JP2014104583A - 透湿防水シート - Google Patents

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Abstract

【課題】良好なヒートシール性に加え、コロナ放電処理等の付加処理を行うことなく帯電防止性を発現させうる透湿防水シートを提供する。
【解決手段】本発明の透湿防水シートは、透湿防水フィルムと、該透湿防水フィルムの片面もしくは両面に配された不織布層とを備えた積層体であって、前記透湿防水フィルムは、熱可塑性樹脂組成物で形成され、前記不織布層は、鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方が芯部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方よりも30℃以上低い芯鞘複合短繊維(A)を含み、かつ前記芯鞘複合短繊維(A)の鞘部を構成する熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、除湿剤または乾燥剤を密閉するための包装等に好適に用いられる透湿防水シートに関するものである。
従来、塩化カルシウム、生石灰あるいはシリカゲル等の吸湿性物質を使用した種々の除湿剤や乾燥剤等(以下、纏めて「吸湿剤」と称する)が開発・市販されている。これらの吸湿剤に使用される包装材は、透湿性および防水性を有するものでなければならず、かつ密閉する際の簡便さを考慮するとヒートシール性を備えていることが望まれる。
これら要求性能を満足させうる透湿防水シートとしては、従来から、透湿性および防水性を有するフィルムに、芯鞘型複合繊維からなる不織布を積層した積層体が提案されている。例えば、通気性フィルムと、該通気性フィルムを構成する樹脂と同じか、それよりも低い融点を持つ樹脂で鞘部が形成された芯鞘型複合繊維とを特定パターンのエンボス加工により熱融着させた透湿性シート(特許文献1)や、不織布と超高分子量ポリエチレンを主体とする微多孔フィルムとが接合されてなる積層シートであって、鞘成分が超高分子量ポリエチレンの重量平均分子量よりも小さい重量平均分子量のポリエチレンで、芯成分が該ポリエチレンの融点よりも高い融点を持つ熱可塑性樹脂である芯鞘型複合繊維で不織布を構成し、この鞘成分の融着によって、不織布の構成繊維相互間および不織布と微多孔フィルムとが接合されている積層シート(特許文献2)などが提案されている。
ところで、シリカゲルや生石灰等の乾燥剤は、電子部品や精密機械などの工業製品を湿気から防御する際にも使用される。そのような場合には、乾燥剤によって湿度が下がることに伴い乾燥剤を包装する透湿防水シートが帯電し易くなり、電子部品や精密機械に悪影響を及ぼすことがあった。そのため、かかる用途に適用するには、上述したヒートシール性に加え、帯電防止性をも備えた透湿防水シートで乾燥剤を袋状に包装することが求められる。しかしながら、上述した特許文献1、2では帯電防止に関して全く考慮されておらず、これら特許文献に開示された積層シートは帯電防止性を有さないものであった。
これまでに、帯電防止性を備え、電子部品や精密機械などの工業製品に適用しうる乾燥剤の包装材として、非通気性の透明フィルムと不織布とを熱溶着させてシリカゲル等を収容するための袋部を形成したものであり、透明フィルムと不織布にコロナ放電処理等の帯電防止処理が施された乾燥用シートが提案されている(特許文献3)。しかしながら、特許文献3のように、シート材料(透明フィルムおよび不織布)に別途、帯電防止処理を施すことは、その製造過程を煩雑にし、生産性の低下、製造コストの上昇を招くことになる。
特開平10−16115号公報 特開平5−138786号公報 特許第2577284号公報
本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、良好なヒートシール性に加え、コロナ放電処理等の付加処理を行うことなく帯電防止性を発現させうる透湿防水シートを提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の透湿防水シートは、透湿防水フィルムと、該透湿防水フィルムの片面もしくは両面に配された不織布層とを備えた積層体であって、前記透湿防水フィルムは、熱可塑性樹脂組成物で形成され、前記不織布層は、鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方が芯部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方よりも30℃以上低い芯鞘複合短繊維(A)を含み、かつ前記芯鞘複合短繊維(A)の鞘部を構成する熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂である点に要旨を有するものである。このように透湿防水フィルムに芯鞘型複合繊維からなる不織布を積層するにあたり、芯鞘複合繊維を従来の長繊維から短繊維に変更すれば、短繊維は通常その製造過程において繊維表面に帯電防止剤として作用する油剤が付与されているので、コロナ放電処理等の付加処理を行うことなく帯電防止性を発現させることができる。
本発明の透湿防水シートにおいては、前記透湿防水フィルムを構成する前記熱可塑性樹脂組成物はポリオレフィン系樹脂を含むことが好ましい。これにより、不織布層と透湿防水フィルムとの接着力をより高めることができる。
本発明の透湿防水シートにおいては、前記不織布層はフラットロールで与えられた熱および圧力により前記透湿防水フィルムに融着されていると、平滑で良好な外観のシート表面となる点で、好ましい。
本発明の透湿防水シートにおいては、前記不織布層は、少なくとも表面の一部がポリエステル系樹脂で構成されている短繊維(B)をさらに含むことが好ましい。不織布層がフラットロールを用いて透湿防水フィルムに融着されている場合、シート表面が平滑で良好な外観が得られる一方で、透湿性が低下する傾向があるところ、不織布層に前記短繊維(B)を含有させることで、透湿性の低下を抑制することができる。その場合、前記短繊維(B)の含有量は、前記不織布層中5質量%以上80質量%以下であることが好ましい。
本発明の透湿防水シートは、除湿剤または乾燥剤を密閉するための包装に用いられることが好ましい。
本発明によれば、良好なヒートシール性に加え、コロナ放電処理等の付加処理を行うことなく帯電防止性を発現させうる透湿防水シートを提供することができる。
図1は、実施例における剥離強力測定用サンプルの作製方法を説明するための模式図である。
本発明の透湿防水シートは、透湿防水フィルムと、該透湿防水フィルムの片面もしくは両面に配された不織布層とを備えた積層体である。
本発明における前記透湿防水フィルムは、熱可塑性樹脂組成物で形成されたものである。この熱可塑性樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂等の熱可塑性樹脂を含むものであり、中でも、ポリオレフィン系樹脂を好ましく含有する。これら熱可塑性樹脂は、1種のみであってもよいし、2種以上であってもよい。
前記ポリオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン(高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンなど)、ポリプロピレン、エチレンとα−オレフィンとの共重合体、プロピレンとα−オレフィンとの共重合体等が挙げられる。前記α−オレフィンとしては、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン等の炭素数4〜12のα−オレフィンが好ましく挙げられる。
前記熱可塑性樹脂組成物は、さらに本発明の効果を損なわない範囲で、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、抗菌剤、防カビ剤、発錆防止剤、滑剤、顔料、耐熱安定剤等の各種添加剤を含んでいてもよい。これら各種添加剤をも含む場合、その含有量は前記熱可塑性樹脂組成物中、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。
前記透湿防水フィルムは、水蒸気等の気体を透過させる透湿性と、水等の液体を透過させない防水性を有するものであり、具体的には、気体を透過させ液体を透過させない程度の小孔が穿設されている。かかる小孔の平均孔径は通常0.01〜1.0μm程度であることが好ましい。
前記透湿防水フィルムは、例えばJIS−L−1099(A−1法)に準処して測定された透湿度が、100〜7,000g/m2・24Hrであることが好ましく、より好ましくは2,000〜7,000g/m2・24Hrである。
前記透湿防水フィルムの厚さは、15〜150μmが好ましく、より好ましくは30〜120μmである。透湿防水フィルムが厚すぎると、得られる透湿防水シートが厚くなりすぎて、取り扱い難くなる場合があり、一方、薄すぎると、得られる透湿防水シートの強度が低下する虞がある。
前記透湿防水フィルムの製造方法は特に限定されず、従来公知の多孔質フィルムの製造方法を適宜採用すればよい。例えば、前記熱可塑性樹脂組成物に、炭酸カルシウム等の無機微粒子を添加、混練した後、Tダイ法やインフレーション法等でフィルム状に成形し、インラインもしくはオフラインにて、少なくともロール一軸延伸し、必要に応じて二軸延伸して巻き取ることにより、気体を透過させ液体を透過させない程度の小孔が穿設された透湿防水フィルムを得ることができる。フィルム化や延伸の際の条件等は従来公知の技術に基づき適宜設定すればよい。また、前記透湿防水フィルムは、種々の市販品の中から適宜選択して用いることもできる。
本発明において、前記透湿防水フィルムに積層される不織布層は、特定の芯鞘複合短繊維(A)を必須とする短繊維で形成されたものである。化学繊維の短繊維は、通常その製造過程において、紡糸時もしくは紡糸されたフィラメントを切断する際に繊維表面に油剤が付与される。当然、短繊維不織布にはこの油剤が残存しているので、短繊維で形成された不織布層を積層すれば、コロナ放電処理等の付加処理を行うことなく帯電防止性を発現させることができる。
前記芯鞘複合短繊維(A)は、鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方が芯部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方よりも30℃以上低いものである。このように融点または軟化点に所定の温度差がある鞘部と芯部で形成された複合繊維であると、芯部を構成する熱可塑性樹脂は融解させずに鞘部を構成する熱可塑性樹脂のみを融解させることができるので、透湿防水シートで除湿剤または乾燥剤を包装する際にヒートシールにより密閉することが可能になる。なお、ここで言う温度差は、通常、芯部および鞘部の融点同士、もしくは芯部および鞘部の軟化点同士を対比したものであるが、例えば芯部と鞘部の一方のみ融点が明確に現れない様な場合には、芯部の融点と鞘部の軟化点、もしくは芯部の軟化点と鞘部の融点を対比したものであってもよい。
前記芯鞘複合短繊維(A)の鞘部を構成する熱可塑性樹脂はポリオレフィン系樹脂である。前記透湿防水フィルムがポリオレフィン系樹脂を含む熱可塑性樹脂組成物から形成される場合、芯鞘複合短繊維(A)の鞘部をポリオレフィン系樹脂で構成することにより、透湿防水フィルムと不織布層との接着力が高まり、積層シートとしての使用に耐えうるだけの十分な接着強力で透湿防水フィルムと不織布層を積層することができる。
芯鞘複合短繊維(A)の鞘部を構成するポリオレフィン系樹脂としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂のほか、エチレンもしくはプロピレンに対してα−オレフィン(プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン等)を共重合させた樹脂等が挙げられる。
芯鞘複合短繊維(A)の芯部を構成する熱可塑性樹脂としては、上述したように、その融点および軟化点の少なくとも一方が鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方に対して所定の温度差を有する限り、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂等が挙げられる。
ポリオレフィン系樹脂としては、鞘部を構成するポリオレフィン系樹脂として上述したもの等が挙げられる。
ポリエステル系樹脂としては、例えば、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等)や脂肪族ジカルボン酸(アジピン酸、セバシン酸等)又はこれらのエステル類を酸成分とし、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等をジオール成分とするホモポリエステル重合体やポリエステル共重合体が挙げられ、具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等が挙げられる。これらの中でもポリエチレンテレフタレート(PET)が好ましい。
ポリアミド系樹脂としては、例えば、ポリイミノ−1−オキソテトラメチレン(ナイロン4)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン46)、ポリカプラミド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリウンデカナミド(ナイロン11)、ポリラウロラクタミド(ナイロン12)、ポリメタキシレンアジパミド、ポリパラキシリレンデカナミド、ポリビスシクロヘキシルメタンデカナミド等が挙げられる。
前記芯鞘複合短繊維(A)における芯部と鞘部の複合比、すなわち芯部を構成する熱可塑性樹脂と鞘部を構成する熱可塑性樹脂との質量比は、特に限定されないが、芯部/鞘部=20〜80/80〜20であるのが好ましく、芯部/鞘部=40〜60/60〜40であるのがより好ましい。
前記芯鞘複合短繊維(A)の複合形態は、芯部と鞘部が同芯円状に配された同芯芯鞘型であってもよいし、芯部と鞘部が偏芯円状に配された偏芯芯鞘型であってもよいが、好ましくは同芯芯鞘型がよい。同芯芯鞘型の短繊維(A)を用いると、得られる透湿防水シートの表面平滑性が高く良好な外観が得られる。
本発明の透湿防水シートにおいては、前記不織布層は、少なくとも表面の一部がポリエステル系樹脂で構成されている短繊維(B)をさらに含むことが好ましい。このように短繊維(A)の鞘部を構成するポリオレフィン系樹脂との接着性が比較的低いポリエステル系樹脂を表面に備える短繊維(B)を含んでいると、不織布層中の短繊維(A)と短繊維(B)との融着が抑制され、さらに透湿防水フィルムを構成する熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂を含む場合には、透湿防水フィルムと不織布層との融着も抑えられるので、例えば不織布層と透湿防水フィルムとをフラットロールで融着させても透湿性低下を回避することが可能になる。
前記短繊維(B)は、少なくとも表面の一部がポリエステル系樹脂で構成されていればよく、ポリエステル系樹脂のみからなる単成分繊維であってもよいし、2種以上のポリエステル系樹脂からなる複合繊維であってもよいし、ポリエステル系樹脂とその他の構成樹脂とからなる複合繊維であってもよい。複合繊維である場合、その形態は特に限定されず、例えば、芯鞘型、サイドバイサイド型、海島型などの形態とすることができるが、フラットロールで融着させた際の透湿性低下を効果的に抑制するうえでは、芯鞘型が好ましい。なお複合繊維において、ポリエステル系樹脂で構成される「表面の一部」とは、芯鞘型では鞘部を意味し、サイドバイサイド型では少なくとも一方のサイドを意味し、海島型では海部を意味する。
前記短繊維(B)の表面を構成するポリエステル系樹脂としては、例えば、芳香族ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等)や脂肪族ジカルボン酸(アジピン酸、セバシン酸等)又はこれらのエステル類を酸成分とし、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等をジオール成分とするホモポリエステル重合体やポリエステル共重合体が挙げられる。具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等が挙げられる。これらの中でもポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリエチレンテレフタレート構成単位を含むポリエステル共重合体が好ましい。
前記短繊維(B)が複合繊維である場合、前記ポリエステル系樹脂以外の構成樹脂として用いる樹脂は、複合形態等に応じて、例えば芯鞘複合短繊維(A)の芯部を構成する樹脂として上述した樹脂の中から適宜設定すればよい。例えば、芯鞘型の場合、鞘部がポリエステル系樹脂で構成されることになり、芯部は、鞘部を構成するポリエステル系樹脂よりも高い融点または軟化点を有する樹脂で構成されていることが好ましい(この場合の融点または軟化点の温度差(ここで言う温度差の定義は短繊維(A)と同様である)は好ましくは30℃以上である)。サイドバイサイド型の場合、2種の樹脂が共にポリエステル系樹脂であることが好ましい。海島型の場合には、海部がポリエステル系樹脂で構成されていることが好ましく、島部は、海部を構成するポリエステル系樹脂よりも高い融点または軟化点を有する樹脂で構成されていることが好ましい(この場合の融点または軟化点の温度差(ここで言う温度差の定義は短繊維(A)と同様である)は好ましくは30℃以上である)。
なお前記短繊維(B)が芯鞘型複合繊維である場合、該短繊維(B)についても、上述した短繊維(A)と同様に、上述した範囲の芯部と鞘部の複合比であることが好ましく、同芯芯鞘型であることが好ましい。
前記短繊維(A)および前記短繊維(B)の繊度は、特に制限されるものではないが、好ましくは1.1dtex〜6.6dtex、好ましくは1.5dtex〜4.4dtexである。また前記短繊維(A)および前記短繊維(B)の繊維長は、特に制限されるものではないが、好ましくは5mm〜76mm、好ましくは32mm〜51mmである。
前記不織布層が前記短繊維(B)をも含有する場合、短繊維(B)の含有量(混合率)は、不織布層中5質量%以上80質量%以下であることが好ましく、より好ましくは10質量%以上70質量%以下、さらに好ましくは20質量%以上50質量%以下である。不織布層中の短繊維(B)の含有量が前記範囲よりも多いと、透湿性は向上するものの、透湿防水フィルムがポリオレフィン系樹脂を含んでなる場合には透湿防水フィルムと不織布層との間の剥離強力が小さくなり、透湿防水シートとしての使用に耐えない場合がある。一方、不織布層中の短繊維(B)の含有量が前記範囲より少ないと、十分な透湿性が得られない傾向がある。
前記不織布層の形成方法は、特に制限されず、接着法や抄紙法など短繊維不織布の公知の製造方法を適宜採用すればよい。例えば、前記短繊維(A)単独、もしくは前記短繊維(A)と前記短繊維(B)を所定の混合率で混合した混合物を、例えばカード機を用いてシート状にしてウエブを作製し、得られたウエブを透湿防水フィルムに重ね合わせ、加熱したローラーで熱圧着させる方法を採用することができる。この場合、ローラーで熱圧着させた際に、不織布層(短繊維)と透湿防水フィルムが融着されると同時に、ウエブ中の短繊維同士も融着されて不織布層の交絡がなされる。勿論、不織布層として市販の不織布を用いてもよい。また、カット長が短い繊維を準備し、エアレイド方式などでウエブを積層する方法を採用することもできる。
前記不織布層の目付(単位面積質量)は、特に限定されないが、好ましくは5g/m以上、50g/m以下であり、より好ましくは10g/m以上、30g/m以下である。
本発明において前記透湿防水フィルムと前記不織布層は、ロールで与えられた熱および圧力により前記透湿防水フィルムに融着されていることが好ましい。
融着に用いるロールとしては、エンボスロールであってもよいし、フラットロールであってもよいが、シート表面が平滑で良好な外観が得られる点では、フラットロールが好ましい。エンボスロールを用いると、シート表面には熱融着により所定のパターンが現れることになるので、これが原因でシートの印刷性が低下することがある。特に、不織布層を透湿防水フィルムの両面に積層する場合、通常、透湿防水フィルムの一方の面に積層した不織布層を熱融着させた後、他方の面に積層した不織布層を熱融着させることになるので、透湿防水フィルムの表裏面で熱融着のパターンにズレが生じ、得られるシートの外観再現性が得られにくくなる傾向がある。一方、フラットロールを用いた場合、シート表面が平滑で良好な外観が得られるものの、熱融着部分が多くなるため透湿性が低下しやすくなる。しかしながら、フラットロールを用いた場合の透湿性低下は、上述したように不織布層に短繊維(A)と短繊維(B)の両方を含有させることにより、効率よく抑制することができる。
前記透湿防水フィルムと前記不織布層とを融着させる際のロールの温度および加圧力(線圧)は、使用する透湿防水フィルムの材質、不織布層の構成繊維(短繊維)の種類や目付、装置のラインスピード等に応じて適宜設定すればよい。例えば透湿防水フィルムがオレフィン樹脂からなる場合、ロール温度は、好ましくは120〜160℃、より好ましくは130〜150℃である。また、使用する短繊維(A)の鞘部を構成するポリオレフィン樹脂の融点または軟化点をTa℃とすると、ロール温度は(Ta±30)℃の範囲内が好ましく、(Ta±20)℃の範囲内がより好ましい。ロールの加圧力は、例えば、10〜60kN/mが好ましく、20〜50kN/mがより好ましい。
不織布層を透湿防水フィルムの両面に積層する場合、例えば、透湿防水フィルムの一方の面に不織布層を積層して融着させた後、他方の面に不織布層を積層して融着させるようにしてもよいし、透湿防水フィルムの両方の面に不織布層を積層した状態で両不織布を同時に融着させるようにしてもよいが、前者の順次積層、融着させる方法が、特別な製造装置を必要としない点で好ましい。一方の面に積層する不織布層と他方の面に積層する不織布層とは、同じものであってもよいし異なるものであってもよい。
本発明の透湿防水シートは、前記透湿防水フィルムと前記不織布層との間の剥離強力が、0.5N/5cm以上であることが好ましい。より好ましくは0.8N/5cm以上、さらに好ましくは1.5N/5cm以上である。剥離強力が0.5N/5cm未満であると、透湿防水シートとして使用するに透湿防水フィルムと不織布層の間に剥離が生じる虞がある。なお、剥離強力は実施例で後述する方法で測定することができる。
本発明の透湿防水シートは、除湿剤や乾燥剤等の吸湿剤を密閉するための包装に用いられることが好ましい。特に本発明の透湿防水シートは帯電防止性を備えているので、電子部品や精密機械などの工業製品に適用するための乾燥剤の包装に好適である。例えば、乾燥剤を包装する際には、本発明の透湿防水シートをヒートシールにより袋状に成形すればよく、除湿剤を包装する際には、プラスチック容器の蓋材として本発明の透湿防水シートを容器開口部にヒートシールすればよい。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
以下の実施例中、特に断りのない限り、「%」は「質量%」を意味し、「部」は「質量部」を意味するものとする。
以下の実施例、比較例で得られた透湿防水シートの性能評価は下記の方法で行った。
<剥離強力>
まず、以下のようにして、長さ5cm×幅5cmの掴み部を有する長さ25cm×幅5cmの剥離強力測定用サンプルを作製した。すなわち、不織布層と透湿防水フィルムを積層するに際し、図1に示すように、長さ方向の端部から5cmの部分において不織布層1と透湿防水フィルム2の間にテフロン(登録商標)製のシート3を介在させ、熱圧接処理に際して不織布層1および透湿防水フィルム2のロール4への接着を防止するために積層体の両面をテフロン(登録商標)製の保護シート5で挟んだ状態としたこと以外、各実施例、比較例と同様の方法にて不織布層1と透湿防水フィルム2をロール4で熱圧着させた後、テフロン(登録商標)製のシート3,5を除去して、剥離強力測定用サンプルとした。
テンシロン引張試験機(オリエンテック社製「UTA−1T」)を用いて、得られた剥離強力測定用サンプルの不織布層1と透湿防水フィルム2を掴み部1a,2aの端部から5cmの部分で挟持し、チャック間距離3cm、引張速度200mm/分にて剥離角度180度で剥離させたときの強度(剥離強力)を測定した。各種の包装材として用いるには、剥離強力は、少なくとも0.5N/5cm以上であることが重要である。
<透湿性(透湿度)>
JIS−L−1099(A−1法)に準拠した方法にてシートの透湿度を測定した。すなわち、得られた透湿防水シートから直径70mmの丸型試験片を切り出し、該丸型試験片を、内部に塩化カルシウムを充填した簡易型透湿カップ(直径60mm)の開口部(透湿度測定面積は約28cm2)に装着した。ここで透湿カップへの塩化カルシウムの充填量は、充填した塩化カルシウムの上面から、装着した丸型試験片の下面までの距離が3mmとなる量とした。そして、この透湿カップを温度40±2℃、相対湿度90±5%の恒温恒湿器(大栄科学精器製作所社製「DH−40N」)に入れて2時間後の質量変化を測定し、シート1m2辺り、24時間当たりの値に換算し、シートの透湿度(g/m2・24hr)を求めた。このシートの透湿度の値が高いほど透湿性に優れる。
<帯電防止性(LogΩ)>
絶縁抵抗測定器(東亜デイーケーケー社製)を用い、この測定装置の形状に合わせて得られた透湿防水シートから切り出した試験片1枚を載せ、シートのLogΩを測定した。このLogΩの値が小さいほど帯電防止性に優れる。
<外観>
シートの表面を目視にて観察し、下記の基準で評価した。
○:シワがなく、かつ柄がないか若しくは柄があっても均一な柄である
△:シワはないが、不均一な柄がある
×:シワがある
(実施例1)
鞘部がポリエチレン(以下PEと略す)、芯部がポリエチレンテレフタレート(以下PETと略す)からなる同芯芯鞘型の短繊維A1(東洋紡社製「2.2T×44−FRS」;鞘部の融点130℃、芯部の融点256℃;芯部:鞘部(質量比)=50:50)と、鞘部が共重合ポリエチレンテレフタレート(以下共重合PETと略す)、芯部がPETからなる同芯芯鞘型の短繊維B1(東洋紡社製「2.2T×51−EE7」;鞘部の軟化点130℃、芯部の融点256℃;芯部:鞘部(質量比)=50:50)とを表1に示す混合率で混合し、カード機を用いて目付けが20g/m2のウエブとしてネツトコンベア上に堆積させた。次に、得られたウエブ上に、厚さ70μmの透湿防水フィルム(株式会社トクヤマ製「プロピレン系NFシート」;ポリエチレン含有ポリプロピレン樹脂製)を積層した。次いで、得られた積層体に対し、温度140℃のフラットロールを用い、線圧を30kN/mとして熱圧接処理を施し、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
(実施例2〜6)
短繊維A1と短繊維B1との混合率を表1に示す通りに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
(実施例7)
実施例1と同様にして得られた透湿防水フィルムと不織布ウエブの積層体に対し、温度140℃のエンボスロールを用い、線圧を30kN/mとして熱圧接処理を施し、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
(実施例8)
短繊維A1を、鞘部がPE、芯部がPETからなる偏芯芯鞘型の短繊維A2(東洋紡社製「2.2T×44−FMK」;鞘部の融点130℃、芯部の融点256℃;芯部:鞘部(質量比)=50:50)に変更したこと以外は、実施例2と同様にして、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
(比較例1)
短繊維A1と短繊維B1との混合率を表1に示す通りに変更したこと(すなわち、短繊維A1を用いることなく、短繊維B1のみを用いたこと)以外は、実施例1と同様にして、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
(比較例2)
短繊維A1と短繊維B1の混合ウエブの代わりに、オレフィン系スパンボンド不織布(ユニチカ社製「エルベス(登録商標)I T0203WDO」;目付け20g/m2)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、透湿防水シートを得た。得られた透湿防水シートの性能評価の結果を表1に示す。
Figure 2014104583
1 不織布層
2 透湿防水フィルム
1a,2a 掴み部
3,5 テフロン(登録商標)製のシート
4 ロール

Claims (6)

  1. 透湿防水フィルムと、該透湿防水フィルムの片面もしくは両面に配された不織布層とを備えた積層体であって、
    前記透湿防水フィルムは、熱可塑性樹脂組成物で形成され、
    前記不織布層は、鞘部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方が芯部を構成する熱可塑性樹脂の融点および軟化点の少なくとも一方よりも30℃以上低い芯鞘複合短繊維(A)を含み、かつ前記芯鞘複合短繊維(A)の鞘部を構成する熱可塑性樹脂がポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする透湿防水シート。
  2. 前記透湿防水フィルムを構成する前記熱可塑性樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂を含む請求項1に記載の透湿防水シート。
  3. 前記不織布層はフラットロールで与えられた熱および圧力により前記透湿防水フィルムに融着されている請求項1または2に記載の透湿防水シート。
  4. 前記不織布層は、少なくとも表面の一部がポリエステル系樹脂で構成されている短繊維(B)をさらに含む請求項2または3に記載の透湿防水シート。
  5. 前記短繊維(B)の含有量は、前記不織布層中5質量%以上80質量%以下である請求項4に記載の透湿防水シート。
  6. 除湿剤または乾燥剤を密閉するための包装に用いられる請求項1〜5のいずれかに記載の透湿防水シート。
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