JP5894464B2 - 計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被検物の形状を計測する計測装置に関する。
光の干渉を利用した光波干渉計は、計測精度が一般的に高く、計測中に発生する微弱な振動も計測結果に大きく影響してしまう。そこで、光波干渉計における振動による計測誤差を低減することが要望されている。特許文献1には、加速度センサーを用いて参照面と被検面の相対的な振動を検出し、相対位置の変動がキャンセルされるように参照面あるいは被検面の少なくとも一方を移動することによって、計測中に発生する振動による計測誤差を低減することが開示されている。
特許文献2では、外乱振動によって発生する位相誤差が位相シフト量に比べて十分に小さい場合には、位相シフト法で算出される位相φ’は、近似的に以下の式1で表されるという性質を利用して、外乱振動によって発生する被検面の形状の計測誤差を補正する。ここで、φは位相の真値である。また、振幅aおよび定数項bは、計測中の振動の状態によって変化するものであり、計測のたびに異なる値を持つ。
φ’=φ+a・cos(2φ)+b・・・(1)
特許文献2では、被検面の周囲に配置された誤差検出用の基準面からの反射光束と参照面の一部からの反射光束とによる干渉信号を被検面と参照面とによる干渉信号と同時に計測し、位相シフト法により誤差検出用の基準面の位相分布を計測する。そして、計測された誤差検出用の基準面の位相分布から式1における係数a、bを算出し、この係数a、bを用いて外乱振動によって発生する被検面の形状の計測誤差を補正している。
特開平8−219738号公報 特開2000−275021号公報
しかしながら、特許文献1では、参照面と被検面の相対的な振動を直接検出するために複数の加速度センサーが必要となるため、通常の干渉計に比べて、装置コストが増大してしまう。特許文献2では、誤差検出用の基準面の追加のみで振動による計測誤差を低減することが可能であるため、装置コストは大きく増大しない。しかし、特許文献2では、式1で表される近次式を用いて補正を行っているため、振動量が大きくなると、外乱振動による計測誤差を高精度に補正できない。
そこで、本発明は、外乱振動による計測誤差を安価でかつ高精度に補正する計測装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つの側面は、参照面からの参照光と被検面からの計測光との干渉による第1の干渉縞を検出して前記被検面の形状を計測する計測装置であって、前記被検面に対する相対位置が固定され、前記計測光の一部が照射される振動検出面と、前記振動検出面からの光と前記参照光との干渉による第2の干渉縞を前記第1の干渉縞とともに複数回撮像す撮像素子と、撮像された前記第1の干渉縞と前記第2の干渉縞のデータを用い前記被検面の形状を求める処理部と、を備え、前記処理部は、撮像回ごとに、撮像された前記第2の干渉縞から、前記参照面と前記振動検出面との光路長差に対応する位相差を算出し、撮像回ごとに算出された各位相差から前記参照面と前記被検面との相対振動を算出し、算出された相対振動と撮像された前記第1の干渉縞のデータとを用いて、前記被検面の形状を算出することを特徴とする。
本発明によれば、外乱振動による計測誤差を安価でかつ高精度に補正する計測装置を提供することができる。
第1実施形態における計測装置を示した図である。 被検面と振動検出面との位置関係を示した図である。 第1実施形態における計測フローを示した図である。 第2実施形態における計測装置を示した図である。 エタロンの透過スペクトルを示した図である。 第2実施形態における計測フローを示した図である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における参照面に照射された参照光と被検面に照射された計測光との干渉によって生成された干渉縞(第1の干渉縞)を検出して被検面の形状を計測する計測装置の一例を示す概略図である。本実施形態では、光源が1つである最も基本的な場合について説明するが、光源の数は1つに限定されるものではなく、異なる波長の複数の光源を用い計測レンジを拡大した合成波長を用いる計測装置であっても構わない。
光源1から射出された光束は、無偏光ビームスプリッタ2により分割される。分割された光束の一方は、波長計測ユニット100に導かれ、分割された光束の他方は、干渉計ユニット200に導かれる。波長計測ユニット100に導かれた光束は、ミラー3で反射されてガスセル4を透過した後、検出器5に入射する。検出器5により検出された光強度に基づいて、制御部17は、光源1から射出される光束の波長を、ガスセル4の吸収線である波長基準に安定化するように制御する。一方、干渉計ユニット200に導かれた光束は、ビームエキスパンダー6によって所望のビーム径に拡大される。
拡大された光束は、無偏光ビームスプリッタ7によって、光束(計測光)Iと光束(参照光)Iとに分割される。光束(計測光)Iの一部が、被検面8に入射し、他の一部が振動検出面9に入射する。光束(参照光)Iは、参照面11に入射する。参照面11は、光束Iの位相をシフトし、光束Iと光束Iとの間の光路長差を変化する素子である圧電素子13上に配置されている。干渉縞の画像を計測するときに制御部(処理部)17が圧電素子13に電圧を印加することによって、2次元撮像素子16の撮像タイミングと同期した縞走査が可能となっている。
振動検出面9は、図2に示した通り、被検面8の外周部に配置され、被検面8に対する相対位置が一定となるように、被検物を搭載している搭載台10に対して固定されている。振動検出面9は、平面ミラーであり、光束(計測光)Iの光軸に垂直な平面に対して傾斜するように配置され、その結果、参照面11に対して相対的に傾斜している。第1実施形態では、傾斜して配置された振動検出面9としたが、階段状に段差を有する振動検出面9を用いてもよい。光束Iは、被検面8及び振動検出面9で反射して、再び無偏光ビームスプリッタ7に戻る。光束Iは、参照面11で反射して、再び無偏光ビームスプリッタ7に戻る。図1における光束I、Iの実線は被検面8に対応する光束を、点線は振動検出面9に対応する光束を示している。
光束Iと光束Iとは、無偏光ビームスプリッタ7により合波された後に、結像レンズ14及び空間フィルター15を介して2次元撮像素子16に入射する。2次元撮像素子16は、被検面8と参照面11とからの反射光束による第1の干渉縞の画像と振動検出面9と参照面11とからの反射光束による第2の干渉縞の画像とを同時にかつ一括して取得する。2次元撮像素子16と被検面8とは、結像レンズ14を介して光学的に共役となるよう配置されており、空間フィルター15は2次元撮像素子16に不要光が混入するのを防いでいる。
外乱振動による計測誤差のない理想的な状態において、被検面8と参照面11とによる第1の干渉縞の画像I(x,y)は、以下の式2で表される。ここで、x,yは2次元撮像素子16の画素の番地、a(x,y)はバイアス強度、b(x,y)は振幅強度、H(x,y)は被検面の形状、δφは圧電素子13による光束Iの位相のシフト量である。
Figure 0005894464
4ステップ法による位相計算アルゴリズムを用いる場合には、位相のシフト量をδφ=0、π/2、π、3π/2として、制御部17は、参照光Iの位相ごとに4枚の第1の干渉縞の画像I、I、I、Iを取得する。そして、制御部17は、以下の式3を用いて被検面の形状H(x,y)を求めることができる。
H(x,y)=(λ/4π)・tan−1{(I−I)/(I−I)}・・・(3)
外乱振動による計測誤差のない理想的な状態において、制御部17は、式3を用いて正確に被検面の形状H(x,y)を算出できる。しかし、外乱振動により被検面8と参照面11との間に相対的な振動があった場合、式2の位相項に誤差が印加され、被検面8の形状H(x,y)の計測精度は低下する。そこで、本実施形態では、図3に示した計測フローに従うことで、外乱振動により発生する計測誤差を補正して、外乱振動があった場合でも被検面8の形状を高精度に算出することを目的とする。本実施形態における計測フローを図3に従って説明する。
S1で、制御部17は、圧電素子13を駆動して、被検面8と参照面11とからの反射光束による第1の干渉縞の画像と振動検出面9と参照面11とからの反射光束による第2の干渉縞の画像を取得する。ここでは、位相のシフト回数が既定の回数Nに達するまで、圧電素子13の駆動と干渉縞の画像の取得は交互に繰り返し行われる。ただし、Nは、a(x,y)、b(x,y)を分離するために、少なくとも3である。N枚のうちの第n枚目(n=1〜N)の被検面の第1の干渉縞の画像I(x,y,n)は、外乱振動がある条件下において以下の式4で表される。ここで、λは波長、H(x,y)は被検面8の形状、δz(x,y,n)はn枚目の干渉画像を取得したときにおける被検面8と参照面11間の相対振動、δφ(n)はn枚目の干渉画像の位相シフト量である。
Figure 0005894464
また、上式4における被検面8と参照面11間の相対振動δz(x,y,n)は、一律成分(ピストン)と傾き成分(チルト)で表すことができるため、以下の式5となる。ここで、p(n)、t(n)、t(n)は、それぞれn枚目の干渉縞の画像を取得したときにおける相対振動のピストン成分、x方向およびy方向のチルト成分である。
δz(x,y,n)=p(n)+t(n)・x+t(n)・y・・・(5)
一方、振動検出面9と参照面11からの反射光束による第2の干渉縞の画像I(x,y,n)は、外乱振動がある条件下において以下の式6で表される。ここで、H’(x、y)は振動検出面9の形状である。f、fは振動検出面9と参照面11とによってx方向、y方向にそれぞれ形成されるキャリア周波数である。δz’(x,y,n)はn枚目の第2の干渉縞の画像を取得するときにおける振動検出面9と参照面11間の相対振動である。キャリア周波数f、fは、振動検出面9と参照面11の相対傾斜角により決定される。
Figure 0005894464
S2で、制御部17は、振動検出面9と参照面11とによる第2の干渉縞の画像I(x,y,n)から、各干渉画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)を算出する。第2の干渉縞の画像I(x,y,n)には、キャリア周波数f、fが重畳されている。本実施形態では、制御部17は、フーリエ変換縞解析法を用いて位相差φ(x,y,n)を算出する。フーリエ変換縞解析法は、キャリア周波数f、fを導入することにより、1枚の第2の干渉縞の画像から位相を求める手法である。以下、フーリエ変換縞解析法による位相算出に関する簡単な説明を行う。
まず、上式6で表される振動検出面9と参照面11とによる第2の干渉縞の画像I(x,y,n)は、以下の式7のように変形できる。ここで、c(x,y,n)は第2の干渉縞の複素振幅で、c(x,y,n)はc(x,y,n)の共役である。
(x,y,n)=a(x,y)+c(x,y,n)exp[i(2πfx+2πfy)]+c(x,y,n)exp[i(2πfx+2πfy)]・・・(7)
ここで、c(x,y,n)は以下の式8で表わされる。
c(x,y,n)={b(x,y)/2}exp[iφ(x,y,n)]・・・(8)
ただし、φ(x,y,n)=4π・{H’(x,y)+δz’(x,y,n)}/λ+δφ(n)・・・(9)
すなわち、振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)は、振動検出面の形状H’(x,y)、振動検出面9と参照面11間の相対振動δz’(x,y,n)、光束Iと光束Iとの間の位相シフト量δφ(n)に関する情報を持つ位相分布である。
上式7すなわち第2の干渉縞のデータをフーリエ変換すると、以下の式10が得られる。ただし、A(η,ζ)はa(x,y)のフーリエ変換で、C(η−f,ζ−f)とC(η−f,ζ−f)とはそれぞれc(x,y,n)とc(x,y,n)とのフーリエ変換である。
I(η,ζ)=A(η,ζ)+C(η−f,ζ−f)+C(η−f,ζ−f)・・・(10)
次に、制御部17は、フィルタリングによってC(η−f,ζ−f)を取り出し、座標(f,f)に位置するスペクトルのピークを周波数座標系の原点に移し、キャリア周波数f、fを除去する。次に、制御部17は、逆フーリエ変換してc(x,y,n)を求め、以下の式11によって位相差φ(x,y,n)を得る。なお、Im(c(x,y,n))とRe(c(x,y,n))は、第2の干渉縞の複素振幅c(x,y,n)のそれぞれ虚数部と実数部である。
Figure 0005894464
以上でフーリエ変換縞解析法の説明を終えるが、このようにフーリエ変換縞解析法を用いれば1枚の第2の干渉縞の画像から位相を算出できるため、各画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)が算出できる。
S3で、制御部17は、S2で算出した振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)から、各画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)を算出する。第1枚目の第2の干渉縞の画像を取得したときにおける相対変位を基準とする(すなわち、δz’(x,y,1)=0)。そのとき、n枚目の第2の干渉縞の画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)は、式9を用いて以下の式12のように表される。
δz’(x,y,n)=(λ/4π)[(φ(x,y,n)−δφ(n))−(φ(x,y,1)−δφ(1))]・・・(12)
上式12における振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,1)、φ(x,y,n)、位相シフト量δφ(1)、δφ(n)はそれぞれ既知のパラメータである。したがって、これらの値を用いて、振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)を算出することが可能である。
以上の手順により、振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)は算出されるが、ここで算出したいのは被検面8と参照面11との間の相対振動である。本実施形態において、被検面8と振動検出面9とは相対位置が一定であるため、参照面11に対する相対振動のピストン成分およびチルト成分はそれぞれ同じである。そこで、制御部17は、振動検出面9の相対振動を平面近似して、ピストン成分およびチルト成分を算出し、算出したピストン成分およびチルト成分から被検面8の相対振動を算出する。
具体的には、振動検出面9と参照面11間の相対振動δz’(x,y,n)を用いて以下のメリット関数Mを定義する。そして、制御部17は、メリット関数Mを最小化する相対振動のピストン成分p(n)およびチルト成分t(n)、t(n)を算出し、これを用いて、式5に従って被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を算出する。
Figure 0005894464
S4で、制御部17は、S3で算出した被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を用いて、被検面8と参照面11とによる第1の干渉縞の画像から被検面8の形状を算出する。具体的には、制御部17は、被検面8と参照面11とによる第1の干渉縞の画像I(x,y,n)、被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を用いて以下のメリット関数Mを定義する。そして、制御部17は、メリット関数Mを最小化するH(x,y)を被検面8の点(x、y)における面位置として求める。
Figure 0005894464
式14において、a(x、y)、b(x,y)、H(x,y)は、被検面8上の点(x,y)における未知の定数である。求めたいH(x,y)を含め3つの未知数が存在するため、第1の干渉縞の画像の枚数Nは、3以上である必要がある。
以上で、本実施形態における計測フローの説明を終える。以上述べたように本実施形態によれば、特許文献1のように振動検出のために加速度センサーを追加する必要がないため安価である。また、本実施形態は、特許文献2のように近次計算を用いないため大きな振動環境下においても高精度に、外乱振動による計測誤差を補正することが可能となる。
[第2実施形態]
本実施形態では、周波数走査干渉計を備える。図4は、第2実施形態の計測装置の一例を示す概略図である。第1実施形態と同様、光源が1つである最も基本的な場合について説明するが、光源は複数あってもよい。また、第2実施形態における計測装置は、光源1が周波数走査光源19になること、圧電素子13が不要となること、波長計測ユニット100が変更されることを除いて、第1実施形態と同じである。そこで、計測装置に関する説明は波長計測ユニット100のみとする。
波長計測ユニット100に導かれる光束は、ミラー3で反射されファブリペローエタロン18を透過した後、検出器5に入射する。検出器5で検出された光強度に基づいて、制御部17は、周波数走査光源19から射出される光束の波長を制御する。ファブリペローエタロン18の透過スペクトルについては、透過スペクトルのそれぞれのピークの相対値が保証されていることが必要である。そこで、本実施形態では、ファブリペローエタロン18として、透過スペクトル間隔の保証された真空媒質のエタロンを用いる。真空媒質のエタロンは、内部媒質の屈折率及び分散がないため、波長の相対値を容易に保証することができる。更に、エタロンの材質として低熱膨張ガラスなどを用いれば、温度に対する膨張率を低減して、長期的に安定した波長基準素子を実現することができる。
ファブリペローエタロン18は、真空媒質のエタロンに限定されるものではなく、エアギャップのエタロンやソリッドエタロンなどを用いてもよい。この場合、エタロンの温度を計測するなどして内部屈折率及び分散を保証する必要がある。また、周波数走査時の各時刻の波長を保証するため、ファブリペローエタロン18は周波数走査光源19の周波数走査範囲のなかに、少なくとも2本以上の透過スペクトルを持つことが望ましい。一例として、図5は、光源周波数fからfまでの走査範囲の中に5本の透過スペクトルが含まれている様子を示している。
周波数走査干渉計において、外乱振動による計測誤差のない理想的な状態では、被検面8と参照面11とによる干渉縞の画像I(x,y,n)は、以下の式15で表される。ここで、cは光速、δfは各画像間の光源19の周波数走査量、φ(x、y)は干渉信号の初期位相、n=1〜N(ただしNは少なくとも3)である。
Figure 0005894464
各画像間の周波数走査量が一定である場合、式15を見てわかる通り、2次元撮像素子16の各画素で被検面8の形状H(x,y)に対応した周波数の正弦波状の干渉信号が得られる。干渉信号の周波数ν(x、y)は被検面8の形状H(x,y)のみに依存する。そのため、制御部17は、干渉信号をフーリエ変換しピーク検出を行うことで干渉信号の周波数ν(x、y)を算出し、以下の式から被検面8の形状H(x,y)を算出することができる。
H(x,y)=c・ν(x、y)/(4π・δf)・・・(16)
以上の手順により被検面8の形状H(x,y)は算出される。しかし、外乱振動などにより被検面8と参照面11との間に相対的な変動があった場合には、式15に位相誤差が印加されることになり、第1実施形態の位相シフト干渉計と同様に計測精度が低下することになる。そこで、本実施形態では、図6に示した計測フローに従うことで、外乱振動により発生する計測誤差を補正して、外乱振動があった場合にも高精度に被検面8の形状を算出する。本実施形態における計測フローを図6に従って説明する。図6の計測フローは、第1実施形態の計測フローと基本的には同じであるため、第1実施形態と異なる部分のみを中心に簡略に説明する。
S11で、制御部17は、周波数走査光源19の周波数を走査して、被検面8と参照面11とからの反射光束による第1の干渉縞の画像と振動検出面9と参照面11とからの反射光束による第2の干渉縞の画像を取得する。ここでは、制御部17は、既定の周波数走査量(全撮像回数:N回)に達するまで、光源19の周波数を走査して干渉縞の画像を取得する。撮像回数がn回目(n=1〜N)の被検面8の第1の干渉縞の画像I(x,y,n)は、外乱振動がある条件下において以下の式17で表される。
Figure 0005894464
一方、振動検出面9と参照面11からの反射光束による第2の干渉縞の画像I(x,y,n)は、外乱振動がある条件下において以下の式18で表される。
Figure 0005894464
S12で、制御部17は、振動検出面9と参照面11とによる第2の干渉縞の画像I(x,y,n)から、各画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)を算出する。本実施形態では、制御部17は、Carreアルゴリズムに基づいて位相差φ(x,y,n)を算出する。尚、位相差φ(x,y,n)の算出方法は、Carreアルゴリズムに限定されるものではなく、第1実施形態と同様、フーリエ変換縞解析法を用いても構わない。
Carreアルゴリズムとは、1方向に一定のピッチの位相差がついた4枚の干渉信号を用いて、位相を求める手法である。以下、Carreアルゴリズムに関する簡単な説明を行う。等ピッチの位相差−3α、−α、α、3αが与えられた4つの干渉信号I、I、I、Iは以下の式19で表される。
=a+b・cos(φ−3α)I=a+b・cos(φ−α)I=a+b・cos(φ+α)I=a+b・cos(φ+3α)・・・(19)
干渉信号の位相φは、式19を解くことにより4つの干渉信号I、I、I、Iを用いて、以下の式20で算出できる。
Figure 0005894464
以上がCarreアルゴリズムの簡単な説明となるが、このようにCarreアルゴリズムを用いれば、等ピッチの位相差がついた4つの干渉信号から位相が算出できる。
ところで、振動検出面9と参照面11とによる第2の干渉縞の画像I(x,y,n)は、式18で示される通り、空間的に等ピッチの位相差がついた干渉縞の画像である。そのため、x方向又はy方向の隣接した4画素の干渉信号に基づきCarreアルゴリズムを用いれば、制御部17は、1つの第2の干渉縞の画像から各画像を取得したときの振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)が算出できる。以上より、以下の式21で示される振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)は算出される。
Figure 0005894464
S13で、制御部17は、S2で算出した振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,n)から、第2の干渉縞の各画像を取得したときにおける被検面8と参照面11との間の相対振動を算出する。n=1のときの第2の干渉縞の画像を取得したときにおける相対変位を基準とする(すなわち、δz’(x,y,1)=0)。そうすると、n回目の第2の干渉縞の画像を取得したときにおける振動検出面9と参照面11との間の相対振動は、式21を用いて以下の式22で表される。
Figure 0005894464
上式22における振動検出面9と参照面11との間の位相差φ(x,y,1)、φ(x,y,n)、周波数ステップ量δf、振動検出面9の形状H’(x,y)はそれぞれ既知のパラメータであること(振動検出面9の形状H’(x,y)は別途校正しておく)。制御部17は、これらの値を用いて、振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)を算出できる。また、振動検出面9と参照面11との間の相対振動δz’(x,y,n)から被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を算出する方法は、第1実施形態と同じであるため省略する。
S14で、制御部17は、S3で算出した被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を用いて、被検面8と参照面11とによる第1の干渉縞の画像から被検面8の形状を算出する。具体的には、制御部17は、被検面8と参照面11とによる第1の干渉縞の画像I(x,y,n)、被検面8と参照面11との間の相対振動δz(x,y,n)を用いて以下のメリット関数Mを定義する。そして、制御部17は、メリット関数Mを最小化するH(x,y)を被検面8の点(x、y)における面位置として求める。
Figure 0005894464
以上で、本実施形態における計測フローの説明を終える。以上述べたように本実施形態に依れば、第1実施形態と同様、外乱振動による計測誤差を従来に比べて安価でかつ高精度に補正することが可能となる。

Claims (8)

  1. 参照面からの参照光と被検面からの計測光との干渉による第1の干渉縞を検出して前記被検面の形状を計測する計測装置であって、
    前記被検面に対する相対位置が固定され、前記計測光の一部が照射される振動検出面と、
    前記振動検出面からの光と前記参照光との干渉による第2の干渉縞を前記第1の干渉縞とともに複数回撮像す撮像素子と、
    撮像された前記第1の干渉縞と前記第2の干渉縞のデータを用い前記被検面の形状を求める処理部と、
    を備え
    前記処理部は、撮像回ごとに、撮像された前記第2の干渉縞から、前記参照面と前記振動検出面との光路長差に対応する位相差を算出し、撮像回ごとに算出された各位相差から前記参照面と前記被検面との相対振動を算出し、算出された相対振動と撮像された前記第1の干渉縞のデータとを用いて、前記被検面の形状を算出することを特徴とする計測装置。
  2. 前記振動検出面は、前記計測光の光軸に垂直な平面に対して傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記処理部は、撮像回ごとに算出された位相差から前記参照面と前記振動検出面との第1相対振動を算出し算出された前記第1相対振動から前記参照面と前記被検面との第2相対振動を算出し、算出された前記第2相対振動と撮像された前記第1の干渉縞のデータとを用いて、前記被検面の形状を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記処理部は、前記振動検出面と前記参照面とによって形成されるキャリア周波数が重畳された前記第2の干渉縞のデータをフーリエ変換して、フィルタリングにより前記振動検出面の情報を含むスペクトルのみを取り出した後、逆フーリエ変換して前記位相差を求めることを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  5. 前記撮像素子で1方向に一定のピッチで順に並んでいる4つの画素における前記第2の干渉縞の強度をそれぞれI、I、I、Iとし、前記位相差をφとするとき、前記処理部は、式
    Figure 0005894464
    を用いて前記位相差φを求める、ことを特徴とする請求項3に記載の計測装置。
  6. a(x,y)、b(x,y)およびH(x,y)を前記被検面の点(x,y)における未知の定数とし、前記参照光および前記計測光の波長をλとし、前記参照光の位相をシフトさせるごとに撮像された3以上のN枚の前記第1の干渉縞のうち第n枚目に撮像された前記第1の干渉縞の強度をI(x,y,n)とし、第n枚目の前記第1の干渉縞を撮像したときの、前記参照面と前記被検面との相対振動および前記参照光の位相のシフト量をそれぞれδz(x,y,n)およびδφ(n)としたとき、前記処理部は、式
    Figure 0005894464
    で表わされるメリット関数Mを最小化するH(x,y)を前記被検面の点(x,y)における面位置として求める、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の計測装置。
  7. a(x,y)、b(x,y)およびH(x,y)を前記被検面の点(x,y)における未知の定数とし、光速をcとし、前記参照光および前記計測光の周波数をδfだけシフトさせるごとに撮像された3以上のN枚の前記第1の干渉縞のうち第n枚目に撮像された前記第1の干渉縞の強度をI(x,y,n)とし、第1枚目の前記第1の干渉縞を撮像したときの前記参照面と前記被検面との光路長差に対応する位相差をφ(x,y)としたとき、前記処理部は、式
    Figure 0005894464
    で表わされるメリット関数Mを最小化するH(x,y)を前記被検面の点(x,y)における面位置として求める、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の計測装置。
  8. 参照面からの参照光と被検面からの計測光との干渉による第1の干渉縞を検出して前記被検面の形状を計測する計測方法であって、
    前記被検面に対する相対位置が固定され、前記計測光の一部が照射される振動検出面からの光と、前記参照光と、の干渉による第2の干渉縞を前記第1の干渉縞とともに複数回撮像する工程と、
    撮像回ごとに、撮像された前記第2の干渉縞から、前記参照面と前記振動検出面との光路長差に対応する位相差を算出する工程と、
    撮像回ごとに算出された各位相差から前記参照面と前記被検面との相対振動を算出する工程と、
    算出された相対振動と撮像された前記第1の干渉縞のデータとを用いて、前記被検面の形状を算出する工程と、
    を備えることを特徴とする計測方法。
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