JP2014098425A - 手動変速機の操作機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフト操作時のシフトスタックを的確に防止することが可能な手動変速機の操作機構を提供する。
【解決手段】当該操作機構では、セレクト操作の操作量(回転量)が設定値θ1(セレクト位置の変更に要する規定値θoに満たない値)となったときに、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が軸方向に対向する軸方向対向部位(面取34s2と53s1の軸方向対向部位)にて、ガイド部53側の面取53s1によってガイド部53側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線L1が、アーム部42の突設径方向線Laに対して、シフトヘッド34側の面取34s2によってシフトヘッド34側の軸方向端面34sに形成される径方向の輪郭線L2に比し、軸方向視にて周方向外側(輪郭線L2に比して、突設径方向線Laから周方向に離れる位置)に配置されるように、面取53s1に傾斜が施されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、手動変速機の操作機構に関するものであり、特に、シフト操作時のシフトスタックを的確に防止することが可能な手動変速機の操作機構に関する。
手動変速機の操作機構は、例えば、下記特許文献1に記載されていて、
軸方向に移動可能かつ軸心周りに回転可能に支持されていて、シフト操作力によって軸方向に移動させられてニュートラル位置とそれを挟む2つのシフト位置の何れかに対応する位置に移動させられ、セレクト操作力によって回転させられて少なくとも2つのセレクト位置に移動させられるシフトセレクトシャフトと、
各変速段を選択的に成立させるためのシフトフォークと前記シフトセレクトシャフトからのシフト操作力を選択的に受けるためのシフトヘッドとをそれぞれ一体的に備え、該シフトヘッドが前記シフトセレクトシャフトの軸まわりの周方向に連ねられた状態で前記シフトセレクトシャフトと平行に且つ軸方向にて移動可能に配設された複数本のシフトフォークシャフトと、
前記シフトセレクトシャフトに固定され、前記シフトセレクトシャフトから径方向に突設したアーム部を有していて、前記シフトセレクトシャフトと一体的に移動するインナレバーと、
該インナレバーにおける前記アーム部の基部の周方向の両側に摺接して相対向する一対の案内面を備えて、前記インナレバーに対して軸方向に相対移動可能且つ一体的に回動可能に組付けられ、各セレクト位置への操作に連動して回動させられることにより、前記複数本のシフトフォークシャフトにそれぞれ備えられたシフトヘッドの1つに係合する回動位置に前記インナレバーを選択的に位置決めすると共に、該インナレバーの軸方向への移動を許容し、且つ該インナレバーに非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束するインターロック部材を備えていて、
前記シフトヘッドには、前記インナレバーにおける前記アーム部の先端部の軸方向両側に係合するように前記アーム部の先端部を受け入れる係合凹溝が形成され、
前記インターロック部材には、前記係合されるシフトヘッドを挟み込むと共に、前記非係合のシフトヘッドの係合凹溝内に嵌め入れられて該非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束する円弧状のガイド部が設けられており、
シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部には、変速の際の斜め操作を許容するための面取がそれぞれ設けられている。
特許第4826219号公報
ところで、上記特許文献1に記載されている手動変速機の操作機構では、図6に要部を概略的に示したように、セレクト操作の操作量が設定値(セレクト位置の変更に要する規定値に満たない値)となったとき、インターロック部材1のガイド部1aとシフトヘッド3が軸方向(図6の紙面に直交する方向)にて対向する軸方向対向部位において、インターロック部材1のガイド部1aに設けられている面取S1が、インナレバーにおけるアーム部2の突設径方向線La(インナレバーのアーム部2がシフトセレクトシャフトから突出する径方向の線)に対して、平行となるように設けられていて、同面取S1によってガイド部1aの軸方向端面(シフトセレクトシャフトの軸心に対して直交する平面)に形成される径方向の輪郭線Loがアーム部2の突設径方向線Laと平行となっている。
また、シフトヘッド3に設けられている面取S2が、シフトセレクトシャフトの軸心(回転中心)を通る放射線Lb(セレクト位置に対応する)に対して、平行となるように設けられていて、同面取S2によってシフトヘッド3の軸方向端面(シフトセレクトシャフトの軸心に対して直交する平面)に形成される径方向の輪郭線L2が放射線Lbと平行となっている。
このため、セレクト操作の操作量が設定値となったとき(インナレバーのアーム部2とシフトヘッド3の位置関係が図6に示したようになったとき)には、インターロック部材1のガイド部1aとシフトヘッド3が軸方向にて対向する軸方向対向部位にて、ガイド部側の面取S1によってガイド部側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線Loが、シフトヘッド側の面取S2によってシフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線L2に対し、軸方向視にて交差するように配置される。
したがって、セレクト操作の操作量が設定値となった状態(図6の状態)で、シフトヘッド3を図6の紙面上方向に移動させるべくシフト操作が行われると、シフトヘッド3の軸方向端面とガイド部1aの軸方向端面が図6の斜線を施した部位にて平面同士にて当接して引っ掛かることとなり、これに起因したシフトスタックが発生するおそれがある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、上記した手動変速機の操作機構において、
前記セレクト操作の操作量が設定値となったときに、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部が軸方向に対向する軸方向対向部位にて、前記ガイド部側の前記面取によって前記ガイド部側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線が、前記アーム部の突設径方向線に対して、前記シフトヘッド側の前記面取によって前記シフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線に比し、軸方向視にて周方向外側に配置されるように、前記両面取の少なくとも一方に傾斜(テーパ)が施されていることに特徴がある。
本発明による手動変速機の操作機構では、セレクト操作の操作量が設定値より所定量小さいとき、前記ガイド部側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線が、前記アーム部の突設径方向線に対して、前記シフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線に比し、軸方向視にて周方向内側に配置されるようになる。このため、セレクト操作の操作量が設定値より所定量小さいときには、シフト操作が行われると、シフトヘッドとインターロック部材のガイド部が、面取の設けられていない軸方向端面(軸方向に対して直交する平面)同士にて必要十分に当接して、従来と同等のインターロック機能が得られる。このため、インターロック部材によるインターロック機能は阻害されない。
また、本発明では、セレクト操作の操作量が設定値以上であるときには、シフト操作が行われると、シフトヘッドとインターロック部材のガイド部が、面取の設けられている斜面(軸方向に対して傾斜した斜面)同士にて当接して、シフトヘッドとインターロック部材が引っ掛かることはない。このため、シフトヘッドとインターロック部材のガイド部の引っ掛かりに起因するシフトスタックを的確に防止することが可能である。
したがって、本発明では、セレクト操作の操作量が設定値より所定量小さい状態でのインターロック部材によるインターロック機能の維持と、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において変速の際の斜め操作が行われるときのセレクト操作の操作量が設定値以上である状態でのシフトスタックの防止を両立させることが可能である。
上記した本発明では、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部に、変速の際の斜め操作を許容するための面取がそれぞれ設けられているが、本発明は、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、前記インターロック部材の前記ガイド部のみに、変速の際の斜め操作を許容するための面取が設けられている手動変速機の操作機構において、実施することも可能である。
この場合には、前記セレクト操作の操作量が設定値となったときに、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部が軸方向に対向する軸方向対向部位にて、前記面取によって前記ガイド部の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線が、前記アーム部の突設径方向線に対して、前記シフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線に比し、軸方向視にて周方向外側に配置されるように、前記面取に傾斜(テーパ)を施すこととなる。なお、この場合にも、上記した発明と同様の作用効果が得られる。
本発明による手動変速機の操作機構の一実施形態(ガイド部に設けた面取に傾斜(テーパ)が施されている実施形態)を概略的に示した全体構成の斜視図である。 図1に示した実施形態のセレクト操作部近傍の拡大正面図である。 図2に示したインナレバー、インターロック部材、各シフトヘッド等の関係(第5変速段から第4変速段への変速操作時において、セレクト操作の操作量が設定値となったときの関係)を示した周方向展開図(図2の3−3線に沿った周方向断面の展開図)である。 図3に示したインナレバーおよびインターロック部材とインナレバーと係合している二つのシフトヘッド等の関係を示した軸方向視(図3の4−4線に沿った断面)の拡大図である。 本発明による手動変速機の操作機構の他の実施形態(シフトヘッドに設けた面取に傾斜(テーパ)が施されている実施形態)の図4相当の要部拡大図である。 本発明の課題を説明するための実施形態(ガイド部に設けた面取とシフトヘッドに設けた面取に傾斜(テーパ)が施されていない実施形態)の図4相当の要部拡大図である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による手動変速機の操作機構の一実施形態を概略的に示したものであり、この実施形態の手動変速機100では、図示しないトランスミッションケース内に、シフトセレクトシャフト12および第1シフトフォークシャフト14、第2シフトフォークシャフト16、第3シフトフォークシャフト18の3本のシフトフォークシャフトが組付けられているとともに、シフトレバー20とセレクトレバー22が組付けられている。なお、図1に示した手動変速機100では、後進段の変速機構が図示省略されている。
シフトセレクトシャフト12は、図1および図2に示したように、図示しない軸受け等によって軸方向に移動可能かつ軸心O1周りに回転可能に支持されている。また、シフトセレクトシャフト12は、変速操作レバー24のシフト方向(X方向)の操作に関連して伝達されるシフト操作力F1(図3参照)によって、軸方向に移動させられてニュートラル位置とそれを挟む2つのシフト位置の何れかに対応する位置に移動させられるように構成され、変速操作レバー24のセレクト方向(Y方向)の操作に関連して伝達されるセレクト操作力F2(図3参照)によって、軸心周りに回転させられて何れかのセレクト位置(複数のセレクト位置の一つ)に移動させられるように構成されている。
なお、変速操作レバー24のシフト方向(X方向)の操作に関連してシフトセレクトシャフト12に伝達されるシフト操作力F1は、変速操作レバー24からシフトレバー20の入力部20aに伝達された後に、シフトレバー20のシャフト部20bと出力部20cを介して、シフトセレクトシャフト12に伝達されるように構成されている。また、変速操作レバー24のセレクト方向(Y方向)の操作に関連してシフトセレクトシャフト12に伝達されるセレクト操作力F2は、変速操作レバー24からセレクトレバー22の入力部22aに伝達された後に、セレクトレバー22のシャフト部22bと出力部22cを介して、インターロック部材50の入力部51に伝達されるように構成されていて、インターロック部材50からインナレバー40を介して、シフトセレクトシャフト12に伝達されるように構成されている。
第1シフトフォークシャフト14は、シフトセレクトシャフト12に平行に、且つ軸方向にて移動可能に支持されている。また、第1シフトフォークシャフト14には、第1変速段または第2変速段を選択的に成立させるための第1シフトフォーク26と、シフトセレクトシャフト12からのシフト操作力F1を選択的に受けるためのシフトヘッド28が、一体的に設けられている。
第2シフトフォークシャフト16は、シフトセレクトシャフト12に平行に、且つ軸方向にて移動可能に支持されている。また、第2シフトフォークシャフト16には、第3変速段または第4変速段を選択的に成立させるための第2シフトフォーク32と、シフトセレクトシャフト12からのシフト操作力F1を選択的に受けるためのシフトヘッド34が、一体的に設けられている。
第3シフトフォークシャフト18は、シフトセレクトシャフト12に平行に、且つ軸方向にて移動可能に支持されている。また、第3シフトフォークシャフト18には、第5変速段または第6変速段を選択的に成立させるための第3シフトフォーク36と、シフトセレクトシャフト12からのシフト操作力F1を選択的に受けるためのシフトヘッド38が、一体的に設けられている。
各シフトフォークシャフト14、16、18は、図2に示したように、各シフトヘッド28、34、38がシフトセレクトシャフト12の軸まわりの周方向に連ねられた状態で、シフトセレクトシャフト12と平行に且つ軸方向にて移動可能に配設されている。
また、シフトセレクトシャフト12には、第1シフトフォークシャフト14乃至第3シフトフォークシャフト18の何れかを選択的に軸方向に移動させるためのインナレバー40が設けられているとともに、このインナレバー40と協同して各シフトヘッド28、34、38の動きを規定するインターロック部材50が設けられている。
インナレバー40は、図2に示したように、シフトセレクトシャフト12に嵌合されて一体的に固定された円筒部41と、この円筒部41の外周からシフトセレクトシャフト12の径方向外方に突設したアーム部42を有していて、シフトセレクトシャフト12と一体的に移動するように構成されている。
インターロック部材50は、図2に示したように、インナレバー40におけるアーム部42の基部の周方向の両側に摺接して相対向する一対の案内面52を備えていて、インナレバー40に対して軸方向に相対移動可能且つ一体的に回動可能に組付けられている。また、インターロック部材50は、各セレクト位置への操作に連動してセレクトレバー22により回動させられることにより、複数本のシフトフォークシャフト14,16,18にそれぞれ備えられたシフトヘッド28,34,38の1つ(例えば、図2のシフトヘッド34)に係合する回動位置にインナレバー40を選択的に位置決めすると共に、インナレバー40の軸方向への移動を許容し、且つインナレバー40に非係合のシフトヘッド(例えば、図2のシフトヘッド28、38)をニュートラル位置に拘束するように構成されている。
また、この実施形態では、各シフトヘッド28,34,38に、インナレバー40におけるアーム部42の先端部の軸方向両側に係合するようにアーム部42の先端部を受け入れる係合凹溝28a,34a,38aが形成されている。また、インターロック部材50には、係合されるシフトヘッド(例えば、図2のシフトヘッド34)を挟み込むと共に、非係合のシフトヘッド(例えば、図2のシフトヘッド28、38)の係合凹溝(28a、38a)内に嵌め入れられて非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束する円弧状のガイド部53,54が設けられている。
また、この実施形態では、各シフトヘッド28,34,38と、インナレバー40のアーム部42と、インターロック部材50のガイド部53,54に、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、変速の際の斜め操作を許容するための面取が、それぞれ設けられている。なお、この実施形態では、図3に示した変速操作時(第5変速段から第4変速段への変速操作時)において機能する面取(シフトヘッド38に設けた面取38s1、アーム部42に設けた面取42s1・42s2、シフトヘッド34に設けた面取34s1・34s2、ガイド部53に設けた面取53s1、シフトヘッド34に設けた面取)についてのみ説明し、その他の面取についての説明は省略する。
アーム部42に設けた面取42s1は、図3に示した変速操作時(第5変速段から第4変速段への変速操作時)に、シフトヘッド38に設けた面取38s1に係合可能である。また、アーム部42に設けた面取42s2は、図3に示した変速操作時に、シフトヘッド34に設けた面取34s1に係合可能である。また、シフトヘッド34に設けた面取34s2は、図3に示した変速操作時に、ガイド部53に設けた面取53s1に係合可能である。なお、シフトヘッド38に設けた面取38s1とシフトヘッド34に設けた面取34s1の形状をそれぞれ適宜設定することにより、アーム部42に設けた面取42s1・42s2を無くして実施することも可能である。
ところで、この実施形態においては、図4に示したように、シフトヘッド34に設けた面取34s2が、従来と同様に、シフトセレクトシャフト12の軸心O1を通る放射線Lb(セレクト位置に対応する)に対して、平行となるように設けられていて、同面取34s2によってシフトヘッド34の軸方向端面34s(シフトセレクトシャフト12の軸心O1に対して直交する平面)に形成される径方向の輪郭線L2が放射線Lbと平行となっている。一方、インターロック部材50のガイド部53に設けた面取53s1が、従来とは異なり、以下に詳述するように、傾斜(テーパ)を施されている。
すなわち、この実施形態においては、図3および図4に示したように、セレクト操作の操作量θ(シフトセレクトシャフト12、インナレバー40、インターロック部材50等の回転量)が設定値θ1(セレクト位置の変更に要する規定値θoに満たない値)となったときに、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が軸方向に対向する軸方向対向部位(面取34s2と面取53s1の軸方向対向部位)にて、ガイド部53側の面取53s1によってガイド部53側の軸方向端面53sに形成される径方向の輪郭線L1が、アーム部42の突設径方向線La(シフトセレクトシャフト12の半径線)に対して、シフトヘッド34側の面取34s2によってシフトヘッド34側の軸方向端面34sに形成される径方向の輪郭線L2に比し、図4に示した軸方向視の図面にて周方向外側(輪郭線L2に比して、突設径方向線Laから周方向に離れる位置)に配置されるように、面取53s1に傾斜(テーパ)が施されている。
なお、本実施形態において、面取53s1への傾斜(テーパ)は、面取53s1における外周側部位の面取り量を、面取53s1における内周側部位の面取り量より大きくすることにより、形成されている。図4の二点鎖線にて示した輪郭線Loは、面取(53s1)における外周側部位の面取り量を、面取(53s1)における内周側部位の面取り量と同じとした場合において、ガイド部53側の面取(53s1)によってガイド部53側の軸方向端面53sに形成される径方向の輪郭線であり、面取(53s1)に傾斜(テーパ)が施されていない場合のものである。
また、この実施形態において、上記した設定値θ1は、図4から明らかなように、各セレクト位置(例えば、前進5・6速のセレクト位置と前進3・4速のセレクト位置)間のセレクト操作量(セレクト位置の変更に要する規定値θo)に比して1/3程度に小さいものであるが、この設定値(θ1)は、各セレクト位置間のセレクト操作量(θo)に比して小さい値であればよく、適宜設定(例えば、1/2程度または2/3程度に設定)することが可能である。
上記のように構成したこの実施形態では、セレクト操作の操作量θが設定値θ1より所定量小さいとき、ガイド部53側の軸方向端面53sに形成される径方向の輪郭線L1が、アーム部42の突設径方向線Laに対して、シフトヘッド34側の軸方向端面34sに形成される径方向の輪郭線L2に比し、軸方向視にて周方向内側に配置されるようになる。このため、セレクト操作の操作量θが設定値θ1より所定量小さいときには、前進4速側にシフト操作が行われると、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が、面取の設けられていない軸方向端面34s・53s(図3に示した軸方向に対して直交する平面参照)同士にて必要十分に当接して、従来と同等のインターロック機能(二つのシフトヘッド34,38が同時にシフト移動しないようして、二重噛み合いを防止する機能)が得られる。このため、インターロック部材50によるインターロック機能は阻害されない。
また、この実施形態では、セレクト操作の操作量θが設定値θ1以上(θo未満)であるときには、前進4速側にシフト操作が行われると、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が、面取34s1・53s1の設けられている斜面(軸方向に対して傾斜した斜面)同士にて当接して、シフトヘッド34とインターロック部材50が引っ掛かることはない。このため、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53の引っ掛かりに起因するシフトスタックを的確に防止することが可能である。なお、この場合のシフト操作時には、図3に示したようなセレクト操作力F2が得られて、セレクト操作が同時に行われる。
したがって、この実施形態では、セレクト操作の操作量θが設定値θ1より所定量小さい状態でのインターロック部材50によるインターロック機能の維持と、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において変速の際の斜め操作が行われるときのセレクト操作の操作量θが設定値θ1以上である状態でのシフトスタックの防止を両立させることが可能である。
なお、インターロック部材50のガイド部53に設けた面取(53a1)に傾斜(テーパ)を施すことなく、面取(53a1)全体を大きくして、図4に示した状態(セレクト操作の操作量θが設定値θ1である状態)にて、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が、面取の設けられている斜面(軸方向に対して傾斜した斜面)同士にて当接するように設定することも可能である。
しかし、この場合には、セレクト操作の操作量θが設定値θ1より所定量小さい状態にて、前進4速側にシフト操作が行われる際に得られるインターロック部材50によるインターロック機能(シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が、面取の設けられていない軸方向端面同士にて当接する際の当接面積)が不足して、インターロック機能が阻害されることとなる。
したがって、この場合には、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において変速の際の斜め操作が行われるときのセレクト操作の操作量θが設定値θ1以上である状態でのシフトスタックの防止を図ることが可能であるものの、セレクト操作の操作量θが設定値θ1より所定量小さい状態での、インターロック部材50によるインターロック機能が不足して、これらを両立させることができない。
図5は、本発明による手動変速機の操作機構の他の実施形態を示していて、この実施形態では、インターロック部材50のガイド部53に設けた面取53s1に傾斜(テーパ)を施す代わりに、シフトヘッド34設けた面取34s2に傾斜(テーパ)が施されている。このため、この場合にも、セレクト操作の操作量θが設定値θ1となったときに、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53が軸方向に対向する軸方向対向部位(面取34s2と面取53s1の軸方向対向部位)にて、ガイド部53側の面取53s1によってガイド部53側の軸方向端面53sに形成される径方向の輪郭線L1が、アーム部42の突設径方向線Laに対して、シフトヘッド34側の面取34s2によってシフトヘッド34側の軸方向端面34sに形成される径方向の輪郭線L2に比し、図5にて周方向外側(輪郭線L2に比して、突設径方向線Laから周方向に離れる位置)に配置される。したがって、この実施形態においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
上記した実施形態においては、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53に、変速の際の斜め操作を許容するための面取34s2・53s1がそれぞれ設けられている実施形態に本発明を実施したが、本発明は、シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、インターロック部材のガイド部(53)のみに、変速の際の斜め操作を許容するための面取(53s1)が設けられている実施形態にも、上記した実施形態と同様に実施することが可能である。
また、上記した実施形態においては、シフトヘッド34とインターロック部材50のガイド部53に設けられる面取34s2・53s1が1段面取である実施形態に本発明を実施したが、本発明は、シフトヘッド(34)やインターロック部材のガイド部(53)に設けられる面取(34s2・53s1)が2段以上の多段面取である実施形態にも、上記した実施形態と同様に実施することが可能である。この場合(面取が多段面取である場合)には、軸方向端面(34s・53s)側の面取に傾斜が施されるように実施する。
また、上記した実施形態においては、セレクト位置が4位置である前進6速・後進1速の手動変速機に本発明を実施したが、本発明は、例えば、セレクト位置が3位置である前進4速・後進1速の手動変速機や、セレクト位置が5位置である前進8速、後進1速の手動変速機等、他の形式の手動変速機等にも同様に適用することが可能である。
100…手動変速機、12…シフトセレクトシャフト、14…第1シフトフォークシャフト、16…第2シフトフォークシャフト、18…第3シフトフォークシャフト、20…シフトレバー、22…セレクトレバー、24…変速操作レバー、28,34,38…シフトヘッド、28a,34a,38a…係合凹溝、40…インナレバー、41…円筒部、42…アーム部、50…インターロック部材、51…入力部、52…案内面、53,54…ガイド部、34s…シフトヘッド側の軸方向端面、34s2…面取、53s…ガイド部側の軸方向端面、53s1…面取、La…アーム部の突設径方向線、L1…ガイド部側の面取によってガイド部側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線、L2…シフトヘッド側の面取によってシフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線

Claims (2)

  1. 軸方向に移動可能かつ軸心周りに回転可能に支持されていて、シフト操作力によって軸方向に移動させられてニュートラル位置とそれを挟む2つのシフト位置の何れかに対応する位置に移動させられ、セレクト操作力によって回転させられて少なくとも2つのセレクト位置に移動させられるシフトセレクトシャフトと、
    各変速段を選択的に成立させるためのシフトフォークと前記シフトセレクトシャフトからのシフト操作力を選択的に受けるためのシフトヘッドとをそれぞれ一体的に備え、該シフトヘッドが前記シフトセレクトシャフトの軸まわりの周方向に連ねられた状態で前記シフトセレクトシャフトと平行に且つ軸方向にて移動可能に配設された複数本のシフトフォークシャフトと、
    前記シフトセレクトシャフトに固定され、前記シフトセレクトシャフトから径方向に突設したアーム部を有していて、前記シフトセレクトシャフトと一体的に移動するインナレバーと、
    該インナレバーにおける前記アーム部の基部の周方向の両側に摺接して相対向する一対の案内面を備えて、前記インナレバーに対して軸方向に相対移動可能且つ一体的に回動可能に組付けられ、各セレクト位置への操作に連動して回動させられることにより、前記複数本のシフトフォークシャフトにそれぞれ備えられたシフトヘッドの1つに係合する回動位置に前記インナレバーを選択的に位置決めすると共に、該インナレバーの軸方向への移動を許容し、且つ該インナレバーに非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束するインターロック部材を備えていて、
    前記シフトヘッドには、前記インナレバーにおける前記アーム部の先端部の軸方向両側に係合するように前記アーム部の先端部を受け入れる係合凹溝が形成され、
    前記インターロック部材には、前記係合されるシフトヘッドを挟み込むと共に、前記非係合のシフトヘッドの係合凹溝内に嵌め入れられて該非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束する円弧状のガイド部が設けられており、
    シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部には、変速の際の斜め操作を許容するための面取がそれぞれ設けられている手動変速機の操作機構において、
    前記セレクト操作の操作量が設定値となったときに、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部が軸方向に対向する軸方向対向部位にて、前記ガイド部側の前記面取によって前記ガイド部側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線が、前記アーム部の突設径方向線に対して、前記シフトヘッド側の前記面取によって前記シフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線に比し、軸方向視にて周方向外側に配置されるように、前記両面取の少なくとも一方に傾斜が施されていることを特徴とする手動変速機の操作機構。
  2. 軸方向に移動可能かつ軸心周りに回転可能に支持されていて、シフト操作力によって軸方向に移動させられてニュートラル位置とそれを挟む2つのシフト位置の何れかに対応する位置に移動させられ、セレクト操作力によって回転させられて少なくとも2つのセレクト位置に移動させられるシフトセレクトシャフトと、
    各変速段を選択的に成立させるためのシフトフォークと前記シフトセレクトシャフトからのシフト操作力を選択的に受けるためのシフトヘッドとをそれぞれ一体的に備え、該シフトヘッドが前記シフトセレクトシャフトの軸まわりの周方向に連ねられた状態で前記シフトセレクトシャフトと平行に且つ軸方向にて移動可能に配設された複数本のシフトフォークシャフトと、
    前記シフトセレクトシャフトに固定され、前記シフトセレクトシャフトから径方向に突設したアーム部を有していて、前記シフトセレクトシャフトと一体的に移動するインナレバーと、
    該インナレバーにおける前記アーム部の基部の周方向の両側に摺接して相対向する一対の案内面を備えて、前記インナレバーに対して軸方向に相対移動可能且つ一体的に回動可能に組付けられ、各セレクト位置への操作に連動して回動させられることにより、前記複数本のシフトフォークシャフトにそれぞれ備えられたシフトヘッドの1つに係合する回動位置に前記インナレバーを選択的に位置決めすると共に、該インナレバーの軸方向への移動を許容し、且つ該インナレバーに非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束するインターロック部材を備えていて、
    前記シフトヘッドには、前記インナレバーにおける前記アーム部の先端部の軸方向両側に係合するように前記アーム部の先端部を受け入れる係合凹溝が形成され、
    前記インターロック部材には、前記係合されるシフトヘッドを挟み込むと共に、前記非係合のシフトヘッドの係合凹溝内に嵌め入れられて該非係合のシフトヘッドをニュートラル位置に拘束する円弧状のガイド部が設けられており、
    シフト操作およびセレクト操作を同時に伴う変速段において、前記インターロック部材の前記ガイド部には、変速の際の斜め操作を許容するための面取が設けられている手動変速機の操作機構において、
    前記セレクト操作の操作量が設定値となったときに、前記シフトヘッドと前記インターロック部材の前記ガイド部が軸方向に対向する軸方向対向部位にて、前記面取によって前記ガイド部の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線が、前記アーム部の突設径方向線に対して、前記シフトヘッド側の軸方向端面に形成される径方向の輪郭線に比し、軸方向視にて周方向外側に配置されるように、前記面取に傾斜が施されていることを特徴とする手動変速機の操作機構。
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