JP2009138759A - 手動変速機のインターロック機構 - Google Patents

手動変速機のインターロック機構 Download PDF

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潤 藪田
Kiyomoto Yasuda
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    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/34Locking or disabling mechanisms
    • F16H63/3408Locking or disabling mechanisms the locking mechanism being moved by the final actuating mechanism

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Abstract

【課題】安価なインターロックプレートを利用可能なインターロック機構を提供すること。
【解決手段】インターロック機構は、フォークシャフトと連結した複数のシフトヘッドと、シフトヘッドをシフトさせるためにシフトヘッドと係合するインナレバー2と、を備える。複数のシフトヘッドにおいて、隣接する2つのシフトヘッドのうち、少なくとも一方のシフトヘッド5はその上面5bに突設された第1ストッパ5aを有する。第1ストッパ5aは、インナレバー2が単一のシフトヘッドと係合している場合には、インナレバー2のシフト動作時にインナレバー2と当接しないが、インナレバー2が2つのシフトヘッドと同時に係合している場合には、インナレバー2のシフト動作時にインナレバー2の動作を係止するようにインナレバー2の少なくとも一部(例えばシフトヘッド5の上面5bの上方に突出するようにインナレバー2に配された第2ストッパ2a)と当接する。
【選択図】図7

Description

本発明は、手動変速機のインターロック機構に関する。
手動変速機における変速操作においては、複数のシフトヘッドのうち所望のシフトヘッドにインナレバーを係合させて、インナレバーの作動によって該所望のヘッドをシフトさせる。これにより、フォークシャフトも移動し、フォークシャフトに取り付けられたシフトフォークがハブスリーブとギアとを噛合させることにより、変速が行われる。
インナレバーがシフトヘッドを選択するとき、インナレバーが2つのシフトヘッドを選択する(同時に2つのシフトヘッドをシフトさせる)ことを防止する必要がある。そこで、これを防止するために、インターロックプレートが用いられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
図16に、背景技術に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。図17及び図18に、図16のXVII−XVII線における概略部分断面図を示す。図17は、インナレバー72が1つのシフトヘッド74を選択した時の状態を示し、図18は、インナレバー72が2つのシフトヘッド74,75を同時に選択した時の状態を示す。図17においては、シフトヘッド74のみが選択されているので、インナレバー72がシフト方向81へシフトしたとしても、シフトヘッド74はインターロックプレート76に係止されることなくシフトされる。一方、図18においては、インナレバー72は2つのシフトヘッド74,75に同時に係合しているので、インナレバー72をシフト方向81へシフトさせると、インターロックプレート76が2つのシフトヘッド74,75に係止して、2つのシフトヘッド74,75のシフトを抑止する。
特開2006−29507号公報 特開2003−14116号公報
図18に示すような二重シフトによるインターロック状態においては、シフトレバー72の荷重をインターロックプレート76の端部(○印部分)が受けることになる。そのため、インターロックプレート76は、その荷重に対する強度(例えば剛性、耐磨耗性)を備える必要があるので、板厚を厚くしたり、焼きいれをいれたりしてその強度を高める必要があった。
本発明の目的は、背景技術より安価なインターロックプレートを利用可能なインターロック機構を提供することである。
本発明の第1視点によれば、それぞれ対応するフォークシャフトと連結した複数のシフトヘッドと、シフトヘッドをシフトさせるためにシフトヘッドと係合するインナレバーと、を備え、複数のシフトヘッドにおいて、隣接する2つのシフトヘッドのうち、少なくとも一方はその上面に突設された第1ストッパを有し、第1ストッパは、インナレバーが単一のシフトヘッドと係合している場合には、インナレバーのシフト動作時にインナレバーと当接しないが、インナレバーが2つのシフトヘッドと同時に係合している場合には、インナレバーのシフト動作時にインナレバーの動作を係止するようにインナレバーの少なくとも一部と当接する手動変速機のインターロック機構を提供する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1ストッパは、隣接するシフトヘッド寄りの位置に形成されていると共に、シフトヘッドの上面の一部に突設されている突起体である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1ストッパは、隣接するシフトヘッドに面するシフトヘッドの側面に沿って形成されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、インナレバーは、1つのシフトヘッドと係合している場合には、シフト動作時に第1ストッパと当接しないが、2つのシフトヘッドと同時係合している場合には、シフト動作時に第1ストッパと当接する第2ストッパを有する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2ストッパは、インナレバーが1つのシフトヘッドと係合している場合に、係合している該シフトヘッドの中央部分に位置している。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2ストッパは、シフトヘッドの上面の上方に突出するように突設されている突起体である。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第2ストッパと当接する第1ストッパの第1当接面と、第1ストッパと当接する第2ストッパの第2当接面は、他方との当接時に他方の当接面と平行に当接する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、複数のシフトヘッドにおいて、隣接する2つのシフトヘッドは、いずれも、隣接する他方のシフトヘッド寄りの位置に第1ストッパを有する。
本発明においては、インナレバーが2つのシフトヘッドと同時に係合している場合には、シフトヘッドの第1ストッパがインナレバーと当接することにより、シフトヘッドの二重シフトを抑止することができる。これにより、インターロックプレートに掛かる負荷が少なくなる。したがって、インターロックプレートの強度を低減させることによって、インターロックプレートに要する費用を低減させることができる。
本発明の第1実施形態に係る手動変速機のインターロック機構について説明する。図1及び図2に、本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。図2は図1のII−II線における概略部分断面図であり、図1は、図2のI−I線における概略部分断面図である。
本発明のインターロック機構1は、フォークシャフト(不図示)に連結された複数のシフトヘッド(第1〜第3シフトヘッド)3〜5と、複数のシフトヘッド3〜5のうち所望のシフトヘッドをシフトさせるためにシフトヘッド3〜5と係合するインナレバー2と、所望のシフトヘッド以外のシフトヘッド(例えば、インナレバー2がシフトさせるシフトヘッド以外のシフトヘッド)がシフトすることを防止するインターロックプレート6とを備える。
本発明のインターロック機構1におけるシフトヘッドは、インナレバー2が2つのシフトヘッドに同時に係合した際に、インナレバー2のシフト動作を抑止する第1ストッパを有する。第1ストッパは、隣接するシフトヘッドのうち、少なくともいずれか一方に形成される。
例えば、図1及び図2に示す本実施形態においては、隣接する第1シフトヘッド3及び第2シフトヘッド4のうち、第1シフトヘッド3が第1ストッパ3aを有し、隣接する第2シフトヘッド4及び第3シフトヘッド5のうち、第3シフトヘッド5が第1ストッパ5aを有する。第1ストッパ3a,5aは、シフトヘッド3,5の上面3b、5bにそれぞれ形成されると共に、シフトヘッド上面に突設された突起体である。
1つのシフトヘッドにおいて、第1ストッパは、中央部分より、隣接するシフトヘッドよりに形成されている。図3に、図1の右方から見た第1シフトヘッド3の概略平面図を示す。例えば、第1シフトヘッド3においては、第1ストッパ3aは、隣接する第2シフトヘッド4よりに形成され、好ましくは、図3に示すように、隣接する第2シフトヘッド4に面する側面(端面)3cに沿って形成される。すなわち、第1ストッパ3aにより、第1シフトヘッド3の上面3bの高さは、シフトヘッド3〜5の並列方向(図1の上下方向)に沿って見ると、第2シフトヘッド4側の一部が第1ストッパ3aによって高くなっているが、少なくとも中央部分は低くなっている。
これにより、インナレバー2が隣接する2つのシフトヘッド(例えば第1シフトヘッド3と第2シフトヘッド4)に同時に係合している場合には、インナレバー2がシフト動作する際に第1ストッパ3aはインナレバー2に当接し、インナレバー2のシフト動作を抑止することができる。一方、インナレバー2が単一のシフトヘッド(例えば第1シフトヘッド3又は第2シフトヘッド4)に係合している場合には、第1ストッパ3aは、インナレバー2と当接すること無く、インナレバー2はシフト動作を実行することができる。
そこで、インナレバー2は、単一のシフトヘッドに係合している場合には、シフト動作時に第1ストッパ3a,5aと当接しないが、2つのシフトヘッドに同時に係合している場合のみ、シフト動作時に第1ストッパ3a,5aと当接するような形状を有すると好ましい。
例えば、図1及び図2に示す本実施形態においては、インナレバー2は、シフトヘッド3〜5の上面3a〜5aに面する領域で、かついずれかのシフトヘッドを選択するために移動する際に第1ストッパと接触しない位置に、第1〜第3シフトヘッド3〜5の上面3b〜5bの上方に突出するように突設された突起体を第2ストッパ2aとして有する。
また、第2ストッパ2aは、インナレバー2が単一のシフトヘッドに係合している場合に、係合しているシフトヘッドの中央部分に位置している。すなわち、第1ストッパが、隣接するシフトヘッドよりに形成されているので、インナレバー2が所望のシフトヘッドをシフトさせる場合に、第1ストッパと当接しない位置に第2ストッパ2aは形成されている。
なお、第1ストッパ3a,5aは、シフトヘッド3,5をシフトさせる方向にそれぞれ形成されている。すなわち、例えばシフトヘッド3においては、図1上左右両側に2ヶ所に第1ストッパ3aが形成されている。
次に、図1及び図2に示す本発明の第1実施形態に係るインターロック機構1の動作について説明する。図4に、インナレバーのシフト動作時の概略部分断面図を示す。また、図5に、本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。まず、図1及び図2は、インナレバー2が単一のシフトヘッド(第2シフトヘッド4)に係合している状態を示している。この状態において、図4に示すように、インナレバー2がシフト動作状態にあっても、第1シフトヘッド3の第1ストッパ3a及び第2シフトヘッド5の第1ストッパ5aはいずれもインナレバー2(特に第2ストッパ2a)と当接すること無く、第2シフトヘッド4のシフト動作を実行することができる。また、図5に示すように、インナレバー2が、第1ストッパが形成されたシフトヘッド(例えば第1シフトヘッド3)を選択した場合であっても、第2ストッパ2aが形成された第1シフトヘッド3の中央部分には第1ストッパ3aは存在していないので、通常のシフト動作のように、第2ストッパ2aを含むインナレバー2は第1ストッパ3aと当接すること無く第1シフトヘッド3のシフト動作を実行することができる。
図6〜図8に、本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。図7は図6のVII−VII線における概略部分断面図であり、図6は、図7のVI−VI線における概略部分断面図である。また、図6及び図7は、インナレバー2が2つのシフトヘッド(第2シフトヘッド4及び第3シフトヘッド5)に同時に係合している状態を示している。この状態において、図8に示すように、インナレバー2がシフト動作を実行しようとすると、第1ストッパ5aがインナレバー2(特に第2ストッパ2a)に当接することになる(○印部分)。したがって、第2ストッパ2aの動作は第1ストッパ5aによって抑止され、第2シフトヘッド4及び第3シフトヘッド5を同時にシフトさせることはできなくなる。
このように、本発明によれば、シフトヘッド上面に形成した第1ストッパをインナレバーに当接させることにより、シフトヘッドのシフトを防止することができる。このとき、インターロックプレートに負荷を掛けることなくシフトヘッドの二重シフトを防止することができる。
また、これにより、本発明によれば、インターロックプレートの耐磨耗性や板厚を低下させることができる。例えば、背景技術に係るインターロック機構のインターロックプレートによってシフトヘッドの移動を防止する際にはインターロックプレートは2000N程度を受け止める必要があったが、本発明に係るインターロック機構によれば、インターロックプレートは、一連のシフト操作に伴う摺動抵抗分のみ(例えば約100N程度)を止めることができればよい。したがって、本発明のインターロック機構におけるインターロックプレートの断面二次モーメントは、背景技術に係るインターロック機構におけるインターロックプレートの断面二次モーメントの1/20程度を確保することができれば、必要とする剛性を確保することができると考えられる。断面がt×bの長方形の断面二次モーメントは、以下の数1で表される。したがって、背景技術に係るインターロック機構のインターロックプレートの板厚が例えば4mmである場合には、本発明に係るインターロック機構のインターロックプレートの板厚はその半分以下(t=(1/20)1/3×4mm=1.47mm)にすることができると考えられる。また、インターロックプレートの材質には、アルミニウムや樹脂等を使用することもできると考えられる。
Figure 2009138759
次に、第2〜第4実施形態に係るインターロック機構について説明する。図9に、本発明の第2実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示し、図10に、本発明の第3実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示し、そして、図11に、本発明の第4実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。第2〜第4実施形態においては、それぞれ、第1実施形態とは第1ストッパの形成位置が異なっている。なお、第1〜第4実施形態において、それぞれ同じ要素については、同じ符号を付してある。
図9に示す第2実施形態に係るインターロック機構11においては、第2シフトヘッド14のみに第1ストッパ14a,14bが形成されている。第2シフトヘッド14において、第1ストッパ14aは、第1シフトヘッド13に面する側面14dに沿ってシフト方向両側(図9上、左右両側)に計2ヶ所形成され、第1ストッパ14bは、第3シフトヘッド15に面する側面14eに沿ってシフト方向両側(図9上、左右両側)に計2ヶ所形成されている。このとき、第2シフトヘッド14の上面14cは、第1ストッパ14a,14bによって、シフト動作時にインナレバー2の第2ストッパ2aが第2シフトヘッド14と当接しないように凹部状に形成されている。第2実施形態においては、インナレバー2が第1シフトヘッド13と第2シフトヘッド14に同時に係合する場合には、第1ストッパ14aがインナレバー2の第2ストッパ2aと当接し、インナレバー2が第2シフトヘッド14と第3シフトヘッド15に同時に係合する場合には、第1ストッパ14bがインナレバー2の第2ストッパ2aと当接して、二重シフトを防止する。
図10に示す第3実施形態に係るインターロック機構21においては、第1シフトヘッド3と第2シフトヘッド24に第1ストッパ3a,24aが形成されている。第1シフトヘッド3の第1ストッパ3aは、第2シフトヘッド24よりに形成され、インナレバー2が第1シフトヘッド3と第2シフトヘッド24に同時係合した際に二重シフトを防止するためのストッパであり、第2シフトヘッド24の第1ストッパ24aは、第3シフトヘッド15よりに形成され、インナレバー2が第2シフトヘッド24と第3シフトヘッド15に同時係合した際に二重シフトを防止するためのストッパである。第1ストッパ3a,24aの形態は、第1〜第2実施形態におけるストッパと同様である。
図11に示す第4実施形態に係るインターロック機構31においては、第1〜第3シフトヘッド3,14,5のすべてのシフトヘッドに、第1ストッパ3a,14a,14b,5aが形成されている。すなわち、第1シフトヘッド3及び第3シフトヘッド5には、第1実施形態と同様に第1ストッパ3a,5aが形成され、第2シフトヘッド14には第2実施形態と同様に第1ストッパ14a,14bが形成されている。このとき、第1シフトヘッド3の第1ストッパ3aと第2シフトヘッド14の第1ストッパ14aは対向するように位置しており、第2シフトヘッド14の第1ストッパ14bと第3シフトヘッド5の第1ストッパ5aは対向するように位置している。これにより、インナレバー2が第1シフトヘッド3と第2シフトヘッド14に同時に係合する場合には、第1ストッパ3a,14aの少なくとも一方がインナレバー2の第2ストッパ2aと当接し、インナレバー2が第2シフトヘッド14と第3シフトヘッド5に同時に係合する場合には、第1ストッパ14b,5aの少なくとも一方がインナレバー2の第2ストッパ2aと当接して、二重シフトを防止する。本実施形態によれば、いずれのシフトヘッドを選択する場合であっても、インナレバー2が二重係合しない位置をより厳密に指定することができる。
次に、第5〜第6実施形態に係るインターロック機構について説明する。図12及び図13に、本発明の第5実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示し、図14及び図15に、本発明の第6実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図を示す。図12及び図14は、シフト動作時ではなく、インナレバーの第2ストッパとシフトヘッドの第1ストッパが当接していない状態を示す概略部分断面図であり、図13及び図15は、シフト動作時にインナレバーの第2ストッパとシフトヘッドの第1ストッパが当接している状態を示す概略部分断面図である。
第5〜第6本実施形態においては、インナレバーの第2ストッパ及びシフトヘッドの第1ストッパのうち少なくとも一方のストッパが、他方のストッパとより広い面で当接するような形状を有している。すなわち、両ストッパの当接面は当接時に他方のストッパの当接面と平行に当接するように形成されている。
図12に示す第5実施形態に係るインターロック機構においては、シフトヘッド33の第1ストッパ33aの形態は第1〜第4実施形態と同様であるが、インナレバー12の第2ストッパ12aの一部には、第1ストッパ33aの形状に合わせて、図13に示すように第1ストッパ33aとの当接時に第1当接面33bと平行に当接するような第2当接面12bが形成されている。これにより、第1ストッパ33aは、より広い面でインナレバー12の荷重を受けることができる。
図14に示す第6実施形態に係るインターロック機構においては、第1ストッパ43aの第1当接面43bと第2ストッパ22aの第2当接面22bは、それぞれ複数の面を有し、当接時に他方の当接面と平行に当接するような形状を有している。これにより、図15に示すように、第1ストッパ43aの第1当接面43bと第2ストッパ22aの第2当接面22bとが当接する場合に、第1ストッパ43aは、複数の面でインナレバー22の荷重を受けることができる。
第5〜第6実施形態によれば、インナレバーの第2ストッパとシフトヘッドの第1ストッパとをより広い面積、さらにはより多くの面積で当接させることにより、インナレバーのシフト荷重を分散させることができ、インナレバーの第2ストッパとシフトヘッドの第1ストッパの破損を防止することができる。また、第1ストッパ及び第2ストッパの材質や板厚に関する費用を低減させることができる。
第5及び第6実施形態は、シフトヘッド33,43は、第1ストッパが形成されているシフトヘッドであれば、複数のシフトヘッドのうちのいずれのシフトヘッドでもよい。すなわち、第5及び第6実施形態は、第1〜第4実施形態のいずれの形態にも適用できることはいうまでもない。
第1〜第6実施形態においては、第1ストッパは、シフトヘッドの他の部材と一体的に形成されていてもよいし、他の部材とは別部材として取り付けられていてもよい。同様に、第2ストッパは、インナレバーの他の部材と一体的に形成されていてもよいし、他の部材とは別部材として取り付けられていてもよい。
本発明は、上記各実施形態を基に説明したが、上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、本発明の範囲内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本発明のインターロック機構は、手動変速機に適用することができ、例えば自動車の手動変速機に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 図1の右方から見たシフトヘッド3の概略平面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第1実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第2実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第3実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第4実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第5実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第5実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第6実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 本発明の第6実施形態に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 背景技術に係るインターロック機構を説明するための概略部分断面図。 図16のXVII−XVII線における概略断面図。 図16のXVII−XVII線における概略断面図。
符号の説明
1,11,21,31,71 インターロック機構
2,12,22,72 インナレバー
2a,12a,22a 第2ストッパ
12b,22b 第2当接面
3,13,73 第1シフトヘッド
4,14,24,74 第2シフトヘッド
5,15,75 第3シフトヘッド
3a,4a,5a,14a,14b 第1ストッパ
3b,4b,5b,14c,24b 上面
3c,5c,14d,14e,24d 側面
6,76 インターロックプレート
33,43 シフトヘッド
33a,43a 第1ストッパ
33b,43b 第1当接面
77 第1フォークシャフト
78 第2フォークシャフト
79 第3フォークシャフト
80 シフトアンドセレクトシャフト
81 シフト方向

Claims (8)

  1. それぞれ対応するフォークシャフトと連結した複数のシフトヘッドと、
    前記シフトヘッドをシフトさせるために前記シフトヘッドと係合するインナレバーと、を備え、
    前記複数のシフトヘッドにおいて、隣接する2つのシフトヘッドのうち、少なくとも一方はその上面に突設された第1ストッパを有し、
    前記第1ストッパは、前記インナレバーが単一のシフトヘッドと係合している場合には、前記インナレバーのシフト動作時に前記インナレバーと当接しないが、前記インナレバーが2つのシフトヘッドと同時に係合している場合には、前記インナレバーのシフト動作時に前記インナレバーの動作を係止するように前記インナレバーの少なくとも一部と当接することを特徴とする手動変速機のインターロック機構。
  2. 前記第1ストッパは、隣接するシフトヘッド寄りの位置に形成されていると共に、前記シフトヘッドの上面の一部に突設されている突起体であることを特徴とする請求項1に記載のインターロック機構。
  3. 前記第1ストッパは、隣接するシフトヘッドに面するシフトヘッドの側面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインターロック機構。
  4. 前記インナレバーは、1つのシフトヘッドと係合している場合には、シフト動作時に前記第1ストッパと当接しないが、2つのシフトヘッドと同時係合している場合には、シフト動作時に前記第1ストッパと当接する第2ストッパを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインターロック機構。
  5. 前記第2ストッパは、前記インナレバーが1つのシフトヘッドと係合している場合に、係合している該シフトヘッドの中央部分に位置していることを特徴とする請求項4に記載のインターロック機構。
  6. 前記第2ストッパは、前記シフトヘッドの上面の上方に突出するように突設されている突起体であることを特徴とする請求項4又は5に記載のインターロック機構。
  7. 前記第2ストッパと当接する前記第1ストッパの第1当接面と、前記第1ストッパと当接する前記第2ストッパの第2当接面は、他方との当接時に他方の当接面と平行に当接することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のインターロック機構。
  8. 前記複数のシフトヘッドにおいて、隣接する2つのシフトヘッドは、いずれも、隣接する他方のシフトヘッド寄りの位置に第1ストッパを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインターロック機構。
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