JP2014098690A - 校正装置、校正方法及び計測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】走査部材を有する光学装置を高精度に校正する校正装置を提供する。
【解決手段】走査部材の回転によって物体上で光を走査する光学装置を校正する校正装置であって、走査部材からの光が照射される照射領域を含むターゲット部材と、照射領域で反射された光の光量を取得する取得部と、走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、照射領域は、光が照射される位置に応じて、取得部で取得される光量が変化するように非平面で構成され、処理部は、照射領域の基準位置に光が照射されるように走査部材を回転させた状態において、照射領域で反射された光の光量を取得部によって取得する第1処理と、第1処理で取得した光量に基づいて、第1処理において領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、第2処理で算出した実照射位置と領域の基準位置とから校正値を求める第3処理と、を行う。
【選択図】図1
【解決手段】走査部材の回転によって物体上で光を走査する光学装置を校正する校正装置であって、走査部材からの光が照射される照射領域を含むターゲット部材と、照射領域で反射された光の光量を取得する取得部と、走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、照射領域は、光が照射される位置に応じて、取得部で取得される光量が変化するように非平面で構成され、処理部は、照射領域の基準位置に光が照射されるように走査部材を回転させた状態において、照射領域で反射された光の光量を取得部によって取得する第1処理と、第1処理で取得した光量に基づいて、第1処理において領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、第2処理で算出した実照射位置と領域の基準位置とから校正値を求める第3処理と、を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、校正装置、校正方法及び計測装置に関する。
近年、被検体(物体)の形状を計測する装置として、計測面の上でプローブ(計測ヘッド)を走査する走査型形状計測装置(以下、「計測装置」と称する)の研究が進んでいる。かかる計測装置は、計測ヘッドから被検体に光を照射(投光)し、被検体で反射された光を検出することで計測ヘッドと被検体との間の距離を求め、その距離に基づいて被検体の形状を算出する。計測ヘッドは、通常、被検体に照射される光を2次元状に走査するためのガルバノミラーやポリゴンミラーなどを含む照射部と、被検体で反射された光を検出する検出部とを有している。
被検体の上の光の走査角度は、ガルバノミラーやポリゴンミラーの回転角度を検出することで求めることができる。但し、照射部を構成する光学素子の配置ずれなどによって、照射部が光を照射すべき位置(理想照射位置)と照射部が実際に光を照射している位置(実照射位置)との間にずれが生じる場合がある。従って、被検体の形状を正確に計測するためには、実照射位置を検出(確認)し、かかる実照射位置が理想照射位置と一致するように照射部を校正する必要がある。このような校正に関する技術については、特許文献1に提案されている。
図13を参照して、特許文献1に提案されている技術、具体的には、1次元状に配置された平面ミラーを用いた校正装置1000について説明する。校正装置1000は、計測ヘッド1010を載置する載置部1020と、載置部1020を回転させる回転部1030と、ターゲット1040とを有する。ターゲット1040は、平面ミラーで構成され、図13に示すように、1次元状に(例えば、x軸に沿って)配置されている。回転部1030は、計測ヘッド1010の照射部から照射される光の位置(照射位置)をターゲット1040の配置方向と一致させる機能を有している。
計測ヘッド1010を載置した載置部1020を回転部1030によって回転させながら、ターゲット1040のそれぞれに対して計測ヘッド1010の照射部から光を順次照射し、ターゲット1040で反射された光を計測ヘッド1010の検出部で検出する。そして、計測ヘッド1010の検出部で検出された光に関する実データと、理想照射位置に光を照射した場合にターゲット1040で反射される光に関する基準データとを比較し、実照射位置と理想照射位置とのずれから、走査角度(のずれ)を算出する。
しかしながら、特許文献1の技術では、ターゲットに平面ミラーを用いているため、走査角度の変化に対する検出部で検出される光(実データ)の変化が小さく、走査角度(のずれ)を高精度に検出することが困難である。
例えば、計測ヘッド(照射部)からターゲットまでの距離を150mm、被検体の上の光の直径を30μmとする。また、「光がターゲットに対して垂直に入射し、検出部で検出される光の光量が最大光量となる状態」を第1状態、「光がターゲットに対して傾いて入射し、検出部で検出される光の光量が最大光量の1/2となる状態」を第2状態とする。この場合、第1状態から第2状態にするためには、計測ヘッドの検出部の直前に直径3μmのアパーチャを配置したとしても、走査角度を22μrad変化させる必要がある。換言すれば、計測ヘッドの照射部から照射される光の位置が約6.4μmも変化したとしても、検出部で検出される光の光量は1/2しか変化しない(即ち、敏感度が低い)ため、走査角度(のずれ)を高精度に検出することができない。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、走査部材を有する光学装置を高精度に校正するのに有利な技術を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての校正装置は、走査部材を有して当該走査部材の回転によって物体の上で光を走査する光学装置を校正する校正装置であって、前記走査部材からの光が照射される領域を含むターゲット部材と、前記領域で反射された光の光量を取得する取得部と、前記走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、前記領域は、光が照射される位置に応じて、前記取得部で取得される光量が変化するように非平面で構成され、前記処理部は、前記領域の基準位置に光が照射されるように前記走査部材を回転させた状態において、前記領域で反射された光の光量を前記取得部によって取得する第1処理と、前記第1処理で取得した光量に基づいて、前記第1処理において前記領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、前記第2処理で算出した実照射位置と前記領域の基準位置とから前記校正値を求める第3処理と、を行うことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、走査部材を有する光学装置を高精度に校正するのに有利な技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一側面としての校正装置を有する計測装置1の構成を示す概略図である。計測装置1は、ガルバノミラー(走査部材)を含む計測ヘッド104を用いて、被検体(物体)MTの形状を計測する3次元形状計測装置である。また、校正装置は、計測装置1、具体的には、計測ヘッド104のガルバノミラーの回転角度(のずれ)を校正する校正装置である。但し、校正装置は、ガルバノミラーを有し、かかるガルバノミラーの回転によって物体の上で光を走査する光学装置、例えば、レーザー加工装置などの校正にも適用することが可能である。
計測装置1は、定盤101と、XYZステージ102と、回転ステージ103と、計測ヘッド104と、ターゲット部材105と、処理部106とを有する。ここで、ターゲット部材105は、被検体MTの形状を計測する際に用いられる部材ではなく、計測装置1を校正する際に用いられる部材である。また、処理部106は、CPUやメモリなどを含み、計測装置1の全体(動作)を制御する。例えば、処理部106は、被検体MTの形状を計測する処理(即ち、被検体MTで反射された光に基づいて被検体MTの形状を算出する算出部として機能する)だけではなく、ガルバノミラーの回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う。このように、ターゲット部材105及び処理部106は、本実施形態において、校正装置の一部を構成する。
XYZステージ102は、定盤101の上に設置されている。また、XYZステージ102には、回転ステージ103及び計測ヘッド104が設置されている。計測ヘッド104は、被検体MTに光を照射(投光)し、被検体MTで反射又は散乱された光を検出することで、計測ヘッド104と被検体MTとの値の距離を計測する。
図2を参照して、計測ヘッド104の具体的な構成の一例を説明する。計測ヘッド104は、ファイバポート201と、ハーフミラー202と、参照ミラー203と、ガルバノミラー204及び205と、ディテクタ206と、走査部207とを含む。ファイバポート201、ハーフミラー202、参照ミラー203、及び、ガルバノミラー204及び205は、被検体MTに光を照射する照射部として機能する。また、ディテクタ206は被検体MTで反射又は散乱された光を検出する検出部として機能する。走査部207は、ガルバノミラー204及び205を回転させて被検体MT又はターゲット部材105の上で光を走査する。
光源からの光は、ファイバなどを介して計測ヘッド104に導光され、ファイバポート201から射出される。ファイバポート201からの光は、ハーフミラー202に入射し、ハーフミラー202で反射される光と、ハーフミラー202を透過する光とに分離される。ハーフミラー202で反射された光は、参照ミラー203で反射され、参照光としてハーフミラー202に再び入射する。一方、ハーフミラー202を透過した光は、ガルバノミラー204及び205で反射され、被検体MTに照射される。被検体MT(の表面)で反射又は散乱された光は、被検光としてハーフミラー202に再び入射する。
ガルバノミラー204は、z軸に沿って回転軸を有し、ガルバノミラー205は、y軸に沿って回転軸を有する。従って、ガルバノミラー204を回転させると、被検体MTの上で光がy軸方向に走査され、ガルバノミラー205を回転させると、被検体MTの上で光がx軸方向に走査される。このように、計測ヘッド104は2つのガルバノミラー204及び205を含んでいるため、被検体MTに対して、光を2次元状に走査しながら照射することができる。
ハーフミラー202に入射した参照光と被検光とは干渉光を形成する。ディテクタ206は、参照光及び被検光によって形成された干渉光を検出して干渉信号を出力する。処理部106は、ディテクタ206から出力される干渉信号に基づいて、参照光路長と被検光路長との差(光路長差)を算出する。光路長差の算出には、ある基準からの相対距離を求める方法、或いは、複数の波長の光を用いた測定から絶対距離を求める方法などを用いることができる。また、処理部106は、XYZステージ102の位置(座標)と、回転ステージ103の回転角度と、ガルバノミラー204及び205の回転角度と、被検光路長(光路長差)に基づいて、被検体MTの任意の点(実照射位置)の位置(x,y,z)を算出する。
図3を参照して、ターゲット部材105を用いたガルバノミラー204及び205の回転角度の校正の原理について説明する。図3では、計測ヘッド104における被検光路のみを図示し、且つ、2つのガルバノミラー204及び205のうちガルバノミラー205のみを図示している。
ターゲット部材105は、ガルバノミラー204及び205で反射された光が照射される領域を含み、かかる領域は、非平面で、具体的には、図3では、凸面の曲率を有するミラー素子(反射部材)301で構成され、2次元状に配置されている。但し、ミラー素子301は、光が照射される位置に応じて、例えば、ディテクタ206で検出される光量が変化するように構成されていればよく、凹面の曲率を有していてもよい。また、本実施形態では、ミラー素子301で反射された光の光量をディテクタ206で検出するが、ミラー素子301で反射された光の光量を検出する検出部をディテクタ206と別に設けてもよい。このように、ディテクタ206は、ミラー素子301で反射された光の光量を取得する取得部として機能し、本実施形態において、校正装置の一部を構成する。
図3は、ターゲット部材105の複数のミラー素子301のうちの1つに光が照射されている状態を示している。ガルバノミラー205で反射された光は、ミラー素子301(の表面)で反射され、ハーフミラー202を透過してディテクタ206に入射する。ミラー素子301で反射された光の光量は、ディテクタ206で検出される干渉光のコントラストから算出してもよいし、参照ミラー203からの光を遮蔽してミラー素子301で反射された光のみをディテクタ206で検出してもよい。ミラー素子301は、ガルバノミラー(走査部材)205に対して予め所定の位置に位置決めされている。
まず、図3(a)に示すように、ガルバノミラー205で反射された光の延長線上にミラー素子301の中心(曲率中心)Cが存在する場合を考える。この場合、ガルバノミラー205で反射された光は、ミラー素子301(の表面)で垂直反射してディテクタ206の検出面の中心部に入射する。また、図3(b)に示すように、ガルバノミラー205で反射された光の延長線上にミラー素子301の中心Cが存在していない場合を考える。この場合、ガルバノミラー205で反射された光の延長線とミラー素子301の中心Cとがずれているため、ガルバノミラー205で反射された光は、ミラー素子301で垂直反射せず、ディテクタ206の検出面の中心部からずれた位置に入射する。このように、ミラー素子301とディテクタ206とが光学的に共役な関係ではない場合、ガルバノミラー205の回転角度の変化によって、ディテクタ206で検出される光量が変化する。従って、ディテクタ206で検出される光量に基づいて、ガルバノミラー205の回転角度を求めることができる。
ガルバノミラー205の回転角度とディテクタ206で検出されるミラー素子301で反射された光の光量(光量値)との関係を説明する。本実施形態では、光源からの光を、ファイバなどを介して計測ヘッド104に導光しているため、ディテクタ206の検出面の上でエアリーパターンを形成する。ここで、ガルバノミラー205の回転によるディテクタ206の検出面の中心とエアリーパターンの中心とのずれ量(即ち、ディテクタ206の検出面の中心と検出面におけるミラー素子301で反射された光の入射位置とのずれ量)をdとする。また、ディテクタ206の検出面で検出されるエアリーパターンの積分領域の半径(即ち、ディテクタ206の検出面に入射するミラー素子301で反射された光の半径)をaとし、ディテクタ206の検出面における位置座標を(x,y)とする。この場合、ディテクタ206の検出面の中心とエアリーパターンの中心とのずれ量dとディテクタ206で検出される光量IAiryとの関係は、以下の式(1)で表される。
式(1)において、J1( )は第1種ベッセル関数を表し、ディテクタ206の検出面に入射する光はy方向にずれているものとしている。また、式(1)におけるずれ量d及び積分領域の半径aは、実際の系の変数で表すことができる。なお、実際の系の変数は、ミラー素子301の曲率半径R、ターゲット部材105に入射する光の半径(ビームスポット半径)BS、ディテクタ206の検出面の半径Rdを含む。更に、実際の系の変数は、ガルバノミラー205からターゲット部材105までの距離WD1、ディテクタ206からターゲット部材105までの距離WD2も含む。
図4を参照して、実際の系の変数(R、BS、Rd、WD1、WD2)について説明する。図4は、ミラー素子301の曲率中心の直上から光を入射した場合におけるミラー素子301の断面を示す図である。
まず、ずれ量dと実際の系の変数(R、BS、Rd、WD1、WD2)との関係を説明する。ガルバノミラー205の回転角度θによるターゲット部材105(ミラー素子301)に入射する光のずれ量d1は、ガルバノミラー205からターゲット部材105までの距離WD1を用いて、以下の式(2)で表される。
ミラー素子301の曲率半径Rを用いると、ミラー素子301に対して、垂直反射する位置からd1だけシフトした位置に垂直入射する光の反射角度θtは、以下の式(3)で表される。
また、ガルバノミラー205の回転角度θに対して、ミラー素子301で反射される光の反射角度θrはθr=2(2θ+θt)となる。従って、ミラー素子301で反射される光のずれ量d2は、ディテクタ206からターゲット部材105までの距離WD2を用いて、以下の式(4)で表される。
従って、ガルバノミラー205の回転角度θに対して、ディテクタ206の検出面の中心とエアリーパターンの中心とのずれ量dは、以下の式(5)で表される。
次に、積分領域の半径aと実際の系の変数(R、BS、Rd、WD1、WD2)との関係を説明する。ターゲット部材105に入射する光は、NAが十分に小さい平行光であると仮定する。ディテクタ206の検出面の半径Rdを用いると、ディテクタ206で検出される光のターゲット部材105における半径dAは、以下の式(6)で表される。これは、式(3)に示す反射角度θtで反射される光とディテクタ206の検出面の半径Rdとが一致する関係から求められる。
従って、ターゲット部材105に入射する光の半径(エアリーパターンの第1暗環)BSを式(6)に代入することで、積分領域の半径aは、以下の式(7)で表される。
なお、ディテクタ206の検出面の前(入射面側)にアパーチャを配置し、必要な光のみを選択するように積分領域の半径aを調整してもよい。
式(5)及び式(7)を式(1)に代入することによって、ガルバノミラー205の回転角度θに対して、ディテクタ206で検出される光量の理想値、即ち、理想光量IAiryを算出することができる。
ディテクタ206で検出される光量が最大光量となるときのガルバノミラー205の回転角度を0とすると、最大光量とガルバノミラー205の回転角度がθ1であるときにディテクタ206で検出される光量との比率εは、以下の式(8)で表される。
例えば、実際の系の変数を、R=10mm、BS=15μm、Rd=0.5mm、WD1=150mm、WD2=150mmとすると、x方向のずれ量dと光量IAiryとの関係は、式(1)から図5の実線で示される。また、図5には、従来技術(即ち、ターゲット部材が平面ミラー(R=∞、Rd=0.003mm)である場合)におけるx方向のずれ量と理想光量IAiryとの関係も点線で示している。また、図5では、横軸に比率εを採用し、縦軸にx方向のずれ量dを採用している。
図5を参照するに、本実施形態では、ディテクタ206で検出される光量が最大光量に対して半減する(ε=0.5)ときのずれ量dは0.2μmであり、ガルバノミラー205の回転角度θは0.67μradとなる。一方、従来技術では、ディテクタ206で検出される光量が最大光量に対して半減するときのずれ量dは6.4μmであり、ガルバノミラー205の回転角度θは22μradとなる。このように、本実施形態では、従来技術と比較して、ターゲット部材105に照射する光の位置ずれに対するディテクタ206で検出される光量の変化が約30倍に大きくなっていることがわかる。従って、本実施形態では、ガルバノミラー205の回転角度を高精度に検出することができるため、ガルバノミラーの回転角度(のずれ)を高精度に校正することが可能となる。
図6を参照して、上述したようなガルバノミラーの回転角度の校正の原理、即ち、ターゲット部材105を用いたガルバノミラー204及び205の校正について具体的に説明する。ここでは、特に、ガルバノミラー204及び205の回転角度を校正するための校正値を求める処理について説明する。また、図6に示すように、ターゲット部材105には、ガルバノミラー204及び205で反射された光が照射される領域に凹面のシリンドリカルミラー601が構成されている。但し、シリンドリカルミラー601は、ディテクタ206で検出される光量が変化するように構成されていればよく、凸面のシリンドリカルミラーであってもよい。シリンドリカルミラー601は2次元状に配置され、シリンドリカルミラー601の軸はx方向及びy方向を含む複数の方向を向いている。また、シリンドリカルミラー601の曲率中心の位置(座標)は、接触式の3次元座標測定器(CMM)を用いて高精度に校正されている。このように、ターゲット部材105に構成されているシリンドリカルミラー601の反射面の領域は、計測ヘッド104に対して、予め決められた位置(計測位置)に位置決めされている。換言すれば、シリンドリカルミラー205の反射面は、ガルバノミラー(走査部材)204に対して位置決めされている。
まず、定盤101に配置されたターゲット部材105の位置を計測し、計測ヘッド104を計測位置に移動させる。具体的には、ターゲット部材105に形成された平面ミラー603の直上に計測ヘッド104を移動させ、平面ミラー603に垂直に光を照射し、平面ミラー603で反射された光を検出することで、計測ヘッド104から平面ミラー603までの距離を求める。この際、ターゲット部材105に形成された3つ以上の平面ミラー603のそれぞれと計測ヘッド104との距離を求め、ターゲット部材105のz方向の位置及び傾き(θx、θy)を計測する。次いで、ターゲット部材105に形成されたXアライメントマーク604及びYアライメントマーク605のそれぞれの直上に計測ヘッド104を移動させる。Xアライメントマーク604及びYアライメントマーク605は、本実施形態では、段差で構成されているが、反射膜などで構成してもよい。例えば、x軸方向のアライメントに用いられるXアライメントマーク604に光を照射すると、Xアライメントマーク604で反射された光の光量(測長値)は、図7に示すように、ターゲット部材105におけるx軸方向の位置に応じて変化する。図7を参照するに、Xアライメントマーク604で反射された光の光量が大きく変化する位置からXアライメントマーク604の位置を特定することができる。図7では、横軸にターゲット部材105におけるx軸方向の位置を採用し、縦軸にXアライメントマーク604で反射された光の光量を採用している。このように、Xアライメントマーク604及びYアライメントマーク605を用いることで、ターゲット部材105の位置(xy平面上の位置)を計測する。そして、かかるターゲット部材105の位置に基づいて、計測ヘッド104を計測位置に移動させる。本実施形態では、x軸方向及びy軸方向に関してはターゲット部材105の中央の位置、z軸方向に関してはターゲット部材105から距離WDだけ離れた位置を計測ヘッド104の計測位置とする。この際、ターゲット部材105から計測ヘッド104、詳細には、ガルバノミラー204までの距離も一義的に決まる。
計測ヘッド104を計測位置に移動させたら、ターゲット部材105のシリンドリカルミラー601の基準位置(曲率中心の位置)に光が照射されるようにガルバノミラー205を回転させる。そして、この状態において、シリンドリカルミラー601で反射された光の光量(の変化)をディテクタ206で検出する。図8は、ディテクタ206で検出されるシリンドリカルミラー601で反射された光の光量の一例を示す図である。図8では、横軸にターゲット部材105におけるx軸方向の位置を採用し、縦軸にシリンドリカルミラー601で反射された光の光量を採用している。図8を参照するに、シリンドリカルミラー601の曲率中心の位置で光量が最大(最大光量)となる。かかる最大光量に対応する位置(x座標)からガルバノミラー205の反射点のx軸方向の位置までの距離をLx1とすると、ガルバノミラー205の回転角度θx1は、以下の式(9)で表される。
また、シリンドリカルミラー601の曲率中心のx軸方向の位置からガルバノミラー205の反射点のx軸方向の位置までの基準距離をLx0とすると、ガルバノミラー205の基準角度θx0は、以下の式(10)で表される。なお、シリンドリカルミラー601の曲率中心のx軸方向の位置は、上述したCMMを用いた校正において得られている。
基準角度θx0と回転角度θx1との差分Δθx(=θx1−θx0)がガルバノミラー205の回転角度の校正値(補正値)となる。この校正値を、ターゲット部材105に形成された全てのシリンドリカルミラー601について算出することで、ガルバノミラー205で反射された光が照射される2次元領域において、ガルバノミラー205の回転角度を高精度に校正することが可能となる。具体的には、処理部106のメモリなどに校正値を保持し、ガルバノミラー205の回転角度を走査角度ごとに校正することで、ガルバノミラー205で反射された光の実照射位置を高精度に制御することができる。
このように、ガルバノミラー205の回転角度を校正するための校正値を求める処理としては、以下の3つの処理(第1処理、第2処理及び第3処理)を行えばよい。第1処理は、ターゲット部材105のシリンドリカルミラー601の基準位置に光が照射されるようにガルバノミラー205を回転させた状態において、シリンドリカルミラー601で反射された光の光量をディテクタ206で検出する。第2処理は、ディテクタ206で検出した光量に基づいて、第1処理においてシリンドリカルミラー601に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する。第3処理は、第2処理で算出した実照射位置とシリンドリカルミラー601の基準位置との差分からガルバノミラー205の回転角度を校正するための校正値を求める。
また、本実施形態では、シリンドリカルミラー601を2次元状に形成しているため、x軸方向の誤差とy軸方向の誤差とが組み合わさって発生する回転角度のずれも検出することができる。換言すれば、シリンドリカルミラー601を2次元状に形成することで、シリンドリカルミラー601を1次元状に形成する場合よりも高精度にガルバノミラー205の回転角度を校正することが可能となる。
本実施形態の計測装置1によれば、ガルバノミラー205の回転角度のずれを高精度に校正することが可能であり、被検体MTに対して計測ヘッド104から照射される光(ガルバノミラー205で反射された光)の位置を高精度に制御することができる。従って、計測装置1は、被検体MTの形状を高精度に計測することができる。
また、図9に示すように、回転ステージ103によって計測ヘッド104が90度回転した場合を考える。この場合、自重などの変形などに起因して回転ステージ103、計測ヘッド104、及び、ガルバノミラー204及び205は、図6に示す状態とは異なる状態となるため、図6に示す状態とは異なる回転角度のずれがガルバノミラー204及び205に発生する。従って、図9に示すように、ターゲット部材105をxy平面に平行に配置して、ガルバノミラー204及び205の回転角度を校正する必要がある。なお、ガルバノミラー204及び205の回転角度の校正については、図6に示すz軸方向が図9に示すy軸方向に、図6に示すxy平面が図9に示すxz平面に置換されるだけであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
また、ターゲット部材105には、ガルバノミラー204及び205で反射された光が照射される領域に、図10に示すような位相シフト素子701及び平面ミラー702が構成されていてもよい。位相シフト素子701は、左側の領域701aと右側の領域701bとの間の光路長差(を有する段差)によって、λ/4の位相差を発生させる。従って、ターゲット部材105に照射された光は、位相シフト素子701を透過して平面ミラー702で反射され、位相シフト素子701の領域701aと領域701bとでλ/2の位相差を発生する。
位相シフト素子701の上で光を走査させると、位相シフト素子701の中心位置(領域701aと領域701bとの境界)に到達したときに、ディテクタ206で検出される光量が0となる。これは、位相シフト素子701の領域701aを通過した光と位相シフト素子701の領域701bを通過した光とが位相差によって光量を打ち消し合うからである。従って、図10に示すような位相シフト素子701及び平面ミラー702が構成されたターゲット部材105は、従来技術と比較して、2倍の敏感度を得ることができる。
また、ターゲット部材105には、ガルバノミラー204及び205で反射された光が照射される領域に、図11に示すような凸面の円錐形状のミラー素子801が構成されていてもよい。ターゲット部材105の上で光をx軸に沿って走査すると、ミラー素子801の中心に対してx軸の正負で光の反射角度が大きく変化する。従って、ミラー素子801は、凸面の曲率を有するミラー素子301と同様に、従来技術と比較して、ガルバノミラー204及び205の回転角度のずれに対する敏感度を向上させることができる。なお、ミラー素子801は、光が照射される位置に応じてディテクタ206で検出される光量が変化するように構成されていればよく、凹面の円錐形状を有していてもよいし、凹面又は凸面の角錐形状を有していてもよい。
また、ターゲット部材105には、ガルバノミラー204及び205で反射された光が照射される領域に、反射率分布を有する反射部材が構成されていてもよい。例えば、反射部材の中央付近の反射率を周りの反射率よりも高くすることで、光が照射される位置に応じてディテクタ206で検出される光量が変化するように構成することができる。従って、反射率分布を有する反射部材は、凸面の曲率を有するミラー素子301と同様に、従来技術と比較して、ガルバノミラー204及び205の回転角度のずれに対する敏感度を向上させることができる。
また、図12に示すように、ターゲット部材105を保持して移動する微動ステージ901を用いることで、ガルバノミラーの回転角度を校正するための校正値をより高精度に(高分解能で)求めることが可能となる。
具体的には、まず、微動ステージ901に保持されたターゲット部材105をxy平面に水平に配置して、上述したように、ガルバノミラーの回転角度を校正する。
次に、微動ステージ901をx軸方向に微少量ΔLだけ移動させる。この状態におけるガルバノミラーの基準角度θ’x0は、以下の式(11)で表される。
従って、微動ステージ901の移動の前後で、x軸方向のガルバノミラーの角度に微小な差が生じるため、ガルバノミラーの回転角度を校正するための校正値をより細かい間隔の角度で求めることが可能となる。換言すれば、ターゲット部材105を保持した微動ステージ901を移動させる処理と、ターゲット部材105のミラー素子301で反射された光の光量をディテクタ206で検出する処理とを交互に複数回行うことで、校正値をより高精度に求めることができる。同様に、微動ステージ901をy軸方向に微少量だけ移動させることで、y軸方向のガルバノミラーの回転角度を校正するための校正値をより細かい間隔の角度で求めることができる。
上述した実施形態では、光学装置の走査部材としてガルバノミラーを用いた場合について説明した。但し、走査部材としては、光束を偏角する機能を有する部材であればよく、ガルバノミラーの他に、ポリゴンミラーやプリズムを用いてもよい。また、音響工学素子(AOM)を用いて光束を偏向(走査)させてもよい。AOM結晶にピエゾ素子を用いて超音波(高周波)を加え、周波数を変えることで光束を走査することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
Claims (12)
- 走査部材を有して当該走査部材の回転によって物体の上で光を走査する光学装置を校正する校正装置であって、
前記走査部材からの光が照射される領域を含むターゲット部材と、
前記領域で反射された光の光量を取得する取得部と、
前記走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、
前記領域は、光が照射される位置に応じて、前記取得部で取得される光量が変化するように非平面で構成され、
前記処理部は、
前記領域の基準位置に光が照射されるように前記走査部材を回転させた状態において、前記領域で反射された光の光量を前記取得部によって取得する第1処理と、
前記第1処理で取得した光量に基づいて、前記第1処理において前記領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、
前記第2処理で算出した実照射位置と前記領域の基準位置とから前記校正値を求める第3処理と、
を行うことを特徴とする校正装置。 - 前記領域は、凹面又は凸面を有するミラーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の校正装置。
- 前記領域は、凹面又は凸面のシリンドリカルミラーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の校正装置。
- 前記領域は、反射する光の位相差がλ/4となる光路長差を有する段差を含む素子で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の校正装置。
- 前記領域は、凹面又は凸面の円錐形状のミラーで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の校正装置。
- 前記ターゲット部材には、複数の前記領域が2次元状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の校正装置。
- 前記ターゲット部材を保持して移動するステージを更に有し、
前記処理部は、前記ステージの移動と前記第1処理とを交互に複数回行うことを特徴とする請求項1に記載の校正装置。 - 走査部材を有して当該走査部材の回転によって物体の上で光を走査する光学装置を校正する校正装置であって、
前記走査部材からの光が照射される領域を含むターゲット部材と、
前記領域で反射された光の光量を取得する取得部と、
前記走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、
前記領域は、光が照射される位置に応じて、前記取得部で取得される光量が変化する反射率分布を有する反射部材で構成され、
前記処理部は、
前記領域の基準位置に光が照射されるように前記走査部材を回転させた状態において、前記領域で反射された光の光量を前記取得部によって取得する第1処理と、
前記第1処理で取得した光量に基づいて、前記第1処理において前記領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、
前記第2処理で算出した実照射位置と前記領域の基準位置とから前記校正値を求める第3処理と、
を行うことを特徴とする校正装置。 - 前記光学装置は、前記走査部材と、前記物体で反射された光を検出する検出部とを含む計測ヘッドを有し、前記物体の形状を計測する計測装置であることを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載の校正装置。
- 走査部材を有して当該走査部材の回転によって物体の上で光を走査する光学装置を、前記走査部材からの光が照射される領域を含むターゲット部材を用いて校正する校正方法であって、
前記領域の基準位置に光が照射されるように前記走査部材を回転させた状態において、前記領域で反射された光の光量を検出する第1ステップと、
前記第1ステップで検出した光量に基づいて、前記第1ステップにおいて前記領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2ステップと、
前記第2ステップで算出した実照射位置と、前記領域の基準位置とから前記走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める第3ステップと、を有し、
前記領域は、光が照射される位置に応じて、検出される光量が変化するように非平面で構成されていることを特徴とする校正方法。 - 物体の形状を計測する計測装置であって、
走査部材と、
前記走査部材を回転させて物体の上で光を走査する走査部と、
前記走査部材からの光が照射される領域を含むターゲット部材と、
前記物体で反射された光及び前記領域で反射された光を検出する検出部と、
前記検出部で検出した前記物体で反射された光に基づいて前記物体の形状を算出する算出部と、
前記走査部材の回転角度を校正するための校正値を求める処理を行う処理部と、を有し、
前記領域は、光が照射される位置に応じて、前記検出部で検出される光量が変化するように非平面で構成され、
前記処理部は、
前記領域の基準位置に光が照射されるように前記走査部材を回転させた状態において、前記領域で反射された光の光量を前記検出部によって検出する第1処理と、
前記第1処理で検出した光量に基づいて、前記第1処理において前記領域に対して光が実際に照射された実照射位置を算出する第2処理と、
前記第2処理で算出した実照射位置と前記領域の基準位置とから前記校正値を求める第3処理と、
を行うことを特徴とする計測装置。
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