JP2014101156A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステープル機能を用いる場合において、ユーザの手間を軽減できる印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置1は、用紙に印刷を行う印刷部3と、印刷された複数枚の用紙をステープルして用紙束を作製するステープル部5と、ステープル部5により作製された用紙束を排紙台上に排紙する排紙部4と、ステープル部5による用紙束の綴じ位置を、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置から変更するよう制御する制御部6とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステープル機能を有する印刷装置に関する。
従来、印刷装置において印刷された複数枚の用紙をステープルして用紙束を作製する機能が知られている。
特許文献1には、ステープルされた用紙束の排紙中に排紙速度を減速させる技術が開示されている。そして、この技術では、減速タイミングを用紙サイズにより制御している。これにより、排紙台上における用紙束の不揃いや散乱を抑えている。
しかし、特許文献1の技術を用いても、同じ位置にステープルされた多部数の用紙束が排紙台上に積載されると、ステープルの針が重なる部分が高くなり、積載された用紙束が崩れる等の積載不良が生じることがあった。
このような積載不良を低減するため、ステープル機能を用いる場合において、印刷部数に制限が設けられることがある。
特開2005−350269号公報
しかしながら、印刷部数に制限があると、多部数を印刷する場合、制限部数だけ印刷して排紙台上の用紙束をユーザが取り除くことを繰り返す必要があり、ユーザの手間を要していた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ステープル機能を用いる場合において、ユーザの手間を軽減できる印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第1の特徴は、用紙に印刷を行う印刷部と、印刷された複数枚の用紙をステープルして用紙束を作製するステープル部と、前記ステープル部により作製された用紙束を排紙台上に排紙する排紙部と、前記ステープル部による用紙束の綴じ位置を、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置から変更するよう制御する制御部とを備えることにある。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、前記制御部は、所定部数ごとに、直前の所定部数に対して、前記排紙台上に排紙されたときの用紙束における印刷画像が表裏反対で、前記排紙台上で表裏の一方側から見た印刷画像が反転したものとなるよう前記印刷部を制御し、所定部数ごとに、前記ステープル部による用紙束の綴じ位置を、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置に対して、印刷画像の反転軸を軸として反転した位置とするよう制御することにある。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴は、前記排紙部は、用紙束の排紙位置を所定部数ごとにオフセットさせるオフセット手段を有し、前記制御部は、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置を避けるように、用紙束の排紙位置をオフセットさせるよう前記オフセット手段を制御することにある。
本発明に係る印刷装置の第1の特徴によれば、ステープル部による用紙束の綴じ位置を、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置から変更する。これにより、排紙台上に排紙された用紙束が重なるときに、ステープルの針の重なりを分散できる。したがって、積層された用紙束がステープルの針の影響で崩れる等の積載不良を予防するための印刷部数の制限を回避することが可能になる。これにより、多部数の印刷を一括で行うことが可能になる。この結果、印刷装置は、ステープル機能を用いる場合におけるユーザの手間を軽減できる。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴によれば、所定部数ごとに、直前の所定部数に対して、排紙台上に排紙されたときの用紙束における印刷画像が表裏反対で、排紙台上で表裏の一方側から見た印刷画像が反転したものとなるようにする。また、所定部数ごとに、ステープル部による用紙束の綴じ位置を、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置に対して、印刷画像の反転軸を軸として反転した位置とする。これにより、各用紙束における印刷画像と綴じ位置との関係を統一できる。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴によれば、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置を避けるように、用紙束の排紙位置をオフセットさせる。これにより、排紙台上において、より安定して用紙束を積載することが可能になる。
実施の形態に係る印刷装置の概略構成図である。 実施の形態に係る印刷装置の制御系の構成を示すブロック図である。 印刷装置におけるステープル機能を使用する際の動作を説明するためのフローチャートである。 片面印刷の場合の奇数グループ処理について説明するための図である。 片面印刷の場合の偶数グループ処理について説明するための図である。 片面印刷の場合の用紙束を示す図である。 排紙台上における用紙束の積載状態を説明するための図である。 両面印刷の場合の奇数グループ処理について説明するための図である。 両面印刷の場合の偶数グループ処理について説明するための図である。 両面印刷の場合の用紙束を示す図である。 オフセット機能を用いた場合の排紙台上における用紙束の積載状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る印刷装置の概略構成図、図2は、図1に示す印刷装置の制御系の構成を示すブロック図である。以下の説明において、ユーザが位置する図1の紙面表方向を前方とする。また、図1に示すように、ユーザから見て、上下左右を上下左右方向とする。
図1において太線で示す経路が、印刷媒体である用紙Pが搬送される搬送経路である。搬送経路のうち、実線で示す経路が通常経路RC、一点鎖線で示す経路が反転経路RR、破線で示す経路が排紙経路RD、二点鎖線で示す経路が給紙経路RSである。以下の説明における上流、下流は、搬送経路における上流、下流を意味する。
図1、図2に示すように、本実施の形態に係る印刷装置1は、給紙部2と、印刷部3と、排紙部4と、ステープル部5と、制御部6と、各部を収納または保持する筐体7とを備える。
給紙部2は、印刷部3に用紙Pを給紙する。給紙部2は、搬送経路の最も上流側に配置されている。給紙部2は、給紙台11と、給紙ローラ12と、給紙ローラ12を駆動させるモータ(図示せず)とを備える。
給紙台11は、印刷に用いられる用紙Pが積載されるものである。給紙台11は、一部が筐体7の外部に露出して設置されている。
給紙ローラ12は、給紙台11から用紙Pを1枚ずつ取り出し、給紙経路RSに沿って印刷部3へ向けて搬送する。
印刷部3は、給紙された用紙Pを搬送しつつ印刷を行い、印刷された用紙Pを排紙部4へ搬送する。印刷部3は、レジスト部21と、ベルト搬送部22と、インクジェットヘッド部23と、上面搬送部24と、反転部25とを備える。
レジスト部21は、給紙部2または反転部25から搬送されてきた用紙Pをベルト搬送部22へと送り出す。レジスト部21は、レジストローラ対26と、レジストローラ対26を駆動させるモータ(図示せず)とを備える。
レジストローラ対26は、給紙部2または反転部25から搬送されてきた用紙Pを一旦止めた後、用紙Pをニップしつつ印刷部3へ搬送する。レジストローラ対26は、給紙経路RSと反転経路RRとの合流地点の近傍の通常経路RC上に配置されている。
ベルト搬送部22は、レジストローラ対26から搬送されてきた用紙Pをベルト上に吸着保持して上面搬送部24へ搬送する。ベルト搬送部22は、レジストローラ対26の下流側に配置されている。ベルト搬送部22は、図示しないモータにより駆動される。
インクジェットヘッド部23は、用紙Pの搬送方向と略直交する方向(前後方向)に複数のノズルが配列されたライン型の複数のインクジェットヘッド(図示せず)を有する。インクジェットヘッド部23は、ベルト搬送部22の上方に配置されている。インクジェットヘッド部23は、ベルト搬送部22により搬送される用紙Pにインクジェットヘッドからインクを吐出して画像を形成する。
上面搬送部24は、ベルト搬送部22から搬送されてきた用紙Pを右方向から左方向へとUターンするように搬送する。上面搬送部24は、複数の上面搬送ローラ対27と、複数の上面搬送ローラ対27を駆動させる複数のモータ(図示せず)とを備える。
上面搬送ローラ対27は、用紙Pをニップしつつ搬送する。上面搬送ローラ対27は、ベルト搬送部22と反転部25との間の通常経路RCに沿って配置されている。
反転部25は、片面印刷済みの用紙Pを反転させてレジストローラ対26へ搬送する。反転部25は、反転ローラ対31と、スイッチバックローラ対32と、再給紙ローラ対33と、切替ゲート34と、反転ローラ対31を駆動させるモータ(図示せず)と、スイッチバックローラ対32を駆動させるモータ(図示せず)と、再給紙ローラ対33を駆動させるモータ(図示せず)とを備える。
反転ローラ対31は、後述の切替部36により反転経路RRへ導かれた用紙Pをニップしつつスイッチバックローラ対32へ搬送する。反転ローラ対31は、反転経路RRの上流域に沿って配置されている。
スイッチバックローラ対32は、反転ローラ対31により搬送されてきた用紙Pをスイッチバックして再給紙ローラ対33へ搬送する。スイッチバックローラ対32は、反転経路RRに沿って、反転ローラ対31と再給紙ローラ対33との間に配置されている。スイッチバックローラ対32は、用紙Pのスイッチバックを行うため正逆転可能に構成されている。
再給紙ローラ対33は、スイッチバックローラ対32によりスイッチバックされた用紙Pをレジストローラ対26へ搬送する。再給紙ローラ対33は、反転経路RRに沿って、スイッチバックローラ対32とレジストローラ対26との間に配置されている。
切替ゲート34は、反転ローラ対31により搬送されてきた用紙Pをスイッチバックローラ対32へとガイドする。また、切替ゲート34は、スイッチバックローラ対32によってスイッチバックされた用紙Pを再給紙ローラ対33へとガイドする。
排紙部4は、印刷済みの用紙Pを排紙する。排紙部4は、上面搬送部24の下流側に配置されている。排紙部4は、切替部36と、第1排紙ローラ対37と、第2排紙ローラ対38と、排紙台39と、オフセット駆動部(請求項のオフセット手段に相当)40と、切替部36を駆動させるソレノイド(図示せず)と、第1排紙ローラ対37を駆動させるモータ(図示せず)と、第2排紙ローラ対38を駆動させるモータ(図示せず)とを備える。
切替部36は、用紙Pの搬送経路を排紙経路RDと反転経路RRとの間で切り替える。切替部36は、排紙経路RDと反転経路RRとの分岐点に配置されている。
第1排紙ローラ対37は、切替部36により反転経路RRへ導かれた用紙Pを第2排紙ローラ対38へ搬送する。第1排紙ローラ対37は、切替部36の下流側に配置されている。
第2排紙ローラ対38は、第1排紙ローラ対37から搬送されてきた用紙Pを排紙台39へ排紙する。また、第2排紙ローラ対38は、ステープル機能が用いられる場合は、ステープル部5で作製された用紙束を排紙台39へ排紙する。第2排紙ローラ対38は、第1排紙ローラ対37の下流側に配置されている。
ここで、第2排紙ローラ対38では、モータにより回転駆動されるローラである上側のローラと、上側のローラに従動回転する下側ローラとが、接離可能に構成されている。また、第2排紙ローラ対38は、正逆転可能に構成されている。これにより、第2排紙ローラ対38は、第1排紙ローラ対37を抜けた用紙Pをステープル部5へ送り、ステープルされた用紙束をニップして排紙できるようになっている。
排紙台39は、第2排紙ローラ対38により排紙された用紙Pが積載されるものである。ステープル機能が用いられる場合は、ステープル部5で作製された用紙束が排紙台39に積載される。排紙台39は、第2排紙ローラ対38の下流側に配置されている。排紙台39は、下流側(左側)ほど高くなるように傾斜している。
オフセット駆動部40は、排紙台39を排紙方向に略直交する方向(前後方向)に往復移動させる。これにより、排紙される用紙Pまたは用紙束の排紙台39上における位置(排紙位置)をオフセットさせることが可能になっている。オフセット駆動部40は、図示しないモータ等を有する。
ステープル部5は、第2排紙ローラ対38から送られる印刷された複数枚の用紙Pをステープルして用紙束を作製する。ステープル部5は、用紙束におけるステープルによる針の位置(綴じ位置)を変更可能に構成されている。
制御部6は、印刷装置1の各部の動作を制御する。制御部6は、CPU、RAM、ROM、ハードディスク等を備えて構成される。ステープル機能の使用時において、制御部6は、所定部数からなるグループごとに、後述する奇数グループ処理と偶数グループ処理とを交互に行う。
次に、印刷装置1におけるステープル機能を使用する際の動作について説明する。
図3は、印刷装置1におけるステープル機能を使用する際の動作を説明するためのフローチャートである。上述のように、印刷装置1では、ステープル機能を使用する場合、所定部数からなるグループごとに、奇数グループ処理と偶数グループ処理とを交互に行う。奇数グループ処理は、印刷開始から1番目、3番目等の奇数番目のグループに対する印刷、ステープルの処理である。偶数グループ処理は、2番目、4番目等の偶数番目のグループに対する印刷、ステープルの処理である。1グループあたりの部数は特に限定されないが、綴じ位置の重なる部分が高くなりすぎないように、比較的少ない部数とする。1グループあたりの部数が1部でもよい。
ステープル機能を使用する印刷開始が指示されると、図3のステップS1において、制御部6は、1番目のグループであるため、奇数グループ処理を開始する。
奇数グループ処理について説明する。ここでは片面印刷の場合を説明する。
給紙部2から印刷部3へと給紙された用紙Pは、レジストローラ対26によりベルト搬送部22へ送り出される。次いで、用紙Pは、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により印刷される。ここで、制御部6は、図4に示すように、搬送方向の上流側が印刷画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により印刷画像を形成させる。印刷された用紙Pは、上面搬送部24の上面搬送ローラ対27により搬送され、排紙部4の切替部36により排紙経路RDへ導かれる。排紙部4では、用紙Pは、第1排紙ローラ対37により搬送され、第1排紙ローラ対37を抜けると、第2排紙ローラ対38により逆方向に戻され、ステープル部5へ送られる。
1部あたりの枚数分の用紙Pがステープル部5へ送られると、ステープル部5によりステープルされて用紙束Bが作製される。その後、用紙束Bは、第2排紙ローラ対38により排紙台39へ排紙される。ここで、制御部6は、図4に示すように、用紙束Bに対して、排紙方向の上流側の端部における前側の端部に針50を打つようステープル部5を制御する。
図3に戻り、ステップS1の後、ステップS2において、制御部6は、現在の奇数グループ処理の開始後、所定部数分(1グループ分)の処理が終了したか否かを判断する。
所定部数分は終了していないと判断した場合(ステップS2:NO)、ステップS3において、制御部6は、印刷指定された全部数分の処理が終了したか否かを判断する。全部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS3:YES)、制御部6は、一連の動作を終了する。全部数分は終了していないと判断した場合(ステップS3:NO)、制御部6は、ステップS2に戻る。
ステップS2において、所定部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS2:YES)、ステップS4において、制御部6は、印刷指定された全部数分の処理が終了したか否かを判断する。全部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS4:YES)、制御部6は、一連の動作を終了する。
全部数分は終了していないと判断した場合(ステップS4:NO)、ステップS5において、制御部6は、偶数グループ処理を開始する。
偶数グループ処理について説明する。ここでは片面印刷の場合を説明する。
給紙部2から給紙されレジストローラ対26によりベルト搬送部22へ送り出された用紙Pは、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により印刷される。ここで、制御部6は、図5に示すように、搬送方向の下流側が印刷画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により印刷画像を形成させる。すなわち、制御部6は、図4に示した奇数グループ処理の場合に対し、180度回転させた画像を形成させる。印刷された用紙Pは、上面搬送部24の上面搬送ローラ対27により搬送され、排紙部4の切替部36により反転経路RRへ導かれる。
次いで、用紙Pは、反転部25において、反転ローラ対31により搬送されつつ、切替ゲート34によりスイッチバックローラ対32へ導かれ、スイッチバックローラ対32によりスイッチバックされる。次いで、用紙Pは、切替ゲート34により再給紙ローラ対33へ導かれ、再給紙ローラ対33によりレジストローラ対26へ搬送される。そして、用紙Pは、レジストローラ対26によりベルト搬送部22へ送り出される。ここで、用紙Pは、反転部25により反転されているので、未印刷面が上に向けられている。用紙Pは、ベルト搬送部22により搬送されるが、ここではインクジェットヘッド部23による画像形成は行われない。そして、用紙Pは、上面搬送部24の上面搬送ローラ対27により搬送され、排紙部4の切替部36により排紙経路RDへ導かれる。その後、用紙Pは、上述した奇数グループ処理の場合と同様に、ステープル部5へ送られる。
1部あたりの枚数分の用紙Pがステープル部5へ送られると、ステープル部5によりステープルされて用紙束Bが作製され、用紙束Bが排紙台39へ排紙される。偶数グループ処理では、上述のように、片面印刷した用紙Pを反転搬送してから排紙部4へ送るため、図5に示すように、印刷面が上向きで用紙束Bが排紙台39へ排紙される。ここで、制御部6は、図5に示すように、用紙束Bに対して、排紙方向の上流側の端部における後側の端部に針50を打つようステープル部5を制御する。
図3に戻り、ステップS5の後、ステップS6において、制御部6は、現在の偶数グループ処理の開始後、所定部数分(1グループ分)の処理が終了したか否かを判断する。
所定部数分は終了していないと判断した場合(ステップS6:NO)、ステップS7において、制御部6は、印刷指定された全部数分の処理が終了したか否かを判断する。全部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS7:YES)、制御部6は、一連の動作を終了する。全部数分は終了していないと判断した場合(ステップS7:NO)、制御部6は、ステップS6に戻る。
ステップS6において、所定部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS6:YES)、ステップS8において、制御部6は、印刷指定された全部数分の処理が終了したか否かを判断する。全部数分は終了していないと判断した場合(ステップS8:NO)、制御部6は、ステップS1に戻る。全部数分の処理が終了したと判断した場合(ステップS8:YES)、制御部6は、一連の動作を終了する。
図4、図5に示すように、図4の奇数グループ処理による用紙束Bと、図5の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、排紙台39上に排紙されたときの用紙束Bにおける印刷画像が表裏反対となる。ここで、図4において破線で描かれた「ABC」は、紙面裏側に印刷された画像であることを示す。さらに、図4の奇数グループ処理による用紙束Bと、図5の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、排紙台39上で表裏の一方側(右上側または左下側)から見た印刷画像が、排紙方向に平行な軸Aを反転軸として互いに反転したものとなっている。
また、図4、図5に示すように、図4の奇数グループ処理による用紙束Bと、図5の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、綴じ位置(針50の位置)が、印刷画像と同様に互いに反転した位置となっている。
したがって、図4の奇数グループ処理による用紙束B、および図5の偶数グループ処理による用紙束Bはともに、印刷面側から見ると、図6に示すように、左上の角部が綴じ位置となっている。
排紙台39上では、このような用紙束Bが、図7に示すように、所定部数(グループ)ごとに、綴じ位置が前側と後側とで交互になるように積載される。
次に、両面印刷の場合の奇数グループ処理および偶数グループ処理について説明する。
両面印刷の場合の奇数グループ処理では、給紙部2から給紙されレジストローラ対26によりベルト搬送部22へ送り出された用紙Pは、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により裏面画像が印刷される。ここで、制御部6は、図8に示すように、搬送方向の下流側が裏面画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により裏面画像を形成させる。図8において、「DEF」が裏面画像、「ABC」が表面画像である。裏面画像が印刷された用紙Pは、上面搬送部24の上面搬送ローラ対27により搬送され、排紙部4の切替部36により反転経路RRへ導かれる。
次いで、用紙Pは、反転部25でスイッチバックされて反転され、レジストローラ対26へ搬送される。用紙Pは、反転部25で反転されているので、未印刷面が上に向けられ、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により未印刷面に表面画像が印刷される。ここで、制御部6は、図8に示すように、搬送方向の上流側が表面画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により表面画像を形成させる。両面印刷済みの用紙Pは、上面搬送部24の上面搬送ローラ対27により搬送され、排紙部4の切替部36により排紙経路RDへ導かれる。その後、用紙Pは、前述の片面印刷の場合と同様に、ステープル部5へ送られる。
1部あたりの枚数分の用紙Pがステープル部5へ送られると、ステープル部5によりステープルされて用紙束Bが作製される。その後、用紙束Bは、第2排紙ローラ対38により排紙台39へ排紙される。ここで、制御部6は、図8に示すように、用紙束Bに対して、排紙方向の上流側の端部における前側の端部に針50を打つようステープル部5を制御する。
一方、両面印刷の場合の偶数グループ処理では、給紙部2から給紙されレジストローラ対26によりベルト搬送部22へ送り出された用紙Pは、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により表面画像が印刷される。ここで、制御部6は、図9に示すように、搬送方向の下流側が裏面画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により表面画像を形成させる。
表面画像が印刷された用紙Pは、上述した奇数グループ処理の場合と同様に、上面搬送部24、反転部25を経て未印刷面が上に向けられる。その後、ベルト搬送部22により搬送されつつ、インクジェットヘッド部23により未印刷面に裏面画像が印刷される。ここで、制御部6は、図9に示すように、搬送方向の上流側が裏面画像の上側になる向きで、インクジェットヘッド部23により裏面画像を形成させる。両面印刷済みの用紙Pは、前述の片面印刷の場合と同様に、ステープル部5へ送られる。
1部あたりの枚数分の用紙Pがステープル部5へ送られると、ステープル部5によりステープルされて用紙束Bが作製される。その後、用紙束Bは、第2排紙ローラ対38により排紙台39へ排紙される。ここで、制御部6は、図9に示すように、用紙束Bに対して、排紙方向の上流側の端部における後側の端部に針50を打つようステープル部5を制御する。
図8、図9に示すように、図8の奇数グループ処理による用紙束Bと、図9の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、排紙台39上に排紙されたときの用紙束Bにおける印刷画像が表裏反対となる。これは、前述の片面印刷の場合と同様である。さらに、図8の奇数グループ処理による用紙束Bと、図9の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、排紙台39上で表裏の一方側(右上側または左下側)から見た印刷画像が、軸Aを反転軸として互いに反転したものとなっている。これも、前述の片面印刷の場合と同様である。
また、図8、図9に示すように、図8の奇数グループ処理による用紙束Bと、図9の偶数グループ処理による用紙束Bとでは、綴じ位置(針50の位置)が、印刷画像と同様に互いに反転した位置となっている。これも、前述の片面印刷の場合と同様である。
したがって、図8の奇数グループ処理による用紙束B、および図9の偶数グループ処理による用紙束Bはともに、表面画像の印刷面側から見ると、図10に示すように、左上の角部が綴じ位置となっている。
上記のような両面印刷の場合の奇数グループ処理および偶数グループ処理により、排紙台39上における用紙束Bの積載状態は、図7に示した片面印刷の場合と同様になる。
以上説明したように、印刷装置1では、ステープル機能を用いる場合において、制御部6は、奇数グループ処理と偶数グループ処理とを交互に行う。これにより、制御部6は、ステープル部5による用紙束の綴じ位置を、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置から変更する。この結果、排紙台39上に排紙された用紙束が重なるときに、ステープルの針の重なりを分散できる。したがって、積層された用紙束がステープルの針の影響で崩れる等の積載不良を予防するための印刷部数の制限を回避することが可能になる。これにより、多部数の印刷を一括で行うことが可能になる。この結果、印刷装置1は、ステープル機能を用いる場合におけるユーザの手間を軽減できる。
また、奇数グループ処理と偶数グループ処理とを交互に行うことで、制御部6は、所定部数ごとに、直前の所定部数に対して、排紙台39上に排紙されたときの用紙束における印刷画像が表裏反対で、排紙台39上で表裏の一方側から見た印刷画像が反転したものとなるようにする。また、制御部6は、所定部数ごとに、ステープル部5による用紙束の綴じ位置を、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置に対して、印刷画像の反転軸を軸として反転した位置とする。これにより、各用紙束における印刷画像と綴じ位置との関係を、図6、図10に示したような関係に統一できる。
なお、ステープル機能を用いる場合において、オフセット駆動部40により、所定部数(グループ)ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置を避けるように、用紙束の排紙位置をオフセットさせるようにしてもよい。これにより、排紙台39上において、図11に示すように、綴じ位置に他のグループの用紙束が重なることを回避できる。この結果、排紙台39上において、より安定して用紙束を積載することが可能になる。
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
1 印刷装置
2 給紙部
3 印刷部
4 排紙部
5 ステープル部
6 制御部
39 排紙台
40 オフセット駆動部
P 用紙
B 用紙束

Claims (3)

  1. 用紙に印刷を行う印刷部と、
    印刷された複数枚の用紙をステープルして用紙束を作製するステープル部と、
    前記ステープル部により作製された用紙束を排紙台上に排紙する排紙部と、
    前記ステープル部による用紙束の綴じ位置を、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置から変更するよう制御する制御部と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、
    所定部数ごとに、直前の所定部数に対して、前記排紙台上に排紙されたときの用紙束における印刷画像が表裏反対で、前記排紙台上で表裏の一方側から見た印刷画像が反転したものとなるよう前記印刷部を制御し、
    所定部数ごとに、前記ステープル部による用紙束の綴じ位置を、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置に対して、印刷画像の反転軸を軸として反転した位置とするよう制御することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記排紙部は、用紙束の排紙位置を所定部数ごとにオフセットさせるオフセット手段を有し、
    前記制御部は、所定部数ごとに、直前の所定部数の用紙束の綴じ位置を避けるように、用紙束の排紙位置をオフセットさせるよう前記オフセット手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017197346A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート整合装置、画像形成装置

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