JP2017153699A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者の大腿部から幅方向の圧縮力が加わっても、吸収性コアの厚肉領域が、着用者の肌から離れる方向に屈曲しにくく、就寝時にも優れた漏れ防止性が得られる吸収性物品を提供すること。【解決手段】本発明の吸収性物品1は、表面シート2、裏面シート3及び吸収性コア4を備え、吸収性コア4は、周囲に位置する部分より厚みが厚く、物品の肌当接面側に隆起部12を形成する中央厚肉領域41を有し、中央厚肉領域41の隣接部位又は該央厚肉領域41に外側低坪量溝部51、外側低坪量溝部51より幅方向中央側に内側低坪量溝部52,53を有し、外側低坪量溝部51及び内側低坪量溝部52,53は、長手方向中央CL線の両側に形成され、前方に向かって対応する溝部間の間隔が漸減する前部、及び後方に向かって同間隔が漸減する後部を有し、中央厚肉領域41の最大幅部Dにおいて内側低坪量溝部52,53の幅より外側低坪量溝部51の幅が広い。【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
吸収性物品の吸収性コアに部分的に厚みの厚い厚肉部分を形成して、肌当接面に隆起部を形成させることによって、身体に対するフィット性を高める技術が知られている(特許文献1参照)。また、本出願人は、そのような吸収性コアの厚肉部分及び薄肉部分に、他の部分よりも吸収体の材料の坪量が少ない溝部を形成し、吸収体の柔軟性やフィット性を向上させることも提案している(特許文献2,3参照)。
特開2006−239162号公報 特開2015−112235号公報 特開2015−97716号公報
しかし、本発明者らは、吸収性コアに局所的に厚みの厚い厚肉部分を設けた生理用ナプキンであっても、就寝時に着用者の大腿部からの圧力を受けると、厚肉部分の幅方向中央部が屈曲し、その吸収性コアが、図6(b)に示すような断面M字状に変形し、厚肉部分と着用者の肌との間に大きな隙間が形成され、厚肉部分を設けたことによる漏れ防止性の向上効果が充分には得られない場合があることを知見した。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、肌対向面側に配された表面シート、非肌対向面側に配された裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収性コアを備え、着用者の前後方向に対応する長手方向に前方部、排泄部対向部及び後方部を有する吸収性物品であって、前記吸収性コアは、周囲に位置する部分より厚みが厚く、吸収性物品の肌当接面側に隆起部を形成する中央厚肉領域を有し、該中央厚肉領域の隣接部位又は該中央厚肉領域に外側低坪量溝部を有し、該中央厚肉領域における外側低坪量溝部よりも、前記長手方向に直交する幅方向の中央側に内側低坪量溝部を有し、該中央厚肉領域は、少なくとも一部が前記排泄部対向部に位置しており、前記外側低坪量溝部及び前記内側低坪量溝部は、吸収性物品の長手方向中央線の両側それぞれに形成され、吸収性物品の前方に向かって対応する溝部間の間隔が漸減する前部、及び吸収性物品の後方に向かって対応する溝部間の間隔が漸減する後部を有しており、前記中央厚肉領域の最大幅部において、内側低坪量溝部の幅より外側低坪量溝部の幅が広い、吸収性物品を提供するものである。
本発明の吸収性物品によれば、着用者の大腿部から幅方向に圧縮する力が加わっても、吸収性コアの厚肉領域が、着用者の肌から離れる方向に屈曲しにくく、就寝時にも優れた漏れ防止性が得られる。
図1は、本発明の一実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図2は、図1のII−II線断面図である。 図3は、図1に示す生理用ナプキンの吸収性コアを肌当接面側から視た平面図である。 図4は、図1に示す生理用ナプキンにおける外側及び内側低坪量溝部を示す拡大平面図である。 図5(a)及び図5(b)は、本発明の他の実施形態である生理用ナプキンの要部を示す図4相当図である。 図6(a)は、図1に示す生理用ナプキンの着用状態における変形状態を示す模式断面図であり、図6(b)は、吸収体が中央厚肉部分を有する従来の生理用ナプキンの着用状態における変形状態を示す模式断面図である。 図7は、本発明の更に他の実施形態である生理用ナプキンの外側及び内側低坪量溝部を示す図4相当図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態である生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1ともいう)は、図1に示すように、着用者の前後方向に対応する長手方向Xに、前方部A、排泄部対向部B及び後方部Cを有している。吸収性物品の長手方向Xとは、着用時に着用者の前後方向と一致する方向であり、幅方向Yは、吸収性物品の平面視において、長手方向Xと直交する方向である。また、排泄部対向部Bは、幅方向の中央部に、着用者の液排泄部(膣口等)が対向配置される部分であり、前方部Aは、排泄部対向部Bより着用者の前側(腹側)に配される部分であり、後方部Cは、排泄部対向部Bより着用者の背中側に配される部分である。
本実施形態のナプキン1は、排泄部対向部Bにおける吸収性本体5の左右両側に一対のウイング部7,7、後方部Cにおける吸収性本体5の左右両側に一対の後方フラップ部8,8を有している。排泄部対向部Bは、本実施形態のナプキン1のように吸収性物品がウイング部を有する場合には、吸収性物品の長手方向Xにおいてウイング部7,7を有する領域である。また、本発明において、肌当接面は、吸収性物品における着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌当接面は、吸収性物品における着用時に着用者の肌側とは反対側(衣類側)に向けられる面である。
ナプキン1は、図1及び図2に示すように、肌当接面P側に配された液透過性の表面シート2、非肌当接面Q側に配された液不透過性又は撥水性の裏面シート3、及びこれら両シート2,3間に配された吸収性コア4を備えている。表面シート2は、ナプキン1の幅方向Yの中央部に、長手方向Xに延びて配されている。ナプキン1の長手方向の両側部には、サイドシート6が配されている。サイドシート6は、図2に示すように、それぞれ、内側縁部6a側の一部を表面シート2上に重ねた状態で、内側縁部6aからやや幅方向Yの外方の位置において表面シート2に接合されている。一対のウイング部7,7及び一対の後方フラップ部8,8は、吸収性本体5の両側縁から延出したサイドシート6及び裏面シート3からなる。表面シート2と裏面シート3とは、吸収性コア4の周縁部より外方に延出した部分が接着剤で互いに接合されている。また表面シート2又はサイドシート6と裏面シート3とは、ナプキン1の周縁部に位置する周縁シール部11においてヒートシール等により熱融着されている。ウイング部7の裏面シート3側の面には、ショーツのクロッチ部の非肌対向面に固定するためのウイング部粘着部(図示せず)が設けられ、吸収性本体5の非肌対向面には、吸収性本体5をショーツの内面に固定するための本体粘着部(図示せず)が設けられている。後方フラップ部8の裏面シート3側の面にも、ショーツの内面に固定するため粘着部が設けられていることが好ましい。
ナプキン1における吸収性コア4は、パルプ繊維等の繊維材料からなる繊維集合体又は該繊維集合体に高吸水性ポリマーを保持させたものからなる。吸収性コア4は、上下両面を、ティッシュペーパーや透水性の不織布からなるコアラップシート(図示せず)によって被覆されている。コアラップシートは、吸収性コアの形成材料の漏れ出しを防止したり、吸収性コアの保形性を高める目的で使用される。表面シート2と、吸収性コア4の肌当接面側を被覆するコアラップシートとの間、及び裏面シート3と吸収性コア4の非肌当接面側を被覆するコアラップシートとの間は、ドット、スパイラル、ストライプ等のパターン塗工された接着剤により互いに接合されていることが好ましい。
図3に示すように、ナプキン1における吸収性コア4は、ナプキン1の長手方向Xと同方向に長い形状を有する。したがって、吸収性コア4の長手方向は、ナプキン1の長手方向Xと同方向であり、吸収性コア4の横方向は、ナプキン1の幅方向Yと同方向である。なお、吸収性コア4は、図3に示すように、長手方向Xに延びる一対の側縁4s,4sと、円弧状の前端縁4a及び後端縁4cを有している。
図2に示すように、本実施形態のナプキン1における吸収性コア4は、幅方向Yの中央部に中央厚肉領域41を有している。中央厚肉領域41は、その周囲を囲む周辺領域42,43よりも厚みが厚い。周辺領域42,43は、中央厚肉領域41の左右両側に位置する側方領域42と、中央厚肉領域41の前後に位置する前後領域43とを有しており、本実施形態における周辺領域42,43は、厚みが均一である。
そして、表面シート2の下に、中央厚肉領域41が存在することによって、ナプキン1の肌当接面P側に、着用者の肌側に向かって突出する隆起部12が形成されている。
中央厚肉領域41は、少なくとも一部が、ナプキン1の排泄部対向部Bに位置している。中央厚肉領域41は、排泄部対向部B内に収まるものであっても良いが、図2に示すように、排泄部対向部Bから後方部Cの一部に亘って延在していることが、吸収性能の向上、後漏れ防止等の観点から好ましい。また、中央厚肉領域41は、排泄部対向部Bから後方部Cの一部に延在するとともに前方部Aの一部にも延在していても良い。
また、吸収性コア4は、中央厚肉領域41の隣接部位に外側低坪量溝部51を有している。図3に示すように、外側低坪量溝部51は、ナプキン1の長手方向中央線CLの両側それぞれに形成されており、長手方向中央線CLの両側の外側低坪量溝部51は、それぞれ、ナプキン1の前方に向かって対応する溝部51,51間の間隔が漸減する前部51a,51aと、ナプキン1の後方に向かって対応する溝部51,51間の間隔が漸減する後部51b,51bとを有している。対応する溝部51,51とは、長手方向中央線CLの両側に対をなすように形成されている2本の外側低坪量溝部51であり、好ましくは、本実施形態のナプキン1におけるように、長手方向中央線CLに対して左右対称に形成された一対の外側低坪量溝部51,51である。なお、本実施形態のナプキン1及び吸収性コア4は、ナプキン1の長手方向中央線CLに対して線対称の構造を有している。
また、吸収性コア4の中央厚肉領域41における外側低坪量溝部51よりも幅方向中央側に、内側低坪量溝部52,53を有している。より具体的には、内側低坪量溝部として、ナプキン1の長手方向中央線CLの両側それぞれに、第1内側低坪量溝部52、及び第1内側低坪量溝部52よりもナプキンの幅方向中央側に位置する第2内側低坪量溝部53を有している。
長手方向中央線CLの両側の第1内側低坪量溝部52は、それぞれ、ナプキン1の前方に向かって対応する溝部52,52間の間隔が漸減する前部52a,52aと、ナプキン1の後方に向かって対応する溝部52,52間の間隔が漸減する後部52b,52bとを有している。対応する溝部52,52とは、長手方向中央線CLの両側に対をなすように形成されている2本の内側低坪量溝部52であり、好ましくは、本実施形態におけるように左右対称に形成された一対の内側低坪量溝部52,52である。
長手方向中央線CLの両側の第2内側低坪量溝部53は、それぞれ、ナプキン1の前方に向かって対応する溝部53,53間の間隔が漸減する前部53a,53aと、ナプキン1の後方に向かって対応する溝部53,53間の間隔が漸減する後部53b,53bとを有している。対応する溝部53,53とは、長手方向中央線CLの両側に対をなすように形成されている2本の内側低坪量溝部53であり、好ましくは、本実施形態におけるように左右対称に形成された一対の内側低坪量溝部53,53である。
本発明における外側低坪量溝部は、図2に示す外側低坪量溝部51のように、吸収性コア4に、外側低坪量溝部51を挟んでその両側に位置する隣接部におけるよりも、吸収性コアの形成材料の坪量(単位面積当たり量)が低い部分44を形成することによって形成されている溝部であり、該溝部51の底部を形成する部分44は、外側低坪量溝部51を挟んでその両側に位置する隣接部におけるよりも前記坪量が低い。
本発明における内側低坪量溝部も同様であり、図2に示す内側低坪量溝部52又は53のように、吸収性コア4に、内側低坪量溝部52又は53を挟んでその両側に位置する隣接部におけるよりも、吸収性コアの形成材料の坪量(単位面積当たり量)が低い部分45又は46を形成することによって形成されている溝部であり、該溝部52又は53の底部を形成する部分44又は46は、内側低坪量溝部52又は53を挟んでその両側に位置する隣接部におけるよりも前記坪量が低い。
また、本実施形態のナプキン1においては、図2に示すように、中央厚肉領域41の最大幅部において、内側低坪量溝部52,53の幅W2,W3より外側低坪量溝部51の幅W1が広く、より具体的には、外側低坪量溝部51の幅W1、第1内側低坪量溝部52の幅W2、第2内側低坪量溝部53の幅W3が、幅W1>幅W2>幅W3の関係を有している。
本実施形態のナプキン1によれば、吸収性コア4の中央厚肉領域41の隣接部位に、ナプキン1の長手方向Xに対して傾斜し前方又は後方に向かうに連れて互いに近づく前部51a及び後部51bを有する外側低坪量溝部51、中央厚肉領域41に、ナプキン1の長手方向Xに対して傾斜し前方又は後方に向かうに連れて互いに近づく前部52a,53a及び後部52b,53bを有する内側低坪量溝部52,53を有し、また、外側低坪量溝部51の幅W1が、内側低坪量溝部52,53の幅W1,W2より広いため、就寝時に着用者の大腿部から幅方向に圧縮する圧力を受けたときに、低坪量溝部51〜53が圧縮される一方、吸収性コア4の中央厚肉領域41が屈曲しにくく、図6(a)に示すように、中央厚肉領域41やそれにより形成される隆起部12(図1参照)が、着用者の液排泄部91に近接した状態が維持される。
それにより、液排泄部91から排泄された液が、スムーズに、吸収容量の大きい中央厚肉領域41に吸収されるとともに、液排泄部91から排泄された液が、着用者の肌を伝って漏れ出すことも防止され、就寝時にも優れた漏れ防止性が得られる。
本実施形態のように、吸収性コア4が、内側低坪量溝部を、長手方向中央線CLの両側それぞれに複数有する場合、いずれか1本の内側低坪量溝部の幅が、外側低坪量溝部より狭ければ良く、例えば、本実施形態のナプキン1における、外側低坪量溝部51の幅W1、第1内側低坪量溝部52の幅W2、第2内側低坪量溝部53の幅W3は、以下の関係式(1)〜(3)の何れを満たすものであっても良いが、例えば、以下の関係式(1)を満たす本実施形態のナプキン1のように、吸収性コア4の幅方向中央側から外側に向かって溝部の幅が順に広くなっていることが好ましい。
幅W1>幅W2>幅W3 ・・・(1)
幅W1=幅W2>幅W3 ・・・(2)
幅W1>幅W2=幅W3 ・・・(3)
本実施形態のナプキン1においては、図3に示すように、長手方向中央線CLの両側の外側低坪量溝部51は、前部51a及び後部51bを含むそれぞれの全体が、平面視して円弧状に形成されているが、本発明における外側低坪量溝部51は、円弧状又は直線状の前部51aと後部51bとの間に、ナプキン1の中央線CLと平行又は非平行に延びる直線状の部分を有していても良い。同様に、本実施形態のナプキン1においては、図3に示すように、長手方向中央線CLの両側の第1及び第2内側低坪量溝部52,53が、前部と後部を含むそれぞれの全体が平面視して円弧状に形成されているが、本発明における内側低坪量溝部は、円弧状又は直線状の前部と後部との間に、ナプキン1の中央線CLと平行又は非平行に延びる直線状の部分を有していても良い。
本実施形態のナプキン1における中央厚肉領域41は、図3に示すように、最大幅部Dを排泄部対向部Bに有しており、また、中央厚肉領域41の幅、即ちナプキン1の幅方向Yに沿って測定した中央厚肉領域41の幅が、中央厚肉領域41の前端及び後端に向かって減少している。中央厚肉領域41が、このような平面視形状を有することによって、中央厚肉領域41が一層、圧縮に対して座屈しにくいものとなり、ナプキン1のフィット性や漏れ防止性が向上する。
また本実施形態のナプキン1においては、図2及び図3に示すように、長手方向中央線CLの両側に形成された外側低坪量溝部51,51が、中央厚肉領域41の側縁部41s,41sを形成している。また、長手方向中央線CLの両側に形成された外側低坪量溝部51,51が、図3に示すように、中央厚肉領域41の前側及び後側において連続しており、それによって、環状の低坪量溝部が形成されている。このように、本実施形態のナプキン1においては、環状の低坪量溝部に囲まれた部分が、中央厚肉領域41となっている。
環状の低坪量溝部の内側は、中央厚肉領域41となっているか、中央厚肉領域41の一部分をなし、外側部分よりも内側部分も厚みが厚い領域となっていることが好ましい。
外側低坪量溝部51,51が環状の低坪量溝部を形成していることによって、環状の低坪量溝部に囲まれた中央厚肉領域41や、環状の低坪量溝部に囲まれた部分が、一層屈曲しにくくなり、漏れ防止効果が向上する。なお、本実施形態のナプキン1においては、外側低坪量溝部51,51どうし間の距離が最大となっている部位が、中央厚肉領域41の最大幅部Dと一致しており、外側低坪量溝部51,51どうし間の幅方向Yに沿う最大距離と、中央厚肉領域41の最大幅Wとが一致している。
また、本実施形態のナプキン1の吸収性コア4においては、図2及び図3に示すように、外側低坪量溝部51と内側低坪量溝部52との間47、第1内側低坪量溝部52と第2内側低坪量溝部53との間48、及び第2内側低坪量溝部53どうし間49は、いずれも、各部位を挟む両側の溝部の底部形成部分よりも高坪量である高坪量部となっている。
そして、それらの高坪量部47〜49は、それぞれ、ナプキン1の長手方向に長い縦長の形状を有している。また、それらの高坪量部47〜49は、中央厚肉領域41の最大幅部Dにおいて、中央厚肉領域41の幅方向中央に位置する高坪量部49の幅が最も広くなっている。
中央厚肉領域41の幅方向中央に位置する高坪量部49の幅が最も広いと、ナプキン1を下着に固定する際の位置ズレや装着後の動きによるズレなどに対しても、ナプキン1における高坪量部49の配置位置を、液排泄部に確実に接することができ、高い吸収性により漏れが発生し難くなるといった利点がある。
また本実施形態のナプキン1の吸収性コア4においては、上記の高坪量部47〜49は、は、幅方向中央側に位置するもの程、厚みが厚くなっており、幅方向中央に位置する高坪量部49における厚みが最も厚くなっている。
本実施形態のナプキン1における吸収性本体5の肌当接面(表面シート2側の面)には、図1〜図3に示すように、表面シート2及び吸収性コア4が一体的に窪んでいる防漏溝13が、ナプキン1の長手方向中央線CLの両側それぞれに、それぞれ、中央厚肉領域41の側縁部41sに沿うように形成されている。防漏溝13は、それぞれ平面視円弧状に形成されているが、それに制限されるものではない。防漏溝13は、熱を伴うか又は伴わない圧搾加工によって形成されている。防漏溝13においては、表面シート2と吸収性コア4とが結合一体化している。
中央厚肉領域41の側縁部41sに沿う防漏溝13を形成することにより、吸収性コア4の中央厚肉領域41が一層座屈しにくくなり、ナプキン1のフィット性や漏れ防止性が向上する。
ナプキン1の長手方向中央線CLの両側に形成された防漏溝13,13どうしは、図1や図3に示すように、中央厚肉領域41の前側及び後側の一方又は双方において非連続であることが好ましい。防漏溝13,13が、中央厚肉領域41の前側及び後側の双方において連続していると、前側の連結部分や後側の連結部分を含めた多様な部位で防漏溝13,13が屈曲し易くなり、それに伴い中央厚肉領域41がいびつな形状に変形し易くなるが、両側の防漏溝13,13を、中央厚肉領域41の前側及び後側の何れか一方又は双方、好ましくは双方において非連続とすることで、中央厚肉領域41がいびつな形状に変形することを防止でき、中央厚肉領域41の着用者の肌に対するフィット性やナプキン1の防漏効果をより確実に向上させることができる。
また、本実施形態のナプキン1においては、図4に示すように、吸収性コア4に形成された外側低坪量溝部51及び内側低坪量溝部52,53は、それぞれの前部51a,52a,53aが、中央厚肉領域41の前側に存する直径10mmの円形領域E1に向かって延在しており、また、それぞれの後部51b,52b,53bが、中央厚肉領域41の後側に存する直径10mmの円形領域E2に向かって延在している。
低坪量溝部の前部又は後部が向かって延在しているという表現には、図5(a)に示すように、その低坪量溝部が、共通する円形領域E1又はE2内まで実際に達している場合と、図4に示す第1内側低坪量溝部52及び第2内側低坪量溝部53のように、実際には、共通する円形領域E1又はE2内まで達していないが、各低坪量溝部52,53の延長線が、共通する円形領域E1又はE2内まで達している場合の両者が含まれる。各低坪量溝部の延長線は、各低坪量溝部と重なる円又は楕円を想定し、その円又は楕円の円弧上に想定する。各低坪量溝部と重なる円又は楕円は、各低坪量溝部の長手方向の全長又はできるだけ該全長に近い長さに亘って各低坪量溝部と重なる円又は楕円を想定する。
複数の低坪量凹部の前部又は後部、好ましくは前部及び後部が、一定の範囲内に集束していると、最も変形する屈折ポイントが円形領域E1、E2に集中する一方、中央厚肉領域41の中央付近が変形し難くなることで、高坪量部49の形状が一層維持され易くなり、漏れや装着時の違和感を防ぐことが可能となる。なお、図4に示すように、外側低坪量溝部51は、環状の低坪量溝部を形成している一方、内側低坪量溝部52,53は、その環状の低坪量溝部に達していないことが、より一層の高坪量部49の形状の抑制の点から好ましい。
本実施形態のナプキン1の吸収性コア4においては、中央厚肉領域41を囲む周辺領域42,43に、周辺低坪量縦溝部61と周辺低坪量横溝部62とが形成されており、中央厚肉領域41以外の部分においてもフィット性や防漏性能が向上している。また、中央厚肉領域41の前後に位置する前後領域43には、周辺低坪量縦溝部61と周辺低坪量横溝部62とに囲まれたブロック状の小吸収部63が複数形成されており、前後領域43におけるフィット性や防漏性能が一層向上している。
上述した一又は二以上の効果が一層確実に奏されるようにする観点から、ナプキン1は、以下の一又な二以上の構成を有することが好ましい。
ナプキン1における中央厚肉領域41は、その最大幅Wが、吸収性コア4の全幅に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下であり、また好ましくは50%以上75%以下、より好ましくは60%以上70%以下である。
中央厚肉領域41の最大幅Wは、中央厚肉領域41の、ナプキン1の幅方向Yに沿う長さである幅が最大となる部位における該幅である。中央厚肉領域41の最大幅Wと対比する吸収性コア4の全幅は、中央厚肉領域41の幅が最大幅Wとなる最大幅部Dにおける吸収性コア4の全幅である。
また、ナプキン1における中央厚肉領域41は、長手方向Xに沿う長さLが、吸収性コア4の長手方向Xの全長に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下であり、また好ましくは30%以上70%以下、より好ましくは、40%以上60%以下である。また、中央厚肉領域41は、長手方向Xに沿う長さLは、好ましくは70mm以上、より好ましくは80mm以上であり、また好ましくは200mm以下、より好ましくは160mm以下であり、また好ましくは70mm以上200mm以下、より好ましくは80mm以上160mm以下である。
また、前述した外側低坪量溝部51の幅W1は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上であり、また好ましくは10.0mm以下、より好ましくは8.0mm以下であり、また好ましくは1.0mm以上10.0mm以下、より好ましくは2.0mm以上8.0mm以下である。また、内側低坪量溝部52,53のうち、最も幅の狭い内側低坪量溝部53の幅W3又は最も幅方向中央側に位置する内側低坪量溝部53の幅W3は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは0.7mm以上であり、また好ましくは7.0mm以下、より好ましくは5.0mm以下であり、また好ましくは0.5mm以上7.0mm以下、より好ましくは0.7mm以上5.0mm以下である。
また、内側低坪量溝部52,53のうち、最も幅の狭い内側低坪量溝部53の幅W3又は最も幅方向中央側に位置する内側低坪量溝部53の幅W3は、最も幅の広い外側低坪量溝部51の幅W1に対する割合が、好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上であり、また好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下であり、また好ましくは20%以上80%以下、より好ましくは30%以上70%以下である。
中央厚肉領域41の厚みは、ナプキン1の肌当接面に、肌に向かって突出する隆起部12を形成して、排泄部対向部Bにおける排泄部への密着性や、液の保持量等の吸収性を向上させる観点等から、周辺領域42,43の厚みに対して、好ましくは110%以上、より好ましくは130%以上であり、また、好ましくは2000%以下、より好ましくは1000%以下であり、また、着用時における違和感を抑える観点から、周辺領域42,43の厚みの、好ましくは110%以上2000%以下、より好ましくは130%以上1000%以下である。
また、中央厚肉領域41の厚みは、同様の観点から、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また、好ましくは20mm以下、より好ましくは10mm以下であり、また、好ましくは3mm以上20mm以下、より好ましくは5mm以上10mm以下である。中央厚肉領域41の厚みは、最も厚みの厚い部分における厚みを測定する。
吸収性コアの各部の厚みは下記方法によって測定される。なお、本実施形態のナプキン1のように、吸収性コアがコアラップシートで被覆されている場合、吸収性コアの各部の厚みは、該吸収性コアがコアラップシートに包まれている状態で測定する。
<吸収性コアの各部の厚みの測定方法>
測定対象物である吸収性コアを水平な場所にシワや折れ曲がりがないように静置し、5cN/cm2の荷重下での厚みを測定する。本発明における厚みの測定には、厚み計 PEACOCK DIAL UPRIGHT GAUGES R5−C(OZAKI MFG.CO.LTD.製)を用いた。測定に先立ち、厚み計の先端部と測定対象物における測定部分との間に、平面視円形状又は正方形状のプレート(厚さ4mmのステンレス板)を配置し、荷重が5cN/cm2となるようにプレートの大きさを調整する。
上述したナプキン1の吸収性コア4は、外周面に集積用凹部を備えた積繊ドラム及び積繊ダクトの外周面にパルプ繊維等のコア形成材料を飛散状態で供給するダクトとを備えた公知の積繊装置を用い、集積用凹部内にコア形成材料を吸引堆積させて吸収性コアとなる堆積体を製造するに当たり、その集積用凹部として、その底部に、中央厚肉領域41の表面形状に対応する内面形状を有する窪みを有し、その窪みの縁及びその窪み内に、低坪量溝部51〜53に対応する形状及び高さの難通気性部材、その窪み外に、周辺低坪量縦溝部61と周辺低坪量横溝部62に対応する形状及び高さの難通気性部材を固定したものを用いることにより製造することができる。難通気性部材は、非通気性部材であっても良く、例えば金属やプラスチック、セラミック等からなる。
表面シート2、裏面シート3及びサイドシート6としては、当該技術分野において従来用いられてきたものと同様のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、液透過性を有する不織布や、穿孔フィルムを用いることができる。裏面シート3としては、合成樹脂製の液不透過性フィルムや、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布等の耐水圧が高い撥水性の不織布を用いることができる。また、サイドシート6としては、耐水圧が高い撥水性の不織布、例えば、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層不織布等を用いることができる。
また、吸収性コアは、パルプ繊維等の繊維材料のみからなるものであっても良いし、繊維材料と高吸水性ポリマーとの両者を含むものであっても良い。繊維材料としては、従来、生理用ナプキンやパンティライナー、使い捨ておむつ等の吸収性物品の吸収体に用いられている各種のものを特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維、コットン繊維等のセルロース系繊維の短繊維や、ポリエチレン等の合成繊維の短繊維等が用いられる。これらの繊維は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、繊維材料は、全体又は一部がパルプ繊維であることが好ましく、繊維材料中のパルプ繊維の割合は50〜100質量%であることが好ましく、より好ましくは80〜100質量%であり、更に好ましくは100質量%である。なお、吸収性コアには、高吸水性ポリマー以外に、消臭剤や抗菌剤等を必要に応じて配合しても良い。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されず、適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態のように、中央厚肉領域41に第1及び第2内側低坪量溝部52,53を形成するのに代えて、図5(b)に示すように、何れか一方の内側低坪量溝部のみを形成しても良い。また、第1及び第2内側低坪量溝部52,53に加えて第3の内側低坪量溝部を設けても良い。また、外側低坪量溝部51は、中央厚肉領域41内に形成しても良い。また、外側低坪量溝部51及び内側低坪量溝部52,53は、それぞれの底部が、図2に示すように、吸収性コア4の厚み方向において、側方領域43の表面よりも下方に達していることが好ましいが、それぞれの底部が標準吸収領域43の表面の位置に存在していても良いし、それぞれの底部が標準吸収領域43の表面より上方に位置していても良い。外側低坪量溝部51及び内側低坪量溝部52が、図7に示す態様で形成されていても良い。
また、本発明における吸収性物品は、防漏溝13や、サイドシート6、ウイング部7、後方フラップ部8の何れか1以上を有しないものであっても良い。
また、本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド、使い捨ておむつ等の他の吸収性物品であっても良い。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
1 ナプキン
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収性コア
41 中央厚肉領域
42 側方領域(周辺領域)
43 前後領域(周辺領域)
47〜49 高坪量部
51 外側低坪量溝部
51a 前部
51b 後部
52 第1内側低坪量溝部(内側低坪量溝部)
52a 前部
52b 後部
53 第2内側低坪量溝部(内側低坪量溝部)
61 周辺低坪量縦溝部
62 周辺低坪量横溝部
63 小吸収部
E1,E2 円形領域
5 吸収性本体
6 サイドシート
6 立体ガード形成用シート
7 ウイング部
8 後方フラップ部
11 周縁シール部
12 隆起部
13 防漏溝

Claims (9)

  1. 肌対向面側に配された表面シート、非肌対向面側に配された裏面シート及びこれら両シート間に配された吸収性コアを備え、着用者の前後方向に対応する長手方向に前方部、排泄部対向部及び後方部を有する吸収性物品であって、
    前記吸収性コアは、周囲に位置する部分より厚みが厚く、吸収性物品の肌当接面側に隆起部を形成する中央厚肉領域を有し、該中央厚肉領域の隣接部位又は該中央厚肉領域に外側低坪量溝部を有し、該中央厚肉領域における外側低坪量溝部よりも、前記長手方向に直交する幅方向の中央側に内側低坪量溝部を有し、該中央厚肉領域は、少なくとも一部が前記排泄部対向部に位置しており、
    前記外側低坪量溝部及び前記内側低坪量溝部は、吸収性物品の長手方向中央線の両側それぞれに形成され、吸収性物品の前方に向かって対応する溝部間の間隔が漸減する前部、及び吸収性物品の後方に向かって対応する溝部間の間隔が漸減する後部を有しており、前記中央厚肉領域の最大幅部において、内側低坪量溝部の幅より外側低坪量溝部の幅が広い、吸収性物品。
  2. 前記内側低坪量溝部を、吸収性物品の長手方向中央線の両側それぞれに複数有しており、前記中央厚肉領域の最大幅部において、前記外側低坪量溝部及び前記内側低坪量溝部は、吸収性物品の幅方向中央側から外側に向かって溝部の幅が広くなっている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記外側低坪量溝部及び前記内側低坪量溝部が、それぞれ、平面視円弧状に形成されている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記中央厚肉領域は、前記最大幅部を前記排泄部対向部に有し、該中央厚肉領域の幅が、該中央厚肉領域の前端及び後端に向かって減少している、請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
  5. 吸収性物品の長手方向中央線の両側に形成された前記外側低坪量溝部どうしが、前記中央厚肉領域の前側及び後側において連続しており、環状の低坪量溝部が形成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記外側低坪量溝部と前記内側低坪量溝部との間及び前記内側低坪量溝部どうし間に位置する複数の高坪量部は、前記中央厚肉領域の最大幅部において、前記中央厚肉領域の幅方向中央に位置する高坪量部の幅が最も広い、請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記表面シート及び前記吸収性コアが一体的に窪んでいる防漏溝が、吸収性物品の長手方向中央線の両側それぞれに、それぞれ、前記中央厚肉領域の側縁部に沿うように形成されている、請求項1〜6の何れか1項に記載の吸収性物品。
  8. 吸収性物品の長手方向中央線の両側に形成された前記防漏溝どうしが、前記中央厚肉領域の前側及び後側の一方又は双方において非連続である、請求項7に記載の吸収性物品。
  9. 前記外側低坪量溝部及び前記内側低坪量溝部は、それぞれの前部及び後部の一方又は両方が、前記中央厚肉領域の前側又は後側に存する直径10mmの円形領域に向かって延在している、請求項1〜8の何れか1項に記載の吸収性物品。
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