JP2023041333A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立ての精度と作業効率を向上させることができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、内箱に形成される冷蔵室の容器を引き出し可能に案内する案内部材と、前記内箱における前記案内部材を固定する案内部材固定部と、前記案内部材固定部を前記内箱の外面側から補強する補強部材と、を備え、前記案内部材固定部の外面には、前記補強部材を位置決めするための被係合部が設けられ、前記補強部材は、補強本体部と、前記補強本体部に形成され前記被係合部に係合する係合部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫における冷凍室および野菜室として、複数の引き出し可能な容器を備えたものが知られている。このような冷蔵庫では、冷凍室および野菜室の容器を引き出し可能に案内する案内レールを冷蔵庫の内箱の内面に固定している。案内レールの固定部分における内箱を補強するために、内箱の外面にレール補強板を取り付け、このレール補強板に対して案内レールをフックやねじ止めにより固定することが知られている。レール補強板が知所定位置に精度よく取り付けられていないと、内箱と外箱との間に発泡ウレタンを充填する際に内箱が変形したり、レール補強板と内箱との密着性が損なわれる。そのため、案内レールに対して精度よくかつ効率よくレール補強板を位置決めすることが求められていた。
特開2009-14287号公報
本発明が解決しようとする課題は、組み立ての精度と作業効率を向上させることができる冷蔵庫を提供することである。
実施形態の冷蔵庫は、内箱に形成される冷蔵室の容器を引き出し可能に案内する案内部材と、前記内箱における前記案内部材を固定する案内部材固定部と、前記案内部材固定部を前記内箱の外面側から補強する補強部材と、を備え、前記案内部材固定部の外面には、前記補強部材を位置決めするための被係合部が設けられ、前記補強部材は、補強本体部と、前記補強本体部に形成され前記被係合部に係合する係合部と、を備える。
実施形態の冷蔵庫の正面図。 図1に示された冷凍室を正面から見た縦断面図。 図2に示された冷凍室を側方から見た断面図。 冷凍室を斜め前方から見た一部破断した斜視図。 図4において冷凍室扉を全開にした斜視図。 図5に示された冷凍室を斜め前方から見た斜視図。 図6に示された冷凍室を側方から見た断面図。 第3容器の構成を示す斜視図。 図2に示された各容器と摺動部の構成を拡大した断面図。 冷凍室の第3容器を引き出した状態を側方から見た断面図。 第4容器の構成を示す斜視図。 第4容器の後端部分の要部を示す斜視図。 各容器と摺動部の構成を側方から見た断面図。 第1案内部材の断面図。 第1案内部材の取り付け構造を示す斜視図。 補強部材の水平断面図。 補強部材の側面図。 案内部材固定部に補強部材を取り付ける前の斜視図。 補強部材を前後方向から見た断面図。 補強部材の要部を拡大した断面図。 案内部材固定部の構成を示す断面図。 第1変形例による野菜室上の冷凍室を側方から見た断面図。 第2変形例による冷凍室上の野菜室を側方から見た断面図。 第3変形例による各容器と摺動部の構成を拡大した断面図。 第4変形例による各容器と摺動部の構成を拡大した断面図。
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本明細書では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に、左右を定義している。また、冷蔵庫から見て冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、遠い側を「後ろ」と定義している。本明細書において「横幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「奥行方向」とは、上記定義における前後方向を意味する。図中において、+X方向が右方向、-X方向が左方向、+Y方向が後方向、-Y方向が前方向、+Z方向が上方向、-Z方向が下方向である。また、冷蔵庫において、後述する壁体の厚さ方向で庫内(貯蔵室、冷凍室など)側を「内側」、壁体を挟んで庫内側と反対側で冷蔵庫の外方を「外側」と定義している。
[冷蔵庫の全体構成]
図1から図10を参照し、実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
図1は、冷蔵庫1を示す正面図である。図1に示すように、冷蔵庫1は、壁体10および扉11を有する壁体を備える。冷蔵庫1は、例えば、壁体10、複数の扉11、複数の棚、複数の容器(後述する冷凍庫15Eに設けられる図2等の符号21~24)、冷却ユニット、および制御基板を有する。本実施形態では、複数の扉11以外の上記構成によって冷蔵庫本体が形成されている。
図2に示すように、壁体10は、例えば、内箱3と、外箱4と、発泡断熱材5と、を含む。内箱3は、壁体10の内面を形成する部材であり、例えば合成樹脂製である。外箱4は、壁体10の外面を形成する部材であり、例えば鋼板等の金属製である。外箱4は、内箱3よりも一回り大きく形成されており、内箱3の外側に配置されている。発泡断熱材5は、例えば発泡ウレタンのような発泡状の断熱材であり、内箱3と外箱4との間に充填されている。これにより、壁体10は、断熱性を有する。
図1に示すように、壁体10は、上壁12、下壁13、左右の側壁14,14、および後壁を有する。上壁12および下壁13は、略水平に広がっている。左右の側壁14,14は、下壁13の左右の端部から上方に起立し、上壁12の左右の端部に繋がる。後壁は、下壁13の後端部から上方に起立し、上壁12の後端部に繋がる。
壁体10の内部には、複数の貯蔵室15が設けられている。複数の貯蔵室15は、例えば、冷蔵室15A、野菜室15B、製氷室15C、小冷凍室15D、および主冷凍室15E(以下、単に冷凍室15Eという)を含む。本実施形態では、最上部に冷蔵室15Aが配置され、冷蔵室15Aの下方に野菜室15Bが配置され、野菜室15Bの下方に製氷室15Cおよび小冷凍室15Dが配置され、製氷室15Cおよび小冷凍室15Dの下方に主冷凍室15Eが配置されている。ただし、貯蔵室15の配置は、上記例に限定されることはない。壁体10は、各貯蔵室15の前面側に、各貯蔵室15に対して食材の出し入れを可能にする開口を有する。
複数の貯蔵室15の開口は、複数の扉11によって開閉可能に閉じられる。複数の扉11は、例えば、冷蔵室15Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉11Aa,11Ab、野菜室15Bの開口を閉じる野菜室扉11B、製氷室15Cの開口を閉じる製氷室扉11C、小冷凍室15Dの開口を閉じる小冷凍室扉11D、および主冷凍室15Eの開口を閉じる主冷凍室扉11Eを含む。
左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、例えば、観音開き式の扉である。左右の冷蔵室扉11Aa,11Abは、ヒンジ10hによって壁体10に回動可能に支持されている。本実施形態では、右冷蔵室扉11Abの横幅方向の幅は、左冷蔵室扉11Aaの横幅方向の幅よりも大きい。
一方で、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、例えば、引き出し式の扉である。野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eは、後述する案内部材6A、6Bによって壁体10に対して引き出し可能に支持されている。
壁体10は、壁体10の内部を仕切る複数(ここでは2つ)の仕切部(図示省略)を有する。これら仕切部は、例えば、それぞれ略水平方向に沿う仕切壁である。一方の仕切部は、冷蔵室15Aと野菜室15Bとの間に位置し、冷蔵室15Aと野菜室15Bとの間を仕切っている。一方で、他方の仕切部は、野菜室15Bと、製氷室15Cおよび小冷凍室15Dとの間に位置し、野菜室15Bと、製氷室15Cおよび小冷凍室15Dとの間を仕切っている。なお、製氷室15Cおよび小冷凍室15Dと、主冷凍室15Eとの間には、仕切壁は設けられていない。
複数の棚は、冷蔵室15Aに配置されている。複数の容器は、冷蔵室15Aに配置された冷蔵室容器(例えばチルド室容器)、野菜室15Bに配置された野菜室容器、製氷室15Cに配置された製氷室容器、小冷凍室15Dに配置された小冷凍室容器、および冷凍室15Eに配置された4段の容器21~24を含む。
冷却ユニットは、圧縮機を含む。冷却ユニットは、例えばダクト部品が形成する冷却風路に配置された冷却器やファンを含む。圧縮機は、例えば、冷蔵庫1の底部の機械室に設けられ、貯蔵室15の冷却に用いられる冷媒ガスを圧縮する。圧縮機により圧縮された冷媒ガスは、サクションパイプなどを経由して、冷却器に送られる。
制御基板は、冷蔵庫1の全体を統括的に制御する。例えば、制御基板は、冷蔵室15Aおよび冷凍室15Eなどに設けられた温度センサの検出結果に基づき、上記のファン、および圧縮機等の駆動を制御する。制御基板は、例えば壁体10の上壁12の上に取り付けられている。
冷却ユニットでは、冷却器で冷却された冷気がファンの回転によって冷却風路に流れ込む。冷却風路に流れ込んだ冷気は、下方から上方へ向かって流れながら流路形成部品に形成される吹出口(図示省略)より冷蔵室15A内、野菜室15B内へ吹き出す。
左冷蔵室扉11Aaの後面側には、高さ位置を変更可能な扉容器と、下部に固定された扉容器と、が着脱可能に取り付けられている。
ここで、右冷蔵室扉11Ab、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eの構成は、上述した左冷蔵室扉11Aaの構成と同様である。すなわち、右冷蔵室扉11Ab、野菜室扉11B、製氷室扉11C、小冷凍室扉11D、および主冷凍室扉11Eの構成は、上述した左冷蔵室扉11Aaに関する説明において、「左冷蔵室扉11Aa」を「右冷蔵室扉11Ab」、「野菜室扉11B」、「製氷室扉11C」、「小冷凍室扉11D」、または「主冷凍室扉11E」と読み替えればよい。
[冷凍室の構成]
次に、冷凍室15Eの具体的な構造について、図面を参照して説明する。
図2から図7に示すように、冷凍室15Eは、引出し式の主冷凍室扉11Eを有している。冷凍室15Eは、壁体10の開口部15aから主冷凍室扉11Eが前方に移動して開口部15aから離間することで冷凍室15Eが開き、後方に移動して主冷凍室扉11Eが開口部15aを塞ぐように位置したときに冷凍室15Eが閉じる構造になっている。なお、図において、必要に応じて見やすいように主冷凍室扉11Eが省略した図もある。
冷凍室15Eには、被収容物をそれぞれ収容する4段の容器21~24が上下方向に配列されている。以下、本実施形態では、4段の容器21~24において、下から1段目の容器を第1容器21、下から2段目の容器を第2容器22、下から3段目の容器を第3容器23、下から4段目の容器を第4容器24として以下説明する。すなわち、容器は、下から上の順に第1容器21、第2容器22、第3容器23、第4容器24が配置されている。
各容器21~24の厚さ(高さ)は、厚さが大きい順で第1容器21、第2容器22、第4容器24、第3容器23となっている。第3容器23は、最も厚さが薄く形成されている。
図6に示すように、第1容器21は、前面21Aの左右両側に扉固定板211が固定され、これら扉固定板211の前面に主冷凍室扉11E(図3から図5参照)が固定されている。図3から図5に示すように、第2容器22、第3容器23及び第4容器24の前端上部は、それぞれ手を掛けて引き出し可能とする手掛け部221、231、241を有する。
図2に示すように、各容器21~24は、それぞれ内箱3の内側面3aに設けられる摺動部(後述する第1案内部材6A、第2案内部材6B、案内凹溝31)に案内されて前後方向に移動可能に設けられている。また、図7に示すように、第2容器22は、下方の第1容器21の上縁部212に載置された状態で、その上縁部212にも案内されて第1容器21に対して前後方向に移動可能に設けられている。図3は、主冷凍室扉11Eの全閉時の状態を示している。図3に示すように、各容器21~24の前後方向の長さ寸法は、それぞれ異なっている。具体的には、第1容器21と第4容器24が最も長く、次に第3容器23、第2容器22が最も短い寸法に設定されている。
図4および図5に示すように、第1容器21は、上面が開口する深底の略直方体の容器である。第1容器21は、前面21A、後面21B、両側面21C、及び底面21Dにより構成されている。図2に示すように、左右の側面21Cの上縁部には、それぞれ左右方向の外側へ鍔状に張り出す第1摺動支持部213(図2、図9参照)が設けられている。第1摺動支持部213は、第1案内部材6Aの上面6bに載置され、この上面6bに沿って引き出し可能に前後方向に移動される。
図3および図7に示すように、後面21Bの上端の高さは、前面21Aおよび両側の側面21C、21Cよりも低くなっている。後面21Bの高さは、第1容器21に重なって載置される第2容器22が後面21B上を前後方向に通過可能な高さに設定されている。
前面21Aに固定される扉固定板211は、図6に示すように、前面21Aから側面21Cに沿って延びL型形状に屈折している。扉固定板211の側面21C側に位置する部分(側片211a)には、第1案内部材6Aの先端部63aが固定されている。
図4および図5に示すように、第2容器22は、上面が開口する中浅の略直方体の容器である。第2容器22は、前面22A、後面22B、両側面22C、及び底面22Dにより構成されている。図2に示すように、左右の側面22Cの上縁部には、それぞれ左右方向の外側へ鍔状に張り出す第2摺動支持部223が設けられている。第2摺動支持部223(図9参照)は、冷蔵庫1の内箱3の内側面3aに前後方向に延びて形成される案内凹溝31の下面31aに載置され、この下面31aに沿って引き出し可能に前後方向に移動される。
図2に示すように、第2容器22は、第2容器22の略下半部分22aが第1容器21の内側に嵌め込まれた状態で載置されている。すなわち、第2容器22は、第1容器21上に重なった状態で設けられ、かつ第1容器21に対して前後方向に移動可能に設けられている。図6および図7に示すように、第2容器22は、主冷凍室扉11Eを開けて第1容器21を引き出した際に、第1容器21に載置された状態のまま前方に引き出される。すなわち、第1容器21の最大引き出し位置P1において、第2容器22が第1容器21に連動して引き出される。そして、第2容器22は、第1容器21に対して前後方向に移動させることが可能であるので、例えば第1容器21の奥(後部)に対して被収容物を出し入れする際に、第2容器22のみを後方に移動させて冷凍室15E内に配置させることで、第1容器21の開口部を開放することができる。
図4、図5および図8に示すように、第3容器23は、上面が開口する最も浅底の略直方体の容器である。第3容器23は、前面23A、後面23B、両側面23C、及び底面23Dにより構成されている。図2および図9に示すように、左右の側面23Cの上縁部には、それぞれ左右方向の外側へ鍔状に張り出す第3摺動支持部233が設けられている。第3摺動支持部233は、第2案内部材6Bの第2摺動部67に案内されて引き出し可能に前後方向に移動される。図6および図7に示すように、第3容器23は、引き出す際の途中から第2容器22に対して上方から載置した状態となり、第2容器22の上端縁222に沿って前後方向に摺動する。
図8に示すように、第3容器23の底面23Dの前部には、第2容器22の後面22Bに対して前方から係止するために下方に突出する牽引片235が設けられている(図6参照)。牽引片235は、底面23Dの左右両側に設けられている。第2容器22が引き出されると、第2容器22の後面22Bの前方への移動とともに、後面22Bに対して前方から引っ掛かることにより牽引片235が前方に移動する。これにより、第3容器23は、前方部分が第2容器22に連動して引き出される。第3容器23は、図10に示すように、第2容器22よりも前方に引き出し可能に設けられている。
図7、図8および図10に示すように、第3容器23は、後端の後面23Bから後方に突出する張出し突起234が設けられている。張出し突起234は、後面23Bの左右両端部に設けられている。第3容器23は、最前部まで引き出したときに、張出し突起234の少なくとも一部が上方から見て第4容器24の下方に重なっている。
図4、図5および図11に示すように、第4容器24は、上面が開口する浅底の略直方体の容器である。第4容器24は、前面24A、後面24B、両側面24C、及び底面24Dにより構成されている。図9および図11に示すように、左右の側面24Cの略上下方向の中央部には、それぞれ左右方向の外側に張り出す第4摺動支持部243が設けられている。第4摺動支持部243は、図9に示すように、第2案内部材6Bの第1摺動部66に案内されて引き出し可能に前後方向に移動される。
図11および図12に示すように、第4容器24の後面24Bの左右両端には、後方に突出する一対の張出し突起244が設けられている。第4摺動支持部243は、前面24Aから張出し突起244の先端まで延びた状態で設けられている。
第4摺動支持部243の後端部には、少なくとも第4摺動支持部243よりも下方に突出する略筒状のストッパ245が設けられている。図13に示すように、ストッパ245は、第4容器24の前後方向の移動時において第1摺動部66の下面66a上を摺動する。ストッパ245は、第4容器24は最大に引き出されたときに、後述する第2案内部材6Bの第1摺動部66に設けられる滑車68に対して後方から係止することにより、引き出しによる移動を停止させる。なお、第4容器24を最大の引き出し位置からさらに強く引き出すことで、ストッパ245が滑車68を乗り越え、第4容器24を第1摺動部66から取り外すことができる。
図12および図13に示すように、内箱3には、冷凍室15Eの後面における前後方向で張出し突起244を向く位置には、第4容器24が全閉したときに張出し突起244が進入する凹部33が形成されている。
図14および図15に示すように、図2に示す第1容器21を前後方向に移動可能に支持する第1案内部材6Aは、鋼板から形成され、冷凍室15Eを形成する内箱3の両内側面3aに前後方向に延びるようにして固定されている。第1案内部材6Aは、内箱3に固定される固定レール61と、固定レール61から前方に突出するように摺動可能に支持された中間レール62と、中間レール62から前方に突出するように摺動可能に支持された可動レール63と、を備えている。すなわち、第1案内部材6Aは、中間レール62と可動レール63とによって2段階で前方に引き出されることになる。可動レール63の先端部63aは、第1容器21の前端部に設けられている扉固定板211の側片211aに固定されている。固定レール61、中間レール62、および可動レール63は、それぞれ断面が略コの字状をなしている。
図14に示すように、固定レール61は、第1板状部611と、第1板状部611の上下端から左右方向の内側に向けて延出する上下一対の第1鍔部612と、第1板状部611の内面611aの上下中央部に前後方向に延びる第1ガイド部613と、を有している。
中間レール62は、第1ガイド部613に案内される第2板状部621と、第2板状部621の上下端から左右方向の内側に向けて延出する上下一対の第2鍔部622と、第2板状部621の内面621aの上下中央部に前後方向に延びる第2ガイド部623と、を有している。第2板状部621は、第1板状部611より板幅(上下方向の長さ)が小さく設定されている。中間レール62は、固定レール61の上下一対の第1鍔部612、612同士の内側に介在するように配置されている。そして、上下それぞれにおける第1鍔部612と第2鍔部622との間には、第1ボールベアリング64が介挿され、固定レール61に対して中間レール62が摺動可能に保持された状態で実質的に一体化されている。
可動レール63は、第2ガイド部623に案内される第3板状部631と、第3板状部631の上下端から左右方向の外側に向けて延出する上下一対の第3鍔部632と、を有している。第3板状部631は、第2板状部621より板幅(上下方向の長さ)が小さく設定されている。可動レール63は、中間レール62の上下一対の第2鍔部622、6122同士の内側に介在するように配置されている。そして、上下それぞれにおける第2鍔部622と第3鍔部632との間には、第2ボールベアリング65が介挿され、中間レール62に対して可動レール63が摺動可能に保持された状態で実質的に一体化されている。
そして、図6に示すように、開扉動作により主冷凍室扉11Eとともに第1案内部材6Aを冷凍室15E内から引き出した状態では、可動レール63に扉固定板211を介して固定された第1容器21は、前面開口部より前方まで大きく引き出される。なお、各レール61、62、63が大きく引き出された状態において、固定レール61と中間レール62との間、及び中間レール62と可動レール63との間は、不図示の保持機構によって離脱しないように引き出された位置で保持される。
このように第1案内部材6Aは、可動レール63によって第1容器21の上下方向の略中間部分を支持している。図9に示すように、第1容器21の第1摺動支持部213は、第1案内部材6Aの上面6bに載置された状態で設けられ、第1案内部材6Aの引き出しとともに第1摺動支持部213が上面6bを前方に向けて摺動する。
図9に示すように、第3容器23及び第4容器24を前後方向に移動可能に支持する第2案内部材6Bは、樹脂製の部材から形成され、冷凍室15Eを形成する内箱3の両内側面3aで第1案内部材6Aよりも上方の位置において前後方向に延びるようにして固定されている。第2案内部材6Bは、第4容器24を案内する第1摺動部66と、第1摺動部66の下側に隣接して配置され第3容器23を案内する第2摺動部67と、を備えている。第1摺動部66は、第2摺動部67よりも左右方向で外側に位置している。
第1摺動部66は、内側に前後方向に延びる凹溝を形成している。第1摺動部66には、第4容器24の第4摺動支持部243が前後方向に摺動可能に嵌合されている。図13に示すように、第1摺動部66の前部には、第4摺動支持部243に対して下方から支持する滑車68が設けられている。第4摺動支持部243は、滑車68の回転によって第1摺動部66を滑らかに摺動する。滑車68は、第1摺動部66に支持された第4容器24の第4摺動支持部243が水平になる高さに設けられている。ストッパ245の下端245aは、滑車68の上端68aよりも下方に位置している。そのため、第4容器24が最大に引き出されたときに、ストッパ245が滑車68に後方から係止して移動が規制されるので、第4容器24が第1摺動部66から抜け出すことを抑制できる。
第2摺動部67も第1摺動部66と同様に、内側に前後方向に延びる凹溝を形成している。第2摺動部67には、第3容器23の第3摺動支持部233が前後方向に摺動可能に嵌合されている。
なお、本実施形態では、第2案内部材6Bは、第1摺動部66と第2摺動部67とを一体で設けられ、第4容器24と第3容器23とが第2案内部材6Bを共有しているが、このような構成であることに限定されることはない。すなわち、第2案内部材6Bは、第1摺動部66と第2摺動部67とがそれぞれ独立して設けられていてもよい。
図16から図20に示すように、第1案内部材6Aおよび第2案内部材6Bは、それぞれ内箱3の外側(発泡断熱材5側)に取り付けられる補強部材7に固定されている。第1案内部材6A側に設けられる補強部材7について具体的に説明する。なお、第2案内部材6B側に設けられる補強部材は、第1案内部材6A側の補強部材7と同様の構成であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
補強部材7は、図6に示すように、第1容器21を引き出し可能に案内する第1案内部材6Aを内箱3の内側面3aに固定するために設けられ、内箱3の外面3b(発泡断熱材5側の面)に取り付けられる。すなわち、補強部材7は、第1案内部材6Aに対応する内箱3の外面3bに取り付けられ、第1案内部材6Aをほぼ覆うような高さ寸法と前後方向の寸法(本実施形態では第1案内部材6Aより補強部材7が短く設定されている)を有する鋼板製の部材である。補強部材7は、内箱3と外箱4との間に配置され、発泡断熱材5に埋設され、発泡断熱材5の発泡ウレタンによって内箱3の外面3bに押し付けられた状態で固定されている。
ここで、内箱3の内側面3aには、内側から外側に凸となり内側面3a側で第1案内部材6A(詳細には、固定レール61)が固定される案内部材固定部32を有している。案内部材固定部32は、前後方向に延びる領域である。図16に示すように、案内部材固定部32の外面32b側に凸となる位置決め凸部321(被係合部、第1凹凸部)が形成されている。すなわち、凸部321の案内部材固定部32の内面には凹部322が形成されている。また、図17および図18に示すように、案内部材固定部32の後部には、補強部材7が取り付けられない非補強領域323を有している。すなわち、本実施形態では、補強部材7の前後方向の長さ寸法が第1案内部材6Aの長さ寸法よりも短くなっている。
また、案内部材固定部32には、内箱3を厚さ方向に貫通する矩形状の係合孔324と、図19に示すようにねじ75で第1案内部材6Aを直接、補強部材7に固定するためのねじ孔325と、が形成されている。係合孔324には、後述する補強部材7のフック73(図17および図18)が外側から差し込まれて前後方向の一方(ここでは前方)から引っ掛けられて係合される。
補強部材7は、図17から図19に示すように、位置決め凸部321に嵌め合う位置決め凹部71(係合部、第2凹凸部)と、板状の補強本体部70の下端から内箱3側に向けて屈折し、案内部材固定部32の下向き底面32cに下方から当接する下端支持部72(位置決め部材)と、補強本体部70の内面側に設けられたフック73(掛止部)と、を有する。フック73は、内箱3の案内部材固定部32に形成されている係合孔324に係合させることにより位置決めされる。また、補強部材7の補強本体部70には、長手方向の複数箇所(ここでは2箇所)にねじ孔76が設けられている。補強本体部70の外周縁の少なくとも一部には、線状に延びる補強凸条部74が形成されている。
補強部材7の取り付けに際しては、下端支持部72を案内部材固定部32の下向き底面32cに当接させて上下方向の位置決めをしつつ、補強部材7を後方にスライドさせて、補強本体部70に設けたフック73を内箱3に形成した係合孔324に係合させるとともに、位置決め凹部71を内箱3の位置決め凸部321に嵌合することにより位置決めする。
そして、冷凍室15Eの内側から第1案内部材6Aをねじ75によって固定する。その後、内箱3と外箱4との間隙に発泡ウレタンなどの発泡断熱材5を発泡充填することで、補強部材7は発泡断熱材5中に埋設され、発泡断熱材5の硬化により強固に内箱3に固定される。なお、補強本体部70の外周縁に補強凸条部74が形成されているので、発泡断熱材5を発泡充填させた際にも補強本体部70の反りや変形は抑制される。
この補強部材7に対して、固定レール61の前後方向の前後2箇所をねじ75によって固定することにより、固定レール61、中間レール62および可動レール63は重ね合わせた状態で一体化された第1案内部材6Aとして、内箱3の内側面3aに固定することができる。
また、図21に示すように、内箱3における案内部材固定部32の非補強領域323には、内側から外側に膨出させた膨出凸部326が形成されている。膨出凸部326は、内箱3と外箱4との間隙に発泡ウレタンなどの発泡断熱材5を発泡充填することによって、内箱3の非補強領域323が冷凍庫15E側に膨らむように変形することを防止するために設けられている。すなわち、非補強領域323が冷凍庫15E側に膨らむと、第1案内部材6Aが案内部材固定部32に対して密着した状態で固定することができず、案内部材固定部32との間に隙間が生じるうえ、第1案内部材6Aがずれたり傾いたりして固定されることを防止できる。
次に、冷蔵庫1の動作および作用について説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、内箱3に形成される冷蔵室(冷凍室15E)の容器21~24を引き出し可能に案内する案内部材6A、6Bと、内箱3における案内部材6A、6Bを固定する案内部材固定部32と、案内部材固定部32を内箱3の外面側から補強する補強部材7と、を備えている。案内部材固定部32の外面には、補強部材7を位置決めするための被係合部(位置決め凸部321)が設けられている。補強部材7は、補強本体部70と、補強本体部70に形成され位置決め凸部321に係合する係合部(位置決め凹部71)と、を備える。
これにより、本実施形態では、補強部材7を内箱3の案内部材固定部32に取り付ける際に、内箱3側の案内部材固定部32に設けられる位置決め凸部321に対して補強部材7に設けられる位置決め凹部71を係合させることで、補強部材7の位置決めにかかる作業を精度よく、かつ容易に行うことができる。そのため、内箱3と外箱4との間に発泡ウレタン(発泡断熱材5)を充填する際に、内箱3の変形を抑えることができ、補強部材7と内箱3との密着性の低下を防止できる。このように本実施形態では、冷蔵庫1の組み立て効率を向上させることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、被係合部は、内箱3の外側に突となる凸形状の位置決め凸部321(第1凹凸部)が形成され、係合部は、位置決め凸部321に係合する位置決め凹部71(第2凹凸部)が形成されている。これにより、上述したように位置決め凸部321に対して補強部材7に設けられる位置決め凹部71を係合させることで、補強部材7の位置決めにかかる作業を精度よく、かつ容易に行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、位置決め凸部321は、内箱の外側に突となる凸部であり、位置決め凹部71は、位置決め凸部321に係合する凹部である。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、位置決め凸部321と位置決め凹部71は、内箱3の前後方向に複数設けられている。これにより、複数箇所で位置決めを行うことができるので、補強部材7の位置決めにかかる作業をより精度よく、かつ容易に行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、位置決め凸部321と位置決め凹部71は、平面視で少なくとも1つの角部を有する形状である。これにより、例えば、位置決め凸部321と位置決め凹部71が平面視で円形の場合には補強部材7が回転してしまい方向を決めることができないが、角部を有する形状とすることで、案内部材固定部32に対して決まった位置で補強部材7を位置決めすることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、補強部材7は、補強本体部70から内箱3側に向けて突出し、案内部材固定部32の周縁部の少なくとも一部に当接する位置決め部材(下端支持部72)を備える。これにより、位置決め凸部321と位置決め凹部71との係合の他に、案内部材固定部32の周縁部の少なくとも一部に下端支持部72を当接させることで、より確実で精度の高い位置決めを行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、案内部材固定部32は、下端周縁部に下向き底面32cを有し、位置決め部材(下端支持部72)は、下向き底面32cに対して下方から当接可能に設けられている。これにより、下端支持部72を案内部材固定部32の下向き底面32cに当接させるとともに、位置決め凸部321と位置決め凹部71とを係合させることで、より確実で精度の高い位置決めを行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、補強部材7は、前後方向に延びる薄板形状である。 これにより、補強部材7を薄くかつ平板状に形成できるので、補強部材7と内箱3の案内部材固定部32との密着性を高めることができる。さらに、補強部材7と内箱3との間に、内箱3と外箱4との間に充填される発泡ウレタン(発泡断熱材5)が浸入することを抑制できる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、補強本体部70には、内箱3側に突出する掛止部(フック73)が設けられ、案内部材固定部32は、フック73が引っ掛かる被掛止部(係合孔324)を有する。これにより、フック73が係合孔324に係合させた状態で補強部材7を案内部材固定部32に固定できるので、補強部材7を内箱3の案内部材固定部32に強固に固定できるとともに双方の密着性を高めることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、補強本体部70の外周部の少なくとも一部に補強凸条部74が設けられている。これにより、補強部材7の薄肉化を図ることができる。また、補強本体部70の反り等の変形を抑制することができ、補強部材7と内箱3との密着性を高め、補強部材7と内箱3との間に、内箱3と外箱4との間に充填される発泡ウレタン(発泡断熱材5)が浸入することを抑制できる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、内箱3は、案内部材固定部32に隣接する位置で、補強部材7が固定されず、かつ案内部材6A、6Bが固定される非補強領域323を有し、非補強領域323には、内箱3の内側から外側に膨出させた膨出凸部326が形成されている。これにより、補強部材7が固定されない非補強領域323に発泡ウレタン(発泡断熱材5)を充填したときに、非補強領域323に予め膨出凸部326が形成されているので、発泡ウレタンの充填圧によって膨出凸部326が内側に膨らんだ場合でも、その膨出凸部326が第1案内部材6Aに当接して押し出すことを防止できる。そのため、補強部材7が配置されない部分において第1案内部材6Aを内箱3の内面に対して確実に固定することができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、非補強領域323は、内箱3の前後方向で案内部材固定部32より後方に位置している。これにより、非補強領域323に形成される膨出凸部326が冷凍室15Eおよび野菜室の少なくとも一方の奥側に位置するので、第1案内部材6Aに案内される第1容器21及び第2容器22が引き出された位置で大きな荷重がかかる第1案内部材6Aの前部が固定される内箱3の部分を補強部材7で補強することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、組み立ての精度と作業効率を向上させることができる冷蔵庫を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、本実施形態では、冷凍室15Eに適用され、この冷凍室15Eが冷蔵庫における一番下の貯蔵室15として配置された冷蔵庫1に適用しているが、これに限定されることはない。すなわち、本実施形態の構成は、冷凍室15Eに限定されず、野菜室15Bに適用してもよい。例えば、野菜室15Bが一番下で、冷凍室15Eが野菜室15Bの上の中段に設けられるケースにおける冷凍室15Eに本願発明を適用することも可能である。
図22に示す第1変形例による冷蔵庫1Aの貯蔵室15は、野菜室15Bが一番下に配置され、その野菜室15B上に冷凍室15Eが配置されている。そして、上下方向の中央に配置される冷凍室15Eに本発明の容器21~24や案内部材6A、6Bの構成が適用されている。なお、下の野菜室15Bにおいて、本発明の容器21~24や案内部材6A、6Bの構成を適用することも勿論可能である。
図23に示す第2変形例による冷蔵庫1Bの貯蔵室15は、冷凍室15Eが一番下に配置され、その冷凍室15E上に野菜室15Bが配置されている。そして、上下方向の中央に配置される野菜室15Bに本発明の容器21~24や案内部材6A、6Bの構成が適用されている。
さらに、本実施形態では、第1案内部材6Aと第2案内部材6Bの左右方向の位置が異なって設けられ、すなわち本実施形態では、第1案内部材6Aが第2案内部材6Bよりも内側に位置しているが、これに限定されることはない。例えば第1案内部材6Aと第1案内部材6Bの左右方向の位置が揃っていてもよい。
例えば、図24に示す第3変形例による冷蔵庫1Cは、第2案内部材6Bの第1摺動部66と第2摺動部67とが左右方向に同じ位置に揃って設けられ、さらに第1案内部材6Aが第2案内部材6Bよりも左右方向で内側に配置されている。これにより、上下方向に配置される各容器21~24における案内部材6A、6Bに係合する部分同士が干渉することを防止できる。
図25に示す第4変形例による冷蔵庫1Dは、第2案内部材6Bの第1摺動部66と第2摺動部67とが左右方向に同じ位置に揃って設けられ、さらに第2案内部材6Bが第1案内部材6Aよりも左右方向で内側に配置されている。これにより、上下方向に配置される各容器21~24における案内部材6A、6Bに係合する部分同士が干渉することを防止できる。
また、本実施形態では、4段の容器21~24を備えた冷凍室15E(貯蔵室)の例としているが、容器は4段であることに限定されることはなく、少なくとも4段設けられる貯蔵室であればよい。すなわち、5段以上の容器を備えた貯蔵室に適用可能である。
1、1A~1D…冷蔵庫、3…内箱、4…外箱、5…発泡断熱材、6A…第1案内部材、6B…第2案内部材、7…補強部材、10…壁体、11E…主冷凍室扉、15B…野菜室、15E…冷凍室、21…第1容器、21B…後面、22…第2容器、23…第3容器、24…第4容器、3…内箱、3a…内側面、3b…外面、32…案内部材固定部、32c…下向き底面、33…凹部、70…補強本体部、71…位置決め凹部(係合部、第2凹凸部)、72…下端支持部(位置決め部材)、73…フック(掛止部)、234…張出し突起、243…第4摺動支持部、244…張出し突起、321…位置決め凸部(被係合部、第1凹凸部)、322…凹部、323…非補強領域、324…係合孔(被掛止部))、326…膨出凸部

Claims (12)

  1. 内箱に形成される冷蔵室の容器を引き出し可能に案内する案内部材と、
    前記内箱における前記案内部材を固定する案内部材固定部と、
    前記案内部材固定部を前記内箱の外面側から補強する補強部材と、を備え、
    前記案内部材固定部の外面には、前記補強部材を位置決めするための被係合部が設けられ、
    前記補強部材は、補強本体部と、前記補強本体部に形成され前記被係合部に係合する係合部と、を備える冷蔵庫。
  2. 前記被係合部は、前記内箱の外側に突となる凸形状又は前記内箱の内側に凹む凹形状を有する第1凹凸部が形成され、
    前記係合部は、前記第1凹凸部に係合する第2凹凸部が形成されている、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1凹凸部は、前記内箱の外側に突となる凸部であり、
    前記第2凹凸部は、前記凸部に係合する凹部である、
    請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記被係合部と前記係合部は、前記内箱の前後方向に複数設けられている、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記被係合部と前記係合部は、平面視で少なくとも1つの角部を有する形状である、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記補強部材は、前記補強本体部から前記内箱側に向けて突出し、前記案内部材固定部の周縁部の少なくとも一部に当接する位置決め部材を備える、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記案内部材固定部は、下端周縁部に下向き底面を有し、
    前記位置決め部材は、前記下向き底面に対して下方から当接可能に設けられている、
    請求項2乃至6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記補強部材は、前後方向に延びる薄板形状である、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記補強本体部には、前記内箱側に突出する掛止部が設けられ、
    前記案内部材固定部は、前記掛止部が引っ掛かる被掛止部を有する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記補強本体部の外周部の少なくとも一部に補強凸条部が設けられている、
    請求項1乃至9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記内箱は、前記案内部材固定部に隣接する位置で、前記補強部材が固定されず、かつ前記案内部材が固定される非補強領域を有し、
    前記非補強領域には、前記内箱の内側から外側に膨出させた膨出凸部が形成されている、
    請求項1乃至10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記非補強領域は、前記内箱の前後方向で前記案内部材固定部より後方に位置している、
    請求項11に記載の冷蔵庫。
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