吸着ツール17の下端面17eから正圧を吹き出させる正圧ブローを行い、吸着ツール17の下端面17eから部品4を離脱させながら、装着ヘッド16を上昇させる。これにより部品4が基板2の電極部3に装着される。
制御装置40は、ひとつの電極部3に部品4を装着したら、ステージ移動機構12の作動制御を行い、次に部品4の装着対象となっている電極部3がバックアップステージ14の上方に位置するように基板2を移動させる。そして、上記の要領で部品4の装着作業を実行し、全ての電極部3に部品4を装着したら、その基板2についての部品装着作業を終了する。
本実施の形態における部品実装装置1(吸着ツール17)では、多孔質部材から成る吸着ツール17の上端面17cにおけるツール吸引管路21の開口を塞ぐ位置に、多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成るシール部(第1のシール部31)が設けられており、ツール吸引管路21におけるエア吸引時の抵抗が高められて吸着ツール17を吸引する力は増大するので、吸着ツール17を装着ヘッド16に強固に保持することができる。これにより、正圧ブロー時に吸着ツール17が装着ヘッド16から脱落してしまう事態を防止することができる。また、ツール吸引管路21からの負圧が吸着ツール17の下端面17eまで影響しなくなるため、部品吸着管路22からの吸引を行っていない際に、ツール吸引管路21からの負圧によって、部品4が不意に吸着されてしまうことも防止できる。
また、吸着ツール17の外側面にも、第1のシール部31と同じく、吸着ツール17を構成する多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成るシール部(第2のシール部32)が設けられており、吸着ツール17の外側面の密閉性が高められる。これにより、部品吸着管路22からの負圧の流れが吸着ツール17の側面に漏れることが防止でき、吸着ツール17の下端面17eに負圧を集中させて部品4の吸着力を高めることができる。
更に、吸着ツール17の外側面に設けられたシール部(第2のシール部32)によって、部品吸着管路22の負圧の影響による外気からの空気の流入を抑えることができ、部品4の吸着時の吸着ツール17内の空気の流れをなくすことができる。これにより、ヒータ16Hによって加熱された吸着ツール17の温度が下がりにくくなる。結果として、ヒータ16Hによる部品4の加熱効率が高められ、短時間かつ低コストで部品4を加熱することが可能となる。更に、吸着ツール17の外側面のシール部(第2のシール部32)を断熱効果の高い、例えば熱伝導率の低い材料(例えばジルコニアを主成分とする耐熱セラミック材料等)で形成することにより、吸着ツール17からの外気への放熱を防止することができる。
なお、上述の実施の形態では、吸着ツール17の外側面を覆う第2のシール部32は吸着ツール17の外側面の全面(突出部17bの側面、基部17aの下面及び基部17aの側面)に設けられていたが、第2のシール部32は、吸着ツール17の外側面の少なくとも一部に設けられるだけであっても効果がある。また、吸着ツール17の加熱時の熱膨張により第2のシール部32が熱歪を受けることを回避するため、第2のシール部32にスリットを設けたり、第2のシール部32を複数のパーツに分割したりするようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、第1のシール部31は、図4及び図6等に示すように、吸着ツール17の上端面17cのほぼ半面を覆うように設けられているが、少なくとも、図5(b)に示す斜線領域ARの部分に設けられていれば同様の効果が得られる。また、逆に、吸着ツール17の上端面17cのほぼ全面にわたって第1のシール部31を形成しても構わない。但し、このとき第1のシール部31の材料として熱伝導率の低い材料を用いている場合、ヒータ16Hの熱が吸着ツール17に伝わりにくくなるため、できれば図4及び図6等に示すように、吸着ツール17の上端面17cの一部の面は第1のシール部31を設けずに露出させておくのが好ましい。
また、吸着ツール17に設けるシール部(第1のシール部31及び第2のシール部32)は、少なくとも吸着ツール17の表面に設けられていればよいので、吸着ツール17の表面にセラミック材料等を溶着させることでコーティングしてもよいし、吸着ツール17を構成する多孔質材料に粘度が或る程度低い封止材料を浸透させることでシール部を形成してもよい。
多孔質部材から成る吸着ツールの装着ヘッドへの保持力を高めて正圧ブロー時に吸着ツールが装着ヘッドから脱落してしまう事態を防止することができる部品実装装置及び吸着ツールを提供する。
1 部品実装装置
2 基板
4 部品
16 装着ヘッド
16a ツール保持面
17 吸着ツール
21 ツール吸引管路
22 部品吸着管路
23 第1のエア制御部
24 第2のエア制御部
31 第1のシール部
32 第2のシール部

Claims (4)

  1. 下端部に多孔質部材から成る吸着ツールを吸引保持した装着ヘッドにより部品を吸着して基板に装着する部品実装装置であって、
    前記装着ヘッド内を延び、前記装着ヘッドの前記吸着ツールとの接触面であるツール保持面に開口するツール吸引管路と、
    前記ツール吸引管路内に負圧を供給して前記吸着ツールを吸引し、前記吸着ツールを前記ツール保持面に接触させた状態に保持する第1のエア制御部と、
    前記装着ヘッド内を延び、前記装着ヘッドに吸引保持された前記吸着ツールと接続する部品吸着管路と、
    前記部品吸着管路内に負圧及び正圧を切り替え供給し、前記吸着ツールを介して前記部品の吸着及び離脱を行う第2のエア制御部とを有し、
    前記吸着ツールは、前記ツール吸引管路の開口を塞ぐ位置に、前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部を備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記吸着ツールは、外側面の少なくとも一部に前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第2のシール部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 部品実装装置が備える装着ヘッドの下端に吸引保持される多孔質部材から成る吸着ツールであって、
    前記装着ヘッド内を延びて前記吸着ツールを吸引保持する負圧が供給されるツール吸引管路の開口を塞ぐ位置に、前記多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第1のシール部を備えたことを特徴とする吸着ツール。
  4. 外側面の少なくとも一部に多孔質部材よりも気体透過性の低い材料から成る第2のシール部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の吸着ツール。
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