JP7111564B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来より、冷蔵庫の引き出し扉は、引き出し扉の内側面にレール部材を固定ねじで固定し、滑車などで摺動させる開閉機構を設けていた。また近年、冷蔵庫の断熱性能を向上させるために、真空断熱パネル(VIP)を使用する冷蔵庫が増加している。例えば、引き出し扉の内部にも真空断熱パネルが使用されている。
ところで、従来の場合、引き出し扉の内側面に接するレール部材の面積が大きく、固定ねじを避けて真空断熱パネルを内蔵しようとすると、レール部材を固定するための構造が引き出し扉の内側に大きく張り出し、冷蔵庫の内容積や容器容積を広げる設計が困難になる場合があった。
特開2014-202442号公報 特開2015-28400号公報
本発明が解決しようとする課題は、冷蔵庫の内容積および/または容器容積を拡大することができる冷蔵庫を提供することである。
実施形態の冷蔵庫は、断熱筐体と、引き出し扉と、レール部材と、固定ねじと、容器と、真空断熱パネルと、を持つ。前記断熱筐体は、開口を有する。前記引き出し扉は、前記断熱筐体の開口を開閉する。前記レール部材は、前記断熱筐体の前後方向に前記引き出し扉を移動自在に支持する。前記固定ねじは、前記引き出し扉の内側面に前記レール部材の固定部を固定する。前記容器は、前記引き出し扉とともに前記断熱筐体の前後方向に移動するように前記レール部材に装着され、貯蔵物を収納する。前記真空断熱パネルは、前記引き出し扉の内部に設けられる。前記レール部材は、左側のレール部材と、右側のレール部材と、を含む。複数の前記固定ねじは、前記レール部材の固定部の高さ方向に一列に配置されており、前記左側のレール部材に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の左側の固定ねじと、前記右側のレール部材に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の右側の固定ねじとを含む。前記冷蔵庫の幅方向における前記複数の左側の固定ねじと前記複数の右側の固定ねじとの間の距離は、前記冷蔵庫の幅方向における前記真空断熱パネルの寸法よりも大きい。
第1から第5の実施形態の冷蔵庫の外観斜視図。 第1の実施形態の引き出し扉及びレール部材の要部の横断面図。 第1の実施形態のレール部材の要部を一部断面で示す外観斜視図。 第1の実施形態の複数の固定ねじの配置位置を示す背面図。 第1の実施形態の断熱補強部と複数の固定ねじの配置位置との関係を示す斜視図。 第1の実施形態の引き出し扉およびレール部材の要部の縦断面図。 第2の実施形態の引き出し扉およびレール部材の要部の横断面図。 第2の実施形態の第1変形例の引き出し扉と固定ねじを示す配置図。 第2の実施形態の第2変形例の引き出し扉と固定ねじを示す配置図。 第3の実施形態の引き出し扉およびレール部材の要部の横断面図。 第3の実施形態のレール部材の要部を一部断面で示す外観斜視図。 第4の実施形態の引き出し扉およびレール部材の要部の横断面図。 第5の実施形態の容器の外観斜視図。 第5の実施形態のレール部材の固定部と引掛受け部を示す配置図。 第5の実施形態の変形例のレール部材の固定部と引掛受け部を示す配置図。
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本明細書では、特に説明がない限り、「高さ方向」とは、冷蔵庫の高さ方向(すなわち上下方向、鉛直方向)を意味し、「前後方向」とは、冷蔵庫の前後方向(奥行方向)を意味し、「幅方向」とは冷蔵庫の幅方向(左右方向)を意味する。本明細書では、「前」とは、冷蔵庫をユーザが使用する状態において、冷蔵庫からユーザに向かう側を意味する。本明細書で「後」および「奥」とは、「前」とは反対側を意味する。また、「距離」、「寸法」、「間隔」という用語は、互いに略同じ意味で用いられ、互いに読み替えられてもよい。また以下の説明される、複数のねじの間の距離、またはねじと別部材との間の距離は、複数のねじの中心同士の間の距離、またはねじの中心と別部材との間の距離である。
まず、図1を参照し、第1から第5の実施形態の冷蔵庫1の概略構成について説明する。図1は、冷蔵庫1の外観斜視図である。冷蔵庫1は、冷蔵庫本体5と、後述する複数の扉とを有する。
冷蔵庫本体5は、断熱性を有したキャビネット(断熱筐体)10と、不図示の圧縮機やエバポレータなどを含む。キャビネット10は、複数の貯蔵室を有するとともに、各貯蔵室の前面側に開口Oを有する。複数の貯蔵室は、冷蔵室11、野菜室12、製氷室13、小冷凍室14、および主冷凍室15を含む。例えば、冷蔵室11は、複数の貯蔵室のなかで最上段に位置する。野菜室12は、冷蔵室11の1段下に位置する。製氷室13および小冷凍室14は、野菜室12の1段下において、左右に分かれて位置する。主冷凍室15は、製氷室13および小冷凍室14の1段下に位置する。ただし、貯蔵室の配置は、上記例に限定されない。
冷蔵庫1は、貯蔵室の開口Oを開閉する扉として、冷蔵室扉21A,21B、野菜室扉22、製氷室扉23、小冷凍室扉24、および主冷凍室扉25を備えている。このなかで野菜室扉22、製氷室扉23、小冷凍室扉24、および主冷凍室扉25は、キャビネット10に対して前後方向に移動自在な引き出し扉である。
野菜室12および主冷凍室15は、貯蔵物の収容量が比較的多い。このため、野菜室扉22および主冷凍室扉25の左右の両側壁には、一対のスライドレール30が設けられている(図では、左側のスライドレール30のみ示す)。スライドレール30は、互いに前後方向にスライド移動可能な複数のレール部材を含む。これらレール部材は、野菜室扉22または主冷凍室扉25に固定された扉側レール部材31を含む。扉側レール部材31は、後述する滑車に案内されて、キャビネット10に対して野菜室扉22または主冷凍室扉25を前後方向に移動自在に支持する。ただし、スライドレール30の構成は、上記例に限定されない。スライドレール30は、1つのレール部材31のみで形成されてもよい。なお以下では、説明の便宜上、「扉側レール部材31」を、単に「レール部材31」と称する。
なお、スライドレール30(レール部材31)は、野菜室扉22または主冷凍室扉25の上部または上下方向の中央部に固定されるものに限定されず、野菜室扉22または主冷凍室扉25の下部に固定されてもよい。
また、主冷凍室15は、主冷凍室扉25の内側に、貯蔵物を収容する容器36を有している。容器36は、主冷凍室扉25とともにキャビネット10の前後方向に移動するようにレール部材31に装着されている。また、野菜室12も、野菜室扉22の内側に同様の容器(図示省略)を有している。
以下では、「主冷凍室扉25」を「引き出し扉25」と読み替え、「主冷凍室15」を「貯蔵室15」と読み替えて、引き出し扉25とレール部材31との関係について説明する。また以下では、左側のレール部材31および右側のレール部材31について、左側のレール部材31を代表して説明する。
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態の引き出し扉25の要部の横断面図である。図2では、下方向が冷蔵庫1の正面側(前側)である。
まず、引き出し扉25について説明する。引き出し扉25は、例えば、扉表側部材41と、扉内側部材42と、発泡断熱部43とを有する。
扉表側部材41は、冷蔵庫1の外部に露出する引き出し扉25の外側面(前面、表面)を主に形成している。一方で、扉内側部材42は、貯蔵室15に露出する引き出し扉25の内側面(後面、裏面)25aを主に形成している。発泡断熱部43は、扉表側部材41と扉内側部材42との間に設けられている。発泡断熱部43は、扉表側部材41と扉内側部材42とが組み合わせることで形成された内部空間に発泡ウレタンの原液が注入されて発泡充填させることで形成されている。
また、引き出し扉25は、断熱性能を向上させるための真空断熱パネル(VIP)45を内蔵している。真空断熱パネル45は、冷蔵庫1の幅方向に沿う板状に形成されている。真空断熱パネル45は、発泡断熱部43が形成される前に扉内側部材42に貼り付けられることで、発泡断熱部43と扉内側部材42との間に設けられている。
本実施形態では、引き出し扉25の内側面25aは、平たい凸部(凸部)51と、斜め凸部52とを有する。平たい凸部51は、キャビネット10の奥方向(貯蔵室15の奥方向)に向いて一定の張出量L1で張り出している。例えば、平たい凸部51は、真空断熱パネル45の後面45bに対して一定の張出量L1で張り出している。本実施形態では、平たい凸部51の全体は、前後方向で真空断熱パネル45と重なる。
一方で、斜め凸部52は、平たい凸部51に対して、冷蔵庫1の幅方向の外側に位置する。斜め凸部52は、引き出し扉25の内側面25aからキャビネット10の内側(貯蔵室15の内側)に向けて斜めに張り出している。斜め凸部52は、引き出し扉25の幅方向外側に向けて進むに従い引き出し扉25のキャビネット10の奥方向への張出量が増すように傾斜している。ここで、キャビネット10は、貯蔵室15の側面を規定する側壁10aを有する。側壁10aには、冷媒流路10bが設けられている。冷媒流路10bには、結露抑制などの目的で貯蔵室15の温度帯よりも温度が高い冷媒が流れる。斜め凸部52は、冷蔵庫1の幅方向で冷媒流路10bと重なる位置に設けられている。これにより、冷媒流路10bを流れる冷媒の温度が貯蔵室15内および容器36内に伝わることが抑制される。
また、引き出し扉25は、後述する固定ねじ71が固定される固定具55を有する。固定具55は、鋼板で成形されてねじ穴55a(ねじ溝が形成された穴)が設けられたねじ受けを含む。固定具55は、発泡断熱部43が形成される前に扉内側部材42に貼り付けられている。本実施形態では、固定具55は、平たい凸部51の内部に配置されている。
次に、レール部材31について説明する。図3は、レール部材31の要部を一部断面で示す外観斜視図である。レール部材31は、本体部61、中間部62、固定部63、および補強部64を有する。
本体部61は、例えばコの字形の断面形状を有するとともに、前後方向に直線状に延びている。本体部61は、平面部61aと、摺動部61bとを含む。平面部61aは、容器36が装着される(容器36が載せられ、容器36を下方から支持する)部分である。摺動部61bは、平面部61aの裏側に位置する。摺動部61bは、スライドレール30に含まれる滑車66(図2参照)により摺動案内される。なお、摺動部61bは、スライドレール30に含まれる滑車66に代えて、キャビネット10に設けられた滑車により案内されてもよい。
中間部62は、本体部61と固定部63との間に位置して、本体部61および固定部63とは異なる方向に延びている。中間部62は、引き出し扉25に設けられた斜め凸部52(図2参照)を避けるために設けられた部分であり、斜め凸部52の表面に沿うように本体部61に対して斜めに折れ曲がっている。すなわち、レール部材31の中間部62は、本体部61と固定部63とを繋いでおり、レール部材31の中間部62は、冷蔵庫1の前後方向に対して傾斜して延びている。
固定部63は、中間部62の先端から冷蔵庫1の幅方向の内側に向けて折れ曲がっている。固定部63は、引き出し扉25にレール部材31を固定するための部分であり、引き出し扉25の内側面25aに沿う平板状に形成されている。本実施形態では、固定部63は、冷蔵庫1の幅方向に沿う板状に形成され、平たい凸部51の表面に沿う(図2参照)。
固定部63は、後述する固定ねじ71が通される複数の固定穴68を有する。固定穴68に通された固定ねじ71が引き出し扉25の固定具55に係合(螺合)することで、レール部材31が引き出し扉25の内側面25aに固定される。本実施形態では、複数の固定穴68は、上側の固定穴68aと下側の固定穴68bとを含む。上側の固定穴68aおよび下側の固定穴68bは、互いの間に距離をあけて、レール部材31の固定部63の高さ方向に一列に配置されている。
補強部64は、レール部材31の一部が凸状に湾曲することで形成された補強部である。補強部64は、本体部61の先端部から中間部62を経由して固定部63に亘っている。補強部64は、上側の固定穴68aと下側の固定穴68bとの間を通って延びている。
次に、図2に戻り、本実施形態の固定部63の大きさについて説明する。本実施形態では、固定部63の水平方向寸法(冷蔵庫1の幅方向における固定部63の寸法)L2は、中間部62の水平方向寸法L3よりも小さい。「水平方向寸法」とは、冷蔵庫1の幅方向や前後方向に限らず、各部分の水平方向の寸法(例えば水平方向の最大寸法)を意味する。本実施形態では、固定部63の水平方向寸法L2は、冷蔵庫1の幅方向における固定部63の寸法と一致する。一方で、中間部62の水平方向寸法L3は、前後方向に対して斜め方向における寸法である。
また本実施形態では、幅方向における固定部63の寸法L2は、幅方向における側壁10aの厚さt1よりも小さい。また、幅方向における固定部63の寸法L2は、前後方向における引き出し扉25の中央部(平たい凸部51よりも幅方向内側の部分)の厚さt2よりも小さい。
本実施形態では、引き出し扉25に、ガスケット69が設けられている。ガスケット69は、弾性を有し、キャビネット10に対して引き出し扉25が閉められた場合に、キャビネット10と引き出し扉25との間に位置してキャビネット10と引き出し扉25との間を塞ぐ。本実施形態では、幅方向における固定部63の寸法L2は、幅方向におけるガスケット69の厚さt3よりも小さい。
次に、引き出し扉25とレール部材31との固定構造について説明する。レール部材31の固定部63は、複数の固定ねじ71により引き出し扉25の内側面25aに固定されている。
図4は、複数の固定ねじ71の配置位置を示す背面図である。本実施形態では、レール部材31の固定部63は、例えば2本の固定ねじ71のみで引き出し扉25の内側面25aに固定されている。2本の固定ねじ71は、上側の固定ねじ71aと、下側の固定ねじ71bとを含む。上側の固定ねじ71aおよび下側の固定ねじ71bは、互いの間に距離をあけて、レール部材31の固定部63の高さ方向に一列に配置されている。言い換えると、本実施形態では、1つのレール部材31を固定する全ての固定ねじ71が、レール部材31の固定部63の高さ方向に一列に配置されている。
ここで、「高さ方向に一列に配置」とは、複数の固定ねじ71の中心が高さ方向に完全に一致している場合に限定されない。例えば、各固定ねじ71は、頭部(ねじ頭)75と、軸部(ねじ軸)76とを有する。頭部75は、プラス形またはマイナス形の溝が設けられた部分である。軸部76は、頭部75よりも細く、外周面にねじ山が形成された部分である。「高さ方向に一列に配置」とは、例えば、複数の固定ねじ71の軸部76の少なくとも一部同士が高さ方向で重なる場合も含む。この場合、上側の固定ねじ71aの幅方向位置と下側の固定ねじ71bの幅方向位置との幅方向ずれは、固定ねじ71の軸部76の直径の範囲内である。また、「高さ方向に一列に配置」とは、例えば、複数の固定ねじ71の頭部75の少なくとも一部同士が高さ方向で重なる場合も含む。この場合、上側の固定ねじ71aの幅方向位置と下側の固定ねじ71bの幅方向位置との幅方向ずれは、固定ねじ71の頭部75の直径の範囲内である。
図2に示すように、本実施形態では、レール部材31は、平たい凸部51に固定されている。本実施形態では、固定ねじ71は、前後方向で、真空断熱パネル45と重なる。固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、平たい凸部51の張出量L1の範囲内にある。すなわち、固定ねじ71の軸部76のなかで引き出し扉25内に挿入された部分の全ては、平たい凸部51内に位置する。
本実施形態では、固定ねじ71は、例えば、小冷凍室14の引き出し構造に設けられる固定ねじ(例えば、小冷凍室14のレールまたは容器を小冷凍室扉24に固定する固定ねじ)よりもサイズが大きい。このようなサイズの固定ねじ71を用いることで、少ない本数の固定ねじ71であっても必要強度を確保してレール部材31を引き出し扉25に固定することができる。
次に、引き出し扉25の内側面25aに設けられた断熱補強部47と、複数の固定ねじ71の配置位置との関係を説明する。図5は、断熱補強部47と、複数の固定ねじ71の配置位置との関係を示す斜視図である。断熱補強部47は、引き出し扉25の内側面25a(例えば斜め凸部52)に設けられ、幅方向でレール部材31と重なる位置に配置されている。断熱補強部47は、引き出し扉25の断熱性を高めるため、引き出し扉25の内側面25aのなかで貯蔵室15の内側に向けて凸状に膨出した部分である。本実施形態では、断熱補強部47の高さ方向位置は、上側の固定ねじ71aの高さ方向位置と下側の固定ねじ71bの高さ方向位置との間にある。言い換えると、本実施形態では、上側の固定ねじ71aと、下側の固定ねじ71bとは、断熱補強部47の上下に分かれるほど、互いに離されている。これにより、レール部材31の固定部63の高さ方向に一列に配置された2つの固定ねじ71であっても、外力が作用した場合に引き出し扉25とレール部材31との間にゆがみなどが生じる可能性を減らすことができる。
次に、引き出し扉25に設けられたハンドル81と、上側の固定ねじ71aの配置位置との関係を説明する。図6は、引き出し扉25およびレール部材31の要部の縦断面図である。引き出し扉25は、引き出し扉25の上辺に沿ってハンドル81が設けられている。ハンドル81に手を掛けて、引き出し扉25を引っ張ることで、引き出し扉25が冷蔵庫1の前方に引き出される。上述したガスケット69は、磁石を収納し、キャビネット10の鉄板部分に、閉扉時は貼り付いている。ガスケット69は、引き出し扉25の上部に設けられた上側ガスケット69aと、引き出し扉25の下部に設けられた下側ガスケット69bとを含む。引き出し扉25は、開扉時には、ハンドル81が引っ張られることで、引き出し扉25がわずかに傾き、まず上側のガスケット69aが離れて、最後に下側のガスケット69bが離れた後、開扉となる。
本実施形態では、上側の固定ねじ71aと下側の固定ねじ71bとの間の高さ方向距離L4は、ハンドル81と上側の固定ねじ71aとの間の高さ方向距離L5の半分よりも長い。ここで、レール部材31に対して設けられる固定ねじ71が2本のみの場合、上側の固定ねじ71aと下側の固定ねじ71bとの間の高さ方向距離L4が短いと、開扉までの引き出し扉25の傾きが大きくなる場合があり得る。その場合、ユーザの快適性を損ねるとともに、冷蔵庫1の品位が低下する可能性がある。しかしながら、上側の固定ねじ71aと下側の固定ねじ71bとの間の高さ方向距離L4は、ハンドル81と上側の固定ねじ71aとの間の高さ方向距離L5の半分よりも長い場合、ハンドル81を引いたときに引き出し扉25がより傾きにくくなる。その結果、ユーザの快適性および冷蔵庫1の品位を高めることができる。ここで、前記「高さ方向距離L4」と「高さ方向距離L5」との関係は、高さ方向に一列に配置された固定ねじの本数が、2本の場合に限定されるものではなく、3本以上の場合であっても規定することができる。例えば、高さ方向に一列に配置された固定ねじのうちの最も上側に位置する固定ねじを前記「上側の固定ねじ71a」とし、かつ前記高さ方向に一列に配置された固定ねじのうちの最も下側に位置する固定ねじを前記「下側の固定ねじ71b」として、前記「高さ方向距離L4」と前記「高さ方向距離L5」との関係を規定することができる。
最後に、図2に戻り、容器36の外形の一例について説明する。本実施形態では、複数の固定ねじ71を高さ方向に一列に配列することで、幅方向におけるレール部材31の固定部63の寸法を小さくしている。これにより、幅方向における平たい凸部51の寸法も小さくすることができる。その結果、左右の平たい凸部51の間に、幅方向に比較的大きな空間Sを確保することができる。本実施形態では、上方から見た場合、容器36の少なくとも一部は、左右の平たい凸部51の間に入り込んでいる。
以上説明した構成によれば、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。すなわち、本実施形態の冷蔵庫1では、複数の固定ねじ71は、レール部材31の固定部63の高さ方向に一列に配置されている。これにより、幅方向におけるレール部材31の固定部63および平たい凸部51の寸法を小さくすることができ、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。
また本実施形態では、幅方向におけるレール部材31の固定部63の寸法L2が小さくなることで、引き出し扉25とレール部材31との接触面積を減らすことができる。これにより、引き出し扉25から庫内部品への熱移動を減らすこともできる。
本実施形態では、固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、平たい凸部51の張出量L1の範囲内にある。このような構成によれば、固定ねじ71と真空断熱パネル45との干渉を避けながら、真空断熱パネル45の大型化を図ることができる。これにより、冷蔵庫1の断熱性能を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、固定ねじ71が真空断熱パネル45よりも幅方向外側に配置された点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図7は、第2の実施形態の引き出し扉25およびレール部材31の要部の横断面図である。本実施形態は、第1の実施形態に対して、断熱性能の向上よりも冷蔵庫1の内容積および容器容積の拡大を優先した場合の例である。
本実施形態では、第1の実施形態と比べて、幅方向の真空断熱パネル45の寸法が小さい。本実施形態では、固定ねじ71は、真空断熱パネル45よりも幅方向外側に配置され、前後方向で真空断熱パネル45とは重ならない。ここで、冷蔵庫1は、左側のレール部材31に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の左側の固定ねじ71と、右側のレール部材31に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の右側の固定ねじ71とを含む。本実施形態では、幅方向における複数の左側の固定ねじ71と複数の右側の固定ねじ71との間の距離(例えば最短距離)L6は、幅方向における真空断熱パネル45の寸法L7よりも大きい。
本実施形態では、前後方向における平たい凸部51の張出量L1は、前後方向における真空断熱パネル45の厚さt4よりも小さい。本実施形態では、固定ねじ71の軸部76のなかで引き出し扉25内に挿入された部分の前後方向の長さL8は、平たい凸部51の張出量L1よりも大きい。すなわち、固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、平たい凸部51の張出量L1の範囲外に位置する。例えば、固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、真空断熱パネル45の後面45bよりも前側に位置する。別の観点で見ると、固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、ガスケット69の前端よりも前側に位置する。ただし本実施形態では、固定ねじ71の軸部76の先端位置76aは、真空断熱パネル45の前面45aよりも後側に位置する。
本実施形態では、固定ねじ71の軸部76の少なくとも一部は、幅方向において真空断熱パネル45と重なる。言い換えると、左側のレール部材31を固定する固定ねじ71と、右側のレール部材31を固定する固定ねじ71との間に、真空断熱パネル45の少なくとも一部が位置する。
一方で、本実施形態では、固定具55は、真空断熱パネル45の後面45bよりも後側に配置されている。固定具55の少なくとも一部は、前後方向で、真空断熱パネル45と重なる。
以上のような構成によれば、第1の実施形態よりも、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。すなわち、本実施形態では、幅方向における左側の固定ねじ71と右側の固定ねじ71との間の距離L6は、幅方向における真空断熱パネル45の寸法L7よりも大きい。このような構成によれば、例えば、左右の平たい凸部51の間に大きな空間Sを確保することができ、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。
本実施形態では、固定ねじ71の軸部76の少なくとも一部は、幅方向で真空断熱パネル45と重なる。このような構成によれば、真空断熱パネル45の後面45bに対して固定ねじ71や平たい凸部51が庫内側に大きく突出することを抑制することができる。このため、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。
次に、本実施形態のいくつかの変形例について説明する。なおこれら変形例で、以下に説明する以外の構成は、第2の実施形態と同様である。
(第1変形例)
図8は、第1変形例の引き出し扉25と固定ねじ71を示す配置図である。本変形例では、固定具55は、その全体が真空断熱パネル45よりも幅方向外側に配置され、前後方向で真空断熱パネル45とは重ならない。一方で、固定具55の少なくとも一部は、真空断熱パネル45の後面45bよりも前側に位置する。固定具55の少なくとも一部は、幅方向で真空断熱パネル45と重なる。このような構成によれば、第2の実施形態と比べて、冷蔵庫1の内容積および容器容積をさらに拡大することができる。
(第2変形例)
図9は、第2変形例の引き出し扉25と固定ねじ71を示す配置図である。本変形例では、平たい凸部51が設けられていない。本変形例でも、固定ねじ71の少なくとも一部および固定具55の少なくとも一部は、幅方向で真空断熱パネル45と重なる。このような構成によれば、第2の実施形態と比べて(さらに言えば、第1変形例と比べても)、冷蔵庫1の内容積および容器容積をさらに拡大することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、レール部材31の固定部63が斜め凸部52に固定される点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図10は、第3の実施形態の引き出し扉25およびレール部材31の要部の横断面図である。図11は、第3の実施形態のレール部材31の要部を一部断面で示す外観斜視図である。本実施形態では、レール部材31は、第1の実施形態と同様に、本体部61、中間部62、および固定部63を有する。中間部62は、本体部61に対して折れ曲がっている。固定部63は、中間部62に対して折れ曲がっている。ただし本実施形態では、固定部63は、本体部61に対して90度の角度では配置されていない。固定部63は、本体部61に対して鈍角をなす角度で配置されている。
本実施形態では、固定部63は、引き出し扉25の斜め凸部52に沿って配置され、固定ねじ71によって斜め凸部52に固定される。固定ねじ71は、固定ねじ71の軸部76が前後方向に対し斜め外側に向けられた状態で、斜め凸部52にレール部材31の固定部63を固定している。また本実施形態では、レール部材31の固定部63は、斜め凸部52に固定されるため、平たい凸部51が設けられなくてもよい。
本実施形態では、上方から見た場合、容器36の少なくとも一部は、左右のレール部材31の固定部63の間に入り込んでいる。別の観点では、上方から見た場合、容器36の少なくとも一部は、左右の固定具55の間に入り込んでいる。
本実施形態では、斜め凸部52は、レール部材31の固定部63と中間部62との境界に対応する位置に角度変化部91を有する。このような角度変化部91が設けられていると、冷蔵庫1の組立時にレール部材31の固定部63と中間部62との境界を角度変化部91に合わせることで、レール部材31の位置合わせを容易に、且つ、精度よく行うことができる。これにより、冷蔵庫1の製造性を高めることができる。
以上のような構成によれば、第1の実施形態よりも、冷蔵庫1の内容積および容器容積を拡大することができる。すなわち、本実施形態では、平たい凸部51を設ける必要がなくなるので、冷蔵庫1の内容積および容器容積の拡大を図りやすくなる。
また本実施形態では、斜め凸部52に固定ねじ71の軸部76を収めることができる。これにより、引き出し扉25の内部で固定ねじ71と真空断熱パネル45との干渉を避けることができる。その結果、本実施形態によれば、第2の実施形態と比べて、幅方向における真空断熱パネル45の寸法を大きくし、冷蔵庫1の断熱性を高めることもできる。
本実施形態では、前後方向に対して斜めに固定ねじ71を設けることにより、固定ねじ71が長くても、固定ねじ71の軸部76と真空断熱パネル45との距離を十分に保つことができる。固定ねじ71を長くすることができると、少ない本数の固定ねじ71でも引き出し扉25とレール部材31との間の取付強度を高めやすくなる。
幅方向に対する固定ねじ71の傾き角度αは、特定の角度に限定されない。幅方向に対する固定ねじ71の傾き角度αは、例えば45°よりも小さい。このような構成によれば、固定穴68と固定ねじ71の軸部76との寸法の違いにより、幅方向の寸法公差を吸収しやすくなる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態では、レール部材31の固定部63が引き出し扉25の内側面25aに設けられた凸部96に対して幅方向で固定される点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
図12は、第4の実施形態の引き出し扉25およびレール部材31の要部の横断面図である。本実施形態では、引き出し扉25は、真空断熱パネル45の後面45bよりも後方に突出した凸部96を有する。
固定部63は、前後方向に沿う板状に形成されている。例えば、固定部63は、本体部61に対して折り曲げられておらず、本体部61の延長線上に位置する。本実施形態では、固定ねじ71の軸部76は、幅方向に沿う。固定部63は、幅方向内側から凸部96に固定されている。
本実施形態では、上方から見た場合、容器36の少なくとも一部は、左右のレール部材31の固定部63の間に入り込んでいる。別の観点では、上方から見た場合、容器36の少なくとも一部は、左右の固定具55の間に入り込んでいる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。本実施形態では、引き出し扉25とレール部材31との固定構造に加えて、引き出し扉25と容器36とを固定する固定構造が設けられた点で第1の実施形態とは異なる。なお以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。なお以下では、レール部材31が引き出し扉25の下部に固定される例について説明する。ただし、レール部材31は、引き出し扉25の下部に限らず、上部や上下方向の中央部に固定されてもよい。
図13は、本実施形態の容器36の外観斜視図である。本実施形態では、容器36の前面には、フランジ部101が設けられている。フランジ部101は、容器36の前壁の上端部が一定量だけ前方に向けて突出し、その突出端から下方に折れ曲がることで形成されている。フランジ部101は、「引掛部」の一例である。
図14は、レール部材31の固定部63と引掛受け部102を示す配置図である。本実施形態では、レール部材31の固定部63が引き出し扉25の下部に固定されている。本実施形態では、引き出し扉25は、引掛受け部102を有する。引掛受け部102は、引き出し扉25の内側面25aに設けられ、レール部材31の固定部63よりも上方に位置する。例えば、引掛受け部102は、引き出し扉25の内側面25aに固定される固定部分102aと、引き出し扉25の内側面25aに対して一定の間隙をあけた状態で固定部分102aから上向きに延在するフック部分102bとを含む。引掛受け部102は、容器36のフランジ部101が引掛受け部102に引っ掛けられることで、引き出し扉25の内側面25aに容器36を固定する。
本実施形態では、1つの引掛受け部102が引き出し扉25の内側面25aに設けられている。引掛受け部102は、例えば、引き出し扉25の高さ方向中心位置であり、且つ、引き出し扉25の幅方向中心位置に設けられている。
このような構成によれば、レール部材31の固定部63と引掛受け部102により引き出し扉25に3点支持される固定構造が実現される。このため、レール部材31を固定する固定ねじ71の本数が少ない場合であっても、引き出し扉25とレール部材31、および引き出し扉25と容器36との間の取付強度を高くしやすくなる。
(変形例)
図15は、第5実施形態の変形例のレール部材31の固定部63と引掛受け部102を示す配置図である。本変形例では、2つの引掛受け部102が引き出し扉25の内側面25aに設けられている。2つの引掛受け部102のうち一方の引掛受け部102は、左側のレール部材31の固定部63の上方に、つまり左側の引掛受け部102の幅方向位置と左側のレール部材31の固定部63の幅方向位置とが重なるように設けられている。2つの引掛受け部102のうち他方の引掛受け部102は、右側のレール部材31の固定部63の上方に、つまり右側の引掛受け部102の幅方向位置と右側のレール部材31の固定部63の幅方向位置とが重なるように設けられている。
このような構成によれば、レール部材31の固定部63と引掛受け部102により引き出し扉25に4点支持される固定構造が実現される。このため、レール部材31を固定する固定ねじ71の本数が少ない場合であっても、引き出し扉25とレール部材31、および引き出し扉25と容器36との間の取付強度を高くしやすくなる。
以上、いくつかの実施形態について説明したが、実施形態は上記例に限定されない。例えば、1つのレール部材31に対応して設けられる固定ねじ71の数は、2つに限定されない。1つのレール部材31に対応して設けられる固定ねじ71の数は、3つ以上でもよい。この場合、3つ以上の固定ねじ71は、レール部材31の高さ方向に一列に配置される。
上記各実施形態では、引き出し扉は主冷凍室扉25を例に説明したが、野菜室12等の引き出し扉22であってもよい。上記各実施形態では、引き出し扉25は、冷蔵庫本体5の前面の開口(図1中、貯蔵室の開口O)に設けられた引き出し扉としたが、庫内の引き出し扉であってもよい。上記各実施形態では、凸部は、平たい凸部51を例に説明したが、凸部の輪郭形状は、平たいもの(直線)のみに限定されない。具体的には、凸部は、その輪郭形状が、直線以外の形状を含むものであってもよい。より具体的には、凸部の輪郭形状は、円弧(湾曲)等の曲線部分や凹凸部分を含むものであってもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、複数の固定ねじが高さ方向に一列に配置されたレール部材の固定部を持つことにより、内容積を拡大することができる。
なお、別の1つの観点によれば、第3の実施形態では、1つのレール部材31に対応して設けられた固定ねじ71は、レール部材31の高さ方向に一列に配置されなくてもよい。例えば、1つのレール部材31に対応して3つ以上の固定ねじ71が設けられた場合、そのうち少なくとも2つの固定ねじ71が冷蔵庫1の幅方向に並んで配置されてもよい。また、1つのレール部材31に対応して設けられる固定ねじ71は、1つでもよい。斜め凸部52では、固定ねじ71の長さを長くすることができるので、取付強度を確保することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…冷蔵庫、10…キャビネット、15…主冷凍室、25…主冷凍室扉(引き出し扉)、36…容器、31…レール部材、45…真空断熱パネル、47…断熱補強部、51…平たい凸部(凸部)、52…斜め凸部、66…滑車、61b…レール部材の摺動部、62…レール部材の中間部、63…レール部材の固定部、68…固定穴、71…固定ねじ、81…ハンドル。

Claims (5)

  1. 開口を有した断熱筐体と、
    前記断熱筐体の開口を開閉する引き出し扉と、
    前記断熱筐体の前後方向に前記引き出し扉を移動自在に支持するレール部材と、
    前記引き出し扉の内側面に前記レール部材の固定部を固定する固定ねじと、
    前記引き出し扉とともに前記断熱筐体の前後方向に移動するように前記レール部材に装着され、貯蔵物を収納する容器と、
    前記引き出し扉の内部に設けられた真空断熱パネルと、
    を備えた冷蔵庫であって
    前記レール部材は、左側のレール部材と、右側のレール部材と、を含み、
    複数の前記固定ねじは、前記レール部材の固定部の高さ方向に一列に配置されており、前記左側のレール部材に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の左側の固定ねじと、前記右側のレール部材に対応して設けられて高さ方向に一列に配置された複数の右側の固定ねじとを含み、
    前記冷蔵庫の幅方向における前記複数の左側の固定ねじと前記複数の右側の固定ねじとの間の距離は、前記冷蔵庫の幅方向における前記真空断熱パネルの寸法よりも大きい、
    冷蔵庫。
  2. 前記引き出し扉の内側面に設けられ、前記冷蔵庫の幅方向において前記レール部材と重なる位置に配置された断熱補強部をさらに備え、
    前記固定ねじは、上側の固定ねじと、下側の固定ねじと、を含み、
    前記断熱補強部の高さ方向位置は、前記上側の固定ねじの高さ方向位置と前記下側の固定ねじの高さ方向位置との間にある、
    請求項に記載の冷蔵庫。
  3. 前記引き出し扉の内側面は、前記断熱筐体の奥方向に向いて一定の張出量で張り出した凸部を有し、
    前記固定ねじは、前記凸部に固定され、
    前記固定ねじの軸部の先端位置は、前記凸部の張出量の範囲内にある、
    請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記引き出し扉の内側面は、前記引き出し扉の内側面から前記断熱筐体の内側に向けて斜めに張り出した斜め凸部を有し、
    前記斜め凸部は、前記引き出し扉の幅方向外側に向けて進むに従い前記引き出し扉の前記断熱筐体の奥方向への張出量が増すように傾斜しており、
    前記レール部材の固定部は、前記引き出し扉の斜め凸部に沿って配置され、
    前記固定ねじは、前記固定ねじの軸部が前記冷蔵庫の前後方向に対し斜め外側に向けられた状態で、前記引き出し扉の斜め凸部に前記レール部材の固定部を固定している、
    請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 開口を有した断熱筐体と、
    前記断熱筐体の開口を開閉する引き出し扉と、
    前記断熱筐体の前後方向に前記引き出し扉を移動自在に支持するレール部材と、
    前記引き出し扉の内側面に前記レール部材の固定部を固定する固定ねじと、
    前記引き出し扉とともに前記断熱筐体の前後方向に移動するように前記レール部材に装着され、貯蔵物を収納する容器と、
    を備え、
    前記引き出し扉の内側面は、前記引き出し扉の内側面から前記断熱筐体の内側に向けて斜めに張り出した斜め凸部を有し、
    前記斜め凸部は、前記引き出し扉の幅方向外側に向けて進むに従い前記引き出し扉の前記断熱筐体の奥方向への張出量が増すように傾斜しており、
    前記レール部材の固定部は、前記引き出し扉の斜め凸部に沿って配置され、
    前記固定ねじは、前記固定ねじの軸部が冷蔵庫の前後方向に対し斜め外側に向けられた状態で、前記引き出し扉の斜め凸部に前記レール部材の固定部を固定している、
    冷蔵庫。
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