JP2014107308A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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JP2014107308A JP2012256918A JP2012256918A JP2014107308A JP 2014107308 A JP2014107308 A JP 2014107308A JP 2012256918 A JP2012256918 A JP 2012256918A JP 2012256918 A JP2012256918 A JP 2012256918A JP 2014107308 A JP2014107308 A JP 2014107308A
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和幸 東
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Abstract

【課題】半導体装置の積層時における不良を低減することで製造歩留まりの低下を防止するとともに、その電極間の接続性を向上させた半導体装置を提供することである。
【解決手段】
実施形態の半導体装置は、デバイスが形成された第1の面と、第1の面とは反対側の第
2の面を有する半導体基板を有する。半導体基板を貫通するよう設けられ、第1の面では
第1の電極に接続され、第2の面では第2の電極に接続された第1の貫通電極を有する。
半導体基板を貫通するよう設けられ、第1の面では第3の電極に接続され、第2の面では
第4の電極に接続された第2の貫通電極を有する。第2の電極は、第4の電極よりも小さ
い。
【選択図】図1

Description

本発明の実施態様は半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置の高集積化、高速化、低消費電力化のため、基板を貫通する貫通電極を備え
たチップ同士を積層するプロセスが注目されている。半導体装置を積層する際、貫通電極
と基板の裏面側に電極を形成した後、事前に基板の裏面側に形成した電極を用いて電気的
テストを行っている。
特開2011−171607号公報
本発明が解決しようとする課題は、半導体装置の積層時における不良を低減することで
製造歩留まりの低下を防止するとともに、その電極間の接続性を向上させた半導体装置を
提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態の半導体装置は、デバイスが形成された第1の面
と、第1の面とは反対側の第2の面を有する半導体基板を有する。半導体基板を貫通する
よう設けられ、第1の面では第1の電極に接続され、第2の面では第2の電極に接続され
た第1の貫通電極を有する。半導体基板を貫通するよう設けられ、第1の面では第3の電
極に接続され、第2の面では第4の電極に接続された第2の貫通電極を有する。第2の電
極は、第4の電極よりも小さい。
第1の実施形態に係る半導体装置の断面図及びA−A’に沿った断面図。 第1の実施形態に係る積層された半導体装置の断面図。 第1の実施形態に係る台座の幅とリフロー後の半田高さの関係を示す図。 貫通電極を接続する台座の形状を一例として示す断面図。 第1の実施形態の変形例1に係る半導体装置のB−B’に沿った断面図及び裏面の電極構造の断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す図。 第1の実施形態の変形例2に係る半導体装置の断面図。 第2の実施形態に係る半導体装置のC−C’に沿った断面図及び裏面の電極構造の断面図。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程示す図。
(第1の実施形態)
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさ
の比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合で
あっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
また、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同
一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は第1の実施形態に係る半導体装置の断面図及びA−A’面に沿った断面図である
。図1(a)は第1の実施の形態に係る半導体装置の断面図を示す。図中において、半導
体素子、集積回路、ディスクリート、センサ、アクチュエータ、オプトエレクトロニクス
等のデバイスが形成されたデバイス面1及びデバイス面1の反対側にある裏面2を有する
基板3は、貫通する貫通電極4aを有している。裏面2には後述するプローブ50を当て
て電気的テストを行うテストパッド領域2aと、基板3を積層する際に電気的に接続され
る接続領域2bを有している。裏面2からは電気的テストを行うため、テストパッド領域
2aに電極6aが形成される。テストパッド領域2a及び接続領域2bはデバイス面1に
も貫通電極4a、4bを介して裏面2と対応した位置に有する。テストパッド領域2aに
おいて、貫通電極4aは基板3を貫通しており、デバイス面1側では電極5aが、裏面2
側には電極6aがそれぞれ貫通電極4aと接続される。電極6aは、貫通電極4aに形成
される台座7aと、その台座7a上に形成された半田8aによりなる。接続領域2bにお
いて、貫通電極4bが基板3を貫通しており、デバイス面1側では電極5bが、裏面2側
では電極6bがそれぞれ接続される。電極6bは電極6aと同様に台座7bと半田7bに
よりなる。半田の材料は例えば銅及び銀を含有する錫合金が用いられる。台座7a及び7
bは、基板との密着性および濡れ性を考慮して形成されており、Ni,Au又はCuを有
する合金膜によって形成される。
図1(b)は半導体装置のA−A’に沿った断面図である。テストパッド領域2a内に
ある台座7aは、複数の貫通電極4a上に形成され、幅W及び長さLを有する矩形で
ある。この矩形の台座7aは幅方向に複数配列されている。
電極6aは貫通電極4aを介して、デバイス面1側の電極5aと接続される電極である
。図1(c)に示すように半導体装置を作製後、電気的テストを行うプローブ50を電極
6aに当てて、貫通電極4aを介してデバイス面1側に形成されたデバイス間の電気的テ
ストを行う。
接続領域2bに形成された電極6bは、台座7bとその上に形成された半田8bを有す
る。台座7bは、貫通電極4b上に形成され、幅W及び幅とほぼ同じ大きさの長さL
を有する多角形である。
図2は第1の実施形態に係る半導体装置を積層した際の断面図である。半導体装置は電
気的テストを行った後、不良がないと判断されたものについて積層される。基板3の裏面
2側には基板3’が積層される。ここで、基板3、3’は電極6aと電極5a’、電極6
bと電極5b’が対向するように積層される。また積層された基板3、3’は電極6b及
び電極5b’間で電気的に接続され、基板3、3’に積層されたデバイスを電気的に接続
する。
ここで、裏面2から半導体装置の電気的テストを行うため、テストパッド領域2aに電
極6aを形成しているが、これまで検討してきた技術において、テストパッド領域2aに
形成された電極6aはプローブ50を当てるため半導体装置同士を接続する接続領域2b
に形成された電極6bよりも大きく、また電極高さが高くなりやすいことが分かった。そ
の場合、テストパッド領域2aに形成された電極が接続不良の原因となったり、電極材料
に半田を用いている場合は半田が飛散してショート不良となることが本発明者らの考察に
よって明らかになった。
図3は台座の幅とリフロー後の半田高さの関係を示した図である。リフローとは、あら
かじめクリーム配線基板にクリーム半田と呼ばれるペースト状の半田をパターンに合わせ
てすることをいう。台座の幅が大きくなるほどリフロー後における電極の高さは高くなる
。実際の電極の高さは半田の高さに台座の高さが加わったものとする。図において、電極
の高さは台座の幅に依存していることが分かる。図1(b)のように台座が矩形の場合、
電極の高さは、短辺の長さに依存する。本実施形態では、台座7aの幅を台座7bの幅よ
り狭く設定する(W<W)ことで、電極6aの電極高さは電極6bよりも低く形成さ
れている。これにより、基板3を複数積層した際、テストパッド領域2aの電極6aは、
基板3を接続する電極6bの高さよりも低くなっていることから、テストパッド領域2a
に形成された半田が接続領域に形成された半田の接合を阻害する未接合の問題や、電極材
料が飛び散ってショート等の不良を起こす問題が発生しにくくなる。
図4は貫通電極を接続する台座の形状を一例として示した断面図である。貫通電極4a
上に形成される台座7aは、多角形又は円状の形状を有する。図4(a)および図4(b
)のように台座7aが八角形の場合、幅W及び長さLはほぼ等しい。これらの形状に
おいて、電極の高さは台座の幅Wまたは長さL幅に依存する。図4(a)において、
台座は整列するように配置される。一方、図4(b)の台座の配置は隣の台座と互い違い
になるように配置される。
図4(c)、(d)のように台座7aが円状の場合は、幅Wと長さLは等しく、半
田の高さは台座7aの幅Wまたは長さLに依存する。図4(c)、(d)の電極の配
置は、それぞれ図4(a)、図4(b)と同様である。図4(e)は、矩形が重なり合っ
た形状の台座7aを示す図である。図1(b)に示した矩形の台座7aが幅方向だけでな
く、長さ方向にも配列した形状である。すなわち、本形状において台座は並列に配置され
るだけでなく、互いに交差している。半田高さは図2の図形と同様に台座の幅に依存する
。WとW’の幅が異なる場合、電極の高さはW及びW’のいずれか小さい方の台
座7aの幅に依存する。図4(f)は、図4(a)と図4(e)の特徴を組み合わせた形
状であり、この場合、多角形の電極をつなぐ直線状の台座7aの幅Wは多角形の台座の
幅Wより小さい。図4(f)の場合における電極の高さは、図2の場合と同様にW
びLのいずれか小さい方に依存することになる。LがWより小さい場合、半田高さ
はLに依存する。
図4(e)、(f)のように、台座の形状が格子状である場合、一部のテストパッド領
域2a内でプローブ50を当てても、他の台座と電気的に接続されているため安定して電
気的テストを行うことができる。
(変形例1)
図5は、第1の実施形態の変形例1に係る半導体装置の断面図及びB−B’に沿った裏
面2側の電極構造の断面図である。図5(a)では、テストパッド領域2a内の電極6a
には貫通電極4aと接続されているが、電極6cは貫通電極4aと直接接続されていない
。つまり、電極6cは、貫通電極4aとは電極5aを介して間接的に接続される。電極6
bは第1の実施形態と同じである。プローブ50はテストパッド領域2aの内、貫通電極
4aと直接接続されていない電極6cと接触して電気的テストが行われる。
図5(b)は、多角形がつながった形状の台座7a、7cを示す図である。台座7a、7
cの多角形をつなぐ直線状の台座部分は、半田の高さをより低くできる点で幅が狭い方が
好ましい。また、台座7cには、貫通電極4aは直接接続されていない。尚、本変形例に
おいて、台座の形状は図5(b)に示した形状に限らず、矩形の形状であってもよい。
本変形例により、図5(c)に示すように、電極6cにプローブ50を当てた際、押し
付け圧力により貫通電極4aを介して基板3にダメージが加わる恐れがなく、基板3を積
層した際に生じるクラック等の不良を防ぐことができる。
(製造方法1)
図6は第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。図6(a)〜(f
)を用いて、第1実施の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する。貫通電極4a、4
bを裏面から形成するプロセスにおいて、まず、図6(a)ではSi基板11のデバイス
面1上に、デバイス面1と電気的に接続された電極5a、5bを電解めっき法で形成する
。次に、図6(b)でデバイス面1に接着材12を塗布し支持基板13と接合して基板全
体を固定し、Si基板11を裏面2側から数十〜100μm程度まで研磨やウェットエッ
チング法等を用いて薄膜化する。その後、図6(c)のように基板3の裏面2側からSi
基板11を貫通する穴をRIE法により加工して形成処理し、その中にCu、Ni、Au
、Ag等の金属を電解めっきで埋め込み、貫通電極4a、4bを形成する。図6(d)の
ように裏面2側に台座7a及び台座7bを電解めっき法等で形成した後、台座7a、7b
上に半田8a、8bを形成する。台座7aの幅を台座7bの幅よりも小さく設定しておく
。これにより、7a上に形成された半田8aの高さは台座7b上に形成された半田8bよ
りも低くなる。図6(e)のように、裏面2側からプローブ50を当てて電気テストを行
った後、図6(f)のように支持基板13および接着材12を剥離し、ダイシングにより
半導体装置を個片化する。ダイシングのタイミングは、支持基板13を剥離する前に行っ
てもよい。その後半導体装置を積層し、デバイス間を電気的に接続する。この手法を用い
て半導体装置を形成することにより、基板3を複数積層する際に起こるテストパッド領域
2aに形成された半田8aが接続領域2bに形成された半田8bの接合を阻害する問題や
、電極6aと電極5a’が当たり半田が飛び散ることにより起こるショート等の不良の問
題を発生しにくくすることができる。
(製造方法2)
図7は、第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。貫通電極4a、
4bを表面から形成するプロセスにおいて、図7(a)のように、Si基板11のデバイ
ス面1側からRIEによりSi基板11中に途中まで穴を形成後、その中にめっき法を用
いて金属を充填した後に貫通電極となる電極4a、4bを形成する。その後、図7(b)
に示すように、デバイス面1と電気的に接続された電極5a、5bをめっき法で形成する
。その状態で図7(c)のように、Si基板11を裏面2から接着剤12を用いて支持基
板13に貼合する。その後、Si基板11を数十〜100μm程度まで薄膜化する。この
際、例えばCMP法やWetエッチング法を用いて、デバイス面1側から形成した電極4
a、4bを露出させることで、Si基板11を貫通する貫通電極4a、4bとする。必要
に応じて、電極材料の金属がSi基板11へ触れることによる汚染を防止する為に、電極
露出工程の前にCVD法等でSi基板11の表面に保護膜を形成するプロセスを追加する
。その後図7(d)に示すように、裏面2において、テストパッド領域2aにある電極6
aの高さが接続領域2bにある電極6bの高さよりも低くなるように、台座7bの幅より
台座7aの幅を小さく設定する。裏面2側の台座7a、7b上にそれぞれ半田8a、8b
を形成し、電極6a、6bを形成する。その後、図7(e)で、プローブ50により電気
的テストを行った後、半導体装置をダイシングし、個片化する。以上、図6(a)〜(f
)と同様に本製造過程で形成された半導体においても、積層する際に、テストパッド領域
2aに形成された半田8aが接続領域2bに形成された半田8bの接合を阻害する問題や
、電極6aと電極5a’が当たり半田が飛び散ることにより起こるショート等の不良の問
題を発生しにくくすることができる。
(変形例2)
図8は、第1の実施形態の変形例2に係る半導体装置の断面図である。本変形例におい
ては基板3と基板3’を積層させた際、テストパッド領域2a内の電極6aが、基板3’
における電極5a’と接続される。図1と同様にテストパッド領域2bと接続領域2aに
は電極6a及び電極6bがそれぞれ形成されており、電極6aの幅は電極6bの幅より小
さく設定されている。先述の通り、台座の幅が小さい程電極の高さは低く形成されるが、
基板3を積層させた際又はプローブ50を基板3に押し付けた際、図に示すように電極6
bは押し潰されて電極5b’と接続される。電極6aは電気的テストを行うためのもので
あり、積層する際は既に役割を終えている。基板3を積層後、電極6aは、電極5a’と
接続されており、基板3’と接続されていても、本来の機能を損なうものではなく問題と
なることはない。またこの時、電極6aの高さは電極6bよりもともと小さく形成されて
いるため、積層する際に電極6aと電極5a’が当たり半田が飛び散ることにより起こる
ショート等の不良の問題は発生しにくい。
(第2の実施形態)
図9は第2の実施形態に係る半導体装置の断面図及びC−C’に沿った裏面の電極構造
の断面図である。第1の実施形態では裏面2の電極は半田を用いて形成されているが、第
2の実施形態は電極が電解めっき法で形成されている点で異なる。図9(a)において、
第1の実施形態と同様に、基板3を貫通する貫通電極4a、4bを有し、デバイス面1上
に電極5a、5bが形成されている。プローブ50により電気的テスト行うテストパッド
領域2aと積層する基板同士を接続する接続領域2bにおいて、それぞれ電解めっき法に
より形成された電極14a、電極14bを有する。電極の材料にはCu、Ni、Au、A
gなどの高融点金属が利用可能である。電極14aの幅は電極14bの幅よりも小さく、
電極高さが低い。電極において幅の小さい微細なパターンの穴底ではめっき液の循環が悪
くなることから、これを利用し条件を制御することでCuイオンの供給不足等によりめっ
きを薄くできる。この現象を利用すれば電極の幅によって電極高さを調整することが可能
となる。図9(b)はC−C’断面図に対応する半導体装置の平面図である。電極の配置
は図1、図4の他様々考えられる。図4(a)〜(d)の電極14aが孤立したパターン
の場合、微細なパターンの穴底のめっき液の循環不良を発生させる。これにより、電極高
さを電極14bよりも容易に低くすることができ、基板3を積層する際、テストパッド領
域2aに形成された電極14bが接続領域2bに形成された電極14bの接合を阻害する
問題を発生しにくくすることができる。
図10は、第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す図である。裏面2側の電
極の形成する方法以外は第1の実施形態と同じであるため説明を省略する。貫通電極4a
、4bはデバイス面1側、裏面2側のいずれからも形成できる。図10(a)で、裏面2
上にシード層15を形成し、その後、図10(b)で、所定のパターンのレジスト16を
形成する。その後図10(c)でめっき液に浸し、電気制御によって電極14a、14b
を成形する。電解めっき処理に用いる電解めっき液には、例えば硫酸銅水溶液のような導
電膜を形成するための金属材料が含まれている。同様に、また、電解めっき液には、めっ
き成長を抑制する働きを有する添加材料であるサプレッサーと、めっき成長を促進させる
働きを有する添加剤であるアクセラレーターとの両方が含まれている。レジスト16間の
電極高さはレジスト間の幅に依存するので、所望の電極高さに応じてレジスト16の開口
部を形成する。電解めっき法によりレジスト16の開口部のみに電極を形成する。その後
図10(d)で、レジスト16を除去し、その後レジスト16直下に存在したシード層1
5をWetエッチング法等で選択的に除去することにより、電極14a、14bが形成さ
れる。最後に実施形態1の製造方法と同様に、基板3をダイシングし、半導体を個片化す
る。本実施形態では、レジスト16を用いて電極の形状を制御することで、電極14aの
電極高さを電極14bよりも容易に低くすることができる。これにより、基板3を積層す
る際、電極14aが電極14bの接合を阻害する問題を発生しにくくすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
1:デバイス面
2:裏面
2a:テストパッド領域
2b:接続領域
3、3’:基板基板
4a、4b:貫通電極
5a、5b:電極
6a、6b、6c、6a’、6b’:電極
7a、7b、7c:台座
8a、8b、8c:半田
11:Si基板
12:接着剤
13:支持基板
14a:電極
14b:電極
15:シード層
16:レジスト
L:電極の長さ
W:電極の幅

Claims (9)

  1. デバイスが形成された第1の面と、第1の面とは反対側の第2の面を有する半導体基板
    と、
    前記半導体基板を貫通するように設けられ、前記第1の面では第1の電極に接続され、前
    記第2の面では第2の電極に接続された第1の貫通電極と、
    前記半導体基板を貫通するように設けられ、前記第1の面では第3の電極に接続され、前
    記第2の面では第4の電極に接続された第2に貫通電極とを有し、
    前記第1の貫通電極、前記第1の電極および前記第2の電極は、テストパッド領域に形
    成され、
    前記第2の電極及び前記第4の電極は多角形又は円形の台座と前記台座上に形成された
    半田によって形成され、
    前記第2の電極は、第4の電極よりも小さい半導体装置。
  2. デバイスが形成された第1の面と、第1の面とは反対側の第2の面を有する半導体基板
    と、
    前記半導体基板を貫通するよう設けられ、前記第1の面では第1の電極に接続され、前記
    第2の面では第2の電極に接続された第1の貫通電極と、
    前記半導体基板を貫通するよう設けられ、前記第1の面では第3の電極に接続され、前記
    第2の面では第4の電極に接続された第2の貫通電極とを有し、
    前記第2の電極は、第4の電極よりも小さい半導体装置。
  3. 前記第1の貫通電極、前記第1の電極および前記第2の電極は、テストパッド領域に形
    成される請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の電極及び前記第4の電極は多角形又は円形の台座と前記台座上に形成された
    半田によって形成される請求項2又は請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の貫通電極は複数形成され、前記第2の電極は前記多角形又は円状の台座を有
    し、前記台座は台座間でつながれた請求項2乃至請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第2の電極及び前記第4の電極は、電解めっき法により形成される請求項2又は請
    求項3に記載の半導体装置。
  7. 前記第2の電極は前記第1の貫通電極と間接的に接続されている第5の電極を含む請求
    項5に記載の半導体装置。
  8. 第1の面側にデバイス、第1の電極、第3の電極を形成し、
    前記第1の電極と直接接続され、半導体基板を貫通する第1の貫通電極と、前記第3の電
    極に直接接続され、半導体基板を貫通する第2の貫通電極とを形成し、
    第1の面の反対面である第2の面から、前記第1の貫通電極に第2の台座よりも幅の小さ
    い第1の台座を形成し、前記第2の貫通電極に第2の台座を形成し、
    前記1の台座および前記第2の台座上に半田を形成して電極を形成する半導体装置製造方
    法。
  9. 前記製造された半導体装置を積層させ、上側の前記半導体装置の前記第4の電極を下側
    の前記半導体装置の前記第3の電極と接続する請求項8に記載の半導体製造方法。
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