JP2014102049A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】引き出し扉を有する冷蔵庫において、レールユニットを仕切り壁に固定する際の仕切り壁の断熱効果を高める。
【解決手段】レール固定部材90の第1ベース部91が仕切り壁の基台上の領域PRに固定されており、第2ベース部92が仕切り壁23の断熱層23b上の領域HRに固定されている。そして、第2ベース部92は、仕切り壁23の係止部23dにより、断熱層23bにネジ等が挿入されることなく、固定される。
【選択図】図4

Description

本発明は、引き出し扉を有する冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫の野菜室や冷凍室等が引き出し扉になっているものが知られている。この引き出し扉は、庫内に取り付けられたレールユニットに沿ってスライドする構造を有しており、庫内におけるレールの取付機構には種々の方法が提案されている(例えば特許文献1−3参照)。特許文献1には、庫内の各冷凍・冷蔵部屋を仕切る仕切り壁にレール支持部を介してレールが取り付けられた構造が開示されている。また、特許文献2、3には庫内の側壁内部に補強部材が取り付けられており、補強部材を介してレールが側壁に固定された構造が開示されている。
特開2009−228948号公報(段落0105、図8) 特開2009−30875号公報(段落0041、図8) 特開2006−177654号公報(段落0162、図22)
特許文献1−3において、冷蔵庫の引き出し扉のレールは冷蔵庫本体の側面断熱壁、もしくは仕切り壁に対してネジ等の固定部材を挿入し固定している。ところで、近年、冷蔵庫運転時の消費電力の削減のため断熱性能を向上させるため、断熱壁内や仕切り壁内に真空断熱材が埋設されている。真空断熱材は表面をアルミ箔で覆われて密封されているものであり、ネジの先端が接触すると容易に破袋に至ってしまうおそれがある。したがって、特許文献1−3に示すような断熱材に対し固定部材を挿入するような取り付構造である場合、側壁内もしくは仕切り壁内の真空断熱材の表面を傷つけ断熱効果を劣化させてしまうおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、仕切り壁の断熱層に影響を及ぼすことなく、引き出し扉のレールユニットを庫内に取り付けることができる冷蔵庫を提供することを目的とするものである。
本発明に係る冷蔵庫は、内部に収容空間を形成した箱体と、箱体の収容空間を仕切り複数の冷凍・冷蔵部屋を形成する仕切り壁と、仕切り壁により仕切られた冷凍・冷蔵部屋に設置された引き出し扉と、引き出し扉を移動可能に保持するレールユニットと、レールユニットを仕切り壁上に固定するレール固定部材とを有する冷蔵庫であって、仕切り壁は、中空部を有し箱体に固定された基台と、基台の中空部に形成された断熱層と、基台及び断熱層上に固定された上板と、上板の断熱層上の領域に凸状に設けられた、レール固定部材を係止するための隙間を形成する係止部とを備えたものであり、レール固定部材は、仕切り壁の縁部であって上板の基台に接触している領域に固定される第1ベース部と、係止部により形成された隙間に挿入されて上板の断熱層上の領域に固定される第2ベース部と、一端側が第1ベース部に接続され他端側が第2ベース部に接続されており第1ベース部及び第2ベース部に対し突出して形成された、上部においてレールユニットを支持するレール支持部とを有するものである。
本発明の冷蔵庫によれば、断熱層上に位置するレール固定部材の第2ベース部が、断熱層内にネジ等の固定部材が挿入されることなく、上板の係止部に嵌め込まれて固定されるため、ネジ等の固定部材が仕切り壁内に設けられた断熱層に触れることがなく、引き出し扉のレールユニットを断熱材に影響を及ぼすことなく取り付けることができる。
本発明の冷蔵庫の好ましい実施形態を示す外観図である。 図1の冷蔵庫の断面図である。 図1及び図2の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す分解斜視図である。 図1及び図2の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す断面図である。 従来の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す分解斜視図である。 従来の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す断面図である。 従来の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す分解斜視図である。 従来の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す断面図である。 本発明の冷蔵庫の別の実施形態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の冷蔵庫の実施形態について説明する。図1は、本発明の冷蔵庫100の好ましい実施形態を示す外観図、図2は図1の冷蔵庫の断面図をそれぞれ示しており、図1及び図2を参照して冷蔵庫100について説明する。冷蔵庫100は、内部に収容空間を形成した箱体1を有するものであり、箱体1の前面1X側に開口が形成されている。そして、箱体1内には箱体1の収容空間を仕切り複数の冷凍・冷蔵部屋30〜60を形成する仕切り壁21、22、23が設置されている。
たとえば図1及び図2の冷蔵庫100においては、複数の冷凍・冷蔵部屋30〜60として、1段目に約3度に温度設定された冷蔵室30、2段目に製氷室40A及び約0度から−18度の温度まで選択が出来る切り替え室40B、3段目に約−18度で保存可能な冷凍室50、4段目に約5度で保存可能な野菜室60がそれぞれ設けられている。冷蔵室30内には棚31〜34及びケース37が設けられており、開閉扉2A(2B)にはポケット36〜38が設けられている。製氷室40A(切り替え室40B)にはケース41が設けられている。冷凍室50には下ケース51と上ケース52が設けられており、野菜室60には下ケース61と上ケース62が設けられている。
冷蔵庫100は、仕切り壁23により密閉した冷凍・冷蔵部屋30〜60の前面1X側に開閉可能に取り付けられた扉2A〜2Fを有している。冷蔵室30には2つの開閉扉2A、2Bが取り付けられており、各開閉扉2A、2Bは、箱体1の側壁側を回転軸として開閉する。一方、引き出し扉2C〜2Fは、ケース41、51、61とともに奥行き方向(矢印Y方向)に移動可能に取り付けられている。
冷蔵庫100は、箱体1の背面1Y側の上部に設けられた上部把手部2を有しており、上部把手部2は冷蔵庫100を運搬・移動等する際に把持されるものである。また、箱体1の底部の前面側には板金製の前桁3と、前桁3の高さを調節する調節足部4と、ネジ部5とが設けられている。また、箱体1の底部には移動用ローラ7、8が取り付けられており、箱体1の前面1X側にそれらを隠す化粧カバー6が取り付けられている。
箱体1の内部の背面1Y側には空気を冷却し循環させるための冷却機構が取り付けられている。具体的には、冷蔵庫100は、圧縮機11、冷却器12、送風ファン13等を備えている。圧縮機11は冷却器12に送る冷媒を圧縮するものであり、冷却器12は圧縮機11により圧縮された冷媒と空気との熱交換を行うことにより、箱体1内の空気を冷却するものである。送風ファン13は、冷却器12により冷却された空気を風路14から各冷凍・冷蔵部屋30〜60へ循環させるものである。冷却器12の下部には冷却器12に付いた霜を溶かすためのヒータ15が取り付けられている。また、溶かした水分が直接ヒータ15にかからないように、冷却器12とヒータ15との間にカバー16が設置されている。
図3は図1及び図2の冷蔵庫における引き出し扉2Eの周辺部位を示す分解斜視図、図4は図1及び図2の冷蔵庫100における引き出し扉2Eの周辺部位を示す断面図であり、図3と図4を参照して冷蔵庫100について説明する。なお、図3及び図4において、冷凍室50の引き出し扉2Eについて例示しているが、他の引き出し扉2F等についても同一の構成を採用することができる。
まず、箱体1は、外箱1A、内箱1B、断熱材1Cにより構成されている。外箱1Aはたとえば板状の金属からなっており、内部に密閉された空間を形成する。一方、内箱1Bはたとえばプラスチック等の樹脂等の外箱1A内に収容されたものであって、冷蔵庫100の室内空間を形成している。断熱材1Cは、外箱1Aと内箱1Bとの間の密封空間に設けられており、事前に真空断熱材を埋設した状態でウレタン発泡材からなる断熱材を封入することにより形成されている。
仕切り壁23は基台23a、断熱層23b、上板23cを備えている。基台23aはたとえばプラスチック等の樹脂からなっており、中央に断熱層23bを収容する中空部23xを有している。そして、基台23aは縁部において内箱1Bに固定されており、内箱1Bと基台23aとにより密閉空間(冷凍室50)を形成している。断熱層23bはたとえば発泡スチロールや真空断熱材を埋設した発泡ウレタン等の断熱材からなっており、基台23aの中空部23xに収容されている。上板23cはたとえばプラスチック等の樹脂からなる板状の部材であって、基台23a及び断熱層23b上に固定されている。
また、仕切り壁23にはレール固定部材90を固定するための係止部23d及び貫通孔23eが設けられている。係止部23dは、上板23cの表面に対し凸状であってたとえば矩形のエンボス形状に形成されたものであって、上板23cにおける断熱層23b上の領域HRに形成されている。そして、断熱層23bと係止部23dとの間には隙間が形成されており、この隙間にレール固定部材90が挿入される。貫通孔23eは上板23cにおける基台23aと接触する領域PRに形成されており、レール固定部材90は、貫通孔23eに固定部材94が上板23c側から挿入されて固定される。
さらに、冷蔵庫100は、引き出し扉2Eを移動可能に保持するレールユニット80と、レールユニット80を仕切り壁23上に固定するレール固定部材90とを有している。レールユニット80は、扉フレーム70を介して引き出し扉2Eを移動可能に保持している。具体的には、扉フレーム70は、箱体1の奥行き方向(矢印Y方向)へ延びた板状の部材であって、前面1X側の端部に引き出し扉2Eを固定するための固定端面70aが形成されている。そして、扉フレーム70の固定端面70aがネジ等により引き出し扉2Eに固定され、引き出し扉2Eと扉フレーム70とが一体的に移動するようになっている。また、扉フレーム70の上部70bには下ケース51が取り付けられており、扉フレーム70の下部70cがレールユニット80に移動可能に保持されている。
レールユニット80は、引き出し扉2Eを奥行き方向(矢印Y方向)に移動可能に保持する固定レール81、中間レール82、移動レール83を備えている。固定レール81は、レール固定部材90を介して仕切り壁23に取り付けられている。中間レール82は固定レール81に対し奥行き方向(矢印Y方向)にスライド可能に取り付けられており、移動レール83は中間レール82に対し奥行き方向(矢印Y方向)にスライド可能に取り付けられている。移動レール83と中間レール82の間及び中間レール82と固定レール81の間にはそれぞれベアリング84が組み込まれており、移動レール83は箱体1に対し奥行き方向(矢印Y方向)に滑らかに摺動して伸縮するようになっている。
移動レール83の上部の後ろ側にはツメ83aが設けられており、ツメ83aが扉フレーム70の下部に引っ掛かる。一方、移動レール83の前面側にはネジ穴83bが設けられており、ツメ83aが引っ掛かった状態で扉フレーム70をネジ止めすることにより、扉フレーム70及び引き出し扉2Eが移動レール83に固定される。したがって、使用者が引き出し扉2Eを矢印Y方向に引き出した際、引き出し扉2Eに固定された扉フレーム70と下ケース51と移動レール83とが中間レール82及び固定レール81にガイドされて一体的にスライド移動することになる。
レール固定部材90は、レールユニット80を仕切り壁23上に保持するものであって、金型成形等により曲げ加工されたブラケットからなっている。このレール固定部材90は、第1ベース部91、第2ベース部92、レール支持部93を有している。第1ベース部91は、上板23cの基台23a上に位置する領域PRに固定されるものであって、平板状に形成された部材に固定部材94を挿入するための穴が形成された構造を有している。そして、第1ベース部91の穴及び基台23aに設けられた貫通孔23eに対しネジ、ボルト等の固定部材94が挿入され、第1ベース部91が仕切り壁23に対し固定される。
第2ベース部92は上板23cの係止部23dにより形成された隙間に挿入され係止されることにより、上板23cに固定されている。上述のように、係止部23dは、上板23cの断熱層23b上の領域HR内に設けられているため、第2ベース部92も上板23cの断熱層23b上の領域HRに位置決めされることになる。レール支持部93は、第1ベース部91及び第2ベース部92の間に設けられており、第1ベース91及び第2ベース92に対し突出してレールユニット80を支持し固定するものである。たとえばレール支持部93には穴部が形成されており、固定レール81の下部にはツメ81aが形成されている。そして、ツメ81aが穴部93aに挿入され係止されることにより、レールユニット80がレール固定部材90に固定されることになる。
ここで、仕切り壁23にレール固定部材90が取り付けられる際、第2ベース部92が係止部23dの隙間に対しスライドさせて嵌め込み、その状態で第1ベース部91が固定部材94により固定される。つまり、レール固定部材90は上板23cに対して、一端はツメ形状で固定され他端側がネジで固定されることになる。このように、第2ベース部92が仕切り壁23に嵌め込まれてネジ等を使用することなく固定されることにより、仕切り壁23内の断熱層23bにネジ等が挿入されることがない。よって、仕切り壁23に埋設する真空断熱材の面積の拡大をはかることが可能となり、冷凍・冷蔵部屋の断熱効果を高め、省エネルギー化を図ることができる。
また、側面に埋設される真空断熱材に対しても、従来のようにブラケットを固定するためのネジと真空断熱材との距離の確保を考慮することなく、冷蔵庫100の側面断熱の設計が可能となる。さらに、第2ベース部92を固定するためのネジの本数を減らすことが可能でありコスト削減につながる。なお、基台23a上の領域PRには、固定部材94を挿入できる分の幅を有していればよいため、断熱層23bの幅(矢印X方向)を広くすることができ、断熱効果の高い仕切り壁23を採用することができる。
ここで、図5は従来の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す分解斜視図、図6は図5の冷蔵庫におけるレールユニットの周辺部位を示す断面図である。なお、図5及び図6において図3及び図4の冷蔵庫100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図5及び図6において、レールユニット80は、レール固定部材190を介して内箱1Bの側壁に固定されている。具体的には、L字型のレール固定部材190の一面190a側がネジ等の固定部材194により内箱1Bの側壁に固定され、他面190b側にレールユニット80が固定されている。ここで、断熱材1C内にはレール固定部材190を固定するネジ板200が埋設されており、レール固定部材190はネジ板200を介して内箱1Bの側壁に固定される。このようにネジ板200を埋設したのは、上述したように内箱1Bは樹脂からなるものであり、レールユニット80及び引き出し扉2Eを保持するための強度を補強するためである。
上述のように、断熱材1Cは外箱1Aと内箱1Bとの間の空間に真空断熱材を埋設しウレタン発泡が行われ形成される。ウレタン発泡をする前の段階ではレール固定部材190を側壁に固定する際に挿入されるネジ等の固定部材と真空断熱材とのクリアランスを確保するものは存在しない。よって、真空断熱材に穴やキズが生じるのを防止するためには、断熱材距離をとる、もしくは空間を保障するスペーサやネジの頭を保護する部材を設置する必要があり、断熱材1Cが薄くなってしまい断熱効果が低下するもしくは収容スペースが狭くなってしまうという問題がある。
図7は別の従来の冷蔵庫における冷蔵庫引き出しレール部を示す分解斜視図、図8は図7の冷蔵庫における引き出しレール部を示す断面図である。なお、図7及び図8において図3及び図4の冷蔵庫100と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。図7及び図8において、レールユニット80はレール固定部材290を介して仕切り壁23上に固定されている。仕切り壁23の上板23cには2つの貫通孔が形成されており、レール固定部材290は、それぞれ穴を有する第1ベース部291a及び第2ベース部291bを備えている。そして、第1ベース部291a及び第2ベース部291bの穴及び仕切り壁23の上板23cの貫通孔にネジ等の固定部材292、292が挿入されて、レール固定部材290が上板23c上に固定される。
図7及び図8に示す取付構造の場合、図5及び図6の取付構造に比べて、断熱材1C内の真空断熱材とブラケット固定のネジのクリアランスを気にすることなく側面の断熱材1Cの構成を設計することが可能となる。したがって、発泡ウレタン層を薄くして庫内の貯蔵スペースを拡大するもしくは真空断熱材を厚くして省エネ効果を拡大することが可能となる。一方で、レール固定部材290が仕切り壁23内の断熱層に固定部材292を挿入して固定するものであるため、仕切り壁23の断熱層23bに断熱効果の高い真空断熱材を埋設することができない。
一方、図3及び図4に示すように、断熱層23b上に位置する第2ベース部92は、固定部材を用いずに係止部23dを用いて固定する。仕切り壁23において断熱層23bが形成されている領域HRにはネジ等の固定部材が挿入されることがないため、仕切り壁23上にレール固定部材90を設けた場合であっても、仕切り壁23内の断熱層23bとして断熱性能の高い真空断熱材を用いることができる。このため、冷凍・冷蔵部屋の容量拡大等を図りながら効率的な各冷凍・冷蔵部屋の冷凍・冷蔵を行い省エネルギー化を促進することができる。言い換えれば、仕切り壁23に真空断熱材を埋設する際には内箱1B側のネジ位置と真空断熱材との位置関係を考慮すればよいため、仕切り壁23に埋設する真空断熱材の面積の拡大を図ることが可能となり、冷凍・冷蔵部屋の断熱効果を高め省エネルギー化を図ることができる。
また、仕切り壁23の基台23aにおいて、レール固定部材90の第1ベース部91がネジ等の固定部材により固定されている。このため、レール固定部材90を固定するためのブラケットを断熱層23b内に埋設する必要はなく、部品点数を減らすことができるため、コスト面でも有利となる。
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されない。たとえば、上記実施形態において、レールユニット80がベアリング84を用いたレールである場合について例示しているが、そのレールユニットの種類を問わず、公知の種々のレールユニットを用いることができる。
また、上記実施形態において、第1ベース部91が固定部材94により仕切り壁23に固定されている場合について例示しているが、第1ベース部91についてもエンボス形状を設けてスライドにより固定するようにしてもよい。
さらに、図4において、第2ベース部92が断熱層23bと上板23cに設けられた係止部23dとの間に挿入される場合について例示しているが、図9に示すように、係止部23dが上板23c上に形成された凸状の部材であって、第2ベース部92が上板23cと係止部23dとの間に挿入され固定されるものであってもよい。
1 箱体、1A 外箱、1B 内箱、1C 断熱材、1X 前面、1Y 背面、2 上部把手部、2A、2B 開閉扉、2C〜2F 引き出し扉、3 前桁、4 調節足部、5 ネジ部、6 化粧カバー、7、8 移動用ローラ、11 圧縮機、12 冷却器、13 送風ファン、14 風路、15 ヒータ、16 カバー、21〜23 仕切り壁、23a 基台、23b 断熱層、23c 上板、23d 係止部、23e 貫通孔、23x 中空部、30 冷蔵室、31〜34 棚、36〜38 ポケット、37、41 ケース、40A 製氷室、40B 切り替え室、50 冷凍室、51、61 下ケース、52、62 上ケース、60 野菜室、70 扉フレーム、70a 固定端面、70b 扉フレームの上部、70c 扉フレームの下部、80 レールユニット、81 固定レール、81a ツメ、82 中間レール、83 移動レール、83a ツメ、83b ネジ穴、84 ベアリング、90、190、290 レール固定部材、91 第1ベース部、92 第2ベース部、93 レール支持部、93a 穴部、94 固定部材、100 冷蔵庫、190a 一面、190b 他面、194 固定部材、200 ネジ板、291a 第1ベース部、292 固定部材、HR 上板における断熱層上の領域、PR 上板における基台上の領域。

Claims (5)

  1. 内部に収容空間を形成した箱体と、前記箱体の前記収容空間を仕切り複数の冷凍・冷蔵部屋を形成する仕切り壁と、前記仕切り壁により仕切られた前記冷凍・冷蔵部屋に設置された引き出し扉と、前記引き出し扉を移動可能に保持するレールユニットと、前記レールユニットを前記仕切り壁上に固定するレール固定部材とを有する冷蔵庫であって、
    前記仕切り壁は、
    中空部を有し前記箱体に固定された基台と、
    前記基台の前記中空部に形成された断熱層と、
    前記基台及び前記断熱層上に固定された上板と、
    前記上板の前記断熱層上の領域に凸状に設けられた、前記レール固定部材を係止するための隙間を形成する係止部と
    を備えたものであり、
    前記レール固定部材は、
    前記仕切り壁の縁部であって前記上板の前記基台に接触している領域に固定される第1ベース部と、
    前記係止部により形成された前記隙間に挿入されて前記上板の前記断熱層上の領域に固定される第2ベース部と、
    一端側が前記第1ベース部に接続され他端側が前記第2ベース部に接続されており前記第1ベース部及び前記第2ベース部に対し突出して形成された、上部において前記レールユニットを支持するレール支持部と
    を有するものであることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記基台は、縁部に前記上板側から固定部材を挿入するための貫通孔を有するものであり、
    前記第1ベース部は、前記固定部材を挿入するための穴を有し、前記穴及び前記貫通孔に固定部材が挿入されることにより前記仕切り壁に固定されるものであることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記係止部は、前記上板の一部を凸状に加工し形成されたものであって、
    前記第2ベース部は、前記係止部と前記断熱層との間に形成された隙間に挿入されることにより固定されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記係止部は、前記上板上に設けられた凸状の部材であって、
    前記第2ベース部は、前記上板と前記係止部との間に形成された隙間に挿入されることにより固定されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記断熱層には真空断熱材が含まれていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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