JP2014104093A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】皺や吸収性コアの折れに起因する違和感を与えにくく、また、突出部から吸収した液の液戻りも生じにくい吸収性物品を提供すること。
【解決手段】吸収性物品の前後方向に長い形状の吸収性コア4を備えた吸収性物品であって、吸収性コア4は、その幅方向に、中央域41及びその両側の側方域45,45を有し、中央域41は、側方域それぞれの上面より上方に突出した突出部5を有している。吸収性コア4は、中央域41と側方域45とが一体成形されており、吸収性コア3の肌当接面に、吸収性コアの幅方向に沿う複数の横溝44が、それぞれ、中央域41から側方域45に亘って連続して形成されている。横溝44は、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成されており、且つ該横溝44は、中央域41の側方域45に隣接する部位P1における底部44dが、側方域45の上面S2よりも下方に位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来、生理用ナプキン等の吸収性物品における吸収体に、着用者の肌の凹凸形状に沿うように隆起部を設けることが知られており、またその隆起部に溝を形成することも知られている。例えば、特許文献1,2には、溝を有する隆起部を吸収体の中央部付近に備えた吸収体が開示されている。
特開2009−112590号公報 特開2012−125366号公報
特許文献1における吸収体は、上層及び下層を有する積層構造を有すると共に、上層が存在して隆起部を形成している中央域に上下層に亘る窪みが形成されている。しかし、その窪みは、熱エンボス加工により形成されたもので、窪みの底部付近が圧密化されているため、窪みの底部付近から他の部分に液が拡散しにくく、ウエットバックの防止性能や吸収体の吸収容量の有効活用の点で改善の余地がある。
また、特許文献2には、多数のブロック状の凸部を有する吸収体に、同様に多数の凸部からなる隆起部を設けたものが開示されている。しかし、隆起部におけるブロック状の凸部間に形成された溝の深さを、隆起部以外の部位の表面より下方に達する深さとすることについて何らの示唆はない。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収性物品の前後方向に長い形状の吸収性コアを備えた吸収性物品であって、前記吸収性コアは、その幅方向に、中央域及びその両側に位置する側方域を有し、該中央域は、該側方域それぞれの上面より上方に突出した突出部を有しており、前記吸収性コアは、前記中央域と前記側方域とが一体成形されており、前記吸収性コアの肌当接面に、該吸収性コアの幅方向に沿う複数の横溝が、それぞれ、前記中央域から前記側方域に亘って連続して形成されており、前記横溝は、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成されており、且つ該横溝は、前記中央域の前記側方域に隣接する部位における底部が、該側方域の上面よりも下方に位置する、吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品によれば、身体の凹凸に対するフィット性に優れると共に、着用者の動きに対する追従変形性に優れ、皺や吸収性コアの折れに起因する違和感も与えにくい。また、突出部から吸収した液が、横溝内部へ浸透することですばやく吸収され横溝の底部に達した後、横溝の底部よりも吸収材料の密度が高い横溝の底部の隣接部に移行するため、横溝の底部付近に滞留しにくく、肌当接面への液戻りも生じにくい。
図1は、本発明の第1実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2(a)は、図1のIIa−IIa線断面図であり、図2(b)は、図1のIIb−IIb線断面図である。 図3(a)は、図1のIIIa−IIIa線断面図であり、図3(b)は、図1のIIIb−IIIb線断面図である。 図4は、図1の生理用ナプキンの着用状態における吸収性コアの変形状態を示す模式図である。 図5は、図1に示す生理用ナプキンの吸収性コアの製造に好ましく使用される積繊ドラムの周方向に沿う断面を示す模式図である。 図6は、本発明の第2実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図7(a)は、図6のVIIa−VIIa線断面図であり、図6(b)は、図6のVIIb−VIIb線断面図である。 図8は、本発明の第3実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図9(a)は、図8のIXa−IXa線断面図であり、図9(b)は、図8のIXb−IXb線断面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の吸収性物品の第1実施形態としての生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1ともいう)は、就寝時の使用に適した夜用のナプキンである。
ナプキン1は、図1に示すように、前後方向に長い形状の吸収性本体6と、一対のウイング部7,7と、一対の後方フラップ部8,8とを有している。生理用ナプキン等の吸収性物品に関し、「前後方向」とは、着用時に着用者の前後方向と一致する方向である。
吸収性本体6は、その長手方向に、前方部A、液排泄部対向部B及び後方部Cを有しており、液排泄部対向部Bの左右両側に一対のウイング部7,7、後方部Cの左右両側に一対の後方フラップ部8,8を有している。液排泄部対向部Bは、幅方向の中央部に、着用者の液排泄部(膣口)に対向配置される部分であり、前方部Aは、液排泄部対向部Bより着用者の前側(腹側)に配される部分であり、後方部Bは、液排泄部対向部Bより着用者の背中側に配される部分である。
ナプキン1は、着用時に着用者の肌側に向けられる肌当接面を形成する肌側シート2、着用時にショーツ等の衣類側に向けられる非肌当接面を形成する非肌側シート3、及びこれら両シート2,3間に配置された吸収性コア4を備えている。肌側シート2は、液透過性の表面シート2a及びその両側に接合された一対の立体ガード形成用シート2b,2bを備えている。液透過性の表面シート2aは、吸収性本体6の幅方向の中央部に、吸収性本体6の全長に亘るように配されている。立体ガード形成用シート2bは、吸収性本体の幅方向中央側の側縁部21を表面シート2a上に重ねた状態で、該側縁部21からやや幅方向の外方の位置において該表面シート2aに接合されている。立体ガード形成用シート2bは、前記側縁部21の近傍に立体ガード形成用の弾性部材(図示せず)を有しており、着用時には、その弾性部材の収縮力により、液排泄部対向部Bにおける該側縁部21から所定幅の部分が表面シート2aから離間するように起立して立体ガードを形成する。
一対のウイング部7,7及び一対の後方フラップ部8,8は、吸収性コア41の両側縁から延出した立体ガード形成用シート2b及び非肌側シート3からなる。一対のウイング部7それぞれの非肌側シート3からなる面には、ショーツのクロッチ部の非肌当接面に固定するためのウイング部粘着部(図示せず)が設けられ、吸収性本体6の非肌当接面には、該本体6をショーツの内面に固定するための本体粘着部(図示せず)が設けられている。後方フラップ部8は、着用時に、ショーツの内面(肌当接面)上に配される。後方フラップ部8の非肌側シート3からなる面にも、ショーツの内面に固定するための粘着部が設けられていることが好ましい。肌側シート2と非肌側シート3とは、吸収性コア41の周縁部より外方が接着剤で互いに接合されていると共にナプキン1の周縁部において熱シールにより接合されている。肌側シート2と吸収性コア41との間、及び吸収性コア41と非肌側シート3との間も、ドット、スパイラル、ストライプ等のパターン塗工された接着剤により互いに接合されていることが好ましい。
ナプキン1における吸収性コア4は、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又は該繊維集合体の繊維間に高吸水性ポリマーを保持させたものからなる。吸収性コア4は、上下両面を、ティッシュペーパーや透水性の不織布からなるコアラップシート(図示略)によって被覆されている。コアラップシートは、吸収性コアの形成材料の漏れ出しを防止したり、吸収性コアの保形性を高める目的で使用される。
ナプキン1における吸収性コア4は、図1に示すように、ナプキン1の前後方向と同方向に長い形状を有している。また、吸収性コア4は、図2(a)及び図2(b)に示すように、幅方向Yに、中央域41及びその両側に位置する側方域45,45を有しており、該中央域41は、該側方域45,45それぞれの上面S2,S2より上方に突出した突出部5を有している。
ナプキン1は、表面シート2aの下に吸収性コア4の突出部5が存在することによって、肌当接面における幅方向中央部に着用者の肌側に向かって突出する隆起部11が形成されている。
また、突出部5の幅W1〔図2(a)参照〕は、吸収性コアの全幅W2に対する割合が、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上であり、また、好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下であり、また、好ましくは20%以上80%以下であり、より好ましくは30%以上70%以下である。
ナプキン1における、吸収性コア4の突出部5及びそれによって形成される隆起部11は、図1に示すように、吸収性コアの長手方向に長い形状を有しており、ナプキン1の液排泄部対向部Bから後方部Cの一部に亘って形成されている。より具体的には、液排泄部対向部Bの前端部付近から後方部CのX方向中央部よりやや後方の位置までの範囲に形成されている。
突出部5及び隆起部11は、ナプキン1(吸収性物品)の前後方向Xにおいて、液排泄部対向部Bから後方部Cの一部に亘って形成されていることが好ましい。また、の突出部5及び隆起部11は、ナプキン1の前後方向Xの全長の30%以上の長さに亘って形成されていることが好ましく、ナプキン1の全長の40%以上の長さに亘って形成されていることがより好ましく、ナプキン1の全長の50%以上の長さに亘って形成されていることが更に好ましい。
吸収性コア4の中央域41には、図3(a)に示すように、高坪量部42と横溝44の底部をなす低坪量部43とが、吸収性コア4の長手方向Xに交互に形成されており、個々の低坪量部43は、吸収性コア4の幅方向Yに沿って延びている。高坪量部42は、吸収性コアの形成材料の坪量が低坪量部43に比較して相対的に高い部分であり、低坪量部43は、吸収性コアの形成材料の坪量が高坪量部42に比較して相対的に坪量が低い部分である。
吸収性コア4の中央域41は、吸収性コア4を製造する工程においてプレスされる。この際、プレスのよる圧力は厚みの厚い高坪量部42に集中し、厚みの薄い低坪量部43はプレスにより圧力を受けず圧縮されない。このように、高坪量部42のみが圧縮されることで高坪量部42は低坪量部43に対して吸収部材の密度が高まるように設計されている。
吸収性コア4の側方域45は、中央域41をプレスする工程とは別の工程でプレスされる。プレスのよる圧力は厚みの厚い高坪量部46に集中し、厚みの薄い低坪量部47はプレスにより圧力を受けず圧縮されない。このように、高坪量部42のみが圧縮されることで高坪量部46は低坪量部47に対して吸収部材の密度が高まるように設計されている。なお、この工程で用いるプレス工程は、中央域41に該当する形にくり抜かれたプレスロールや吸収性コア4の側方域45に該当する部分にのみプレス部が存在するロールを用いる等の措置を行い、吸収性コア4の側方域のみをプレスされるように工夫されている。
吸収性コア4の中央域41において、横溝44の底部をなす低坪量部43の坪量は、高坪量部42の坪量に対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、また、5%以上80%以下であることが好ましく、10%以上70%以下であることがより好ましい。また、高坪量部42の坪量は、好ましくは200g/m2以上、より好ましくは300g/m2以上であり、また、好ましくは800g/m2以下、より好ましくは700g/m2以下であり、また、200g/m2以上800g/m2以下であることが好ましく、300g/m2以上700g/m2以下であることがより好ましい。低坪量部43の坪量は、好ましくは10g/m2以上、より好ましくは15g/m2以上であり、また、好ましくは400g/m2以下、より好ましくは350g/m2以下であり、また、10g/m2以上400g/m2以下であることが好ましく、25g/m2以上300g/m2以下であることがより好ましい。
高坪量部42は、横溝44の底部をなす低坪量部43よりも坪量が大きいだけでなく、厚みも大きくなっている。低坪量部43の厚みは、高坪量部42の厚みに対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、また、5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上40%以下であることがより好ましい。また、高坪量部42の厚みは、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2mm以上であり、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは8mm以下であり、また、1.5mm以上10mm以下であることが好ましく、2mm以上8mm以下であることがより好ましい。低坪量部43の厚みは、好ましくは0.08mm以上、より好ましくは0.15mm以上であり、また、好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下であり、また、0.08mm以上5mm以下であることが好ましく、0.15mm以上4mm以下であることがより好ましい。
なお、上述した高坪量部42の値、また低坪量部43との関係における諸値は、本実施形態のナプキン1のように縦溝を含んで吸収性コアが構成されている場合には、該縦溝50を含まない高坪量部において該当していれば良い。
〔高坪量部及び低坪量部の坪量の測定方法〕
吸収性コアを、高坪量部42と低坪量部43の境界線に沿ってフェザー社製片刃剃刀を用いて切断し、あらかじめ定めた面積となるように高坪量部42及び低坪量部43の小片を得る。高坪量部42は、一対の低坪量部43,43に挟まれた部分を小片として切り出す。即ち、高坪量部42は低坪量部43により区画された小ブロック片として切り出す。当該小片が、縦方向に延びる縦溝50、51、52の底部をなす低坪量部48を含む場合は、高坪量部42と低坪量部43および低坪量部48の境界線で区画される高坪量部42をサンプル切片として切り出し測定に用いる。低坪量部の小片は、一対の高坪量部42,42間に挟まれた細幅の部分を長さが30mmとなるように小片として切り出す。
それらの小片の重量を電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定する。求めた重量を高坪量部42又は低坪量部43の小片の面積で除して小片の坪量を算出する。高坪量部42及び低坪量部43のそれぞれについて、小片5個の坪量の平均を坪量とする。
〔高坪量部及び低坪量部の厚みの測定方法〕
高坪量部42及び低坪量部43の厚みの測定は、各々の部位について坪量を測定するために切り出した小片の厚みを測定することで行う。吸収性物品より切り出した高坪量部42及び低坪量部43の小片の測定部を5kPaの圧力で10分間加圧し、除重後すぐに測定を行う。除重後のサンプルの中央域に、大きさ20mm×20mm、厚み3mmのアクリルプレートを吸収体3の上に置き、KEYENCE社製非接触式レーザー変位計(レーザーヘッドLK−G30、変位計LK−GD500を用い、サンプルの厚みを測定する。切り出した小片の大きさが小さく、非接触式レーザー変位計により測定し難い場合には、前記切断されたサンプルの断面を、例えば、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜100倍の倍率で観察し、測定してもよい。
そして、坪量差及び密度差を有する高坪量部42と低坪量部43とが、上記の態様で形成されていることによって、吸収性コア4の中央域41における肌当接面に、非肌当接面側に向かって凹んだ複数本の横溝44aが、それぞれ吸収性コア4の幅方向Yに延びて形成されている。本明細書において、肌当接面は、吸収性物品又はその構成部材における着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌当接面は、吸収性物品又はその構成部材における着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。
また、吸収性コア4の側方域45にも、図3(b)に示すように、高坪量部46と低坪量部47とが、吸収性コア4の長手方向Xに交互に形成されており、個々の低坪量部47は、吸収性コア4の幅方向Yに沿って延びている。高坪量部46は、吸収性コアの形成材料の坪量が低坪量部47に比較して相対的に高く、低坪量部47は、吸収性コアの形成材料の坪量が高坪量部46に比較して相対的に坪量が低い。
そして、坪量差及び密度差を有する高坪量部46と低坪量部47とが、上記の態様で形成されていることによって、吸収性コア4の側方域45における肌当接面にも、非肌当接面側に向かって凹んだ複数本の横溝44bが、それぞれ吸収性コア4の幅方向Yに延びて形成されている。
吸収性コア4の側方域45において、横溝44の底部をなす低坪量部47の坪量は、高坪量部46の坪量に対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、また、5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上40%以下であることがより好ましい。また、高坪量部46の坪量は、好ましくは50g/m2以上、より好ましくは100g/m2以上であり、また、好ましくは400g/m2以下、より好ましくは300g/m2以下であり、また、50g/m2以上400g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以上300g/m2以下であることがより好ましい。低坪量部47の坪量は、好ましくは2.5g/m2以上、より好ましくは5g/m2以上であり、また、好ましくは200g/m2以下、より好ましくは150g/m2以下であり、また、2.5g/m2以上200g/m2以下であることが好ましく、5g/m2以上150g/m2以下であることがより好ましい。
高坪量部46は、横溝44の底部をなす低坪量部47よりも坪量が大きいだけでなく、厚みも大きくなっている。低坪量部47の厚みは、高坪量部46の厚みに対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、また、5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上40%以下であることがより好ましい。また、高坪量部46の厚みは、好ましくは0.8mm以上、より好ましくは1mm以上であり、また、好ましくは5mm以下、より好ましくは4mm以下であり、また、0.8mm以上5mm以下であることが好ましく、1mm以上4mm以下であることがより好ましい。低坪量部47の厚みは、好ましくは0.04mm以上、より好ましくは0.08mm以上であり、また、好ましくは0.4mm以下、より好ましくは0.32mm以下であり、また、0.04mm以上0.4mm以下であることが好ましく、0.08mm以上0.32mm以下であることがより好ましい。
なお、上述した高坪量部46の値、また低坪量部47との関係における諸値は、本実施形態のナプキン1のように縦溝を含んで吸収性コアが構成されている場合には、該縦溝50を含まない高坪量部において該当していれば良い。
なお高坪量部46と低坪量部47各々における坪量と厚みの測定方法は、前述した高坪量部42と低坪量部43における測定方法と同様にして行う。
また、中央域41の高坪量部42は、側方域45の高坪量部46よりも坪量が大きくなっており、また、側方域45の高坪量部46よりも厚みも大きくなっている。これにより、中央域41の厚みt1が、側方域45の厚みt2よりも厚くなり、中央域41に、側方域45の上面S2より上方に突出した突出部5が形成されている。
中央域41の厚みt1は、側方域45の厚みt2に対する割合が、好ましくは110%以上、より好ましくは120%以上であり、また、好ましくは400%以下、より好ましくは300%以下であり、また、110%以上400%以下であることが好ましく、120%以上300%以下であることがより好ましい。本実施形態において、中央域41の厚みt1は、中央域41の幅方向中央部に位置する高坪量部42の前記厚みであり、側方域45の厚みt2は、中央域41に隣接する高坪量部46の前記厚みである。
突出部5は、液排泄部対向部B及び後方部Cの何れにおいても、側方域45の上面S2から突出する高さtの、中央域41の全厚t1に対する割合が、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上であり、また、好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また、好ましくは20%以上90%以下であり、より好ましくは30%以上80%以下である。突出部5の突出高さtは、中央域41の全厚t1から側方域45の厚みt2を差し引いた値と同じである。
中央域41の低坪量部43と側方域45の低坪量部47は、中央域41と側方域45との境界部において、吸収性コア4の長手方向Xにおける位置が一致しており、同様に、中央域41の横溝44aと側方域45,45の横溝44bとは、前記境界部において、吸収性コア4の長手方向Xにおける位置が一致している。
即ち、中央域41の横溝44aと側方域44,44の横溝44bは、吸収性コア4の中央域41から側方域45,45に亘って連続する1本の横溝44を形成しており、該横溝44は、吸収性コア4の全幅に亘って延びている。そして、その横溝44が、吸収性コア4の長手方向に間隔を開けて複数本形成されている。換言すると、中央域41の低坪量部43と側方域45の低坪量部47とが、吸収性コア4の全幅に亘って連続して延びる一本の低坪量部を形成しており、該一本の低坪量部は、吸収性コアの形成材料の坪量、厚み及び密度が、側方域45の高坪量部46よりも小さい。
横溝44に関し、中央域から側方域に亘って連続するとは、上側が解放された横溝内の空間が、中央域と側方域との間で途切れることなく、中央域から側方域に亘って連続して存在することを意味する。本実施形態のナプキン1においては、図2(b)に示すように、横溝44は、後述する縦溝50〜52と平面視十字状に交差しているが、縦溝を挟んで対峙する一方の側の横溝内の空間の延長上に他方の横溝内の空間の全部又は一部が存在するような場合は、縦溝との交差部で横溝は途切れていないものとする。
また、複数本の前記横溝44は、吸収性コア4の幅方向Yにおいて、中央域41の、側方域45に隣接する部位P1,P1〔図2(b)参照〕における底部44dが、側方域45の上面S2よりも下方に位置している。ここでいう、側方域45の上面S2の位置は、側方域45の、中央域41に隣接する部位における高坪量部46の上面である。横溝44の底部44dは、図2(b)に示すように、吸収性コア4の幅方向において、中央域41の全域に亘って、側方域45の上面S2よりも下方に位置していることが好ましい。本ナプキン1においては、中央域41の低坪量部43は、側方域45の高坪量部46より坪量及び厚みが小さく、それによって、横溝44は、吸収性コア4の幅方向における中央域41の全域に亘って、底部44dが、側方域45の上面S2よりも下方に位置している。
横溝44の底部44dが、側方域45の上面S2の位置より下方に位置するか否かは、中央域41の側方域45に隣接する部位P1,P1における底部44の厚み、および側方域45の高坪量部46の厚みを測定することで判断する。具体的には、先ず生理用ナプキン1より吸収性コア4を取り出し、中央域41の底面を基点として側方域45の高坪量部46の厚みを測定する。厚みの測定は各々の部位を5kPaの圧力で10分間加圧し、除重後測定部位に、大きさ20mm×20mm、厚み3mmのアクリルプレートを置き、KEYENCE社製非接触式レーザー変位計(レーザーヘッドLK−G30、変位計LK−GD500を用いて行う。次に、吸収性物品よりフェザー社製片刃剃刀を用いて、中央域41の側方域45に隣接する部位P1,P1における底部44の測定部を切り出し、5kPaの圧力で10分間加圧し、除重後すぐに厚みの測定を行う。除重後のサンプルの中央域に、大きさ20mm×20mm、厚み3mmのアクリルプレートを吸収体3の上に置き、KEYENCE社製非接触式レーザー変位計(レーザーヘッドLK−G30、変位計LK−GD500を用い、サンプルの厚みを測定する。切り出した小片の大きさが小さく、非接触式レーザー変位計により測定し難い場合には、前記切断されたサンプルの断面を、例えば、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜100倍の倍率で観察し、測定してもよい。先に求めた側方域45の高坪量部46の厚みより、中央域41の側方域45に隣接する部位P1,P1における底部44の測定部の厚みが大きければ、横溝44の底部44dが、側方域45の上面S2の位置より下方に位置する。
吸収性コア4は、突出部5を含めた中央域41と一対の側方域45,45とが一体成形されている。「一体成形されている」とは、別の工程で製造した部材どうしを接着剤や圧縮などの接合手段で結合したものとは異なり、同一の材料を用いて、一つの工程で一体的に形成されていることを意味する。従って、例えば、中央域41における突出部5を形成する部分42uとそれより下に位置する部分42dとの間には、別に製造した2つの吸収性コアを重ねた場合に生じるような層どうしの隣接部や結合部が存在せず、また、中央域41と側方域45,45との境界部にも、別に製造した2つの吸収性コアを並べて配置した場合に生じるコアどうしの隣接部や結合部が存在しない。
突出部5を含めた中央域41と一対の側方域45,45とが一体成形されていると、吸収する液体が、スムーズに移動し得る連続性を有するようになる。このような構造の吸収性コアの製造方法については後で説明する。
なお、吸収性コア4は、中央域41及び側方域45のいずれについても、横溝及び後述する縦溝の存在によって、肌当接面が凹凸形状を有する一方、非肌当接面側は平坦となっている。
本実施形態のナプキン1によれば、突出部5を有する中央域42に、深さが深く、底部44dが側方域45の上面S2より深い位置に達すると共に、中央域42から側方域45にも延在する横溝44が形成され、しかもその横溝44が、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成されているため、通常であれば、湾曲の妨げになり易い突出部5を有するにも拘わらずに、変形性に富み、肌当接面に皺も生じにくい。そのため、図4に示すように、突出部5及びそれよって形成される隆起部11を、着用者の液排泄部や臀裂に沿わせながら、全体形状を、着用者の身体形状に沿うように変形させることができ、身体の凹凸に対するフィット性に優れると共に、着用者の動きに対する追従変形性に優れ、皺や吸収性コアの折れに起因する違和感も与えにくい。
このような効果は、横溝44の底部44dが、吸収性コア4の幅方向Yにおける中央域41の全域に亘って、側方域45の上面S2よりも下方に位置していると、一層高まる。
しかも、吸収性コアが一体成形したものであり、横溝44が、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成したものであるため、突出部5から吸収した液が、中央域41において厚み方向にスムーズに拡散すると共に、横溝44の底部付近から他の部位へも液が拡散し易く、横溝44の底部付近に滞留した液が加圧によって肌当接面に液戻りすることもない。そのため、液が多量に供給された場合等においても、肌当接面に液が残りにくく、快適な着用感が得られる。
このような効果がより確実に奏されるようにする観点から、中央域41における横溝44の深さの、中央域41の厚みt1に対する割合は、好ましくは50%以上であり、より好ましくは60%以上であり、また、好ましくは95%以下であり、より好ましくは90%以下であり、また、50%以上95%以下であることが好ましく、60%以上90%以下であることがより好ましい。
また、横溝44の幅Wは、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.5mm以上であり、また、好ましくは3mm以下、より好ましくは2mm以下であり、また、0.2mm以上3mm以下であることが好ましく、0.5mm以上2mm以下であることがより好ましい。横溝44の幅Wは、図3(a)に示すように、吸収性コアの長手方向Xにおける寸法である。
また、ナプキン1では、中央域41の高坪量部42が低坪量部43よりも密度が高くなっていることから、横溝44に取り込まれた体液が高坪量部42へ素早く取り込まれるようになっている。このため、体液が横溝44を伝わりながら、吸収性コア4の長手方向に吸収されていくので、中央域での体液吸収が効率的に行われる。結果として、吸収性コア4からの液漏れ抑制が向上する。加えて、側方域45でも高坪量部46が低坪量部47より密度が高くなされているので、同様の効果が得られる。
中央域41及び側方域45それぞれにおいて、低坪量部の密度は、隣接する高坪量部の密度に対する割合が、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上であり、また、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、また、好ましくは5%以上50%以下であり、より好ましくは10%以上40%以下である。
ナプキン1における吸収性コア4には、図1又は図2に示すように、中央域41、側方域45,45、並びに長手方向における中央域41の両端より外方の前後端領域に、縦溝50〜52を有している。中央域41の縦溝50は、前記横溝44aと同様に、中央域41に、吸収性コアの形成材料の坪量及び厚みが前記高坪量部42よりも小さい低坪量部48を設けて形成されている。中央域41の縦溝50は、前後端領域に連続して延在している必要はない。側方域45の縦溝51,52は、前記横溝44bと同様に、側方域45に、吸収性コアの形成材料の坪量及び厚みが前記高坪量部46よりも小さい低坪量部49を設けて形成されている。
また、ナプキン1における吸収性コア4には、図1に示すように、長手方向Xにおける中央域41の両端より外方の前後端領域に、側方域45における高坪量部46及び低坪量部47と同様の、坪量、密度及び厚みの大小関係を有する高坪量部及び低坪量部が形成されており、それによって、側方域45の横溝44bと同様の横溝53が形成されている。
本実施形態のナプキン1によれば、突出部5を有する中央域41に、吸収性コア4の長手方向に沿う縦溝50が形成されているため、突出部5及びそれよって形成される隆起部11が、一層、着用者の身体形状に沿うように変形させることができ、身体の凹凸に対するフィット性が一層向上する。また、中央域41の厚み方向への液の吸い込み性が向上し、肌当接面に液が一層残りにくくなる。
中央域41に形成する縦溝50は、その底部が、側方域45の、中央域41に隣接する部位の上面S2より下方に位置している必要はない。即ち、図2(b)に示すように、縦溝50は、その底部が、側方域45の、中央域41に隣接する部位の上面S2より下方に位置していても良いし、その底部が、側方域45の、中央域41に隣接する部位の上面S2と、同位置又はそれより上方に位置していても良い。
上述したナプキン1の吸収性コア4は、外周面に集積用凹部55を備え、一方向Aに回転する積繊ドラム54と、該積繊ドラム54の外周面に吸収性コアの形成材料を飛散状態で供給するダクト(図示せず)を備えた積繊装置を用いて製造することができる。
集積用凹部55は、積繊ドラム54の外周面の周方向に一定の間隔で複数個形成されている。集積用凹部55の底面56は、メッシュプレート等からなり、吸引孔として機能する多数の細孔を有している。
図5に示すように、集積用凹部55の底面56の一部には、突出部5を有する中央域41を形成するための凹部56aが形成されている。集積用凹部55の底部には、低坪量部43,37等の低坪量部を形成するための難通気性部材56が配置されている。難通気性部材56は、集積用凹部55の底面から突出するように固定されており、非通気性部材であっても良く、例えば金属やプラスチックからなる。
積繊ドラムを備えた公知の積繊装置と同様に、集積用凹部55の底面から吸引しつつ、ダクト内に吸収性コアの形成材料を供給することによって、図5(b)に示すように、吸収性コアの形成材料が集積用凹部55内に所定形状に堆積する。その堆積物4’を、集積用凹部55から離型することで吸収性コア4が得られる。吸収性コア4は、コアラップシートで被覆する前又は被覆した後、一対のロール間に通すこと等により加圧し適度に圧縮しても良い。図5(b)に示すように、難通気性部材56上に堆積したコア形成材料からなる部分43’が低坪量部43等となり、難通気性部材56を有しない底面上に堆積した部分42’が高坪量部42等となる。また、前述したように、吸収性コア4の中央域41をプレスすることにより、中央域41に、低坪量部43よりも密度が高い高坪量部42が形成され、中央域41となる部分とは別に、側方域45をプレスすることにより、側方域45に、低坪量部47よりも密度が高い高坪量部46が形成される。吸水性ポリマーを含む吸収性コアを製造する場合、ダクトの途中に吸水性ポリマーの導入部を設けることが好ましい。
表面シート2a及び非肌側シート3としては、当該技術分野において従来用いられてきたものと同様のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2aとしては、液透過性を有する不織布や、穿孔フィルムを用いることができる。非肌側シート3としては、合成樹脂製の液不透過性フィルムや、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布等の耐水圧が高い撥水性の不織布を用いることができる。また、立体ガード形成用シート2bとしては、耐水圧が高い撥水性の不織布、例えば、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布等を用いることができる。
次に、本発明の第2及び第3実施形態の生理用ナプキンについて説明する。第2及び第3実施形態の生理用ナプキンは、吸収性コアの構成が第1実施形態と異なる。第2及び第3実施形態については、第1実施形態と異なる点について主として説明し、同様の点については同一の符号を付して説明を省略する。特に言及しない点については、第1実施形態に関する説明が適宜適用される。
第2実施形態の生理用ナプキンにおける吸収性コア4Aは、図6及び図7に示すように、突出部5が、中央域41の中央部41Mから側方域45,45に向かって下降する傾斜側面41Sを有している。傾斜側面41Sは、突出部5の長手方向の両側部に形成されている。図7(a)に示すように、突出部5は、平坦な中央部41Mを有し、その両側に断面直線状の傾斜側面41Sを有している。中央部41Mと傾斜側面41Sとの間の角部、傾斜側面41Sと側方域45との境界部は、角を有さずに断面円弧状の曲面を介してなだらかに連続していても良い。また、傾斜側面41Sは、非肌当接面又は非肌当接面側に凸の湾曲した断面形状を有していてもよい。
第2実施形態の生理用ナプキンによれば、第1実施形態のナプキン1の同様の効果が奏される上に、傾斜側面41Sを有することによって下記効果も奏される。即ち、傾斜側面41Sから側方域45との境界部が非肌当接面側に湾曲しやすくなり、比較的剛性の高い中央部41Mの形状が変化されることなく隆起され、身体へ追従しやすくなるため、フィット性の向上及び装着感の向上という観点において有利となる。
第2実施形態における吸収性コア4Aの横溝44は、吸収性コア4Aの幅方向Yにおいて、中央域41の、側方域45に隣接する部位P1,P1における底部44dは、側方域45の上面S2よりも下方に位置している一方、中央域41の中央部41Mにおける横溝44の底部は、側方域45の上面S2より上方に位置している。
第2実施形態における吸収性コア4Aは、集積用凹部55に設ける凹部56aに、傾斜側面41Sに対応する傾斜面を形成するとともに、難通気性部材の、集積用凹部55の底面からの突出高さを部分的に異ならせる以外は、第1実施形態の吸収性コア4の製造方法と同様にして製造することができる。
第3実施形態の生理用ナプキンにおける吸収性コア4Bは、図8及び図9に示すように、該吸収性コア4Bの厚みが、吸収性コア4Bの幅方向Yにおいて、中央域41の中央部41Mから吸収性コア4Bの幅方向Yの両端に向かって漸減している。より具体的には、吸収性コア4Bは、液排泄部対向部Bから後方部Cの一部に亘る範囲に、肌当接面が平坦な中央部41Mを有し、その周囲から吸収性コアの周縁に向かって厚みが漸減している。この吸収性コア4Bのように、吸収性コアの肌当接面に、中央域41の突出部5と側方域45とを明確に区別し得る傾斜の急変部が存在しない場合、図9に示すように、吸収性コアの幅方向Yの長さを3等分して、その中央の領域を中央域41、その両側に位置する部分を側方域45,45とする。第3実施形態の吸収性コア4Bは、このように区分したとき、中央域41に中央域傾斜側面41Sを有し、側方域45,45に側方域傾斜側面45Sを有している。
第3実施形態によれば、第1実施形態のナプキン1の同様の効果が奏される上に、中央域41及び側方域45に吸収性コア4Bの幅方向Yの両端に向かって漸減している傾斜を設けることによって、下記効果も奏される。即ち、中央域41及び側方域45の傾斜によって、吸収性コア4Bが肌当接面側が凸、非肌当接面側が凹となるように、湾曲しやすくなり、比較的剛性の高い中央部41Mの形状が変化されることなく隆起され、身体へ追従しやすくなるため、フィット性の向上及び装着感の向上という観点において有利となる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。
例えば、第1〜第3実施形態における吸収性コアには、該吸収性コアの長手方向に延びる縦溝が形成されていたが、縦溝は形成されていなくても良い。また、中央域における縦溝を設ける一方、側方域における縦溝を設けなくても良いし、その逆に、中央域における縦溝を設けない一方、側方域における縦溝を設けても良い。
また、中央域41から側方域45に亘って連続する横溝44は、吸収性物品の液排泄部対向部のみに形成されていても良いし、後方部のみに形成されていても良い。
また、第2実施形態の吸収性コア4Bにおいては、集積用凹部55に設ける凹部56aに傾斜側面41Sに対応する傾斜面を形成して、傾斜側面41Sを形成したが、中央域41の厚みが、吸収性コア4の幅方向Yにおいて均一な吸収性コアを製造した後、中央域41における側方域に隣接する部位を加圧し圧縮することによって形成しても良い。
また、吸収性コアは、パルプ繊維等の繊維材料のみからなるものであっても良いし、繊維材料と高吸水性ポリマーとの両者を含むものであっても良い。繊維材料としては、従来、生理用ナプキンやパンティライナー、使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体に用いられている各種のものを特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等のセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン等の合成繊維の短繊維等が用いられる。これらの繊維は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、繊維材料は、全体又は一部がパルプ繊維であることが好ましく、繊維材料中のパルプ繊維の割合は50〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは80〜100質量%であり、更に好ましくは100質量%である。尚、吸収性コアには、高吸水性ポリマー以外に、消臭剤や抗菌剤等を必要に応じて配合しても良い。
また、上述した実施形態では、低坪量部よりも高坪量部が密度が高くなされていたが、吸収コアのプレス工程を省略することによって、両者の密度を同じとしても良い。
また、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド、使い捨ておむつ等の他の吸収性物品であっても良い。上述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の吸収性物品を開示する。
<1>吸収性物品の前後方向に長い形状の吸収性コアを備えた吸収性物品であって、前記吸収性コアは、その幅方向に、中央域及びその両側に位置する側方域を有し、該中央域は、該側方域それぞれの上面より上方に突出した突出部を有しており、前記吸収性コアは、前記中央域と前記側方域とが一体成形されており、前記吸収性コアの肌当接面に、該吸収性コアの幅方向に沿う複数の横溝が、それぞれ、前記中央域から前記側方域に亘って連続して形成されており、前記横溝は、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成されており、且つ該横溝は、前記中央域の前記側方域に隣接する部位における底部が、該側方域の上面よりも下方に位置する、吸収性物品。
<2>前記横溝の底部が、前記吸収性コアの幅方向における前記中央域の全域に亘って、前記側方域の前記上面よりも下方に位置している、前記<1>記載の吸収性物品。
<3>前記中央域に、前記吸収性コアの長手方向に沿う縦溝が形成されている、前記<1>又は<2>記載の吸収性物品。
<4>前記突出部は、液排泄部対向部から後方部の一部に亘って形成されている、前記<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収性物品。
<5>前記突出部は、前記中央域の中央部から前記側方域に向かって下降する傾斜側面を有する前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
<6>前記吸収性コアの厚みが、前記中央域の中央部から吸収体の幅方向の両端に向かって漸減している、前記<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
<7>吸収性コアの中央域において、低坪量部の坪量は、高坪量部の坪量に対する割合が、5%以上80%以下である<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品。
<8>前記高坪量部は前記低坪量部に対して吸収部材の密度が高い<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収性物品。
<9>低坪量部の厚みは、高坪量部の厚みに対する割合が、5%以上50%以下である<1>〜<8>の何れか1に記載の吸収性物品。
<10>吸収性コアの側方域において、低坪量部の坪量は、高坪量部の坪量に対する割合が、5%以上50%以下である<1>〜<9>の何れか1に記載の吸収性物品。
<11>中央域の厚みは、側方域の厚みに対する割合が110%以上400%以下である<1>〜<10>の何れか1に記載の吸収性物品。
<12>中央域における横溝の深さの、中央域の厚みに対する割合は50%以上95%以下である<1>〜<11>の何れか1に記載の吸収性物品。
<13>横溝の幅は0.2〜3mmである<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収性物品。
<14>吸収性コアは、中央域及び側方域のいずれについても、肌当接面が凹凸形状を有し、非肌当接面側は平坦となっている、<1>〜<13>の何れか1に記載の吸収性物品。
<15>前記中央域には、前記横溝の底部をなす低坪量部と、該低坪量部と隣接する高坪量部を有し、該高坪量部が該低坪量部よりも密度が高い、<1>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品。
<16>前記突出部は、液排泄部対向部及び後方部の何れにおいても、側方域の上面から突出する高さの、中央域の全厚に対する割合が、20%以上90%以下である、<1>〜<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<17>前記突出部の幅は、吸収性コアの全幅に対する割合が20%以上80%以下である<1>〜<16>の何れか1に記載の吸収性物品。
<18>前記吸収性物品が生理用ナプキンである<1>〜<17>の何れか1に記載の吸収性物品。
1 生理用ナプキン
2 肌側シート
2a 表面シート
2b 立体ガード形成用シート
3 請求項
S2 側方域の上面
4,4A,AB 吸収性コア
41 中央域
41M 中央部
41S 傾斜側面
42 高坪量部
43 低坪量部
45 側方域
46 高坪量部
47 低坪量部
5 突出部
6 吸収性本体
7 ウイング部
8 後方フラップ部
11 隆起部
44 横溝
44a 中央域部分の横溝
44b 側方域部分の横溝
44d 横溝の底部
50〜52 縦溝
54 集積用凹部
55 積繊ドラム
56 集積用凹部の底面
56a 凹部
難通気性部材
57 難通気性部材
A 前方部
B 液排泄部対向部
C 後方部

Claims (7)

  1. 吸収性物品の前後方向に長い形状の吸収性コアを備えた吸収性物品であって、
    前記吸収性コアは、その幅方向に、中央域及びその両側に位置する側方域を有し、該中央域は、該側方域それぞれの上面より上方に突出した突出部を有しており、
    前記吸収性コアは、前記中央域と前記側方域とが一体成形されており、
    前記吸収性コアの肌当接面に、該吸収性コアの幅方向に沿う複数の横溝が、それぞれ、前記中央域から前記側方域に亘って連続して形成されており、
    前記横溝は、吸収性コアの形成材料の坪量を減らして形成されており、且つ該横溝は、前記中央域の前記側方域に隣接する部位における底部が、該側方域の上面よりも下方に位置する、吸収性物品。
  2. 前記横溝の底部が、前記吸収性コアの幅方向における前記中央域の全域に亘って、前記側方域の前記上面よりも下方に位置している、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記中央域に、前記吸収性コアの長手方向に沿う縦溝が形成されている、請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記突出部は、液排泄部対向部から後方部の一部に亘って形成されている、請求項1〜3の何れか1項記載の吸収性物品。
  5. 前記突出部は、前記中央域の中央部から前記側方域に向かって下降する傾斜側面を有する請求項1〜4の何れか1項記載の吸収性物品。
  6. 前記吸収性コアの厚みが、前記中央域の中央部から吸収体の幅方向の両端に向かって漸減している、請求項1〜4の何れか1項記載の吸収性物品。
  7. 前記中央域には、前記横溝の底部をなす低坪量部と、該低坪量部と隣接する高坪量部を有し、該高坪量部が該低坪量部よりも密度が高い、請求項1〜6の何れか1項記載の吸収性物品。
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