JP2014097239A - 組み付け家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納棚自体を分解することなく収納棚の用途の多様化を図る。
【解決手段】 それぞれ所定の間隔をあけて配置された隣り合う少なくとも2枚の側板を有する収納棚に対して組み付けられる組み付け家具である。組み付け家具は、少なくとも2枚の側板間に水平に配置される載置部と、載置部を支持する支持部とを備えている。載置部は、少なくとも2枚の側板のうち、少なくとも一方の側板に着脱自在に嵌合するスリットを備え、スリットが一方の側板に取り付けられた際には載置部の一部が側板から張り出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、組み付け家具に係り、特に収納棚に対して組み付け自在な家具に関する。
例えば床面から天井までの高さを有する複数の側板が所定の間隔をあけて立設されていて、これら複数の側板の上端部間に天井に当接する天板が取り付けられるとともに、複数の側板の下端部間に床面に当接する地板が取り付けられ、さらに複数の側板間にこれら複数の側板間に架け渡される棚板が上下方向に間隔をあけて複数取り付けられた収納棚が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−279115号公報
上述した収納棚は一度設置してしまうと棚板の配置を変える程度の変更しか容易にはできず、収納棚の用途を多様化するためになんらかの改造を加えるとなると一旦全てを分解しなければならないのが実状である。
このため、本発明の課題は、収納棚自体を分解することなく収納棚の用途の多様化を図ることである。
請求項1記載の発明は、例えば図2に示すように、
それぞれ所定の間隔をあけて配置された隣り合う少なくとも2枚の側板11を有する収納棚1に対して組み付けられる組み付け家具2であって、
前記少なくとも2枚の側板11間に水平に配置される載置部3と、
前記載置部3を支持する支持部4とを備え、
前記載置部3は、前記少なくとも2枚の側板11のうち、少なくとも一方の側板11に着脱自在に嵌合するスリット31を備え、前記スリット31が前記一方の側板に取り付けられた際には前記載置部の一部が前記側板から張り出すことを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、載置部3のスリット31内に側板11を嵌合させることで、収納棚1に載置部3を組み付けることができる。スリット31が側板11に取り付けられると載置部3の一部が側板から張り出すことになり、この張り出した部分を例えば机のような用途や、イスや台座のような用途として使用することができる。このように、収納棚1自体を分解しなくとも収納棚1の用途の多様化を図ることが可能となる。
請求項2記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1記載の組み付け家具2において、
前記載置部3は、前記少なくとも2枚の側板11間に架け渡された棚板14上に組み付けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、棚板14上に載置部3が組み付けられているので、載置部3を支持する支持面積を大きくすることができ、載置部3の安定性を高めることができる。
請求項3記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1又は2に記載の組み付け家具2において、
前記支持部4は、前記載置部3の下面から延在し、前記スリット31が嵌合する前記側板11に当接することで前記載置部3を支持していることを特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、支持部4が、載置部3の下面から延在し、スリット31が嵌合する側板11に当接しているので、支持部4が床面100上に当接しないこととなり、載置部3の下方のスペースを確保することができる。
請求項4記載の発明は、例えば図10に示すように、請求項1又は2に記載の組み付け家具2Eにおいて、
前記支持部4eは、前記載置部3eの下面から延在し床面100に当接することで前記載置部3eを支持していることを特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、支持部4eが、載置部3eの下面から延在し床面100に当接しているので、載置部3eの重量を支持部4eを介して床面100で支えることができる。したがって、載置部3eを安定して支持することができる。
請求項5記載の発明は、例えば図11に示すように、請求項4記載の組み付け家具2Fにおいて、
複数の前記載置部3fを前記側板11に対して階段状に配置し、
前記複数の前記載置部3fのそれぞれに前記支持部4fを設けることを特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、側板11に対して階段状に配置された複数の載置部3fが、それぞれ床面100まで延在する支持部4fによって支持されているので、複数の載置部3fを階段として使用することも可能となる。
請求項6記載の発明は、例えば図15及び図16に示すように請求項1記載の組み付け家具において、
前記載置部3iは、前記少なくとも2枚の側板11の内側面に取り付けられたダボ17hによって組み付けられていて、
前記載置部3iの下面には、ハンガーパイプ9iが取り付けられていることを特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、載置部3iの下面にハンガーパイプ9iが取り付けられているので、収納棚1の用途をより多様化することができる。
本発明によれば、収納棚自体を分解することなく収納棚の用途の多様化を図ることができる。
本実施形態に係る組み付け家具の概略構成を示す正面図である。 図1におけるII−II線から見た上面図である。 図1におけるIII−III線から見た側面図である。 変形例1の組み付け家具の概略構成を示す上面図である。 変形例2の組み付け家具の概略構成を示す上面図である。 変形例3の組み付け家具の概略構成を示す上面図である。 変形例4の組み付け家具の概略構成を示す斜視図である。 変形例5の組み付け家具の概略構成を示す正面図である。 図8におけるIX−IX線から見た上面図である。 図8におけるX−X線から見た側面図である。 変形例6の組み付け家具の概略構成を示す斜視図である。 変形例6における組み付け家具の他の配置例を示す斜視図である。 変形例7の組み付け家具の概略構成を示す側面図である。 図13に示す組み付け家具の上面図である。 変形例8の組み付け家具の概略構成を示す側面図である。 変形例9の組み付け家具の概略構成を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。 設置例1の概略構成を示す住宅の2階の間取り図である。 図17の2階の上部に設けられたロフトの間取り図である。 設置例2の概略構成を示す住宅の2階の間取り図である。 図19の2階の上部に設けられたロフトの間取り図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る組み付け家具の概略構成を示す正面図であり、図2は図1におけるII−II線から見た上面図、図3は図1におけるIII−III線から見た側面図である。これら図1〜図3に示すように、収納棚1に対して組み付け家具2が組み付けられている。
収納棚1には、床面100から天井101までの高さを有する複数の側板11が所定の間隔をあけて立設されている。これら複数の側板11の上端部間には、天井101に当接する天板12が取り付けられている。一方、複数の側板11の下端部間には、床面100に当接する地板13が取り付けられている。そして、複数の側板11間にこれら複数の側板11間に架け渡される棚板14が上下方向に間隔をあけて複数取り付けられている。
組み付け家具2は、収納棚1の少なくとも3枚の側板間に水平に配置される載置部3と、載置部3を支持する支持部4とを備えている。
載置部3は、上面視略矩形状の板材であり、幅Wが隣り合う3枚の側板11のうち外側にある2枚の側板11の間隔と同じ長さに設定され、奥行きLが側板11の奥行きよりも長く設定されている。そして、載置部3には、隣り合う3枚の側板11のうち中央の側板11に着脱自在に嵌合するスリット31が形成されている。このスリット31に中央の側板11が嵌合すると、載置部3のスリット31が形成されていない領域が収納棚1から張り出すことになる。
支持部4は、略直角三角形状に形成されていて、載置部3の下面におけるスリット31の延長線上に固定されている。そして支持部4は、載置部3の下面から延在し、スリット31が嵌合する側板11にその一辺が当接している。これにより、載置部3が支持部4を介して側板11により支持されることになる。
次に、組み付け家具2の組み付け方法について説明する。
作業者は、設置したい高さの棚板14に対して組み付け家具2を取り付ける。具体的には、隣り合う3枚の側板11のうち、中央の側板11に対して載置部3のスリット31を嵌合させるとともに、設置したい高さの棚板14上に載置部3を設置する。これにより、支持部4の一辺も側板11に当接するため、安定して組み付け家具2を収納棚1に組み付けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、載置部3のスリット31内に側板11を嵌合させることで、収納棚1に載置部3を組み付けることができる。スリット31が側板11に取り付けられると載置部3の一部が側板から張り出すことになり、この張り出した部分を例えば机のような用途や、イスや台座のような用途として使用することができる。このように、収納棚1自体を分解しなくとも収納棚1の用途の多様化を図ることが可能となる。
また、棚板14上に載置部3が組み付けられているので、載置部3を支持する支持面積を大きくすることができ、載置部3の安定性を高めることができる。
また、支持部4が、載置部3の下面から延在し、スリット31が嵌合する側板11に当接しているので、支持部4が床面100上に当接しないこととなり、載置部3の下方のスペースを確保することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。以下、変形例について説明するが、上記実施形態と同一の部分においては同一の符号を付しその説明を省略する。
[変形例1]
上記実施形態では、組み付け家具2が隣り合う3枚の側板11間に組み付けられている場合を例示して説明したが、この変形例1では隣り合う2枚の側板11間に組み付け家具2Aが組み付けられている場合について説明する。
図4は変形例1の組み付け家具2Aの概略構成を示す上面図である。図4に示すように組み付け家具2Aにおける載置部3のスリット31は、収納棚1の最も外側の側板11に嵌合している。同様に、支持部4は、スリット31が嵌合する側板11に当接している。これにより、載置部3の略半分を収納棚1よりも外側へ張り出すことができ、設置パターンの自由度を高めることができる。
[変形例2]
上記実施形態では、載置部3のスリット31が1つだけ設けられている組み付け家具2を例示して説明したが、この変形例2では複数のスリットを有する組み付け家具2Bについて説明する。
図5は変形例2の組み付け家具2Bの概略構成を示す上面図である。図5に示すように組み付け家具2Bにおける載置部3bは、幅W1が隣り合う4枚の側板11のうち外側にある2枚の側板11の間隔と同じ長さに設定されている。そして、載置部3bには、隣り合う4枚の側板11のうち内側2枚の側板11に着脱自在に嵌合する2つのスリット31bが形成されている。そして、載置部3bの下面における各スリット31bの延長線上には、支持部4bが固定されている。
そして、2つのスリット31bのそれぞれに内側2枚の側板11を嵌合させて、支持部4bの一辺も側板11に当接させることで、組み付け家具2Bが収納棚1に組み付けられる。このようにスリット31bが複数であると載置部3bをより大型にすることが可能である。
なお、収納棚1の側板数や、大きさに応じてスリット31bの設置個数や、載置部3bの大きさ等は任意に変更自在であることは言うまでもない。
[変形例3]
図6は、変形例3の組み付け家具2Cの概略構成を示す上面図である。上記実施形態では、載置部3の幅Wが隣り合う3枚の側板11のうち外側にある2枚の側板11の間隔と同じ長さで均一に形成されている場合を例示して説明した。この変形例3の組み付け家具2Cでは図6に示す通り、中央の側板11とスリット31cとを嵌合させた際に、載置部3cの外側縁部33cが外側の2枚の側板11の外面11cと面一となるように当該外側縁部33cを段階状に形成している。
これにより、組み付け家具2Cと収納棚1との統一感或いは一体感を阻害することなく、載置部3cの載置面積を拡げることができる。
さらに、スリット31cの延長線上だけでなく、階段状部分にも支持部4cを取り付けることができるので、載置部3cの安定性をより高めることができる。
[変形例4]
図7は、変形例4の組み付け家具2Dの概略構成を示す斜視図である。上記実施形態では、載置部3が単なる板材である場合を例示して説明した。この変形例4の組み付け家具2Dでは図7に示す通り、載置部3dにおける収納棚1から突出する部分に引き出し6及び当該引き出し6を収納する収納部7を設けている。収納部7の背面は、隣り合う3枚の側板11にそれぞれ当接するようになっている。つまり、変形例4においては収納部7が支持部として機能する。
[変形例5]
図8は変形例5の組み付け家具2Eの概略構成を示す正面図であり、図9は図8におけるIX−IX線から見た上面図、図10は図8におけるX−X線から見た側面図である。
上記実施形態では、支持部4が中央の側板11に当接することで載置部3を支持している場合を例示して説明した。この変形例4に示す組み付け家具2Eでは、図8〜図10に示す通り、収納棚1に組み付けられた載置部3eの下面から支持部4eが延在し床面100に当接することで載置部3eを支持している。
具体的に説明すると、変形例5における支持部4eは、載置部3eの下面であってスリット31とは反対側の端部に取り付けられている。支持部4eは載置部3eと同幅に形成され、床面100まで延在する板材である。また、載置部3eの裏面におけるスリット31の延長線上には、矩形板状の補強梁35が支持部4eまで延在している。
なお、変形例5の載置部3eは変形例1の載置部3aよりも大型になっているために、通常の棚板14とは異なり台形状に外側へ張り出した専用の棚板14eを予め3枚の側板11の間に設置している。この棚板14eには、中央の側板11に係合するスリット141が設けられている。また、載置部3eの下面の補強梁35eには、専用の棚板14eの先端部が嵌合するスリット36eが奥行き方向に沿って形成されている。
このように支持部4eが、載置部3eの下面から延在し床面100に当接しているので、載置部3eの重量を支持部4eを介して床面100で支えることができる。したがって、載置部3eを安定して支持することができる。安定して支持することができれば、載置部3e自体を大きくすることも可能である。
なお、変形例5では、支持部4eとして板状の支持部4eを例示して説明したが、支持部4eの形状としてはこれに限定されず、例えば棒材であってもよい。また、載置部3eの安定性を確保する上で複数の支持部4eを設置してもよいし、載置部3eに対する支持部4eの設置箇所も如何様でもよい。
[変形例6]
図11は変形例6の組み付け家具2Fの概略構成を示す斜視図である。
変形例5では、1つの収納棚1に対して一組の載置部3e及び支持部4eを組み付けた場合を例示して説明したが、この変形例6では1つの収納棚1に対して複数組の載置部及び支持部を組み付けた場合について説明する。
なお、変形例6の組み付け家具2Fである複数組の載置部3f及び支持部4fは、基本的な構成は変形例5の載置部3e及び支持部4eと同じであるが、各組の支持部4fが全て異なる高さとなっている。そして、各支持部4fの高さに対応する位置となるように、複数の載置部3fを側板11に対して階段状に配置する。このとき、図11に示す通り上面視で複数の載置部3fが重ならないように配置してもよいし、図12に示す通り上面視で複数の載置部3fが重なるように配置してもよい。
このように側板11に対して階段状に配置された複数の載置部3fが、それぞれ床面100まで延在する支持部4fによって支持されているので、複数の載置部3fを階段として使用することも可能となる。
[変形例7]
この変形例7では、より機能的な載置部を例示して説明する。
図13は変形例7の組み付け家具2Gの概略構成を示す側面図であり、図14は組み付け家具2Gの上面図である。変形例7では、載置部3gに対してシステムキッチンを適用した場合を例示している。載置部3g及び支持部4gは、変形例5の載置部3e及び支持部4eと基本的な構成は同じである。支持部4gに加えて、載置部3gの両側部にも板状の支持部41g,42gが設けられている。これら支持部4g,41g,42gによって載置部3gの下方領域が閉塞されている。そして、この変形例5の載置部3gにおいては、シンク9が収納棚1側に配置されていて、コンロ10が収納棚1とは反対側に配置されている。これにより、コンロ10で発せられた熱量が収納棚1に悪影響を及ぼすことを防止している。
[変形例8]
上記実施形態では、載置部3が棚板14に載置されている場合を例示して説明したが、この変形例8ではダボによって載置部が支持された組み付け家具2Hについて説明する。
図15は、変形例8の組み付け家具2Hの概略構成を示す側面図である。この組み付け家具2Hの載置部3hには、その下面の両端部に、ダボ17hが係合する一対の凹部35hが形成されている。ダボ17hは側板11に設けられた多数のダボ穴18hのうち、所定の高さのダボ穴18hに取り付けられる。このダボ17hに載置部3hの凹部35hが係合することで、載置部3hが所定の高さで支持されることになる。
[変形例9]
変形例8では、組み付け家具2Hが机型である場合を例示して説明したが、この変形例9では洋服の収納用途に用いられる組み付け家具2Iについて説明する。
図16は、変形例9の組み付け家具2Iの概略構成を示す説明図であり、(a)は斜視図、(b)は上面図である。この組み付け家具2Iの載置部3iは、図示はしていないものの変形例8と同様にダボを介して側板11に支持されている。また、載置部3iの下面にはハンガーパイプ9iが幅方向に沿って取り付けられている。載置部3iは、中央の側板11と、スリット31iとを嵌合させた際に、載置部3iの外側縁部33iが外側の2枚の側板11の外面11iと面一となるように当該外側縁部33iを段階状に形成している。そして、この階段状部分に支持部4iを取り付けることで、載置部3iの安定性を確保している。
このように載置部3iの下面にハンガーパイプ9iが取り付けられているので、収納棚1の用途をより多様化することができる。
[設置例1]
次に、住宅に対して組み付け家具2を組み付けた場合について説明する。図17は住宅の2階の間取り図であり、図18は2階の上部に設けられたロフトの間取り図である。この図17及び図18に示す住宅200では、両親用の主寝室201と、オープン棚202により間仕切りがされた子ども部屋203と、主寝室201、子ども部屋203、一階に繋がる階段204及びロフトに繋がる階段205に連続する共用スペース206とが設けられている。ロフトと2階は吹き抜け207を介して連続している。
また、共用スペース206には掃き出し窓211を介してバルコニー212が隣接している。
共用スペース206の対向する壁には、それぞれ収容棚1が配置されている。ここで、一方の収容棚1には、本実施形態の組み付け家具2が2つ組み付けられている。また、他方の収容棚1には、変形例5の組み付け家具2Eが組み付けられている。例えば、組み付け家具2側を子ども専用の机とし、組み付け家具2E側を両親用の机と設定することで、共用スペース206であっても家族それぞれの指定席が確保され、共用スペース206に自然と集まりやすい環境を提供することができる。また、共用スペース206というある程度閉じた空間内に家族それぞれの指定席があれば、家族が一緒に勉強や会話をすることができ、対話や共同作業も円滑に行うことが可能である。
さらに、共用スペース206に複数の収容棚1が配されているので、家族が集まるスペースに個人の嗜好に基づく書籍や作品を多数展示することができる。この展示物をきっかけに家族間の話題を提供することができる。
また、バルコニー212に洗濯物を干す際には、共用スペース206及び掃き出し窓211を通過する必要があるため、共用スペース206にいる子ども達の様子を家事の途中に自然と伺うことができる。
そして、バルコニー212が共用スペース206に隣接し、その共用スペース206にロフトに繋がる階段205が連続しているために、バルコニー212とロフト間で荷物を移動する際の動線が短くなり、両者間の荷物の搬送に便利である。
[設置例2]
設置例1では、いずれの組み付け家具2,2Eも机として用いられる場合を例示して説明したが、この設置例2では、机として用いられる組み付け家具2に加えて、変形例6の組み付け家具2Fを用いて階段を形成した場合について説明する。なお、以下の説明において設置例1と同じ箇所においては同一の符号を付してその説明を省略する。
図19は設置例2における住宅の2階の間取り図であり、図20は2階の上部に設けられたロフトの間取り図である。変形例6の組み付け家具2Fが組み付けられる収納棚1に対しては、所定の間隔をあけて別の収納棚1も配置されている。なお、建物ユニットを用いた住宅である場合、2つの収納棚を建物ユニット内に収まるように設計しておけば、予め工場で2つ収納棚1を組み込んで出荷することも可能である。図19においては、4つの柱220が1つの建物ユニットの範囲を示している。そして、図19における二点鎖線L1が1つの建物ユニットの梁を示しているが、この二点鎖線L1からはみ出さないように2つの収納棚1が設けられている。
そして、これら2つの収納棚1の間にロフトに繋がる階段208が形成される。具体的には、階段208における下から2つの段部が、組み付け家具2Fにより形成されている。他方、階段208の上から2つの段部は、両端部にスリット31jを有する載置部3jを備えた組み付け家具2Jである。この載置部3jの両端部のスリット31jを、互いに対向する収納棚1の側板11に嵌合させることにより、収納棚1間に載置部3jが架け渡されている。なお、階段8の踏み板がロフトまで達しない場合には、必要に応じて梯子などを設置すればよい。階段8の踏み板を増やすことももちろん可能である。
そして、図19に示すようにロフトには、階段208を連通させる吹き抜け210が設けられている。
また、互いに対向する収納棚1からは背板が取り外されていて、収納棚1の表面側或いは背面側からも展示物が見られるようになっている。また、階段204と共用スペース206との間の壁209も収納棚1よりも低く形成されているために、階段204側からも収納棚1の展示物が見られるようになっている。さらに、壁209の上方空間及び収納棚1を介して階段204と階段208とが連通するために、ロフトの天井に設けられた天窓213と階段204とも連通することになる。したがって、一階からの空気を天窓213まで通気することが可能となる。
1 収納棚
2 組み付け家具
3 載置部
4 支持部
11 側板
14 棚板
31 スリット
100 床面
101 天井

Claims (6)

  1. それぞれ所定の間隔をあけて配置された隣り合う少なくとも2枚の側板を有する収納棚に対して組み付けられる組み付け家具であって、
    前記少なくとも2枚の側板間に水平に配置される載置部と、
    前記載置部を支持する支持部とを備え、
    前記載置部は、前記少なくとも2枚の側板のうち、少なくとも一方の側板に着脱自在に嵌合するスリットを備え、前記スリットが前記一方の側板に取り付けられた際には前記載置部の一部が前記側板から張り出すことを特徴とする組み付け家具。
  2. 請求項1記載の組み付け家具において、
    前記載置部は、前記少なくとも2枚の側板間に架け渡された棚板上に組み付けられていることを特徴とする組み付け家具。
  3. 請求項1又は2に記載の組み付け家具において、
    前記支持部は、前記載置部の下面から延在し、前記スリットが嵌合する前記側板に当接することで前記載置部を支持していることを特徴とする組み付け家具。
  4. 請求項1又は2に記載の組み付け家具において、
    前記支持部は、前記載置部の下面から延在し床面に当接することで前記載置部を支持していることを特徴とする組み付け家具。
  5. 請求項4記載の組み付け家具において、
    複数の前記載置部を前記側板に対して階段状に配置し、
    前記複数の前記載置部のそれぞれに前記支持部を設けることを特徴とする組み付け家具。
  6. 請求項1記載の組み付け家具において、
    前記載置部は、前記少なくとも2枚の側板の内側面に取り付けられたダボによって組み付けられていて、
    前記載置部の下面には、ハンガーパイプが取り付けられていることを特徴とする組み付け家具。
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Cited By (3)

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