JPH10117099A - 光学測定用物体保持装置 - Google Patents

光学測定用物体保持装置

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JPH10117099A
JPH10117099A JP8270595A JP27059596A JPH10117099A JP H10117099 A JPH10117099 A JP H10117099A JP 8270595 A JP8270595 A JP 8270595A JP 27059596 A JP27059596 A JP 27059596A JP H10117099 A JPH10117099 A JP H10117099A
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suction
suction nozzle
light
nozzle
ceramic
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JP8270595A
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Katsuyuki Ishioka
克進 石岡
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期使用においても被測定物を吸着保持する吸
着面の摩耗が少なく、かつ吸着ノズルでの光の反射を抑
えて被測定物を確実に画像認識することができる光学測
定用物体保持装置を提供する。 【解決手段】先端に被測定物を吸着保持する平坦な吸着
面を有するとともに、該吸着面にまで連通する吸引孔を
備えた吸着ノズルの少なくとも先端部を、400〜10
00nmの波長光に対する反射率が40%以下であるセ
ラミックスで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物を吸着保
持してその外形状や一部分を光学的に測定するために使
用する光学測定用物体保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えばチップコンデンサーやチップ抵抗器などの電子部
品を基板に実装する工程では、被測定物である電子部品
を吸着保持してその電極位置を光学的に測定するため
に、図4に示すような先端に吸着ノズル2を備えてなる
光学測定用物体保持装置1(以下、物体保持装置と略称
する)が使用されており、上記吸着ノズル2の吸着面3
に被測定物10である電子部品を吸着保持し、下方から
ライト13の光を照射することで電子部品の電極での反
射光をCCDカメラ12で受光し、画像解析装置14で
もって電子部品の電極位置を測定するようになってい
た。
【0003】また、チップコンデンサーやチップ抵抗器
などの電子部品の中には吸着ノズル2の吸着面3より小
さなものもあり、この吸着面3での光の反射が大きいと
被測定物10での反射光との濃淡が得られず、認識エラ
ーを生じることになる。
【0004】その為、吸着ノズル2は、その表面、特に
先端部における光の反射を防ぐために、黒色を呈する樹
脂で形成したものや、炭素鋼、ステンレス、アルミニウ
ム等の金属により形成し、その表面にTiC膜やTiN
膜などの黒色系を呈するセラミック膜を被着したものが
あった。
【0005】ところが、近年、実装の高速化に伴い1秒
間に約4〜5個の電子部品を基板に実装しなければなら
ず、そのために、吸着ノズル2を樹脂で形成したもので
は吸着面3が短期間で摩耗して寿命となり、頻繁に吸着
ノズル2を交換しなければならず、その度に装置全体を
停止しなければならないことから生産効率が悪いといっ
た課題があった。
【0006】また、吸着ノズル2を金属で形成し、その
表面に黒色のセラミック膜を被着したものでは、吸着ノ
ズル2の吸着面3に被着したセラミック膜が比較的短い
期間で摩耗したり剥離して金属表面が露出し、この吸着
面3にライト13の光が照射されると殆どの光が反射さ
れ、電子部品の電極での反射光が相殺されて光の濃淡が
得られなくなることから認識エラーとなり、電子部品の
電極位置を測定することができなくなるといった課題が
あった。
【0007】しかも、この種の実装工程では基本的に自
動化されていることから、認識エラーが発生したとして
も装置が稼働し続けるため、大量の電子部品が実装不良
となってしまう恐れがあった。
【0008】また、吸着ノズル2の吸着面3におけるセ
ラミック膜が部分的に剥離すると、電子部品が傾いた状
態で吸着保持されることになるため、前述と同様に認識
エラーとなって実装不良を引き起こす恐れがあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、先端に被測定物を吸着保持する平坦な吸着面
を有するとともに、該吸着面にまで連通する吸引孔を備
えた吸着ノズルを具備してなり、該吸着ノズルの吸引孔
より真空吸引して吸着面に被測定物を吸着保持するよう
にしてなる光学測定用物体保持装置において、上記吸着
ノズルの少なくとも先端部を、400〜1000nmの
波長光に対する反射率が40%以下であるセラミックス
で形成したことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0011】図1は本発明に係る光学測定用物体保持装
置の一例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は縦
断面図である。
【0012】図1に示す光学測定用物体保持装置1は、
先端に平坦な吸着面3を有し、該吸着面3に向かって先
細り状に形成した略円錐状の吸着ノズル2と、該吸着ノ
ズル2が嵌合する凹部7を有する保持部材6とからな
り、上記吸着ノズル2は黒色系のセラミックスで形成す
るとともに、保持部材6はステンレス、アルミニウム、
合金工具鋼鋼材等の金属で形成してある。
【0013】また、上記吸着ノズル2には吸着面3にま
で連通する吸引孔4を穿設してあり、該吸引孔4を介し
て真空ポンプ(不図示)により真空吸引することで吸着
ノズル2の吸着面3に被測定物(不図示)を吸着保持す
るようにしてある。
【0014】その為、図4に示すように、吸着ノズル2
の吸着面3に被測定物10を保持し、下方よりライト1
3の光を照射しても吸着ノズル2が黒色系セラミックス
からなるため、その表面での光の反射を防ぎ、被測定物
10の表面あるいはその一部分のみにおいて光を反射さ
せることができるため、その反射光をCCDカメラ12
で受光して画像認識装置14で解析することで被測定物
10の外形状やその一部分を良好に認識することができ
る。
【0015】しかも、吸着ノズル2の吸着面3は高硬度
でかつ高強度を有し、さらには優れた表面精度に仕上げ
ることができるセラミックスで形成してあることから、
被測定物10の脱着を繰り返したとしても吸着面3の摩
耗が少なく、長期間にわたり使用することができる。
【0016】ところで、吸着ノズル2を構成する黒色系
のセラミックスとしては、400〜1000nmの波長
光に対する反射率が40%以下であるセラミックスで形
成することが必要がある。
【0017】即ち、この種の測定装置に使用されるライ
ト13には、可視光域の光を照射するライト13が使用
されているため、吸着ノズル2を400〜1000nm
の波長光に対する反射率が40%より大きいセラミック
スで形成すると、吸着ノズル2での光の反射が大きく、
被測定物10での反射光が吸着ノズル2での反射光によ
って相殺されるために濃淡差が得られず、認識エラーと
なってしまうからである。
【0018】このような黒色系のセラミックスとして
は、着色顔料を添加したアルミナ、ジルコニア、フォル
ステライト、あるいは炭化珪素や窒化珪素等を使用する
ことができる。
【0019】例えば、黒色系のアルミナ質セラミックス
として、アルミナ60〜80重量%に対し、着色顔料で
ある酸化チタンを40〜20重量%含有したものは、濃
青色を呈し、400〜1000nmの波長光に対して2
0%程度の反射率を有するとともに、ビッカース硬度で
1850〜2100kg/mm2 、3点曲げ強度で60
〜80kg/mm2 の機械的特性を有している。
【0020】また、黒色系のジルコニア質セラミックス
として、Y2 3 、CaO、MgO、CeO2 等の安定
化剤を添加して安定化あるいは部分安定化したジルコニ
ア85〜95重量%に対し、着色顔料であるCr
2 3 、FeO、Fe3 4 、CoO、NiO等を0.
1〜15重量%、助剤成分としてAl2 3 、TiCを
重量%以下の範囲で含有したものは、黒緑色、濃青色
の黒色系を呈し、400〜1000nmの波長光に対し
16〜38%の反射率を有するとともに、ビッカース硬
度で1000〜1200kg/mm2 、3点曲げ強度で
80〜100kg/mm2 の機械的特性を有している。
【0021】さらに、黒色系のフォルステライト質セラ
ミックスとして、フォルステライト40〜90重量%に
対し、着色顔料であるFeO、Fe2 3 、Fe
3 4 、TiO、Cr2 3 を10〜60重量%の範囲
で添加したものは、黒色を呈し、400〜1000nm
の波長光に対して20%程度の反射率を有するととも
に、ビッカース硬度で800〜900kg/mm2 、3
点曲げ強度で14〜17kg/mm2 の機械的特性を有
している。
【0022】また、窒化珪素質セラミックスとして、窒
化珪素90〜96重量%に対し、焼結助剤としてAl2
3 とY2 3 を2〜5重量%の範囲でそれぞれ添加し
たものは、黒色を呈し、400〜1000nmの波長光
に対して22〜23%の反射率を有するとともに、ビッ
カース硬度で1450〜1500kg/mm2 、3点曲
げ強度で60〜100kg/mm2 の機械的特性を有し
ている。
【0023】さらに、炭化珪素質セラミックスとして、
炭化珪素90〜96重量%に対し、焼結助剤としてAl
2 3 とY2 3 、あるいはBとCとを2〜5重量%の
範囲でそれぞれ添加したものは、黒色を呈し、400〜
1000nmの波長光に対して18〜23%の反射率を
有するとともに、ビッカース硬度で2350〜2450
kg/mm2 、3点曲げ強度で50〜55kg/mm2
の機械的特性を有している。
【0024】なお、吸着ノズル2の吸着面3を含む表面
状態としては鏡面に仕上げても使用に問題はないが、吸
着ノズル2での反射光が直接CCDカメラ12に入射す
るのを少しでも防ぐためにも面粗さは中心線平均粗さ
(Ra)で0.4〜1.0μmとしておけば良い。
【0025】また、図1に示す物体保持装置1では吸着
ノズル2と保持部材6を別体とした例を示したが、物体
保持装置1全体を黒色系のセラミックスで一体的に形成
したものであっても良いことは言うまでもない。
【0026】次に、本発明に係る光学測定用物体保持装
置1の他の例を図2及び図3に示す。図2は図1に示す
吸着ノズル2を金属により形成するとともに、その吸着
面3に黒色系のセラミックスからなる先端チップ21を
設けたものである。
【0027】この先端チップ21は後端部を上記吸着ノ
ズル2の吸着面3より若干大きく、かつ中央に被測定物
を吸着保持する吸着面23を備えた突起部25を有する
断付き状の円筒体22としてあり、金属からなる吸着ノ
ズル2の吸着面3が露出しないようにしてある。
【0028】また、先端チップ21の内部には吸着ノズ
ル2の吸引孔4と連通する貫通孔24を穿設するととも
に、円筒体22の断差面26をテーパ状に形成し、該段
差面26での反射光がCCDカメラ13に直接入射する
ことを防止し、被測定物の画像認識性を高めるようにし
てある。
【0029】なお、上記先端チップ21の固定は、吸着
ノズル2の先端面3に凹部3aを設けるとともに、該凹
部3aに係合する凸部27を先端チップ21に形成して
おき、先端チップ21の凸部27と吸着ノズル2の凹部
3aとを係合させるとともに接着剤等で固着すれば良
い。
【0030】また、図3は図1に示す吸着ノズル2を黒
色系を呈する樹脂により形成するとともに、その吸着面
3に黒色系のセラミックスからなる先端チップ31を設
けたものである。
【0031】この先端チップ31は図2と同様に中央に
被測定物を吸着保持する吸着面33を備えた突起部35
を有する断付き状の円筒体32としてあり、その内部に
は吸着ノズル2の吸引孔4と連通する貫通孔34を穿設
するとともに、円筒体32の断差面36を滑らかな曲面
状として、該段差面36での反射光がCCDカメラ13
に直接入射することを防止し、被測定物の画像認識性を
高めるようにしてある。
【0032】なお、上記先端チップ31の固定は、先端
チップ31の凸部37が吸着ノズル2の外形状に合致す
る内形状を有する金型内に突出するように配置し、金型
内に樹脂を充填してモールド成形することで吸着ノズル
2の吸着面3に先端チップ31を一体的に形成してあ
る。
【0033】これらのように吸着ノズル2を従来のよう
に金属や樹脂で形成しても、その吸着面3に黒色系のセ
ラミックスからなる先端チップ21、31を取着するこ
とで吸着ノズル2における光の反射を防ぎ、先端チップ
21、31の吸着面23、33に吸着保持した被測定物
の外形状やその一部分を良好に認識することができる。
【0034】
【実施例】図1に示す本発明の物体保持装置1と従来の
物体保持装置を用いて回路基板へのチップコンデンサー
の実装試験を行った。
【0035】本発明の物体保持装置1としては、吸着ノ
ズル2を着色顔料としてCr2 3を添加した黒緑色を
呈するジルコニアセラミックス、黒色を呈する炭化珪素
質セラミックス及び窒化珪素質セラミックスで形成した
ものを使用した。
【0036】上記ジルコニアセラミックスからなる吸着
ノズル2は、3mol%のY2 で安定化したZrO
を95重量%と、着色顔料であるCr2 3 を3重
量%添加混合して造粒体を作製し、該造粒体を金型に充
填して一軸加圧成形法により円筒状の成形体を形成し、
切削加工を施してその外形状を、先端に平坦な吸着面3
を有する略円錐状に形成するとともに、上記吸着面3に
連通する吸引孔4を穿設した。そして、この成形体を酸
化還元雰囲気下にて1450℃の温度で2時間焼成する
ことで、黒緑色を呈したジルコニアセラミック製の吸着
ノズル2を製作した。
【0037】また、この吸着ノズル2を構成するジルコ
ニアセラミックスの試験片を用意し、分光光度計を用い
て400〜1000nmの波長光に対する反射率を測定
したところ16〜38%であった。
【0038】炭化珪素質セラミックスからなる吸着ノズ
ル2は、純度99.5%のSiCを96重量%に対し、
焼結助剤としてAl2 3 とY2 3 をそれぞれ2重量
%添加して造粒体を作製し、該造粒体を金型に充填して
一軸加圧成形法により円筒状の成形体を形成し、切削加
工を施してその外形状を、先端に平坦な吸着面3を有す
る略円錐状に形成するとともに、上記吸着面3に貫通す
る吸引孔4を穿設した。そして、この成形体を還元雰囲
気下にて2100℃の温度で2時間焼成することで、黒
色を呈した炭化珪素質セラミック製の吸着ノズル2を製
作した。
【0039】また、この吸着ノズル2を構成する炭化珪
素質セラミックスの試験片を用意し、分光光度計を用い
て400〜1000nmの波長光に対する反射率を測定
したところ18〜23%であった。
【0040】窒化珪素質セラミックスからなる吸着ノズ
ル2は、純度99.5%のSi3 4 を96重量%に対
し、焼結助剤としてAl2 3 、Y2 3 をそれぞれ2
重量%添加して造粒体を作製し、該造粒体を金型に充填
して一軸加圧成形法により円筒状の成形体を形成し、切
削加工を施してその外形状を、先端に平坦な吸着面3を
有する略円錐状に形成するとともに、上記吸着面3に連
通する吸引孔4を穿設した。そして、この成形体を還元
雰囲気下にて1750℃の温度で2時間焼成すること
で、黒色を呈した窒化珪素質セラミック製の吸着ノズル
2を製作した。
【0041】また、この吸着ノズル2を構成する窒化珪
素質セラミックスの試験片を用意し、分光光度計を用い
て400〜1000nmの波長光に対する反射率を測定
したところ22〜23%であった。
【0042】一方、従来の物体保持装置としては吸着ノ
ズル2を黒色を呈するアクリルニトル・ブタジエン・ス
チレン共重合樹脂(以下、ABS樹脂と言う)で形成し
たもの、および吸着ノズル2をステンレス鋼で形成し、
その表面にTiC膜を被着したものを使用した。
【0043】そして、これらの吸着ノズル2を用いて荷
重100gf、1サイクル0.2secの速度にてチッ
プコンデンサーを回路基板に実装し、画像認識不良とな
るまでの処理回数について測定を行った。
【0044】各試料の特性およびそれぞれの結果は表1
に示す通りである。
【0045】
【表1】
【0046】この結果、ステンレスの表面にTiC膜を
被着した吸着ノズル2では、100万回の脱着で吸着面
3のTiC膜が剥がれ、画像認識不良となってしまっ
た。
【0047】また、ABS樹脂からなる吸着ノズル2で
は、反射率が16%と小さいことから画像認識性は良好
であるものの、摩耗が激しく吸着面3の平坦度が低下
し、500万回に達する前に実装不良を生じた。なお、
ABS樹脂製の吸着ノズル2では画像認識不良を生じる
ことはなかった。
【0048】これに対し、本発明のジルコニア、炭化珪
素、窒化珪素からなる吸着ノズル2は、いすれも400
〜1000nmの波長光に対し反射率が40%以下であ
るために、画像認識不良を生じることがなく、また、ビ
ッカース硬度で700kg/mm2 以上の硬度を有する
ことから、吸着面3の摩耗も少なく、1000万回の脱
着を繰り返しても画像認識不良を生じることなく、確実
に実装することができた。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、先端に
被測定物を吸着保持する平坦な吸着面を有するととも
に、該吸着面にまで連通する吸引孔を備えた吸着ノズル
を具備してなり、該吸着ノズルの吸引孔より真空吸引し
て吸着面に被測定物を吸着保持するようにしてなる光学
測定用物体保持装置において、上記吸着ノズルの少なく
とも先端部を、400〜1000nmの波長光に対する
反射率が40%以下であるセラミックスで形成したこと
により、吸着ノズルでの光の反射を抑え、被測定物の外
形状やその一部分を確実に認識して所定位置まで搬送す
ることができるとともに、被測定物の脱着を繰り返した
としても吸着面の摩耗が少ないため長期使用が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学測定用物体保持装置の一例を
示す図であり、(a)は斜視図、(b)は縦断面図であ
る。
【図2】本発明に係る光学測定用物体保持装置の他の例
を示す吸着ノズルの先端部のみを示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は縦断面図である。
【図3】本発明に係る光学測定用物体保持装置の他の例
を示す吸着ノズルの先端部のみを示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は縦断面図である。
【図4】光学測定用物体保持装置を用いた測定装置の概
略を示す模式図である。
【符号の説明】
1・・・光学測定用物体保持装置、 2・・・吸着ノズ
ル、 3・・・吸着面、4・・・吸引孔、 6・・・保
持部材、 7・・・凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に被測定物を吸着保持する平坦な吸着
    面を有するとともに、該吸着面にまで連通する吸引孔を
    備えた吸着ノズルを具備してなり、該吸着ノズルの吸引
    孔より真空吸引して吸着面に被測定物を吸着保持するよ
    うにしてなる光学測定用物体保持装置において、上記吸
    着ノズルの少なくとも先端部を、400〜1000nm
    の波長光に対する反射率が40%以下であるセラミック
    スで形成したことを特徴とする光学測定用物体保持装
    置。
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